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PL31節 アストン・ヴィラ × リヴァプール [リヴァプール]

皆さま、こんにちは (^-^)
遅くなりましたが、リヴァプール戦をお伝えします!

PL第31節、リヴァプールはアウェイでアストン・ヴィラとの対戦となりました。
リヴァプールはプレミア3連勝で好調の波に乗ったかに思われましたが、
前節のサウサンプトン戦ではアウェイゲームを2-1で落とし足踏み。
一方、対戦相手のヴィラは残留争いの真っただ中です。


LIVERPOOL (4-2-3-1)


スアレス
コウチ―ニョ ('77 スターリング) ヘンダーソン  ダウニング
ルーカス  ジェラード
エンリケ  アッガー  キャラガー  ジョンソン
レイナ


ASTON VILLA (4-4-2)


ベンテケ  ヴァイマン ('62 エンゾグビア)
アグボンラホール バナン ('62 デルフ) ウェストウッド  シラ ('77 アーマディ)
ベネット  ベイカー  フラール  ロートン
グザン


match report


来季、ヨーロッパの舞台を目指すリヴァプールと、残留したいヴィラは共に勝ち点3が必要です。
そんな両チームは、立ち上がりからアグレッシブな戦いを見せてくれました。 
リヴァプールは前線のスアレスを狙って、素早く後方からロングボールを入れてきます。
守備では前線から素早くプレスにいき、ボールホルダーに対しては2人で挟み込んで対応し、
課題だった守備に少し改善が見られました。
最初にチャンスを作ったのはホームのヴィラでした。
4分、好調・ベンテケのボールキープから、
左サイドを上がってきたベネットがゴール前にクロスを上げ
ベンテケとアグボンラホールに合えば、というところ。
しかし、これは惜しくも合わずボールは流れてしまいます。
しばらくは、そのままヴィラが前がかりになり、攻撃する時間が続きます。
リヴァプールは中盤を省略し、やはり前線のスアレスにロングボール、
という形を作っていましたが、オフサイドが多かったと思います。
序盤はややヴィラに押されぎみだったリヴァプールでしたが、
徐々に相手陣内で攻撃する時間が増えてきました。
しかし、ヴィラの堅守に阻まれ、チャンスが作れません。
決定機を先に作ったのも、ヴィラでした。
16分、FKの流れでロートンが右からGKとDFラインの間に絶妙なグランダーのクロスを送ると、
アグボンラホールが上手く合わせ、先制点!!
・・・かと思われましたが、これはレイナの正面に飛んでしまい得点には至りませんでした。
20分、今度はリヴァプールがチャンスを迎えます。
敵陣深くまで攻め上がり、ジョンソンが上手くディフェンダーを引き付け、
エリア内でフリーになったスアレスがフィニッシュまで持ち込みます。
しかし、グザンのファインセーブに阻まれ、こちらもゴールならず。
続く25分にも、コウチ―ニョのスルーパスにスアレスが抜け出し、決定機になるかと思われましたが
ここはベネットがよく追いつき、体を入れてブロック。ヴィラのディフェンスも踏ん張ります。
ゲームが動いたのは31分、ヴィラの攻撃でした。
ウェストウッドが自陣から前線へロングフィードを送ると、
ゴール前でアグボンラホールが落としたボールにベンテケがシュートを放ち
レイナの右手をかすめながらゴールネットを揺らします。
エースのベンテケが決定力を見せつけ、ヴィラが先制点を奪いました。
追いつきたいリヴァプールは、41分に相手のパスミスからスアレスがボールを奪い
GKと1対1まで持ち込みますが、再びグザンが立ちはだかりゴールは割れません。
43分にはショートコーナーから、ジェラードが素晴らしいミドルシュートを放つも
またもやグザンに弾き返され、得点には繋がりませんでした。
前半は1-0とヴィラのリードで後半へ折り返します。

ヴィラはリードを守りながら追加点を奪えるか、
リヴァプールは追いつき、勝ち越せるかが後半の見どころとなりましたが
スタート直後の47分、早速スコアは動きました。
自陣でジェラードから、ハーフウェイラインを越えたあたりの左サイドでコウチ―ニョが引き取り
ディフェンスラインの背後に出来たスペースにスルーパスを送ると、
それに追いついたヘンダーソンが冷静にそのままシュート。
今度はグザンの壁を越え、見事にゴールイン。リヴァプールが同点に追いつきます。
リズムを掴んだリヴァプールは55分に勝ち越しのチャンスを迎えます。
高めだったヴィラの最終ラインを上手く崩すと、
大きく空いた前線のスペースへ今度はスアレスがスルーパス。
これにコウチ―ニョが抜け出し独走、決定機を迎えますが惜しくもポスト左へ逸れ
ここでは勝ち越しゴールは生まれませんでした。
しかし、その直後にもジョンソンのシュートがポストを叩くなど、
リヴァプールが徐々にゴールに近づきます。
すると、リヴァプールの攻撃が続く60分、
ペナルティエリア内でスアレスがベイカーに倒されPKを獲得。
これをジェラードがゴール左隅の何ともきわどいコースに決め、リヴァプールが勝ち越します。
追う展開となったヴィラは選手交代を行い、65分にはFKやCKからチャンスを作りますが
ジェラードの素晴らしいカバーに阻まれ、ゴールを割ることができません。
69分にはロートンのロングシュートが枠を捉えますが、
レイナが良い反応を見せ、これもゴールに繋がりませんでした。
残り20分、上手く主導権を握ったリヴァプールは、
自陣の高い位置からブロックを作りヴィラの攻撃を寄せつけません。
各選手が絶妙な距離感を保ち、ボールホルダーに対して1人がディフェンスに行けば
そのスペースを別の選手がすぐに埋め、相手にパスコースを与えないように徹底していました。
マイボールになれば、無理はせず相手陣内でゆっくりボールを回し時間を使います。
84分にはスアレスがジョンソンとのコンビネーションと
自らの個人技でビッグチャンスを作りますが、これは惜しくも追加点にはならず。
一方ヴィラはリヴァプールの組織だった守備に苦戦し、前にボールを運べない時間が続きます。
ロスタイムにグザンからのロングボールにベンテケがゴールネットを揺らしますが、
これは完全にオフサイドでゴールにならず。
1-2のスコアは動かず、試合終了。
リヴァプールがポイント3を獲得、ヴィラは残留に向け厳しい結果となりました。



ASTON VILLA 1-2 LIVERPOOL

( 2013.3.31 VILLA PARK )


scorer


'31 ベンテケ

'47 ヘンダーソン
'60 ジェラード(PK)


感想です [わーい(嬉しい顔)]

ヴィラ、先制点も獲れましたし、守備も悪くなかったし、前半はまずまずだったと思います。
ディフェンスラインの背後のスペースを使われる場面や、軽率なバックパスなんかはありましたけど
なにせGKのグザンが当たりまくってましたから、リヴァプールに点が入る気がしなかったですね。
彼の好セーブがなかったら、もう少しスコアは違っていたと思います。
ベンテケも好調でしたし、
あの身体能力の高さと決定力にリヴァプールのディフェンス陣はかなり苦労していました[あせあせ(飛び散る汗)]
しかし後半開始直後に失点して、プランもリズムも崩れてしまい
リヴァプールに上手く主導権を握られて、立て直しきれませんでした。
1点差だったので十分チャンスはあったと思うのですが、選手交代も機能せず
うまく封じ込められてしまいました。
残留のために、勝ち点がどうしても必要な状況での0ポイントは厳しいですね[たらーっ(汗)]

さて、リヴァプールですが、正直勝ててホッとしました (´▽`)
私、この試合も途中で寝てしまって(苦笑)ああ、逆転負けしてるんじゃなかろうか・・・
と悪い予想が頭をよぎりましたが、勝ち切ってくれてたんで良かったです。
内容も良かったと思います。
まず、ずっと気になっていた守備面での改善がなされていたこと。
いつもは前からプレスもそんなにいかないし、一応人はいくんだけれども
ただ付いているだけで、プレッシャーはかけず、ボールも奪おうとしない。
個人での対応も多くて、あまり連動した守備というのがなかったように思います。
しかし今回は、前からまずダウニングとヘンドが積極的に早くて厳しいプレスをかけにいって
ファーストディフェンスに行った1人と、後方のポジションの1人で挟み込むような形で
相手の攻撃を遅らせたり、食い止めたりしていました。
ファウルになることも多かったですけど、今まで簡単に自陣に侵入を許していたことを考えれば
高い位置でファウルになっても、危険なケースは少ないですし、それはそれで良かったかと。
ベンテケへの対応はかなり苦労してましたが、後半は彼までボールを入れさせなかったですし
前からの連動した守備がきっちりできていたと思います。
攻撃に関しては、守備をかなり意識してのことだと思いますが、あえてあまり人数はかけず
結果的にスアレスとコウチ―ニョの個人技とジェラードのロングボールが中心でしたね。
ショートパスはほとんどなかったような。
今回ゴールはありませんでしたが、スアレスの前線での駆け引きは本当に有効で
いい動きを見せていました。相手の裏を取るドリブルのテクニックはもちろん、
動き直しなんかも本当にうまいですよね。
あとは、まだ90分安定はしないですけど、コウチ―ニョもまずまずでしたね。
もう少し、守備意識を持続してくれるとありがたいですが、
そこは選手の特性と経験値もありますから今後に期待したいですね。
それと、ジェラードのコンディションが良いのが何よりです[グッド(上向き矢印)]
攻守に渡って素晴らしいパフォーマンスでした。
そして、先制点を決めたヘンド。
前から思ってたんですけど、彼はシュートが上手いんですよね。
決定機を逃さない冷静さとテクニックを持っていると思います。
あの能力、いい形でどうにかもっと活かせないかなあ?なんて・・・
最近はチーム内競争も激しいから、出場機会も少ないですが頑張って欲しいですね。

リヴァプールは次節、ホームでウェストハムとの対戦となります。

それから最後になりましたが、以前ヴィラのペトロフ選手が白血病のため
現在はピッチを離れ、闘病生活を送っているということを書いたことがあります。
彼の背番号19にちなんで、
今でも19分になるとヴィラパークには大きな声援と拍手が送られています。
祈る意外に何もできませんが、私も決して忘れてはいません。
一日も早く良くなってほしいと思います。

さて、今週からCL&ELが再開されますね!
どんな試合になって、どんな結果になるのか、どのチームが勝ち上がるのか・・・とても楽しみです[わーい(嬉しい顔)]
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ある日のリヴァプール ~サウサンプトン戦 [リヴァプール]

その日、リヴァプールの選手たちの姿はサウサンプトンのホーム
セント・メリーズ・スタジアムにあった。
プレミアではスウォンジー、ウィガンに大勝した後、前節のトッテナム戦でも接戦を制し
リーグ3連勝とようやく波に乗ってきたリヴァプール。
一方のセインツこと、サウサンプトンはマンチェスター・シティ相手に大金星を挙げたものの
続くニューカッスル戦、QPR戦は連敗してしまう。だが、前節のノリッチ戦は悪天候の中
粘り強さを見せつけ0-0のドローに持ち込んだ。
終盤にPKを与えたものの、GKボルツが素晴らしいセーブを披露し、ゴールを割らせなかった。

キックオフ直後、先にチャンスを作ったのは好調のリヴァプールだった。
2分、高い位置でスアレスがボールを奪うと、スタリッジが息の合ったコンビネーションから
テンポ良くフィニッシュまで持ち込む。だが、ここはコークの見事なカバーに遮られCKに変わる。
リヴァプールはそのCKから、再びスタリッジが決定機を迎えるが、オフサイドの判定、
シュートもGKボルツがしっかり弾き返していた。
良い形でゲームに入ったはずのリヴァプールだったが、
ここからサウサンプトンの怒涛の攻撃を受けることになる。
5分、サウサンプトンはスローインから、ショウのクロスにラミレスが倒れながらもシュートを放つ。
これはGKジョーンズにキャッチされるが、今日もゴールへの意識の高さを感じさせた。
すると、その直後の6分サウサンプトンに先制点が生まれる。
自陣からコークが前線・左サイドのランバートに大きく展開。
フリーだったラミレスに繋ぎ、ゴール前のファーサイドへクロスを入れるとロドリゲスが頭で落とし
最後はシュネイデルランが右足のアウトで合わせ、ゴール右隅へ流し込んだ。
その後も、左サイドでララーナがアクセントとなり、
サウサンプトンがリヴァプールのゴール前を支配する。
自陣に押し込まれたリヴァプールは、相手陣内に攻め上がれずスアレスの独力に頼るのみ。
しかし、最終ラインの壁は越えられずチャンスを作れない時間が続く。
サウサンプトンは精度を欠くものも多かったが、
良いテンポでリズムよくパスを繋ぎ、完全にゲームの主導権を握っていた。
32分にCBのホーイフェルトが負傷のためフォンテと交代するアクシデントが発生するが、
その直後の33分にサウサンプトンに追加点が生まれた。
FKからランバートが直接決めてリードを2点に広げる。
壁に入っていたスタリッジに当たり角度が変わったため、
GKジョーンズもこれには対応出来なかった。
追う展開のリヴァプールは37分、ダウニングのスルーパスに抜け出したスタリッジが
逆サイドに走りこんでいたアッガーにラストパスを送るも、フォンテに阻まれる。
続く40分にもDFラインの背後を狙ったジョンソンからのボールにコウチ―ニョが反応し
ビッグチャンスを迎えるも、守護神ボルツが立ちはだかりゴールには至らない。
リヴァプールに得点が生まれたのは、前半終了間際の46分。
スアレスのクロスにファーサイドのジェラードがヘッドでゴール前に落とし、
DFにブロックされたスタリッジのシュートのこぼれ球をコウチ―ニョが確実に決め、
ようやく1点を返した。スコア2-1で後半へ折り返す。

リヴァプールは後半からアレンに代えて、ルーカスを投入する。
前半よりは、選手の動き出しや攻守の切り替えも早くはなったリヴァプールだったが、
サウサンプトンの激しいプレスに手を焼き、思い通りの攻撃が出来ない。
58分、ルーカスからのロングボールにスアレスが反応し、ビッグチャンスかと思われたが
あと一歩届かず、ボルツにしっかり押さえられた。
一方サウサンプトンは、やや疲れは見えるものの
彼らのアグレッシブなサッカーに変化は見られなかった。
攻守に渡って、素晴らしい連係を見せるサウサンプトンはリヴァプールの攻撃を上手く封じ込め
息の合ったパスワークでリヴァプールゴールに迫る。
スコアは2-1のまま推移し、次にゲームが動いたのは終盤に差しかかった80分だった。
ロドリゲスがハーフウェイライン付近でボールを受けると、自らドリブルで持ち上がり
エリア内まで侵入するとそのままシュート。一度はGKジョーンズに防がれるが
自らこぼれ球を冷静に蹴りこみ、サウサンプトンが試合を決定づける3点目を奪った。
スタジアムには、チームの素晴らしいパフォーマンスを称える聖者の行進が響き渡る。
最後まで攻め続けるリヴァプールは、
91分にジョンソンの仕掛けからエンリケがシュートチャンスを迎えるが
サイドネットで得点には至らず、サウサンプトンの守備を崩しきれない。
ホームのサポーターからの大きな後押しももらい、
最後まで集中力を切らさなかったサウサンプトンが3-1で勝利した。


SOUTHAMPTON 3-1 LIVERPOOL

(2013.3.16 ST MARY'S)


LIVERPOOL (4-2-3-1)

スタリッジ('84 ヘンダーソン)
コウチ―ニョ  スアレス  ダウニング
アレン('46 ルーカス) ジェラード
エンリケ  アッガー  シュクルテル  ジョンソン
ジョーンズ


SOUTHAMPTON  (4-2-3-1)

ランバート
ララーナ('84 ド・プラド) ロドリゲス  ラミレス ('55 デービス)
シュナイデルラン  コーク
ショウ  ホーイフェルト('32 フォンテ) 吉田麻也  クライン
ボルツ


scorer

'6 シュナイデルラン
'33 ランバート
'46 コウチ―ニョ

'80 ロドリゲス

感想です (*_*)

サウサンプトン、素晴らしい戦いぶりでした。
特に攻撃に関しては、選手全員が同じイメージを描けているというか、
あんなにピッタリ合うものなのかな、と思わせるくらい意思疎通がよくできていました。
守備に関しても、途中でCBが交代するアクシデントがあったのに、
交代で入ったフォンテがしっかりゲームに入れていたのも大きかったと思います。
それから、前からのプレスも有効で、リヴァプールがパスを出す先々に
次々とサウサンプトンの選手が追いかけてきて、プレーの選択をさせる余裕を与えなかったのも
リヴァプールの攻撃をうまく封じ込めていたと感じました。
あとは、ボルツ。やっぱりいいキーパーですね。
セルティックにいた頃もホントにナイスキーパーだったけど、それは今も変わりませんね。
前節のノリッチ戦でも、0-0でしたけど、チームにまとまりがあって
いいサッカーをしてるなあ、と思っていたんですけど、今回もすごく良かったです。
チームの順位は、現在16位とまだ降格圏内には近いですが、
この一勝が今後を大きく左右するかも・・・ですね。

さて、リヴァプールですが、調子を上げてきていただけに残念な結果でした。
前半は特に良くなかったですね。特に守備面が個人でも組織でも機能していませんでした。
中盤は簡単に突破され、最終ラインも不安定。
特にこのところ、出場機会が少なくなっているアレンとシュクにミスが多かったです。
後半は、ルーカスを入れて少し改善されましたし、
シュクも少しずつ試合勘を取り戻した感はありましたが
チームとしての守備の連係が全くできてないに等しかったと思います。
マークの受け渡しがあやふやで、それによってできるフリーの選手をうまく使われていました。
これはシーズン当初から気になっているのですが、
ボールホルダーに対してのプレスが甘すぎます[たらーっ(汗)]
マークにいっても付いているだけで、相手にプレッシャーをかけてるようには見えません。
ボールを奪う気がないというか、だから相手に簡単に深い位置まで入られる。
そういう意味で一番ディフェンスの意識が高いのは、実は前線のスアレスだったりする。
守備、もうちょっと改善しなくてはなりませんね。
攻撃もスタリッジとスアレスのコンビ―ネーションは良いのですが、それに頼る部分が多く
そこに2列目以降の選手の絡みがまだ少ないように思います。
そういった厚みのある攻撃が出来れば、もっと相手を圧倒できるかと。
この試合の前は5位のアーセナルとポイント差2で6位だったのに、
シティに勝ったエヴァートンに抜かれて7位に後退してしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]
来季、ヨーロッパの舞台で戦うためにもここから先は一試合も落とせない・・・
頑張って欲しいですね。
今季もリーグ戦は残り8試合となりました。
次節、リヴァプールはヴィラとのアウェイゲームとなります。

最後になりましたが、
リヴァプールに在籍したマイケル・オーウェンが、今季限りの引退を表明しました。
キャラガーも今季でピッチを去ります。
どの選手にもいつかは訪れる日。
そのうち、大好きなカイトやキャプテンにもそんなにが来る・・・と思うと
何となくやりきれない、そんな春の今日この頃です。
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PL29節 リヴァプール × トッテナム [リヴァプール]

皆さま、こんにちは!
日差しは春なんですが、空気はまだ少し冷たいですね。
リヴァプール戦、お伝えします[わーい(嬉しい顔)]

前回お伝えしたシティ戦の後は・・・

26節 ウェスト・ブロムウィッチ (H) 0-2の敗戦
27節 スウォンジー       (H) 5-0で勝利
28節 ウィガン          (A) 0-4で勝利

EL(ヨーロッパリーグ)ではロシアのゼニトと対戦し、2試合合計スコア3-3。
アウェイゴールの差で、惜しくも敗退いたしました[ふらふら]
そして、今回29節は現在リーグ3位と好調のスパーズをホームに迎えての一戦。
スパーズとはあまり相性が良くないのか、ここ数年は勝った記憶がありません。
ここで、好調の上位チームに勝てれば大きいのですが・・・

LIVERPOOL   (4-2-3-1)

スタリッジ ('88 ヘンダーソン)
コウチ―ニョ ('59 アレン) スアレス  ダウニング
ルーカス  ジェラード
エンリケ  アッガー  キャラガー  ジョンソン
ジョーンズ

★ レイナは負傷のため、欠場

TOTTENHAM HOTSPUR   (4-2-3-1)

デフォー
シグルドソン  ベイル  デンべレ
パーカー  リヴァモア ('84 ホルトビー)
アス・エコト ('91 キャロル) ヴェルトンゲン  ドーソン  ウォーカー
ロリス

★ デンプシー、レノン、アデバヨール 負傷のため、欠場


match report

試合前、リヴァプールのホームスタジアム、アンフィールドには今日もYou’ll never walk aloneの素晴らしい歌声が響き渡った。
そんなファンの期待に応えるべく、開始1分リヴァプールは縦に早いカウンターからスアレスがチャンスを迎える。しかし、ここはウォーカーがしっかりブロック、決定機にはさせなかった。その直後にも、スパーズのDFラインの背後を狙った、ルーカスのロングボールにダウニングが反応。微妙に合わず、チャンスにはならないが、リヴァプールはスタートから積極的にゴールを狙う。5分にはダウニングのボール奪取から、スタリッジがドリブルでエリア内まで侵入し、フィニッシュまで持ち込んだ。リヴァプールは徐々に、テンポの良いパスワークが機能し始めペースを握る。
一方のスパーズは12分、FKを獲得。距離は少しあったものの、ベイルの強烈なキックはしっかり枠を捉え、GKジョーンズははじき出すのが精一杯だった。
リヴァプールは左サイドで、コウチ―ニョがアクセントとなり、同サイドのエンリケと良いコンビネーションを見せる。すると21分、そのコウチ―ニョとエンリケからリヴァプールに先制点が生まれた。左サイドで2人の息の合ったパス交換から、エンリケがスペースにラストパスを送る。これをスアレスが右足のアウトサイドで冷静に流し込んだ。続く27分にもリヴァプールはチャンスを迎える。右サイドでのダウニングとジェラードの美しい壁パスに、スアレスが上手く抜け出し、シュートまで持ち込んだ。だが、これはGKロリスに防がれる。
スパーズはレノンの欠場も大きかったのか、チームの特徴でもある縦に早い攻撃が影を潜め、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。しかし、37分デンべレからいいタテパスがベイルに入り、ヒールで繋ぐとシグルドソンがシュート、決定機を迎える。惜しくもわずかに枠を外れ、ゴールには至らなかったが、リヴァプールの守備が乱れた一瞬の隙を逃さない素晴らしい攻撃だった。
42分にはベイルとジェラードがヘディングで競り合い、ベイルがピッチに倒れこむが無事プレーに戻る。このままリヴァプールのリードで折り返しかと思われた45分、スコアは動いた。ベイルが右サイドからクロスを上げると、ヴェルトンゲンがヘッドで合わせゴールネットを揺らした。前半は1-1のタイスコアで終了し、後半へ折り返す。

ハーフタイムを挟んで落ち着いてしまったのか、後半、リヴァプールには前半のようなリズム感が見られなくなった。逆に同点に追いついたスパーズが主導権を握り始めると、逆転に成功する。53分スパーズはルーカスのファウルでFKを獲得する。ベイルのクロスにゴール前は混戦するが、最後はヴェルトンゲンがこぼれ球を冷静に叩き込み勝ち越した。スパーズは57分にも決定機を作り出す。自陣でデンべレからパスを受けたベイルが、右サイドを豪快に突破する。ゴールライン際から折り返したボールに、逆サイドでシグルドソンがフリーで受けるとそのままシュート。リヴァプールはGKジョーンズとジョンソンの2人で何とかブロック。ボールはポストを叩き惜しくも追加点はならなかった。
このままスパーズのペースで試合は進むかと思われたが、リヴァプールは思わぬ形で同点に追いつく。66分、スパーズは自陣の右サイドからウォーカーが大きくバックパス。しかし、それが中途半端なパスになり、GKロリスがエリアを飛び出して対応するも、十分なクリアが出来ず結果的にダウニングにボールを渡してしまった。これをダウニングが、カバーに入っていたヴェルトンゲンの股間を抜いて冷静に右足で流し込む。同点に追いついたリヴァプールはようやく息を吹き返し、巻き返しを図る。73分にはアッガーのインターセプトからスアレスを経由し、ダウニングが右サイドをドリブルで持ち上がりクロス。逆サイドでスタリッジが合わせるも、サイドネットでゴールにはならなかった。
勝負の行方は残り20分余りに委ねられ、お互い攻守の切り替えがより早くなり、ギリギリの攻防が続く。77分エリア内でスタリッジがヴェルトンゲンに倒されるも、ここはノーホイッスル。しかし、82分リヴァプールはFKを獲得。ジェラードのクロスはGKロリスに大きくクリアされるが、セカンドボールを拾ったデフォーの蹴ったボールはゴール前に飛んでしまった。それに反応したスアレスをアス・エコトが体でブロックしてしまい、主審はPKのジャッジを下した。これをキャプテン・ジェラードが確実にゴールネットに沈め、リヴァプールがついに勝ち越した。
残り時間、リヴァプールは前線でボールキープに入るが、追いつきたいスパーズは諦めない。マイボールにすると、リヴァプールのプレスにボールを失うことなく敵陣に持ち込み、ゴールを狙う。だが、リヴァプールも譲らずスパーズの攻撃を何とか凌ぎ、スコアは3-2のまま試合終了を迎えた。


LIVERPOOL 3-2 TOTTENHAM HOTSPUR

(2013.3.10 ANFIELD)


scorer


'21 スアレス
'45 ヴェルトンゲン

'53 ヴェルトンゲン
'66 ダウニング
'82 ジェラード (PK)


感想です (´▽`)

リヴァプール、上位チームにやっと勝てた、って感じですね。
この対戦、すごく楽しみにはしてたんですが、正直不安の方が大きかったんです。
スパーズ自体が本当に素晴らしいチームで、
主力選手が何人か怪我で離脱はしていますが好調ですし、
何と言ってもベイルが絶好調すぎるから、今日は何発お見舞いされるのかと・・・[たらーっ(汗)]
ここ数年は対戦成績も悪かったですし、よく勝ってくれたな、と思います。

スパーズ、今回はベイルのゴールはありませんでしたが、2点とも彼絡みでしたね。
相変わらず、馬力のある走力(しかもスピードがある)、遠目からでもきっちり枠を捉えられる
キック力と技術(彼には十分な距離なんでしょうね)、本当に素晴らしい選手ですね。
あれでまだ、23歳だなんて信じられません。この先どんななんねん!!って本気で思います。
あと、デンべレが特に印象に残ったんですけど、スパーズの選手はボールキープ力がすごくある。
リヴァプールの選手がプレスにいって、ボールを奪おうとしても、ほとんど奪えなかった。
で、取れないから結局ファウルになって、FKを与えてしまったりとか。
体格差は多少あるかもしれないけど、あれは大きいなと。
それから、ヴィラス・ボアス監督の表情がとても良くなったな、って感じました。
チェルシーの時はキツくて人を寄せ付けないような表情で、苦しそうで気の毒だったけど、
今はすごくスッキリした顔をしていて、戦う気持ちの中にも穏やかさも感じられます。
チームの好調さが物語っているように、選手との関係もきっと良好なのでしょうね。
これからも、頑張ってほしいです。
そういえば、ボアスとロジャーズはモウリーニョの下で監督業を学んでいたことがあるんですよね。
試合終了後の監督同士の握手のシーン、とても印象的でした。
ボアス35歳、ロジャーズ40歳。今後も楽しみな青年監督です。
私も年齢も近いし2人を見習って頑張らなくては・・・(笑)

さて、リヴァプールですが上位チームに勝ち切れたのは本当に大きかったですね。
いつもなら、追いつかれ、勝ち越されたら、そのまま終わってしまうか
逆転しても追いつかれてドローとか・・・
そういう悲しいパターンが多いのですが、今回はきっちり結果を出しました。
特に前半はかなり良かったですね。
新加入のスタリッジもコウチ―ニョもすぐにチームにフィットして、
前線で素晴らしいパフォーマンスを見せてくれています。
個の能力も高いんですが、それをチームプレーに活かせているのが大きいですね。
前半は特にコウチ―ニョ・エンリケ・スアレスの連係が見事でした。
彼らが入って良くなった点は例えば、スアレスがフィニッシュまで持ち込んだ時に、
必ず逆サイドにスタリッジかコウチ―ニョがいたりする。
(昔はマキシとか、カイトがそういう役割をしていてくれたなあ・・・)
前はそういうサポートが少なかったんですが、
次の展開を意識したプレーが見られるようになってきました。
後半は自分たちでリズムを崩してしまったというか、
スパーズに押されっぱなしで全然点が入る気がしなかったです。
ただ、相手のミスだったにせよ2点目の同点ゴール、ダウニングはよく決めたと思います。
股抜きシュートなんて、する選手だったっけ!?っと、びっくりしました。
解説の川勝さんは狙ってたわけじゃないかも、とは仰っていましたが(うん、そんな気はする)
あの得点以外にも今日はダウニング、良かったと思いますよ。
あとは、スアレスが好調を維持しております。
プレミアリーグで20ゴール一番乗り、現在22ゴールでトップスコアラーです。
お世辞抜きで、本当に素晴らしいストライカーだと思います。
ただ、やんちゃな悪い癖はまだまだ健在で・・・[たらーっ(汗)]
今日もパーカーやデンべレとの接触プレーで、必要以上に絡んでたのは、ヒヤヒヤしました。
2人が冷静でいてくれて、助かりましたが・・・。
特にパーカーに対してスアレスは以前から毎回何かしらやらかしてるんで、
熱くなりすぎないように気をつけてもらいたいですね。
(それにも関わらず、冷静な対応をしてくれるパーカーは尊敬すべき素晴らしい選手です)

次節、リヴァプールは吉田麻也選手の所属するサウサンプトンとアウェイゲームを戦います。


さて、今日・明日はCL決勝ラウンド1回戦・2nd leg が行われますね!
特にバルサvsミラン、バイエルンvsアーセナルが気になります。
楽しみにしたいと思います[わーい(嬉しい顔)]
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PL25節 マンチェスター・シティ × リヴァプール [リヴァプール]

おはようございます!
今日は雨ですね・・・午後から晴れないかな~[晴れ]

前節、アーセナルと引き分けたリヴァプール。
チーム状態は上向きにはなりつつあるのですが、なかなか良い結果に繋がりませんね[ふらふら]
第25節はマンチェスター・シティとのアウェイゲームとなりました。


LIVERPOOL (4-2-3-1)


スタリッジ (91' アレン)
ヘンダーソン  スアレス  ダウニング
ルーカス  ジェラード
エンリケ  アッガー(75' シュクルテル) キャラガー  ジョンソン
レイナ


MANCHESTER CITY (4-2-3-1)


ジェコ
シルバ (73' マイコン) アグエロ  ミルナー
バリー (87' ナスリ) ハビ・ガルシア
クリシー レスコット ナスタシッチ (55'コラロフ) サバレタ
ハート


match report


リヴァプールのキックオフで試合はスタートしたが
開始1分、シルバのミドルレンジからのファーストシュートが枠を捉え
まずはシティがチャンスを迎える。
その後もシルバの軽快なドリブルや、アグエロの突破からリヴァプール陣内に攻め込み
シティが主導権を握りゲームを進める。
相手陣内に攻め上がりたいリヴァプールだったが、シティの組織だった
高い位置からの厳しいプレスに苦しみ、ハーフウェイラインを越えられない時間が続く。
しかし、徐々に中盤・最終ラインの守備が安定し、高い位置でボールを奪えるようになると
少しづつ相手ゴールに近づく。
13分にはジェラードが起点となり、右サイドでダウニングとジョンソンを経由し
逆サイド・前線のスタリッジへ。スタリッジが左足の絶妙なトラップでGKハートをかわし
決定機を迎えたかに思えたが、ここはサバレタのナイスカバーで得点にはならなかった。
時間の経過と共に、自分たちのリズムを掴んだリヴァプールは
スタリッジとスアレスを中心に、相手ゴールに迫る場面が増えた。
しかし、先制したのはホームのシティだった。
23分スローインから敵陣内の左サイドでアグエロが引きとると、
シルバへ繋ぎ、ワンタッチで抜群の動き出しを見せたミルナーへ。
ミルナーからエリア内にラストパスが入ると
ジェコが合わせるだけのシュートを流し込こんだ。
追う展開となったリヴァプールだったが、29分早くも同点に追いつく。
リヴァプール陣内でアッガーとジェコが交錯したが、そのままプレーオンの判定で
リヴァプールがマイボールにし敵陣内へ攻め上がる。
一進一退の攻防からジェラードがこぼれ球を拾うと、
最後はフリーだったスタリッジが、左足での弾丸シュートをゴールネットに突き刺した。

1-1のタイスコアで後半はスタート。
開始早々、右サイドからのミルナーの鋭いクロスや、ルーカスの深い位置からのパスミスで
シティがペースを握るかに思われたが、50分を過ぎるとリヴァプールが反撃。
CKから立て続けにチャンスを迎える。しかし得点には至らず、
両チームの高い集中力と質の高いプレーがぶつかり合い、スコアはなかなか動かない。
だが、そんな状況を打破したのはやはりキャプテン、スティーブン・ジェラードだった。
73分エンリケが敵陣内の左サイドからエリア内にクロスを送る。
これはクリシーが前へ大きくクリアするが、フリーだったジェラードが胸トラップから
ミドルシュート。ゴール手前でワンバウンドし、そのままゴール左隅に突き刺さった。
頼れるキャプテンのスーパーゴールで1ー2とリードし、士気が高まるリヴァプール。
ここでロジャーズは運動量の落ちたエンリケを下げ、シュクルテルを投入。
CBをキャラガーとシュクルテルにし、左SBにアッガーを配置した。
しかし、これが裏目に出る。
78分、前線でアグエロがバリーからのロングフィードを引き取る。
それに対応した、シュクルテルとレイナの連係ミスから
ゴールマウスを空け、ペナルティエリアの外まで出てブロックに入ったレイナをかわし
アグエロ自ら、ほぼ角度のない位置から右足で同点ゴールを決めた。
ロスタイムを含め、残り15分余りの攻防となったが
勝利を決定づける最後の1点を、両チームともに奪えず2ー2で試合終了を迎えた。


MANCHESTER CITY 2-2 LIVERPOOL

( 2013.2.3 THE ETHIHAD STADIUM )


scorer


23' ジェコ
29' スタリッジ

73' ジェラード
78' アグエロ


感想です[犬]

少々のミスはありましたが、お互い高い集中力と質の高いプレー、
プロのプライドがぶつかり合った、レベルの高いゲームだったと思います。
単純に面白かったですね(笑)
ハラハラドキドキ、というよりはじっくり楽しめるというか
(得点は入りましたが)派手に動かないゲームの面白さと言いますか・・・。
こういう力が拮抗した試合では、相手の守備を崩して得点するというのは難しいのですが
やはりそういった状況を打開するにはミドルレンジからのシュートであったり
個人の突破力・技術・センスであったりするんですね。
ジェコのゴールはリヴァプールが崩された得点でしたけど、あとの3点は全部そうですよね。
今日のような試合展開では、やはり個の力というのは有効なんだな、と改めて思いました。

シティですが、怪我人や負傷明け、アフリカネーションズカップでトゥレがいなかったりと
ベストな状態ではなかったのでしょうが、それでもやはり高い戦力ですね。
起用している選手のバランスが取れてるというか、
そのあたりのマンチー二の采配はさすがかなと思いました。
後半は目立たなくなってしまいましたが、シルバの軽快で見ていて気持ちの良いドリブルに
素早い判断、豊富な運動量に的確なポジショニングは素晴らしいし、
アグエロも体は小さいですが、早くて強い突破力も本当に魅力的ですね。
あと、あまり目立たないかもしれないけど、ミルナーも効いてますよね。
バロテッリも移籍してしまったし、マンチーニも周囲からいろいろ言われはしてるみたいですが
やっぱり良いチームだなと思います。

さて、リヴァプール。
立ち上がりは少々押し込まれてましたが、
90分通してリヴァプールの方がチャンスは多く作っていたし
全体的な内容は良かったですね。
ジェラードのスーパーゴールで勝ててたら本当に最高だったのですが[ふらふら]
同点に追いつかれた場面も、シュクとレイナの連係ミスはありますが、
あれはアグエロを褒めるしかありませんしね。あんなの普通は入らないし![がく~(落胆した顔)]
まあ、ショックだとは思うけど、レイナには気持ちを切り替えてもらって
また次からしっかりと試合に臨んでほしいですね。(私もショックでしたよ[もうやだ~(悲しい顔)]
良かった点は、中盤でよくインターセプトできていたこと。
だから最終ラインまでシティに侵入される場面は少なかったですし、
シュートまで持っていかせなかったのはすごく良かったと思います。
実際シティのシュート数は合計9本、そのうち枠内は5本でした。
(リヴァプールは合計21本、そのうち枠内は12本)
・・・勝てたゲームだったなあ(苦笑)
たまにはビッグマッチで勝ってほしいなあ・・・(*´▽`*)

おっと、ゴメンナサイ つい本音が(笑)[あせあせ(飛び散る汗)]
選手たちは頑張ってます。サッカーの内容も向上してますし、まあ簡単に勝てるゲームなんて
そもそも存在しませんから、気長に見守りますよ!

で、気になったのは両サイドハーフですかね。
ヘンドとダウニングがもう少し積極的に攻守に絡めたらいいんですけど。
2人ともすごく基本に忠実で、きっちりしたプレイヤーなんですが
(それは良さでもあるのですけど)少し創造性に欠けるというか、
もっとプレーにアイディアと幅が欲しいですね。
こういう時はこうする、という枠内でプレーしてるというか。
技術はしっかり持ってると思うので、今、自分の持ってる枠を超えるようなプレーが
出来るようになればいいと思います。
そういうこと(自分の感覚や習慣をいい意味で破ってみる)をするのって、
本当に難しいと私自身もよくわかりますが
失敗してもどんどんチャレンジしてくれたらなあ、と思いますね。
ただ、あまりにも結果が出ないと使われなくなるというリスクはありますが・・・
前線はスタリッジとスアレスの強烈個性の塊2人がいますし、
センターはジェラード、ルーカスも徐々にトップフォームに戻りつつあるし、アレンもいる。
最終ラインはちょっと不安定な時もありますけど、大崩れはしないですし、
サイドハーフにアクセントが出来れば、グッとチーム力上がると思うなあ~と。
今日はそのような事に一人、考えを巡らせておりました。

さて、リヴァプールの次節の対戦は、開幕戦で完敗を喫したウェストブロムとのホームゲームです。
公式戦ここ3試合、勝ちがありませんしホームですので、必ず勝ってほしいと思います。


今日は午後から、代表のラトビア戦を観に神戸に行ってきます[わーい(嬉しい顔)]
またスタジアムから観た感想なんかをお伝えできたら、と思います!

最近時間がなくて、更新回数が減っているにもかかわらず
毎日、多くのご訪問を頂き心から感謝しています。
皆様のところにも、なかなか伺えず申し訳ありません。
皆さま、いつも本当にありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
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PL24節 アーセナル × リヴァプール [リヴァプール]

皆さま、こんばんは!
久々のリヴァプール戦をお伝えいたします[わーい(嬉しい顔)]
早いもので、2013年もすでにひと月終わってしまいましたね[たらーっ(汗)]
時が経つのは本当に早いです!

で、新しい年のリヴァプールの成績はと言いますと~

1/2 PL21節 サンダーランド (H)3-0 ○
1/6 FAカップ マンスフィールド (A)1-2 ○
1/13 PL22節 マンチェスター・ユナイテッド (A)2-1 ●
1/19 PL23節 ノリッチ (H)5-0 ○
1/27 FAカップ オールダム (A)3-2 ●

3勝2敗、と何だか微妙な感じ。
得点は獲れるようになってきた印象はありますが
2敗のうち、ユナイテッドとのアウェイゲームは仕方ないとしても
FAカップで3部のチームに負けて敗退とは・・・[バッド(下向き矢印)]
いくらターンオーバーして臨んだ試合だとは言っても、悲しすぎますね[もうやだ~(悲しい顔)]
今シーズンはFAカップでもリーグカップ(キャピタル・ワン・カップ)でも
このようなジャイアントキリングが数多く起こっています。
まあ、これもサッカーの醍醐味。本当に面白いですよね。

さて、アーセナル戦です!


LIVERPOOL (4-1-4-1)


スタリッジ (70'エンリケ)
スアレス ヘンダーソン ジェラード ダウニング
ルーカス
ジョンソン アッガー キャラガー ウィズダム
レイナ


ARSENAL (4-2-3-1)


ジルー
ポドルスキ カソルラ ウォルコット
ウィルシャー ラムジー
ギブス(36'サントス) ヴェルメーレン メルテザッカー サニャ
シュチェスニー


match report


試合開始直後から、両チーム共に高い位置からプレスをかけ
お互いのビルドアップを阻止し合う激しい立ち上がりとなった。
5分という早い時間帯、アーセナルのミスとスアレスの決定力がさっそくゲームを動かす。
アーセナル陣内でアッガーからスアレスにタテパスが入るが
スアレスが前線に流したボールは、ジョンソンとは呼吸が合わずミスパスに。
しかし、それに対応したサニャがピッチに足を取られ、結果的に左サイドのジョンソンに繋がる。
ジョンソンがゴール前に入れたクロスに、逆サイドのスタリッジがシュートを放つ。
一旦はシュチェスニーに阻まれるものの、
こぼれ球をヘンダーソンがワンタッチでスアレスへ繋ぐと
スアレスがダイレクトで狙ったシュートは
メルテザッカーにかすかに当たりながらもゴールネットを揺らした。
先制されたアーセナルだったがその直後、反撃に出る。
リヴァプールのスローインからマイボールにすると、ウィルシャーから前線にタテ一本
抜群のタイミングで反応したウォルコットが決定機を迎える。
しかし、ここはレイナの好セーブでゴールを割ることができない。
その後もアーセナルがリヴァプール陣内で高い位置からプレスをかけ続け
ウィルシャーを中心に、ショートパスを繋いで攻撃を仕掛ける時間が続く。
リヴァプールもカウンターで応戦。
スアレスとスタリッジの息の合ったコンビネーションでチャンスを作る。
押し込むアーセナルは何度か決定機を作り出すが、
ジェラードの経験と気迫溢れるディフェンスや
素晴らしい集中力を保ったレイナによって前半ゴールは奪えなかった。

リヴァプールのリードで折り返した後半開始3分。
スアレスのクロスをエリア内で引き取ったスタリッジとヴェルメーレンが競り合い、
ハンドでリヴァプールに一瞬PKかと思われる場面があったが主審の笛は鳴らず。
51分にはウィズダムがポドルスキをエリア内で倒し、今度はアーセナルにPKかと思われたが
こちらもノーファウルのジャッジでスコアは動かない。
1点をリードしているリヴァプールは、ロジャーズの指示なのか
積極的な攻め上がりを見せることはなく、自陣でアーセナルの攻撃を跳ね返す時間が続く。
しかし次の1点を獲ったのはそんなリヴァプールだった。
60分、スタリッジからパスを受けたヘンダーソンが独力でエリア内に持ち込み
DF3人に付かれながらもシュート。
混戦のなか、こぼれ球を自らゴールに流し込み追加点を奪った。
これで勝利が近づいたはずのリヴァプールだったが、この後まさかの展開が待っていた。
ヘンダーソンのゴールから5分後、アーセナルはFKを獲得。
ウィルシャーの美しいクロスに、後半影を潜めていたジルーがヘッドで合わせ1点差に詰め寄ると
その2分後には、ジルーとのコンビネーションから
ウォルコットがゴール左隅に強烈なシュートを叩き込み、リヴァプールの勝利ムードを打ち砕いた。
わずか2分間の同点劇に、一気に盛り上がるエミレーツスタジアムには
チームをさらに後押しするアーセナルサポーターの歌声が響き渡る。
ライン押し上げ、相手陣内で時間を使いたいリヴァプールだったが
消耗が激しいのか前線にボールが入っても、後方からのサポートが少なく苦しい時間帯が続く。
勢いに乗るアーセナルは、ウォルコットの鋭いシュートやカソルラの決定的なラストパスなど
何度もリヴァプールゴールを脅かすが勝ち越しゴールを決めることができない。
ピンチのリヴァプールが盛り返したのはロスタイムの4分間。
CKや相手のミスでチャンスを迎えるものの、こちらも決めきれなかった。
結局、両チームに勝負を決定づけるゴールは生まれず、2-2で試合終了の笛は吹かれた。


ARSENAL 2-2 LIVERPOOL (2013.1.30 EMIRATES STADIUM)


scorer

5' スアレス

60' ヘンダーソン
65' ジルー    67' ウォルコット


感想です[ふらふら]

まずアーセナルですが、最終ラインが不安定なのと高い位置でのミスが多かった印象です。
とはいえ、ウィルシャーがまず攻撃の起点を決め、そこからカルラ、ポドルスキが絡み
しっかりフィニッシュまで持ち込む連携はさすがだし、ウォルコットもやはり脅威です[あせあせ(飛び散る汗)]
シーズン序盤はプレミアに馴染んでない印象だったジルーも、しっかりフィットしてきてますね。

さて、リヴァプール。
ん~、そうですね~もちろん2点リードから追いつかれたのは褒められませんが
全体的には良かったと思うんですけどね・・・
ただ後半、攻撃しなくなったのには少々疑問が残ります。
アウェイのアーセナル戦なのはわかりますが、
1点差なんてあってないようなものだと思うのですが、
その時点で自陣に引いて守備重視の戦い方にしたのは何故なんだろうな?と。
追加点は取れなくても、相手陣内でプレーする時間もある程度作らないと
45分守りきるというのはどんなチームでも難しいですよね。
以前より、守備は良くなっているようには感じましたが、そこが不可解でした。
日曜のシティ戦を考えて、とか??
スタリッジを下げ、スアレスを一列上げてその同じ場所にエンリケを入れたのも
何を意図していたのか、いまひとつわからなかったです。
以前にもエンリケを左サイドハーフで起用したことはありますし
それ自体は不思議ではなかったのですが、
何が狙いだったのかがこのゲームではわかりませんでした。
あと、最近少し気になるのはジェラードのパスミスが多いこと。
受け手の問題もあるので一概にジェラードのミスとは言えないのですけど
ちょっと最近らしからぬミスがちらほら・・・少し疲労が溜まっているのかな・・・
ただ、今日は攻撃ではあまり見せ場はなかったのですが、守備は相変わらず上手かったですね。
アフターでイエローはもらってましたが、相手からボールを奪うスキルは素晴らしいし
危険察知能力というのでしょうか、危ないところにしっかり入ってきてくれますよね。
そのあたりはさすがだな、と今日も感心しまくりでした。

それとスアレスが引き続き絶好調ですね。
以前、スアレスのボールをもらう時の一連の動きがすごいですよ~と書きましたが
彼は前に進むボールと同時に自分も前に進む、つまり持ち直しがほとんどないのです。
だから相手に対応する時間を与えないんですね。
あれはやっぱり世界のトップレベルだと思います。
新加入のスタリッジとの相性も抜群ですし、よくこの短期間にあれだけ合うことができたな、と。
実はスタリッジの加入、スアレスと上手くいくか少々心配でもあったのですが
どうやら私の取り越し苦労だったようです。
私以前、スタリッジは3トップのサイドに入りそうです、なんて言ってしまいましたが
全然外れでしたね(ド素人!)
ロジャーズはCFにスタリッジ、スアレスを2列目に下げて
今日のようにサイド、またはセンターで
スタリッジとタテ関係で使うのが良いと判断しているようです。
しかし、スアレスはサイドでもなんの問題もなくいつも通りのパフォーマンスを表現できて
しかも守備も上手くなってるし、これからが本当に楽しみです。
ちょっと褒め過ぎかな?

他にも書きたいことがたくさんあるのですが~
もうすでに長くなっておりますので、今日はこれくらいにしておきます[あせあせ(飛び散る汗)]
いつもお付き合い頂きありがとうございます。

リヴァプール、次節は日曜日(現地時間)にシティとのアウェイゲームとなります。
難しいゲームになるとは思いますが、このあたりで上位チームに対して良い結果を出して
順位もチーム力も上げて欲しいと思います。楽しみです。
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PL21節 リヴァプール × サンダーランド [リヴァプール]

皆さま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

さて、リヴァプールですが、前回お伝えしたストーク戦の敗戦後、
年内最後の試合は、最下位に苦しむQPRとのアウェイゲームでしたが
チーム全体の内容も良く、アッガー、スアレスの2ゴールで0-3と快勝。
2012年を良い形で締めくくりました。

新年最初のゲームはホームにサンダーランドを迎えての一戦。
勝利でいいスタートを切りたいところです。

LIVERPOOL (4-3-3)

ダウニング スアレス スターリング(57' アレン)
ヘンダーソン(66' スソ)
ルーカス ジェラード
ジョンソン アッガー シュクルテル(73' キャラガー) ウィズダム
レイナ


SUNDERLAND (4-4-1-1)

フレッチャー
セセニョン(46' キャンベル)
マクリーン コルバック ラーション(62'マクファデン) ジョンソン
ローズ(73' ヴォーン) キルガロン クエジャル ガードナー
ミニョレ

match report

試合開始から10分過ぎまでは、どちらのペースとも言えない
主導権争いの時間が続く。
しかし、徐々にホームのリヴァプールがペースを掴みゲームを進める。
サンダーランドは中盤の選手間の距離が開きすぎて、
リヴァプールに簡単に攻め込まれる場面が目立った。
攻撃のリズムを掴んだリヴァプールは19分、
相手のゴールキックを自陣でジェラードが競り合い、前方のスアレスに繋げると
スアレスが胸トラップから大きく前線へと送る。
すると右サイドの広く空いたスペースにスターリングが抜け出し
GKと一対一になるが、落ち着いてループシュートを決めリヴァプールが先制する。
先制点を奪い、勢いに乗るリヴァプーに26分、追加点が生まれる。
自陣でジェラードがルーズボールをダイレクトで敵陣内・右サイドのスアレスへ。
一旦はクエジャルの激しいタックルに、ボールを失ったスアレスだったが
その後バランスを崩したクエジャルから再びボールを奪い独走、自らゴール左隅に流し込んだ。
一方のサンダーランドはビルドアップが上手くいかず
セットプレーからチャンスを迎えるものの
レイナの好セーブに阻まれゴールを割ることはできない。
前半は2-0で折り返した。

後半開始と同時にサンダーランドはセセニョンに代えてキャンベルを投入。
マーティン・オニール監督が早速動く。
しかし、その狙いとは裏腹にリヴァプールに更に追加点を与えてしまう。
53分、自陣からジェラードが前線へロングフィード。
スアレスがディフェンスの間で上手くボールを受けると胸トラップのコントロールから
絶妙のタイミングでシュート、この日2ゴール目となるチーム3点目を決めた。
点差もつき、チーム全体に余裕の出てきたリヴァプールはその後もゲームを完全に支配する。
決して無理はしないが、攻撃の姿勢は崩さず
チャンスとあらば一気にスピードアップし、サンダーランドゴールに襲いかかる。
サンダーランドはリズムに乗ったリヴァプールに対し、ボールを奪うのが精一杯で
マイボールになってからの攻撃が組み立てられず、フィニッシュまで持ち込めない。
交代枠も3枚使い切るが、最後まで流れを変えられず、そのまま3-0で試合終了。
リヴァプールは追加点はならなかったものの連勝、新年のスタートを見事勝利で飾った。


LIVERPOOL 3-0 SUNDERLAND (2013.1.2 ANFIELD)

scorer

19' スターリング 26' スアレス
53' スアレス


感想です[わーい(嬉しい顔)]

前節のQPR戦、今回のサンダーランド戦も、
相手のチーム状態があまり良くないのはあると思いますが
自分たちのサッカーが出来て、獲るべき人が得点を獲り、無失点で勝てたというのは
大きいと思います。試合中のチームの雰囲気もとても良かったですしね。
攻守の切り替えも早かったし、誰かがミスをしても
その後のフォローをチーム全体で出来ていたので良かったですね。
敗れたストーク戦にしても内容は良かったですし、あとは今日のような戦いが
上位クラブとの対戦でもできるようになれば、もっと上は目指せると思います。

とにかく、スアレスが絶好調ですね。
ここまでプレミアでは15ゴール、得点ランキングで2位につけています。
以前から問題視されていたプレースタイルや言動も、
最近はすっかり影を潜め、彼自身がとても良い方向に変化しています。
競り合いでも倒れなくなったし、相手選手やレフェリーにしつこく絡んだり
文句を言ったりすることもなくなりました。
最初からそうすればいいのに!(苦笑)と思わず言ってしまいますが・・・
(元々とても素晴らしい能力は持っている選手ですから)
周りから見れば、一目瞭然でも本人には難しい事だったんでしょうね。
小さい頃からずっと、こうだと信じてやってきたプレースタイルや
自分を変えることはそう簡単なことではないのは理解できます。
(でも、暴言や暴力はもちろんダメですよ!)
いずれにせよ、時間はかかりましたがリヴァプールのエースとして成長しているようです。

彼のプレースタイルで最近特に上手いと感じるのは、ボールのもらい方(受け方)です。
前を向きやすい、もしくは向いた状態でボールを受ける能力はピカイチですね。
次のプレーにスムーズに移行できるので、相手が対応しにくい。
味方が出すボールによって、受ける場所、体勢、トラップでどこにボールを浮かすか落とすか
本当にいろんなことを瞬時に判断して、ゴールに繋げているんです。
それができるテクニックを持っているのはもちろん、
先の先までプレーをしっかりイメージできているんでしょうね。
ただ、その彼の良さを十分に生かすことのできる
素晴らしいチームメイトたちがいることも忘れてはなりませんが。
まだ、スアレスのプレーをあまり見たことがない方がいらっしゃったら
ちょっと気にして見てみて下さい。すごく面白いと思いますよ[わーい(嬉しい顔)]

さて、冬の移籍マーケットですがリヴァプールにも動きがありました。
まずは来る人。
チェルシーに所属していたスタリッジの加入が決定し
サンダーランド戦にも観戦に来ておりました。
私の素人予想では(笑)前線のサイドに入りそうですね。
スアレスがセンターなのはおそらく変わらないと思いますので、そうなるかと・・・
でもいろいろ試すロジャーズ監督のことですから、
予想もつかないポジションで起用することも、あるかも~とか思いつつ。
楽しみなような、少し不安なような、うまくフィットしてくれるといいなあ。
そして、こちらは行く人。
ジョー・コールが古巣のウエストハムへ移籍することが決まったようです。
昨年プレミアは確か、冬の移籍ではあまり目立った動きはなかった記憶がありますが
今シーズンは何か大きな動きがありそうですね。

さて、リヴァプールの今後の予定ですが、FAカップの試合を挟んで
次節はマンチェスター・ユナイテッドとのアウェイゲームです!!
香川もようやく復帰しましたし、出場してくれるといいなあ。
ユナイテッドとの戦いは、やっぱり特別楽しみです[わーい(嬉しい顔)]
難しいゲームですけど、チーム一丸となってしっかり戦ってほしいですね。
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PL19節 ストーク × リヴァプール [リヴァプール]

寒い日が続きますね!
年末のこの時期でも、プレミアリーグは熱い戦いが続いております。
第19節、リヴァプールは難敵ストークとの対戦。
ストークのホーム、ブリタニア・スタジアムに乗り込んでの一戦となりました。

LIVERPOOL (4-3-3)

スソ (46' スターリング) スアレス ダウニング (77' J.コール)
シェルヴィ
ルーカス(59' ヘンダーソン) ジェラード
エンリケ アッガー シュクルテル ジョンソン
レイナ


STOKE (4-4-2)

ジョーンズ (78' クラウチ) ウォルターズ
エザリントン (ショットン) ウィーラン エンゾンジ カイトリー (70' ホワイトヘッド)
ウィルキンソン フート ショウクロス キャメロン
ベゴヴィッチ

match report

ようやくチームの目指すサッカーが固まりつつあるリヴァプールは、
前節ホームでフルアムに4-0と快勝、アウェイではあるが連勝を狙いたいところ。
一方、リーグ最少失点の堅守を誇るストークは、今季未だホームでは無敗。
細かく繋いで崩すパスサッカーがスタイルのリヴァプールと
ロングボールから強固なフィジカルと高さを活かしたスタイルのストーク。
全く違うスタイルの両チームが、どのような戦いを見せるのか注目される一戦となった。

ゲームは開始直後の2分に早速スコアが動く。
自陣からシュクルテルが前線へロングフィード。
そのボールを右サイドでスアレスが受けると、自らドリブル突破を図り
対応したショウクロスがエリア内でたまらずファウル、リヴァプールはPKを獲得する。
これをジェラードが確実に決め、リヴァプールは欲しかった先制点を手に入れた。
開始早々の失点に動揺したのか、ストークはスアレスを倒したショウクロスに続き
その後もルーカスに対する激しいタックルで、キャメロンにもイエローカードが出され
ゲームは序盤から激しいものとなった。
立ち上がりに先制点を許したストークだったが5分、早々と同点に追いつく。
ショウクロスからのロングフィードをアッガーとジョーンズが競り合い、
こぼれ球をウォルターズがゴール右隅へ流しこみ、ゲームを振り出しに戻した。
同点ゴールで一気に勢いづいたストークは12分、ウィーランのCKからニアでジョーンズが
頭で合わせゴールネットを揺らし勝ち越し。アッガーのマークを上手く外して
抜群のタイミングで飛び込み、圧倒的な高さを見せつけたゴールだった。
逆転されたリヴァプールは、細かく早いパスワークで相手陣内への侵入を図るものの
ストークの前線からの力強く厳しいプレスに手こずり、自陣に押し込められる場面も目立った。
それに加え、雨で濡れたピッチコンディションのせいか地面に足を取られ、
パスミスやトラップミスも手伝う形になり、リズムを掴み切れず前半を終了した。

リヴァプールは後半開始と同時に、スソに代えてスターリングを投入。
今月18歳になったばかりの若き才能に期待がかかる。
すると47分、レイナのGKからスアレスがワンタッチではたいてジェラードへ繋ぐと
左サイドのスペースでボールを受けたスターリングが
ゴールライン際から、エリア内に折り返しのクロスを入れチャンスを作る。
これは惜しくもゴールには繋がらなかったが、リヴァプールは後半良いスタートを切った。
しかしその直後の47分、ストークがお家芸のロングスローから
再びウォルターズのゴールでリヴァプールを突き放す。
ウィルキントンのスローインをエリア内でシュクルテルとジョーンズが競り合い、
ウォルターズがこぼれ球を胸トラップでコントロールすると
柔らかい弾道を描いたシュートは、レイナの右手をかすめてゴールに吸い込まれた。
2点のビハインドとなったリヴァプールは、ルーカスを下げてヘンダーソン、
ここ数試合、好調なパフォーマンスを見せていたダウニングに代えJ.コールをピッチへ送り出す。
しかし、ストークは交代出場の選手を含め、
試合開始からスタミナ、気迫、激しさ、組織力が一切落ちず
リズムを変えようとするリヴァプールの反撃を許さない。
ただ引いてゴール前を固めるだけのサッカーではなく、
ボールを奪った後は手数をかけずシンプルではあるが、そこからの攻撃プランを持ち、
その戦いを試合終了まで徹底したストークが素晴らしいパフォーマンスを披露。
スコア3-1でストークが勝利、順位も8位に上昇した。
一方、勝ち点を得られなかったリヴァプールは、10位に後退する結果となった。

STOKE 3-1 LIVERPOOL (2012.12.26 BRITANNIA STADIUM)

scorer

2' ジェラード(PK)

5' ウォルターズ 12' ジョーンズ 49' ウォルターズ

感想です[もうやだ~(悲しい顔)]

リヴァプール、決して悪くなかったのですが・・・
ストークのゴリゴリ・パワフルサッカーにやられてしまいましたね。
フィジカル・高さでは圧倒的にストークが上回っていて、90分スタミナが落ちず
チームの戦い方に一貫性があって、組織が崩れる時間帯はほぼ無かったです。
立ち上がりの失点だけじゃないでしょうか。
ストークの選手たちは、そのサッカースタイルが納得いく
素晴らしい体格の選手ばかりで構成されていて
あのドでかい体で気迫溢れるプレスをしつこくされる方はたまったもんじゃないでしょう。
しかもそれが組織的ならなおさらです。
どの選手も一つひとつのプレーを最後まで頑張るというか、やりきる。決してさぼらない。
今季、ストークはリーグ最少失点の堅守。しかし、得点も少なくこちらもリーグ最少得点。
そこが今後の課題かもしれませんが
成績はこのゲームを含め、6勝10分け3敗と、引き分けが多いものの負けはわずかに3。
(敗れた相手はユナイテッド、チェルシー、ノリッチ、いずれもアウェイゲーム)
どのチームもストークとの対戦には苦労しているのがわかります。
以前から守備はそこそこしっかりしていましたが、今季はさらにレベルアップしていて
そこからの攻撃スタイルが徹底していますね。チームの完成度としては高いと思いました。
後半、2点差になってから正直追いつくのは難しいな、と感じました。
ストークは本当に個性的で面白いチームです。今後も注目したいチームですね。

さて、リヴァプール。得点がPKのみの1点だったにせよ、
攻撃に関してはそう悪くなかったとは思いますが
このゲームに関して言えば、ストークが一枚上手だったと言わざるえないですね。
あとはチームの完成度の違いも大きいでしょう。
今季はやはり守備面が良くないですね。特に最終ラインの対応に不安定さを感じます。
CBのシュクとアッガーのコンビネーションは決して悪くありませんが
2人が上手く釣り出されることが多く、そのカバーができていません。
今日の3失点の内、2点はその形だったかと。
相手が上手いというのもあると思いますが、早急な修正が必要ですね。
あと、今日はパスミス、トラップミスが多かったのと、ボールや味方選手の動き出しに対しての
周りの選手の反応がワンテンポ遅いと感じました。
次のプレーの準備ができてないというか、びっくりして動き出すような場面が目立ちました。
ジェラードがコンディション落ちてるのでは、と少々気掛かりです。
スアレスもべゴヴィッチとの接触プレーで足を痛めてたみたいだし・・・大丈夫かな~[たらーっ(汗)]
選手交代に関しては、ロジャーズの意図はわかりますが、今日は上手く機能しませんでしたね。
良かったと思ったのは、途中で下げられましたがダウニング。
今日はあまりインパクトを残せませんでしたが、以前に比べると
その場の状況に合ったプレーをきちんと考えて、
ベストな選択をできるようになってきたんじゃないですかね。
単純にサイドからありきたりのクロスを放り込むのではなく、一瞬タメを作ってパスに切り替えたり
面白い場所にグランダーのクロスを入れたり、
プレーにアイディアを持てるようになってきたと感じました。
もう少しドリブルで思い切って勝負してみても良かったとは思いますが・・・
本人はリヴァプール残留を望んでいるようなので、そうなるように頑張ってほしいですね。

リヴァプール、次節は現在最下位に沈むQPRとのアウェイゲームです。
最下位とはいえ、QPRも決してラクな相手ではありません。
過密日程で時間は無いですが、
しっかり準備して2012年を良い結果で締めくくってもらいたいですね。

さて、私は今日からお正月休みを頂いております[わーい(嬉しい顔)]
このお休みはダラダラすることなく、サッカーの研究に時間を費やしたいと思います。
いい加減、大掃除をしなくてはいけませんが・・・(笑)
今、本当にサッカーが面白くてしょうがありません。
このblogを読んで下さる皆様に、もっと楽しんで頂けるようにしっかり学びます[手(チョキ)]
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PL18節 リヴァプール × フルアム [リヴァプール]

皆さま3連休いかがお過ごしですか?
今年も残すところ、あとわずか。何だかあっという間ですね[あせあせ(飛び散る汗)]

プレミアリーグも過密日程のシーズンを迎えました。
今日は久々にリヴァプール戦をお伝えいたします[わーい(嬉しい顔)]
PL第18節、リヴァプールはホームにフルアムを迎えての一戦となりました。

LIVERPOOL (4-3-3)

スソ(70' スターリング) スアレス ダウニング
シェルヴィ(74'アレン) ジェラード ルーカス(83'キャラガー)
エンリケ アッガー シュクルテル ジョンソン
レイナ
 

FULHAM (4-4-2)

ベルバトフ カラグニス
カチャニクリッチ(46'ロダジェカ) リチャードソン(54'フライ)
ベアード デヤガ
リーセ ハンゲラン ヒューズ リーター
シュウォーツァー


match report

90分通してホームのリヴァプールがゲームをコントロール。
まずは8分、ジェラードのCKから先制点が生まれる。
ゴール前の競り合いの中、誰も触れず抜けてきたボールに
フリーだったシュクルテルが豪快な無回転シュートを叩き込みゴール。
早い時間帯に先制したリヴァプールがこれまでの戦いと同じく、
ポゼッションで上回り、良いリズムで試合を進める。
36分には敵陣内の左サイドでジョンソンからダウニングへと繋ぐと
スルーパスに抜け出したジェラードがゴールを決め、追加点を奪う。
フルアムはリヴァプールの早く厳しいプレスを受け、ビルドアップに苦しみ
前線のベルバトフまでボールを繋ぐことができない。
前半、フルアムのシュート数は枠内2本に止まり
一方のリヴァプールは、枠内5本を含む合計11本とフルアムを圧倒的に上回った。

後半開始と同時にフルアムは前線にロダジェカを入れるものの
依然として流れはリヴァプール。
52分にはこの日、右のウイングで起用されたダウニングがゴールを決めリードを広げる。
敵陣内の中央からジェラードのパスを右サイドで受けると
ドリブルで中央に切り込んで左足でのシュート。
彼の持ち味と特徴を存分に生かしたゴールだった。
何とか流れを変えたいフルアムだったが、
相手ディフェンスを引き出すようなダイナミックな動きは見られず
消極的なパフォーマンスに終始。リヴァプールゴールを脅かす場面は作れない。
一方的なリヴァプールペースは変わらず、迎えたロスタイムの92分。
ショートコーナーからエンリケがゴールライン際を突破、
折り返しのクロスにスアレスが合わせ、5試合ぶりのゴールで試合を締めくくった。
リヴァプールが4-0で快勝、順位も8位に浮上した。

LIVERPOOL 4-0 FULHAM

scorer

8' シュクルテル 36' ジェラード
52' ダウニング 92' スアレス

感想です!
フルアムの出来が良くなかったのはありますが、
90分通してゲームをコントロールできたのは良かったと思います。
ショートパスとロングボールを折り混ぜて、攻撃に変化をつけられていましたし
サイド攻撃も単調なクロスに止まらず、アイディアがありました。
セカンドボールもほとんど拾えていたし、そこからの攻撃もスムーズだったと思います。
良くない時のリヴァプールは、ボールポゼッションで優位に立ち
多くの決定機を作りつつも決めきれずドローか、
相手にワンチャンスをモノにされて負けてしまう、というのが昨シーズンからの傾向ですが
今日はいい流れを試合終了まで保つことができました。
選手個人のコンディションやパフォーマンスも良かったですね。
前線からの守備意識も高かったですし、1対1でもよくボールを奪えていました。
個人的にはルーカスが怪我から復帰してくれて、彼らしい闘志むき出しのプレーが
また観れるようになって嬉しいのと
ダウニングが彼の良さと結果を出せたのが良かったと思います。
移籍したければしてもいい、とクラブ側から言われたという情報もありますが、
どちらにせよ今日の彼のパフォーマンスを見る限りどんな状況でもベストは尽くす、
という意思は感じられましたし、おそらくロジャーズもそれはわかっていると思います。
自分を放出したら後悔するぞ、くらいの勢いで今後も頑張ってもらいたいですね。
あと、スソはサイドよりもやっぱり中央でプレーさせてあげたいなあ・・・と。
その方が彼の良さも出るし、チームにとってもプラスになる気がしました。
まあ、選手の起用法は難しいんでしょうけれど。

さて、次節は水曜日(現地時間)にアウェイでのストーク戦です。
プレミアも丁度半分、折り返し地点に差しかかります。
新しいチームを作りながら上位を目指すというのは本当に難しいですが
後半戦、巻き返しを期待したいですね[わーい(嬉しい顔)]
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PL11節 チェルシー × リヴァプール [リヴァプール]

思い通りにいかないことも多いけれど、それでも前に進まなきゃ~
・・・と、すいません 何か、ちょっと言いたくなって(笑)
さあ、頑張るぞー!!(←何のこっちゃ?)

私の独り言はほっておいて、遅くなりましたが、チェルシーvsリヴァプールです!!
チェルシーのホーム、スタンフォード・ブリッジでの一戦となりました。

ホーム・チェルシーのスタメンは、トップにトーレス。
中盤2列目にアザール、オスカル、マタ。
ボランチはミケルとラミレス。
最終ラインはバートランド、テリー、イヴァノ、アスピリクエタ。GKツェフ。
出場停止明けのテリー、ようやく復帰です。ルイスはベンチ入りせず欠場でした。

アウェイ・リヴァプールのスタメンは前線にスアレス、スターリング。
中盤は時間帯によって変化していましたが
スタートはジェラードがトップ下、その後方に4枚。
エンリケ、シャヒン、アレン、ジョンソン。
最終ラインは3バック。アッガー、キャラガー、ウィズダム。GKジョーンズ。
シュクはコンディションの問題でしょうか、ベンチにも入っておらず
レイナもまだ怪我から戻れないようです。

さて、試合開始です[わーい(嬉しい顔)]

両チームともに慎重な入り方でスタート。
しかし、アウェイのリヴァプールがボールを保持しチェルシー陣内に攻め上がります。
・・・と、何かおかしい。
ここはスタンフォード・ブリッジ。チェルシーのホームのはず。
しかし、チェルシー、今日はかなり守備的なゲームの進め方。
全員が自陣に引いているわけではありませんが、決して攻め急がず
しっかり守備ブロックを作ってスペースを消し、
ある程度リヴァプールにボールを持たせて、カウンターを狙っているかのようでした。
いつものように、自分たちから積極的に攻めを仕掛ける姿勢ではありません。
そんなチェルシーのゲーム運びに加え、リヴァプールは慣れないフォーメーションのせいか
中盤が窮屈になってしまい、自らプレーの幅を狭めている印象を受けました。
スアレスのボールタッチも少なく、ほとんど攻撃に絡めません。
スコアが動いたのは20分。先制点はチェルシーでした。
トーレスのドリブルからCKを獲得。マタからのクロスにテリーが頭で上手く合わせてゴール!
出場停止から復帰したテリーにとって、嬉しい得点となりました。
逆にリヴァプールにとっては痛い失点。
アッガーとジョンソンのコミュニケーション不足でテリーをフリーにしてしまいました。

先制したチェルシーでしたが、34分にアクシデントが発生。
テリーが自陣でスアレスと接触、右ひざを負傷しプレー続行不可能、担架でピッチを後にしました。
代わってケーヒルがフィールドイン、テリーの位置に入りました。

その後もチェルシーがゲームをコントロールし、
リヴァプールはボールを持ててはいるのですが、
パスの出しどころがなくゴールに近づくことができません。
リヴァプールの前半のシュート数は2、枠内シュートはありませんでした。
前半は1-0で後半へ折り返し。

後半に入ってもチェルシーのペースでゲームは進みます。
リヴァプールはリズムが掴めず、ミスからボールを失い、選手のイライラは募る一方。
要らないファウルも増え、良くない流れが強まります。
そして、今度はリヴァプールにアクシデントが・・・。
チェルシーのセットプレー時に、ゴール前の競り合いでジェラードが左ひざを負傷。
キャ、キャプテ~ン[がく~(落胆した顔)]
と、一瞬ヒヤリとしましたが、ジェラードはどうやら軽傷のようで数分後、ピッチに戻りました。
心配されるアクシデントでしたが、このタイミングでロジャーズが動きます。
59分にシャヒンに代えてスソを投入すると、ディフェンスラインを4バックに変更。
スソをトップ下、ジョンソンを左SB、エンリケがその前にいるような形に。
すると、リヴァプールにリズムが生まれ、ゲームが激しく動き始めました。
両チームにスピードが生まれ、競り合いも力強く、球際も激しくなってきました。
そして73分、リヴァプールがCKから同点に追いつきます。
スソのクロスにまずニアでキャラガーが頭でフリック、
そのボールにファーでスアレスがさらにヘディングで合わせゴール!
流れの中ではチャンスが作れませんでしたが、セットプレーから得点できました。
追いつかれたチェルシーは76分にオスカルをモーゼス、
81分にトーレスを下げスタリッジを投入。
何とか勝ち越しゴールを決めたいところでしたが、リヴァプールも一歩も譲りません。
最後までお互い攻め合い、チャンスは作りますがゴールは割れず1-1で試合終了。
この結果、チェルシーは3位に後退、首位ユナイテッドとの差は3となりました。
リヴァプールは13位、この試合展開でよく追いつきはしましたが、勝ちはまたお預けに・・・。

さて、感想です。
個人的に、思い入れの強い2チームの対戦なので、普通に面白かったです(笑)
最初、リヴァプールがいいのかと思いきや、チェルシーのプラン通りにコントロールされてて
ゲーム自体は動きが少なく、膠着しているような状態だったのですが
激しい動きはなくても、静の中の駆け引きや攻防が個人的には興味深かったです。
後半リヴァプールがフォーメーションを変えてからは
動きが出てきて、見た目も熱い戦いになりました。

まず、チェルシー。なんでしょう、ホントに守備的でしたね。
自分たちから攻めにいく、いつものサッカーではありませんでした。
ここのところの失点、守備の脆さを反省し、立て直す狙いだったのか、
はたまた厳しいスケジュールを戦い抜くための策だったのか、相手がリヴァプールだったからか
ディ・マッテオに聞いてみないとわかりませんが・・・。
私の勝手なイメージですが、ディ・マッテオがイタリア人であることを考えると
守備に重きをおく今日のような戦いは、本来彼がやりそうな戦術な気はするのですが、
そのあたりはクラブのフロント(オーナー)の意向や
所属している選手の特性なども関係しているのでしょうね。
確かに、あれだけ攻撃性・創造性のあるのタレントを揃えておいて、
守備的サッカーというのはちょっともったいないと思います。
今日のメンバーで考えると、ボランチを境に後ろは攻撃も守備もできるメンツで
それより前は、守備意識はあまり高くない攻撃専門、という感じですが
リーグ制覇、CLで再び頂点に立つには、まだまだ試行錯誤を繰り返し
チームのスタイルをより確実なものにしなくてはなりません。
それプラス、多くのアイディアを持ち、時間をかけてチームが成熟すれば
その目的を達成できる可能性は高まるのではないでしょうか。

今日はCBがイヴァノとテリーだったので、ベテラン2人のコンビは安定してましたね。
負傷したテリーはどうやら数週間の離脱になりそうです。
テリーとイヴァノのいずれかと、ケーヒル、ルイスならある程度、機能する印象ですが
ケーヒルとルイスのコンビは、いまだにデンジャラスコンビ(苦笑)なので
ゆくゆくはこの2人がレギュラーに定着するであろうことを考えると
そこもひとつ大きなポイントになると思います。

さて、リヴァプール。最近お伝えできていないのですが、
レディング戦かマージーサイド(対エヴァートン)あたりから、徐々に良くなってきてると思います。
今日はスタートのフォーメーションが3-4-1-2のような感じで
いつもと違ったので、やりにくそうでしたね。特に中盤のセンター。
アレンが窮屈そうにプレーしていて、ミスを連発していたのが印象に残ってしまいました。
何でなのか、これもまたロジャーズにその真意を確かめてみたいですが(笑)
それにチェルシーがまさかの守備的スタイルで臨んできましたから
スペースを消されて、やりにくさ倍増、苦しい展開になりました。
ただ、後半スソを入れてフォメーションを変えてからはスムーズになりましたし
チャンスはなかなか作れなかったですが、それでもセットプレーから得点できたのは
良かったと思います。
リヴァプールも昨シーズンとはメンバーがガラッと変わって
かなり若い選手がトップチームで出場機会を得るようになり、新しいチーム作りをしている最中。
まだまだ経験が必要ですが、今後が本当に楽しみです。
スターリング、スソ、ウィズダムも、試合を重ねるごとに良くなってきていると思います。
今はまだ成長途中、手探りの部分も大きいのですが、彼らの今後に期待したいところです。
そんな中だからこそなのか、最近ジェラードの存在の大きさを再確認しています。
キャプテンとして精神的支柱なのはもちろんですが、プレーでもひときわ輝いていると感じます。
視野の広さやダイナミックな展開力、正確極まりないパスやクロス、サイドチェンジ。
その一つひとつが美しくて、心を奪われてしまいます。
もちろん、たまにミスはありますけど、それもまたジェラードらしくて私は好きです(笑)
今日の負傷は大したことなくて本当に良かったです。
今季はコンディションが良いようですし、本人も思いきりプレーしていると感じます。
あとは、チームが勝つという結果がついてくれるといいんですが。
なにせまだ、プレミアでは今季2勝しかしてないので・・・

さて、最後に☆今日のトーレスコーナー☆です!

今日は先発出場81分にスタリッジと交代、ノーゴールに終わりました。
リヴァプールからチェルシーに移籍してから、まだこの対戦ではゴールはありません。
というか、正直トーレスだけには決めて欲しくありませんけど。(苦笑)
もちろんリヴァプール戦以外ではバンバン決めて欲しいんですよ!
ま、それはおいといて~、今日のトーレス。
何かドリブルで勝負するシーンが多かったですね。
それとセットプレーからヘディングでゴールか、というのも2度ほどありました。
一回はジョーンズの素晴らしい反応にブロックされ、2回目はもう少しのところで触れずで
惜しくもゴールにはなりませんでした。
ただ、この対戦ではいつもなんですが、やはり気持ちの入れようは他のゲームとは違いましたね。
ものすごく集中してましたし、オーラが全然違います。
他の試合もこの集中力でやってくれると、たぶん結果出るんじゃないかなあ?
トーレスのリヴァプール戦にかける想いは、
古巣に対するリスペクトだと、私個人的には受け取っています。
でも、あれだけ研ぎ澄まされた空気をまとい、
リヴァプールからゴールを奪おうとしているトーレスには、ゴメン、ちょっとだけ
怒り?(適切な言葉が思いつかない・・・)の感情が芽生えてしまいました[たらーっ(汗)]
うん、複雑です[ふらふら] でも、頑張ってほしい、と思います。

さて次節の対戦カードですが、チェルシーはウェスト・ブロムとのアウェイゲーム。
リヴァプールはホームでウィガンとの対戦となります。

今日は追いかけている2チームの対戦でしたので、
いつもに増して長くなってしまい申し訳ありません[あせあせ(飛び散る汗)]
本当は全然書き足りないのですが、それはまた試合とは別の機会に記事にしたいな~
と思っております[わーい(嬉しい顔)]
いつもご訪問頂き、本当にありがとうございます!!
あっ、今日は代表戦ですね、楽しみです[グッド(上向き矢印)]
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PL6節 ノリッチ × リヴァプール [リヴァプール]

前回の記事では誕生日のお祝いメッセージとお見舞いの言葉を頂き
本当にありがとうございました!
病気の方は少しずつですが回復してきているようです。
無理せず、ぼちぼち頑張りたいと思います[わーい(嬉しい顔)]

さて、リヴァプールですがリーグ戦5節終了時の成績は2分3敗と勝ち星はナシ。
順位はなんと降格圏内[がく~(落胆した顔)] どーゆーこっちゃっっ[あせあせ(飛び散る汗)]
シーズン序盤なだけにあまり順位を気にしていなかったのですが
いくらなんでもこれはイカンです[たらーっ(汗)]
所属している選手のクオリティやパフォーマンスは決して悪いものではありませんし
特にユナイテッドとのナショナルダービーでは
退場者やケガ人を出しながらも本当にチームが一つになって本当によく戦ってくれました。
結果こそ敗戦でしたが、内容は良かったと思います。
第6節はアウェイでのノリッチ戦となりました。

ホーム・ノリッチのスタメンは最前線にモリソン。
中盤はトップ下にジャクソンを置き
その後方にサーマン、ジョンソン、ハウソン、スノドグラス。
最終ラインはガリード、ターナー、バーネット、R.マーティン。GKラディ。
ノリッチもまだ今シーズン勝利がありません。

アウェイ・リヴァプールのスタメンは前線がスターリング、スアレス、スソ。
中盤はシャヒンがトップ下、ボランチがアレンとジェラード。
最終ラインはジョンソン、アッガー、シュク、ウィズダム。GKレイナ。
おそらくケガ人と出場停止の関係でスソ、ウィズダムといった若手選手を先発起用してきました。

ゲームは開始早々の2分に動きます。
リヴァプールは敵陣内・左サイド、ジョンソンからエリア内に進入したシャヒンへ。
一度は相手DFがクリアしますが、そのボールをスアレスが拾いキープした後すかさずシュート。
これが見事に決まりあっという間にリヴァプールが先制。
ノリッチとは相性が良いスアレスがまずは1ゴールを決めました。
立ち上がりに失点したショックからかリヴァプールにペースを握られ
落ち着かないスタートになったノリッチでしたが、ホームでもありますし
徐々に冷静さを取り戻し8分にはリヴァプールの緩い守備を突いてビッグチャンスを迎えます。
しかしこれはレイナのファインセーブで得点ならず。
リヴァプールはノリッチに危険な場面を作られつつも主導権を握りゲームを進め
38分に追加点を奪います。
相手DFが最終ラインでパス交換しているのをスアレスがカットし自ら切り返してゴール左隅へ。
これでスアレスは2ゴール目。
リヴァプールは0-2と良い形で後半へ折り返します。

後半からノリッチは得点力の高いホルトをジャクソンに代え投入。(←この選手は要注意!)
リヴァプールは開始早々、スローインからピンチを迎えあわや失点、というシーンを作ってしまい
その勢いのままノリッチがペースを掴みかけたかと思われたのですが
47分、得点が生まれたのはリヴァプール。
カウンターからスターリングとスアレスでゴール前まで攻め上がり一旦はDFに跳ね返されるも
こぼれ球をスアレスが拾いラストパスをシャヒンがダイレクトで合わせゴール。点差は3点に。
さらにその10分後スアレスがハットトリックを達成し0-4。
スアレスはこれで昨シーズンに続きノリッチのホームで2度目のハットトリックです。
これでゲームは決まったと思ったのかロジャーズはスソに代えて新戦力のアサイディを投入。
若手の新戦力を試すチャンスでもあり、更にはこのままクリーンシートで勝利、
といきたかったのですがその交代から2分後、アレンのミスから始まり
最後はR.マーティンのシュートをレイナが弾いたところをモリソンに決められ1点を返されます。
しかしリヴァプールは68分、ジェラードのシュートが相手DFに当たってコースが変わり
追加点となりスコアは5-1。再び点差は4点に。
さすがに気落ちしたのかノリッチはなかなかマイボールにできず
1点奪ってからはほとんど攻撃の時間はありませんでした。
しかし87分ハウソンが前線のホルトに出したボールの対応をシュクが誤り触ることができず
そのまま後方へ抜ける形になってしまいホルトに奪われ、なすすべなくゴールを許してしまいます。
結局2-5で試合終了。リヴァプールはようやく今シーズン初白星、
逆にノリッチの初勝利は次節以降となりました。

まずノリッチですが昨シーズンはランバート監督の元
選手全員が献身的でクリーンな良いサッカーをしていた記憶があるのですが
今シーズン新監督を迎え新しいチームを構築している最中で
まだ今のところその成果が出ていないという印象を受けました。
特に気になったのは守備時にどの選手もにボールにつられすぎていたように思います。
ただ攻撃に関してはリヴァプールがミスしたのはありますがホルトは決定力がありますし
モリソンもこぼれ球によく反応してゴールを決めていたのでやはり注意が必要です。

さて我らがリヴァプールですが・・・スコアは2-5、ようやく今季初白星を挙げ
大量得点、もちろん悪い結果ではありませんが内容はいまひとつだったですかね~
相手の守備がかなり甘かったのはありますが5点獲れたのは喜ばしいことです。
しかし自分たちがリードした後のゲーム運びがちょっと締まりがないというか
ここで無失点で勝ちきれたらチーム力も雰囲気もグッと上がったに違いありません。
それがもったいなかったなと。
守備に関してはこの試合だけでなくとにかくミスからの失点が多いですね。
特に昨シーズン良かったシュクがちょっと不安定かなあ。
それと全体的にボールサイドに寄りすぎていたし、ラインも下がり過ぎてた気がしますし
ボールホルダーに対して必ず一人はプレスにはいっているけど
あまりボールを奪う、という意識が見られないのは気のせいでしょうか。
あとはスソやウィズダムはまだ若いのでしかたない気もしますが
どうしてもボールを見てしまい
後方からの相手選手の攻め上がりを見れていない場面が目立ちました。
今回はそこから失点はしませんでしたがかなり危険な場面になっていたので
これからトレーニングやゲームを重ねる中で経験を積んで成長していって欲しいですね。
ロジャーズ、守備面はどう考えているんでしょう?
昨シーズンはこんなに緩くなかったんですけどね。

そして攻撃面はチームが目指すサッカーをやろう、としているのは観てわかります。
確かにボールは繋がっている。しかしそこに意図がない。ような、気がします。
効果的な攻撃になりにくいといいましょうか。
選手が繋ぐという意識をしっかり持ってやっているのは良いことなのですが
そこに狙いが無いと得点になかなか結びつきませんよね。
まだまだ時間が必要、なのでしょうか。難しいですね。
昨シーズンまでとはメンバーもかなり変わりましたし若い選手も増えました。
まあそう簡単にはいきませんよね。
でも選手一人ひとりの能力は高いしそれぞれいいものを持っていますから
これからそれを高めてチームとして活かしていけるようになればいいな、と思います。
勝ちながら、チームを作る?あれ、逆?チームを作りながら勝つ?
というのは本当に難しいですね。まだまだこれから、頑張れリヴァプール!

今週はELのウディネーゼ戦がありますが、放送してくれるようなので楽しみです[グッド(上向き矢印)]
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