SSブログ

PL11節 チェルシー × リヴァプール [リヴァプール]

思い通りにいかないことも多いけれど、それでも前に進まなきゃ~
・・・と、すいません 何か、ちょっと言いたくなって(笑)
さあ、頑張るぞー!!(←何のこっちゃ?)

私の独り言はほっておいて、遅くなりましたが、チェルシーvsリヴァプールです!!
チェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジでの一戦となりました。

ホーム・チェルシーのスタメンは、トップにトーレス。
中盤2列目にアザール、オスカル、マタ。
ボランチはミケルとラミレス。
最終ラインはバートランド、テリー、イヴァノ、アスピリクエタ。GKツェフ。
出場停止明けのテリー、ようやく復帰です。ルイスはベンチ入りせず欠場でした。

アウェイ・リヴァプールのスタメンは前線にスアレス、スターリング。
中盤は時間帯によって変化していましたが
スタートはジェラードがトップ下、その後方に4枚。
エンリケ、シャヒン、アレン、ジョンソン。
最終ラインは3バック。アッガー、キャラガー、ウィズダム。GKジョーンズ。
シュクはコンディションの問題でしょうか、ベンチにも入っておらず
レイナもまだ怪我から戻れないようです。

さて、試合開始です[わーい(嬉しい顔)]

両チームともに慎重な入り方でスタート。
しかし、アウェイのリヴァプールがボールを保持しチェルシー陣内に攻め上がります。
・・・と、何かおかしい。
ここはスタンフォード・ブリッジ。チェルシーのホームのはず。
しかし、チェルシー、今日はかなり守備的なゲームの進め方。
全員が自陣に引いているわけではありませんが、決して攻め急がず
しっかり守備ブロックを作ってスペースを消し、
ある程度リヴァプールにボールを持たせて、カウンターを狙っているかのようでした。
いつものように、自分たちから積極的に攻めを仕掛ける姿勢ではありません。
そんなチェルシーのゲーム運びに加え、リヴァプールは慣れないフォーメーションのせいか
中盤が窮屈になってしまい、自らプレーの幅を狭めている印象を受けました。
スアレスのボールタッチも少なく、ほとんど攻撃に絡めません。
スコアが動いたのは20分。先制点はチェルシーでした。
トーレスのドリブルからCKを獲得。マタからのクロスにテリーが頭で上手く合わせてゴール!
出場停止から復帰したテリーにとって、嬉しい得点となりました。
逆にリヴァプールにとっては痛い失点。
アッガーとジョンソンのコミュニケーション不足でテリーをフリーにしてしまいました。

先制したチェルシーでしたが、34分にアクシデントが発生。
テリーが自陣でスアレスと接触、右ひざを負傷しプレー続行不可能、担架でピッチを後にしました。
代わってケーヒルがフィールドイン、テリーの位置に入りました。

その後もチェルシーがゲームをコントロールし、
リヴァプールはボールを持ててはいるのですが、
パスの出しどころがなくゴールに近づくことができません。
リヴァプールの前半のシュート数は2、枠内シュートはありませんでした。
前半は1-0で後半へ折り返し。

後半に入ってもチェルシーのペースでゲームは進みます。
リヴァプールはリズムが掴めず、ミスからボールを失い、選手のイライラは募る一方。
要らないファウルも増え、良くない流れが強まります。
そして、今度はリヴァプールにアクシデントが・・・。
チェルシーのセットプレー時に、ゴール前の競り合いでジェラードが左ひざを負傷。
キャ、キャプテ~ン[がく~(落胆した顔)]
と、一瞬ヒヤリとしましたが、ジェラードはどうやら軽傷のようで数分後、ピッチに戻りました。
心配されるアクシデントでしたが、このタイミングでロジャーズが動きます。
59分にシャヒンに代えてスソを投入すると、ディフェンスラインを4バックに変更。
スソをトップ下、ジョンソンを左SB、エンリケがその前にいるような形に。
すると、リヴァプールにリズムが生まれ、ゲームが激しく動き始めました。
両チームにスピードが生まれ、競り合いも力強く、球際も激しくなってきました。
そして73分、リヴァプールがCKから同点に追いつきます。
スソのクロスにまずニアでキャラガーが頭でフリック、
そのボールにファーでスアレスがさらにヘディングで合わせゴール!
流れの中ではチャンスが作れませんでしたが、セットプレーから得点できました。
追いつかれたチェルシーは76分にオスカルをモーゼス、
81分にトーレスを下げスタリッジを投入。
何とか勝ち越しゴールを決めたいところでしたが、リヴァプールも一歩も譲りません。
最後までお互い攻め合い、チャンスは作りますがゴールは割れず1-1で試合終了。
この結果、チェルシーは3位に後退、首位ユナイテッドとの差は3となりました。
リヴァプールは13位、この試合展開でよく追いつきはしましたが、勝ちはまたお預けに・・・。

さて、感想です。
個人的に、思い入れの強い2チームの対戦なので、普通に面白かったです(笑)
最初、リヴァプールがいいのかと思いきや、チェルシーのプラン通りにコントロールされてて
ゲーム自体は動きが少なく、膠着しているような状態だったのですが
激しい動きはなくても、静の中の駆け引きや攻防が個人的には興味深かったです。
後半リヴァプールがフォーメーションを変えてからは
動きが出てきて、見た目も熱い戦いになりました。

まず、チェルシー。なんでしょう、ホントに守備的でしたね。
自分たちから攻めにいく、いつものサッカーではありませんでした。
ここのところの失点、守備の脆さを反省し、立て直す狙いだったのか、
はたまた厳しいスケジュールを戦い抜くための策だったのか、相手がリヴァプールだったからか
ディ・マッテオに聞いてみないとわかりませんが・・・。
私の勝手なイメージですが、ディ・マッテオがイタリア人であることを考えると
守備に重きをおく今日のような戦いは、本来彼がやりそうな戦術な気はするのですが、
そのあたりはクラブのフロント(オーナー)の意向や
所属している選手の特性なども関係しているのでしょうね。
確かに、あれだけ攻撃性・創造性のあるのタレントを揃えておいて、
守備的サッカーというのはちょっともったいないと思います。
今日のメンバーで考えると、ボランチを境に後ろは攻撃も守備もできるメンツで
それより前は、守備意識はあまり高くない攻撃専門、という感じですが
リーグ制覇、CLで再び頂点に立つには、まだまだ試行錯誤を繰り返し
チームのスタイルをより確実なものにしなくてはなりません。
それプラス、多くのアイディアを持ち、時間をかけてチームが成熟すれば
その目的を達成できる可能性は高まるのではないでしょうか。

今日はCBがイヴァノとテリーだったので、ベテラン2人のコンビは安定してましたね。
負傷したテリーはどうやら数週間の離脱になりそうです。
テリーとイヴァノのいずれかと、ケーヒル、ルイスならある程度、機能する印象ですが
ケーヒルとルイスのコンビは、いまだにデンジャラスコンビ(苦笑)なので
ゆくゆくはこの2人がレギュラーに定着するであろうことを考えると
そこもひとつ大きなポイントになると思います。

さて、リヴァプール。最近お伝えできていないのですが、
レディング戦かマージーサイド(対エヴァートン)あたりから、徐々に良くなってきてると思います。
今日はスタートのフォーメーションが3-4-1-2のような感じで
いつもと違ったので、やりにくそうでしたね。特に中盤のセンター。
アレンが窮屈そうにプレーしていて、ミスを連発していたのが印象に残ってしまいました。
何でなのか、これもまたロジャーズにその真意を確かめてみたいですが(笑)
それにチェルシーがまさかの守備的スタイルで臨んできましたから
スペースを消されて、やりにくさ倍増、苦しい展開になりました。
ただ、後半スソを入れてフォメーションを変えてからはスムーズになりましたし
チャンスはなかなか作れなかったですが、それでもセットプレーから得点できたのは
良かったと思います。
リヴァプールも昨シーズンとはメンバーがガラッと変わって
かなり若い選手がトップチームで出場機会を得るようになり、新しいチーム作りをしている最中。
まだまだ経験が必要ですが、今後が本当に楽しみです。
スターリング、スソ、ウィズダムも、試合を重ねるごとに良くなってきていると思います。
今はまだ成長途中、手探りの部分も大きいのですが、彼らの今後に期待したいところです。
そんな中だからこそなのか、最近ジェラードの存在の大きさを再確認しています。
キャプテンとして精神的支柱なのはもちろんですが、プレーでもひときわ輝いていると感じます。
視野の広さやダイナミックな展開力、正確極まりないパスやクロス、サイドチェンジ。
その一つひとつが美しくて、心を奪われてしまいます。
もちろん、たまにミスはありますけど、それもまたジェラードらしくて私は好きです(笑)
今日の負傷は大したことなくて本当に良かったです。
今季はコンディションが良いようですし、本人も思いきりプレーしていると感じます。
あとは、チームが勝つという結果がついてくれるといいんですが。
なにせまだ、プレミアでは今季2勝しかしてないので・・・

さて、最後に☆今日のトーレスコーナー☆です!

今日は先発出場81分にスタリッジと交代、ノーゴールに終わりました。
リヴァプールからチェルシーに移籍してから、まだこの対戦ではゴールはありません。
というか、正直トーレスだけには決めて欲しくありませんけど。(苦笑)
もちろんリヴァプール戦以外ではバンバン決めて欲しいんですよ!
ま、それはおいといて~、今日のトーレス。
何かドリブルで勝負するシーンが多かったですね。
それとセットプレーからヘディングでゴールか、というのも2度ほどありました。
一回はジョーンズの素晴らしい反応にブロックされ、2回目はもう少しのところで触れずで
惜しくもゴールにはなりませんでした。
ただ、この対戦ではいつもなんですが、やはり気持ちの入れようは他のゲームとは違いましたね。
ものすごく集中してましたし、オーラが全然違います。
他の試合もこの集中力でやってくれると、たぶん結果出るんじゃないかなあ?
トーレスのリヴァプール戦にかける想いは、
古巣に対するリスペクトだと、私個人的には受け取っています。
でも、あれだけ研ぎ澄まされた空気をまとい、
リヴァプールからゴールを奪おうとしているトーレスには、ゴメン、ちょっとだけ
怒り?(適切な言葉が思いつかない・・・)の感情が芽生えてしまいました[たらーっ(汗)]
うん、複雑です[ふらふら] でも、頑張ってほしい、と思います。

さて次節の対戦カードですが、チェルシーはウェスト・ブロムとのアウェイゲーム。
リヴァプールはホームでウィガンとの対戦となります。

今日は追いかけている2チームの対戦でしたので、
いつもに増して長くなってしまい申し訳ありません[あせあせ(飛び散る汗)]
本当は全然書き足りないのですが、それはまた試合とは別の機会に記事にしたいな~
と思っております[わーい(嬉しい顔)]
いつもご訪問頂き、本当にありがとうございます!!
あっ、今日は代表戦ですね、楽しみです[グッド(上向き矢印)]
nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。