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セリエA 28節 インテル×アタランタ [セリエA]

先週行われたCLのマルセイユ戦は2-1と勝利したものの
2試合合計2-2、アウェイゴールの差で残念ながら敗退してしまったインテル。
受けた精神的ダメージは大きいとは思いますが、今後はシーズン残りの試合をしっかり戦い
セリエでの順位をひとつでも上げていかなくてはなりません。
第28節はホームにアタランタを迎えての一戦となりました。

今日のインテルのスタメンはミリートとパッツィーニの2トップ。
中盤はオビ、カンビアッソ、ポーリ、サネッティ。
最終ラインは長友、サムエル、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。

対するアタランタはカロッツアとマリルンゴの2トップ。
中盤はモラレス、チガリーニ、カルモナ、スチェロット。
最終ラインはベッリーニ、マンフレディーニ、フェーリ、ライモンディ。GKコンシーリ。
今日はチーム内トップスコアラーのデニスがケガのため欠場とのこと。

立ち上がりはアウェイのアタランタが激しいプレスからボールを奪い
早いパス回しから積極的に攻撃を仕掛けるスタート。
インテルは開始早々相手の勢いに押されリズムを掴めませんでしたが
時間の経過と共に徐々に中盤でボールが繋がる様になり落ち着きを取り戻し
両チームフィフティの展開に。しかしインテルはなかなかフィニッシュまで持ち込めません。
今日もゴールがちょっと遠そうな予感がしましたが21分過ぎでした。
インテルはCKを獲得。マイコンのクロスは一旦クリアされますが
クリアボールを再びマイコンが拾いゴール前にオビがクロス。
これはGKに直接キャッチされますが
エリア内の競り合いでパッツィーニがベッリーニに倒されPKを獲得。
インテルは先制のチャンス。蹴るのはミリート。
しかしこれをGKコンシーリに止められインテルは絶好の得点チャンスを逃してしまいました。
その後もインテルがボールを持つ時間は多かったのですが
中盤と前線で上手くボールが繋がらない場面が目立ち決定機を作ることが出来ません。
アタランタも少ないタッチ数でゴール前までボールを運びはするものの
そこから後の場面で精度を欠きこちらもゴールを割ることはできず
前半は両チーム得点は無く0-0で後半へ折り返します。

後半に入っても前半と大きくゲームの内容が変わることはありませんでした。
たたゲーム運びやチームとしての連係はアタランタの方が良かった印象です。
ラニエリは珍しく後半スタート時に選手交代は行いませんでした。
インテルは過密日程やマルセイユ戦を全力で戦った疲労も大きく影響しているのか
全体的に運動量というか動きが少なく、選手間の攻撃のイメージも合っておらず
ボールを失う場面が目立ちチーム全体が停滞気味。
その事態を打破すべく63分にはミリートをサラテ、66分にはオビをファラオーニ
77分にはポーリに代えてカスタイニョスを投入し3枚の交代カードを使い切ります。
しかしフレッシュな選手を3人入れても特にそれまでと変化はありません。
アタランタゴールを脅かすようなシーンは作れず
逆にアタランタに決定力さえあれば、という場面を作られてしまいます。
そのまま時間だけが過ぎていき両チーム結局得点は無く0-0のスコアレスドローで試合終了。
難しい状況ではありましたが
インテルは今後に向けての大切なリスタートのゲームを勝つこと出来ませんでした。
逆にアタランタは何度か惜しい場面は作りつつも決定力を欠き得点することはできなかったものの
敵地で貴重な勝ち点1を獲得しました。ゲーム終了後のアタランタの選手たちの喜びようは
引き分け以上のものを得たということなのでしょうね。

インテルはもちろん気持ちを切り替えてこのゲームに臨もうとしていたとは思いますが
やはり少なからずCLショックはメンタル面でもフィジカル面でも影響はあったと思います。
チーム作りが難航し結果も出ないという現状から仕方ないとは思いますが
チーム全体の空気も重いし、選手たちの表情が暗いですよね。
今シーズンここまで不調なのは今のインテルがどのようなチームであるのか
またどのように戦っていくのかが未だに明確ではないところが大きいと思います。
それに伴いどの選手も持ち味を全然チーム内で活かせていないというのもあると思います。
それぞれの選手の特徴や長所が表に出てこず、それが繋がっていかない。
あとは今センターにアイディアを持った選手がいないというのも大きいかもしれません。
その役割はスナイデルが担っているわけですが今日はケガで欠場でしたし
攻撃時にある瞬間スイッチを入れることができる選手が今日は見当たらなかったように思います。
なかなか結果は出せなかったけどコウチーニョとか(現在はエスパニョールでしたでしょうか?)
ケガが長引いているようですがアルバレスとかサイドからでも中に入ってきて
リズムを作りグッと前に出れるような動きを作れる選手がいればまた違ってくるとは思うのですが
なかなかうまくいかないものですね。
ただどんなチームにもこういった上手くいかない時期というのはあると思いますし
この苦しい時期をどう乗り切るかというのが大切なところでもありますよね。
またインテルというビッグクラブだからこそ周りから大きな期待も要求もされますし
監督や選手はすごいプレッシャーで本当に大変だと思いますが
何とか少しずつでもいい方向にいってくれれば、と思います。

長友は左SBでフル出場でした。ラニエリからの指示もあったと思いますし
マイコンとのバランスをとってかなり守備に重点を置いてプレーしていたと思います。
攻撃で積極的に上がってくる回数は少なかったですが何度かいいタテパスを出してましたし
ドリブル突破する場面もありました。そんなに悪かったとは思いません。
ただいるチームがインテルですから、今以上のパフォーマンスは求められるとは思います。
彼自身もチームも難しい状況が続きますしそんな中でもスキルアップしていかなければなりませんが
まずは自分の良さを忘れずチームにエネルギーを与えられるようなプレーを期待したいですね。

さて、少しインテルの話題とは離れますが週末行われたFAカップ準々決勝で
リヴァプールがストークに2-1、チェルシーがレスターに5-2で勝利し
それぞれ準決勝に進出しました!
そしてもうご存知の方も多いと思いますがついにトーレスにゴールが生まれました!
2ゴール2アシストだったそうです。
ハイライト映像しか見てないのでゲーム内容はお伝えできないのですが
とにかく良かったです。これをきっかけにプレミアでも調子を上げてくれることを祈ります。
リヴァプールもカップダブル絶対達成してほしいと思います!

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シラネアオイ

こんにちは!
暖かいコメント有難うございます!!
by シラネアオイ (2012-03-24 12:17) 

りさ

☆シラネアオイさん こんにちは。こちらこそいつもご訪問いただき
 ありがとうございます!
 いつもキレイな風景や楽しい様子のお写真を拝見させていただき
 楽しませていただいてます。
 これから春になり、花が楽しみな季節ですね^^
by りさ (2012-03-24 15:39) 

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