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PL29節 リヴァプール × トッテナム [リヴァプール]

皆さま、こんにちは!
日差しは春なんですが、空気はまだ少し冷たいですね。
リヴァプール戦、お伝えします[わーい(嬉しい顔)]

前回お伝えしたシティ戦の後は・・・

26節 ウェスト・ブロムウィッチ (H) 0-2の敗戦
27節 スウォンジー       (H) 5-0で勝利
28節 ウィガン          (A) 0-4で勝利

EL(ヨーロッパリーグ)ではロシアのゼニトと対戦し、2試合合計スコア3-3。
アウェイゴールの差で、惜しくも敗退いたしました[ふらふら]
そして、今回29節は現在リーグ3位と好調のスパーズをホームに迎えての一戦。
スパーズとはあまり相性が良くないのか、ここ数年は勝った記憶がありません。
ここで、好調の上位チームに勝てれば大きいのですが・・・

LIVERPOOL   (4-2-3-1)

スタリッジ ('88 ヘンダーソン)
コウチ―ニョ ('59 アレン) スアレス  ダウニング
ルーカス  ジェラード
エンリケ  アッガー  キャラガー  ジョンソン
ジョーンズ

★ レイナは負傷のため、欠場

TOTTENHAM HOTSPUR   (4-2-3-1)

デフォー
シグルドソン  ベイル  デンべレ
パーカー  リヴァモア ('84 ホルトビー)
アス・エコト ('91 キャロル) ヴェルトンゲン  ドーソン  ウォーカー
ロリス

★ デンプシー、レノン、アデバヨール 負傷のため、欠場


match report

試合前、リヴァプールのホームスタジアム、アンフィールドには今日もYou’ll never walk aloneの素晴らしい歌声が響き渡った。
そんなファンの期待に応えるべく、開始1分リヴァプールは縦に早いカウンターからスアレスがチャンスを迎える。しかし、ここはウォーカーがしっかりブロック、決定機にはさせなかった。その直後にも、スパーズのDFラインの背後を狙った、ルーカスのロングボールにダウニングが反応。微妙に合わず、チャンスにはならないが、リヴァプールはスタートから積極的にゴールを狙う。5分にはダウニングのボール奪取から、スタリッジがドリブルでエリア内まで侵入し、フィニッシュまで持ち込んだ。リヴァプールは徐々に、テンポの良いパスワークが機能し始めペースを握る。
一方のスパーズは12分、FKを獲得。距離は少しあったものの、ベイルの強烈なキックはしっかり枠を捉え、GKジョーンズははじき出すのが精一杯だった。
リヴァプールは左サイドで、コウチ―ニョがアクセントとなり、同サイドのエンリケと良いコンビネーションを見せる。すると21分、そのコウチ―ニョとエンリケからリヴァプールに先制点が生まれた。左サイドで2人の息の合ったパス交換から、エンリケがスペースにラストパスを送る。これをスアレスが右足のアウトサイドで冷静に流し込んだ。続く27分にもリヴァプールはチャンスを迎える。右サイドでのダウニングとジェラードの美しい壁パスに、スアレスが上手く抜け出し、シュートまで持ち込んだ。だが、これはGKロリスに防がれる。
スパーズはレノンの欠場も大きかったのか、チームの特徴でもある縦に早い攻撃が影を潜め、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。しかし、37分デンべレからいいタテパスがベイルに入り、ヒールで繋ぐとシグルドソンがシュート、決定機を迎える。惜しくもわずかに枠を外れ、ゴールには至らなかったが、リヴァプールの守備が乱れた一瞬の隙を逃さない素晴らしい攻撃だった。
42分にはベイルとジェラードがヘディングで競り合い、ベイルがピッチに倒れこむが無事プレーに戻る。このままリヴァプールのリードで折り返しかと思われた45分、スコアは動いた。ベイルが右サイドからクロスを上げると、ヴェルトンゲンがヘッドで合わせゴールネットを揺らした。前半は1-1のタイスコアで終了し、後半へ折り返す。

ハーフタイムを挟んで落ち着いてしまったのか、後半、リヴァプールには前半のようなリズム感が見られなくなった。逆に同点に追いついたスパーズが主導権を握り始めると、逆転に成功する。53分スパーズはルーカスのファウルでFKを獲得する。ベイルのクロスにゴール前は混戦するが、最後はヴェルトンゲンがこぼれ球を冷静に叩き込み勝ち越した。スパーズは57分にも決定機を作り出す。自陣でデンべレからパスを受けたベイルが、右サイドを豪快に突破する。ゴールライン際から折り返したボールに、逆サイドでシグルドソンがフリーで受けるとそのままシュート。リヴァプールはGKジョーンズとジョンソンの2人で何とかブロック。ボールはポストを叩き惜しくも追加点はならなかった。
このままスパーズのペースで試合は進むかと思われたが、リヴァプールは思わぬ形で同点に追いつく。66分、スパーズは自陣の右サイドからウォーカーが大きくバックパス。しかし、それが中途半端なパスになり、GKロリスがエリアを飛び出して対応するも、十分なクリアが出来ず結果的にダウニングにボールを渡してしまった。これをダウニングが、カバーに入っていたヴェルトンゲンの股間を抜いて冷静に右足で流し込む。同点に追いついたリヴァプールはようやく息を吹き返し、巻き返しを図る。73分にはアッガーのインターセプトからスアレスを経由し、ダウニングが右サイドをドリブルで持ち上がりクロス。逆サイドでスタリッジが合わせるも、サイドネットでゴールにはならなかった。
勝負の行方は残り20分余りに委ねられ、お互い攻守の切り替えがより早くなり、ギリギリの攻防が続く。77分エリア内でスタリッジがヴェルトンゲンに倒されるも、ここはノーホイッスル。しかし、82分リヴァプールはFKを獲得。ジェラードのクロスはGKロリスに大きくクリアされるが、セカンドボールを拾ったデフォーの蹴ったボールはゴール前に飛んでしまった。それに反応したスアレスをアス・エコトが体でブロックしてしまい、主審はPKのジャッジを下した。これをキャプテン・ジェラードが確実にゴールネットに沈め、リヴァプールがついに勝ち越した。
残り時間、リヴァプールは前線でボールキープに入るが、追いつきたいスパーズは諦めない。マイボールにすると、リヴァプールのプレスにボールを失うことなく敵陣に持ち込み、ゴールを狙う。だが、リヴァプールも譲らずスパーズの攻撃を何とか凌ぎ、スコアは3-2のまま試合終了を迎えた。


LIVERPOOL 3-2 TOTTENHAM HOTSPUR

(2013.3.10 ANFIELD)


scorer


'21 スアレス
'45 ヴェルトンゲン

'53 ヴェルトンゲン
'66 ダウニング
'82 ジェラード (PK)


感想です (´▽`)

リヴァプール、上位チームにやっと勝てた、って感じですね。
この対戦、すごく楽しみにはしてたんですが、正直不安の方が大きかったんです。
スパーズ自体が本当に素晴らしいチームで、
主力選手が何人か怪我で離脱はしていますが好調ですし、
何と言ってもベイルが絶好調すぎるから、今日は何発お見舞いされるのかと・・・[たらーっ(汗)]
ここ数年は対戦成績も悪かったですし、よく勝ってくれたな、と思います。

スパーズ、今回はベイルのゴールはありませんでしたが、2点とも彼絡みでしたね。
相変わらず、馬力のある走力(しかもスピードがある)、遠目からでもきっちり枠を捉えられる
キック力と技術(彼には十分な距離なんでしょうね)、本当に素晴らしい選手ですね。
あれでまだ、23歳だなんて信じられません。この先どんななんねん!!って本気で思います。
あと、デンべレが特に印象に残ったんですけど、スパーズの選手はボールキープ力がすごくある。
リヴァプールの選手がプレスにいって、ボールを奪おうとしても、ほとんど奪えなかった。
で、取れないから結局ファウルになって、FKを与えてしまったりとか。
体格差は多少あるかもしれないけど、あれは大きいなと。
それから、ヴィラス・ボアス監督の表情がとても良くなったな、って感じました。
チェルシーの時はキツくて人を寄せ付けないような表情で、苦しそうで気の毒だったけど、
今はすごくスッキリした顔をしていて、戦う気持ちの中にも穏やかさも感じられます。
チームの好調さが物語っているように、選手との関係もきっと良好なのでしょうね。
これからも、頑張ってほしいです。
そういえば、ボアスとロジャーズはモウリーニョの下で監督業を学んでいたことがあるんですよね。
試合終了後の監督同士の握手のシーン、とても印象的でした。
ボアス35歳、ロジャーズ40歳。今後も楽しみな青年監督です。
私も年齢も近いし2人を見習って頑張らなくては・・・(笑)

さて、リヴァプールですが上位チームに勝ち切れたのは本当に大きかったですね。
いつもなら、追いつかれ、勝ち越されたら、そのまま終わってしまうか
逆転しても追いつかれてドローとか・・・
そういう悲しいパターンが多いのですが、今回はきっちり結果を出しました。
特に前半はかなり良かったですね。
新加入のスタリッジもコウチ―ニョもすぐにチームにフィットして、
前線で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれています。
個の能力も高いんですが、それをチームプレーに活かせているのが大きいですね。
前半は特にコウチ―ニョ・エンリケ・スアレスの連係が見事でした。
彼らが入って良くなった点は例えば、スアレスがフィニッシュまで持ち込んだ時に、
必ず逆サイドにスタリッジかコウチ―ニョがいたりする。
(昔はマキシとか、カイトがそういう役割をしていてくれたなあ・・・)
前はそういうサポートが少なかったんですが、
次の展開を意識したプレーが見られるようになってきました。
後半は自分たちでリズムを崩してしまったというか、
スパーズに押されっぱなしで全然点が入る気がしなかったです。
ただ、相手のミスだったにせよ2点目の同点ゴール、ダウニングはよく決めたと思います。
股抜きシュートなんて、する選手だったっけ!?っと、びっくりしました。
解説の川勝さんは狙ってたわけじゃないかも、とは仰っていましたが(うん、そんな気はする)
あの得点以外にも今日はダウニング、良かったと思いますよ。
あとは、スアレスが好調を維持しております。
プレミアリーグで20ゴール一番乗り、現在22ゴールでトップスコアラーです。
お世辞抜きで、本当に素晴らしいストライカーだと思います。
ただ、やんちゃな悪い癖はまだまだ健在で・・・[たらーっ(汗)]
今日もパーカーやデンべレとの接触プレーで、必要以上に絡んでたのは、ヒヤヒヤしました。
2人が冷静でいてくれて、助かりましたが・・・。
特にパーカーに対してスアレスは以前から毎回何かしらやらかしてるんで、
熱くなりすぎないように気をつけてもらいたいですね。
(それにも関わらず、冷静な対応をしてくれるパーカーは尊敬すべき素晴らしい選手です)

次節、リヴァプールは吉田麻也選手の所属するサウサンプトンとアウェイゲームを戦います。


さて、今日・明日はCL決勝ラウンド1回戦・2nd leg が行われますね!
特にバルサvsミラン、バイエルンvsアーセナルが気になります。
楽しみにしたいと思います[わーい(嬉しい顔)]
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いっぷく

ご訪問&コメントありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします
by いっぷく (2013-03-15 04:11) 

りさ

☆いっぷくさん こちらこそ、ご訪問&コメントいただきありがとうございます。
 今後ともよろしくお願いいたします (^-^)
by りさ (2013-03-15 19:33) 

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