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今夜はクラシコ [チャンピオンズリーグ]

皆さま、こんにちは[わーい(嬉しい顔)]
もう、だいぶ寒くなりましたね。いかがお過ごしですか?

記事タイトルは「クラシコ」なのですが、
先日行われたCL第3節のリヴァプールvsレアル・マドリーの感想を書きたいと思います。

結果は3-0とレアルの完勝でした。
私は先に結果だけを知っていたので、そのスコアから想像するに
リヴァプールのパフォーマンスが良くなかったのかな、と思いました。
今季のプレミアの苦戦ぶりを見ていても、その光景は自然と目に浮かんできます。
しかし、実際に試合映像を見てみると、パフォーマンスは決して悪くありませんでした。
確かに、結果的には内容もスコアも、レアルにやり込められた感はありますが
リヴァプールが悪かったというよりは、レアルが上回っていたという方が自然な印象です。

両チームに所属する選手のタイプ、採用しているスタイルはもちろん違います。
ただ、プレーのスピード感というか、攻撃を仕掛ける速さというのは共通していて
キックオフからかなり激しく、前半は非常に早い展開で試合が進みました。

先制点は23分。
ハメス・ロドリゲスとのコンビネーションから、ロナウドがゴールを決めました。
先にボールを持っていたロナウドがリヴァプールのディフェンスを引き付け、
ロドリゲスにパスを出しながら、ディフェンスラインの裏に走る。
ボールを受けたロドリゲスはまず、右足でトラップしコントロール。
次に、左足でディフェンダーの頭上を越す浮き球のパスを出す。
この瞬間も、ディフェンスはロドリゲスに引き付けられているので
ロナウドのマークが遅れ、さらに浮き球のパスに対応できず、ゴールを許してしまいました。
レアルの選手間の意思疎通、技術の高さ、ラストパスのアイディア。
非常にクオリティーの高いゴールシーンでした。

続いて2点目は30分、スコアラーはベンゼマ。
CKの流れから、左サイドでトニ・クロースが逆サイドに大きく展開。
ファーのベンゼマがヘディングシュートを決めました。
ここでは、リヴァプールがセカンドボールを拾えず、レアルの2次攻撃に遭い
最終的な局面では、ラインコントロールが疎かになっていました。

3点目は41分。これもCKからベンゼマが決めました。
こぼれ球にペペが素早く反応、最後はベンゼマがタイミングを逃さず確実に決めました。
(あのタイミングに合せる技術は相当難しいと思います)
ぺぺにはシュクルテルがついていましたが、
後ろから足を出されて先にボールに触られ、ベンゼマに繋がりました。
ミニョレも飛び出しはしましたが、対応できませんでした。
足で止めるか、キャッチするかの選択を迷ったのかな、という感じに見えました。

前半で3-0という、リヴァプールサイドにとってはショッキングな展開で、
そこまで大きなミスがあったわけではなかっただけに、残念な前半でした。

後半、リヴァプールはチームに馴染めず、結果の出ていないバロテッリに代えてララーナを投入。
前線はララーナが左、スターリングが中央、コウチ―ニョが右にポジションを移しました。
ララーナの投入で、前線の3人がポジションを変えながらボールを受けて
前半とは違うリズム感を生みだし、徐々に攻撃の形が作れるようになりました。
しかし、それも後半開始から10分ほど。15分は続かなかったでしょうか。
すでに3点のリードがあるレアルは、前半のように積極的な攻撃はせず
落ち着いた守備から、時折タイミングを見計らって鋭いカウンターを仕掛けてきました。
リヴァプールには手詰まり感が漂い、67分にロジャース監督は残りの交代枠を使い切ります。
しかし、ピッチに送り出されたマルコヴィッチとエムレ・カンも変化はつけられず。
ノーチャンスではありませんでしたが、結局レアルのゴールをこじ開けることはできませんでした。

レアルは個々のクオリティの高さはもちろんなのですが、
それがバラバラに発揮されているのではなく、チームとしてまとまり、機能していました。
あれだけ個性の強い選手たちを、生き生きとプレーさせ、チームとして機能させている
指揮官・アンチェロッティの手腕もやはりすごいな、と思います。

リヴァプ―ルにも、レアルほどではないにしろ、いい選手はたくさんいます。
しかし、その特徴や良さが十分に発揮できず、
その個々の能力が、チーム力にまだうまく合流していないような感じです。

気になったのは、バイタルエリアに入った時に、味方選手との距離が近すぎることです。
ある程度、レアルの守備を引き付けてはいましたが、
引き付けてできたスペースを有効に使えていないことが多いのです。
ボールの近くに人が偏りすぎているので、もっとスペースを上手く使えればと思います。

ロジャーズの采配に関していえば、0-3で負けている状況ですから
早めに交代枠を使い切ったことは理解できますが、その意図がよくわかりませんでした。
マルコヴィッチはコウチ―ニョと同じポジションに入っていましたから、
前線で変化をつけたかったのでしょうけれど、カンはどういう意図で入れたのかなあ、と。
センターをアレンとカンに任せてジェラードを前に上げるなら理解できるのですが、
ジェラードは変わらずアンカーポジションにいましたし、
だからといって、アレンやカンが前に積極的に出ていくという感じでもなかったように見えました。

第3節を終えて、リヴァプールは同組のルドゴレツ、バーゼルと勝ち点では並んでいますが
得失点差で現在順位は3位。
次節はレアルホームでの折り返し対戦になりますので、なかなか厳しい状況ですね。
ようやくCLの舞台に戻ってきてくれたので、ちょっと頑張ってほしいなあ、と思います。


LIVERPOOL (4-3-3)

スターリング   バロテッリ (46 ララーナ)   コウチ―ニョ (68 マルコヴィッチ)
アレン   ジェラード   ヘンダーソン (67 エムレ・カン)
アルベルト・モレノ   ロブレン   シュクルテル   ジョンソン
ミニョレ


REAL MADRID (4-3-3)

ロナウド (75 ケディラ)   ベンゼマ   ハメス・ロドリゲス
イスコ   クロース (81 イジャラメンディ)   モドリッチ
マルセロ (85 ナチョ)   バラン   ペペ   アルべロア
カシージャス

SCORER

23 ロナウド  30 41 ベンゼマ  

LIVERPOOL 0-3 REAL MADRID

( 2014.10.26 ANFIELD )

さて、今日はクラシコですね!(≧▽≦)[グッド(上向き矢印)]
出場するかわからないですが、レアルではイスコのプレーを楽しみにしたいと思います。
バルサでは、やっぱりスアレスですかね?
皆さんも楽しんで下さい!!\(^o^)/

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代表・ブラジル戦 (2014) [日本代表]

皆さま、こんばんは(^-^)
昨日のブラジル戦はご覧になられましたか?

内容も結果も想定内ではありましたが、やはり残念ですね。
基本が守備的なプランだったせいか、
全体的にチームが少し縮こまっていたような印象でした。
アギーレ氏が監督に就任し、新しいチームが始動して4試合目。
同監督になってから、新たに召集された選手も多いので
選手の意思疎通や連係が不十分なところが目立ちました。

今回の試合で、改善が必要ではないかと感じた点をいくつか挙げてみようと思います。

まず、プレーのスピードを上げる。
時と場合によるとは思いますが、できるだけダイレクト、またはワンタッチで次のプレーに移る。
これにチーム全体が連動していく。
ツータッチ以上になると相手選手が対応しやすくなるため、攻撃のリズムが失われ
ボールを奪われて、カウンターを受ける可能性が高くなります。

次に、スペースの使い方とタイミングを高める。
まず攻撃時ですが、ブラジルはカウンターの際にロングボールやタテパス一本で
前線に展開した場合、最初はパスを受けた選手しかいなくても
フォローする選手がバランス良くポジションを取りながら、すぐに3~4人上がってきていました。
同サイドに偏っている場合でも、
すぐに逆サイドの空いたスペースにポジションを移し、チャンスを作っていました。
日本はチャンスになりそうな場面でも、フォローの人数も少く上がりも遅い。
これではボールを受けた選手が孤立してしまい、次のプレーの選択肢が非常に少なくなります。
さらに、大きく開いたスペースがあっても誰も入ってこないか、かなり遅れて入ってきます。
素早くスペースを見つけて、的確なタイミングで入ってこれるようになってほしいですね。

守備時に関しては、日本はボールホルダーのマークにつくため
一人目の選手が動いた際にできるスペースのカバーができておらず、そこを使われていました。
例えば一点目。
初めはオフサイドポジションにいたネイマールが一度中に戻ってから動き出し、
ゴールを決めた場面です。彼の動き出し、ボールを受ける技術とスピードは確かに素晴らしい。
しかし、その前のプレーから見てみると、
オスカルからタルデッリにボールが入った時に、田口選手がディフェンスにいっているのですが
彼が移動してできたスペースをウィリアンとのワンツーで使われています。
結果的に、そこからネイマールへのスルーパスが出ています。
ですから、味方選手がディフェンスで移動した際にできたスペースを他の選手、
またそのカバーに入った選手が空けたスペースを次の選手がカバーしていく。
そういった連動が必要なんだと思います。

そして、視野を広く保つ。
味方選手・相手選手のいる位置を常に把握しておかないと
攻撃では時間がかかってしまうし、守備ではピンチを招きます。
今回は特に守備面で危ない場面が多く、実際に失点にも繋がっていました。
集中力も加わるとは思いますが、見えていないのかな、と思う場面が多かったです。

最後は、マイボールへの意識を高く持つ。
この試合に限らず、どの時代の代表戦でもどうしても気になるのですが
ゴールキックやスローインを味方に繋げられず、
すぐに相手ボールになってしまうことが多いと感じます。
しっかりマイボールにして、シュートまでいかなければ意味がありません。
マイボールに対しての意識をもっと持ってほしいです。

今回のブラジル戦で、多くの選手が世界との差を実感して、悔しい思いをしたと思います。
それを糧に、個人としても、チームとしてもレベルアップしてもらいたいですね。
アジアカップが来年1月ですから、タイミング的には非常に厳しい状況ですが
やるしかないんで、何とか頑張ってほしいと思います。

そして、AFC U-19 選手権ですが、 準々決勝で日本は北朝鮮との対戦が決まりました。
厳しい戦いが予想されますが、何とかベスト4へ進出してもらいたいです!

タグ:日本代表
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AFC U-19 選手権 韓国戦 [日本代表]

皆さま、こんにちは[わーい(嬉しい顔)]
昨日、U-19 日本代表は2-1で韓国を下し
グループリーグ1位通過で、決勝トーナメント進出を決めました!

両チームの勝ち抜けの条件としては、
韓国は引き分け以上、負けても同時刻に行われていた中国・ベトナム戦の結果次第では
グループリーグ突破が決まる状況。
それに対して日本は勝利しなければ、突破は非常に難しい立場でした。

グループリーグを終えたから言えることですが、
韓国とは最終戦で当たっていて良かったのかな、と思います。
日本だけでなく、この大会では他国も3試合がすべて中一日での開催です。
そのため、どのチームも疲労度は非常に高いものがあります。
その中でお互いが置かれた状況によってベンチワークを含め、
試合の入り方、進め方がずいぶん違っており、そういった背景も試合の行方を決める
大きな要因だったのでしょう。

日本は初戦・2戦目とチームの中心となっていた広瀬と松本が、
また、途中出場ながら得意のドリブルで攻撃のアクセントとなっていた奥川が
いずれも負傷のため戦線離脱していました。(奥川選手は右足指の骨折だったようです・・)
しかし、そういった負傷者の事情やチームの疲労を考えてか、
鈴木監督はベトナム戦からスタメンを5人変えてきました。
その判断も一つ、今回の結果につながったのだと思います。

試合開始から日本は失点を警戒してか、チームの重心を低い位置に置き
自陣の中盤でボールを奪って少ないタッチ数でシンプルに前につなげていました。
今大会、初スタメンの北川に一本タテパス、ロングボールというのも多かったです。
一方、韓国もゆっくりした試合の入り方で、スタートから前に出る様子はありませんでした。
先制点は日本が奪います。
13分に右サイドでボールを受けた南野が突破を図り、自らゴールネットを揺らします。
しかし、その後にあった決定機に追加点を奪えず
29分にCKの流れから韓国に同点に追いつかれ、前半は1-1で後半へ折り返します。

引き分けでも突破が決まる可能性のある韓国は、後半もスローペースでのスタートでした。
日本は前半にはなかった、金子・関根の両サイドハーフがドリブル突破を仕掛け、
攻撃のリズムを変えてきました。中には決定機もありましたが、やはり決めることができません。
そうしているうちに、韓国が自陣に引いていたこともあり、
相手陣内で横パスとバックパスを繰り返すだけで、突破を仕掛ける姿勢が見られなくなりました。
ある選手がワンツーを狙ってパスを出した後、前に動き出しても
後ろに戻してしまうような場面が続きました。
しかし65分、日本は左サイドでテンポよくパスを繋ぎ、
最後は南野が豪快に蹴り込んで勝ち越します。
その後、日本は徐々に自陣に引き、ブロックを形成し
ゴール前に入ってくるボールをクリア、または前線のスペースへ大きくフィードして対応。
前線でマイボールにできた場合は、ボールキープで時計の針を進めます。
そして、試合終了の笛が吹かれ、何とか1-2で勝利を収めました。


AFC U-19 選手権 ミャンマー 2014 グループC

韓国 1-2 日本

( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.13 )

得点者 : 13分 65分 南野拓実  29分 キム・ガンヒ

JAPAN (4-4-2)

FW 北川航也 (73 越智大和)  南野拓実 (94 オナイウ阿道)

MF 金子翔太  井手口陽介  川辺駿  関根貴大 (77 高木大輔)

DF 宮原和也  内山裕貴  中谷進之介  石田崚真

GK 中村航輔

  
感想です (^_^;)

90分通して、韓国はプレーが全体的にスローテンポで緩い印象でした。
プレスも球際の激しさも、ほとんどありませんでした。
勝ち抜け条件を考えれば、無理をする必要はなく要所要所にポイントを置いて
試合を進めていけば良いという考えだったのでしょう。
また、韓国はそうった試合運びができる技術が十分あるとも思います。
しかし、疲労のせいかミスも多く、日本が助かる部分も多く見られました。
もちろん日本がヒヤリとする場面もありましたが、
足元のプレーがほとんどで、そこまで脅威的な攻撃はなかったように思います。
それに、韓国は日本より早くに選手交代を行っていたのですが、
その交代策がうまく機能していませんでした。

日本は、韓国のコンディションに助けられた部分は大きかったと思いますが
結果を出せたのは、非常に大きな進歩だったと思います。
この3試合を見て、
どの世代でも課題となっている決定力の他に、改善したい点がいくつかありました。

・ セカンドボールを拾う
・ セットプレーを増やす (CK・FK ともに)
・ ボールキープのアイディアや技術を上げる
・ 疲労が蓄積してもプレーの精度を保つ

細かく言い出すと他にもたくさんありますが、特にこの4点が気になりました。
このあたりのスキルアップをしてほしいな、と思います。

さて、準決勝は17日に行われる予定で、
グループD(イラク、カタール、北朝鮮、オマーン)の2位との対戦になります。
U-20 W杯に出場して、世界と戦える機会を得るためにも
絶対にベスト4へ進出してもらいたいと思います!

そして、今日はA代表のブラジル戦です。
特に新しく召集されている選手がチームの連係を含め、どこまでできるか注目したいですね。
この試合の前に、先日行われたブラジルvsアルゼンチンのゲームを観て
現ブラジル代表を予習しておこうと思います!

タグ:日本代表
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AFC U-19 選手権 ベトナム戦 [日本代表]

皆さま、こんにちは(´▽`)

現在、ミャンマーで行われているU-19 選手権はグループリーグ第2戦を終了しました。
日本代表は土曜日にベトナムと対戦し3-1で勝利を収め、
決勝トーナメント進出に望みをつなげました。

日本とベトナムは共に初戦を落としており、どうしても勝利が必要な状況。
両チームとも、細かくパスをつなぐサッカーのスタイルは似ており、互いに攻め合う展開でした。
しかし、負けると後がなくなる追い詰められた状況のため、
あまり前がかりになりすぎず、慎重に試合を運ぶ部分もありました。
また、気象条件も厳しく、15:30のキックオフで気温は日陰で34℃。
ピッチも荒れており、それに加えグループリーグは中一日での対戦となるため
選手の体力の消耗は激しいものがありました。

前半スタートから15分頃までは、日本が相手陣内に攻め込む場面が多かったものの
ベトナムの好守に阻まれ、フィニッシュまでは持ち込めませんでした。
スタート時は特に日本にアグレッシブさが感じられましたが、
時間の経過とともにゲームが落ちつき、少しゆっくりした展開になりはじめます。
日本もベトナムも相手ボールになった時のボールチャレンジが非常に上手く、
中盤でボールを奪い合う時間が続き、お互いになかなか深い位置までボールを運べません。
しかし、両チームともにスピードのあるサイド攻撃からゴールに近づきはじめます。
前半はゴールレスで終了し、後半へ。

後半から、日本は松本に代えて奥川を投入。
しかし後半開始直後から、
積極的に仕掛けてきたベトナムに立て続けにチャンスを作られ、ゴールを脅かされます。
何とかピンチを切り抜けるも、
51分に左SBの広瀬が相手選手との競り合いの際にピッチに後頭部を強打。
交代を余儀なくされ、急きょ石田がピッチに送り出されました。
貴重な交代枠を負傷者で一枠使った日本ではありましたが、59分に待望の先制点を奪います。
ベトナムの好守に遭いながらも、井手口、南野とつなぎ、一旦ブロックされるも
セカンドボールを拾った奥川が自らシュートを放ち、ゴールネットを揺らしました。
その後、徐々に両チームに疲労が目立ち、運動量が減り、足も止まり始めました。
それでも追加点が欲しい日本は攻め続け、決定機も作りますが得点には至りません。
すると、83分に川辺が足を痙攣したのかベンチに退き、望月が投入されました。
交代枠も使い切り、残り時間を何とか無失点で切り抜けたい日本でしたが
ベトナムも粘りを見せ、一進一退の攻防が続きます。
そして88分、奥川が右足を痛め、プレー続行不可能で日本は10人での戦いを強いられることに。
するとその直後、日本はベトナムに素早く右サイドに展開され
クロスの処理が及ばず、こぼれ球を叩き込まれて同点を許してしまいます。
アディショナルタイムは相手GKが負傷し、倒れていた時間があったので6分ありました。
一瞬気持ちが切れたかに思えた日本でしたが、93分にCKを獲得。
南野のCKに中谷が飛び込み、勝ち越しゴールを奪います。
さらに、終了間際にも井手口がゴールをネットを揺らし、3-1で見事日本が勝利を収めました。


AFC U-19 選手権 ミャンマー2014 グループC

ベトナム 1-3 日本

( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.11 )

得点者 : 59分 奥川雅也 89分 タイン・タン 93分 中谷進之介  96分 井手口陽介

JAPAN (4-4-2)

FW 越智大和  南野拓実

MF 松本昌也 (46 奥川雅也)  井手口陽介  川辺駿 (83 望月嶺臣)  関根貴大

DF 坂井大将  三浦弦太  中谷進之介  広瀬陸斗 (56 石田崚真) 
       
GK 中村航輔


感想です (≧▽≦)

試合終盤に同点にされた時は、正直もうダメかと思いました[ふらふら]
選手たちがガックリきているのも目に見えてわかりましたし・・・[たらーっ(汗)]
そういった状況から立て直すのは、10代でなくても難しいですよね。
ただ、アディショナルタイムが6分と長かったのが幸いしたのか
疲労と失点のダメージで、体はもうほとんど動かなかったでしょうけれど
最後まで諦めずにプレーできたのは良かったですね。
こういう劇的な展開は毎試合あるものではありませんが、
あのまま同点、もしくは逆転されて終わるのと
勝ち越して勝ち切るのとでは、いろんな意味で身に付くものが変わってくると思います。
何よりも、この大会で先に進める可能性を残せたのが大きかったのではないでしょうか。

ベトナムも近年、国レベルでサッカーの強化に力を入れていて、非常に怖い存在になっています。
選手はみんな、テクニック・スピード・俊敏さがあり、チームワークにも長けています。
体格や実践しているサッカースタイルは日本とよく似ていますね。
何よりも、サッカーや試合に取り組むモチベーションが非常に高いと感じました。
今後もきっと、手強い相手になるに違いありません。

日本もそうでしたが、ベトナムも中盤の守備で
ファーストディフェンダーに連動して周りの選手たちが的確なポジションを取り、
攻撃を遅らせたり、マイボールにするのが上手かったです。

この試合で、負傷者が出てしまったのが心配ですね。
川辺選手は疲労のようでしたが、
広瀬選手は頭ですし、奥川選手は運ばれる時の本人の様子が深刻そうでした。
その後も松葉杖をついていたらしいので、プレーができる状態ではないかもしれません。
大事に至らなければよいのですが。

さて、グループリーグ最終戦は強敵・韓国との一戦です。
勝たなければ突破は非常に難しい状況です。
厳しい戦いになることは間違いないですが、
ぜひ勝って決勝トーナメント進出を決めて欲しいですね。
韓国戦は本日(10月13日)の夕方、18:00キックオフです!!

タグ:日本代表
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AFC U-19 選手権 中国戦 [日本代表]

皆さま、こんにちは[わーい(嬉しい顔)]
ご無沙汰しております!
あっという間に10月も半ばに差しかかろうかとしていますが
いかがお過ごしでしょうか?(´▽`)

昨日10月9日より、ミャンマーでAFC U-19 選手権が行われています。
U-19 日本代表は初戦が中国との対戦になりましたが、
残念ながら1-2で敗れ、グループリーグ突破に向けて厳しいスタートとなりました。

AFC U-19 選手権とは、19歳以下によるアジアNO.1を決める大会です。
16か国がグループAからDに分かれ、1グループ4チームでグループリーグを戦い
上位2位までが決勝トーナメントに進むことができます。
この大会でベスト4以上に入れば、来年ニュージーランドで開催される
U-20 ワールドカップへの出場権が得られます。
日本はグループC に入り、中国・ベトナム・韓国の3か国との対戦になります。

昨日の中国戦は、試合開始直後に左サイドで相手にドリブル突破を許し、
ペナルティエリア内でたまらずファウル。PKを献上し先制されるスタートでした。
緊張のためか、チーム全体がフワッとした空気で入り方は悪かったのですが
失点後は前からプレッシャーをかけ立て直し、
徐々に自分たちのリズムを作っていくことができました。
わりと早い段階で日本のペースに持っていけたと思います。
16分には、左サイドでボールを受けた南野拓実が自らドリブルで持ち上がり
ゴールを決めて1-1の同点に追いつきます。
しかし、その後は主導権を握りながらもゴールが奪えず、前半はそのまま終了しました。

後半スタートから、鈴木政一監督はボランチの川辺駿に代えて井手口陽介を投入。
その井出口と、62分に金子翔太と交代で出場した奥川雅也が新たなアクセントになり
後半もやはり日本のペースで試合は進みます。
多くのチャンスや決定機がありましたが、相手ゴールネットを揺らすには至らず
後半スタートから15分経過した頃を境に、チーム全体の疲労が色濃くなってきました。
運動量の減少、集中力の低下、コンビネーションプレーが少なくなり
テンポの良い分厚い攻撃が見られなくなりました。
守備でも前線、中盤でのプレスも甘くなり、
迎えた77分、自陣の深い位置で相手にFKを与え追加点を許してしまいます。
78分に日本は最後の交代カードを切り、
FWの越智大和に代えてオナイウ阿道をピッチに送り出します。
しかしチームの疲労が酷く、パスミスが増え、意思疎通も上手くいきません。
それでも決定機は3度ほど作ることができましたが、相手GKの好セーブに防がれたり、
わずかなタイミングのずれやボールタッチの技術が足らず、ゴールを奪えませんでした。
結局そのまま、スコア1-2で試合終了。
日本は大切な初戦を勝ち点0で終えました。


AFC U-19 選手権 ミャンマー 2014 グループC 

日本 1-2 中国

( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.9 )

得点者 :  2分(PK) 77分 イ セゴウ   16分  南野拓実

JAPAN (4-4-2)

FW 越智大和 (78 オナイウ阿道)  南野拓実

MF 金子翔太 (62 奥川雅也)  松本昌也  川辺駿 (46 井手口陽介)  関根貴大

DF 坂井大将  三浦弦太  中谷進之介  広瀬陸斗

GK 中村航輔


感想です!(>_<)

8:2くらいの割合で90分間、日本が攻め続けていました。
チャンスも決定機も多く作れていましたが、ゴールだけが遠かった・・・という印象です。
中国が日本陣内に攻め込んできた回数は、数えるほどだった思います。
しかし、PKとFKというチャンスにしっかり決めてきた。
技術やチーム力が上であろうチームが90分間主導権を握り攻め続けるも
相手の良い守備に阻まれたり、決定機を逃して得点できず
相手が久々に攻撃してきた時にポン、とゴールを入れられて負けてしまう、という
サッカーではよくあるパターン(日本代表・年代に限らずアジアの戦いでは特に・・・)で
非常に残念な結果でした。
前半から全力で戦っていたのに加え、高い気温、でこぼこしたピッチの影響もあったのでしょうか、
後半は消耗が激しく、足が止まりプレーの精度もかなり落ちてしまいました。

ただ、選手個人の技術は高いものがあり、正直驚きました。
ボールタッチ、トラップ、パススピード。
プレーの判断の早さ、予測などもレベルは非常に高いと感じました。
チーム全体の好守における意思統一もできていて、
前半は特に、代表チームでこんなにも合うものなのかな、と感心しました。
特徴的だったのは、ゴールに背を向けてもパスをらうのではなく
前を向いた状態でプレーすることを選手たちが意識して実践していたこと。
もちろん、ポストプレーなどでタメを作りたい場合などは別ですが
前向きにボールをもらうことでプレーのスピードが上がり、相手は対応しづらくなる。
これは、鈴木監督がチームのコンセプトとして掲げているとのことで
そういった意識づけが選手にしっかり浸透しているのかな、と思いました。
この試合は残念な結果になりましたが、残り2戦に期待したいですね。

選手個人で印象深かったのは、チームのエースと言われる南野拓実選手。
シュートセンス、技術も高く、ストライカー+ゲームメイクもできるタイプでしょうか。
それから、後半から出場したボランチの井手口陽介選手。
彼はパワフルで攻守両面において、非常にスキルの高い選手だと思います。
中盤の底で的確なポジションにボールを捌き、タイミングを見て前線に上がり攻撃参加が
できるプレイヤーかな、と。守備面でもポジショニングが良く、ボール奪取が上手い。
最後は、こちらも途中出場の奥川雅也選手。
両利きのドリブラーで非常に面白い選手です。本当にどちらが利き足がわからないくらい
両足の技術が高いので、味方にとっては非常に心強く
相手にとっては対応しにくい選手ではないかなと思います。
彼らの今後が楽しみですね。

さて、先ほどA代表のジャマイカ戦が始まりました。
アギーレ監督になってから、初勝利なるでしょうか。観てみたいと思います。

タグ:日本代表
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