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本田圭佑・ミランへ [欧州サッカー]

皆さまこんばんは!
昨日、本田圭佑選手のミラン入団会見が行われました。

特別に作られたプロモーションビデオあり、本田のシルエットを型どったロゴあり、
そのロゴが入ったプロフィールを挟んだファイルあり・・・
とまあ、その歓迎ぶり、というかミランのプロモーションぶりはさすが。
選手の入団に際して、こういったことはおそらく異例かと思われますが・・・

そんな周りの過熱ぶり、盛り上がりぶりにある程度振り回されながらも、
本田選手は至って冷静、マイペースで会見は行われました。

で、今日は公式会見前に行われた、スカパー独占のインタビューを文字に起こしてみました。
なお、公式会見とその後のミックスゾーンでのインタビューはこちらからどうぞ。

http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/160784.html?pn=1

全文しっかり掲載してくれています。


以下は公式会見前に行われたスカパーの独占インタビューです。
インタビュアーはスポーツライターの木崎伸也さん。
少し読みづらいかもしれませんが、現場の雰囲気を壊したくないので、
お2人のやりとりは、ほとんど修正していません。
(あの、その、などだけ数か所、削らせてもらいました)

木崎さん 

これまでいろんな大舞台で本田選手は経験されてきたと思うんですが、こうやって、ものすごい会見の歓迎ぶりとか、またACミランという特別なチームで特別な興奮があるのかなあ、と。もしくは、まだ冷静を保っているというか。今の感情を教えて下さい。

本田圭佑 

まあ、それはね、皆さんの期待というのは非常に感じますし、嬉しい気持ちはあります。まあ一方で、まだ試合には出てないですし、まあようやくね、ここからがスタートっていう気持ちでいるという意味ではまだまだ冷静ではありますね。

木崎さん 

2日前、実際にスタジアムで試合を観ました。そこでまたいろんなインスピレーションを得たと思いますが、率直な感想を教えて下さい。

本田圭佑 

まあ一番気にして見てたのは、ファンが一つひとつのプレーにどこで反応するのかっていうのに興味を持って見てたんですけど。まあ今まで僕がプレーしてきた国とは異なる反応の、うん、新たなフィーリングを感じながら、感じながらまあ見てましたね。

木崎さん 

それは例えばどんなプレーか教えてください。

本田圭佑 

まあ、非常に目が肥えてるのか、やはり一つひとつのプレーの反応が厳しいというか、基本的にはブーイングのイメージがあったんで。ええ。俺もここでブーイングされるんだろうな、というふうに思いましたね。

木崎さん 

そのプレーをやっぱり、そのイメージトレーニングっていうのは本田選手の得意とするところだと思うんですが、今までずっとイメージトレーニング来る前に重ねていたと思うんですけども、実際その試合を観て、そのイメージトレーニングに何か変化とかありましたか?

本田圭佑 

まあ、チームが抱える課題っていうのはそれなりに分析してて、まあそれが自分が入ってどこまで改善されるかというところだと思うんですけど、まあ実際はそんな思っているよりも簡単ではないでしょうけど、まあやれる自信はありますし、何かしらチームにプラスアルファを加えて、まあそのプラスアルファというものでサッカーって劇的に変わるもんだったりもするんで、まあそのへんは、まあ楽観的にと言いますか、・・・うまくいくんじゃないかなあというふうに思ってますけどね。

木崎さん 

やっぱりACミランは本当に個が強いというか、本当にワールドクラスの個が揃ってるなかで、ただ、今ちょっと組織という面で、その化学反応がうまくいってないのかなあと。そういう個と組織っていう意味で、視点でどうでしょうか。

本田圭佑 
まあ本当に、一人一人の選手のレベルを見ると、世界最高峰のレベルでやれてる選手ばかりなので、もうその組織というところは、求めていかないと、むしろ求めていけば、世界で勝つチャンスはあるというふうに思ってますけどね。

木崎さん 

その本田選手が入った時に、こうやってカカ選手を使ってやろうとか、バロテッリ選手を使ってやろうとか、そういうパスのイメージっていうのはもうすでにありますか?

本田圭佑 

うん・・。まあ、おそらく聞かれるだろうなと思ってた質問なんですけど。まあそれは想像はしてますけど、まあいつも通りにやるということが非常に大事なんだと思いますし、まあそれが誰であれ、まあ自分のプレーをする、まあそこに集中したいなと思ってますね。

木崎さん 

ちょっと質問の角度を変えて、イタリアに来て5日経ちました。文化とか食事とか、実際に5日経ってどうですか?

本田圭佑 

まあ変わらないというか。サッカー主体でしたから、今までも。うん。ミラノに来ても、たぶんおそらく自分の生活スタイルは何も変わらないんだろうなあと。よく街が変われば・・・ハッピーになるよっていうふうな話だったんですけど、僕にとってはサッカーのプレー次第なんでそれは。うん。なので今のところ、場所が変わったっていうところよりも早くプレーしたい、まあそこで早く落ち着きたい、という方が気持ちが強いですね。

木崎さん 

以前から、エスプレッソが結構好きだな、というイメージがあったんですけど、本場のエスプレッソはどうでしょう?

本田圭佑

(笑)美味しいですね。ええ。はい。

木崎さん 

結構もうクラブハウスでも飲まれたんですか?

本田圭佑 

いや、まだ飲んでないです。

木崎さん 

すいません。変な質問で。(本田、笑いながら首を横に振る)またちょっとサッカーの話に戻って・・・
常に本田選手はイメージする自分が前を走っていると。で、それを追いかけて、日々努力をしているってことを聞いたことありましたけど、どうでしょう。だんだん追いつき始めてるんじゃないですか?

本田圭佑 

全然追いついてないですよ。ええ。むしろ離されてるくらいの流れですよね。まあ・・ね、日本人として、今ここに来て、まあこうやって期待されているというのは、僕にとってはひとつ誇りではあるんで。ただ、まあこのいわゆる待遇?に見合う選手に早くならないと。正直、この待遇が先行している部分が少なからずでもあるんで。じゃあ、彼らが僕にどれだけ期待してるかっていうのも、冷静に僕は分析というか、考えないといけないでしょうし、それを下回ったらいわゆる批判になるわけですから。おそらくすごい期待をしてるというところで、そこに自分のプレーが追いつかない、追いつきたい、という気持ちが強い。なので、環境先行型の僕にとっては、いい環境を与えてくれてるなあ、というのは正直思いますし、これに見合う選手になれれば、その今離されているもう一人の自分に追いつくチャンスはまだある、と僕は信じてますけどね。

木崎さん 

その環境先行型って意味では、ものすごい今期待、ある意味これは選手にとっては重圧だと思うんですね。
その重圧というのは今、心地良いものなんですか?それとも、まさに求めてたこういう厳しさが欲しかった。という、このへんの感想を教えて下さい。

本田圭佑 

う・・ん。まあプレー始まっちゃうとねぇ、何が書かれようとあまり気にならなくもなってしまうんで。ただ今は、あまりにもプレーから遠ざかってるんでね。そのへんはちょっとこう、もどかしいと言いますか。うーん・・・やっぱりやることやらないと。うん。何か。俺の仕事はここで喋ることじゃないのになっていうような、何か、うん。モヤモヤ感ていうんですか。は、まだやっぱありますよね。うん。期待だけされてる感じで、ずっと日々が続いてるんで。ええ。

木崎さん 

ある意味、こういう状態は選手にとって危険というか、悪い勘違いというのも起こしうると思うんですがそのへんの自分のバランスはどう保ってますか?

本田圭佑 

うーん。やっぱり、トレーニングをする時間がやっぱ限られてきますよね。こうういう場所で忙しいと。それは選手にとっては、もう本末転倒な状況ですから。まあその危機感、その物足りなさ、今サッカーに集中できてない感じっていうのは正直感じてますね。

木崎さん 

そういう中で限られた時間で、自分のやるべきことを今はやっているという感じでしょうか?

本田圭佑

まあその~、出た時には結果が必ず求められるので、まあそこに対して、今日もこれ(会見)が終わればすぐに集中し出せると思ってるんで。ええ。まあ後、数時間の辛抱かなと思ってます。

木崎さん 

まあこの時間もね、本当はトレーニングに費やしたいところでしょうけども。どうでしょう、いろんなクラブ、今までオランダとロシアでプレーしてきて、どちらのクラブでもリーダーシップを発揮してきたと思うんですね。で、このクラブでそういうコミュニケーション、選手とコミュニケーションとって、自分の色に染めていくというか。コミュニケーションとリーダーシップについて、ちょっと教えて下さい。

本田圭佑

まず、ロシアのクラブでリーダーシップを発揮してたっていうのもピッチ上だけでしたし、うん。ピッチ外ではほとんど。グランドでコミュニケーション取ってたくらいだったんで。うん。まあ僕にとってはここで、ピッチ上ではしっかり自分の伝えたいことを他の選手に伝えて、まあ少しでもいい方向に、まあレベルの高いサッカーにこう切り替えていければなというふうに思いますけどね。

木崎さん

あと、日本の子供たちに夢を与える存在になってると思います。今後、そういう夢を与えるという存在としてどういうふうに振る舞っていきたいですか?

本田圭佑

・・・・いや、僕はもう結果を出すだけですよね。まあ自分・・・がね、求めているものっていうものを、もっとこう強く願って求めていく、求めていき続けるべきですし、まあそうしないとおそらく自分の目標というものは達成出来ないと思ってるんで。まあその結果、子供たちに夢や希望を与えられて、もちろん子供たちだけじゃなく日本人、そしてアジア人、そして世界の人々。ここでプレーするということは、そういう人たちが注目しているということだと思っていますんで、そのへんの使命感というのは、より強くなっていくんではないかな、というふうにまあ思ってます。

木崎さん

今日、英語で会見するというのも、世界に自分のメッセージを発信するという意味合いもあるんでしょうか。

本田圭佑

いや、今日の英語の会見は僕にとってイングリッシュレッスンなんで。ええ。あの~ちょっと、いつもやってるイングリッシュレッスンのこう、一時間が今日のプレスカンファレンスです。

木崎さん

それはどういうことなんですか?レッスンというのは?

本田圭佑
 
英語、上手くなりたいなという。ええ。みんなと話す機会を設けてもらえたんで。ええ。じゃ、英語でと。

木崎さん

もうロシアにいる時から、スペイン語は勉強しているというのは、まあ知ってたんですけども、どうでしょう。
言葉の面ではスペイン語とイタリア語近いですが、イタリア語はもうすでに勉強されてますか?

本田圭佑

あ、イタリア語ですか?全然まだ挨拶もできないぐらいで。あの~、まあそれも何か情報が先走ってたんですけど。まあここから、選手とあと監督とチーム関係者と・・・ま、イタリア語で・・いや、でも思った以上に英語喋れる人多いんですよ。もうスタッフもいろんな人紹介されましたけど、ほとんどの人が英語喋れましたんで。覚える必要あんのかな、っていうのは正直、今のところ感じてます。あと、選手も何人も紹介してもらって、挨拶、初日ミラネッロ行った時にしたんですけど、英語非常に上手いんで、みんな。うん。さぼりそうですよね。この感じだと。通じないとね、覚えざるえない。でも、英語通じちゃうと、そこに甘んじてしまうんじゃないかっていうんで。うん。まあ、ちょっとずつですよね。ええ。

木崎さん

その英語で話された選手というのは誰だったんですか?

本田圭佑 

ほとんど。全選手と握手しましたし、ええ。で・・・カカやバロテッリも英語ペラペラだったんで。そのへん僕にとっては非常にポジティブな面だったと思います。

木崎さん

でもね、スペイン語もかなり話されるというのは、以前のチームメイトから聞いたんですけども。
(本田、笑いながら首を横に振る)どうですか?

本田圭佑

あのね、ハードル上がり過ぎてるんですけどね。スペイン語はもうホントに挨拶程度で、あと単語、違う単語をいくつか知ってるレベルなんで、そんなもうコミュニケーション取れるレベルではちょっとないです。英語がようやく、そのレベルになってるんで。今日ちょっと、conversation したいなっていうのがあるんですけど。

木崎さん

日本を背負っているというか、日本を代表する存在として、その誇りを持って臨むというさっき話ありましたけども、どうでしょう。その日本人選手の代表する存在に今なっていると、なると思うんですがイタリアで。そのへんの責任感とか、自分の気持ちを教えて下さい。

本田圭佑

うん・・・。まあ・・・やるべきことをまあやることが僕の仕事なので。使命感というものは以前から持ってる。それはロシアでやってる時から持ってましたし、それが国が変わっただけで。で、日本代表として、うん、ここで、しっかり結果を出して、ここに遊びに来る日本人がいつ来ても、イタリア人にいい出迎えをしてもらえるようなインパクトを、毎週イタリア人に植えつけられたらなあと。まあそれが今の僕の目標ですね。

木崎さん

あと最後にどうしても一つ聞きたいことがあったんですが、どうして本田選手はそんな1番にこだわるんでしょうか。

本田圭佑 

う・・・ん。理由をね、あの~・・・そういうの、追及しちゃうと答えが見つからないんですよね。どうしてサッカー始めたかっていうところも、もう気付いた時に始めてましたし、どうして1番になりたいのかっていうのも、う~ん、なりたいから、なるしか言えない。うん・・・だって、2番になりたいっていうのはちょっと何か、僕の性格からするとちょっと的外れなんで。うん。僕は2番より1番が好きっていう。だけが唯一の理由ですよね。

木崎さん

そうなると、まあこういうビッグクラブでプレーすると、当然バロンドールっていうね、そういう対象になってくると思うんですが、そういうことも頭の中に描いてますか?

本田圭佑

気が早いですけどね。ここでしっかりやるべきことをやれば、夢ではないと思います。

木崎さん

どうもありがとうございました。



こちらのインタビューでも、公式会見でも本田選手が意外に笑顔だったのが印象的でした。
さて、これからミランでどのようなプレーを見せてくれるのでしょうか。
楽しみにしたいと思います。
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UEFA SUPER CUP バイエルン vs チェルシー [欧州サッカー]

昨シーズンのチャンピオンズリーグの覇者・バイエルンと
ヨーロッパリーグのチャンピオン・チェルシーによる
UEFAス―パーカップが、日本時間の今朝行われました![わーい(嬉しい顔)]

90分では決着がつかず、延長PK戦にまでもつれ込んだ結果、
粘りを見せたバイエルンが勝利し、見事タイトルを獲得しました。

BAYERN (4-1-4-1)

マンジュキッチ
リベリ  ミュラー (70 ゲッツェ) ラーム  ロッベン (96 シャチリ)
クロース
アラバ  ダンチ  ボアテンク  ラフィーニャ (56 ハビ・マルティネス)
ノイアー


CHELSEA (4-2-3-1)

トーレス (98 ルカク)
アザール (113 テリー) オスカル  シュールレ (87 ミケル)
ランパード  ラミレス
アシュリー・コール  ダヴィド・ルイス  ケーヒル  イヴァノヴィッチ
ツェフ


match report

試合開始直後から、バイエルンがボールポゼッションを高め、チェルシー陣内に攻め込みます。
2分、右サイド・ボアテンクからのクロスに、ゴール前でマンジュキッチが頭で合わせ
バイエルンがファーストシュートを放ちます。
チェルシーはパスが繋がらず、なかなか前線にもボールが入りません。
しかし、前線から厳しいプレッシャーをかけ、今日も守備意識は高いものでした。
ゲームが動いたのは8分。
チェルシーが自陣のスローインからトーレスへと繋ぎ、
アザールが一気にドリブルで敵陣に駆け上がると、右サイドのシュールレに展開。
シュールレが入れたダイレクトのクロスに、トーレスが右足で合わせゴール。
それまで押され気味だったチェルシーがワンチャンスをモノにし、先制しました。
しかし、すぐにバイエルンも反撃を開始。
11分、マンジュキッチの絶妙なチャンスメイクから決定機を迎えます。
しかし、これはミュラーのボールコントロールが流れ、GKツェフが押さえます。
両チームのスタイルとゲームプランから、スタートから15分くらいまでの間に
バイエルンが攻めて、チェルシーがカウンターを仕掛ける、という図式が出来上がっていました。
22分、バイエルンはリベリとマンジュキッチのワンツーからチャンスを作りますが
ツェフの好セーブで得点には至りません。
38分には右サイドのクロースからロッベンに繋ぐと、
ディフェンスラインのウラのスペースへスルーパスを送り、最後はミュラー。
しかし、サイドネットでこれもゴールには至りませんでした。
何度もチャンスはつくるものの、なかなかゴールネットを揺らせないバイエルンでしたが
47分ついに同点に追いつきます。
敵陣でクロースからボールを受けたリベリの強烈なミドルシュートが決まり、
ゲームを振り出しに戻しました。
前半はスコア1-1で終了し、後半に折り返します。

後半に入っても、バイエルンがチェルシー陣内で攻撃を展開し続ける時間が続きます。
しかし、63分にバイエルンに一瞬ヒヤリとするアクシデントが発生。
自陣の深い位置でダンチが足を滑らせ、シュールレにボールを奪われてしまいます。
フリーだったオスカルにラストパスを送り、決定的な場面がチェルシーに訪れます。
しかし、ノイアーがビッグセーブを見せ、ゴールを割ることはできませんでした。
相手のミスからビッグチャンスはあったものの、チェルシーは押し込まれる時間が続き、
良い形でボールを奪えなくなり、カウンターを仕掛けられなくなっていました。
78分、ランパードのCKから、ルイスが頭でフリック、
最後はイヴァノヴィッチが絶妙なヘディングシュートを放ちますが、クロスバーで得点ならず。
85分にもランパードのFKからルイスが決定機を迎えるも、またもやノイアーに阻まれます。
すると、その直後ラミレスがゲッツェに対し、
危険なタックルをしたという判定で、この日2枚目のイエローカード受け退場処分に。
チェルシーは10人での戦いになってしまいました。
それまで選手交代は行っていなかったモウリーニョ監督はすぐに動き
シュールレを下げてミケルを投入、まずは守備のバランスを重視したようでした。
そして、1-1のまま90分では決着がつかず、試合は延長戦へと突入しました。

延長戦に入ってすぐの93分、スコアを動かしたのは意外にも10人のチェルシーでした。
ルイスからのタテパスを引き取ったアザールが
左サイドからカットインしてシュートを放ち、見事ゴールネットを揺らします。
追う展開になったバイエルンは96にロッベンに代えてシャチリを投入、
一方、チェルシーは疲れの見えたトーレスを下げ、ルカクをピッチへ送り出しました。
延長戦・前半はチェルシーのリードで1-2で終了。
すぐに延長戦・後半がスタートします。
セットプレーを含め、とにかくバイエルンがチェルシー陣内で攻撃をし続け、
チェルシーはゴール前でひたすらそれを跳ね返す。そんな展開が延々と続きます。
108分にはハビ・マルティネスのクロスにマンジュキッチが合わせるも、
ツェフが素晴らしい反応でブロック。
直後の109分にも、ハビ・マルティネスがヘディングで決定機を迎えますが
これもツェフが弾き出します。さらに113分にも、シャチリにビッグチャンスが訪れますが
アシュリー・コールが何とかブロック。118分のリベリのFKもツェフがゴールを許しません。
いつゴールが割られてもおかしくない状況でしたが、バイエルンにゴールは生まれません。
そして、チェルシーの勝利が見えかけたアディショナルタイム、ドラマは待っていました。
アラバからのクロスのこぼれ球をハビ・マルティネスが冷静にゴールに流し込み
ついにバイエルンが同点に追いつきました。
そして試合はPK戦へと突入しました。

バイエルンが先行で始まったPK戦は、両チーム4人目までが全員成功。

アラバ 〇  ルイス 〇
クロース 〇  オスカル 〇
ラーム 〇  ランパード 〇
リベリ 〇  アシュリー・コール 〇

5人目、バイエルンはシャチリが成功。
チェルシーのキッカーはルカクでした。しかし、ルカクのキックはノイアーがセーブ。
この結果、バイエルンがPK戦を制し見事タイトルを獲得しました。

scorer

8 トーレス
47 リベリ
93 アザール  121 ハビ・マルティネス

BAYERN 2-2 CHELSEA
BAYERN WIN 5-4 ON PENALTIES

(2013.8.30 EDEN ARENA PRAHA)


感想です (^-^)

2011-12シーズンのチャンピオンズリーグのファイナリストであること、
また、モウリーニョとグアルディオラが率いるクラブ同士、
ということでも注目された試合でしたが、いや、面白かったです(*´▽`*)
チェルシーがあと一歩のところでタイトルを獲れなかったのは正直残念ですが
両チームの戦いぶりには満足いく試合内容でした。
まだシーズン開幕したばかりですから、選手のコンディションや
チームの完成度はまだまだなんでしょうけれど、それでもやはりハイレベルでした。
特にあれだけレベルの高い選手たちの1対1の攻防なんか、
テレビで観てても迫力があって面白かったですね。

まず、バイエルンは高い位置でボールを奪い返すのがホント上手かったです。
そこはやはり、グアルディオラ監督が徹底させているところなのでしょうね。
それと、スペースの作り方、そこへのランニングなんかもホント上手い。
攻撃のパターンも多彩で、いろんな形を持ってますね。
気になったのは、昨シーズンより少しスピード感が足りてないように感じました。
(起用する選手やポジション、シーズン開幕直後のコンディションの問題もあるのかも)
あとは、右サイドのロッベンが今日は存在感なかったかと。
今日のように、ラームを中盤で使うこともあるみたいですけど
サイドバックとしてのラームとロッベンのコンビネーションは鉄板だったので
そこはどうなのかな?と少し思いました。
まあ、グアルディオラ監督には、何か考えがあるのでしょうね。

一方、チェルシーはまず守備ありき、
モウリーニョの哲学がしっかり表現されていたのではないでしょうか。
昨シーズンまでと一番変わったのは、やはり守備ですね。
前線から最終ラインまで、全選手の守備意識がかなり改善されている印象です。
最終ラインの守備は中央をすごく絞っていて、その分サイドは空くんですけど
シュートコースを切るような守り方で、一番ゴールのリスクが高いところをケアして
ツェフを含めしっかり守れてると思います。
前半は左サイドのスペースをリベリに結構使われてはいましたけど、
後半は中盤から一人サポートに降りてきて対応していましたし、
さすがはモウリーニョ、そういったところの修正は早いですよね。
セットプレーの守備含めて、そういうところ見るのもまた楽しいですね[るんるん]

さて、☆本日のトーレスコーナー☆です~[わーい(嬉しい顔)]

今日は先発出場1ゴール[グッド(上向き矢印)]98分にルカクと交代しました。
先制点、素晴らしいシュートでした!それまでの一連の流れも良かったですよ~。
走りこむタイミング、場所、ゴール前での強引さが良かったです(^-^)
守備では、前線からのプレッシャー、プレスバックもしっかりやってましたね。
先制点以降、攻撃面では目立ってなかったけれど、それはトーレスだけではないし
難しい試合、相手、試合展開でもありましたから、特に気にする必要はないと思います。
良いシーズンにしてもらいたいですね!

チェルシーはCLでは、シャルケ・バーゼル・ステアウア・ブカレストと同じグループに
入りました。こちらも楽しみです!

そして、今週末のプレミアではリヴァプールvsマンチェスター・ユナイテッド
アーセナルvsスパーズのビッグマッチがありますね[るんるん]
また、寝不足な日々が続きそうです(笑)
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U-21 欧州選手権2013も熱い! [欧州サッカー]

「暑い」という言葉を、一日に何回言っているかわからないくらい
暑い(また言っている)ですね[ふらふら]
でも、今日ようやく恵みの雨が・・・(´▽`)
私の地元・京都の鴨川の水位も、
今までに見たことがないくらい低くなっていて心配でしたが
これで各方面、少しは潤ってくれるといいなあ、と。

さて、今日からいよいよコンフェデレーションズカップが始まりますね[わーい(嬉しい顔)]
日本の初戦はブラジル、楽しみです!
そして、コンフェデに比べると、扱いはあまり大きくありませんが
現在イスラエルでU-21欧州選手権2013も開かれています (^-^)
現在はグループステージが終了し、準決勝と決勝を残すのみとなりました。

出場国は8カ国、2グループに分かれ総当たり戦を行い
上位2チームがそれぞれ準決勝へと進みます。

グループA

イスラエル
イングランド
イタリア
ノルウェー

グループB

スペイン
オランダ
ロシア
ドイツ

と、このようになっていましたが、グループAからは1位イタリアと2位ノルウェー、
グループBからは1位スペインと2位オランダがセミファイナルへ進出しています。
準決勝ではイタリアvsオランダ、スペインvsノルウェーが対戦します!

wowowで放送されていたカードは一応全部チェックしましたが、
その中でも、特にスペインが素晴らしいパフォーマンスでしたね。
イタリア・オランダ・ドイツなども、もちろんレベルは高いのですが、
スペインが頭一つ分くらいはリードしているような印象を受けました。
個人の能力や技術はもちろん、ポジショニングの良さ・判断の早さ・
ゲームの展開を読む能力・組織力も高く、観ていて面白いサッカーなんです。
選手によっては所属クラブで、出場機会が少なかったり、
周囲のプレイヤーが世界でトップのトップだったりで、
その輝きや実力は薄らいで見えてしまうこともあるけれど、
この年代では間違いなく世界のトップレベルかと思います。

ここまでで、特に印象に残ったのはスペインではイスコ(マラガ)と
チアゴ・アルカンタラ(バルセロナ)、そしてデ・ヘア(マンチェスター・U)。
スペインの選手って簡単にボールを失わないですし、相手ボールになっても、
ルーズボールもすぐマイボールにしてしまう。それで、そこからの攻撃がまた早い。
DFラインでボールを回している時でも、
どこかでスイッチが入るとゴール前までが本当に早いですね。
そしてグループステージでは、なんと失点0。
攻撃の時間が長い(ボールポゼッションしている時間)ので、
必然的に守備の時間は減りますし、相手ボールになってもすぐ取り返すので
押し込まれる時間が少ない。
それでも、90分間に相手が決定機を作ることが何度かありますが
そこはGKのデ・ヘアがしっかりと仕事をする。
彼は特に至近距離の対応が本当に素晴らしいと思います。
ユナイテッドでの経験も大きく影響しているのでしょうね。

ちょっとスペインの話ばかりになってしまいましたが、
ドイツではホルトビー(トッテナム)が良かったです。
彼の中盤でのゲームメイクと決定的なパスを出せる能力、
それに加えて、自分でも決めれるシュートの技術の高さと
センスの良さはこれからが楽しみです。
それと、この大会でのドイツ代表のスタイルが面白いなと思いました。
ドイツの選手って、大きくて高くてフィジカルが強くて、という印象は変わらないのですが
ロングボールはあまり使っていなくて、意外と丁寧にショートパスを繋いで
サイドからのクロスもハイボールではなく、グランダーのクロスを入れてきていましたね。
今まで自分が持っていたドイツのイメージと違っていて、それがまた面白かったなと。

あと、1試合しか観てませんがノルウェーが意外(と言っては失礼ですね[あせあせ(飛び散る汗)])と良くて
力あるんだなあ、という印象でした。

いや、各国、次世代がしっかり育っていますねぇ (´▽`)
若手選手のチェックも楽しいものです!
皆さまも、もし機会があれば、ぜひ一度観てみて下さい♪


さて、最後にお知らせです!

「初心者にも1からわかるサッカー情報誌☆トリプレッタ!!!」
blog版・第3号(5/21発行分)を本日更新いたしました (^-^)
お時間ありましたら、チラリとお立ち寄りいただけると嬉しいです☆

http://tripletta.blog.so-net.ne.jp/

U-21にコンフェデ。しばらく、寝不足な日々が続きそうです(^_^;)
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UEFA スーパーカップ 2012 チェルシー × アトレティコ・マドリー [欧州サッカー]

昨シーズンのCL覇者チェルシーとELチャンピオンのアトレティコ・マドリーによる
UEFAスーパーカップが現地時間31日行われました。
すでに両チームの所属するリーグも開幕している中での一戦。
さてどのようなゲームになったのでしょうか??

今日のチェルシーのスタメンは最前線にトーレス
中盤2列目にアザール、マタ、ラミレス。
ボランチにランパード、ミケル。
最終ラインはアッシュ、ルイス、ケーヒル、イヴァノ。GKツェフ。
テリーはケガのためベンチ入りせず。攻撃的な選手では
ウィガンから獲得したサイドアタッカーのモーゼスが早速ベンチに入りました。

アトレティコ・マドリーのスタメンは最前線にファルカオ
中盤2列目にアドリアン・ロペス、コケ、アルダ・トゥラン。
ボランチにはガビ、マリオ・スアレス。
最終ラインはフェリペ・ルイス、ゴディン、ミランダ、フアンフラン。GKクルトワ。

まずは両チーム、相手の出方を探るような立ち上がりになるかと思った前半3分
チェルシー陣内の左サイドでアトレティコがインターセプトから
パスを繋ぎコケが前線のスペースへスルーパス。
すでに走り出していたフェリペ・ルイスが抜け出し逆サイドへクロスを上げると
ファルカオが合わせいきなりのビッグチャンスを迎えます。
これは惜しくもクロスバーで得点になりませんでしたが
チェルシーはいきなり危ない場面を作られてしまいます。
するとその3分後早速ゲームが動きました。
中盤での攻防から右サイドでロペスがボールを受けDFラインのウラのスペースにスルーパス。
ファルカオがツェフと1対1の駆け引きをしながらゴール前
ニアにカバーに入ったルイスの位置をしっかり確認してからファーサイドを狙ってシュート。
ポストに当たりつつもゴールインしアトレティコが先制。
するとペースを掴んだアトレティコは19分チェルシーのゴールキックをマイボールにすると
敵陣内で短い距離でのワンツーからまたもやファルカオにスルーパス。
ファルカオが冷静にディフェンスとのタイミングを図り今度はゴール左隅に決めて0-2。
更に45分チェルシーのCKの後のカウンターからトゥランが持ち上がり前線でタメを作って
左サイドに遅れて上がってきたファルカオへ。
ファルカオがワントラップで前にボールコントロールしカバーに入っていたラミレスを
あっさり振り切りまたもやゴール!ファルカオはハットトリック達成。
チェルシーは前半で何と0-3と信じられないリードを許してしまいました。

チェルシーは守備ではウラのスペースを好き放題使われ、対応が難しい場面ではあったものの
簡単にスルーパスを出されフィニッシュまで持ち込まれていました。
攻撃ではボールはそれなりに持てはするのですがマタのボールタッチは多いものの
アザールはほとんど触れず、前線のトーレスにもボールが入りません。
入ってもすぐに相手DFに囲まれ孤立してしまいボールを失ってしまいます。
アトレティコはチェルシーがボールを持つとファルカオを前線に残し
4-4-1のラインを作ってボールサイドに素早いプレッシャーをかけ
スペースをカバーし中央はしっかり締めてチェルシーにチャンスを作らせませんでした。
チェルシーも最初は細かいパスを繋いで相手の守備ブロックを何とか崩そうとしていたのですが
なかなか突破できず徐々にロングボールやサイドからの単純なクロスになってしまい
アイディアのあるプレーで打開するという姿勢が見られませんでした。
完全にアトレティコがゲームをコントロールしチェルシーはまさに苦戦、
という言葉がピッタリの前半45分になりました。

後半からチェルシーはラミレスに代えてオスカルを投入。
選手交代で流れを変えたいところでしたが後半も前半と全く同じ光景が続きます。
チェルシーがボールを持てばアトレティコは自陣でブロックを作りしっかり対応。
チェルシーは相手DFを引き出すような動きも運動量も見られません。
それに加え前半からですが攻守の切り替えが中途半端で
自分たちがカウンターのチャンスになりそうな場面でもスピードに乗れず
ゴールに近づくことができませんでした。
そして60分アトレティコはコケのFKから
ゴール前でスアレスがうまいコントロールで右サイドのスペースに落とし
後方から上がってきたミランダがシュート。ケーヒルが何とか触りはしたもののゴールイン。
ついにスコアは0-4となってしまいました。
まだ十分時間はあったのですがさすがにチェルシーの選手たちも気落ちしたのか
ここから1点でも獲って追いつき、追い越そうというような気迫は感じられず。
75分にランパードのCKから競り合いの中
こぼれ球をケーヒルが押し込み1点は返すものの後が続かず交代枠も使い切りますが
結局ゴールを奪うことは出来ず1-4で試合終了。
アトレティコが勝利、見事タイトルを獲得しました。

勝者・アトレティコはゲーム開始から終了まで一切そのサッカーが乱れたり
崩れたりすることなく90分間抜群の安定感で試合をコントロール。
1点は許したものの堅守でチェルシーの高い攻撃力をほぼ完全に封じ込めることに成功。
攻撃ではテンポよくパスを繋ぎ相手のウィークポイントを突き
面白いスペースにラストパスを出し決定力のあるストライカーがそれを決める。
ほぼ完璧な試合運びでまさに勝者にふさわしいゲーム内容だったと言うしかありません。
本当に素晴らしい戦いぶりでした。

一方敗れたチェルシーですが・・・これはもう完敗・惨敗としか言わざるえない内容に結果。
欧州王者の強さと誇りをこのゲームでは感じることはできませんでした。
確かにアトレティコが素晴らしいサッカーを披露したことは間違いありませんが
例え予想外の展開になったとしてもCLのファイナルで見せたような
最後まで諦めない彼らの意地と底力を見せて欲しかったですね。
コンディションが整わない面やモチベーションの問題もあったかもしれませんが
これではちょっと今シーズンの戦いに不安を覚えます。
マタ・アザール・ランパード、違いを作り出せるタレントはたくさんいるのですが
個人としてもチームとしても良さが出せず今日は本当に何もさせてもらえなかったゲームでした。
本人たちが一番ショックだろうし悔しいだろうけれど気持ちを切り替え
これを経験にして今後のチーム作りに活かしてほしいと思います。

さて・・・☆本日のトーレスコーナー☆ですが~

スタメンフル出場ではありましたがゴールはなくチームも敗戦。
アトレティコのファルカオとは対照的な出来になってしまいましたね。
何とか彼なりに苦しい状況を打開しようという気持ちは伝わってきましたが
まずボールが前線に入らないし、サポートの距離が遠い
前線で守備に入ればファウルになってしまう、とまあ良い結果には繋がりませんでした。
あと、前々から少し気になっていたのですが
セットプレー時のトーレスの守備はどうなんだろう?と。
マタ・アザール・オスカルなどが高さがないので
トーレスが守備に入ることになるのはわかるのですがその時の対応がどうも気になります。
今日の4点目のセットプレーの時もクロスに対してミケルとお見合いのようになり
ミケルか後ろに任せたのかもしれませんがジャンプもしていないし
その他にもマークに付いている選手にいとも簡単に外された場面もありました。
以前にも他のゲーム中にルイスに
セットプレーの対応を何か言われているような場面を何度か見たことありますし
これはどうなんだろう?と。
確かにトーレスはストライカーですから守備が得意ではないのは当たり前と言えばそうですが
そのあたりディ・マッテオはどう考えているのでしょうね。
守備に入らせているということはそういう約束事なんだろうなとは思いますが
それならストライカーだろうがなんだろうが徹底させるべきだろうし
またこういった面も監督の手腕が問われるのかもしれませんね。
もちろんトーレス自身の意識も大切ですが。
何か今日はこんなところが気になってしまいました。

さてチェルシー、今後はインターナショナルマッチウィークをはさんで
プレミアではアウェイでQPRと対戦です。
プレミアでは連勝中ですから、改善点も含め良い戦いを見せてほしいと思います。
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ユーロ予選 スペイン×スコットランド [欧州サッカー]

ユーロ予選もいよいよ最終戦。いろんなドラマがあったようです。
スペインはすでに本戦出場を決めていますが今日勝てば予選全勝です。
トーレスも気になりましたし、見てみることにしました。

対戦相手のスコットランドはチェコと2位を争う状況。
この試合でスペインに勝たなければプレーオフには進めません。

スペインのスタメンですが前線は左からビジャ、シルバ、ペドロ。
中盤はシャビ、ブスケッツ、サンティ・カソルラ。
最終ラインはジャルディ・アルバ、プジョル、ピケ、セルヒオ・ラモス。
GKビクトル・バルデス。

対するスコットランドはマッケイル・スミスの1トップ。
2列目がネイスミス、モリソン、フレッチャー、バナン。アンカーにアダム。
最終ラインはバーズリー、べラ、コールドウェル、ハットン。GKマクレガー。
俊輔がセルティックにいた頃に見た懐かしい選手もサブを含め何人かいました。
リヴァプールに所属しているアダム、ユナイテッドのフレッチャーも代表なんですね。

さて試合は前半からスペインが本戦出場を決めていることもあってか
スタートから余裕のあるボール回しでゲームをコントロール。
先制点はスペイン、6分と早い時間での得点となりました。
シャビから左サイド・ビジャへとつなぎ
猛烈な勢いで上がってきた今日が代表デビューというジョルディ・アルバが
エリア内のシルバへグランダーのクロス。
シルバがダイレクトで合わせ見事ゴール。あっという間の出来事でした。

スコットランドも前半は何度かチャンスがあったのですが
最後の肝心なところで精度が悪かったり
選手同士の攻撃のイメージが微妙にずれていてかみ合わなかったりと得点できませんでした。
スペインの素晴らしいパスワーク、高い攻撃力に
どうしてもディフェンスラインが下がってしまい守備に追われる展開でした。
逆にスペインは攻守の切り替えも早く、細かいパスをつなぎゴール前まで
いとも簡単に攻めているような印象でした。

スコットランドは何とかこのまま1-0で後半へ折り返したいところでしたが
43分シルバとペドロのワンツーからシルバがゴールを決めスペインに追加点が入ります。
DFが3人いたのですが上手くシュートコースをあけさせ、その一瞬に流し込みました。

後半もスペインが完全にペースを握り、スコットランドはなかなか攻撃できません。
そして54分ゴール前、シルバの粘りからフリーだったビジャへがゴールを決め3-0。
さらにリードは広がります。
スコットランドも頑張ってはいたのですが、さすがにがっかりきた様子。
ビジャはこれで代表でのゴール数が50になったそうです。すごいですね!

スコットランドは選手交代でフレッシュな選手を入れ、流れを変えたかったのですが
スペインにボールを保持され攻撃できません。
それでも逆転するには難しい点差でもありましたが諦めずチャレンジしていました。
すると65分CKから最後エリア内、こぼれ球の競り合いでマッケイル・スミスとバルデスが接触。
バルデスがファウルを取られスコットランドはPKを獲得。
これを交代で入っていたグッドウィルが決め3-1と1点返します。
1点返したことでスコットランドが再び活気づいてきました。

とは言え、やはり王者スペイン。失点してもそこから崩れるようなことはありませんでした。
スコットランドも決定的な場面を作られながらもGKのファインセーブや
彼らの特徴であるファイティングスピリッツで得点こそ出来なかったものの
ビジャのゴール以降は得点を許さず試合終了。
スペインが予選8戦全勝という素晴らしい結果を出しユーロ本戦へとコマを進めました。
スコットランドはチェコがリトアニアに勝利したことから3位が確定
残念ながらプレーオフ進出はなりませんでした。

スペインはイニエスタやセスクなどケガ人も多いようでしたが
それでも違和感ないサッカーをしていましたし
新しい戦力が入っても周りの選手たちがしっかり活かすような状況を作り
その選手もそこでしっかり機能し勝利につなげるというレベルの高さを改めて実感しました。

スコットランドは惜しくも敗れ、プレーオフに進むことはできませんでしたが
ゲームの途中でおそらく可能性がほとんどないことはわかっていたでしょうけど
試合終了のホイッスルが鳴るまで誰も諦めずプレーしていました。
そんな代表の姿にはにスタンドのサポーターから暖かい拍手が送られていました。

さて☆本日のトーレスコーナー・代表編☆お伝えしたかったのですが
残念ながら今日は出場機会はありませんでした。
直前のチェコ戦では出ていたみたいなのですがゴールはなかったようです。
スペイン代表も選手層厚いですから、頑張ってもらわないと~ですね。

ユーロ予選最終戦が終わり各グループ首位が確定しました。
現在本戦出場を決めているのは以下の12チームです。
ドイツ・ロシア・イタリア・フランス・オランダ・ギリシャ・イングランド
デンマーク・スペイン。2位最高成績のスウェーデン
そして開催国であるポーランドウクライナ(予選免除です)
ここにプレーオフを勝ち抜いた4チームが加わり計16チームによって
熱い戦いが繰り広げられます。
いやいや、楽しみですね。

そして
いつもこのブログを見てくださってる皆さま
また今回初めて来てくださった方ありがとうございます。
時間がなくて皆さんのところになかなかお邪魔できなくてすみません[あせあせ(飛び散る汗)]
いつもご訪問いただき感謝しております!ありがとうございます。
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ユーロ予選 モンテネグロ×イングランド [欧州サッカー]

3連休いいお天気ですね[るんるん]
皆さんどこかお出かけになられてますか?
私は相変わらずテレビでサッカー観戦
そして来月あるフランス語検定の勉強もやりつつゆっくり過ごしています。

さてユーロの予選も、もう大詰めですね。
うっかり忘れそうになってましたが[あせあせ(飛び散る汗)]イングランドが気になり見ることに。
前回大会では出場を逃したイングランド。
今日は何としてでもこのモンテネグロ戦で本戦出場を決めたいところ。
アウェイでのゲームとなりました。

イングランドのスタメンはルーニーとベントの2トップ。
中盤は左ヤング・右ウォルコット、バリーとパーカーのダブルボランチ。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ケーヒル、ジョーンズ。GKハート。
おそらくこんな感じでした。

前半は立ち上がりからイングランドが攻める展開。
ホームのモンテネグロはこの試合に勝てば首位通過の可能性もあったのですが
何故かちょっと受け身なスタート。
どうも可能性が難しい首位通過よりもあと一戦残していることもあり
2位を確定させたいという考えだったようです。(2位だとプレーオフに回ります。)
あまり攻撃に関して積極性が感じられず、球際もそう激しくありませんでした。

そういったことも手伝ってか先制したのはイングランド。
11分ルーニーからベントへとつなぎ最後はヤングのヘディングシュートが決まり0-1。
その後もイングランドがペースを掴みゲームを運びます。
そして31分今度はルーニー→ヤング→ベントの連係が上手く機能し追加点を挙げ0-2。
2点リードになったからか、この直後くらいからゲームは少し落ち着きます。
前半はこのままイングランドの2点リードのまま終了かと思ったのですが
45分モンテネグロのズヴェロティッチにゴールを決められ
イングランドは気持ちよく後半に折り返すことはできませんでした。

後半は前半終了間際に得点できたことで戦う気持ちが出てきたのか
モンテネグロが前半には見られなかった厚みのある攻撃を仕掛けてきます。
イングランド失点はしたものの
前半はバリーとパーカーのダブルボランチが中盤でしっかりプレスをかけボールを奪い
ウォルコットがサイドからスピードのあるドリブルでアクセントをつけ
ルーニーが下がり目の位置からヤング、ベントにいいボールを供給してチャンスを作り
ディフェンスも安定したパフォーマンスでまずまず良かったと思ったのですが
カペッロ監督は60分にヤングをダウニング、ベントをランパードに代えました。
それが流れを変えてしまったのかどうかは定かではありませんが
74分ルーニーがトラップミスしたルーズボールをモンテネグロの選手に体を入れられ
ブロックされたことにイラついたのか
ルーニーが完全に故意にその選手の足を後ろから蹴ってしまい一発レッドで退場。

このことでモンテネグロは更に攻める姿勢を強化。
イングランドは76分にウォルコットを下げウェルベックを投入して
システムを4-4-1と守備重視のシステムに変更。
セットプレーはありましたが一人少ないということもあり得点チャンスは作れず
80分過ぎからはほとんどイングランド陣内でモンテネグロの怒涛の攻撃が続きます。
何とか持ちこたえていたイングランドでしたが
ロスタイム、モンテネグロに右サイドからクロスを上げられデリバシッチが飛び込みゴール、
土壇場で同点に追いつかれ結局2-2のドローで試合は終了。
結果的には引き分け以上でユーロ本戦に出場が決まる状況でしたので
最低限の結果は出せはしたのですが勝って気持ち良く本戦出場。。。とはいきませんでした。

逆にモンテネグロは2位争いをしていたスイスがウェールズに敗れたことから2位が確定
プレーオフ進出を決めました。
もちろんプレーオフで勝ち抜かなければ本戦出場は決まらないのですが
それでも選手とサポーターはまるで優勝したかのようなお祭り騒ぎ。
試合終了後にはピッチにサポーターがなだれ込み
選手が着ていたユニフォームはあげたのか、とられたのかわかりませんが
選手は下着姿になってしまう(されてしまう?)熱狂ぶり。
それほどまでにヨーロッパの大きな大会に出場できるチャンスを掴んだということは
モンテネグロの国民にとって大きなことだったのでしょう。
彼らのフットボールに対する思い入れというか気持ちというか
それが一番印象に残る試合となりました。

この試合に関してはイングランドそう悪くはなかったですが。。。
ルーニーは残念でしたね。あのプレー以外は良さが出てたと思うのですが。
この試合直前にプライベートでショックな事件がありメンタル面が心配されていましたが
やはり少なからず影響はあったのかもしれません。
早く落ち着くといいのですが。。。
カペッロ監督の去就もいろいろ言われてますし
どうなることやらわかりませんが、また見ていきたいと思います。
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UEFA スーパーカップ2011 バルセロナ×ポルト [欧州サッカー]

2010-11シーズン
チャンピオンズリーグ・チャンピオンのバルセロナと
ヨーロッパリーグ・チャンピオンのポルトとの一戦です。

バルサのスタメンは
前線左にビジャ、右はペドロ、トップ下の位置にはメッシ。
中盤にはイニエスタ、チャビ、アンカーはケイタ。
最終ラインはアドリアーノ、アビダル、マスチェラーノ、ダニエウ・アウベス。GKバルデス。

一方ポルトは
トップはクレーベル。2列目・左クリスティアン・ロドリゲス、右フッキ。
中盤ジョアオン・モウティーニョ、グアリン、アンカーにソウザ。
ディフェンスラインはフシレ、オタメンティ、ロランド、サプナル。GKエウトン。

まずは立ち上がりポルトがゴール前でチャンスを作るスタートに。
ポルトはディフェンスラインを高く設定し攻撃的な姿勢。
20~25分くらいまではポルトが集中力のある守備とプレスから多くのチャンスを作っていました。
しかしバルサ相手に高い集中力と運動量で対応し続けるのは
やはりかなり体力を消耗するのか徐々にバルサが前へ出始めます。

そして39分ポルトのバックパスの連係ミスからメッシがボールを拾い
キーパーを上手くかわしてシュート。バルサが先制点を奪います。
ペナルティエリアのすぐそばにいたメッシにいいパスを出す形になってしまいましたね。。。
ポルト悔しい失点です。

前半1-0で後半へ折り返し。
後半もポルトは攻めはしますがボールを持ってもすぐにバルサの選手数人に囲まれ
フォローも遅く、ボールを奪われてしまいます。
結講前の方までボールを運んではいたし、
シュートを撃つ場面もあったのですが得点には結びつかず。

バルサはサイドチェンジで大きく展開することはあるものの
いかなる時もボールをつなぐ、つなぐ、つなぐ。決して大きく前に蹴り出すことはありません。
そしてどの選手も視野が広く、フリーになっている選手をしっかり見てる、わかってる
そしてパスが通る、攻める。
相変わらずの早い攻めや、パスワークに私はついていくのに必死でした(笑)
守備のミスからちょっとしたピンチもありましたが大事には至らず。

そして86分ポルトのロランドが2枚目のイエローで退場。ポルトは10人になってしまいます。
その2分後でした。
80分から途中出場していたセスクからイニエスタがドリブルで右・メッシへ。
そして後方からゴール前に上がってきたセスクへメッシから何ともいえない浮き球のパス。
胸トラップからのシュートが決まり2-0。見事な連係であり、ゴールでした。
その後90分にはポルトはグアリンがマスチェラーノに対するファウルで一発退場、9人に。
反撃することはできず2-0で試合終了。
バルセロナが勝利を収めUEFAスーパーカップ・チャンピオンとなりました。

選手個人個人のコンディションなどはまだまだ万全というわけではないでしょうけど
それでも個人としてもチームとしても
パフォーマンスが大きく落ちたりしていないのはやはりすごいですね。
バルセロナ、今シーズンもまだまだ進化していきそうな予感です。

さて、実はこの試合を見る2日前にこの本をちょうど読み終えたばかりでした。
面白くてまあまあ一気に読んでしまいました。
で、この本を読んだすぐ後にバルサの試合を見ることになったわけですが
そのおかげでバルサのサッカーの面白さ、すごさが今まで以上によくわかった事と
またひとつサッカーの面白さ、バルサに限らずどんなふうにゲームを見れば
よりいっそうサッカーを楽しめるのか、ということに大いに参考になりました。


クライフ哲学ノススメ 試合の流れを読む14の鉄則 (サッカー小僧新書)

クライフ哲学ノススメ 試合の流れを読む14の鉄則 (サッカー小僧新書)

  • 作者: 木崎 伸也
  • 出版社/メーカー: 白夜書房
  • 発売日: 2010/11/24
  • メディア: 新書





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アウディカップ・2日目☆決勝・3位決定戦 [欧州サッカー]

今日も仕事山積みで午後から休憩できずフラフラです(笑)
明日は。。。寝ます!(たぶん~)

疲れていてもサッカーは見なくては!(勉強はしなくていいのか!?)
ということでやっとアウディカップ決勝、3位決定戦をチェックしました。

まず3位決定戦、インテルナシオナル×ミランですが
開始3分ロビーニョとセードルフのワンツーからゴール前イブラが合わせてゴール
あっという間の先制点から試合はスタート。
ミランは昨日のバイエルン戦とはかなりメンバーを入れ替えてのゲームとなりました。
あっさり先制点を奪ってこのままミランペースになるのかな?と思いきや
インテルナシオナルが23分バルサ戦でも得点を決めていたダミアンの同点ゴールで振り出しに。

それがきっかけになったのか、そこから試合終了まで選手交代はあったものの
ミランはかなりの省エネモードでした。
まだコンディション上げてる最中だから仕方ないんですかね??
ただゆったりした試合運びではありましたけど
何回か一瞬でゴールチャンスを作るシーンがあり、そのあたりはさすがだなと思いました。

その後、両チームとも1点ずつ追加点をあげスコア2-2でまたもやPK戦へ突入。
そしてミランがまさかの4人全員失敗でインテルナシオナルが勝利、3位になりました。
う~ん、最近こういう光景どこかで見たような。。。[たらーっ(汗)]
それにしてもインテルナシオナルは参加4チームの中で一番やる気モードでしたね。
リードされても追いつくあたりはさすがブラジルのチーム、底力ありますよね。
素晴らしいです。

さて、注目の決勝戦バイエルン×バルサですが結果はチアゴの2ゴールで
0-2とバルサが勝利しアウディカップ2011の優勝チームとなりました。
バルサはインテルナシオナル戦とさほどメンバーも変わっていませんでしたし
選手交代では昨日同様、若手選手も使っていました。
準決勝では後半少しバルサっぽくないな、と思っていましたが決勝ではやっぱりバルサでしたね。
ただプレシーズンマッチですし、何と言っても昨シーズンのCL決勝での恐ろしいまでの強さが
まだはっきりと脳裏に焼きついているだけに少々物足りなさは感じてしまいましたが
ベストなメンバーでなくても結果はしっかり出せるというのはやはりすごいです。

そして私たち日本人にとっては嬉しいことも。
宇佐美が先発フル出場を果たしました!
チームが負けてしまった事は残念だけど
ボールに絡む回数はそう多くはなかったですが彼自身は良かったんじゃないでしょうか?

最初全然ボールがこなくてどうなのかな?って思っていたのですが
15分頃だったでしょうか、ゴール前にいいクロスを上げてチャンスを演出してからは
少しずつではありましたが徐々にボールが集まるようになりました。
スタートは右サイドでしたが途中で左サイドにポジションチェンジし
前線への決定的なスルーパスを出したり、自分で仕掛けてゴール前に正確なクロスを上げたり
バルサの選手をうまく引き付けておいて素早いパスを出しだりと
かなりいい感じで動いていたように思いました。CKも蹴っていましたね。

彼自身もまだチームの様子をうかがっている部分もあるように見えましたけど
バイエルンというチームでバルサ相手にあれだけプレーできるなんて楽しみじゃないですか!
彼がどんな選手でどんな特徴があるかチームメイトもまだ把握しきれてないでしょうし
やはり信頼関係も大きいでしょうから、これからの日々チームでしっかりとアピールし
そしてチームメイトと信頼関係を築いていってほしいですね。

後半はほとんどボールに触る機会がなく残念でしたけど
まあリードされていたから仕方なかったですかね?
どうしても新加入の選手を使うより、
今までやってきた慣れてる選手の方にパスが出てしまいがちですもんね。
それもまた日々の積み重ねの中で宇佐美にボールが来るようになっていくといいなと思います。
大変なことも多いだろうけど頑張ってほしいですね。

私的にはまたひとつ、楽しみが増えてありがたい限りです。


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アウディカップ・1日目☆準決勝 [欧州サッカー]

久々の更新になりました[あせあせ(飛び散る汗)]
仕事が一年で一番忙しい時期に突入してからというもの
残業続きで毎日くたばってます(笑)

そんなこんなしているうちに全然チェックしきれてないのに
楽しみにしていたコパ・アメリカも終わってしまい、録画したまま放置状態[たらーっ(汗)]
気が付けば新シーズンももう目の前です。

昨日、今日の2日間ドイツでアウディカップが行われています。
参加チームはバルセロナ、ミラン、バイエルン、ブラジルのインテルナシオナルの4チーム。
プレシーズンマッチとはいえ、豪華な顔ぶれです。

準決勝ではバルサ×インテルナシオナル、バイエルン×ミランの対戦カードになりました。
どちらの試合もシーズン前のフレンドリーマッチということで
そこまでガチなゲームではありませんでしたが
新加入の選手や若手の注目選手などを見ることのできるいい機会ではありました。

大会のレギュレーションも2日間連続して行われるということもあり
ドローの場合は延長戦ナシのPK戦で決着をつけ、選手交代もハーフタイムでの交代は含まず
3回までなら(おそらく)一度に何人変えてもOKという面白いものでした。

結果ですが
バルサ×インテルナシオナルは2-2で決着つかずPK戦の末バルサが勝利。
バイエルン×ミランもこれまた1-1で90分を終え、PK戦でバイエルンが勝ち、
バルサとの決勝戦を戦うことになりました。
(ミランとインテルナシオナルは3位決定戦。)

バルサは前半はイ二エスタやバルデスなど何人か主力選手はいましたが
後半はビジャやアビダル、ペドロなどは交代で入っていたものの
若手選手が多く、やはりトップチームがやっているバルサのサッカーではありませんでした。
バルサのようなチームの若手を見るのも貴重だなと思う反面
やはりトップチームでプレーしている選手たちのスキルの高さと
完成度の高いサッカーをしているすごさが改めてよくわかる機会でもありました。
(ちなみにコパ・アメリカに出場していたメッシなどはお休みでした)

一方ミランとバイエルンですが
こちらは両チームとも今後のスケジュールが
シーズン開幕が近い、カップ戦を控えているなどの状況だけに新加入の選手はいたものの
シーズンこれでいくだろうというメンバーでのゲームになりました。
前半はけっこう親善試合っぽくない雰囲気で意外としっかり見れたのですが
後半からはやはりシーズン中のような空気ではなく少しゆる~い感じに見えました。
ミランはイブラがいる時はいいんだけど、いなくなるとちょっと迫力に欠けますね。
まあ、ロビーニョやパト、カッサーノもいますけど、イブラがいるとチャンスが広がるというか。
あと、気になったのはネスタとボネーラのセンターバックのコンビは大丈夫かな?
かなり危なっかしい気がしたんだけど。。。

バイエルンの方はやっぱり右サイドのロッベンからチャンスを作るシーンが多かったけど
ロッベンが足を痛めて交代してからは攻めてはいたけどちょっと停滞気味でした。
リべり、ロッベンがいない時にどう打開してくかというのは前からの課題ですもんね。
でもゴメスのゴールに対する力強い姿勢とプレーは相変わらず見事だなと思いました。
あと、トニ・クロースという選手が何かいい感じで、これからが楽しみです。
そういえば、宇佐美もベンチに入っていてアップはしていましたが
今日は残念ながら出場機会はありませんでした。
決勝で出てくれるといいですね。

さて、実は今3位決定戦の真っ最中でして。。。
そしてこの後は決勝戦。
今日はバルサどうしてくるんだろう?
プレシーズンマッチとはいえバイエルン×バルサなんて楽しみな対戦ですね。
チェックしたら、またご報告しますね[グッド(上向き矢印)]

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