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CL 準々決勝 2nd leg チェルシー × パリSG [チャンピオンズリーグ]

皆さま、こんにちは![わーい(嬉しい顔)]

CLは準々決勝2nd legが終了し、セミファイナル進出チームが決定しました!

バイエルン
レアル・マドリー
アトレティコ・マドリー
チェルシー

この4クラブとなりました!

注目の準々決勝2nd leg、チェルシーはホームのスタンフォード・ブリッジに
パリ・サンジェルマンを迎えての一戦となりました。
1st leg は敵地で1-3と予想外のスコアで敗戦。
準決勝に駒を進めるには、かなり厳しい状況でしたが
モウリーニョの指揮の下、チームが一丸となり
難しい相手にプラン通り、勝ち抜け条件をクリアしました。


CHELSEA (4-2-3-1)

エトー
アザール (18 シュールレ)  オスカル (81 トーレス)  ウィリアン
ランパード (66 デンバ・バ)   ダヴィド・ルイス
アスピリクエタ   テリー   ケーヒル   イヴァノヴィッチ
ツェフ


PARIS SAINT GERMAIN (4-3-3)

ラベッシ (73 パストーレ)  カバー二   ルーカス (85 マルキーニョス)
マテュイディ   モッタ   べラッティ (55 カバイエ)
マックスウェル   チアーゴ・シウヴァ   アレックス   ジャレ
シリグ


match report

失点は厳禁、その上で最低でも2得点が必要なチェルシー。
キックオフからチェルシーはボールを下げず、積極的なスタートを見せます。
一方、パリは0-0、または1点差なら勝ち抜けが決まるため、
1st leg と同様に前線からのプレスを行い
タイミングを見計らって高い位置からのカウンターを仕掛けます。
チームの核であるイブラヒモビッチを負傷で欠くものの
ラベッシの豊富な運動量が攻守においてチームの原動力となり、
お互いのサッカーがぶつかり合う立ち上がりになりました。
しかし、18分にチェルシーにアクシデントが起こります。
アザールが負傷でピッチを後にし、シュールレがフィールドイン。
チェルシーは早くも交代枠をひとつ使うことになりました。
丁度その時間帯ごろから、パリは前でボールを奪っても
時には後方に戻して自分たちで持つ時間も作っていました。
早めに1点が欲しいチェルシーにチャンスが訪れたのは28分。
ランパードのFKが相手DFに当たりながらも枠内を捉え、ビッグチャンスを迎えます。
しかし、これはGKシリグの好セーブに阻まれゴールはなりませんでした。
そして、その4分後スコアは動きました。
イヴァノヴィッチのロングスローに、ルイスが頭で後ろにすらし
シュールレがダイレクトで合わせてゴールイン。
アザールに代わって投入されたシュールレがしっかり結果を出しました。
得点が生まれたチェルシーには勢いが出はじめ、このまま一気に、という雰囲気が漂います。
失点してしまったパリでしたが、特にバランスを崩すことはなく
安定した守備を見せ、前半は1-0(2-3)で終了。後半へ折り返します。

後半もスタートからチェルシーは積極的に攻撃を仕掛け、スピーディーな展開が続きます。
52分、ウィリアンのマイナスのクロスにシュールレが合わせバー直撃の惜しい場面を作り、
その流れからFKを得るとオスカルのキックもバーを叩き、立て続けにパリのゴールを脅かします。
すると、55分パリが動きました。
ベラッティに代えてカバイエをピッチに送り出します。
カバイエ投入と同時にパリは攻撃にシフトチェンジ、
それまで全く出てこなかったマテュイディが左サイドから積極的に仕掛けはじめ
お互いが攻め合うオープンな展開になりました。
その後、両チームは時間の経過と共に選手交代を行い、
お互いが高い位置でボールを奪って奪われて、
また取り返して、といった攻防が繰り広げられ、非常に運動量の多いゲーム展開になりました。
チェルシーは前がかりになっていたのと、疲労のためかプレスがかからなくなり
自陣にできていたスペースをロングボール一本でカバー二に使われ、
一度は決定機を与えてしまいました。
しかし、まだツキがあったのかカバー二のシュートはバーの上を通過。難を逃れました。
時間の経過と共に両指揮官のプランも変化を見せ、
モウリーニョは81分にトーレスを投入し、3トップに。
ブランは85分にルーカスをマルキーニョスに代えて守りぬくプランのようでした。
そして87分、ついにチェルシーに待望のゴールが生まれます。
ケーヒルのフィードにエリア内でトーレスが競り合い、セカンドボールにエトーがシュート。
相手DFに当たった跳ね返りをアスピリクエタがさらにシュート。
アレックスの出した足に当たって、流れたところをバがマックスウェルにつかれながらも
すくいあげるようにしてゴールに押し込みました。
その瞬間モウリーニョはタッチライン沿いを走り、ゴールを喜ぶ選手たちに
残り時間の戦術変更を選手に伝えにいきました。
そして、アディナルタイムの4分を乗り切り、2-0でチェルシーが勝利。
トータルスコアは3-3ですが、アウェイゴールの差でチェルシーがベスト4進出を決めました。


CHELSEA 2-0 PARIS SAINT GERMAIN
( 2014.4.8 STAMFORD BRIDGE )

1st leg PARIS SAINT GERMAIN 3-1 CHELSEA
2nd leg CHELSEA 2-0 PARIS SAINT GERMAIN
AGGREGATE CHELSEA 3-3 PARIS SAINT GERMAIN

scorer

32 シュールレ
87 バ


感想です (´▽`)

このレベルの対戦なので、不可能ではないけれどチェルシーの勝ち抜けは無理かも・・・
というのが試合前の私の正直な予想でした。
しかし、まあ始まって、終わってみれば(←?)見事にそれをやってのけたというか。
選手たちのパフォーマンスも、モウリーニョの采配も本当に素晴らしかったと思います。
パリもイブラ欠場の影響はあったとは思いますが、とても良いサッカーをするチームで
あのままベスト4に進んでもおかしくないチームだった印象です。

パリは2点のリードがあり、このままでも勝ち抜けられるというのが
好材料でもあり、逆に試合をどのように運ぶのかの難しさでもあったように思います。
チェルシーは点を取るしかないので、やることは明確でしたが
パリは前線から最終ラインまでの守備がとても安定しているチームなので、
その守備網を破れるのかと、得点を取る時間帯も難しかったと思います。
あまりにも早い時間帯に2点取って(取れて)しまうと、
そのことによって相手にアウィゴールを与える可能性にも繋がるかもしれない。
かといって、終了間際に得点できる保証はどこにもないため
やはり、どこかで2点目を取らなくてはならない。
そう考えると、本当に理想的なゲーム展開であり、点の取り方だったと思います。
あの時間帯での、アザールの負傷交代は想定外だったかもしれませんが
シュールレがその穴を期待以上に埋めてくれました。
彼は試合中にどんどん良くなるタイプなのかもしれませんね。
66分にランパードに代えて、攻撃の枚数を増やすのに
トーレスではなく先にバを入れたのは
最近のトーレスの状態と、短い出場時間でも仕事ができるバの能力を
考えれば理解できましたし(モウリーニョには他にも意図はあったでしょうけれど)
むしろその方が得点が生まれる可能性は高いように思いました。
81分にトーレスを入れて3トップにして、前を厚くし
最終的にFWの3人が2点目に絡んでいたのは、これも理想的でした。
(シュートを撃ったアスピリクエタもお忘れなく!)
情報では、前日練習でも様々な試合展開のパターンを想定して
選手交代を含めしっかり準備していたそうです。
さすがはモウリーニョだな、と感心してしまいました。

ただ、少し気になるのは
テリーが年齢+今シーズンずっと出ずっぱりなので疲労が表面化しているのと、
ルイスのボランチ起用がここからの戦いで機能していくのか、という点です。
今回はラミレスが出場停止だったので、この組み合わせになったと思いますし、
本来はマティッチを使いたいところでしょうが、CLでは使えません。
ルイスはCBの位置からのビルドアップの参加は問題ないと思いますが、
ボランチの位置で、攻撃の起点を作る意図を持ってボールを捌く役割を求めるのは
彼の特徴としては難しい気がします。
また、彼の位置でボールを奪われる場面が多いのも気がかりですね。
さらにレベルが上がる今後の対戦において、このあたりがポイントになるのでは・・・
と思ったりしています。

準決勝の抽選会は明日、行われます!
う~ん、もうどこと当たってもどうしょうもないですね(笑)
楽しみにしたいと思います!(´▽`)
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