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代表・ブラジル戦 (2014) [日本代表]

皆さま、こんばんは(^-^)
昨日のブラジル戦はご覧になられましたか?

内容も結果も想定内ではありましたが、やはり残念ですね。
基本が守備的なプランだったせいか、
全体的にチームが少し縮こまっていたような印象でした。
アギーレ氏が監督に就任し、新しいチームが始動して4試合目。
同監督になってから、新たに召集された選手も多いので
選手の意思疎通や連係が不十分なところが目立ちました。

今回の試合で、改善が必要ではないかと感じた点をいくつか挙げてみようと思います。

まず、プレーのスピードを上げる。
時と場合によるとは思いますが、できるだけダイレクト、またはワンタッチで次のプレーに移る。
これにチーム全体が連動していく。
ツータッチ以上になると相手選手が対応しやすくなるため、攻撃のリズムが失われ
ボールを奪われて、カウンターを受ける可能性が高くなります。

次に、スペースの使い方とタイミングを高める。
まず攻撃時ですが、ブラジルはカウンターの際にロングボールやタテパス一本で
前線に展開した場合、最初はパスを受けた選手しかいなくても
フォローする選手がバランス良くポジションを取りながら、すぐに3~4人上がってきていました。
同サイドに偏っている場合でも、
すぐに逆サイドの空いたスペースにポジションを移し、チャンスを作っていました。
日本はチャンスになりそうな場面でも、フォローの人数も少く上がりも遅い。
これではボールを受けた選手が孤立してしまい、次のプレーの選択肢が非常に少なくなります。
さらに、大きく開いたスペースがあっても誰も入ってこないか、かなり遅れて入ってきます。
素早くスペースを見つけて、的確なタイミングで入ってこれるようになってほしいですね。

守備時に関しては、日本はボールホルダーのマークにつくため
一人目の選手が動いた際にできるスペースのカバーができておらず、そこを使われていました。
例えば一点目。
初めはオフサイドポジションにいたネイマールが一度中に戻ってから動き出し、
ゴールを決めた場面です。彼の動き出し、ボールを受ける技術とスピードは確かに素晴らしい。
しかし、その前のプレーから見てみると、
オスカルからタルデッリにボールが入った時に、田口選手がディフェンスにいっているのですが
彼が移動してできたスペースをウィリアンとのワンツーで使われています。
結果的に、そこからネイマールへのスルーパスが出ています。
ですから、味方選手がディフェンスで移動した際にできたスペースを他の選手、
またそのカバーに入った選手が空けたスペースを次の選手がカバーしていく。
そういった連動が必要なんだと思います。

そして、視野を広く保つ。
味方選手・相手選手のいる位置を常に把握しておかないと
攻撃では時間がかかってしまうし、守備ではピンチを招きます。
今回は特に守備面で危ない場面が多く、実際に失点にも繋がっていました。
集中力も加わるとは思いますが、見えていないのかな、と思う場面が多かったです。

最後は、マイボールへの意識を高く持つ。
この試合に限らず、どの時代の代表戦でもどうしても気になるのですが
ゴールキックやスローインを味方に繋げられず、
すぐに相手ボールになってしまうことが多いと感じます。
しっかりマイボールにして、シュートまでいかなければ意味がありません。
マイボールに対しての意識をもっと持ってほしいです。

今回のブラジル戦で、多くの選手が世界との差を実感して、悔しい思いをしたと思います。
それを糧に、個人としても、チームとしてもレベルアップしてもらいたいですね。
アジアカップが来年1月ですから、タイミング的には非常に厳しい状況ですが
やるしかないんで、何とか頑張ってほしいと思います。

そして、AFC U-19 選手権ですが、 準々決勝で日本は北朝鮮との対戦が決まりました。
厳しい戦いが予想されますが、何とかベスト4へ進出してもらいたいです!

タグ:日本代表
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