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CL 準々決勝 1st leg パリSG × チェルシー [チャンピオンズリーグ]

皆さま、こんにちは!
京都も桜がほぼ満開となりました[るんるん]
・・・と思った途端、今日は嵐のような強風[がく~(落胆した顔)]
ちょうど見頃なのに、散ってしまうんじゃないかと心配です[あせあせ(飛び散る汗)]

さて、CLは準々決勝1st legが行われ、
チェルシーはフランスのパリ・サンジェルマンと敵地での対戦となりました。
結果は残念ながら3-1での敗戦。
アウェイゴールはひとつ持ち帰ったものの、
2点のビハインドが、ホームでの2nd legでどう響いてくるか。
180分あるうちの90分、つまり前半が終わったに過ぎず
終わってみなければ、どちらがベスト4へ進出するかはわかりません。
チェルシーというクラブの力を考えれば、ホームで2-0の勝利という
勝ち抜け条件は決して不可能ではないでしょう。
ただ、そう簡単にいかないのがサッカーであり、また面白さでもありますよね。
プレミアでも、直近のクリスタルパレス戦を落とし
パリとの1st legも(おそらく)予想外の結果になりました。
さて、モウリーニョどう立て直してきますか・・・

今回、チェルシーは1トップにシュールレ
その下にアザール、オスカル、ウィリアン。
ボランチはラミレスとダヴィド・ルイスのコンビ。
最終ラインはアスピリクエタ、テリー、ケーヒル、イヴァノヴィッチ。
GKはツェフ。
という布陣で臨みました。
シュールレの1トップは、プレミアリーグ第2節
アウェイのマンチェスター・ユナイテッド戦でも試されたことがありました。
シュールレの持つ機動力、スピード、ハードワークを考えると
まずは後ろの3人(+ボランチの1人)と前線からの守備をしっかり行い、
ポジションチェンジをしながら効果的に
得意とするカウンターを仕掛けられる、というのがその理由かと考えられます。
しかし、そのプランを遂行する前に相手に先制点を献上してしまいました。
前半4分、テリーのクリアミスからラベッシがハーフボレーを決めて1-0。
スタートから積極的に攻め上がっていたパリは先制すると、
イブラも含めほぼ全員が自陣に帰陣し
チェルシーの得意とするカウンターとサイドを使ったドリブル突破ができるスペースを消して対応。
万一、高い位置でボールを失った場合には少々荒っぽいですが、ファウルで止める。
それに加え、自分たちの守備ブロックに焦れて、
チェルシーが放り込んできた時には逆にカウンターを仕掛ける狙いのようでした。
チェルシーの最終ラインはアスピリクエタを除いては、スピードがある方ではないので
走り負けて突破される場面もありました。
ただ、それでもチェルシーには特に焦りは見られず、27分にアザールのPKで追いつきます。
1-1のタイスコアになってから前半終了までは、再びパリは積極的に前に出始め、
チェルシーは高い位置で奪ってのカウンター、というお互いの試合運びがぶつかり合います。
スコアは動かず、そのまま後半へ。

後半の入り方は、両チームとも無理はしないような印象でした。
特にチェルシーは1-1でホームの2nd legに折り返しても有利なため、
ゆっくりボールを回すスタートでした。
また前半のように前線からのチェイスを持続して行わなくなり、
シュールレの消耗が激しく、高さとフィジカルがないため
前でボールをキープする時間を確保する狙いか早めの59分にトーレスを投入します。
(これもユナイテッド戦と同じ交代でした)
しかし、ここでもそのプランが発動する前ににチェルシーは勝ち越しを許してしまいます。
61分、自陣の深い位置でFKを与えると、ラベッシの入れたボールにルイスがオウンゴール。
ラベッシのFKは速さ、コース、高さ共に申し分ない、急激に落ちる素晴らしいボールでした。
前半のように前線・ボランチの選手があまり激しくプレスしなくなったことで
自陣の深い位置まで簡単に入られ、そこで初めてファウルで止める形になってしまい、
結果としてFKを献上してしまいました。
チェルシーは勝ち越されたことで再びプランは崩れ、仕切り直さなくてはならなくなりました。
一方勝ち越したパリは、
68分にイブラ、76分にヴェラッティがそれぞれ負傷でベンチに退くアクシデントが発生。
しかし、選手が変わってもバランスが崩れることはなく、
カバー二とラベッシが中心となり貪欲に追加点を狙います。
チェルシーは高い位置で食い止められず、最終ラインで防ぐ時間が多かったと思います。
そして、85分にチェルシーに止めを刺すパストーレがラベッシに代わってピッチへ送り出されます。
93分、スローインから3人に囲まれながらもディフェンスをうまくかわすと
早いふり抜きでニアに叩き込みました。
そして試合終了のホイッスルが吹かれ、3-1でパリがチェルシーに勝利しました。

PARIS SAINT GERMAIN (4-3-3)

ラベッシ (85 パストーレ)  イブラヒモヴィッチ (69 ルーカス)  カバー二
マテュイディ   モッタ   ヴェラッティ (76 カバイエ)
マックスウェル   チアーゴ・シウヴァ   アレックス   ジャレ
シリグ

CHELSEA (4-2-3-1)

シュールレ (59 トーレス)
アザール   オスカル (72 ランパード)   ウィリアン
ラミレス    ルイス
アスピリクエタ   テリー   ケーヒル   イヴァノヴィッチ
ツェフ


scorer

4分 ラベッシ
27分 アザール (PK)

61分 ルイス (OG)
93分 パストーレ

PARIS SAINT GERMAIN 3-1 CHELSEA
( 2014.4.2 PARC DES PRINCES)


感想です[ドコモ提供]

さすがに最後のパストーレのゴールを見た時は、もうこれはアカンわと(+_+)
確かに立ち上がりにミスから失点したのは痛かったですが
PKではあったものの、同点+アウェイゴールを手に入れて前半は悪くなかったと思います。
しかし、過密日程の影響か、後半開始からスタミナ切れを起こし
前線からのプレスが行えなくなり、それを修正しようとした直後に失点。
攻撃ではチャンスを作ってもゴールを奪うに至らず、さらに終了間際にも失点。
チェルシーにとっては、全てが悪い方、悪い方へと流れた感じでした。
イブラ、ラベッシ、カバー二は確かに脅威でしたが、
パリが終始圧倒していたというわけではありませんでした。
ただ、パリはミスがほとんどなく試合が動いてプランが変わっても、90分間安定していました。
チェルシーは後半、ほとんどの選手の足が止まっていて
特にボランチの位置で相手の攻撃を止められていなかったのが気になりました。
ラミレスは早い時間にイエローを一枚もらっていたので、厳しくいけなかったのかもしれませんが
ルイスがどうも心ここにあらずというか、相手との距離を詰めるわけでもなく
どこか痛めてるのかな、というくらい走ってなかったし
ボールを奪いにいっていなかったのが疑問でした。
ルイスは元々気持ちの波が激しいところがあって
今シーズンは満足いく出場機会を得られず、ポジションも本来とは違います。
難しい状況かもしれませんが、
コンフェデの決勝の時のようなパフォーマンスができる選手なのですから
モチベーション高く頑張ってもらいたいですね。

そういえば、チェルシーがビッグイヤーを獲得したシーズンも
当時ナポリにいたラベッシとカバー二に苦しめられたなあ・・・と思い出してしまいました。
正直厳しい状況ですが、立て直しとホームでの2nd legに期待したいです。

チェルシー、週末はホームでのストーク戦(・・・また難しい相手ですな[たらーっ(汗)]
パリとの2nd leg は来週火曜日(現地時間)となります!
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