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なでしこ☆中国戦 [なでしこJAPAN]

女子サッカー
ロンドンオリンピックアジア最終予選第5戦。

なでしこはすでにオリンピック出場を決めていますが
最終戦いいかたちで締めくくれるように、また新たなチャレンジを試すのにもいい機会。

今日はスタメンに若手選手を多く起用してのゲームになりました。
スタートは高瀬と永里亜紗乃との2トップ。
中盤は宮間・上尾野辺・田中・川澄。
最終ラインは鮫島・宇津木・岩清水・矢野。GK福元。
タイ戦の時と似たメンバーですがポジションが少し変わっていました。

日本はいいサッカーをするというよりは若手に実戦で経験を積ませる、
佐々木監督も言っていたように失敗を恐れずチャレンジするという姿勢で試合は進みます。
このメンバー・ポジションでいつもやっているわけではないので
なかなか連係がかみ合わなかったり、お互いの意思疎通がずれていたりと
そういうシーンは多かったですね。
あと、味方がボールを持った時にどうするのか様子を見てから動くので
結講止まっている選手が多かったかな?
ですがそれは仕方のないことで
その中でもいいプレーはありましたし、得点することもできました。

試合全体としてはそこまで押されていたわけではないけれど一応は中国ペース。
中国はこの試合の前にオリンピックに出場できないことが決まっていましたが
予選開催国でもありますし、そこまで激しさは感じませんでしたが
自分たちのスタイルのサッカーをしてきているようでした。

得点は0-0で迎えた57分、CKから岩清水のヘディングシュートがバーに当たり
はね返ってこぼれたところをタイ戦でも得点していた田中が左足でのいいシュート。
見事ゴールです。

日本は選手交代も積極的に行い、後半開始時には宮間を安藤
62分には川澄を永里優季、77分には高瀬に代えて丸山、
とチャレンジしつつも勝利を意識し、上手くいかなかった部分も修正。
また選手交代と同時にトップとサイドハーフのポジションもチェンジしていました。
もちろん練習でもしていたのでしょうけどこれもチャレンジだったのでしょうか。
結局1-0で日本の勝利。首位で予選を通過といういい結果を出すことができました。

合わない部分や、ゴール前での危ないシーン
奪った後のボールの扱いや
大事には至らなかったけれどちょっと安易なパスミスなんかがあり
気になるところもありましたが勝つという結果は出せましたし、まずは良かったです。
(中国がかなり決定的なチャンスを外してくれていたのも大きかったですけど。)

最終ラインの4人は良かったですね。
宇津木選手は今回はセンターバックだったけど違和感なかったし
岩清水選手は危ないところにしっかり顔を出してたし得点にも絡んでいました。
矢野選手は何かどっしり構えていて安心感ありましたし
鮫島選手は今日は積極的に何度も前線まで上がっていいチャレンジをしていました。

ボランチの上尾野辺・田中選手もまだまだこれからではありますが
最後まで残したということは今後期待されているんでしょうね。

あと、今日は本来のポジションでのスタメン出場だった高瀬選手。
(永里優季が入った後は左サイドに入っていました)
試合終了後に泣いていましたが、そんなに悪くなかったですよ。
きっとせっかくもらったチャンスに自分の思っていたようなプレーが出来ないまま
交代になってしまって悔しかったんでしょうね。
でもそうやって自分のプレーに満足せず、泣くぐらい悔しさを感じれるなら
きっとこれからもっと上手くなれるし、前に進めると思います。
高瀬選手、頑張って!

いろんなことがあったこの予選大会。
厳しい日程、悪いピッチコンディションなども影響してか
なでしこらしい、いいサッカーはほとんどできなかったし課題もたくさん出てきました。
でも苦しい中でもこうやって首位通過でオリンピック出場という大きな結果を残せたのは
日本のサッカーが少しずつでも前進している証拠。
オリンピックまでの約一年、
さらに実力をつけて本大会でぜひ金メダルを獲れるように頑張ってもらいたいと思います。


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