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CL GS 第4節 チェルシー × シャルケ [チャンピオンズリーグ]

チャンピオンズリーグも第4節が終了しました!
もうすでに、決勝トーナメント進出を決めたクラブも出てきましたね~
大事な折り返し地点、チェルシーはシャルケとのホームゲームとなりました。

CHELSEA (4-2-3-1)

エトー (77 デンバ・バ)
シュールレ (78 デ・ブライネ)  オスカル (81 ランパード)  ウィリアン
ミケル   ラミレス
アスピリクエタ   テリー   ケーヒル   イヴァノヴィッチ
ツェフ


SCHALKE (4-2-3-1)

サライ
フクス (67 マイヤー)  ボアテング (77 コラシナツ)  ドラクスラー (62 クレメンス)
ノイシュテッター   ジョーンズ
アオゴ   マティブ   ヘべデス   内田篤人
ヒルデブラント


match report

立ち上がりは両チームによる主導権争いで、なかなかボールが落ち着かないスタート。
時間の経過と共に、徐々にホームのチェルシーが相手陣内に攻め上がリ始めます。
しかし、先にチャンスを作ったのはアウェイのシャルケでした。
5分、チェルシー陣内・右のオープンスペースにドラクスラーが大きく展開。
上がってきた内田が引き取り、中央へグランダーのクロスを送ると
ドラクスラーがダイレクトで合わせシュートを放ちます。
これは惜しくもゴール左に外れますが、まずはシャルケが良い形でフィニッシュまで持ち込みました。
その直後にも、シャルケは自陣でボールを奪うとドラクスラーがドリブルで持ち上がり
チェルシーのディフェンスを引き付け、ラストパスを受けたフリーのサライがシュート。
これも枠は捉えられず、ゴール左に外れますが、シャルケが立て続けにゴールに迫ります。
8分にも高い位置でミケルからボールを奪い、
最後は左サイドからフクスがミドルシュートを放ちます。
シャルケの高い位置からのプレッシャーが機能し、チェルシーは攻撃のリズムが作れません。
マイボールになっても連係がうまくいかず、パスが繋がらない場面が目立ちました。
チェルシーのチャンスは20分、シュールレのFKが枠を捉えますが、
GKヒルデブラントの好セーブに阻まれ得点にはなりません。
その後、シャルケの積極的な攻守を凌ぎ、何とか落ち着きを取り戻したチェルシーでしたが
横パスやバックパスがほとんどで、相手陣内の深い位置までは入れません。
しかし、先制点を奪ったのは押され気味だったチェルシーでした。
31分、シャルケのゴールキックの際、GKヒルデブラントにエトーがうまくプレッシャーをかけ、
慌てて蹴り出させたボールがエトーの出した右足に当たり、そのままゴールイン。
苦戦していたチェルシーが、思わぬ形でリードする展開になりました。
前半はそのまま1-0で終了し、後半へ。

後半、スタートは少々落ち着いた立ち上がりでしたが、先にチャンスを作ったのはシャルケ。
52分、スローインから中央ジョーンズ、右サイド・ドラクスラーと繋ぎそのままシュート。
ドラクスラーのシュートは枠を捉えていましたが、
GKツェフが右手一本で弾き出し、同点に追いつくことは出来ませんでした。
すると、54分でした。前がかりになるシャルケに、チェルシーのショートカウンターが決まります。
左オスカル、中ウィリアンと繋ぎ、ディフェンスを引き付けて最後は右のエトーへ。
エトーの絶妙なファーストタッチから蹴り出されたシュートは、見事にゴールネットを揺らしました。
2点のリードを奪ったチェルシーは、ようやく余裕と本来の落ち着きを取り戻しました。
追いつきたいシャルケは選手交代を行いますが、
リードを奪い自陣に引いて、その攻撃を待ち構えるチェルシーの守備を崩せません。
時間の経過と共に運動量も減ってきました。
チェルシーはもう無理はせず、時間を使いながらのカウンター狙い。
そしてチェルシーに、試合を決める3点目が生まれたのは83分でした。
自陣からのセットプレーで、ケーヒルが前線にロングフィード。
交代出場のデンバ・バがポストプレーで落としたボールにウィリアンが絡み
さらにランパードがウラのスペースに浮き球のパス。
そのボールに、バがダイレクトで合わせゴールイン。
チェルシーが、勝利をより確実なものとしました。
その後、チェルシーは危なげなく残り時間を消化、シャルケは反撃に至らず0-3で試合終了。
チェルシーが勝ち点を9に伸ばし、グループ単独首位に立ちました。


CHELSEA 3-0 SCHALKE

( 2013.11.6 STAMFORD BRIDGE )

score

31 エトー
54 エトー
83 バ

感想です~ (´▽`)

全体的には、第3節のシャルケホームでの試合内容と似ていたと思います。
決して内容の悪くないシャルケが、決して内容の良くないチェルシーに先制点を奪われ
前がかりになったところをカウンターで攻められ、追加点を許してしまう・・・という流れでした。
どうしても、個の力や総合力では、シャルケ<チェルシー、になってしまうのでしょうけど、
前半チェルシーの試合の入り方がものすごく悪かったので、
その時間帯にシャルケが攻めきれていたら、また面白い展開になったかもしれません。
私は普段、シャルケの試合をあまり見ていないので詳しくはわかりませんが
情報では、主力選手にケガ人が多くて(前節も)本来のベストメンバーではなかったのですね。
監督が代わってから、攻撃的で失点も多いということでしたけど、
前半、ミスから失点するまでは、とてもそうとは思えない守備の良さに感じました。

さて、チェルシーは直近のプレミアリーグで、ニューカッスルに0-2の完封負けでした。
選手のパフォーマンスもモウリーニョの満足いくものではなく、
起用する選手を失敗した・・・というようなコメントも見かけました。
その反省からか、スタメンは6人入れ替えてきました。
前線・2列目を入れ替えるのは試合ごとにやっているのですが
ミケルとアスピリクエタを起用したのはちょっと驚きました。
案の定、あまり一緒にやっていないメンツなので、前半の連係はひどかったですよね(;゚Д゚)
特にミケルにはヒヤヒヤしましたし、クエタも出場機会が少ないので試合勘が鈍っているというか。
後半あたりからは安定してきましたけど、
そういった悪い流れを変えたのはやはりエトーの先制点でしたね。
FWなら、誰でも狙ってると思いますけど、その狙い方が上手いですよね。
プレッシャーのかけ方が、そこそこのスピードで少し斜め気味に走りこんで、
急にグッとスピードアップするし、それがハンパなく速い。
GKのヒルデブラントには気の毒な気もしますが、ああいうしたたかさというのは
やはり必要なのかもしれませんね。(ドログバもうまかったなあ・・・)

今日、トーレスはケガで欠場だったのですが、
その間にエトーとバが得点したというのも大きいですね。
こうやって、チーム内競争が激しくなれば、お互い刺激になって競い合って、
さらに良いパフォーマンを引き出せるようになっていけば、良い結果に繋がっていくでしょう。
少し気になるのは、前々から言われているのですがCMFの選手層が薄いことでしょうか。
最近はランパード、ラミレスのコンビが定着してそこそこ安定感はあるのですが、
ケガ人が出た際や、世代交代の面で少々気がかりです。
ファン・ヒンケル(現在は負傷中)やルイスを中盤で使うとかもありなんですが・・・。

とりあえずシャルケ戦に勝利し、勝ち点を9にのばせたので良かったです。
CLでは次戦のアウェイでのバーゼル戦が大きなポイントですね!
プレミアでは、今週末ホームでウェスト・ブロムと対戦です。
チームのまとまりや完成度はまだまだですが、今後を楽しみにしたいと思います[わーい(嬉しい顔)]

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