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AFC U-19 選手権 ベトナム戦 [日本代表]

皆さま、こんにちは(´▽`)

現在、ミャンマーで行われているU-19 選手権はグループリーグ第2戦を終了しました。
日本代表は土曜日にベトナムと対戦し3-1で勝利を収め、
決勝トーナメント進出に望みをつなげました。

日本とベトナムは共に初戦を落としており、どうしても勝利が必要な状況。
両チームとも、細かくパスをつなぐサッカーのスタイルは似ており、互いに攻め合う展開でした。
しかし、負けると後がなくなる追い詰められた状況のため、
あまり前がかりになりすぎず、慎重に試合を運ぶ部分もありました。
また、気象条件も厳しく、15:30のキックオフで気温は日陰で34℃。
ピッチも荒れており、それに加えグループリーグは中一日での対戦となるため
選手の体力の消耗は激しいものがありました。

前半スタートから15分頃までは、日本が相手陣内に攻め込む場面が多かったものの
ベトナムの好守に阻まれ、フィニッシュまでは持ち込めませんでした。
スタート時は特に日本にアグレッシブさが感じられましたが、
時間の経過とともにゲームが落ちつき、少しゆっくりした展開になりはじめます。
日本もベトナムも相手ボールになった時のボールチャレンジが非常に上手く、
中盤でボールを奪い合う時間が続き、お互いになかなか深い位置までボールを運べません。
しかし、両チームともにスピードのあるサイド攻撃からゴールに近づきはじめます。
前半はゴールレスで終了し、後半へ。

後半から、日本は松本に代えて奥川を投入。
しかし後半開始直後から、
積極的に仕掛けてきたベトナムに立て続けにチャンスを作られ、ゴールを脅かされます。
何とかピンチを切り抜けるも、
51分に左SBの広瀬が相手選手との競り合いの際にピッチに後頭部を強打。
交代を余儀なくされ、急きょ石田がピッチに送り出されました。
貴重な交代枠を負傷者で一枠使った日本ではありましたが、59分に待望の先制点を奪います。
ベトナムの好守に遭いながらも、井手口、南野とつなぎ、一旦ブロックされるも
セカンドボールを拾った奥川が自らシュートを放ち、ゴールネットを揺らしました。
その後、徐々に両チームに疲労が目立ち、運動量が減り、足も止まり始めました。
それでも追加点が欲しい日本は攻め続け、決定機も作りますが得点には至りません。
すると、83分に川辺が足を痙攣したのかベンチに退き、望月が投入されました。
交代枠も使い切り、残り時間を何とか無失点で切り抜けたい日本でしたが
ベトナムも粘りを見せ、一進一退の攻防が続きます。
そして88分、奥川が右足を痛め、プレー続行不可能で日本は10人での戦いを強いられることに。
するとその直後、日本はベトナムに素早く右サイドに展開され
クロスの処理が及ばず、こぼれ球を叩き込まれて同点を許してしまいます。
アディショナルタイムは相手GKが負傷し、倒れていた時間があったので6分ありました。
一瞬気持ちが切れたかに思えた日本でしたが、93分にCKを獲得。
南野のCKに中谷が飛び込み、勝ち越しゴールを奪います。
さらに、終了間際にも井手口がゴールをネットを揺らし、3-1で見事日本が勝利を収めました。


AFC U-19 選手権 ミャンマー2014 グループC

ベトナム 1-3 日本

( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.11 )

得点者 : 59分 奥川雅也 89分 タイン・タン 93分 中谷進之介  96分 井手口陽介

JAPAN (4-4-2)

FW 越智大和  南野拓実

MF 松本昌也 (46 奥川雅也)  井手口陽介  川辺駿 (83 望月嶺臣)  関根貴大

DF 坂井大将  三浦弦太  中谷進之介  広瀬陸斗 (56 石田崚真) 
       
GK 中村航輔


感想です (≧▽≦)

試合終盤に同点にされた時は、正直もうダメかと思いました[ふらふら]
選手たちがガックリきているのも目に見えてわかりましたし・・・[たらーっ(汗)]
そういった状況から立て直すのは、10代でなくても難しいですよね。
ただ、アディショナルタイムが6分と長かったのが幸いしたのか
疲労と失点のダメージで、体はもうほとんど動かなかったでしょうけれど
最後まで諦めずにプレーできたのは良かったですね。
こういう劇的な展開は毎試合あるものではありませんが、
あのまま同点、もしくは逆転されて終わるのと
勝ち越して勝ち切るのとでは、いろんな意味で身に付くものが変わってくると思います。
何よりも、この大会で先に進める可能性を残せたのが大きかったのではないでしょうか。

ベトナムも近年、国レベルでサッカーの強化に力を入れていて、非常に怖い存在になっています。
選手はみんな、テクニック・スピード・俊敏さがあり、チームワークにも長けています。
体格や実践しているサッカースタイルは日本とよく似ていますね。
何よりも、サッカーや試合に取り組むモチベーションが非常に高いと感じました。
今後もきっと、手強い相手になるに違いありません。

日本もそうでしたが、ベトナムも中盤の守備で
ファーストディフェンダーに連動して周りの選手たちが的確なポジションを取り、
攻撃を遅らせたり、マイボールにするのが上手かったです。

この試合で、負傷者が出てしまったのが心配ですね。
川辺選手は疲労のようでしたが、
広瀬選手は頭ですし、奥川選手は運ばれる時の本人の様子が深刻そうでした。
その後も松葉杖をついていたらしいので、プレーができる状態ではないかもしれません。
大事に至らなければよいのですが。

さて、グループリーグ最終戦は強敵・韓国との一戦です。
勝たなければ突破は非常に難しい状況です。
厳しい戦いになることは間違いないですが、
ぜひ勝って決勝トーナメント進出を決めて欲しいですね。
韓国戦は本日(10月13日)の夕方、18:00キックオフです!!

タグ:日本代表
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