SSブログ

セリエA 21節 インテル×パレルモ [セリエA]

やっと次のゲームまでにレポートが追いつきました[あせあせ(飛び散る汗)]
セリエA第21節インテルは8位のパレルモとホームでの対戦となりました。
ニュースなどで見られた方も多かったと思いますが
現在、北イタリアは大寒波らしく大雪の中での難しいゲームとなりました。
スタート時の気温はマイナス3度とのこと[ふらふら]
除雪作業は行っていましたがピッチのほとんどは雪が積もり見た目はちょっとスケートリンクのよう。
もう延期でもいいんじゃないの?って思うくらいでしたけど、やるんですね~[たらーっ(汗)]
お客さんも今日はさすがに少なかったけど
それでも応援に来てるティフォージはやっぱり熱いですね。

今日のインテルのスタメンはパッツィーニとミリートの2トップ。
トップ下にスナイデル、その下に今日はポーリ、カンビアッソ、サネッティ。
最終ラインは長友、ラノッキア、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。
この寒さの中何故かマイコンとラノッキアは半袖です[がく~(落胆した顔)] 元気だな~[たらーっ(汗)]

対するパレルモはミッコリとブダンの2トップ。
中盤の底にドナーティを置き、左ベルトーロ、中央ザハヴィ、右バレート。
最終ラインはバルザレッティ、マントヴァーニ、シルベストレ、ムニョス。GKヴィヴィアーノ。
第1節が延期になり開幕戦になった第2節の対戦時は4-3でパレルモが勝利しています。

大雪でピッチコンディションが悪く
テレビ画面で見るよりも細かい部分で実際選手は大変だったと思いますがさすがはプロですね。
あの状況でも素人の私から見ればちゃんとサッカーの試合になっていました。
本当に頭が下がります。ただ普通の状態ではないですから
どっちが良いサッカーをして勝つか、というところは難しい状況だったと思います。
ゲームは前半からお互い攻め合う展開でした。
インテルは今日もスナイデルがトップ下に入りゲームを作っていましたが
下がり目でボールは受けるものの前節のようにラインの間隔が悪く
バランスが崩れるようなことは無くてそのあたりは修正してきたのかな、という印象でした。

普通でない状況の中、先制したのはパレルモでした。
17分ミッコリからの早い低めのCKにファーでマントヴァーニが合わせてゴール。
しかし22分、パレルモのカウンターからインテルがボールを奪い
ポーリ→スナイデル→ルシオと繋ぎマイコンがゴール前に入れたクロスを
シルベストレが一旦はクリアしますがボールは丁度いいポジションを取っていたミリートの元へ。
完璧なファーストタッチからのシュートが決まりインテルが同点に追いつきます。
1-1になってからはややインテルペースで試合は進み
前半終了間際にはスナイデルとミリートのワンツーからゴール前に入ってきたカンビアッソへ
グランダーのクロスが入りビッグチャンスを迎えますが
これはパレルモの必死のディフェンスに掻き出され惜しくも得点ならず。
前半は1-1のまま後半へ折り返しです。

ハーフタイムに再びピッチの除雪作業が行われ、見た目は少しマシになったようにも見えましたが
やはり攻める方も守る方も普通の状態と同じプレーをすることはできないようでした。
思い切り走れない、蹴れない、切り替えしや踏ん張りも利かない、ケガもやはり怖いですから
選手たちは相当気を使ってフィジカル的にもメンタル的にもかなりの負担だったと思います。
しかしそういった状況から後半はたくさんのゴールが生まれました。

まずは52分、ブダンからボールを受けたミッコリがいいコントロールから左足のシュート。
ラノッキアが付いてはいましたがこれを決められまずはパレルモがリード。
しかしその3分後、ポーリがドリブルで持ち上がり左サイドを上がっていた長友にスルーパス。
これに長友が抜け出し相手DFの前にうまく体を入れPKを獲得。
これをミリートが確実に決め同点、再びゲームは振り出しに。
その後もインテルが立て続けにチャンスを作り61分ルーズボールから
カンビアッソがヘディングで前に送ったボールが上手く前線に抜け
それに反応したミリートがGKと1対1の駆け引きでうまくタイミングをずらしてゴール。
今度はインテルがリードを奪います。ミリートはこれでハットトリックです。
その後パレルモはムニョスをピザーノ、サハヴィに代えイリチッチを投入。
インテルも64分、足が攣っていたポーリに代えて新加入のパロンボを投入しました。

そして66分左サイド、バルザレッティからのクロスにミッコリが飛び込みゴール。
長友が付いてはいましたがいいタイミングで前に入られてしまいました。これでまた同点に。
インテルは67分にスナイデルに代えオビを投入。
そして69分インテルは自陣からパロンボがパレルモ陣内・右サイドの深い位置へ大きく展開。
これを受けたサネッティが中央に低いクロスを入れパッツィーニが合わせますがうまくミートせず
こぼれ球にこれまたミリートが外側でしっかり狙っていてゴール。再びインテルがリードします。
パレルモは74分にブダンを下げヴァスケスを投入。
しかし勝ち越しに成功したインテルがゲームをコントロールし始め勝ちモードに突入。
このままインテルの勝利かと思われたのですがまだゲームは終わっていませんでした。
85分イリチッチからのスルーパスに抜け出したのはやっぱりミッコリ。
ゴール右隅へ流し込みまたもやパレルモが同点に追いつきました。
ルシオが付いていましたが、2点目と全く同じ形でゴールを許してしまいました。
追いつかれたインテルは87分にサラテを入れて勝ち越しを狙いますがチャンスは作れず
逆にパレルモにペナルティエリア近くでFKを与えてしまいピンチを招いてしまいます。
しかしミッコリのキックは枠を捉えられず助かりました。
そして試合終了、結局4-4のドローゲームとなりました。

というわけで今日はインテルはミリートが一人で4ゴール。
パレルモはマントヴァーニが1ゴールにミッコリが3ゴール。
追いつき追い越され、追いつき追い越し、また追いつかれ追い越しては追いつかれ。。。
(合ってますか??)まあ大変なゲームになりました。
ピッチコンディションが普通であればもっと違う試合にはなったと思いますが
インテルは痛い引き分けになりましたね。ちょっと足踏みです。
しかし選手の頭の上に雪が積もって凍ってたような状況ですから
みんな体調は大丈夫なんでしょうかね。私には無理だな。。。

さて長友ですが今日も左サイドバックでフル出場でした。
あまり上がってこなかったので守備に重点は置いてやってはいたと思いますけど
この状況ですからみんな普段の技術的なところは苦労していたと思います。
でもPKを獲得した場面はいい突破だったし
その後にも一度スナイデルとのコンビネーションでいいシーンがありました。
スナイデルは次節のローマ戦は負傷で出場できないみたいですが
長友の長所をよくわかってる選手なのでそこを生かせる場面が増えるといいですね。

それから移籍情報ですがこんな感じみたいです。

IN  MF フレディ・グアリン (ポルト) パロンボ (サンプドリア)
    DF フアン (インテル・ナシオナル)

OUT MF モッタ (パリ・サンジェルマン) ムンタリ (ミラン)
       コウチーニョ (エスパニョール)
    GK ヴィヴィアーノ (パレルモ)

ローマ×インテルですが昨日行われる予定でしたがやはり悪天候のため
一日延びて本日の開催になりました。
またちょっとどうなるかわかりませんが楽しみな対戦ですね。


nice!(5)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 5

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。