AFC U-19 選手権 韓国戦 [日本代表]
皆さま、こんにちは
昨日、U-19 日本代表は2-1で韓国を下し
グループリーグ1位通過で、決勝トーナメント進出を決めました!
両チームの勝ち抜けの条件としては、
韓国は引き分け以上、負けても同時刻に行われていた中国・ベトナム戦の結果次第では
グループリーグ突破が決まる状況。
それに対して日本は勝利しなければ、突破は非常に難しい立場でした。
グループリーグを終えたから言えることですが、
韓国とは最終戦で当たっていて良かったのかな、と思います。
日本だけでなく、この大会では他国も3試合がすべて中一日での開催です。
そのため、どのチームも疲労度は非常に高いものがあります。
その中でお互いが置かれた状況によってベンチワークを含め、
試合の入り方、進め方がずいぶん違っており、そういった背景も試合の行方を決める
大きな要因だったのでしょう。
日本は初戦・2戦目とチームの中心となっていた広瀬と松本が、
また、途中出場ながら得意のドリブルで攻撃のアクセントとなっていた奥川が
いずれも負傷のため戦線離脱していました。(奥川選手は右足指の骨折だったようです・・)
しかし、そういった負傷者の事情やチームの疲労を考えてか、
鈴木監督はベトナム戦からスタメンを5人変えてきました。
その判断も一つ、今回の結果につながったのだと思います。
試合開始から日本は失点を警戒してか、チームの重心を低い位置に置き
自陣の中盤でボールを奪って少ないタッチ数でシンプルに前につなげていました。
今大会、初スタメンの北川に一本タテパス、ロングボールというのも多かったです。
一方、韓国もゆっくりした試合の入り方で、スタートから前に出る様子はありませんでした。
先制点は日本が奪います。
13分に右サイドでボールを受けた南野が突破を図り、自らゴールネットを揺らします。
しかし、その後にあった決定機に追加点を奪えず
29分にCKの流れから韓国に同点に追いつかれ、前半は1-1で後半へ折り返します。
引き分けでも突破が決まる可能性のある韓国は、後半もスローペースでのスタートでした。
日本は前半にはなかった、金子・関根の両サイドハーフがドリブル突破を仕掛け、
攻撃のリズムを変えてきました。中には決定機もありましたが、やはり決めることができません。
そうしているうちに、韓国が自陣に引いていたこともあり、
相手陣内で横パスとバックパスを繰り返すだけで、突破を仕掛ける姿勢が見られなくなりました。
ある選手がワンツーを狙ってパスを出した後、前に動き出しても
後ろに戻してしまうような場面が続きました。
しかし65分、日本は左サイドでテンポよくパスを繋ぎ、
最後は南野が豪快に蹴り込んで勝ち越します。
その後、日本は徐々に自陣に引き、ブロックを形成し
ゴール前に入ってくるボールをクリア、または前線のスペースへ大きくフィードして対応。
前線でマイボールにできた場合は、ボールキープで時計の針を進めます。
そして、試合終了の笛が吹かれ、何とか1-2で勝利を収めました。
AFC U-19 選手権 ミャンマー 2014 グループC
韓国 1-2 日本
( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.13 )
得点者 : 13分 65分 南野拓実 29分 キム・ガンヒ
JAPAN (4-4-2)
FW 北川航也 (73 越智大和) 南野拓実 (94 オナイウ阿道)
MF 金子翔太 井手口陽介 川辺駿 関根貴大 (77 高木大輔)
DF 宮原和也 内山裕貴 中谷進之介 石田崚真
GK 中村航輔
感想です (^_^;)
90分通して、韓国はプレーが全体的にスローテンポで緩い印象でした。
プレスも球際の激しさも、ほとんどありませんでした。
勝ち抜け条件を考えれば、無理をする必要はなく要所要所にポイントを置いて
試合を進めていけば良いという考えだったのでしょう。
また、韓国はそうった試合運びができる技術が十分あるとも思います。
しかし、疲労のせいかミスも多く、日本が助かる部分も多く見られました。
もちろん日本がヒヤリとする場面もありましたが、
足元のプレーがほとんどで、そこまで脅威的な攻撃はなかったように思います。
それに、韓国は日本より早くに選手交代を行っていたのですが、
その交代策がうまく機能していませんでした。
日本は、韓国のコンディションに助けられた部分は大きかったと思いますが
結果を出せたのは、非常に大きな進歩だったと思います。
この3試合を見て、
どの世代でも課題となっている決定力の他に、改善したい点がいくつかありました。
・ セカンドボールを拾う
・ セットプレーを増やす (CK・FK ともに)
・ ボールキープのアイディアや技術を上げる
・ 疲労が蓄積してもプレーの精度を保つ
細かく言い出すと他にもたくさんありますが、特にこの4点が気になりました。
このあたりのスキルアップをしてほしいな、と思います。
さて、準決勝は17日に行われる予定で、
グループD(イラク、カタール、北朝鮮、オマーン)の2位との対戦になります。
U-20 W杯に出場して、世界と戦える機会を得るためにも
絶対にベスト4へ進出してもらいたいと思います!
そして、今日はA代表のブラジル戦です。
特に新しく召集されている選手がチームの連係を含め、どこまでできるか注目したいですね。
この試合の前に、先日行われたブラジルvsアルゼンチンのゲームを観て
現ブラジル代表を予習しておこうと思います!
昨日、U-19 日本代表は2-1で韓国を下し
グループリーグ1位通過で、決勝トーナメント進出を決めました!
両チームの勝ち抜けの条件としては、
韓国は引き分け以上、負けても同時刻に行われていた中国・ベトナム戦の結果次第では
グループリーグ突破が決まる状況。
それに対して日本は勝利しなければ、突破は非常に難しい立場でした。
グループリーグを終えたから言えることですが、
韓国とは最終戦で当たっていて良かったのかな、と思います。
日本だけでなく、この大会では他国も3試合がすべて中一日での開催です。
そのため、どのチームも疲労度は非常に高いものがあります。
その中でお互いが置かれた状況によってベンチワークを含め、
試合の入り方、進め方がずいぶん違っており、そういった背景も試合の行方を決める
大きな要因だったのでしょう。
日本は初戦・2戦目とチームの中心となっていた広瀬と松本が、
また、途中出場ながら得意のドリブルで攻撃のアクセントとなっていた奥川が
いずれも負傷のため戦線離脱していました。(奥川選手は右足指の骨折だったようです・・)
しかし、そういった負傷者の事情やチームの疲労を考えてか、
鈴木監督はベトナム戦からスタメンを5人変えてきました。
その判断も一つ、今回の結果につながったのだと思います。
試合開始から日本は失点を警戒してか、チームの重心を低い位置に置き
自陣の中盤でボールを奪って少ないタッチ数でシンプルに前につなげていました。
今大会、初スタメンの北川に一本タテパス、ロングボールというのも多かったです。
一方、韓国もゆっくりした試合の入り方で、スタートから前に出る様子はありませんでした。
先制点は日本が奪います。
13分に右サイドでボールを受けた南野が突破を図り、自らゴールネットを揺らします。
しかし、その後にあった決定機に追加点を奪えず
29分にCKの流れから韓国に同点に追いつかれ、前半は1-1で後半へ折り返します。
引き分けでも突破が決まる可能性のある韓国は、後半もスローペースでのスタートでした。
日本は前半にはなかった、金子・関根の両サイドハーフがドリブル突破を仕掛け、
攻撃のリズムを変えてきました。中には決定機もありましたが、やはり決めることができません。
そうしているうちに、韓国が自陣に引いていたこともあり、
相手陣内で横パスとバックパスを繰り返すだけで、突破を仕掛ける姿勢が見られなくなりました。
ある選手がワンツーを狙ってパスを出した後、前に動き出しても
後ろに戻してしまうような場面が続きました。
しかし65分、日本は左サイドでテンポよくパスを繋ぎ、
最後は南野が豪快に蹴り込んで勝ち越します。
その後、日本は徐々に自陣に引き、ブロックを形成し
ゴール前に入ってくるボールをクリア、または前線のスペースへ大きくフィードして対応。
前線でマイボールにできた場合は、ボールキープで時計の針を進めます。
そして、試合終了の笛が吹かれ、何とか1-2で勝利を収めました。
AFC U-19 選手権 ミャンマー 2014 グループC
韓国 1-2 日本
( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.13 )
得点者 : 13分 65分 南野拓実 29分 キム・ガンヒ
JAPAN (4-4-2)
FW 北川航也 (73 越智大和) 南野拓実 (94 オナイウ阿道)
MF 金子翔太 井手口陽介 川辺駿 関根貴大 (77 高木大輔)
DF 宮原和也 内山裕貴 中谷進之介 石田崚真
GK 中村航輔
感想です (^_^;)
90分通して、韓国はプレーが全体的にスローテンポで緩い印象でした。
プレスも球際の激しさも、ほとんどありませんでした。
勝ち抜け条件を考えれば、無理をする必要はなく要所要所にポイントを置いて
試合を進めていけば良いという考えだったのでしょう。
また、韓国はそうった試合運びができる技術が十分あるとも思います。
しかし、疲労のせいかミスも多く、日本が助かる部分も多く見られました。
もちろん日本がヒヤリとする場面もありましたが、
足元のプレーがほとんどで、そこまで脅威的な攻撃はなかったように思います。
それに、韓国は日本より早くに選手交代を行っていたのですが、
その交代策がうまく機能していませんでした。
日本は、韓国のコンディションに助けられた部分は大きかったと思いますが
結果を出せたのは、非常に大きな進歩だったと思います。
この3試合を見て、
どの世代でも課題となっている決定力の他に、改善したい点がいくつかありました。
・ セカンドボールを拾う
・ セットプレーを増やす (CK・FK ともに)
・ ボールキープのアイディアや技術を上げる
・ 疲労が蓄積してもプレーの精度を保つ
細かく言い出すと他にもたくさんありますが、特にこの4点が気になりました。
このあたりのスキルアップをしてほしいな、と思います。
さて、準決勝は17日に行われる予定で、
グループD(イラク、カタール、北朝鮮、オマーン)の2位との対戦になります。
U-20 W杯に出場して、世界と戦える機会を得るためにも
絶対にベスト4へ進出してもらいたいと思います!
そして、今日はA代表のブラジル戦です。
特に新しく召集されている選手がチームの連係を含め、どこまでできるか注目したいですね。
この試合の前に、先日行われたブラジルvsアルゼンチンのゲームを観て
現ブラジル代表を予習しておこうと思います!
タグ:日本代表