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AFC U-19 選手権 中国戦 [日本代表]

皆さま、こんにちは[わーい(嬉しい顔)]
ご無沙汰しております!
あっという間に10月も半ばに差しかかろうかとしていますが
いかがお過ごしでしょうか?(´▽`)

昨日10月9日より、ミャンマーでAFC U-19 選手権が行われています。
U-19 日本代表は初戦が中国との対戦になりましたが、
残念ながら1-2で敗れ、グループリーグ突破に向けて厳しいスタートとなりました。

AFC U-19 選手権とは、19歳以下によるアジアNO.1を決める大会です。
16か国がグループAからDに分かれ、1グループ4チームでグループリーグを戦い
上位2位までが決勝トーナメントに進むことができます。
この大会でベスト4以上に入れば、来年ニュージーランドで開催される
U-20 ワールドカップへの出場権が得られます。
日本はグループC に入り、中国・ベトナム・韓国の3か国との対戦になります。

昨日の中国戦は、試合開始直後に左サイドで相手にドリブル突破を許し、
ペナルティエリア内でたまらずファウル。PKを献上し先制されるスタートでした。
緊張のためか、チーム全体がフワッとした空気で入り方は悪かったのですが
失点後は前からプレッシャーをかけ立て直し、
徐々に自分たちのリズムを作っていくことができました。
わりと早い段階で日本のペースに持っていけたと思います。
16分には、左サイドでボールを受けた南野拓実が自らドリブルで持ち上がり
ゴールを決めて1-1の同点に追いつきます。
しかし、その後は主導権を握りながらもゴールが奪えず、前半はそのまま終了しました。

後半スタートから、鈴木政一監督はボランチの川辺駿に代えて井手口陽介を投入。
その井出口と、62分に金子翔太と交代で出場した奥川雅也が新たなアクセントになり
後半もやはり日本のペースで試合は進みます。
多くのチャンスや決定機がありましたが、相手ゴールネットを揺らすには至らず
後半スタートから15分経過した頃を境に、チーム全体の疲労が色濃くなってきました。
運動量の減少、集中力の低下、コンビネーションプレーが少なくなり
テンポの良い分厚い攻撃が見られなくなりました。
守備でも前線、中盤でのプレスも甘くなり、
迎えた77分、自陣の深い位置で相手にFKを与え追加点を許してしまいます。
78分に日本は最後の交代カードを切り、
FWの越智大和に代えてオナイウ阿道をピッチに送り出します。
しかしチームの疲労が酷く、パスミスが増え、意思疎通も上手くいきません。
それでも決定機は3度ほど作ることができましたが、相手GKの好セーブに防がれたり、
わずかなタイミングのずれやボールタッチの技術が足らず、ゴールを奪えませんでした。
結局そのまま、スコア1-2で試合終了。
日本は大切な初戦を勝ち点0で終えました。


AFC U-19 選手権 ミャンマー 2014 グループC 

日本 1-2 中国

( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.9 )

得点者 :  2分(PK) 77分 イ セゴウ   16分  南野拓実

JAPAN (4-4-2)

FW 越智大和 (78 オナイウ阿道)  南野拓実

MF 金子翔太 (62 奥川雅也)  松本昌也  川辺駿 (46 井手口陽介)  関根貴大

DF 坂井大将  三浦弦太  中谷進之介  広瀬陸斗

GK 中村航輔


感想です!(>_<)

8:2くらいの割合で90分間、日本が攻め続けていました。
チャンスも決定機も多く作れていましたが、ゴールだけが遠かった・・・という印象です。
中国が日本陣内に攻め込んできた回数は、数えるほどだった思います。
しかし、PKとFKというチャンスにしっかり決めてきた。
技術やチーム力が上であろうチームが90分間主導権を握り攻め続けるも
相手の良い守備に阻まれたり、決定機を逃して得点できず
相手が久々に攻撃してきた時にポン、とゴールを入れられて負けてしまう、という
サッカーではよくあるパターン(日本代表・年代に限らずアジアの戦いでは特に・・・)で
非常に残念な結果でした。
前半から全力で戦っていたのに加え、高い気温、でこぼこしたピッチの影響もあったのでしょうか、
後半は消耗が激しく、足が止まりプレーの精度もかなり落ちてしまいました。

ただ、選手個人の技術は高いものがあり、正直驚きました。
ボールタッチ、トラップ、パススピード。
プレーの判断の早さ、予測などもレベルは非常に高いと感じました。
チーム全体の好守における意思統一もできていて、
前半は特に、代表チームでこんなにも合うものなのかな、と感心しました。
特徴的だったのは、ゴールに背を向けてもパスをらうのではなく
前を向いた状態でプレーすることを選手たちが意識して実践していたこと。
もちろん、ポストプレーなどでタメを作りたい場合などは別ですが
前向きにボールをもらうことでプレーのスピードが上がり、相手は対応しづらくなる。
これは、鈴木監督がチームのコンセプトとして掲げているとのことで
そういった意識づけが選手にしっかり浸透しているのかな、と思いました。
この試合は残念な結果になりましたが、残り2戦に期待したいですね。

選手個人で印象深かったのは、チームのエースと言われる南野拓実選手。
シュートセンス、技術も高く、ストライカー+ゲームメイクもできるタイプでしょうか。
それから、後半から出場したボランチの井手口陽介選手。
彼はパワフルで攻守両面において、非常にスキルの高い選手だと思います。
中盤の底で的確なポジションにボールを捌き、タイミングを見て前線に上がり攻撃参加が
できるプレイヤーかな、と。守備面でもポジショニングが良く、ボール奪取が上手い。
最後は、こちらも途中出場の奥川雅也選手。
両利きのドリブラーで非常に面白い選手です。本当にどちらが利き足がわからないくらい
両足の技術が高いので、味方にとっては非常に心強く
相手にとっては対応しにくい選手ではないかなと思います。
彼らの今後が楽しみですね。

さて、先ほどA代表のジャマイカ戦が始まりました。
アギーレ監督になってから、初勝利なるでしょうか。観てみたいと思います。

タグ:日本代表
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