セリエA 20節 レッチェ×インテル [セリエA]
一昨日ウチのPS3が壊れました
あまりの寒さのせいでしょうか。。。?何もしてないのに~何で?
まあそれは修理に出すとして、遅くなりましたがインテル戦お伝えします。
第20節は19位と苦しい状況のレッチェとアウェイでの対戦となりました。
前回のインテルホームでの対戦時は4-1でインテルが勝っています。
今日のインテルのスタメンはミリートとパッツィーニの2トップ。
今日はトップ下にケガから復帰後初めてスタメンのスナイデル。
中盤は左からオビ、カンビアッソ、サネッティ。
最終ラインは長友、サムエル、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。
対するレッチェは2トップにディ・ミケーレとムリエル。
中盤は2列目に左オリベイラ、右ジャコマッツィ、
その下にブリービオ、ブラージ、クアドラード。
最終ラインは3バックでトモビッチ、ミリオニコ、オッド。GKべナッシ。
ブラージとミリオニコが新加入で、その2人とGKが違いますが
他は前回対戦時と同じメンバーでした。
立ち上がりの5分ぐらいはそんなに早い展開ではありませんでしたが
インテルがボールを保持し攻めの姿勢だったので
今日もインテルペースになりそうかな、と思ったのですが
時間の経過と共にいつの間にかレッチェのペースに。
とは言ってもレッチェが攻撃的に出てきたわけではなく
自陣に引いて守備をすることでインテルの最終ラインを高い位置に上げさせ
その大きく空いた裏のスペースをカウンターで狙うという形をうまく作って
自分たちのペースにしていました。
一見インテルが攻めているように見えるのですが
実はレッチェのプラン通りゲームが進んでいました。
インテルは今日はスナイデルが久々のスタメンという事が影響しているのか
チーム全体のバランスがあまり良くありません。
チャンスになりそうな場面でもポジションが重なってしまったり
最終ラインと中盤が上がっているのにスナイデルやミリートが下がり過ぎてボールを受けるので
ラインとラインの距離感がいまひとつ良くなくて攻撃にリズムが出ません。
前半30分近くまではレッチェが守備という面から主導権を握っていましたが
インテルにもチャンスが訪れます。
29分にはレッチェ陣内でミリート→スナイデル→オビとうまく繋いで決定機を作ると
その直後のCKではスナイデルからのボールに
サムエルがピンポイントで合わせてヘディングシュート。
これは惜しくもGKのベナッシのファインセーブに阻まれますが
やはりインテルも一瞬の隙は突いてきますのでレッチェもかなり集中しなくてはなりません。
少しインテルペースになりかかっていたのですが40分でした。
インテル陣内で右サイド・オッドからゴール前にクロスが入り
ジャコマッツィがゴールを背にワントラップ入れて振り向きざまのシュート。
これが決まりレッチェが先制。
トラップから早いタイミングでシュートしたジャコマッツィも見事でしたけど
その前にオッドにほぼノープレッシャーでクロスを上げさせてしまったのは良くなかったですね。
あの場面ではオビがいかなきゃいけなかったのかなあ、と思うのですが。
インテル痛い失点です。
1-0のまま後半へ。
後半からラニエリはやはりスナイデルを下げてアルバレスを投入し
ここ最近形ができていて良くなってきていたフォーメーションに戻してきました。
後半はインテルがレッチェ陣内で攻撃する時間がほとんどでした。
レッチェが攻撃した回数は本当に少なかったと思います。
とりあえずは同点に追いつきたいインテルでしたがレッチェが自陣で守備を固めているので
スペースがなく、なかなかゴールに近い場所までボールを運ぶことができません。
じゃあ、ということでミドルも撃ってはみますが精度を欠いたものだったり
ことごとくレッチェのディフェンス陣に跳ね返されノーチャンス。
またCKから2度ゴールネットを揺らしますがどちらもオフサイドの判定で得点ならず。
72分にはスピードとドリブルをアクセントにしたい意図だったのでしょうか
オビに代えて久々のサラテをピッチに送り出しますがこれも効果ナシ。
サラテの特徴を生かすような動きは見られませんでした。
レッチェもサラテより先に同じ時間帯にムリエルに代えて新加入のセフェロヴィッチを投入。
(これは攻撃的な交代だったと思います)
80分に守備固めと負傷もあったのかジャコマッツィに代えてオボドを投入。
インテルは突破口が見つけられないまま時間だけが過ぎていき
結局最後までレッチェの守備を崩せずそのまま1-0で試合終了。
レッチェは見事先制点を守りぬき勝利、逆にインテルは調子を上げてきていたのに
コッパ・イタリアに続きリーグ戦でも負けてしまいました。
今日は少々不安定さはありましたがレッチェが守備で自分たちのペースに持っていき
狙い通り先制点が取れてそれを守り抜いた。
インテルはここ最近ようやく形になってきていた4-4-2から
スナイデルを使い4-3-1-2にしたもののうまく機能せず。
スナイデルがいないとチャンスになるボールが前線に出なくて苦しんでいた時期があって
彼がいない間全く違う持ち味を活かしながらアルバレスが主にゲームを作る役割を担い
最初は苦労したけどここまでそれでやってきて
ようやく一つ形を作れてチームも波に乗ってきていたのに
スナイデルを戻したら合わなくて難しいゲームになってしまったというのは辛いですね。
もちろん彼一人の問題ではありませんが。
スナイデルはベンチに置いておくような選手ではないでしょうけれど
かといって彼がいる時といない時でチームの戦い方が全く違ってしまうのも厳しいところですよね。
ラニエリ今後どうしてくるんでしょう。
でも今日のゲームはとても勉強になりました。
レッチェがホームにもかかわらず自陣に引いて守備をしていたのは
実は攻撃のための守備だったというか、インテルにうまく攻めさせていたのですよね。
攻撃するだけがゲームの主導権を握るわけじゃないんですね。
解説の羽中田さんがおっしゃっていたと思うのですが
サムエルとルシオのCBコンビはゴール前で守っている時はすごく強くて突破は難しいけれど
高い位置に上がっている時に大きく空いた裏のスペースにボールを出されたら
スピードは無いのでチャンスにつながる。
確かに実際何度かそういうシーンはありました。
そういうウィークポイントをレッチェがうまく突いていたということなんですよね。
どんな優秀な選手やチームにも得意な部分と苦手な部分があって
長所を消すというのもよく耳にはしますが、苦手なところを狙っていくというのも
もちろんアリなんですよね。当たり前か
いやサッカーってホント面白いです。
さて長友ですが今日は左サイドバックでフル出場でした。
得点に繋がりそうないいプレーもありましたけど
今日はボールタッチ自体あまりしてなかったんじゃないでしょうか。
あと移籍情報ですが何件かあったようなのですが確認してからまたお伝えしたいと思います。
今朝あったリヴァプール戦をまだ観ていないのでちゃんと情報収集できていないのです。
試合を観ないとニュースやなんやら見れないもので(笑)スミマセン
インテル、次節は明日の早朝(日本時間)パレルモと対戦です。
あまりの寒さのせいでしょうか。。。?何もしてないのに~何で?
まあそれは修理に出すとして、遅くなりましたがインテル戦お伝えします。
第20節は19位と苦しい状況のレッチェとアウェイでの対戦となりました。
前回のインテルホームでの対戦時は4-1でインテルが勝っています。
今日のインテルのスタメンはミリートとパッツィーニの2トップ。
今日はトップ下にケガから復帰後初めてスタメンのスナイデル。
中盤は左からオビ、カンビアッソ、サネッティ。
最終ラインは長友、サムエル、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。
対するレッチェは2トップにディ・ミケーレとムリエル。
中盤は2列目に左オリベイラ、右ジャコマッツィ、
その下にブリービオ、ブラージ、クアドラード。
最終ラインは3バックでトモビッチ、ミリオニコ、オッド。GKべナッシ。
ブラージとミリオニコが新加入で、その2人とGKが違いますが
他は前回対戦時と同じメンバーでした。
立ち上がりの5分ぐらいはそんなに早い展開ではありませんでしたが
インテルがボールを保持し攻めの姿勢だったので
今日もインテルペースになりそうかな、と思ったのですが
時間の経過と共にいつの間にかレッチェのペースに。
とは言ってもレッチェが攻撃的に出てきたわけではなく
自陣に引いて守備をすることでインテルの最終ラインを高い位置に上げさせ
その大きく空いた裏のスペースをカウンターで狙うという形をうまく作って
自分たちのペースにしていました。
一見インテルが攻めているように見えるのですが
実はレッチェのプラン通りゲームが進んでいました。
インテルは今日はスナイデルが久々のスタメンという事が影響しているのか
チーム全体のバランスがあまり良くありません。
チャンスになりそうな場面でもポジションが重なってしまったり
最終ラインと中盤が上がっているのにスナイデルやミリートが下がり過ぎてボールを受けるので
ラインとラインの距離感がいまひとつ良くなくて攻撃にリズムが出ません。
前半30分近くまではレッチェが守備という面から主導権を握っていましたが
インテルにもチャンスが訪れます。
29分にはレッチェ陣内でミリート→スナイデル→オビとうまく繋いで決定機を作ると
その直後のCKではスナイデルからのボールに
サムエルがピンポイントで合わせてヘディングシュート。
これは惜しくもGKのベナッシのファインセーブに阻まれますが
やはりインテルも一瞬の隙は突いてきますのでレッチェもかなり集中しなくてはなりません。
少しインテルペースになりかかっていたのですが40分でした。
インテル陣内で右サイド・オッドからゴール前にクロスが入り
ジャコマッツィがゴールを背にワントラップ入れて振り向きざまのシュート。
これが決まりレッチェが先制。
トラップから早いタイミングでシュートしたジャコマッツィも見事でしたけど
その前にオッドにほぼノープレッシャーでクロスを上げさせてしまったのは良くなかったですね。
あの場面ではオビがいかなきゃいけなかったのかなあ、と思うのですが。
インテル痛い失点です。
1-0のまま後半へ。
後半からラニエリはやはりスナイデルを下げてアルバレスを投入し
ここ最近形ができていて良くなってきていたフォーメーションに戻してきました。
後半はインテルがレッチェ陣内で攻撃する時間がほとんどでした。
レッチェが攻撃した回数は本当に少なかったと思います。
とりあえずは同点に追いつきたいインテルでしたがレッチェが自陣で守備を固めているので
スペースがなく、なかなかゴールに近い場所までボールを運ぶことができません。
じゃあ、ということでミドルも撃ってはみますが精度を欠いたものだったり
ことごとくレッチェのディフェンス陣に跳ね返されノーチャンス。
またCKから2度ゴールネットを揺らしますがどちらもオフサイドの判定で得点ならず。
72分にはスピードとドリブルをアクセントにしたい意図だったのでしょうか
オビに代えて久々のサラテをピッチに送り出しますがこれも効果ナシ。
サラテの特徴を生かすような動きは見られませんでした。
レッチェもサラテより先に同じ時間帯にムリエルに代えて新加入のセフェロヴィッチを投入。
(これは攻撃的な交代だったと思います)
80分に守備固めと負傷もあったのかジャコマッツィに代えてオボドを投入。
インテルは突破口が見つけられないまま時間だけが過ぎていき
結局最後までレッチェの守備を崩せずそのまま1-0で試合終了。
レッチェは見事先制点を守りぬき勝利、逆にインテルは調子を上げてきていたのに
コッパ・イタリアに続きリーグ戦でも負けてしまいました。
今日は少々不安定さはありましたがレッチェが守備で自分たちのペースに持っていき
狙い通り先制点が取れてそれを守り抜いた。
インテルはここ最近ようやく形になってきていた4-4-2から
スナイデルを使い4-3-1-2にしたもののうまく機能せず。
スナイデルがいないとチャンスになるボールが前線に出なくて苦しんでいた時期があって
彼がいない間全く違う持ち味を活かしながらアルバレスが主にゲームを作る役割を担い
最初は苦労したけどここまでそれでやってきて
ようやく一つ形を作れてチームも波に乗ってきていたのに
スナイデルを戻したら合わなくて難しいゲームになってしまったというのは辛いですね。
もちろん彼一人の問題ではありませんが。
スナイデルはベンチに置いておくような選手ではないでしょうけれど
かといって彼がいる時といない時でチームの戦い方が全く違ってしまうのも厳しいところですよね。
ラニエリ今後どうしてくるんでしょう。
でも今日のゲームはとても勉強になりました。
レッチェがホームにもかかわらず自陣に引いて守備をしていたのは
実は攻撃のための守備だったというか、インテルにうまく攻めさせていたのですよね。
攻撃するだけがゲームの主導権を握るわけじゃないんですね。
解説の羽中田さんがおっしゃっていたと思うのですが
サムエルとルシオのCBコンビはゴール前で守っている時はすごく強くて突破は難しいけれど
高い位置に上がっている時に大きく空いた裏のスペースにボールを出されたら
スピードは無いのでチャンスにつながる。
確かに実際何度かそういうシーンはありました。
そういうウィークポイントをレッチェがうまく突いていたということなんですよね。
どんな優秀な選手やチームにも得意な部分と苦手な部分があって
長所を消すというのもよく耳にはしますが、苦手なところを狙っていくというのも
もちろんアリなんですよね。当たり前か
いやサッカーってホント面白いです。
さて長友ですが今日は左サイドバックでフル出場でした。
得点に繋がりそうないいプレーもありましたけど
今日はボールタッチ自体あまりしてなかったんじゃないでしょうか。
あと移籍情報ですが何件かあったようなのですが確認してからまたお伝えしたいと思います。
今朝あったリヴァプール戦をまだ観ていないのでちゃんと情報収集できていないのです。
試合を観ないとニュースやなんやら見れないもので(笑)スミマセン
インテル、次節は明日の早朝(日本時間)パレルモと対戦です。
タグ:2011-12 セリエA
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