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PL30節 チェルシー × ウェストハム [チェルシー]

皆さま、こんばんは[わーい(嬉しい顔)]
今日の京都は、お天気いまひとつでしたが、良い休日を過ごされましたでしょうか?
遅くなりましたが、チェルシー戦お伝えします。

先日お伝えした、EL(ヨーロッパリーグ)も何とか勝ち抜き
準々決勝の対戦相手も決まりました。
ロシアのルビン・カザンとベスト4を賭けて戦います。
ただ、イングランドとロシアの移動距離を考えると~・・・・[たらーっ(汗)]
過密日程の中での長距離移動、選手のコンディション維持が大変です。
CL権獲得にFAカップ、ELと落とせないゲームが続きますが
まずは、週末に行われたウエストハムとのロンドンダービーを[わーい(嬉しい顔)]


CHELSEA (4-2-3-1)


デンバ・バ
モーゼス ('70 オスカル) マタ ('86 ミケル)  アザール
ランパード  ラミレス
アシュリー・コール  ルイス ('78 テリー)  ケーヒル  アスピリクエタ
ツェフ


WEST HAM (4-1-4-1)

キャロル
ジャーヴィス  オニール  コリソン  ヴァステ ('80 コール)
ディアメ ('46 テイラー)
オブライエン  コリンズ ('61 トムキンス)  リード  デメル
ヤースケライネン


match report


15節の対戦時では、先制点を奪いながらも3-1と逆転負けを喰らったチェルシーだったが、
今日はスタートから多くのチャンスを作り出し、早速試合を支配する。
アザール、マタの連係から最後はデンバ・バ、というのが一つの形になり
ウェストハムゴールを脅かす。6分には早くも最初の決定機がチェルシーに訪れる。
自陣でラミレスからパスを受けたランパードがワンタッチで前線のデンバ・バへ。
バがDFを置き去りにし、決定的な場面を迎えるが、これはキックミスで大きく枠を外してしまう。
開始早々の失点は免れたウェストハムだったが、ディフェンスラインの設定は低く
高い位置からはプレスにいかないため、チェルシーに深い位置まで侵入を許す場面が目立った。
攻撃ではFKのチャンスを得たものの、枠を捉えられず相手ゴールには近づけない。
先手を取ったのはやはりチェルシーだった。19分、敵陣内のゴール前で波状攻撃を展開。
アザールの上手く浮かしたボールに、ヘディングシュートを決めたのはランパードだった。
ランパードはこれでクラブ通算200ゴールを達成、ファンからは大きな声援と拍手が送られた。
追いかける展開のウェストハムのチャンスは22分。
自陣からオブライエンが前線へロングボールを入れると、
左サイドでジャーヴィスがゴールライン際まで持ち上がり、
折り返しのクロスにキャロルが胸トラップから見事なシュートを決め同点!・・・かに思われたが、
ルイスに対してのキャロルのファウルが取られ、得点にならず。
その後もウェストハムはカウンターで応戦するが、攻めきれずチャンスを作れない。
一方、チェルシーは自由にボールを回し、次々に攻撃を仕掛ける。
37分にはアスピリクエタからのクロスにモーゼスが、続く38分にはマタ、40分にはルイスが
次々とシュートを放つ。42分にはデンバ・バがこの日2度目の決定機を迎える。
だがGKヤースケライネンに左足でブロックされ、またしても得点チャンスを逃した。
前半は1-0で後半に折り返す。

後半もチェルシーのペースで試合は進み、50分にはスローインからの流れで追加点を奪う。
右サイドでマタとアザールの短いパス交換の連続から、アザールが中央にドリブルで切れ込み
飛び込んできたDFを余裕でかわし、そのまま左足でゴールへ叩き込んだ。
その直後にも、同じ右サイドで、マタ、アザール、アスピリクエタのパスワークから
最後はグランダーのクロスを中央でランパードがフィニッシュに持ち込むなど、
チェルシーの攻撃の度合いはさらに加速する。
敵陣内で悠々とパスを回し、ゴールチャンスを窺うチェルシーに対して
ウェストハムは何とか耐え凌ぎ、カウンターを仕掛ける。
55分には交代出場していたテイラーから
ボールを受けたキャロルがフィジカルでケーヒルを圧倒し
遠目からではあったがシュートまで持ち込んだ。
だが、これはツェフの正面でゴールは割れなかった。
その後も、完全にチェルシーが試合を支配し、何度もゴールチャンスを作る展開は続く。
76分には交代出場のオスカル、マタから最後はアザールがビッグチャンスを迎える。
しかし、これはオブライエンの体を張ったディフェンスに防がれ、追加点はならず。
ゲーム終盤の86分には、右サイドのオスカルからラストパスを中央で受けたランパードが
決定機を迎えるがこれは枠を大きく外れ、これも追加点には至らなかった。
結局その後スコアは動かず2-0で試合終了。
チェルシーのシュート数が合計24本だったことを考えれば、2得点は少々寂しい気がするが
ウェストハムにゴールは許さずの完勝だった。


CHELSEA 2-0 WEST HAM

( 2013.3.17 STAMFORD BRIDGE )


scorer


'19 ランパード
'50 アザール


感想です (^-^)

そうですね~、そこまで一方的でもなかったとは思いますが
やはり、チェルシーが圧倒していたといわざる得ないような試合でしたでしょうか。
ウェストハム、失点シーンはちょっと守備が緩かったかなあ、とは思いますが
あれだけ攻められて2点で済んだのは、逆にすごいかも。
GKのヤースケライネンがだいぶ頑張ってくれてましたね。
チェルシーの選手が決めきれなかったのもありますが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
それと、リヴァプールからレンタル移籍しているキャロルのパフォーマンスは良かったです。
リヴァプールにいる時はあまり自分から動かなかったけど、積極的に動き回って
自分が決めるんだっていう、決意みたいなモノも感じられましたし、
キャロルの高さを活かしたウェストハムのチームスタイルが、彼に合っているのでしょうね。

さて、チェルシーですが相手を圧倒するこういう試合、久々に見たような気がしました。
選手のコンディションはかなり良さそうでしたね。
特にアザールとマタが驚くくらいキレキレでした!
今日もアザールの個人技は冴えわたっておりましたです。
あの2人とオスカルはプレーのイメージが本当に近いし、共有できているんでしょうね。
デンバ・バともやりやすそうだったし(今日は、かなり外してましたが[あせあせ(飛び散る汗)]
完璧、ではなかったけれどチームの連係も攻撃に関しては良かったかなあと。
でも、やはり守備が微妙な気がするのも確かで
最終ライン(ルイスはどうかな?)と、今日で言うならラミレスは割と守備意識は高いですけど
前目の選手、特にマタはほとんどプレスにいかないし、(いくんだけど、途中でやめちゃう?)
結構みんなプレッシャーは緩いです[ふらふら]
この試合でも、誰もボールホルダーにプレッシャーかけないから
簡単にシュート撃たれた場面がありましたから。
前線からの守備連係が今後の課題じゃないかなあ・・・と勝手に一人で思ったりしています[あせあせ(飛び散る汗)]

トーレスですが、今日は出番はなく一度チラリと痛々しい姿が映っただけ
(ステアウア・ブカレスト戦で相手選手のスパイクが顔面に入りました)だったので
本日のトーレスコーナーはお休みということで・・・
ベニテスになって、デンバ・バが加入してからは(試合数も多いし)バと交代で試合に出てるので
今日はお休みだったようです。本人は毎試合出たいと思ってるでしょうけど・・・

チェルシー、次節はサウサンプトンとのアウェイゲームです。
その後、中一日(!?)でFAカップのユナイテッド戦があり、その週の木曜日には
ELルビン・カザン戦があり(これはホームみたいです)・・・[たらーっ(汗)]
代表戦に、リーグ戦、FAカップにEL、本当に大変ですが、良い結果を期待したいですね。

最後に、ランパード、クラブ通算200ゴールおめでとう \(^o^)/
本当に偉大な選手です。来シーズンもチェルシーにいてほしい、と思うばかりです。
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クラブW杯 準決勝 モンテレイ × チェルシー [チェルシー]

今週の木曜日、横浜へ行って参りました!
いや~、もう本当にテンション上がりまくりで楽しんできました[グッド(上向き矢印)]

何があるかわからない、というのがサッカーですし
チェルシーはプレミアでの不調、監督交代やCL敗退などいろいろありましたので
少々不安要素はありましたが、しっかり勝って決勝戦に駒を進めました。

FIFA Club World Cup Japan 2012 Semi-finals 2012.12.13 Thu

CF Monterrey (Mexico) 1-3 Chelsea FC (England)
 (北中米カリブ海代表)           (欧州代表)

チェルシー (4-2-3-1)

FW トーレス(78'モーゼス)
MF アザール オスカル マタ(73' フェレイラ)
   ルイス(62'ランパード) ミケル
DF  コール イヴァノヴィッチ ケーヒル アスピリクエタ
GK  ツェフ


モンテレイ (4-1-4-1)

FW デニグリス
MF デルガド(82'カレノ) カルドソ アジョビ コロナ
    メサ(ソリス)
DF  チャベス バサンタ ミエル ペレス(57'オソリオ)
GK  オロスコ

Scorer

17' マタ 46' トーレス 48' チャベス(O.G)
91' デニグリス

Match report

序盤から主導権を握ったチェルシーが、まずは17分にマタのゴールで先制する。
敵陣で、コールからのタテパスを受けたオスカルがヒールで流し、コールへリターン。
そこからエリア内の中央にグランダーのクロスを送ると
フリーだったマタが受け、ワントラップ入れてシュート。見事ゴールネットを揺らす。
その後もチェルシーがゲームを支配し、前半は0-1で終了。
後半開始早々、さらにゲームは動く。スタートから約20秒後、
モンテレイのクリアボールをアザールが拾い、そのまま左サイドを突破。
ゴールライン際からトーレスへマイナスのクロスを送ると、トーレスはシュートを選択。
おそらく枠は捉えていなかったが、相手DFに当たってゴールイン。チェルシーがリードを広げる。
さらにその2分後、再び左サイドでアザールがボールキープ、
後方から上がってきたトーレスにスイッチすると、そのままドリブルで持ち上がり逆サイドのマタへ。
マタがゴール前に入れた折り返しのクロスを、チャベスがオウンゴールしてしまいスコアは0-3に。
後半開始直後に立て続けに失点したモンテレイは、悪い流れを断ち切れない。
加えて完璧とは言いづらいが、チェルシーの組織だった固い守備に反撃の糸口が掴めず
体力を消耗し、ミスや精度を欠いたプレーが目立つようになってきた。
一方チェルシーは決勝戦を見据えてか、時間の経過と共に選手交代を行い主力をベンチに下げる。
モンテレイも残り10分を切ったあたりで交代カードを使い切るが、
依然として得点には結びつかない。
しかし、このまま終了かと思われたロスタイム。
集中を欠いたチェルシーの守備の隙を突いて、デニグリスがゴールを決め
モンテレイがようやく1点を返した。結局1-3で試合終了。
チェルシーがコリンチャンスとの決勝戦に進出、
モンテレイはアルアハリとの3位決定戦に臨むこととなった。


さて、感想です。
まず、少し驚いたのは話題にもなっていましたが、ルイスのボランチでの起用。
私が知る限り、彼がいつもより一列前でプレーした記憶はありません。
ただ、このゲームに関しては完璧とは言えませんがよく機能していたと思います。
ルイスの位置でボールをよく奪えていたし、
万が一抜かれても、後ろにわりと安定したコンビのイヴァノとケーヒルがいるので
守備に少々不安のあるルイスとケーヒルのコンビを使うよりも良かったのかもしれません。
それに加えてルイスは攻撃が好きですし、(張り切りすぎて前に上がり過ぎる場面も多々、
その際にミケルの横がガラ空きだったのは気になりましたが[たらーっ(汗)]
彼の馬力のある前への推進力と
長い距離を出せるスピードと威力のある楔のパスは攻撃に有効かと思います。

次にそれに関連しますが、以前よりも守備が良くなったと感じます。
このゲームでは高い位置からのプレスを徹底していました。
以前のチェルシーは、ほぼ全員がボールウォッチャーになりがちで相手に自由を与え
バイタルエリアに簡単に侵入を許す場面が目立ちました。
しかし、今回見た限りボールを奪うという意識が非常に高かったですし
深い位置まで入られてもしっかり寄せてブロックしていました。
あとはセットプレー時の守備も以前とは違うように感じます。
ベニテスになってから、守備面が一番変わったでしょうか。
しかし、最後の失点はここ近年のチェルシーの悪いクセですね。
点差がついて、ほぼ勝ちが決まって気が抜けていたのでしょう。
アッシュ(上の文章ではコールと記載しています)がボールホルダーに気を取られて
最初は付いていたデニグリスをフリーにしてしまい、カバーも遅かったですね。
場合によってはこういう一瞬の油断が命取りになりますから
決勝ではミスがないように気を引き締めてゲームに臨んでほしいですね。
おそらくコリンチャンスとの対戦では、今日と同じようにはいかないと思います。

そして、本当に普通の感想すぎて申し訳ないのですが
普段テレビで見ているよりも、何倍もどの選手のプレーもクオリティが高かったです。
実際に観ると、その技術の高さや上手さがものすごくよくわかって本当に面白かったです。
いつも、あれやこれや、いろいろ書いてて申し訳ない、ゴメン、と思ってしまいましたね[あせあせ(飛び散る汗)]
でも、これからも書きますけど(許してね!)
というわけで、最高の一日を過ごさせていただきました[ぴかぴか(新しい)]

さて、最後に☆本日のトーレスコーナー☆(久々ですね~)です

トップコンディションではありませんが、動きは良かったと思います。
先制点はゴール前にトーレスがいることで、相手DFを引き付けられて
(もちろんその要素だけではありませんが)マタがフリーになることができましたし
後半早々には相手DFに当たっての得点でしたが、ゴールもマークしました。
3点目の起点となった左サイドから、逆サイドのマタに右足で出したパスも最高でしたね。
前半と後半10~15分くらいまでは、わりととボールタッチも多くて攻撃に絡んでましたけど
その後は点差のついた試合展開ということもあってか、
あまり存在感がなかったのが残念でした。
欲を言えば、トーレスらしいズドン!!と、爽快なゴールを決めて欲しかったですが・・・
まあ、明日の決勝にとっておきましょうか。
(ちなみに決勝はお金と時間の都合上、家でテレビ観戦です[もうやだ~(悲しい顔)]
少し気になるのは、少し体重が増えたようにも見えますが気のせいかな。
動きにシャープさとスピードがいま一つ足りないような気がするのは、
もしかして、そういうのもあるのかな~なんて思ったり・・・
あとは、トーレスの望んでるプレーと周りの選手の描いているプレーが
まだ合ってないことが多いですかね。
アザール、オスカル、マタの2列目トリオは同じなんですけど
どうも、トーレスは少し違うように感じました。
そこがしっかり合ってくれば、相手にとってとてつもない脅威になるのでしょうね。
その日が来るのが一日も早ければ良いなあ、と思いつつ・・・。
ただ、チームメイトは本当にトーレスのことを考えてくれてると思います。
選手それぞれのプレーや、トーレスがゴールを決めた時のチームの様子を見ていれば
それは良くわかります。良い環境は整いつつある。
あとは本人も周りも、納得できるパフォーマンスと結果を出すだけ、ですね。
コリンチャンスとの決勝、楽しみです。

今回2階席で遠かったので、あまり写真は撮らなかったのですが
また後日、別の形で何枚か掲載できたら、と思います[わーい(嬉しい顔)]

DSC02531.JPG


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CL GS 第5節 ユヴェントス × チェルシー [チェルシー]

皆さま、おはようございます[わーい(嬉しい顔)] 寒くなりましたね!

CLもグループステージ第5節が行われ
その2日の間にチェルシーに起きたことを理解するのに少し時間がかかりました。
毎度のことながら、展開が早くて困ります[あせあせ(飛び散る汗)]

簡単に整理すると・・・

CLグループステージ第5節 vs ユヴェントス 3-0で敗戦。
これにより、ユーヴェと勝ち点差2で順位が入れ替わり3位に転落。
自力でのグループステージ突破が消滅。
最終節・ホームでのノアシェラン戦に勝利することを絶対条件とし
なおかつ、ユーヴェがシャフタールに敗れる、という結果で
勝ち抜けが可能という難しい状況に。
このグループEではシャフタールがすでに勝ち抜けを決めましたので、残る椅子はひとつ。
ユーヴェは次節、チェルシーの結果に関係なく引き分け以上で突破が決まるため
チェルシーにとっては非常に難しい状況となりました。

リーグ戦での成績不振(と、言っていいのかは謎)、ユーヴェ戦での敗戦を受け
クラブはロベルト・ディ・マッテオ監督を解任。
翌日にはラファエル・ベニテスの監督就任を発表。
ベニテスは選手たちと顔合わせをした後、本日から練習に合流する予定。

と、まあこんな感じです。
何から書けば良いのやら迷いましたが、今日はマッチレポートではなく
ユーヴェ戦についてと、解任されたディ・マッテオについて書いてみようと思います。


CL GS 第5節 ユヴェントス 3-0 チェルシー

ユヴェントス: FW クアリアレッラ (88’ ポグバ) ブチニッチ (82’ ジョヴィンコ)
         MF アサモア マルキージオ ビダル リヒトシュタイナー (67’ カセレス) 
            ピルロ
         DF キエッリー二 ボヌッチ バルザーリ
         GK ブッフォン  

チェルシー:  MF マタ オスカル アザール
            ラミレス ミケル (71’ トーレス) アスピリクエタ (59’ モーゼス)
         DF アッシュ ルイス ケーヒル イヴァノ
         GK ツェフ 

チェルシーはトーレスを外し、0トップのような形でスタート。
(前線は流動的で途中でアザールがトップに入る形になってました)
守備時はアスピリクエタが一列下がり5バック気味に。
この時点では、勝ち点1でも優位に立てるチェルシーは手堅く守備からのカウンタープラン。
一方ユーヴェは慎重ではありましたがスタートから前がかりに。
チェルシーの0トップ以外は予想通りの展開です。
チェルシーは開始早々から何度もピンチを迎えますが、ツェフの素晴らしいセーブで何とか切り抜け
ユーヴェに攻め込まれる時間は続くものの、ある程度プラン通りにゲームは進みます。
しかし38分、ピルロの放ったミドルシュートを前線でクアリアレッラがワンタッチで方向を変え
ゴールイン。ユーヴェに待望の先制点が入ります。
前半は1-0で折り返し、両チーム選手交代はなく後半開始を迎えます。

お互い戦い方は前半と変わりませんが、チェルシーはユーヴェに押し込まれる時間が長くなり
攻撃らしい攻撃ができず、相手ゴールに近づくことができません。
そしてアスピリクエタを下げ、モーゼスを投入し勝負に出た直後の61分、
ユーヴェに追加点を許してしまいます。
キエッリー二のタテに伸びるロングスローから左サイドでブチニッチが引き取ると
続いてアサモアがボールを受けながらエリア内に切り込み、中央にマイナスのクロス。
そこへ後方から上がってきたビダルがダイレクトで合わせシュート。
ブロックに入ったラミレスの足に当たり、方向が変わってゴールイン。
それまで1点差で耐えていたチェルシーの選手たちからは、
明らかに落胆の表情が見て取れました。そこからは保ってきた集中力も精神力も崩壊。
71分にミケルを下げ、トーレスを投入するもユーヴェのディフェンス陣に抑えられノーチャンス。
止めはロスタイムの91分、パスミスからボールを失い
途中出場のジョヴィンコにゴールを決められ3-0。なす術なく試合終了の時を迎えました。

このゲームで一番感じたことは、やはりチームの完成度の違いでした。
ユーヴェは戦い方が確立されていて、選手一人ひとりがしっかりとその役割をこなす。
それに対してチェルシーはチームとして、こういうサッカーをするという点があやふやなまま。
ただ、このゲームに対して、ディ・マッテオの立てたプランは決して間違いではなかったし
2点目の失点までは、良くないながらも選手たちは何とかそれをこなしていました。
しかし、プランが崩れた時の修正ができず、効果的な策も見出せなかった。
準備不足と変わりゆく状況に対応する能力が欠けていたと感じました。

まず守備からのカウンターというのはわかりますが、その守備が日頃からできていない。
元々、前線の3人は守備意識は高くないし、ゴール前に入って来られた時に
ディフェンスに入っているどの選手もボールウォッチャーになってしまい、
フリーの選手とスペースを作り過ぎ。それに気付いてカバーできる選手が誰もいない。
攻撃に関しては、トップを置かないことでのメリットがこのゲームにはありませんでした。
前線でポイントができないので、攻めが宙に浮いた感じでしたし
高さがないので、サイドからのクロスやセットプレーもチャンスに繋げられませんでした。
普段2列目でプレーしているマタ、オスカル、アザールは確かに得点能力は高いですが
それもトーレスが前線の中央にいてこそ、という部分も大きいのです。
それに加えて、苦境に立たされた時にチームをまとめられる選手の存在が見当たりません。
活路が見出せなくても、ワンチャンスで追いつけるし、追い越せるという
絶対的な自信を持った選手も今日はいませんでした。
とはいえ、マタ、オスカル、アザールのいずれか2人のコンビネーションから
少ない人数で崩せてしまうというのは悪くなかったです。
今日はおそらく前に人数はかけない、という約束ごとで難しい状況だったとは思いますが
ブッフォンを含め、ユーヴェの最終ラインを崩しきるには
もう少し後方からのサポートが欲しかったですね。
スピード、ドリブル、フェイント、切り返しの技術など、個人技は素晴らしいですから
今後それをチームとして存分に生かせるようなアイディアが出てくれば
難しい相手との対戦でも、よりゴールに近づけると思います。

ユーヴェのサッカーは以前も書きましたが、エネルギーに溢れダイナミック。
とにかく前を向いた状態で、パスが良いテンポで繋がります。
もちろんリスクはありますが、そこへ後ろから人がどんどん上がってくる。
ショートパスだけではなくて、抜群のタイミングで一本ロングボールを入れてきたり
セットプレーも引き出しは多いし、スローインもうまく使う。
後半は疲労からかミスや精度を欠いた雑なプレーも見られましたが
それでも3得点、無失点での勝利です。完勝と言って良いでしょう。

勝ち抜けの条件を考えると、どう考えてもユーヴェに有利です。
しかし、最後までわからないのがサッカーでもある。
チェルシーの選手たちにはとにかく、可能性がある限り諦めず戦ってほしいと思います。
どちらかしか決勝トーナメントに進めないなんて・・・残念でなりませんね。


さて、解任されたディ・マッテオ。
昨シーズンは同じく解任されたヴィラス・ボアスの後を継ぎ、暫定監督としてでしたが
チームを見事にヨーロッパの頂点に導きました。
正式に監督となった今季、プレミアではシーズン当初はチームも好調で首位をキープしていましたが
ここへきて少々失速し、現在、順位は3位に。
とはいえ、はっきり言って普通なら解任されるような成績ではありません。
現在のチェルシーというクラブだからこそ、の解任劇です。
確かにディ・マッテオはまだ若く、監督としてのキャリアもこれから。
ビッグクラブを率いるのに、今はまだ足りない部分も多かったでしょう。
先ほど書いたように、CLではグループステージ敗退の危機にも直面しています。
サッカーの世界では、短期間で成績不振を理由に監督を解任する事態はよくあること。
チェルシーというクラブの現在の方針からしてみても、不思議はありません。
しかし、今回だけは酷すぎる気がします。
ディ・マッテオ解任からベニテスの就任発表が翌日だったことを考えると
成績不振になる前から、クラブがベニテスに接触していた可能性は高く
以前から決まりつつあったことで、タイミングだけの問題だったような気がします。
(もちろんこれは私の個人的見解であって本当のところはわかりません)
ただそう考えると、クラブのために尽くしてきたであろうディ・マッテオが気の毒でなりません。
さらに言うなら、ベニテスは今季終了時までの指揮という契約とのことですが
そこにも何か、クラブの本来の意図があるような気がしてなりません。
そこはいずれ、時期がくれば明確になるでしょう。

ディ・マッテオは派手さはないですが、今後が楽しみな監督だったことは間違いないと思います。
私は好きでした。クラブW杯で来日することを楽しみにしていたのですが・・・
監督という職業自体、大変な仕事で、さらにチェルシーというクラブを率いるというのは
大きな名誉と同時に恐ろしいプレッシャーとの戦いでもあります。
もう少し時間を与えてあげられれば・・・と、残念でなりません。
お疲れ様でした、としか言えませんが、今後の活躍に期待したいですね。
さて、ベニテス。お手並み拝見といきましょうか。
楽しみ、というよりは彼がチェルシーというクラブで、どう指揮を執るのかが大変興味深いですね。
問題点は山積みですよ!
とにもかくにも、チェルシー再出発です。

最後に私事で恐縮ですが、秋から始めたチャレンジに時間を費やす日々で
ブログの更新が週イチペースになってしまっていますが、
いつもご訪問いただき本当にありがとうございます。
成果が出るのも、皆様にご報告できるのもまだまだ先になりそうですが
地道に頑張りたいと思います。

この週末、チェルシーはシティとの大一番、
リヴァプールはロジャーズの古巣スウォンジーとの対戦です。
ベニテスのプレミア復帰・チェルシーでの初陣に
リヴァプールは今季リーグカップですでに対戦し、完敗した古巣相手に
ロジャーズがどのような采配を見せるのか楽しみな週末になりそうです。
おっと、リヴァプールのヤングボーイズ戦どうなったんだろ!?
今から観ようと思います[わーい(嬉しい顔)]
それでは皆さま、良い連休をお過ごし下さい!

PL10節 スウォンジー × チェルシー [チェルシー]

皆様お久しぶりです[わーい(嬉しい顔)]
このところ、何だかバタバタで更新が滞っております[あせあせ(飛び散る汗)]
体調は肋骨の痛みを除けば、ほぼ問題なく何とか元気になりました[グッド(上向き矢印)]
ご心配頂きありがとうございました!

さあて~、私の更新が滞っている間も、各国リーグの熱い戦いはもちろん継続中。
気が付けばチェルシーは首位陥落[ふらふら]
ユナイテッドに勝ち点差1で抜かれてしまい、現在2位。
お伝え出来なかった、ここ最近の戦いを簡単におさらいしておくと・・・

10/28 PL第9節 (H) vs ユナイテッド 2-3 

ゲーム開始早々の失点から前半12分までに2点をリードされる苦しい展開。
しかし、44分にマタ、53分にラミレスのゴールで追いつき
さあ、これから、というところで62分、イヴァノが決定機を阻止したという判定で一発退場。
さらに69分、トーレスがシュミレーションをとられ、この日2枚目のイエローで退場してしまいます。
9人での戦いになったその後、チチャリートにゴールを決められ、勝ち越しを許し敗戦。
この決勝点、実際はオフサイドでしたが判定が覆るはずもなく、今シーズン、プレミア初黒星に。

10/31 リーグカップ4回戦 (H) vs ユナイテッド 5-4 

プレミアでの対戦から中2日、両チーム共にかなりメンバーを入れ替えての一戦。
3度ユナイテッドにリードされるも追いつき、延長戦の末、勝利。
(このゲームでイヴァノとトーレスの出場停止は消化されました)

とまあ、そんなこんな、ユナイテッドといろいろあった一週間でしたね[あせあせ(飛び散る汗)]
さて、気を取り直して・・・PL第10節はスウォンジーとのアウェイゲームとなりました。

ホーム・スウォンジーのスタメンは前線にミチュ。
中盤2列目にラウトリッジ、デ・グズマン、エルナンデス。
ボランチにキ・ソンヨン、ブリトン。
最終ラインはデイヴィス、ウィリアムズ、モンク、ランヘル。GKトレンメル。

アウェイ・チェルシーのスタメンは前線にトーレス。
中盤2列目にアザール、オスカル、モーゼス。
ボランチは今回はミケルとロメウ。
最終ラインはアッシュ、ケーヒル、イヴァノ、アスピリクエタ。GKツェフ。
マタとルイスは怪我らしく欠場。状態が気になりますね。
テリーはこの試合までが出場停止です。

チェルシーが積極的に前に出るスタートでしたが、徐々にホームのスウォンジーペースに。
スウォンジーは素早い攻めというよりは、ボールポゼッションに重きを置き
チェルシー陣内でテンポ良く、グランダーのパスを繋いでチャンスを作ります。
高い位置から前線、2列目の選手がボールを奪う意識も高く
攻守に渡って選手間の意思統一がされていてチームに一体感を感じることが出来ました。
チェルシーのCBはスピードに弱いので、そこもしっかり狙って
ディフェンスラインの背後のスペースに面白いボールを入れていました。
一方チェルシーはユナイテッドとの2連戦の疲労のせいか
チーム全体にあまり動きが見られません。
ボールをもらう動き、相手を引き出す動きが少なく、止まってしまっているような感じでした。
こういう時にマタがいると、いろんなところに顔を出してボールを受け
ドリブルや周りの選手をうまく使って、チーム全体を活性化することができるのですが
今日はそういった動きがどの選手にも見受けられません。
それに加え、今日のメンバー、フォーメーションはほぼ初めてに近い組み合わせ。
攻守に共に連係がよくありません。危ないミスも何度かありました。
しかし前半は両チーム得点はなく0-0で後半へ。

後半からチェルシーはロメウに代えてラミレスを投入しました。
チームの連係が上手くいかないチェルシーは
アザールを中心に個人技での打開に傾いてきました。
すると61分CKを獲得。オスカルからのボールに、エリア内でまずはケーヒルが頭で合わせ
さらにはモーゼスがヘッドで角度を変えゴールイン。
サッカーの内容としては、はるかにスウォンジーが上でしたが
先制点は良くなかった方のチェルシーに入りました。
追いつきたいスウォンジーは選手交代を行いつつも、焦らず自分たちのサッカーを続けます。
時間が経過してもパワープレーに出ず、相手陣内で丁寧にパスを繋ぎチャンスを窺います。
そして迎えた88分、スウォンジーは左サイドからエルナンデスが中へ切り込み
交代出場していたエリア内のシュクターへ。
シュクターのトラップが前に出たところをアスピりクエタが先に触りはするものの
こぼれ球を再びエルナンデスが拾ってシュート。これが見事に決まり同点に。
ロスタイムは4分。お互い攻め合いますが、両チームとも得点には至らず1-1で試合終了。
チェルシーは勝利目前での悔しいドロー、スウォンジーは価値ある勝ち点1を手にしました。

まずスウォンジーの印象ですが、内容は良かったと思います。
チームの目指すサッカーがどの選手にも浸透していて、ミスも少なくまとまりがありました。
スウォンジーといえば、現在リヴァプールの監督であるロジャーズが過去2シーズン指揮を執り
プレミアに昇格した昨シーズンは魅力的なパスサッカーで11位と好成績を残しました。
今季は主力選手も何人かは移籍したようですが、そのスタイルは受け継ぎつつも
新指揮官であるミカエル・ラウドルップ監督が
自ら選んだ新戦力と共に新たなスタイルを築きつつあるようです。
ポゼッションを重視し、丁寧にグランダーのパスを繋ぐサッカー。
もちろんサイドからのクロスなんかもあるのですが、縦への人とボールの動き
ボールの出しどころと受け手のポジショニングがすごく面白いなと思いました。
フィニッシュの質がもっと上がれば、さらに可能性は感じます。
今後、ちょっと気にして見てみたいなあと思うチームですね。
中でもミチュという選手は良かった。楽しみな選手、見つけた!って感じです[るんるん]

さて一方チェルシーですが、とにかく疲労感が強かったですね。
ホント運動量が少なかったし、リズムが掴めないので選手たちもイライラしていました。
元気だったのは出場停止で休養したイヴァノくらいでしたかねー[たらーっ(汗)]
あとは、やはり最終ラインとボランチ、ボランチと2列目、両サイドの関係性も
新加入選手+あまりない組み合わせだったので、
そのあたりの連係が上手くいってなかったですね。
個人的にはモーゼスとオスカルは残しといて欲しかったのと
(それぞれスタリッジ、バートランドと交代)
ベンチにマリンが入っていたので見たかったなあ・・・と。(あっ、この3選手の同時要望は無理?)
ん~、シャフタールに負けてからちょっとチームのリズムが良くない気がしますね。
次の試合、そのシャフタールとの大切なゲームなんだけど・・・大丈夫かな、と少々心配です。
とりあえず、出場するのかはわかりませんが
DFライン、チームをまとめるという意味でもテリー、
そして攻撃のキーマンとして大きな役割を担うマタが不可欠だと思います。

さて、☆本日のトーレスコーナー☆ですが・・・

今日は先発フル出場でしたが、ゴールはありませんでした。
前半にCKからヘディングで合わせた面白いシーンがありましたが、
あとはあまり目立ったプレーはなかったでしょうか。
とは言っても、悪いわけではなく、コンディションは間違いなくいいですし、
一つひとつのプレーは良かったとは思います。
今日はチーム全体として、良くなかった部分も大きかったのでちょっと仕方ないかな・・・
と思うことにしておきましょう。
最近のトーレス、何かとても表現しにくい状態です。もう少し、しっかり研究してみます!

最後に全く関係ないことなのですが、ずっと長年愛用してきたPCが買い替え時を迎え
先日、新たにPCを購入したのですが、キーボードの間隔が以前より広いので慣れません[あせあせ(飛び散る汗)]
結構スカってます(笑)
リズムを掴めず決定機を逃すかのごとく、入力に苦労して今回の記事を書きました。
慣れるまで、少しかかりそうです[たらーっ(汗)]
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PL8節 トッテナム × チェルシー [チェルシー]

こんにちは[わーい(嬉しい顔)]
インターナショナルマッチウィークでリーグ戦はお休みでしたが
今週から再開です!

PL第8節、チェルシーはアウェイでスパーズとの対戦となりました。
スパーズと言えば、チェルシーで昨シーズン途中まで指揮を執っていた
アンドレ・ヴィラス・ボアスが率いるチーム。
そういった面からも大変注目されたゲーム、私も楽しみにしていました[グッド(上向き矢印)]

ホーム・スパーズのスタメンは前線にデフォー。
中盤2列目にデンプシー、シグルドソン、レノン。
ボランチはサンドロとハドルストーン。
最終ラインはヴェルトンゲン、コーカー、ギャラス、ウォーカー。GKフリーデル。
開幕当初は少し躓いたかに見えましたが
リーグ4連勝中、順位も5位と調子は上がってきているようです。
しかし、今日はキーマンのデンベレ、ベイルが欠場でベストメンバーではなかったのが少々残念。

対するアウェイ・チェルシーのスタメンは前線にトーレス。
中盤2列目にアザール、オスカル、マタ。
ボランチはラミレスとミケル。
最終ラインはアッシュ、ルイス、ケーヒル、イヴァノ。GKツェフ。
チームは開幕からここまで無敗、順位も首位と好調を維持しております。
テリーはアントン・ファーディナンドに対し人種差別発言をしたとされる件で
4試合の出場停止処分となりこのゲームから欠場です。

開始直後はチェルシーがまずは最終ラインとボランチでゆっくりボールを回し
自分たちのリズムでゲームをスタートさせようという立ち上がり。
しかし3分、スパーズはFKを獲得。シグルドソンからゴール前に面白いボールが入り
ゴールには至りませんでしたが、まずはスパーズがチャンスを作りました。
その後、スパーズの高い位置からの早くて粘り強いプレスを受けながらも
チェルシーがボールポゼッションを高め、徐々にペースを掴み始めます。
すると17分、チェルシーはCKを獲得。
アザールの入れたボールはギャラスにヘディングで対応されるものの
そのクリアボールをケーヒルがダイレクトで叩き込みゴール。
チェルシーが先制点を奪いました。
スパーズは中盤のセンターからあまり効果的なボールが供給されず
マイボールになっても早い攻めになりにくい印象でした。
ワンタッチでパスも繋げるのですが、ここ、というところで選手間の意思疎通がうまくいきません。
レノンのドリブルなどから何度かチャンスはあったのですが、ゴールを割れず前半は0-1で終了。

後半開始早々スコアは動きました。
47分、スパーズは相手陣内・右サイドでFKを獲得。
ハドルストーンのキックがゴール前、ファーに流れたところに
詰めていたヴェルトンゲンが中へ折り返し、最後はギャラスがヘディングで押し込みゴール。
これでタイスコアです。
同点に追いつき、勢いのついたスパーズはさらに54分、レノンの仕掛けから
デフォーがダイレクトで合わせゴールネットを揺らし2-1と勝ち越します。
このまま完全に自分たちのペースに持っていきたいスパーズでしたが
66分、チェルシーに追いつかれます。
マタが自陣からドリブルで持ち上がり、右サイドのオスカルへ。
オスカルがゴール前に入れたクロスを再びギャラスがクリアするも
それをマタに拾われゴール右隅へと流し込まれます。これでゲームは再び振り出しに。
更にその3分後、アザールからのスルーパスにマタが抜け出し
完璧なシュートで見事ゴールを決め、チェルシーは逆転に成功です。
スパーズは73分にデンプシーに代えて投入したアデバヨールをポイントにし
何とか追いつこうとしますが、なかなか得点するに至りません。
そして迎えたロスタイムの91分、マタが相手陣内の深いところで
ウォーカーからボールを奪うと最後はオスカルと交代で途中出場していたスタリッジが
合わせるだけのゴールを決め2-4に。そしてそのまま試合終了。
チェルシーはこれでリーグ4連勝、(公式戦では6連勝)首位をキープです。
逆にスパーズは連勝は4でストップ、悔しい敗戦となりました。

スパーズですが、まずはフルメンバーではなかったことが残念でした。
今季は中盤の核だったモドリッチが移籍してしまって、そこからの展開力が
低下している印象はありましたが、デンベレもゲームメイクの力はありますし得点力もある。
ベイルの驚異的なスタミナとスピード溢れる突破力は言うまでもなく
逆サイドのレノンと合わせて対戦相手にとっては本当にやっかいな存在です。
その2人がいなかったのは、スパーズとしても見ているほうとしても、物足りなかったかなと。
他にパーカーやアス・エコトも離脱してますし。
あとは攻撃のテンポが良くなかったですかね。小さいミスやメンタルのコントロールができず
そういったところからリズムを崩したりしていたのがもったいなかったです。
でも、ボアスのサッカー、スパーズではいいんじゃないでしょうか。
今日はいい結果は出ませんでしたが、何となくそう感じました。

一方、絶好調といっても過言ではないチェルシーですが、少し怖いくらいですね。
圧倒的な強さというのは感じませんし
ドログバのような、絶対的で強烈な個性のかたまりのような選手がいるわけでもない。
確かに個人の能力はすごくハイレベルなんですが
個の力が出すぎず、組織的にうまくマッチしているここまでの印象です。
今日、中盤の2列目の選手とトーレスがうまく融合するシーンが多くあって
こういうのが増えて今以上に関係性が深くなれば、さらに面白くなると思います。
あと、日本との親善試合でも良かったですけど、最近ラミレスがいいなと。
昨シーズン、選手が選ぶベストプレイヤーに選出されていたんですけど
その時はピンとこなかったのですが(←私の見る目がまだまだですね[あせあせ(飛び散る汗)]
何かそれがわかってきた気がします。(ちなみにファン選考はマタ)
器用で柔軟性があり、攻守においてハードワークできて
チームに貢献できるとても良い選手だと思います。
逆に今日残念だったのは、先制点を取った後少し気が緩んだのかミスが増えたこと。
後半立ち上がりに立て続けに失点したのも反省点です。
特にルイスのぼんやり?
(ボールだけ見すぎて後ろから斜めに走りこんできたデフォーを全く見ていなかった)
にはちょっと引きましたね[たらーっ(汗)](後から見たらちょっと面白かったけど)あれは危なかったよ!
あとルイスはヘディングで頭ふりすぎるから、ちょっとケガも気をつけて欲しいですね。

さて、☆本日のトーレスコーナー☆です。

今日ゴールはなかったですけど、動きは良かったと思います。
ボール一個分、あっ、入った!!って錯覚するようなシュートがあり、あれは残念でした
トーレスと言えばやはりゴールがないと、やいやい言われるのですが(私も言いますね)
最近ちょっと思ったのは、確かにゴールを獲ることが彼の最大の使命だとは思うんです。
でも完全に復調していないとはいえ、トーレスが前線にいることで相手DFを引き付けることができるし
それによって、2列目の選手がわりと自由に動けて得点できてるんじゃ??と。
そういう意味ではチームへの貢献度は高いのかなと。
それがディ・マッテオやトーレス本人が本来意図していることではないとは思いますが
現段階ではそういうふうにも感じ取れます。
ただ先ほども書いたのですが
この試合で2列目の3人といい感じで混ざり合った場面が何度か見れたので、
そこがもっと進化していけば、また新たな力を発揮できるかもしれません。

さて、チェルシーは今週ミッドウィークにCL・グループステージの第3節を
敵地でシャフタールと戦います。
そして、プレミアでの次節の対戦ですが~ホームにユナイテッドを迎えての一戦です!!
これも本当に楽しみです[わーい(嬉しい顔)]
いいゲーム期待したいと思います。
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PL7節 チェルシー × ノリッチ [チェルシー]

皆さまこんばんは!
3日前でしたか、ウチの桜の葉が黄色く色づき始めました[わーい(嬉しい顔)]
秋、ですね~[ぴかぴか(新しい)]
体調ですが一気に回復してくれず少し焦りもありますが、早く治るよう地道に努力しております[あせあせ(飛び散る汗)]
ご心配頂きありがとうございます!!
さて、またまた遅くなりましたがチェルシー戦をお伝えします。

今シーズンは多くの若い新戦力も加わり
ディ・マッテオ監督の下で新しいチーム作りをスタートさせたチェルシーですが
現在のところ好調を維持しております。
第7節はホームに今季まだ勝利のないノリッチを迎えての一戦となりました。

ホーム・チェルシーのスタメンはトップにトーレス。
中盤2列目にアザール、オスカル、マタ。
ボランチに今日はミケルとランパード。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。

アウェイ・ノリッチのスタメンは前線はホルトとフーラハン。
中盤はジョンソン、テッティ、ハウソン、E.ベネット。
最終ラインはガリード、バソング、バーネット、R.マーティン。GKラディ。
選手のコンディションもあったのか前節のリヴァプール戦とは5人も入れ替えてきました。

ゲームは立ち上がりからチェルシーが主導権を握り
開始から10分までは一方的に攻め込む展開となりました。
その流れからチェルシーが得点するのも時間の問題かと思われたのですが
先制したのは押し込まれていたノリッチ。
11分、チェルシー陣内でFKの流れから左サイドでフーラハンがオスカルを抜き去り
ゴール前・逆サイドへクロス。
バーネットがヘッドで落とし、そこへ中央でフリーだったホルトが合わせゴール。
チェルシーは少し油断していたのでしょうか、あっさり失点してしまいます。
ノリッチが先行したことで面白くなるかと思いましたが14分、
チェルシーは相手陣内・右サイド、マタから下げてイヴァノがダイレクトでゴール前にクロス。
それにトーレスが上手く相手DFの前に入り込みヘッドで合わせ同点ゴールを決め
あっという間にゲームは振り出しに。ノリッチのリードは3分とわずかな時間でした。
さらに22分、マタからのクロスを相手DFがクリア、
そのボールをオスカルがヘディングで繋ぐとトーレスが胸トラップからオーバーへッド。
しかしこれはブロックされゴールには至りませんでしたが
こぼれたところを最後はランパードが地面に叩きつける上手いシュートでゴールを決め
チェルシーが2-1と勝ち越します。そして31分にさらにスコアは動きます。
ノリッチのCKからチェルシーがカウンターを仕掛け、マタが自陣から自らドリブルで持ち上がり
DFラインの背後のスペースへスルーパス。
そこへアザールが抜け出し確実にゴールを決めこれで3-1。
前半だけで完全にチェルシーが試合をほぼ決めてしまうような展開になりました。

後半もチェルシーペースのゲームが続きます。
スコアも2点リードしているし、ノリッチの選手たちが激しくこないこともあり
チェルシーはラクな試合展開、無理はせず追加点を狙います。
何度か得点チャンスはありましたが、ノリッチも最後のところは何とか守りスコアは動かず
しばらくは3-1のままゲームは推移します。
チェルシーは67分に少し足を痛めたのかランパードがベンチに下がりラミレスを投入。
またノリッチもその直後にジョンソンに代えてピルキントンをピッチに送り出しました。
これで何か動くかも、とここで現地からの回線が・・・[たらーっ(汗)]
約5分間映像が中断され復旧した時にはスコアが4-1になっていました[あせあせ(飛び散る汗)]
どうやら映像が途絶えた直後、マタのアシストでイヴァノがゴール決めたようでした。
さすがに3点差になりノリッチの選手たちも気落ちしたのか残り20分間は
チェルシーがやりたい放題、ノリッチ陣内で自由にプレーし続けます。
結局追加点は奪えなかったものの
新加入のアスピリクエタや出場機会が少ないロメウなども交代出場させ
余裕の試合運びで4-1で試合終了。
チェルシーはこれでプレミアは3連勝、首位もがっちりキープです。
一方ノリッチは連敗となりました。

まず、ノリッチですが前節とメンバーをかなり入れ替えて臨んだようでしたが
チーム全体の印象としてはリヴァプール戦とあまり変わりませんでした。
元々、私の中では荒さや激しさが無いクリーンなサッカーのイメージが強いノリッチですが
昨シーズンはそんな中にもエネルギーというか力強さはあったと思います。
今季は何だか消極的でどことなく元気がないですね。
ホルトが一人、前線で頑張っているように感じました。
チェルシーの守備が軽かったのはありますが
先制点のシーンなんかはすごくいい形で得点できていたので決して悪くないと思うのですが
何か問題があるのか、チーム作りがうまくいっていないのでしょうか?
守備面ではリヴァプール戦でもそうでしたが
かなり深い位置までチェルシーに自由にボールを持たせていたのが気になりました。
プレッシャーを激しくかけるわけでもなく、パスコースを限定するわけでもなく
ただ前にいるだけでボールを奪おうという意思が全く感じられませんでした。
結果ズルズルと下がって押し込まれ、狭いスペースでもパスを回されていましたし
例えばここでしっかりボールキープできていたら、とか
視野を広く持てていたら失点しなかったのに、というようなのが多かったですね。
今シーズンは難しいスタートになっているようです。

そしてチェルシーですが、油断して先制点を許したのはいただけませんが
その後の試合運びはまずまずだったでしょうか。
しかしあの失点シーンは守備意識が軽すぎでしたね。
オスカルは簡単に抜かれすぎ、アッシュはテリーがいるのにセンターに寄りすぎで
バーネットをフリーにしてたし、ミケルもホルトをフリーにしてたし
アザールもカバーできそうだったのに、う~ん、集中してほしかったですねぇ。
まさか入らないだろう的な感じだったと思いますけど、油断は禁物です!
ただ相手がプッシャーも当たりも球際も激しくこなかったのでラクだったとは思いますが
そういった展開で相手に追加点を与えたり
中だるみせずしっかりゲームを締めくくれたのは良かったと思います。
あと、アーセナル戦で気になったゴール前の守備ですがこのゲームでもやはり人にはつかず
スペースを消す守備をやっていましたね。
どちらもメリット、デメリットがあると思いますが、今シーズンはこれでいくのかなぁ?
相手チームに決定力のあるFWがいた場合しっかり付いておかないと怖い気もしますが・・・[たらーっ(汗)]
まあ、ちょっと様子を見ていきましょうか。

さて~☆本日のトーレスコーナー☆です

今日は同点ゴールを決め、2点目にも絡みまあまあの結果でしたでしょうか。
他にも決定機が2度ほどあったんですが、これは惜しくも得点に至らず。
欲を言えば、というかトーレスなら決めて欲しかった~という感じでしたけど
まあ、失点しまいと相手も必死ですからそう簡単ではないですかね。
試合展開もあったと思いますが後半は少し消えてたかなあ・・・少し残念。
チェルシーは現在、マタ・アザール・オスカル・ランパード、あと意外にイヴァノなど
全体的に得点できる選手が多いので特別トーレスだけが、というのではない感じです。
ただ本人はもっとゴールは決めたいでしょうし、見ている方もそれは毎試合期待してしまいます。
所属している選手の特性やチームのカラー、監督の目指すサッカーなど
いろんな要素が絡んでくるのでなかなか難しいですね。
でもまだシーズンはスタートしたばかり、今後も期待したいです。

今週はインターナショナルマッチウィークでプレミアも一週お休みです。
日本代表もフランス・ブラジルと対戦しますね!楽しみです。
そしてチェルシーの次節の対戦相手なんですが・・・
なんと~ヴィラス・ボアス率いるスパーズとのアウェイゲーム!!
これは、もう、本当に注目の一戦。めちゃくちゃ楽しみです[わーい(嬉しい顔)]
スパーズもスタートは少し躓きましたが、徐々に調子を上げてきてますし
(ユナイテッドにオールド・トラッフォードで勝つなんて、スゴイ!)
いや~本当に楽しみです!!
すごい試合になりそうな気がムンムンします[グッド(上向き矢印)]期待したいと思います!
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PL6節 アーセナル × チェルシー [チェルシー]

皆さんこんにちは。お久しぶりです。
実は今月の中旬から引いていた風邪をこじらせてまあまあ大変なことになっております[もうやだ~(悲しい顔)]
先週がピークだったらしくレポートを1週書くことが出来ませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]
たくさんのご訪問頂いていたのに申し訳ありません。
特にリヴァプールはユナイテッドとの大切なナショナルダービーだったのに
お伝えできなくて残念です。
今日は何とかいけそうなので書いてみます。

さてチェルシーですが、お伝えできなかった前節はホームでストークに1-0で勝利
ミッドウィークに行われたリーグカップでもウルヴスに6-0と大勝し
今のところ経過は順調、プレミアではここまで4勝1分け負けナシで首位に立っております。
今日はアウェイでのアーセナル戦となりました。
アーセナルも2勝3分けとここまで負けがありません。

ホーム・アーセナルのスタメンは前線にジェルヴィーニョ
中盤2列目に左からポドルスキ、カソルラ、ラムジー。
ボランチにアルテタとディアビ。
最終ラインはギブス、ヴェルメーレン、コシールニー、ジェンキンソン。GKマンノーネ。

アウェイ・チェルシーのスタメンはトップにトーレス
中盤2列目にアザール、オスカル、マタ。
ボランチはミケルとラミレス。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。

試合開始からアーセナルは高い位置でプレスを行い前へ出る積極的なスタート。
一方チェルシーもディフェンスのバランスは取りながらも
マタ、アザール、オスカルを中心に攻撃を仕掛け
序盤から激しい主導権争いが繰り広げられスピード感あふれる展開の早いゲームとなりました。
どちらかの時間、というのはあまりなく両チームともすごい運動量で攻め合います。
先手を取ったのはチェルシー。20分、相手陣内でFKを得るとマタのキックから
ゴール前でディフェンスに付かれながらもトーレスがダイレクトで合わせゴール!
結構難しい体勢だったのですが、やはりこういう感覚は抜群、というゴールでした。
このまま0-1のリードで前半を終えたいチェルシーでしたがアーセナルが追いつきます。
43分、アーセナルは17分に負傷のディアビに代わり途中出場していたチェンバレンが
右サイドからエリア内中央のジェルヴィーニョへグランダーのクロスを入れると
ゴールを背にボールを収めたジェルヴィーニョが反転してシュート。
これがゴールネットに突き刺さり同点に。1-1で後半へ折り返します。

後半開始からアーセナルがやや押し気味にゲームを進め
左サイドからポドルスキがうまくゴール前に抜け出し良い形でチャンスを作り始めます。
アーセナルが少し流れを掴みそうになったかと思いきや53分
チェルシーはトーレスのドリブルでの仕掛けから再び相手陣内でFKを獲得。
マタが入れたボールがゴール前に抜け
最後はクリアしようとしたコシールニーの足にかすかに触りゴールイン。
再びセットプレーから得点したチェルシーがリードします。
まずは追いつきたいアーセナルでしたが今日のチェルシーは前半から
最終ラインはあまり目立たないほど中盤がかなりのハードワーク。
マイボールにして攻め始めても奪い返されなかなかチャンスが作れません。
それプラス前半からかなりハイペースな試合運びだったので時間の経過と共に
疲れが出てきたのか運動量が減ってきました。
チェルシーはもちろん1点リードでは不十分ですから追加点は狙いにいきつつも
無理はせずマイボールになった時は攻撃する過程でうまく時間を使っていきます。
アーセナルは66分にラムジーをウォルコット
ポドルスキをジルーに代えて早めに交代枠を使いきります。
チェルシーは73分に運動量の落ちたオスカルをモーゼスに代え
その後は負傷があったかルイスをケーヒル、マタをバートランド、と攻撃しながらも
守備的な戦いにスイッチしゲームを締めにかかりました。
アーセナルはロスタイムに相手陣内でカソルラ→チェンバレンと繋ぎ
DFラインのウラのスペースにジルーが抜け出しビッグチャンスを迎えますが
これは惜しくもサイドネットで得点ならず。1-2で試合終了、チェルシーが勝利を収めました。

アーセナルのホームで難しいゲームでしたがチェルシーはよく勝ちきったと思います。
モーゼスがまだ馴染んでない感ありますけど
オスカルもCLのユーヴェ戦以来、問題なくフィットしてきていますし
今日の中盤のハードワークは結構すごかったですね。
マタがいるとやはりボールが良く動きますし、2列目の3人の連係は
一旦スイッチが入ったらめちゃくちゃ早いんです。観てて面白いですね。
あとラミレスのボランチも良かったですね。攻守に効いていたと思います。
ボアスの時はこの位置で起用されてたから一列後ろの方が良いのかな?
全体的に細かいミスはありましたが、相手の守備をなかなか崩せなかった中で
少ないチャンス(セットプレー)にしっかり得点できたのは良かったと思います。
ただ、解説の渡邉一平さんが仰ってましたがこの試合だけのアーセナル対策なのか
ゴール前での最終ラインの守備がボールホルダーには一人いくけど寄せが甘いし
他の選手は人をマークせずスペースをケアするディフェンスを徹底していました。
確かにアーセナルに少しでもスペースを与えてゴール前で細かく早いパスを入れられるより
サイドからクロスを入れてもらった方がチェルシーのDF陣は高さと強さはあるので
対応しやすかったのかもしれません。
ただ高めのあまりスピードのないクロスなら問題ないかもしれませんが
グランダーとか低めの早いクロスだとちょっと怖いし(実際そのパターンで失点してましたし)
渡邉さんが言われてたのはリフレクションした時にGKが対応しにくいので
そういったマイナス面はあるようです。
あと、個人的にミケルとルイスの守備は大丈夫なんだろうか、と少々不安が残りました[たらーっ(汗)]
チェルシーのDF面は気になっているのでまた気をつけて見ていきたいと思います。

さて~☆本日のトーレスコーナー☆です

今日は先制点を素晴らしいボレーで決め、決勝点に繋がるきっかけとなるプレーもありました。
動きに切れがあって前半は特に良かったです。
彼はやっぱりゴール前でいいボールもらってドン、っていうタイプなんですかね。
2列目の3人とはいい関係を築けそうな印象は受けますし
まだまだ完全復活とはいきませんが少しずつ自分を取り戻しているのかもしれません。
ただ90分の中でそのスタイルに波があるというか
質の高いプレーを見せていたかと思うと急に雑になったり、最初からファウルに頼ったりと
良くない時の顔が時々ちらほら見え隠れするのは気になります。
あと前線からの守備意識が高いのはいいのですが後ろからのタックルにはヒヤヒヤします[あせあせ(飛び散る汗)]
まあ、気になることもあるのですが昨シーズンよりは間違いなく良くなってきてるかと・・・
ウルブス戦でもゴール決めてたようですし、このまま調子を上げてくれればいいなと思います[手(チョキ)]

チェルシーはこの後ミッドウィークにCLグループステージ第2節・アウェイでのノアシェラン戦
プレミアでは週末、ホームでのノリッチ戦となります。
毎シーズン、タイトなスケジュールで大変ですが、このまま好調をキープして欲しいですね!

それから最後に私事で恐縮ですが、本日△〇回目(←?)の誕生日を迎えました[わーい(嬉しい顔)]
今は病気で本当にまいっていますが今年も無事に迎えることができました。
これもワガママな私をいつも支えて力になってくれる家族や友人たちのおかげです。
この場をお借りしてお礼を言いたいです。本当にありがとう。
そしていつもここへ来てくださる皆さんのおかげです。
本当に励みになっております。ご訪問頂き心から感謝しております。
早く元気になって少しでも良いレポートを書けるようにまた頑張りたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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PL4節 QPR × チェルシー [チェルシー]

皆さま連休いかがお過ごしですか?
私は風邪をひいてしまい、まあまあぐったりしながらサッカー観戦を楽しんでおります(笑)
皆さま、風邪ひかないようにお気をつけ下さいね。

さてUEFAスーパーカップではアトレティコに完敗だったチェルシーですが
プレミアでは開幕から3連勝と好調。迎えた第4節はQPRとアウェイでの対戦となりました。
QPRと言えば昨シーズンの対戦では色々あった相手。
昨年10月に今日と同じQPRのホームでの対戦時にはルイスのPK献上で失点し
その後ボジングワ、ドログバが続けて一発レッドで退場、0-1で敗戦。
チェルシーはこの試合をきっかけにリズムを崩し苦しいシーズンを送りました。
その上テリーがアントン・ファーディナンドに対し人種差別発言をした疑いが持たれ
裁判に発展。無罪判決が出はしましたがわだかまりは残ったまま。
今年4月スタンフォードブリッジでの対戦ではトーレスのハットトリックなどで
6-1とチェルシーが大勝し、当時と少々メンバーは変ってはいますが
両チームにとってはいろんな意味で特別な対戦となったと思います。

ホーム・QPRのスタメンはジョンソンとザモラの2トップ。
中盤はパク・チソン、グラネロ、ファウルリン、ショーン・ライト・フィリップス。
最終ラインはファビオ、ネルセン、ファーディナンド、ボジングワ。GKジュリオ・セザル。
QPRは今季、パク・チソンやボジングワ、セザルなどいい補強をしてきました。

アウェイ・チェルシーのスタメンは最前線にトーレス。
2列目にバートランド、アザール、ラミレス。
ボランチにランパードとミケル。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。
コンディションの問題かCLのため温存か、マタはベンチ入りせず。
目新しいところではマルセイユから新加入のアスピリクエタ(SB)がベンチ入りしていました。

まずは開始4分チェルシーはスローインからアザール→トーレス→右サイドラミレスと
テンポ良くパスを繋ぎDFラインのウラのスペースへ出したボールに
インサイドから走りこんできたアザールがうまく合わせシュート。
これはジュリオ・セザルに防がれ惜しくも得点になりませんでしたがチェルシーは
いい形で試合に入れたようでした。
しかしその後QPRもパク・チソンの運動量や気の利いたポジショニング
ファビオの積極的な攻撃参加などでリズムを掴みチャンスを作り始めます。
QPRはホームサポーターの大きな後押しもありフィニッシュまではいかないものの
ペースを掴んで押し気味に試合を進めます。
チェルシーは当たりも球際も激しく
攻守の切り替えも早いQPRの対応に苦労する場面もありましたが
それでも何度か枠内にシュートは撃っていました。
ただ今日はマタが不在のため
マイボールになった時に人の動きもボールの動きもいつもよりは少なく
チームとしての連動性がやや停滞していた印象でした。

全員ハードワークで押し気味にいい雰囲気で試合を進めていたQPRでしたが
20分にはファビオが、32分にはジョンソンがそれぞれ負傷でベンチに退き
前半だけで交代枠を2つ使ってしまい、それがきっかけになったのか
30分以降はややペースダウン、運動量も落ちて得点するに至らず前半は0-0で終了。

後半も前半のようなハイペースではなく両チームとも少し落ち着いてのスタート。
しかしテリーが前でボールを持つと(というか終始ですが)
スタジアムからは大きなブーイングが飛び、それに後押しされるかのように試合はヒートアップ
再び中盤でのボールの奪い合いが激しくなりました。
0-0のまま試合は推移し76分、QPRにビッグチャンスが訪れます。
GKセザルからのロングフィードに対応したミケルが後方左から上がってきたザモラに気が付かず
ツェフにバックパス。それをザモラが奪いツェフと1対1に。
しかし少し時間がかかってしまいシュートまでは持ち込んだもののDFがしっかりカバーに入り
最後はテリーに跳ね返されゴールならず。絶好の得点チャンスを逃してしまいました。
チェルシーもその直後カウンターの流れで交代出場していたモーゼスが右サイドから
シュートを放ちますがこれはGKセザルの好セーブで得点ならず。
87にも右サイド・イヴァノからエリア内のモーゼスへと繋ぎ最後は逆サイドでフリーだった
アザールへグランダーのパスが繋がり決定機を迎えます。
しかしアザールのシュートはうまくミートしなかったのか大きく枠を外れこちらもノーゴール。
結局両チーム得点するに至らず0-0のドローゲームとなりました。

まずQPRですが良い補強となった新加入選手を含めチーム力がレベルアップしたと思いました。
攻守において特に個人のクオリティも高いパク・チソンがアクセントになっていましたし
守備ではインテルで不動の守護神だったセザルが抜群の安定感でゴールを許しませんでした。
やはりいいGKがいるとゲームが締まりますね!
まだ第4節を終了したところですがチームの連携もそう悪くなかったですし
今後どういうチーム作りをしていくかが重要ですけど所属している選手を含め
今季は昨シーズンとはまた違った面白いチームになるかもしれません。
一方チェルシーですが、サッカー以外のことで争うのは良いことではありませんが
少々熱くなるシーンは見受けられましたがそういった状況の中で
冷静さは失わず敵地でのドローという結果は悪くないと思います。
ただ勝てた要素もあったので少しもったいない気もしたのは確かですが・・・。
あとは今日モーゼスが途中出場しましたが、まだ加入したばかりですから
彼も自分の持ち味を表現してチームもそれを活かせるようになれば面白いと思いますし
ディフェンスにまだ不安定さが残るのでそのあたりも改善していければ、と感じました。
それから個人的にはマタの重要さを感じるゲームでもありましたね。
いなくなって初めて気付く大切さ(←何か切ない表現だな?)とでも言いましょうか
もちろん何もかもが完璧な選手とは言いませんが
彼がいないといいリズムが作りづらかったですね。
今のチェルシーには必要不可欠な存在になっていたのだな、と思いました。

さて~☆本日のトーレスコーナー☆ですが~

今日はスタメンフル出場とはいかず、80分にスタリッジと交代。ゴールはありませんでした。
(もしかしたらどこか痛めたのかもですが、ドレッシングルームに下がる時普通に歩いていたので
パフォーマンス的なものか戦術的なものか・・・と思われます)
コンディションは悪くないと思いますが
QPRが良いパフォーマンスだったこと、マタが不在だったことなどもあり
あまり前線にボールが入らなかったですね。前半にはいいシュートあったんですが
セザルに阻止されてゴールにはなりませんでした。
後半は長めのボールも増えましたし、その時にやっぱりサポートの距離が遠いので
チャンスに繋げられず相手ボールになってしまってたかなあ・・・
まあチーム全体の雰囲気やゲームの流れもあるから難しいところなんですが
やっぱり気持ちに波があるように感じます。
90分間ずっと、というのはどの選手も難しいでしょうけど
メンタルを高い状態で保ち続けることができたらもっと良くなるのでは・・・
と思うここまでのトーレスの印象です。

さて現地時間18、19日からいよいよCLグループステージが開幕し
チェルシーは第1節をホームでセリエAチャンピオンチームのユヴェントスと戦います。
うう~ん、いきなりの強敵ではありますがすっごい楽しみです[わーい(嬉しい顔)]
プレミアでは次節はこちらもホームでのストーク戦となります。
CLという全く別の舞台での強敵との対戦、リーグ戦でも難敵との難しいゲームが続きますが
良いパフォーマンス、良い結果を期待したいと思います。
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PL2節 チェルシー × ニューカッスル [チェルシー]

8月最後の日曜日、皆さまいかがお過ごしですか?
私は例によって例のごとく・・・サッカー漬けの週末を過ごしております[わーい(嬉しい顔)]
(そろそろ勉強もちゃんとしなくては・・・とは思いつつ~[あせあせ(飛び散る汗)]

さてチェルシーは開幕から連勝、新シーズンの良いスタートを切りました。
第2節はホームで昨シーズン5位と好成績を収め
開幕戦でもスパーズに勝利したニューカッスルとの対戦となりました。

チェルシーのスタメンは前線にトーレス、少し下がりめにマタとアザール。
中盤、今日はバートランド、ミケル、メイレレス。
最終ラインはアッシュ、ルイス、ケーヒル、イヴァノ。GKツェフ。
ランパードはベンチスタート、テリーはケガで欠場です。

対するニューカッスルのスタメンはデンバ・バとシセの2トップ。
中盤はグティエレス、カバィエ、アニータ、ベナルファ。
最終ラインはサントン、コロッチーニ、S・テイラー、シンプソン。GKクルル。

ホーム・チェルシーがボールを保持しやや押し気味に試合を進めるスタート。
ニューカッスルはチェルシーがボールを持つと前線にシセを置いて
高い位置からプレスはかけずに後は自陣に引いて守備という立ち上がりでした。
チェルシーは相手陣内で攻撃する時間は多かったのですがゴールに近い位置からの
効果的なシュートというのはなかなか撃てないままゲームは進みます。
しかし先制点はチェルシーでした。
22分、マタからパスを受けたトーレスが自ら仕掛けてエリア内に進入。
アニータがトーレスを引っ掛けてしまいPKを獲得。
これをアザールが決めてチェルシーが先制。
その後はチェルシーが主導権を握りゲームをコントロールします。
ニューカッスルは失点してからわりと高めからボールを奪いにいきますが
マイボールになってもチェルシーのプレスも早いので前に進めず
バックパスや横パスになり敵陣内に入れず上がりも遅いのでなかなかゴールに近づきません。
そして前半ロスタイムの48分、チェルシーは相手陣内で
イヴァノ→マタ→メイレレス→トーレスとワンタッチでパスを繋ぎ
アザールがアウトサイドに走りこんできたマタへ出すと見せかけてヒールで再びトーレスへ。
トーレスの文句なしのトウキックでのシュートが決まりリードを広げます。
前半はそのまま2-0で終了。

後半は前半ほど相手ゴールに迫る回数は少なかったと思いますが一応はチェルシーペース。
ニューカッスルは遠目からベナルファやグティエレスがシュートを撃つ場面はあったものの
攻めきれず交代枠も3枠使いきりますがそれまでと違いが作れず今日はゴールが遠い様子。
一方チェルシーも66分にマタがベンチに下がりラミレスを投入したあたりから
中盤での繊細な動きが少なくなり少しリズムが停滞してきました。
ポゼッションは明らかにチェルシーでしたが決定的な場面というのはなかったように思います。
ゲームは膠着状態のまま推移し、一度ニューカッスルにビッグチャンスがありましたが
結局スコアは動かず2-0で試合終了。
チェルシーは開幕から3連勝、良い状態をキープです。

今日もアザールは躍動していましたね。
前回の感想で早くて柔らかい印象だと書きましたが柔らかいというよりは滑らかなのかな?
ボディバランスも良いですしドリブルで仕掛けるときのギアを入れるタイミングも
相手選手にとっては読みにくいというか対応しずらそうですし
相手ディフェンスがプレスに来ても相手の動きを読んでるというか
何の焦りもなく余裕で次のプレーに繋げられるところなんか本当に21歳かな、って感じですね。
アザール、マタ、トーレスの連係はアイディアもあるし悪くないと思います。

さて~☆今日のトーレスコーナー☆です

今日はPKをもらう積極的な仕掛けで先制点のきっかけを作り
彼自身もゴールを決めまずまず良い内容と結果だったと思います。
後半はちょっとゲームが膠着してしまい攻撃面で目立ったプレーというのはなかったのですが
前線からの守備なんかはわりと積極的に行ってチームのために動いていたと思います。
やはりボックス近辺で前を向くとワールドクラスの雰囲気は感じますね。
まだトップコンディションというわけではないしプレーに波も見られますが
徐々に上がってきてるんじゃないでしょうか。
ただトーレスは長い時間自分でボールキープして何かするタイプではないので
周りのサポートが遅れるとボールロストしてしまう場面が多いですね。
少しその辺りが気にはなりますが攻撃の核となりつつあるアザール(とマタ)とは
コンビネーションは良さそうですし今後が楽しみです。

チェルシーは今週金曜日(現地時間)
アトレティコ・マドリーとのUEFAスーパーカップを戦います。
どんなゲームを見せてくれるか楽しみですね[るんるん]

さてチェルシーから少し話は変りますが、昨日香川選手がプレミア初ゴールを決めましたね。
ケガ人などの影響もあってかエヴァートンとの開幕戦は落としてしまいましたが
あのゲームでの香川のプレーは良かったと思います。
昨日のフルアム戦ではちょっと周りの選手が自分をアピールするプレーが目立って
香川がいい位置でボールを受けようとしてもボールを出してくれず
あまりボール自体に触れられなかったですし
後半はちょっとワンパターンなプレーになってボールを失う場面が増え
(それが原因かはわかりませんが)68分にルーニーと交代しました。
フル出場しなかったのは残念ですがラッキーなゴールだったとしても
あれを決めておけるかどうかは本当に大きいと思うので
チーム内競争も激化してポジション争いは大変ですが是非チームの中心となれるように
頑張って欲しいと思います。
それとルーニーが負傷してしまったのが心配ですが一日も早く回復して
早くピッチに戻ってきてもらいたいですね。

それから~(まだあるんかい!)
昨日カイトがリーグ戦で1ゴールを決めチームは3-0で快勝!
これで公式戦5試合連続ゴール、彼自身キャリア250ゴールを達成したとのこと[手(チョキ)]
なんて素晴らしい活躍・・・もうめちゃくちゃ嬉しいです[わーい(嬉しい顔)]
ゴメンナサイ!これだけはどうしても言いたかったので・・・
ミッドウィークのCLプレイオフでもチームもカイトも良い結果を出してくれますように!
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PL3節 チェルシー × レディング [チェルシー]

現地時間水曜日、チェルシーはUEFAスーパーカップのため前倒し開催となった
第3節のレディング戦をホームで戦いました。
チェルシーはこれがホーム開幕ゲーム。

ホーム・チェルシーのスタメンはトーレスの1トップ。
中盤2列目に左からアザール、マタ、ラミレス。
ボランチにランパード、ミケル。
最終ラインはアッシュ、テリー、ケーヒル、イヴァノ。GKツェフ。
ルイスはケガらしくベンチ入りしていませんでした。

アウェイ・レディングは5シーズン振りにプレミアに復帰した昇格チーム。
1トップにポグレブニャック。
中盤は5枚。マカナフ、リーガートウッド、カラジャン、ガスリ、マクリアリー。
最終ラインはハート、ゴロクシュス、ピアース、ガンター。GKフェデリッチ。

試合開始からチェルシーはトーレスが下がってボールを受け
マタとアザールのコンビネーションから
流れるようなパスワークでフィニッシュまで持ち込むと
その後も完全に主導権を握り
ラミレスのシュートやトーレスも自ら仕掛けて突破を図ったりと
序盤からホーム開幕戦らしい戦いを見せる展開でした。
一方ビッグクラブ相手のアウェイゲームを戦うレディングは
守備意識が高いのはもちろんですが自陣に引いての守備ではなく
ボールの奪いどころはしっかり決めて前へ、という意識は高かった印象でした。

先制点は18分、チェルシーでした。
アザールが自ら仕掛けエリア内に進入、上手くファウルを誘って思惑通りPKを獲得。
これをランパードが決めて1-0。
序盤からの勢いに予想通りの展開で
このままチェルシーの一方的なゲームになるかと思われましたがその後意外な展開を迎えます。
25分、レディングは左サイドのスローインからパスを繋いで逆サイドへ展開。
マクリアリーとガスリのワンツーからゴール前へクロス
ポグレブニャックがヘディングシュートを決めレディングが同点に追いつきます。
同点に追いつき波に乗ったレディングは更に29分
チェルシー陣内に攻め込み、深い位置でFKを獲得。
ガスリの強烈なキックは一瞬ツェフがセーブしたかに見えましたが弾いたボールはゴールイン。
GKのすぐ手前で落ちたので少し難しいボールだったかもしれませんが
ツェフクラスのGKなら止められたのでは・・・とちょっともったいない失点でした。
チェルシーは確かに1点目を取られた後、少しリズムを崩しミスが増えてはきていたのですが
昇格クラブにまさかのホームでの2失点。しかも逆転を許してしまいました。
その後もチェルシーはチャンスは作るのですが相手ゴールを割れず。
レディングも引くことなく追加点を奪いにいきゴールには至らないものの果敢に攻め続けます。
前半は1-2とレディングのリードで後半へ折り返します。

後半スタートからチェルシーが攻め込みレディングが耐えて守る時間が続きます。
チェルシーは時にはエリア内に8人も入ったりして何とか相手ゴールをこじ開けようと画策。
相手陣内で攻撃を続けシュートを撃ちまくります。
そして57分にラミレスをオスカル、68分にはミケルに代えてスタリッジを投入。
するとその直後の69分、そのスタリッジから左サイドのアッシュへ大きく展開。
ランパードを経由しマタとアザールのパス交換から中央の大きく空いたスペースへ。
そこへ上がってきたケーヒルがボールを受け
ミドルシュートを決めてチェルシーはようやく同点に追いつきます。
レディングは運動量が落ちてきたのか高い位置でプレスをかけれなくなっていて
ボールが奪えずセカンドボールも拾えなくなっていました。
選手交代も3枠使い切りますがなかなか攻撃の形が作れません。
そして81分チェルシーはランパードからPA手前でトーレスがワンタッチではたき
走り込んできたマタが左サイドのアッシュへ。
アッシュが自らシュートかと思いましたが逆サイドのトーレスへラストパス。
これをトーレスが合わせゴール。チェルシーは逆転に成功です。
(しかしこのゴールはビデオで見るとどうもオフサイドだったよう・・・)
そして迎えた終了間際の95分、何とか追いつこうと前がかりになっていた
レディングはFKを獲得しその流れからCKのチャンスを迎えます。
GKのフェデリッチも前線に上がってきました。
しかしゴールは割れず逆にチェルシーにカウンターをくらってしまいます。
トーレスから右サイド・アザールと繋ぎ、アザールがゴール前まで持ち込んで
最後は左に上がってきていたイヴァノがゴールを決め4-2。
その直後、試合終了の笛は吹かれました。

昇格クラブに同点に追いつかれ一時は逆転も許す試合展開でしたが
何とか同点・逆転する事に成功しチェルシーはこれで開幕から連勝となりました。
昇格チームはやはりモチベーションが高いですし
ビッグクラブに比べて開幕に良いコンディションで臨めるという面もありますので
終わってみれば4-2というスコアで勝利したものの簡単なゲームではありませんでした。
しかしアザールはすでにチームに馴染んで攻撃の中心となり違和感なくプレーしていますね。
似ているわけではないのですがマタが2人になったみたいに感じます。
あの2人はとても息が合っているし中盤での組み立てが面白いリズムで
それでいてすごくスムーズな印象です。
マタは動きが早くてシャープだしアザールは早くて柔らかい
その2人のコンビネーションがとても良い感じに思います。
しかしマタは昨シーズンからEUROにオリンピックにと休みなくやっているので
ちょっと疲れてますね[たらーっ(汗)]少し休養が必要だと思います。
あとはオスカルはまだ少し馴染んでなくてどういうのが特徴なのかな?という感じですね。
それからマリンがまだケガで出遅れているようですが
今後のチェルシーなかなか面白そうな感じです。

さて☆本日のトーレスコーナー☆です

今日は逆転ゴールを決めたんです!・・・けどフラッグは上がらなかったけれど
あれはオフサイドでしょうね[たらーっ(汗)]なのでちょっと大喜びできないのが悲しいです[もうやだ~(悲しい顔)]
コンディションは悪くはないと思いますが90分のゲームの中で
まだ少しプレーが安定しないですかねぇ?
すごく良いプレーとあれっ!?ってなるプレーが半々くらいでしょうか。
下がった位置でボールを受けて起点になったりビルドアップに参加している時は
良いプレーが多いと思うのですがやはりゴールを奪う、という場面で
まだまだ彼らしさが見られない気がいたします。
ボールを出す選手の出したいところとトーレスの欲しい場所が違っていたり
その逆も目立つかな・・・

開幕戦とこの試合の2試合しか今シーズンのチェルシー戦は観ていないのですが
ドログバがいなくなったからかロングボールを使わなくなりましたよね。
わりと丁寧に(早いですけど)パスを繋いでると思います。
今シーズン、FWではドログバ・カルー・ルカクなどがチームを離れましたが
現段階で獲得しているのは中盤の選手ばかりなのは何でなのかなぁ?と疑問でしたが
もしかしてトーレスを生かすため、なのかな・・・という気がしないでもないですね。
新たにストライカーを獲らなくてもFWではスタリッジがいますしMFではマタやアザール
ランパードも得点力はありますし、そういう面も考慮しているのでしょうか。
移籍マーケットは今月いっぱい。
まだわかりませんがストライカーはトーレスをメインで、ということなら
それに合わせたチーム作りをしているのかもしれません。
もしそうであればその信頼と期待にしっかり応えなくてはなりませんね。
そういうシーズンにして欲しいと思います。

今週末は第2節、チェルシーはホームでニューカッスルと対戦です。
新シーズンが開幕し早くも寝不足気味で頭痛がしますが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]楽しみです!
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