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EURO 準決勝 ドイツ×イタリアに思う [EURO 2012]

さてEUROもいよいよファイナルを残すのみとなりましたね!
今からワクワクしています[るんるん][るんるん][るんるん]

セミファイナルの2試合はどちらも素晴らしいゲームでとても面白かったですね[グッド(上向き矢印)]
ポルトガルは惜しかったなあ、と。素晴らしい運動量と集中力、動き出しで
スペインになかなか自分たちのサッカーをさせなかったですよね。
120分間で得点するチャンスもありましたが残念ながら決められず
PKで決着というのはホントもったいなかったですね~。
しかしスペインもあれだけポルトガルの前からの激しいプレスに苦しめられながらも
一旦ボールが繋がるとすぐに自分たちのリズムに持っていきそうになるのは
やっぱり対戦相手としては本当に一瞬たりとも気が抜けない怖さを感じましたし
スコアレスで突入したPK戦で勝ちきれたのはやはり勝負強さももっていますよね。
ファイナルではどういう選手起用・布陣で臨むのでしょうか?気になります!

そしてドイツ×イタリアですがイヤイヤイヤ、正直驚きました[たらーっ(汗)]
確かにイタリアも大会中にすごく調子を上げてきていましたし
チームのまとまりや士気の高さもすごく感じていたのでイングランド戦を観た後
これは可能性あるかもなあ、とは思いはしたのですが
なにせドイツのここまでの戦いぶりが圧倒的だったので
こういう内容と結果はちょっと予想できなかったです。

なぜドイツは負けてしまったのかすごく疑問に思ったので
例によって例のごとく(笑)今日もう一度じっくりと自分なりにゲームを見返しました。
そして今回は野口幸司さんとツネさん(宮本恒靖氏)が解説を担当されていて
お2人がFWとDFのそれぞれの立場から、また経験から
とてもわかりやすくて的確な解説をして下さったので
それに沿ってその時その時のプレーを何度もリプレイして見てみたりもしました。
実際ゲームが行われている最中、ゲームはすごいスピードで動いていくし
私は素人なので(笑)細かいところまで一瞬で見ることはまだまだできないので
たまには時間をかけてじっくり分析してみるのもとっても楽しいです[わーい(嬉しい顔)]
(本当はもっとそういう時間を増やしたいのですが・・・時間を下さ~い)
そういうわけで野口さん・ツネさんのお力も借りつつ感じた事を書きたいと思います。

まず前半ですがドイツもそんなに入り方もゲームの進め方も悪くはなかったと思います。
しかし前半だけで2失点というのはキツかったですよね。
失点シーンの1点目はやはりピルロがハーフウェイライン付近からではありましたが
プレッシャーを受けずに相手陣内の左サイドの高い位置にフリーでポジションを取っていた
キエッリーニに大きく展開したことから始まり、サポートに来たカッサーノがボールを受け
DFを引き付けて個人の力で振り切りゴール前にクロス
バロテッリが最初は付いていたバトシュトゥーバーの前に入る動きを見せた後
後ろに動き直してのヘディングシュートでした。
2点目はカウンターでしたが今度はモントリーヴォが自陣でやはりプレッシャーなく
前線へロングフィード。その前にバロテッリが最終ラインにいたポドルスキーとラームの間で
最初は横に動いてボールを受けるような動きを見せておきながら
ある瞬間にウラの大きく空いたスペースへタテに一瞬で抜け出し
ラームがボールの落下点を見誤ってしまったのか対応できなかったミスも重なって失点。
バロテッリのシュートのタイミングも良かったですよね。
どちらのシーンもフリーでパスを出させてしまいバロテッリとの駆け引きに
ディフェンスラインも負けてしまっていました。

そしてドイツはエジルとクロースが中央と右サイドでポジションチェンジは行っていたのですが
2人が中に偏りがちで中央から左サイドに人が集まりバランスが悪く
空いた右サイドでの攻撃になるのですがそこを上手く使えていなかったようでした。
(野口さんの解説ではイタリアが意識的にそうさせているのでは、というお話でした)
エジルもクロースもCMFですからどうしても中に入ってきてプレーしてしまうので
わざと右サイドからの攻撃に展開させて脅威であるラームの攻撃参加をさせないというのも
プランデッリ監督は計算していたのかもしれませんね。
ドイツは細かいミスが目立ちましたし失点してからは焦りも見え始めました。
逆にイタリアは前線からの守備意識も高く中盤でもゴール前でも
個人としてもチームとしてもしっかり守れていた印象でした。(さすがカテナチオ!)

後半からドイツはゴメスをベテランのクローゼ
動きも少なく調子の良くなかったポドルスキをロイスに代えてきました。
クローゼはゴメスに比べると前線での動きも多いし守備意識も高いですし
前半空いていた右サイドに(サイドに張れる)ロイスを置くことでバランスを修正してきました。
その采配はさすがで左クロース・中央エジル・右ロイスと並べることで
動きが出てきてクロースが中に入った時に空くスペースにラームが上がってきて
攻撃参加する形が作れ決定機を迎えることもできました。
71分にはボアテングを下げミュラーを投入
ミュラーもいろんなところに顔を出す捕まえるのが難しい危険な選手で
前線でよく動いてイタリアの堅い守備を崩そうとしてはしていましたが
まあイタリアのディフェンスは最後まで崩れませんでしたよね。
最後ハンドでPKは与えてしまいましたが相手の動きや変化に慌てることなく
すぐに対応しているところはさすがでした。ブッフォンの安定感も素晴らしかったですね。

ドイツがいつもの良さを出せなかった感はありましたが
イタリアがうまくそうさせていたのかな、というのと
元々守備は抜群に堅い国ですしそこへ今のような攻撃的な姿勢がプラスされ
とても面白いサッカーだと思いました。
ただ一つイタリアで気になったのは決定力の部分で
これはイングランド戦でも感じたのですが決定機に決められない場面がちょっと多いですかね?
このゲームではバロテッリとカッサーノが交代した後何度かあったと思うのですが
そのあたりがファイナルでどう出るのかな、と少し気になります。

それと両チームの試合間隔もかなり大きく影響していたと思います。
ドイツは中5日で休養は出来たけれど
心も体も少し落ち着いてしまったようなところがあったのかなと思いますし
イタリアは中3日で体力的にはキツいけれど3日おきの試合間隔のリズムは変わらないし
必ず決勝へ進むぞ、という気持ちも持続していたでしょうし
そのあたりも影響大きかったでしょうね。

このゲームを観て特に感じたことは
フリーでパスを受けて出せることの意味の大きさ
またそれをさせないために前からプレスにいくことの大切さ
それに加え前線でプレスに行くことで後ろの選手が守りやすい状況を作り出すこと。
相手のディフェンスを崩すためにポジションの細かい修正や動き直しをすること。
そして対戦相手をよく研究し目に見えないところで主導権を握るということ、etc・・・
まあサッカーって本当にいろんな事がいろんな部分に影響し合って
ひとつのゲームになるんだなあ、とまた改めて複雑さ・面白さ・
それを実際やっている監督・スタッフ・選手たちってスゴイよなあとつくづく思いました。

というわけで今日も長々書いてしまいましたが
決勝カードの私の予想、スペイン×ドイツは見事に外れてしまいましたが(笑)
イタリア×スペインもすごく楽しみです!
両チームの素晴らしいサッカーが
最高に面白いファイナルにしてくれることに期待したいと思います!
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EURO 準々決勝に思う・・・ [EURO 2012]

何か忙しくってドタバタした毎日を送っております[あせあせ(飛び散る汗)]
ゆっくりサッカーが観たいよう[ふらふら]
そんなこんな言ってるうちにEUROも今日からセミファイナルですね!
準々決勝、どのゲームも本当に面白かったです。
セミファイナルが始まる前に簡単に感想だけ。。。

まずはチェコ×ポルトガルですが
意外とポルトガルが慎重にゲームに入りチェコが前半はいい形で攻撃していましたね。
私はこの大会、チェコの試合を観るのはこれが初めてだったのですが
(グループリーグは録画してあるのですがまだ観れていません・・・)
選手一人ひとりの技術も高いし全体的にまとまりもあってとてもいいチームだなと思いました。
ただ自分たちの時間に得点できず
前半かなり飛ばし過ぎて後半は運動量・集中力が落ちてしまって
そこをやられてしまいましたね。ちょっともったいなかったなあと。
しかしわかってはいてもロナウドを抑えるのは大変ですね[たらーっ(汗)]
ロナウドとツェフの1対1なんてすごく見応えがあって面白かったです。
この試合が終わった時気付いたら自然とテレビに向かって拍手している自分がいました。
荒っぽいプレーや危険なファウルもなかったしいいゲームだったと思います。
選手個人ではチェコの選手でイラーチェクという選手が上手いなあと思って気になりました。

そしてドイツ×ギリシャ。
んも~ドイツ!!って感じでした(笑)
それまでの試合と前めのメンバーを確か3人代えて臨んだ試合でしたが
選手が代わっても攻撃力も安定感もそれほど変わらず
ギリシャが一旦同点に追いついた時は、おお、これはちょっとわからないかも、
と思いはしたものの終わってみれば4-2とPKによる追加点は与えましたが
相手を圧倒するゲーム内容でした。
ギリシャもよく守って狙い通り1点はカウンターから奪うことができましたが
やはり自陣での守備に人数をかけているので1人か2人でしか攻撃することができなかったですね。
後半のある程度の時間まで0-0か1-1ならそれでも可能性はあったかもしれませんが
今のドイツ相手にはやはり厳しかったでしょうか。
ギリシャのサマラスはセルティックで俊輔と同僚でしたがその頃より上手くなってましたね。
クラブと代表ではポジションも違うみたいでそのせいか
以前見ていた時とプレースタイルも違って見えました。(いまどこのクラブにいるのかな?)

続きましてスペイン×フランス。
う~ん、結果スペインが勝利はしましたが何でしょう。
グループリーグ最終戦のクロアチア戦からちょっと疲れがあるのか
あまり本調子ではない印象がしました。ちょっと物足りないというか。
実はあの試合中私は寝てしまいスペインが得点した直後に起きて
わあ~点入ってるやん!!誰?シャビ・アロンソ、ミドルかあ~
と勝手にミドルでの得点だと思っていたらリプレイでまさかのヘディングシュートでした(笑)
あの大きく空いたスペースによく入ってきましたよね。さすがです。
フランスはもう少し期待してたんですが残念でした。
守備的に入ったから仕方なかったかもしれませんが攻撃の形が作れず少し単調だったかなあと。
頑張ってはいたけどリベリーとベンゼマだけでは厳しかったかも。
試合のプランや入り方って本当に難しいですね。

さて最後はイングランド×イタリア。
私個人の思い入れが強いこともありますが準々決勝の4試合の中で一番面白いゲームでした!
いや~イングランド・・・残念でしたねぇ。よく頑張ってはいたと思うのですが
前半立ち上がりは攻め合う展開で最初の方はそんなに飛ばして大丈夫?と思うくらい
イングランドが積極的に出てけっこう押し気味に試合を進めていたのですが
気が付けばイタリアに主導権を握られほとんど押されっぱなしで
なかなかチャンスが作れませんでしたね
これもやっぱりイングランドが守備に回る時間がほとんどで
マイボールになってもルーニーとウェルベック、ヤング、キャロルの誰かとの2人だけという
場面が目立ちましたし中盤やサイドバックが絡んで。。。というのが出来なかったですよね。
ジェラードがあれだけ守備に追われてしまっては厳しいし
失点を警戒していたのと後半から延長まではほとんどの選手が消耗しきっていましたし
上がりたくても上がってこれなかったのもあったのでしょうね。
あとはピルロにゲーム中もPK戦もやられたなあ、という印象です。
ピルロに自由を与えると本当にそこから攻撃が始まって
それに反応して周りの選手たちがいい感じの連鎖でうまく動いていくんですよね。
ピルロに自由を与えてはいけない、というのを改めて感じました。

そして私的にあのゲームでビックリ大事件はイングランド最後の交代カードが
なにせヘンドだったこと。その時は思わずえええ~と叫んでしまいました。
が、後から考えるとパーカーもジェラードももうほとんど動けなかったし
攻撃の部分でジェラードを残すなら控えメンバーを見てもヘンドだったのかなあ
と思いました。あの状況でよく頑張ってはいましたしインパクトこそ残せませんでしたが
彼にとって大きな経験になったはずですから今後に活かしてもらいたいですね。
それからキャロルもよく頑張ってたと思います。得点には結びつきませんでしたが
彼は彼なりに自分に求められたことをピッチでやろうとしていたし
現段階ではあまり得意ではないですけど守備意識もしっかりもってやってましたし
ヘンド同様この経験をこれからに活かしてほしいです。
あとはGKのハートはこれからが楽しみですね。
もっとこれから経験を積んでいけば更に素晴らしい選手になると思います。
それからミルナー、今回はちゃんと見ましたよ!
イタリア戦ではかなり攻撃的で目立っていましたよね。
ジョンソンと右サイドでいいコンビネーションでやっていたと思いました。
(ハートもミルナーもシティの選手[たらーっ(汗)]プレミアであんまり頑張られるとちょっと困るけど)
イングランドは大会直前にカペッロ前監督が辞任、ホジソン監督になり
新たなチーム作りをしている時間もなかったですし怪我人も多かった。
そんな中でもジェラードを中心としてよくやってくれたと思います。
足攣ってたけど、キャプテンかっこ良かったです。まだまだ代表でも頑張って欲しいですね。

さて長くなりましたが、ファイナルに進むのはやはり
ス〇〇〇とド〇〇(←しつこい)でしょうか?
それとも。。。とにかく今日・明日のセミファイナルが楽しみです!
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EURO オランダ・ウクライナ・イングランドに思う [EURO 2012]

EUROもグループリーグが終了、今日から決勝トーナメントが始まりますね!
どの対戦も本当に楽しみです[グッド(上向き矢印)]
決勝はス〇〇ンとド〇ツかな、いやいやギ〇〇ャも曲者だし
〇ング〇〇ドやポ〇トガ〇も調子上げてきてるからわかんないなぁ~(←〇にする必要ある?)
なんていろいろ楽しい妄想(?)を一人で繰り広げております(笑)

さて今回のEUROで私が特に注目していたのはオランダ・ウクライナ・イングランド
でしたが残念ながらオランダとウクライナはグループリーグで敗退
決勝トーナメントに進むことはできませんでした。

まずはオランダですが優勝候補にも挙げられていましたが
まさかのグループリーグ3連敗、勝ち点0で大会を去ることになりました[もうやだ~(悲しい顔)]
これは本当に衝撃的でしたね[たらーっ(汗)]
プレミア得点王のファン・ペルシー、ブンデス得点王のフンテラール
スナイデルにロッベン、アフェライ、ファンデル・ファールト・・・
まあ豪華な攻撃陣が揃っていたにも関わらず勝ち点1すら取る事ができませんでした。
こういう結果に終わった原因は大会に臨む環境・ここまでのチーム作り・
選手起用・選手のメンタル、フィジカルコンディション・所属クラブでの個人の好不調etc・・・
いろいろな理由があるとは思いますが
一番大きく受けた印象としては“チーム”として成立していなかった、
というところでしょうか。
何でしょう、個の力が強すぎてそれぞれの選手の役割が重なっていた気がするし
自分がこのチームにおいて何をすべきなのかを理解して行動に移すという作業が
全く上手くいっていなかったように感じました。
特にデンマーク戦、ドイツ戦は前の4人と後ろの6人が分かれてしまっていて
攻守においてチーム全体として機能していませんでしたよね。
あとは3試合とも失点した時間帯がデンマーク戦が前半24分
ドイツ戦も24分、ポルトガル戦は28分とどれも似たような時間帯だったのが
個人的には気になりました。
ゲームの入り方はどの試合も悪くなかったのですが失点すると急に失速してしまい
リズムを取り戻せないまま負けてしまう、というパターンでした。
ポルトガル戦に関しては最後交代枠を確か使い切らないまま負けちゃいましたよね?
ファン・マルヴァイク監督も打つ手が無かったのでしょうか。

今回オランダ戦を観ていて一番思ったのは守備って本当に大切なんだなあ、という事でした。
守るための守備ではなく攻撃するための守備と言うのでしょうか
自分たちがボールを奪った瞬間から攻撃に移るわけですから
ポジションに関係なくどの選手にもそのあたりの意識がもっとあれば
かなり違った展開になっていたと思うのですが。。。
(オランダの守備意識に関してはオランダのサッカー文化というか哲学的な部分が
影響しているところも大きいようなのですが
個人的にはとても興味深く、もっと深い部分まで調べたいなあと前々から思っています。)
もしその辺りが改善されればあれだけの実力を持つ選手たちですから
ものすごいこと(笑)になりそうな気がします。
ああ、オランダもったいないです。残念です。
ファン・マルヴァイク監督の進退がどうなるのか現段階でははっきりしていませんが
今後どのように新たなチーム作りをしていくのかが気になりますね。

さてこちらも残念ながら決勝トーナメント進出はならなかった開催国のウクライナですが
初戦は強敵スウェーデンにシェヴァの2ゴールで勝利[手(チョキ)]
フランス戦は0-2で敗れ[ふらふら]
最終戦のイングランド戦は0-1で負けてしまいましたが[もうやだ~(悲しい顔)]
ベテランと若手選手がうまく融合していいゲームを見せてくれました。
2006年のワールドカップ出場以来、大好きなシェヴァが代表であることもあって
試合を観る機会は少ないのですが頑張って欲しいなあと思っている国の一つです。
シェヴァがミランからチェルシー、古巣のディナモ・キエフに復帰したことで
シェヴァ以外のウクライナの若手選手も知ることができ
今回のEUROでもその選手たちのこれからが楽しみになるようなプレーを観ることができました。
イングランド戦ではやはり経験値という部分で相手に上回られ
失点シーンもちょっとツキが無かったですし、ジャッジにも泣かされました。
フィニッシュの部分での精度や決定力はまだまだ磨きをかけなくてはなりませんが
サイドにロングボールを入れての展開やワンタッチのショートパスを繋いで
狭いところをタテに入れて崩そうとするような積極的な攻撃は好感が持てます。
もしまだウクライナのサッカーを観たことがない、今回は観なかった、という方は
次の機会に一度観てみて下さい。いいナショナルチームだと思います。

そしてこの大会を最後にシェヴァがウクライナ代表引退を表明しました。
恐らく最後にフレンドリーマッチという形でファンに別れを告げるだろうという事ですが
まだ現役を引退するわけではないと思うのでまだまだこれからも頑張って欲しいと思います。
ディナモとの契約が7月までらしいのですが今後はどうするのかとても気になります。

さて最後にプレミアファンとしては忘れてはならないイングランド。
初戦のフランス戦を観た時は正直う~ん・・・て感じでしたけど
スウェーデン戦、ウクライナ戦と徐々に選手個人のコンディションも上がってきていますし
チームとしてのまとまりも高まってきているように感じます。
ルーニーは試合感の部分で100%ではありませんが
それでもイングランド代表には欠かせない存在ですし
我らがキャプテン・ジェラードもトップコンディションではないものの
この2試合のパフォーマンスは良いと思います。
ウクライナ戦はすごかったですね。パスセンス・ポジショニング・パスの出しどころ
相手選手の動きに対する読み・クロスの精度etc・・・まあ感心しっぱなしでした
あとパーカーがいいですねぇ。
それからウクライナ戦で解説を担当されていた都並さんが
ミルナーをすごく褒めておられたのでイタリア戦では注目して見たいと思います。
(ミルナーのこと全然見てなかったので・・・反省です[たらーっ(汗)]もっと見る目を養いたいと思います)
準々決勝のイタリア戦・・・すごく楽しみです!!

今週は試験は終わったものの一応2次試験の準備と
仕事が一年で一番忙しいシーズンに突入してしまい更新がなかなか出来ませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]
それにも関わらずいつもご訪問していただき本当に嬉しく思っています。
皆さまいつもありがとうございます。
時間を見つけて書いていこうと思いますのでまた良かったら読んで下さいね!
タグ:EURO 2012
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EURO グループB オランダ×ドイツに思う・・・ [EURO 2012]

EURO毎日熱い試合が続きますね!
全部ライヴで観れたらいいのですが、さすがに仕事に影響を及ぼすので
ものすごく気にはなりつつもオランダ戦は録画にて観戦致しました。

・・・オランダ負けちゃいましたね[ふらふら]
なんてことでしょう。強敵ドイツとの対戦ということで厳しいゲームになることは
わかっていましたが。。。ほぼ完敗でしたあああ~[もうやだ~(悲しい顔)]

あのゲームを観てドイツってどこがウィークポイントなんだろう、と思いました。
どこのチームにもストロングポイントとウィークポイントってあると思うんですけど
あのゲームに関して言うなら私がまだまだ見る目が未熟なのはあるのですが
どうやって攻めたら崩せるのか、ゴールを奪うことができるのか全然わからなかったです[あせあせ(飛び散る汗)]

勝つしかないオランダは立ち上がりこそ慎重でしたが積極的に前に出て
デンマーク戦よりは個人技だけでなく
チームとしての連動性も意識してゲームに入っていたので
これが上手くかみ合ってぶ厚い攻撃になれば面白いかな、と思って観ていました。
しかしまあドイツの守備の堅いこと、しかも攻守の切り替えも早いし
(攻守の)どちらかだけ、
というのではなく本当にバランスが取れていて素晴らしい戦いぶりでした。
1対1のボールの奪い合いでもほぼ全部勝っていましたし
プレスも早くて厳しいし、セカンドボールもほとんどドイツボールになっていましたね。
あと、すごいなあと思ったのはやっぱり攻撃がアイディアがあって単発で終わらず
普通ここでフィニッシュ、
というところから更に展開するスタイルがとても見ていて面白かったです。
例えばサイドからゴール前にクロスを入れるのでも
そこで単純なヘディングシュートをするのではなく
そこからワンプレー、またワンプレーと繋げてフィニッシュまで持っていくのです。
こぼれ球への対応ならお互い様な部分もあると思うのですが
最初からそのつもりでプレーしているので
攻撃している方は準備できているし守る方は予測しにくく対応しづらいでしょうね。

一方オランダはファン・ペルシーのゴールこそこれぞワールドクラスって感じでしたけど
それ以外はあまりドイツを脅かすようなシーンは作れなかった印象です。
スナイデルはコンディションかまたは芝の問題なのでしょうか、ミスが多かったですし
狭いところを狙っていいタテパスは入れるんだけどそこからが繋がらなかったですね。
デンマーク戦もそうでしたが前の攻撃陣と後ろの守備陣が分かれてしまっていましたし
後半は焦りからかパスミスも多かったです。
あとはディフェンスが[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]
1点目はボールサイドに人数寄り過ぎて中央を空けすぎてたし
2点目もペナルティエリアの前のスペースがぽっかり空いていて
一度ならずニ度までもシュバインシュタイガーにフリーでボールを受けさせて
ラストパスを出されてしまってたしあれではちょっと辛いですね。
あとはプレスも厳しくいかないし簡単にボールを運ばれちゃう。
何か運動量も全然なかった気がしました。

あとはロッベンが完全にラームに抑えられてしまったのも大きかったですね。
前半の35分くらいから左サイドにポジションを変えてプレーしてましたけど
右にいる時のような怖さはやはり無かったですし
左にロッベンを置くよりはもっと早くカイトを使った方が
チームに連動性を与えるという部分でも可能性もあったような気がするし
相手も前からガンガンプレスにくるカイトの方が気をつけなきゃいけなくて
イヤだったと思うんですけどね。
ただ後半スタート時に2人代えてたから最後の一枚は難しかったとは思いますが。

それにしても~
カイトのプレー時間がデンマーク戦もドイツ戦も10分あるかないかじゃかわいそうすぎます[もうやだ~(悲しい顔)]
次のポルトガル戦、思い切ってスタメン起用してみては。。。
ファン・マルヴァイク監督どうでしょう、考えてみて下さい!!!
オランダ、何か物足りない。そのうちの一つは彼のようなハードワークではないのかなあ
と思うのは私だけでしょうか。
テクニックはもちろん大切だけど、その前に気持ちがないと。。。
スミマセン カイトファンの独り言コーナーでした[あせあせ(飛び散る汗)]

試験前につきマッチレポートは時間が無くて書けないので今日は感想だけになりました。
まだわずかな可能性が残されています。(私の試験もね!)
グループ最終戦オランダ代表頑張ってもらいたいです。
タグ:EURO 2012
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EURO グループB オランダ×デンマーク [EURO 2012]

EURO、毎日注目の面白いゲームが続きますね。
今朝は私が一番気になっているグループBの2試合が行われました。

グループBはオランダ・デンマーク・ドイツ・ポルトガル
という何ともレベルの高い、どう考えてもこの組み合わせはおかしいでしょ!!
と突っ込みを入れたくなるグループ。

まずオランダ×デンマークですがスタメンは以下の通りです。

オランダは最前線にファン・ペルシー
2列目に左からアフェライ、スナイデル、ロッベン
ボランチはファン・ボメル、ナイジェル・デ・ヨング
最終ラインはヴィレムス、フラール、ハイティンハ、ファン・デル・ヴィール
GKステケレンブルク

デンマークはトップはベントナー
2列目にクローン=デーリ、エリクセン、ロンメダール
ボランチにシムリング、クヴィスト
最終ラインはシモン・ポウルセン、アッガー、ケアー、ヤコブセン
GKアンデルセン

試合は序盤からオランダが攻め、デンマークが自陣に引いて守りカウンター
という形でスタートし、前半も後半もその構図は大きく変わることはありませんでした。
前半20分程を見た感じではオランダが完全にデンマークを圧倒しそうな勢いで
ボールポゼッションも内容もデンマークを上回り点が入るのも時間の問題かなあ
なんて思っていたのですが何と先制したのはデンマーク。
前半24分デンマークはオランダ陣内・ハーフウェイライン付近の左サイドで
ボールを受けたシモン・ポウルセンがそのままタテに持ち上がりへエリア内へクロス。
それに対応したファン・デル・ヴィールに当たってこぼれたところを
クローン=デーリが拾いDFをかわしそのままエリア内に切り込むと自らシュート。
GKの股を抜いたシュートは見事に決まりデンマークが驚きの先制点を奪いました。

先制点を奪われたオランダでしたが選手の名前だけ見ても何とも豪華な攻撃陣で
個人の能力は言うまでもありませんし、そこまでに何度もゴールチャンスは作っていたので
まあそのうちどこかで入るだろう、という思いもありました。
ところがそうはいかないのがサッカーなんですよね。認識が甘かったです[あせあせ(飛び散る汗)](反省)
確かにデンマークは攻撃に移った時の攻撃のパターンはわりとシンプルで
人数もそこまでかけませんし精度も相手を脅かすほどのものではないことが多かったですが
ディフェンスに関しては個人でもチームでもかなりしっかり対応していました。
それに対してオランダはアフェライ、スナイデル、ロッベン、ファン・ペルシーの4人は
一人一人では攻撃を仕掛けてフィニッシュまで持っていくのですが
どうしても個の力に偏りすぎてしまう傾向が強くフィニッシュの精度も欠き
なかなか相手ゴールを割ることができませんでした。
チームとしての戦い方なのかもしれませんがボランチやサイドバックがタイミングを見計らって
積極的に攻撃参加するという場面もあまり無かった気がしました。

後半に入ってもエンジンがかかりきらない印象のオランダでした。
相手は1点取っているので更にディフェンスの意識は高く
準備しているのである程度攻撃は出来るしチャンスも作ることは出来るのですが
まあシュートが枠内にいきませんでしたね。
選手のコンディションも悪いわけではないのですがやはりベストというわけではなく
ピークは決勝に、という部分もあるのかもしれませんが
それほどプレーにキレがなかった印象です。
オランダは71分にデ・ヨングをファン・デル・ファールト
アフェライをフンテラールに代え、83分にはファン・デル・ヴィールを下げて
カイトを投入3バックにして最後の攻撃に出ますが結局最後までデンマークの堅い守備を崩せず
なんと0-1で敗戦。大切な大切な初戦を落としてしまいました。
デンマークはプラン通りだったんじゃないでしょうか。

面白いのは両チームのシュート数がデンマークは8本中枠内が8で得点1
オランダは28本中枠内が8で得点ナシ。だそうです[たらーっ(汗)]
デンマークはシュート数は少ないけど確実に枠内に撃ってるんですね!

いや~しかしオランダ厳しくなりましたねぇ[ふらふら]
次の対戦相手はドイツですし、絶対に勝たなくてはならなくなりました。
まあゲームとしては面白くなるでしょうけど。。。大丈夫でしょうか[たらーっ(汗)]

さて実はこのゲームで個人的に面白いな、と思った事がありました。
それはカイトが交代で右サイドバックのポジションに入ったことでした。
とは言ってもほとんど高い位置にいましたし最終ラインは3バックで対応していたので
本来のサイドバックの役割をこなすというイメージではなかったのですが
先日あるサイトのニュースであのクライフ氏が
「私ならカイトは右サイドバックで使うだろう。
そして彼はそこでいつもしているプレーをすればいい」
と言っていたニュース記事を読みました。
その時私は、さすがクライフさんの考えることは違うなあ~
カイトをサイドバック。。。守備力を買って??う~ん、そこでいつものプレー。。。
わから~ん、でも面白いかも、見てみたい気もする、と思いました。

ファン・マルヴァイク監督、ホントにやっちゃってるし(笑)
クライフ氏がどうのような意味で言ったのか定かではありませんが
こういうことだったのかなあ??
とかいろいろ考えると面白いなあ、と。
カイト自身はどう感じているのかはわかりませんし
今回は出場時間も短かったしよくそれが良かったのかわからなかったけど
彼は監督の求めること、チームの求めることをしっかり実行できる選手ですから
また楽しみにしたいと思います[ぴかぴか(新しい)]

さてもう一試合のドイツ×ポルトガルはこちらもスコアは1-0で
ドイツが勝利を収めました。
こちらもレベルの高い面白い一戦でしたね!
前半はお互い慎重にゲームを進め難しい事はせず攻撃はシンプルに
どちらかと言うとお互いの長所を消すサッカーを展開。
後半から徐々にゲームは動き72分にゴメスのゴールでドイツが先制。
ポルトガルも決定機は作るのですが守護神ノイアーに抑えられゴールを割れず敗戦。
これでグループBはデンマーク、ドイツが一歩リードする形になりました。
しかしまだまだ最後までどうなるかわかりませんし
他のグループも含め楽しみにしたいと思います[るんるん]
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