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PL33節 延期分 チェルシー × トッテナム [チェルシー]

皆さま、こんにちは[わーい(嬉しい顔)]
昨日は長年マンチェスター・ユナイテッドを率いている
サー・アレックス・ファーガソンが今季限りで勇退するという
ショックキングなニュースが駆け巡り・・・
何か驚きの一日でした!

サッカー界にそんな大激震が走りつつも、プレミアリーグでは
来季のCL出場権を懸けた争いが激しさを増しております。
FAカップのため延期されていたスパーズ戦が、日本時間の今朝行われました。

この試合前までの勝ち点は、3位チェルシーが68、4位アーセナルが67
5位スパーズが65、と3チームが3ポイント差内でひしめき合う状況。
3位までがCL本戦にストレートイン、4位はプレーオフからの出場となります。



CHELSEA (4-2-3-1)


トーレス
アザール('72 モーゼス)   マタ   オスカル('84 ベナユン)
ルイス   ラミレス
アシュリー・コール   イヴァノヴィッチ   ケーヒル   アスピリクエタ
ツェフ


TOTTENHAM (4-2-3-1)


アデバヨール
ベイル   ホルトビー('70 デンプシー)   レノン('62 シグルドソン)
パーカー   ハドルストーン
アス・エコト   ヴェルトンゲン   ドーソン   ウォーカー
ロリス



match report


来季のCLの舞台を懸けたロンドンダービーは、
両チームともに、絶対に勝ち点を落とせない大切な一戦となりました。
まずはホームのチェルシーが長めのボールを入れ、積極的な仕掛けを見せる立ち上がり。
7分、ルーズボールをトーレスがマイボールにすると、
ゴール前でマタが得意の左足で素晴らしいファーストタッチを見せ
テンポ良くフィニッシュまで持ち込みます。
さらに、アザールが軽快なドリブルからマタと抜群のコンビネーションを披露、
そこにラミレスが加わり、早いリズムでスパーズ陣内に攻め上がります。
ゲームが動いたのは11分。セットプレーからチェルシーが先制点を奪いました。
マタのCKにニアでケーヒルが頭で合わせ、
さらにファーでオスカルがヘディングシュートを放ち見事ゴールイン。
タイミング良くゴール前に入ったケーヒルと、
良いポジショニングをとっていたオスカルから生まれた得点でした。
先制を許したスパーズでしたが、その直後から反撃開始。
13分にはチェルシー陣内の深い位置で
ベイルからボールを受けたレノンがアデバヨールとのワンツーで突破を図り、
その2分後にもホルトビーが右サイドから中央に切り込んでミドルシュートを放つなど
チェルシーゴールに迫ります。
しかしチェルシーもすぐに押し返し、右サイドではオスカルとアスピリクエタから最後はマタ、
左サイドからはアザールがカットインしてフィニッシュなど、両サイドから攻撃を仕掛けます。
その流れのまま、徐々にチェルシーが押し込む展開になりつつありましたが
26分、スパースがカウンターから同点に追いつきます。
チェルシーのCKの流れから、アデバヨールがドリブルで持ち上がり自らミドルシュート。
これが見事に決まり1-1。試合は振り出しに戻りました。
しかし同点に追いつかれたチェルシーは、主導権は渡さず39分、勝ち越しに成功します。
右サイドでオスカルからパスを受けたトーレスが、前線のスペースにスルーパスを送ると
後方から上がってきたラミレスが抜け出し、トウキックでゴール左隅に流し込み2-1。
再びリードを奪います。
一方、スパーズは43分、スローインからビッグチャンスを迎えます。
ウォーカーが右サイドから中央にカットイン、
アデバヨールがポストになり、リターンをもらうと自らシュート。
完璧な崩しでしたが、惜しくもわずかにゴール右へそれ、得点には至りませんでした。

スコア2-1で後半はスタート。両チーム共に選手交代はなく、
開始から5分ほどで、チェルシーがペースを掴みます。
51分には、ルイスからのクロスにトーレスがエリア内に飛び込みダイレクトで合わせると、
その直後にはマタのインターセプトから、アザールが逆サイドへ浮き球のパスを送り
再びトーレスが飛び込み今度はヘディンシュートを放ちます。
いずれも、スパーズのディフェンスに阻まれましたが、チェルシーが押し込む時間が続きます。
すると56分、チェルシーにビッグチャンスが訪れます。
中盤での攻防からルイスがマイボールにすると、右サイドからマタ、オスカルを経由し
流れるような展開で左サイドのアザールが切り返してDFをかわしシュート。
しかし、トラップして止まる際に軸足が滑ったせいか、大きく枠を外してしまいました。
さらには61分、スパーズのCKからチェルシーがカウンターで決定機を作ります。
セカンドボールをオスカルがヘッド、さらにはアザールがヒールパスで前線に送ると、
ディフェンスラインの背後の大きく空いたスペースにマタが独走。
マタがウォーカーとアス・エコトを引き付け、
最後は後方から上がってきたフリーのラミレスにラストパス。
決定機かと思われましたが、またもやピッチに足を取られ、
バランスを崩したラミレスは顔から倒れこみ、追加点はなりませんでした。
一方、スパーズは疲労の影響か、ミスや精度を欠くプレーが見られ、
試合の流れを変えるべく、選手交代は行うものの
反撃の糸口が掴めないまま、チェルシーに押し込まれる時間が続きます。
しかし、試合も終盤に差しかかった80分、スパーズに同点ゴールが生まれました。
チェルシー陣内の左サイドでハドルストーンからパスを受けたアス・エコトが左足で
前線のスペースにボールを送ると、アデバヨールがヒールで戻し
交代出場していたシグルドソンがフリーでシュートを放ち、見事ゴールネットを揺らします。
2-2の同点になったことで、それまでにも増して試合はヒートアップ。
お互い点を取りにいくオープンな展開になりました。
しかし、両チームとも決定的な場面は作れず、試合はロスタイムに突入。
すると91分、ベイルが倒されてスパースがいい位置でFKを獲得。
これをベイル自らが決められれば、というところでしたが
残念ながらGK正面でツェフがしっかりキャッチ、ゴールには至りませんでした。
そして、スコア2-2のまま試合終了の笛が吹かれ、
両チーム共に勝ち点1を分け合う形となりました。


CHELSEA 2-2 TOTTENHAM

( 2013.5.8 STAMFORD BRIDGE )


scorer


'11  オスカル
'26  アデバヨール
'39  ラミレス

'80  シグルドソン


感想です [ドコモ提供]


来シーズン、CLの舞台で戦えるか否か、
両チームにとって大切で難しい試合だったと思います。
スパーズは、一番の脅威であるベイルのボールタッチがそう多くなかったように思いました。
ベイルとレノンの両サイドが、今回はあまり上手く機能していなかったような・・・
2人が生きるスペースとそういった場面がなかったように感じました。
とは言え、ロスタイムのベイルのFKの場面は緊張しましたね[あせあせ(飛び散る汗)]
決めてしまえる選手なので、ヒヤヒヤしました[たらーっ(汗)]

チェルシーですが、久々のアザール、マタ、オスカルの2列目トリオの起用でしたが
やはりこの組み合わせの方が、観ていて面白い気がしました。
アザールとマタはお互いのプレーのイメージがとても近くて相性は抜群だし、
オスカルは少し違うけど、上手く2人に合わせたプレーも出来るし
SBのアスピリクエタとも上手くやれてると思います。
ベニテスはモーゼスを好んでサイドで使うけど、
攻撃のリズム的にはオスカルの方が合っているように感じますね。
あと、やはりチェルシーの場合は、どうにも守備が不安です[ふらふら]
今日はアッシュがよく守ってたけど、失点したシーンはもう少しどうにかできただろうと。
1点目は同数で難しいところだったとは思いますし、アデバヨールのシュートも良かったけど
もう少し寄せにいくとかできんかったんかなあ?[たらーっ(汗)]
2点目はアッシュとイヴァノはオフサイドのアピールをしてて、カバーが遅れたし
その前にルイスがボールウォッチャーになっていて、シグルドソンを見てなかったし・・・
そもそもプレッシャー自体ほとんどかけませんから、もう少しいった方がいいかと。
この試合で残念だったのは、ほとんどチェルシーが押していて
スパーズの猛攻を喰らってた時間があったわけではないのに、
残り10分で失点して、大事な勝ち点を1にしてしまったのはもったいなかったですね。
それから、追いつかれて84分にオスカルをベナユンに代えたのも、え?ここで?
と、ベニテスの采配にも?な部分がありました。
(ベナユンが良くないということではなく)
攻撃ではチャンスも多く作ってはいましたが、決めきれなかったのも大きかったですね。
ただ、今日ずいぶんピッチが滑りやすかったみたいで、その影響はありましたけど。
まあ、ただ、ここまでチェルシーは異常な試合数を、キツイ日程で戦ってますから
よくやってるとは思います。ホントに見てて大変そうです。(特にラミレスとか[もうやだ~(悲しい顔)]
そんな中でもケガ人が少なく、短期間で復帰できるのはメディカルが優秀なのかもしれません。
ELのファイナルを含め、あと3試合何とか乗り切ってもらいたいと思います。
それから、個人的にはヴィラス・ボアスがスタンフォード・ブリッジに帰ってきたというか、
それが何となく嬉しかったような・・・そんな試合でもありました。

さて、☆本日のトーレスコーナー☆ですが~

今日、ようやくフェイスガードが取れました!(取った?)
それも影響あったかどうかはわかりませんが、動きがシャープでコンパクトでした。
トーレス自身はゴールはありませんでしたが、
ラミレスのゴールをアシストしてましたし、前線で攻撃の起点になっていました。
バイタルエリア付近でのプレーはやっぱり上手いですよね。
以前からなんですが、トーレスがラストパス、
マタ(もしくは他の誰か)がフィニッシュの形が多いんですよね。
(これが反対だと、やいやい言われないかもな~とか・・・)
あと、相変わらず守備も頑張ってましたよ。
シーズン残すところあとわずかですが、何とかいい形で締めくくってもらいたいですね。

チェルシーはこの後、週末にプレミアではアウェイでアストン・ヴィラと戦い
ELファイナル・ベンフィカ戦の後、最終節はホームでエヴァートンとの対戦となります。
スパーズとの試合結果で、ますますCL出場権争いが最後までわからなくなりましたが
緊張しながらも、残り試合を楽しみたいと思います[わーい(嬉しい顔)]
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