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CL GS 第1節 チェルシー × バーゼル [チャンピオンズリーグ]

皆さま~、ついに今シーズンもチャンピオンズリーグが始まりましたね[わーい(嬉しい顔)]
録画予約→早起き観戦→録画チェック→録画チェック・・・〇△※の繰り返し(笑)
寝不足な日々が、またやってまいりました(楽しいですけどね!)

さて、昨シーズンはグループステージを突破できずELに回り
ヨーロッパリーグのタイトルを獲得したチェルシー。
チェルシーは、バーゼル(スイス)シャルケ(ドイツ)・ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)
と同じグループEに入り、グループステージ第1節はホームでバーゼルを迎えての一戦となりました!


CHELSEA (4-2-3-1)

エトー
アザール  オスカル  ウィリアン (67 マタ)
ランパード (75 デンバ・バ)  ファン・ヒンケル (75 ミケル)
アシュリー・コール  ダヴィド・ルイス  ケーヒル  イヴァノヴィッチ
ツェフ


BASEL (4-1-4-1)

シュトレラー
シオ (64 デルガド) ディアス  シュトッカ― (81 アイエティ) サラー (88 ジャカ)
フライ
サファリ  イバノフ  シェル  フォーザー
ゾマー


match report

キックオフ直後から、チェルシーは全体的に高いポジションを取り
前線から激しいプレッシャーをかけ、主導権を奪いにかかります。
バーゼルは、チェルシーがボールを持った際には自陣でしっかりブロックを形成し、
ボールを奪うと右サイドでサラーがアクセントになり、チェルシー陣内に攻め込みます。
立ち上がりは、チェルシーのペースになりそうな流れでしたが
バーゼルは落ち着いて対応し、少ない人数でスピードのあるカウンターを仕掛けます。
バーゼルの堅い守備にスペースを消されたチェルシーは、相手陣内の深い位置に進入できず
徐々に攻撃のリズムを失ってしまいます。
ボールポゼッションはチェルシーでしたが、相手ゴールを脅かす場面は作れません。
時間だけが過ぎ、このまま前半終了かと思われた45分、ゲームが動きます。
ルイスからフリーでランパードがボールを受けると、前線のスペースへラストパス。
オスカルがダイレクトでゴール左隅に流し込み、チェルシーが待望の先制点を奪いました。

両チームに選手交代はなく、チェルシーの1点リードで後半が始まります。
前半攻めながらもチャンスを作れず、少し嫌なムードのチェルシーでしたが
終了間際にゴールが生まれたことで、気分よくリスタート・・・
したかに思えましたが、10分を過ぎたあたりからまたもや主導権はバーゼルに。
チェルシーはバーゼルの安定した守備に手を焼き、
ミドルレンジからのシュートを撃つのが精一杯。個人技での打開も今日は見られません。
一方のバーゼルは、前半と変らず集中力と落ち着きを保ち
堅い守備から少ない人数、ボールタッチ数でチェルシーゴールに迫ります。
すると71分、ついにバーゼルが同点に追いつきました。
左サイドから、サファリが中央に低めの早いクロスを入れると、
抜けてきたボールにデルガド、シュトレラーとワンタッチでテンポよく繋ぎ
最後は右サイドでフリーになっていたサラーがシュート。豪快にゴールネットを揺らしました。
同点に追いつかれたチェルシーは、中盤のセンター2人を下げミケルとバを投入。
システムを代えて前線を3人に増やし、ゴールを狙います。
しかし、勝ち越したのはチェルシーではなく、バーゼルでした。
81分、中盤でマタからボールを奪うと、サラーが左サイドをドリブルで持ち上がり、
ペナルティエリア内にマイナスのクロスを入れ、走りこんだシュトレラーが合わせビッグチャンス。
このプレーでCKを得たバーゼルは、
デルガドのキックにシュトレラーが頭で合わせ見事ゴールイン。
バーゼルが逆転勝ち越しに成功しました。
完全に流れを掴んだバーゼルを前に、チェルシーには明らかに焦りが見られ
最後までその流れを変えられず、そのまま試合終了。
スコア1-2でバーゼルが勝利。大事な初戦を白星で飾り、敵地で勝ち点3を獲得しました。

scorer

45 オスカル
71 サラー
81 シュトレラー

CHELSEA 1-2 BARSEL 
(2013.9.18 STAMFORD BRIDGE)

感想です (+_+)

チェルシーが良くなかったというよりは、
バーゼルの戦略と選手のパフォーマンスが素晴らしかったかと思います。
この両チームは昨シーズンのEL・セミファイナルでも対戦していまして、
その時は1st leg も2nd leg もチェルシーが勝って決勝に進んだのですが、
バ―ゼルは多少メンバーは変わっていますが、チームがよくまとまっていて
その時の経験も活かせているのでしょう。試合開始から終了まで、よく集中して
落ち着いてゲームをコントロールしていたと思います。
自陣で良い距離感でブロックを作り
ボールホルダーに対しては、しつこく粘り強いでフェンスで自由を与えず
攻撃に移ると、少人数で素早くタテにボールを運ぶ。
チェルシーに対しての、アウェイゲームのゲームプランと準備がしっかりできていたのでしょうね。
最後までスタミナも落ちませんでしたし、ナイスファイトでした。

チェルシーはそうですね・・・難しいゲームになるだろうな、というのはありましたけど
負けるというのは正直驚いています[ふらふら] 
バーゼルの守備に苦しみ、ボールは持ってはいるのですが
タテへの動きを封じ込められ、ほとんどがバックパスや横パスにならざる得ない状況でした。
新戦力を多く迎え、まだやはりチームの軸が出来上がってきていない感じですね。
モウリーニョも、試合ごとにいろいろ選手を変えてますし。
ちょっと、らしくないと言えば、らしくない気もしますが・・・??
若い選手も多いですし、チェルシーがワンシーズンに戦う試合数を考えると
今くらいの選手層が必要で、それをうまくやりくりして勝てるチームを作らなければならないとなると
こういう事態になりかねない気はしますが、そこはモウリーニョの手腕に期待したいところですね。
初戦を落としたのはかなり厳しいですけど、しっかり切り替えて
グループステージ突破に向けて頑張ってもらいたいと思います。
チーム自体の雰囲気はいいと思いますよ。
もちろんチーム内競争は激しいですけど、メンタル面ではまとまっている印象ですね。
選手の特徴やコンビネーション、戦術的な意識のすり合わせの部分で
まだ、あまりフィットしてないという感じです。

本日のトーレスコーナーですが、ベンチ入りさえしていなかったので[あせあせ(飛び散る汗)]
お休みさせていただきます・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
あと、マタもいろいろ言われてることとは別に、ちょっと心配ですね。
彼の良いプレーを見られないのは、残念です。
もう少し、様子を見てみたいと思います。

チェルシー週末は、ホームでフルアムと対戦です。

そういえば、今シーズンまだ全然お伝えできてないのですが、
リヴァプール、現在プレミアリーグで首位なんです[グッド(上向き矢印)]
まあ、チームの完成度も試合内容もまだまだで、シーズン序盤ということもありますし
全く安心はできませんが、一応は良いスタートを切っています。
早くCLの舞台に戻ってきてもらいたいですね!

最後に、先日お知らせしたトム・バイヤーさんのインタビュー記事に、
たくさんのコメントや感想、ツイート、いいね!をいただき、本当にありがとうございます!!
お時間をいただき、読んで下さったことに心から感謝いたしております。
トムさんの活動や日本のサッカーについて、少しでも知っていただけたら嬉しいです。
もし、まだお読みでない方がいらっしゃいましたら、ぜひご覧になって下さい!
皆さま、本当にありがとうございます m(__)m

↓ トム・バイヤーさんのインタビュー記事はこちらからどうぞ(^-^)

http://www.soccer-king.jp/sk_blog/article/133803.html
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CL & EL グループステージ 組み合わせ抽選結果 [チャンピオンズリーグ]

皆さま、こんばんは[わーい(嬉しい顔)]

2013-14シーズン・CL&ELのグループステージの組み合わせが決まりました!

☆ チャンピオンズリーグ ☆

☆ グループA

マンチェスター・ユナイテッド (イングランド)
シャフタール・ドネツク (ウクライナ)
レヴァークーゼン (ドイツ)
レアル・ソシエダ (スペイン)

☆ グループB

レアル・マドリー (スペイン)
ユヴェントス (イタリア)
ガラタサライ (トルコ)
コペンハーゲン (デンマーク)

☆ グループC

ベンフィカ (ポルトガル)
パリ・サンジェルマン (フランス)
オリンピアコス (ギリシャ)
アンデルレヒト (ベルギー)

☆ グループD

バイエルン・ミュンヘン (ドイツ)
CSKAモスクワ (ロシア)
マンチェスター・シティ (イングランド)
ビクトリア・プルゼニ (チェコ)

☆ グループE

チェルシー (イングランド)
シャルケ (ドイツ)
バーゼル (スイス)
ステアウア・ブカレスト (ルーマニア)

☆ グループF

アーセナル (イングランド)
マルセイユ (フランス)
ボルシア・ドルトムント (ドイツ)
ナポリ (イタリア)

☆ グループG
ポルト (ポルトガル)
アトレティコ・マドリー (スペイン)
ゼニト・サンクトペテルブルク (ロシア)
オーストリア・ウィーン (オーストリア)

☆ グループH

バルセロナ (スペイン)
ミラン (イタリア)
アヤックス (オランダ)
セルティック (スコットランド)

GS第1戦は、9/17・18に開催。
決勝は2014年5/24ポルトガル・リスボンで行われます[るんるん]

☆ ヨーロッパリーグ ☆

☆ グループA

バレンシア (スペイン)
スウォンジー・シティ (イングランド)
クバ二・クラスノダール (ロシア)
ザンクト・ガレン (スイス)

☆ グループB

PSV (オランダ)
ディナモ・ザグレブ (クロアチア)
チョルノモレツ・オデーサ (ウクライナ)
ルドゴレツ・ラズグラド (ブルガリア)

☆ グループC

スタンダール・リエージュ (ベルギー)
ザルツブルク (オーストリア)
エルフスボリ (スウェーデン)
エスビャール (デンマーク)

☆ グループD

ルビン・カザン (ロシア)
ウィガン (イングランド)
マリボル (スロベニア)
ズルテ・ワレヘム (ベルギー)

☆ グループE

フィオレンティーナ (イタリア)
ドニプロ (ウクライナ)
パソス・フェレイラ (ポルトガル)
パンドゥリ・タルグ・ユ (ルーマニア)

☆ グループF

ボルドー (フランス)
APOEL (キプロス)
フランクフルト (ドイツ)
マッカビ・テルアビブ (イスラエル)

☆ グループG

ディナモ・キエフ (ウクライナ)
ゲンク (ベルギー)
ラピド・ウィーン (オーストリア)
トゥーン (スイス)

☆ グループH

セビージャ (スペイン)
フライブルク (ドイツ)
エストリル・プライア (ポルトガル)
スロバン・リベレツ (チェコ)

☆ グループI

リヨン (フランス)
ベティス (スペイン)
ビトーリア・ギマラエス (ポルトガル)
リエカ (クロアチア)

☆ グループJ

ラツィオ (イタリア)
トラブゾンスポル (トルコ)
レギア・ワルシャワ (ポーランド)
リマソル (キプロス)

☆ グループK

トッテナム (イングランド)
アンジ・マハチカラ (ロシア)
シェリフ (モルドバ)
トロムセ (ノルウェー)

☆ グループL

AZ (オランダ)
PAOK (ギリシャ)
マッカビ・ハイファ (イスラエル)
シャフテル・カラガンディー (カザフスタン)

GS第1戦は9/19に開催。
決勝は5/14イタリア・トリノで行われます[るんるん]

皆さんはどのグループが気になりますか!?
今シーズンは、そこまで厳しいグループはないように思いますが、簡単ではないですよね。
始まってみれば、最終節までもつれ込むグループもあるでしょうし。
CLでは、グループFが厳しそうですね(^_^;) Hもかな~?
個人的には、やはりチェルシーとベニテス・ナポリが気になりますね。
ELでは、スウォンジーとウィガンに注目したいと思います!

本来なら、ELに回るはずだったフェネルバフチェは出場資格を剥奪され、
抽選の結果、APOELが代わりに出場することになりました。

そして、エトーのチェルシー移籍が決定したそうで!
う~ん、ますますトーレスの出場機会が・・・[たらーっ(汗)]
まあ、チームにとっては強力な戦力に違いないですけど。
お互いが良い刺激になってくれれば、と思いますが。

さて、今日はこの後UEFAスーパーカップ・バイエルンvsチェルシーです。
何とか頑張って、起きたいと思います(´▽`)
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CL プレーオフ 2nd leg アーセナル vs フェネルバフチェ [チャンピオンズリーグ]

チャンピオンズリーグ・プレーオフが終了し、
本戦に出場する32チームが決定しました!

カイトの所属するトルコのフェネルバフチェは、
アーセナルホームでの2nd leg を2-0で落とし、
2試合合計5-0で残念ながら敗退。GS進出はなりませんでした。
ホームでの1st legは0-3と大差をつけられ敗戦。
本戦出場はかなり厳しい条件となっていました。

試合は3点リードのアーセナルが、余裕の試合運びで90分間ゲームをコントロール。
アーセナルらしいテンポの良いパスワークから、ラムジーの2ゴールで勝利。
失点のピンチもありましたが、GKシュチェスニーが好セーブを見せ
2試合トータルで失点も0に抑えました。
74分には宮市も途中出場。ボールに触れる回数は少なかったですが
一度、右サイドから決定機を演出する良いクロスを入れていました。
今後、出場機会が増えるといいですね。

一方のフェネルバフチェは、勝ち抜けるには相当厳しい条件だったため
モチベーションの低下が心配されましたが、諦めているような姿勢は見られませんでした。
しかし、チーム全体のプレーエリアが低く、中盤も省略していることが多いため、
効果的な攻撃に結びつかず、得点のチャンスはあまり多くありませんでした。
1対1でも、チームとしても、アーセナル(プレミアリーグ)のスピードに
苦労しているような場面も多かったですね。
それでも2失点するまでは、諦めず戦う意欲は見て取れましたが、
それ以降はイライラを募らせ、疲れも手伝い
荒っぽいプレーが増えて、残念な試合終了を迎えてしまいました。

私は今シーズンのフェネルバフチェのゲームを、
CLプレーオフのこの2試合しか見ていないので、なんともですが
まず、起用する選手の組み合わせとポジションが合ってないような気がします。
例えば、今日で言うなら、(前線)カイト、(中盤)メイレレス、(最終ライン)ギョニュルは
同じサイド(右)においた方が、コンビネーションが良いと思います。
エルキンもサイドバックというよりは、前で使った方が良いイメージがあります。
そして、どう戦うのかのゲームプランが、見ていてわかりづらい。
大差をつけられてのアウェイゲームで、どうしても点を取りにいかなくてはならない、
というようなゲームプランには見えませんでした。
どちらかというと、1st legを敵地で戦う時のようなイメージでしたね。
ゲームメイクする役割のクリスチャンがいるのに、中盤を省略してたのが気になりましたし、
どんな攻撃パターンで相手を崩そうとしているのかが、はっきりしないというか。
選手たちが様子を見ながら、考えながらプレーしてしまってる感じでした。
選手交代も、意図がわからないものでした。
新しい監督さん、どうなのかなあ~??
前任者のアイクト・コジャマン氏は、確か3シーズン監督を務めていたと思いますし
そのあたりでのチームでの成熟度などはあったかもしれませんが
チームをうまくまとめていたというか、選手を大事にしていたというか
試合を観てても、選手のプレーからそれが伝わってきていました。
でも、アーセナル戦の1st legも、この2nd legも、
ベンチとフィールドが別々のような空気を感じました。
まあ、テレビの映像ですし、私の個人の受け取りなのですが・・・
なんか、そんな印象でした。

そしてCL本戦に出場できなかったことに加え、
八百長問題の審理が終了し、クラブの上告は退けられ
UEFA主催の大会に出場できなくなりました。
これはヨーロッパリーグにも適用されるので、ELにも出られなくなってしまうようです。
行われたとされる八百長の詳しい内容はわかりませんが、
選手たちの気持ちを考えると、なんとも切ない気持ちになります。
残念でなりません。

カイトは先発出場でしたが、66分にベンチに退きました。
今日は左サイドハーフでスタートし、
途中、右のソウとポジションチェンジはしていましたが、ほとんど左にいましたね。
チーム全体がうまく機能していないので、あまり目立ったプレーはなかったですけど、
要所要所でしっかり仕事はしていたと思います。
前線からのプレスであったり、スタミナであったり、パスの正確性だったり、
まだまだ、プレミアとかでも十分やれると思いますよ。
本人が望めば、移籍も十分アリだと思います。
顔面の怪我は少し良くなっているようでした。
今度はいつ見れるのかな・・・さみしい限りです。


ARSENAL 2-0 FENERBAHCE

(2013.8.27 EMIRATES STADIUM)

1st leg FENERBAHCE 0-3 ARSENAL
2nd leg ARSENAL 2-0 FENERBAHCE
TOTAL ARSENAL 5-0 FENERBAHCE

ARSENAL (4-1-4-1)

ジルー (60 サノゴ)
ポドルスキ (49 ギブス) ウィルシャー  サンティ・カソルラ  ウォルコット (74 宮市)
ラムジー
モンレアル  メルテザッカー  サニャ  ジェンキンソン
シュチェスニー

FENERBACHE (4-2-3-1)

エメニケ
カイト (66 ウェボ) クリスチャン (66 アルべル・ポトゥク) ソウ (83 メフメト・トプズ)
ラウール・メイレレス  セルチュク・シャヒン
ジャネル・エルキン  エゲメン・コルクマズ  ブルーノ・アウべス  ギョクハン・ギョニュル
ボルカン・デミレル

scorer
25 72 ラムジー

さて、その他以下のチームがプレーオフを勝ち抜け、CL・GS進出を決めています[わーい(嬉しい顔)]

オーストリア・ウィーン
バーゼル
ビクトリア・プルぜニュ
セルティック
ステアウア・ブカレスト
レアル・ソシエダ
シャルケ
ゼニト
ミラン
アーセナル

グループステージの抽選会は、日本時間の今日、深夜に行われます!
どんな組み合わせになるか、注目ですね[るんるん]
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CL プレーオフ 1st leg フェネルバフチェ vs アーセナル [チャンピオンズリーグ]

皆さま、こんばんわ[わーい(嬉しい顔)]
この暑さに、私はそろそろ体力が限界です(笑)
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、CL本戦出場を決めるプレーオフの1st leg が行われ、
フェネルバフチェはアーセナルをホームに迎えての一戦となりました。


FENERBAHCE (4-3-3)

ソウ  ウェボ (62 エメニケ)  カイト
エムレ・ベロゾール  メフメト・トパル  ラウール・メイレレス (82 アルぺル・ポトゥク)
カドレツ ブルーノ・アウべス ヨボ ベキル・イルテギュン (46 ギョクハン・ギョニュル)
ボルカン・デミレル


ARSENAL (4-3-3)

サンティ・カソルラ  ジルー (82 ポドルスキ)  ウォルコット (87 モンレアル)
ウィルシャー  ラムジー  ロシツキー
ギブス  コシエルニ (33 ジェンキンソン)  メルテザッカー  サニャ
シュチェスニー


match report

試合開始直後、アーセナルがボールを持つとスタンドからはいっせいにブーイングが。
立ち上がりは、アーセナルがボールポゼッションを高めペースを掴みます。
自陣からしっかりパスを繋ぎいでビルドアップを図り、時折ロングボールも織り交ぜながら
フェネルバフチェ陣内で攻撃を仕掛けます。
一方、ホームのフェネルバフチェは、アウェイゴールを警戒してか
スタートはかなり守備的な入り方。
ホームチームとアウェイチームが逆のような印象でした。
フェネルバフチェは高い位置からプレスをかけ、
前線のウェボをはじめしっかりプレスバックを行い、アーセナルに自由を与えません。
しかし、マイボールになってもイージーミスが多くパスを繋ぎきれず
さあ、ここから攻撃、という時にボールを簡単に失ってしまいます。
自分たちのミスからアーセナルに押し込まれる時間が多く、前半のシュート数はゼロ。
アーセナルにボールを持たれ、自陣のゴール前で跳ね返す時間がほとんどでした。
そんな中、33分にアーセナルにアクシデントが。
コシエル二がウェボとの競り合いで顔面にハイキックを受け、負傷退場。
交代でジェンキンソンがフィールドインしました。
主導権を握っていたアーセナルでしたが、
コンディション不足なのかチャンスは何度か作るものの
フェネルバフチェゴールを脅かすには至らず、前半は0-0で折り返します。

後半スタートからフェネルバフチェも動いてきました。
イルテギュンに代えて、昨シーズンまで不動の右サイドバックだった
ギョクハン・・ギョニュルを投入します。
すると49分、スローインから一度はアーセナルにボールを奪われますが
ラムジーのボールコントロールが乱れたところに、カイトがミドルシュート。
これは惜しくもバーの上を通過し、得点には至りませんでしたが
フェネルバフチェはようやくファーストシュートを放ちました。
しかし、先にスコアを動かしたのはアーセナルでした。
51分、敵陣内でのボール回しからラムジーが粘り、
ペナルティエリア内のスペースにスルーパスを送ると
右サイドで受けたウォルコットが逆サイドにラストパス。
これに、前線まで上がってきていたギブスが合わせゴールイン。
アーセナルが待望の先制点、しかもアウィゴールを手に入れました。
追う展開になったフェネルバフチェでしたが、後半になってもミスを連発し
リズムが作れず、ロングボールかサイドからの単純なクロスがほとんどでした。
次にスコアが動いたのは64分。
ウィルシャーからボールを受けたラムジーがミドルシュートを決め0-2。
アーセナルがリードを広げます。
フェネルバフチェは62分にウェボと交代で出場していた新加入のエメニケが
アクセントになり、徐々にゴールに迫ります。
しかし、ソウのフリーでのヘディングシュートはオフサイド、ミドルシュートも惜しくも
わずかにバーの上でネットを揺らすことができません。
すると、77分アーセナルに決定的な3点目が生まれます。
左サイドのカソルラから、前線・逆サイドへロングボールが入り
マークが遅れたカドレツがペナルティエリア内でウォルコットを倒してしまい
PKを献上。これをジルーが冷静に決めてスコアは0-3。
この後もフェネルバフチェは悪い流れを断ち切れず、決定機を迎えるも
GKシュチェスニーに阻まれゴールを割ることができません。
結局0-3のまま試合は終了。
アーセナルがCL本戦出場に向け、大きく前進しました。


FENERBACHE 0-3 ARSENAL

(2013.8.21 SUKRU SARACOGLU STADYUMU)

scorer

51 ギブス
64 ラムジー
77 ジルー (PK)


感想です(+_+)

正直なところ、いろんな意味でがっかりな試合でした。
ピッチ条件が悪かったのと、コンディションが万全ではなかったのはありますが
両チームともミスが多く、本来のスタイルではなかったのが大きかったように思います。
アーセナルは立ち上がりの10分・15分は良い入り方をしたように見えましたが
徐々に運動量も減り、パスワークやスピード感もなくなり
いい時のアクティブでリズム感のある攻撃はあまり見られませんでした。
イージーミスも多かったですね。
ただ、そんな状況でも点を取れるかチームなのか、そうでないかというところで
この試合の勝負はついたように思います。
両チームがベストな状態でぶつかっても、実力はおそらくアーセナルが上でしょう。
しかし、フェネルバフチェが心身ともにコンディションがベストなら今日のような
スコアと内容ほどの差はなかったと思います。
フェネルバフチェは今シーズン、ブルーノ・アウべスやエメニケ、カドレツなど
良い選手補強をしていますし、昨シーズに引き続き前線にはウェボやソウの
身体能力の高いストライカーもいます。カイトやメイレレスのようなベテランもいますし、
各ポジションにいい選手はいるんです。
でも今日は、ほとんど機能していなかった。
個人的にもチーム全体としてもいいプレーがなかったですね。
新監督になり、メンバーも少し変わっているのはあるでしょうけど・・・。
ひょっとしたら、八百長問題の件でアーセナルに勝利し、勝ち抜けたとしても
その権利は剥奪されるかもしれない・・・という条件が彼ら左右していたのかな、
とも思います。必死にやって、勝ったってCL本戦に出られないのかも・・・という
思いどこかにあって、影響を及ぼしていたのではないかなあ、と感じました。
選手たちが手を抜いていたとは思いませんが、
本人たちも知らず知らずのうちに、そういうのがプレーに影響してたんじゃないかな、と。
通常では考えらないパスミスやトラップミスを連発してましたもんね。
昨シーズン、スパルタク・モスクワとプレーオフを戦った時や、
ELを戦っていた時の熱意みたいなものが、チームからまったく感じられませんでした。
2nd leg はかなり厳しいものになりましたが、せめてプロの意地だけは見せてほしいですね。
本来なら、もっとできるチームなんだから。

さて、カイトは先発フル出場でした。
頑張ってくれてはいましたが・・・彼もまた、彼らしからぬミスも多く・・・
いつ負傷したのかわからないのですが、(この試合の前から)
顔面の左側にすごい打撲の後があり、目も晴れて内出血?しているようでしたし
大丈夫なんでしょうか・・・(>_<) 早く良くなってもらいたいです。
彼らしい、いいプレー見たいですねぇ。

CLプレーオフ2nd leg は来週、27・28日に行われます。
フェネルバフチェは27日です。
アーセナルのホームでどれだけできるか、楽しみにしたいと思います(^-^)
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2013-14 CL&EL プレーオフ 組み合わせ抽選結果 [チャンピオンズリーグ]

皆さま、こんばんは~(*´▽`*)
猛暑が続いておりますが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
お変わりありませんでしょうか??

欧州リーグの新シーズン、ブンデスはすでに開幕を迎え
その他各国リーグの開幕も近づいております[グッド(上向き矢印)]

昨日、2013-14シーズン・チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグ・プレーオフの
組み合わせ抽選が行われ、以下の対戦に決定しました!!

☆チャンピオンズリーグ☆

(1st legは8月20/21日、2nd legは8月27/28日)

ディナモ・ザグレブ(クロアチア) vs オーストリア・ウィーン(オーストリア)

ルドゴレツ・ラズグラド(ブルガリア) vs バーゼル(スイス)

ビクトリア・プルゼニュ(チェコ) vs マリボル(スロベニア)

シャフテル・カラガンディー(カザフスタン) vs セルティック(スコットランド)

FCステアウア・ブカレスト(ルーマニア) vs レギア・ワルシャワ(ポーランド)

リヨン(フランス) vs レアル・ソシエダ(スペイン)

シャルケ(ドイツ) vs メタリスト・ハリコフ(ウクライナ)

パソス・フェレイラ(ポルトガル) vs ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)

PSV(オランダ) vs ミラン(イタリア)

フェネルバフチェ(トルコ) vs アーセナル(イングランド)


☆ヨーロッパリーグ☆

(1st legは8月22日、2nd legは8月29日)

クバニ・クラスノダール(ロシア) vs フェイエノールト(オランダ)

ズルテ・ワレヘム(ベルギー) vs アポエル(キプロス)

ラピド・ウィーン(オーストリア) vs ディラ・ゴリ(グルジア)

トロムセ(ノルウェー) vs ベシクタシュ(トルコ)

パンドゥリ・タルグ・ユ(ルーマニア) vs ブラガ(ポルトガル)

アポロン・リマソル(キプロス) vs ニース(フランス)

アクトベ(カザフスタン) vs ディナモ・キエフ(ウクライナ)

スウォンジー(イングランド) vs ペトロルル・プロイェシュティ(ルーマニア)

アトロミトス(ギリシャ) vs AZ(オランダ)

ハフナーフョルドュール(アイスランド) vs ヘンク(ベルギー)

エルフスボリ(スウェーデン) vs ノアシェラン(デンマーク)

スロンスク・ウロツワフ(ポーランド) vs セビージャ(スペイン)

ザルツブルク(オーストリア) vs ジャルギリス(リトアニア)

カラバフ(アゼルバイジャン) vs フランクフルト(ドイツ)

ミンスク(ベラルーシ) vs スタンダール・リエージュ(ベルギー)

ヤブロネツ(チェコ) vs ベティス(スペイン)

リエカ(クロアチア) vs シュツットガルト(ドイツ)

チョルノモレツ・オデーサ(ウクライナ) vs スカンデルベウ(アルバニア)

マッカビ・テルアビブ(イスラエル) vs PAOK (ギリシャ)

ザンクト・ガレン(スイス) vs スパルタク・モスクワ(ロシア)

モルデ(ノルウェー) vs ルビン・カザン(ロシア)

ボイボディナ(セルビア) vs シェリフ(モルドバ)

トラブゾンスポル(トルコ) vs クケシ(アルバニア)

エスビャール(デンマーク) vs サンテティエンヌ(フランス)

グラスホッパー・クラブ・チューリヒ(スイス) vs フィオレンティーナ(イタリア)

マッカビ・ハイファ(イスラエル) vs アストラ(ルーマニア)

ウディネーゼ(イタリア) vs スロバン・リベレツ(チェコ)

ディナモ・トビリシ(グルジア) vs トッテナム(イングランド)

エストリル・プライア(ポルトガル) vs パッシング(オーストリア)

ヌンメ・カリュ(エストニア) vs ドニエプル・ドニエプロペトロフスク(ウクライナ)

パルチザン(セルビア) vs トゥーン(スイス)


このような抽選結果になりました[わーい(嬉しい顔)]

というか~、CLの方の組み合わせを見た時に
フェネルバフチェの対戦相手がArsenal と書いてあって・・・( ゚Д゚)
Arsenal・・・アーセナル・・・!?えっ、あのアーセナル!?
なんでやねーん!!って思わず叫んでしまいました(苦笑)
私が見た限り、アーセナルサイドの声としては、相手がフェネルバフチェで難しそう、
という意見も結構あったのですが、
いや、ゴメン。アーセナル相手でフェネルバフチェが厳しいですう~(p_-)
しかも、アーセナルは個人的にもとても尊敬しているクラブチームですし・・・
そもそも、プレーオフにアーセナルとかミランがいるっていうのが[あせあせ(飛び散る汗)]
試合としては、もちろん期待大!面白いに違いない!のですが
なんだか、とても心苦しい[ふらふら]
しかも、フェネルバフチェは過去の八百長問題の影響で、
本来はヨーロッパの大会に出場できなかったはずが処分が保留中らしく、
プレーオフまでは参加できるとのこと。
処分の結果が出るのが、プレーオフ後ということで
もし、勝ち抜けても本戦出場は撤回されてしまうかもしれないそう・・・
(その場合、どこのクラブが出場できるのでしょうね!?)
もう、八百長とか本当にやらないでほしいです!![ちっ(怒った顔)]
今季のフェネルバフチェは、補強はそこそこしっかり行っている様子ですが
監督が変わったみたいですね。
新しいチームになり、試合は観ていないのでどうなのかちょっと?な状態です。
カイトは試合に出ているようで、ゴールはまだないようですが
先日は2アシストしたとか・・・今季も彼らしく頑張ってもらいたいです(^-^)
というわけで、今季も地味にフェネルバフチェを追いかけたいと思います!

ヨーロッパリーグの方は、私は見慣れないクラブ名が多いですが
またこの中から、面白いチームが出てきてくれればなあ~と思います。

皆さんはどの対戦が気になりますか?(^-^)

さて、まだまだ、と思っていてもプレミアリーグ開幕まであと一週間!
ワクワクしてきますね~[るんるん]
今季もリヴァプールとチェルシー戦を中心にお伝えしていく予定です[わーい(嬉しい顔)]
リヴァプールはちょっと問題多そうですが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
若手選手の成長に期待したいところですね。
チェルシーは何と言っても、モウリーニョが帰ってきましたから
今いるメンバーでどうのようなチームにしてくるのかがとても楽しみです!

では、開幕を楽しみに・・・また近いうちに皆さまにお目にかかりたいと思います☆\(^o^)/
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CL 準々決勝 1st leg バイエルン × ユヴェントス [チャンピオンズリーグ]

4月に入り、CLも再開されました!
今日は、準々決勝1st leg バイエルンvsユヴェントスをお伝えします[わーい(嬉しい顔)]

どちらも堅守であり、攻撃的なチーム。
果たして、ベスト4に進出するのは、どちらのクラブになるのでしょう。


BAYERN (4-2-3-1)


マンジュキッチ ('90 ゴメス)
リベリ ('93 シャチリ )  クロース ('16 ロッベン)  ミュラー
ルイス・グスタボ  シュバインシュタイガー
アラバ  ダンチ  バンブイテン  ラーム
ノイア―


JUVENTUS (3-5-2)


クアリアレッラ ('65 ジョヴィンコ)  マトリ ('65 ヴチニッチ)
ペルーゾ ('75 ポグバ) マルキージオ  ビダル  リヒトシュタイナー
ピルロ
キエッリーニ  ボヌッチ  バルザーリ
ブッフォン


match report


準々決勝の対戦の中でも屈指の好カード。
どちらも、堅守と破壊力抜群の両チームの対戦は意外な形で幕を開けました。

開始1分、ユベントス陣内でピルロからのパスをシュバインシュタイガーがカット、
中央で引き取ったアラバがミドルシュートを放ちます。
丁度ペナルティスポットのあたりでワンバウンドしたボールは、なんとそのままゴールイン。
それほど強いシュートではなく、なんの問題もなく処理できたはずのボールに見えましたが
ブロックに入ったビダルの足にかすかに当たっていたため
方向が変わってしまい、すでに逆に動いていたブッフォンは間に合いませんでした。
両チームにとって、予想外の立ち上がりにはなりましたが
バイエルンにとっては願ってもない、良いスタートとなりました。
思いがけない失点を喫したユーヴェでしたが、そこから崩れることはなく
すぐに落ち着きを取り戻し、バイエルン陣内へ攻め上がります。
11分にはピルロのFKが惜しくもバーのわずか上を通過、
その直後にもビダルがミドルシュートを放つなど、ユーヴェもバイエルンゴールに迫ります。
14分、ここでバイエルンにアクシデントが発生します。
クロースが負傷しベンチに退くことに。代わりにロッベンが投入され、ミュラーが中央
右サイドにロッベンがポジションを変えました。
そしてここから、バイエルンの怒涛の攻撃が始まります。
それまでバイエルンは守備を重視し、あまり前からプレスに行かず慎重に試合を進めていましたが
ロッベンが投入されたことにより、戦い方が変わりました。
18分、バイエルンは右サイドでロッベンのドリブルと、ラームのオーバーラップから
同サイドに流れてきたリベリでチャンスメイク。リベリがゴールライン際から入れた
グランダーのクロスをバルザーリがクリアするも小さくなり、ロッベンがシュートまで持ち込みます。
これはブッフォンの好セーブで防がれますが、瞬く間にバイエルンがチャンスを作りました。
続く20分にも、ショートカウンターからリベリがシュートまで持ち込みビッグチャンスを迎えます。
ロッベンが入ってから、右サイドでラームとリベリの3人が絡んだ攻撃が多くなり
ユーヴェはその対応に苦しむ場面が多くなりました。
バイエルンの怒涛の攻撃に、ユーヴェは徐々にミスが多くなりファウルも増えてきました。
32分、バイエルンは右サイドでロッベンとラームのコンビネーションにミュラーが絡み
ボールを奪うと、走りこんだロッベンがマイナスのクロスを受け取りフィニッシュまで持ち込みます。
37分にもリベリの仕掛けから、マンジュキッチが決定機を迎えるなど
バイエルンが立て続けにビッグチャンスを迎えます。
ユーヴェのパスはほとんど中盤でバイエルンにカットされ、ロングボールも繋がりませんでした。
46分、ピルロのCKにボヌッチがニアでヘディングシュートを放つも、
わずかにバーの上で得点ならず。前半は1-0、バイエルンのリードで後半へ折り返します。

後半に入っても、バイエルンが主導権を握る試合展開は変わりませんでした。
48分、バイエルンはカウンターから
グスタボかディフェンスラインの背後のスペースへスルーパスを送ると
マンジュキッチが抜け出しシュート、開始早々にチャンスを作ります。
バイエルンはピッチを広く使って、左右にボールを動かしユーヴェ陣内で攻撃を続けます。
守備でも高い位置でユーヴェからボールを奪うことを徹底し、自陣への侵入を許しませんでした。
55分にはアラバの低い弾道のFKが枠を捉え、ブッフォンに防がれるもゴールに近づきます。
そして、バイエルンに追加点が生まれたのは63分でした。
右サイドでラームとロッベンがボールを深い位置まで運び、
ペナルティエリアの少し外の中央に戻すと、それを引き取ったグスタボがミドルシュート。
一度はブッフォンが弾き返しますが、マンジュキッチが拾いラストパスを送ると
最後はミュラーが当てるだけのシュートを無人のゴールに流し込み2-0。
マンジュキッチのポジションがオフサイドに見え、
ユーヴェのディフェンス陣は一瞬止まってしまい、カバーが遅れてしまいました。
何とか1点でもアウェイゴールを取っておきたいユーヴェは
65分に2トップをベンチに下げ、ヴチニッチとジョヴィンコを投入します。
すると、69分そのヴチニッチから
抜群のタイミングで右サイドを上がってきたリヒトシュタイナーへ繋ぐと最後はビダルがシュート。
しかし、これはノイアーがブロック、その流れからもう一度ビダルがシュートを放ちますが
ここもノイアーが立ちはだかりゴールはなりませんでした。
バイエルンは前半ほどの激しい攻撃ではなくなりましたが、
2点をリードできたことでその落ち着きはさらに増し、
ジョヴィンコとヴチニッチの投入で少しスペースが出来そうにも思えましたが
そこもしっかり押さえることに成功、ユーヴェをうまく封じ込めました。
ユーヴェは75分にペルーゾに代えてポグバを投入し、交代枠も使い切りますが反撃に至らず
困難な状況を打開できませんでした。結局そのまま2-0で試合終了。
バイエルンがまずはホームで先勝となりました。


BAYERN 2-0 JUVENTUS

( 2013.4.2 ARENA MUNCHEN )


scorer


'1  アラバ

'63 ミュラー


感想です[ドコモ提供]

いや、バイエルン圧巻の強さでした。
ユーヴェも本当に攻撃的で素晴らしいチームなのに、その良さが全く出せなかったという感じでした。
ピルロのマークをどうするのかが話題にもなっていましたが、
主に最初はクロース、あとはミュラーが見ていたと思います。
しかし、ぴったりマンマークではなく、けん制する程度でわりとピルロにはボールを持たせて
いた方だと思います。それよりも、彼がパスを出す先をほぼ完ぺきに抑えていたというか
出しどころを消していたし、その先で必ずカットするようにしていたと思いました。
ユーヴェの攻撃の始まりである、ピルロ自体を抑えるのではなく
その先を封じ込めていたという感じでしょうか。
とにかくバイエルンは、全員が守備意識が高くて献身的。
リベリやロッベンも惜しみなく前からディフェンスにいく。
時には後ろから猛然と戻ってきて、ファウルなしでボールを奪う。
前の選手があれくらい守備をしてくれると、後ろの選手はすごく助かるでしょうね。
とにかく中盤で、ユーヴェの攻撃を全部潰していましたから、
ユーヴェが相手陣内に入ることがほとんど出来ませんでした。
クロースも怖い選手だけれど、ロッベンが入ったことで
それまでやや慎重だったバイエルンの試合運びが自然と攻撃的にシフトしたのか、
そこから急に戦い方が変わりました。
ラームの攻撃参加、ロッベンのドリブル、そこに左からリベリが絡んできて
ユーヴェはずいぶん対応に苦労していました。
そのあたりも最後まで修正しきれなかったようでした。
ユーヴェ、最初の失点は本当にツキがなかったですし、
2点目もオフサイドが、かなり微妙ではあったんですけど・・・
今回は完全にバイエルンに抑え込まれてしまいました。
バイエルン相手に2点のビハインドはかなりキツイとは思いますが、
決して逆転が不可能ではないスコアでもあるとも言えますし、
ホームでの2nd leg 巻き返しに期待したいですね。

今日もCL準々決勝2試合が行われます!
あ、でもまだ、PSGvsバルサを観てないんで、先に今から観ますね[わーい(嬉しい顔)]
結果はまだ知らないので、どんな試合になっているのか楽しみです。
そして、木曜にはELが!個人的に(笑)待ちに待ったフェネルバフチェ、カイトとの再会です[グッド(上向き矢印)]
こちらも、もちろん地味~にお伝えする予定です (^-^)
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CL 決勝R 1回戦 2nd leg マンチェスター・ユナイテッド × レアル・マドリー [チャンピオンズリーグ]

皆さま、ご無沙汰しております!
CLも決勝ラウンド1回戦の2nd legが行われ
今朝(日本時間)はマンチェスター・ユナイテッドvsレアル・マドリーが
オールド・トラッフォードで激突しました!

1st leg はレアルのホーム、サンティアゴ・ベルナベウで1-1のドロー。
この時点では、アウェイゴールを奪ったユナイテッドが一歩リードした形でした。
両チームの勝ち抜け条件は

ユナイテッド → 勝利 ・ 0-0の引き分け
レアル    → 勝利 ・ 2-2以上の引き分け

でしたが・・・


MANCHESTER UNITED (4-2-3-1)

ファン・ペルシー
ナニ ウェルベック ('81 ヤング) ギグス
クレヴァリー ('73 ルーニー) キャリック
エヴラ ヴィディッチ ファーディナンド ラファエウ ('87 バレンシア)
デ・ヘア


REAL MADRID (4-2-3-1)

イグアイン
ロナウド エジル ('70 ぺぺ) ディ・マリア ('45 カカー)
シャビ・アロンソ ケディラ
コエントロン セルヒオ・ラモス バラーヌ アルべロア ('58 モドリッチ)
ディエゴ・ロペス


match report

この大一番にユナイテッドの名将、サー・アレックス・ファーガソン監督はサプライズのトップ下3枚、ナニ、ウェルベック、ギグスを起用する。先日、プレミアリーグ・ノリッチ戦でハットトリックを達成した香川真司、さらにはエースのウェイン・ルーニーもベンチスタートとなった。

序盤から、アウェイのマドリーがボールを支配する。11分にはエジルのパスを受けたイグアインがペナルティーエリアまで持ち込み、ファーストシュートを放った。しかし、ユナイテッドは選手間の距離をコンパクトに保ち、高い集中力でマドリーに動けるスペースを与えない。ボールポゼッションは明らかに相手に上回られていたが、高速カウンターを得意とするマドリーの長所を消すことにチーム全体が素晴らしいハードワークを披露する。
そして、先にゴールに近づいたのはユナイテッドだった。14分、自陣でボールを奪うと、テンポよく相手陣内まで攻め上がり、右サイドからギグスがクロスを上げる。それに逆サイドでファン・ペルシーがダイレクトで合わせ、チャンスを迎える。しかし左足に上手くミートせず得点には至らなかった。
続く20分にもユナイテッドはCKからチャンスを迎える。ギグスの入れたボールに合わせたヴィディッチのヘディングシュートがポストを叩き、こぼれ球をウェルベックが押し込むが、GKディエゴ・ロペスの正面に蹴ってしまい、ここも惜しくもゴールは割れなかった。逆に、ユナイテッドの固い守備を崩せないマドリーは、GKデ・ヘアを脅かす場面を作れない。前半終了間際にはディ・マリアの負傷でカカーを投入し、早くも交代カード使うことになる。スコアレスのまま前半は終了し、後半を迎える。

ゲームを先に動かしたのはユナイテッドだった。
48分、敵陣内でギグスとのパス交換からラファエウが自らドリブルで仕掛け、エリア内へスルーパスを送る。これに反応したウェルベックが倒れながらもファン・ペルシーへ繋ぎフィニッシュまで持ち込む。だがこれは、マドリーのディフェンス陣にブロックされボールは逆サイドへこぼれる。これをナニがマイボールにするとゴール前にグランダーのラストパスを入れ、ウェルベックをかすめたボールは角度が変わり、セルヒオ・ラモスの足に当たりゴールイン。思わぬ形ではあったが、ユナイテッドに得点が生まれた。オールド・トラッフォードは大歓声に包まれ、一気にユナイテッドの勝利ムードが高まる。その後も前半同様、高い集中力でマドリーを封じ込めるユナイテッドの未来は明るいものに思えた。しかし56分まさかのトラブルが発生する。ユナイテッド陣内で、エヴラのクリアボールをトラップしようとしたナニとアルべロアが激しく交錯。ナニのスパイクがアルべロアの脇腹を捉え、主審は迷わずナニにレッドカードを提示した。ユナイテッドはリードしているとはいえ、、マドリー相手に10人で30分以上も戦わなければならなくなった。ここで、すかさずモウリーニョ監督が動く。アルべロアを下げモドリッチを投入すると、より攻撃的な布陣へ変更、勝負を仕掛ける。すると、この采配が的中。66分、そのモドリッチのミドルシュートがポストに当たりつつもゴールネットを揺らし、マドリーがゲームを振り出しに戻した。2試合合計でも、全くのタイスコアとなり、次の1点が勝負の行方を大きく左右することになった。

ナニの退場で明らかに空気が一変、一人少ないため、それまでほぼ完璧だったブロックが崩れたユナイテッドはさらに追加点を許してしまう。69分、マドリーは敵陣でゆっくりとしたボール回しから、フリーでモドリッチがエリア内に縦パスを入れると引き取ったイグアインがエジルとのワンツーでサイドに流れ逆サイドにラストパス。これをファーサイドのロナウドが流し込み、貴重なアウェイゴールを手にし、逆転に成功した。これで延長戦の可能性は消え、ユナイテッドは10人の数的不利に加え、20分余りで2点が必要になった。ここで、モウリーニョ監督はエジルに代えぺぺを投入し守備を強化、逃げ切り体勢に入る。どうしても得点が必要なユナイテッドは、73分ルーニー、81分ヤング、87分バレンシアと攻撃的な選手交代を行い、10人で攻撃を仕掛ける。83分にはCKからギグスのクロスにキャリックが飛び込み、ヘディングシュートで決定機を迎えるもGKディエゴ・ロペスの素晴らしい反応でゴールにならない。その直後にもキャリックから一気に前線へ大きく展開すると、ファン・ペルシーとルーニーのコンビネーションからファン・ペルシーがシュートを放つも、再びディエゴ・ロペスが立ちはだかり得点できない。さらに、そのこぼれ球をヤングが拾いエリア内にクロスを入れると、混戦の中、最後はルーニーがボレーシュートを放つが枠を捉えられない。最後まで攻め続けたユナイテッドだったが、ゴールは遠く1-2で試合終了。2試合合計スコア2-3でレアル・マドリーがマンチェスター・ユナイテッドを下し、ベスト8進出を決めた。


MANCHESTER UNITED 1-2 REAL MADRID

(2013.3.5 OLD TRAFFORD)


scorer

'48 セルヒオ・ラモス(OG)

'66 モドリッチ
'69 ロナウド

1st leg  REAL MADRID 1-1 MANCHESTER UNITED
2nd leg  MANCHESTER UNITED 1-2 REAL MADRID
TOTAL SCORE  REAL MADRID 3-2 MANCHESTER UNITED


感想です[犬]

レアルもユナイテッドも本当に尊敬すべき素晴らしいチームで、1st leg もそうでしたが
お互い素晴らしいパフォーマンスで、どちらかを敗者にするなんてできない、
と思わせるような戦いでした。
ユナイテッドに関しては、ルーニーはコンディション、香川は戦術的な意図があり
先発を外れたそうですが、ファーガソン監督のその戦術プランは本当に完璧でさすがでした。
確かにレアルにボールを持たれていましたが、(持たせていた)
それは相手の得意とするカウンターをさせない狙いがあったし、
自陣で守備意識を高く持ってブロックを作ることで、ロナウドが自由に動けるスペースを消し、
その脅威も封じ込めることにも成功していました。
攻撃の軸となるシャビ・アロンソに、攻守に渡って貢献度の高いウェルベックをマークさせることで
相手の攻撃の起点を潰し、自分たちが攻めに転じた時はファン・ペルシーのサポートができるように
していたのも感心しまくりでした。
守備に重点を置いていたからといっても、ディフェンスラインを下げ過ぎることはなく、
絶妙な距離感でコンパクトさを維持し、受け身の守備ではなく、攻撃のための守備で
相手のやりたいカウンター攻撃を仕掛けていました。
ユナイテッドもロングもショートも縦に早いカウンターは得意ですから
本当にうまく試合を運んでいたと思います。

レアルに関しては、前半はチームの良さ、選手の特性が全く活かせず手詰まり感満載でしたね[あせあせ(飛び散る汗)]
モウリーニョの冴えない表情を見ても、打開策がなかなか見つからないようでした。
しかし、ナニの退場で素早く選手交代を行い、その采配が的中したのは
勝負どころを熟知しているモウリーニョだからこそ、というかその手腕の高さを改めて感じました。
やっぱり勝負強いというか、持ってるのかな、と。
モドリッチのミドルはリーガに行っても健在ですねぇ。
あとはGKディエゴ・ロペスの存在も大きかったと思います。
絶対的守護神のカシージャスが怪我で戦線離脱したことでの補強であり、出場だったにせよ
この大一番であの安定感と冷静な反応は、素晴らしかったです。

そして、このゲームで大きなターニングポイントとなったナニの一発退場ですが・・・
確かにハイボールをジャンプしながら高く足を上げてトラップしようとしていましたし
それがアルべロアの脇腹付近に当たっていたとは思います。
しかしナニには、後ろからきていたアルべロアは見えていなかったように思いました。
故意にやったようには見えませんし、退場は本当に残念なことでした。
主審の判断が正しかったのか、間違っていたのか、私にはわかりません。
ただ、このことが大きく試合の流れを変えたことは確かで
ナニにとっても、主審にとっても今後何か良くない方向に物事が動かなければいいな、
と祈るばかりです。11対11で最後まで見たかったのは確かですが・・・


そういうわけで、とても衝撃的な試合展開と結果でした。
本当に何が起こるかわからない、ですね。

さて、しばらくblogを更新していない間に、ヨーロッパの舞台では
リヴァプールはELから敗退してしまいましたが[ふらふら]
チェルシーとフェネルバフチェは何とか勝ち抜いて残っております[手(チョキ)]
チェルシーはステアウア・ブカレストと、フェネルバフチェはビクトリア・プルゼニと
8日(現地時間)にそれぞれアウェイで対戦します。
どちらも何とか、次のラウンドへ進出してほしいですね。

そして、更新がなかなかできないにも関わらず、いつもご訪問頂きありがとうございます。
また時間を見つけて書いていきたいと思いますので
これからも、どうぞよろしくお願いいたします[わーい(嬉しい顔)]
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CL & EL 決勝ラウンド 組み合わせ抽選結果 [チャンピオンズリーグ]

昨日、今シーズンのCL(チャンピオンズリーグ)とEL(ヨーロッパリーグ)の
決勝ラウンドの組み合わせ抽選が行われました[わーい(嬉しい顔)]

CL 決勝ラウンド1回戦 
(1st leg 2013 2/12.13 、2/19.20 2nd leg 3/5.6、3/12.13 )

ガラタサライ (トルコ) × シャルケ (ドイツ)

セルティック (スコットランド) × ユヴェントス (イタリア)

アーセナル (イングランド) × バイエルン (ドイツ)

シャフタール (ウクライナ) × ドルトムント (ドイツ)

ミラン (イタリア) × バルセロナ (スペイン)

レアル・マドリー (スペイン) × マンチェスター・ユナイテッド (イングランド)

バレンシア (スペイン) × パリ・サンジェルマン (フランス)

ポルト (ポルトガル) × マラガ (スペイン)


EL 決勝ラウンド1回戦 (1st leg 2013 2/14  2nd leg 2/21)

BATEボリソフ (ベラルーシ) × フェネルバフチェ (トルコ)

インテル (イタリア) × CFR クルージュ (ルーマニア)

レバンテ (スペイン) × オリンピアコス (ギリシャ)

ゼニト (ロシア) × リヴァプール (イングランド)

ディナモ・キエフ (ウクライナ) × ボルドー (フランス)

レヴァークーゼン (ドイツ) × ベンフィカ (ポルトガル)

ニューカッスル (イングランド) × メタリスト (ウクライナ)

シュトゥットガルト (ドイツ) × ゲンク (ベルギー)

アトレティコ・マドリー (スペイン) × ルビン・カザン (ロシア)

アヤックス (オランダ) × ステアウア・ブカレスト (ルーマニア)

バーゼル (スイス) × ドニプロ (ウクライナ)

アンジ (ロシア) × ハノーファー (ドイツ)

スパルタ・プラハ (チェコ) × チェルシー (イングランド)

ボルシア MG (ドイツ) × ラツィオ (イタリア)

トッテナム (イングランド) × リヨン (フランス)

ナポリ (イタリア) × ビクトリア・プルゼニ (チェコ)


以上のようになりました!
皆さんはどの対戦が気になりますか?
CLでは、やはり、レアルvsユナイテッドでしょうかね~。
ものすごく、楽しみではあるけれど、何でここで当たるかな[ふらふら]
本来ならファイナルでの対戦でもいいカードですよね。
アーセナルvsバイエルンもキツイなあ・・・
個人的に注目しているのは、ガラタサライvsシャルケとセルティックvsユーヴェです。
ガラタサライは普段試合を観る機会はありませんが
カイトがフェネルバフチェに移籍してから、トルコリーグにも興味津々なもので
ちょっと追っかけてみようと思っています。
セルティックは俊輔の古巣ですから、普通に応援してます。
ただ、相手がユーヴェというのは・・・厳しいですね~。でも頑張ってほしいです!
あとは、チェルシーをCL敗退に追いやったシャフタール。
ドルトムントとの対戦ですが、こちらも注目カードですね。

ちなみに~、私の応援しているチーム、リヴァプール・チェルシー・フェネルバフチェは
なぜか、すべてELにおりますね[たらーっ(汗)]
CLの決勝ラウンドにいないことは非常に残念ですが、ELも大切な大会です。
頑張ってもらいたいです!

さて、どんな戦い・結末が待っているのか・・・本当に楽しみですね[わーい(嬉しい顔)]
ELの決勝は2013年5月15日、アムステルダム・アレナ(アムステルダム・オランダ)で、
CLの決勝は5月25日、ウェンブリー スタジアム(ロンドン・イングランド)で行われます[ぴかぴか(新しい)]

DSC02529.JPG

(横っちょのChelsea FC がちょっぴり悲しい今日この頃・・・)



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CL GS 第4節 チェルシー×シャフタール [チャンピオンズリーグ]

CLも第4節を迎えました[わーい(嬉しい顔)]
グループによっては決勝ラウンド進出を決めるクラブも現われ
徐々に緊張感も高まってきましたね!
さて、チェルシー。
前節、アウェイで完敗だったシャフタールをホームに迎え、どんな戦いを見せてくれたのでしょうか?

ホーム・チェルシーのスタメンはトップにトーレス。
中盤2列目にアザール、オスカル、マタ。
ボランチにラミレス、ミケル。
最終ラインはバートランド、ルイス、ケーヒル、イヴァノ。GKツェフ。
ケガでプレミアのスウォンジー戦を欠場していたルイス、マタは復帰。
しかし、アッシュが新たに負傷、ランパードがまだ戻れません。
テリーは出場可能でしたがベンチスタート。
チェルシーはこのゲームを落とすようなことがあれば
グループリーグ突破はかなり厳しくなるので必ず勝たなくてはなりません。

アウェイ・シャフタールのスタメンはトップにルイス・アドリアーノ。
中盤2列目にウィリアン、ムヒタルヤン、テイシェイラ。
ボランチはヒュブシュマンとフェルナンジーニョ。
最終ラインはラッツ、ラキツキー、クチェル、スルナ。GKピャトフ。
こちらは第3節と、まったく同じメンバー構成でした。

絶対に勝ちが必要なチェルシーでしたが、そのプレッシャーからか開始直後からミスを連発。
バートランドとルイスのコンビネーションが上手くいかず、
シャフタールにチャンスを与えてしまいます。
しかし、何とか立ち上がり早々の失点は免れ、徐々に前に出はじめます。。
そして、前半6分。オスカルが上手く浮かせたボールコントロールで右サイドからクロス。
そのボールにトーレスがゴール前に走り込み、合わせられればというシーンを迎えます。
ゴールまであと一歩でしたが、これはGKピャトフがキャッチ。
しかし、その直後、GKからのリスタートで最終ラインのラキツキーがGKにバックパス。
ピャトフがクリアしようと蹴り出したボールに、詰めていたトーレスが右足で合わせゴール。
相手のミスからの得点でしたが、欲しかった先制点を奪いました。
ところがその3分後、シャフタールが早くも同点に追いつきます。
敵陣内・右サイドのスルナからムヒタルヤンを経由し、フェルナンジーニョがボールを受けると
自らエリア内に切り込みゴールライン際からマイナスのクロス。
これに合わせたのはフリーだったウィリアン。あっという間にゲームは振り出しに戻りました。
シャフタールはアウェイの空気を微塵も感じさせず、堂々とした戦いぶり。
安定した守備に、速攻に遅攻。人数をかけたワンタッチの、人もボールもテンポよく動く攻撃に
少ない人数でもロングボールからフィニッシュまで持っていくリズムの良さ。
やはり、チームの完成度はかなりもの。チェルシーのホームゲームとは思えませんでした。
しかしチェルシーも、守備はかなり不安定でしたがマタとアザールが中心となり
前節の対戦時には作り出せなかったテンポの良いパスワークを生み出し
相手ゴールを脅かします。
そして40分、チェルシーはカウンターからマタがDFラインの大きく開いたスペースにロングフィード。
前線に上がっていたイヴァノには合わず、GKピャトフが頭で大きくクリア。
しかし、それに反応したオスカルが胸トラップの落としから見事なロングシュートを決め
チェルシーが勝ち越しに成功。前半は2-1で終了、後半へ。

良い形で後半に折り返したはずのチェルシーでしたが、今日はリードを許してもらえませんでした。
後半開始早々の47分、シャフタールは相手陣内で焦ることなくゆっくりとしたボール回しを展開。
両サイドを広く使ってチェルシーのディフェンスを左右に振ると
フリーの選手とスペースを作って右サイドのスルナからエリア内にマイナスのクロス。
それにまたもやフリーでウィリアンが合わせてゴール。これで再びタイスコアに。
シャフタールが圧倒的な勢いというよりは、落ち着いてゲームをコントロールして
さらに追加点を奪いそうな雰囲気がスタンフォード・ブリッジに漂います。
チェルシーは前半少し飛ばしすぎたのか、チーム全体の運動量が落ち
攻撃の核となるマタのボールタッチもほとんどなくなり、またリズムが出なくなりました。
少しいい形で攻められそうになっても、そこに連動性が生まれないのです。
相手ボールになった時もプレスにはいくのですが、ただマークに付くだけで
ボールを奪い取ろうという意思はあまり感じられません。
スコアはそのまま動かず、80分、チェルシーはオスカルに代えてモーゼスを投入。
89分にはトーレスをスタリッジに代え、もう一度、何とか勝ち越したいところ。
その約10分間は動きは少ないものの、
早いリスタートやセットプレーで少しゴールに近づいてきました。
終了間際には自陣のゴール前で波状攻撃を喰らいながらも何とかしのぎ94分、CKを獲得。
これがラストプレー。蹴るのはマタ。
そのマタからのキックにモーゼスがヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らし3-2と勝ち越し!
そして、試合終了。
最後の最後、チャンスをモノにしたチェルシーが勝利。見事勝ち点3を手にしました。

これでグループEはチェルシーとシャフタールが勝ち点7で並び、続いてその差1でユーヴェ。
そしてノアシェランという現在の順位になりました。

まずシャフタールの印象は、本当にチームの完成度が高く
とても良い時期に来ているのだな、と思います。
スタンフォード・ブリッジで、メンバーは変われど昨季のCL王者相手にあの落ち着きようは
よほど自分たちのサッカーに自信があるのでしょう。
変な緊張感とか、恐怖心とかプレーから感じられませんでした。
確かにミスから失点はしましたし、最後守り切れなかったのは大誤算だったかとは思いますが
サッカーの内容は素晴らしいと思います。
攻撃時に後方から選手がどんどん上がってくるし、誰かが作ったスペースに必ず入ってくる。
相手が自陣でブロックを作っていて、ボールを回してチャンスを窺うような状況でも
手詰まりにならないというか、最後は危ないところにボールも人も入ってくる。
チェルシーのディフェンスが良くなかったのはありますが、かなりチャンスは作っていたと思います。

そして、チェルシー。何とかかんとか勝てましたね[ふらふら]
ちょっと本気で心配しましたよ[あせあせ(飛び散る汗)] さすがにグループリーグ敗退の危機とかやめてほしいし(苦笑)
攻撃に関しては前半はまずまずだったと思います。
後半はまた、停滞した良くない時のチェルシーでしたが・・・
やはりマタがいると、かなり低い位置でも降りてきてボールを受けてくれますし
その後もすぐに前に上がって攻撃参加しますし
そこからリズムが出てくるので、周りの選手も連動して動きやすいようです。
アザールとマタが近いところでプレーできると、とてもいい感じなんです。
ただ、そこに何人かがまだうまくプラスになりきらないという印象ですね。
まだ、個がバラバラ、パズルのピースがはまりきってないかな、というところでしょうか。
しかし、アザールはゲームやプレーの先読みができる能力がとても評価されているのですが
それ以外にも相手にファウルさせるのが本当に上手いですね。
取ってもらえなければそれまでですが、相手がファウルせざるを得ないような体の使い方、
ボールの持ち方、フェイントのかけ方・・・まあ、常にそれをやってますよね。
わざとタックルさせてるんじゃないかなぁ、あれは・・・と感心してしまいます。
それから、オスカルのロングシュートも熱くなりましたね、あれはすごかった。
しか~し、守備はというと・・・ひどかったですね[がく~(落胆した顔)]
パスミスから相手にチャンスを与え、積極的にボールを奪いにいけば簡単にかわされ
危ない場所でフリーの選手を作りすぎ。プレスも中途半端だし、ディ・マッテオ?って感じです。
まあ、テリー、ランパード、アッシュ、
今までチームを支えてきたベテラン選手もいつかはチームを離れる時はくるでしょうし
世代交代している最中ですから、
若手選手に多くの経験を積んでもらって良いチームを作ってほしいですね。
このグループ、最後まで混戦しそうです。

さて☆本日のトーレスコーナー☆ですが~

今日は89分まで出場、1ゴールという結果でした。
あのゴールは相手のバックパスをしっかり狙っていたのと
偶然ではなく、ちゃんとゴールを狙ってキックしてたんだろうな、と。さすがです[手(チョキ)]
最近(トーレスが)前線で孤立してサイドに流れてしまうとやっぱり良くない、というお話を
ゲーム中の解説でよくお聞きするのですが
今日、特に前半はずっと前線の中央でプレーしていて、何かとても良い印象でした。
ああ、こういうことなんだなあ、と。
確かに昨シーズンからサイドに流れてクロス(かなり精度はいいんですよ!!)というのは
増えたんですけど、やはり彼はセンターフォワードなわけで、フィニッシュが本来の仕事。
そりゃ、そうですよね。一番得意なエリアでプレーしないとダメですよね。
また周りもそういう状況を作ってあげるのも大事ですし。
今日みたいな感じでプレーできれば、以前の感覚が戻ってゴールも増えるかもしれません。
あと、この間のユナイテッド戦の退場以降、相手選手と接触があっても簡単に倒れなくなりました。
倒れてもプレーを続けてましたし、彼なりに気を付けてるんでしょうね。
(本来は倒れなくても、もっとずっとできる選手なのですよ~)
あと、やはり気になるのは90分の中で気持ちに波があることでしょうか。
まだ、メンタル面不安定なのかな・・・と少々心配です。

さて、すみません。書きたいことが多くて、長くなってしまいましたが
とにかく厳しい戦いは続きますが、CL、必ず決勝トーナメントに進めるように頑張ってほしいですね。
プレミアでは次節はなんと~リヴァプールとの楽しみな対戦です!
最近、時間がなくてリヴァプール戦を記事にできていないのですが
(試合はちゃんと観ていますよ~[手(チョキ)]
これはしっかりレポートする予定でおります。
良かったらまた読んで下さいね!楽しみにしたいと思います[わーい(嬉しい顔)]
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CL GS 第3節 シャフタール × チェルシー [チャンピオンズリーグ]

CLグループステージも第3節を迎え
チェルシーはウクライナのシャフタールと敵地での対戦となりました。

チェルシーはプレミアでは開幕から負けナシ、首位に立ち、好調を維持しております。
また、対戦相手のシャフタールも現在リーグ戦で開幕から何と12連勝中!
こちらも首位で絶好調。そんな2チームの対戦となりました。

ホーム・シャフタールのスタメンは前線にルイス・アドリアーノ。
中盤2列目にウィリアン、ムヒタルヤン、テイシェイラ。
ボランチにヒュプシュマンとフェルナンジーニョ。
最終ラインはラッツ、ラキツキー、クチェル、スルナ。GKピヤトフ。

アウェイ・チェルシーのスタメンは前線にトーレス。
中盤2列目に今日はマタ、オスカル、ラミレス。
ボランチはランパードとミケル。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。
アザールはベンチスタート、プレミアでのユナイテッド戦に備えての温存でしょうか。

シャフタールのホームスタジアムは大きくてキレイで
詰めかけたサポーターたちの熱気が加わり、とても良い雰囲気を作り出していました。
立ち上がり、チェルシーはフィフティのボールを上手くマイボールにし、
ゆっくりと攻撃を組み立てます。
まずは落ち着いてゲームに入り、自分たちのぺースで試合を進めたいところ。
しかし、3分という早い時間帯にスコアは動きました。
シャフタールはスローインからの流れで、テイシェイラがゴールを決め、先制点を奪います。
チェルシーはゴール前でのディフェンス陣の対応と連係が上手くいかずミスが重なり
結果的に相手にチャンスになるようなボールにしてしまっての、もったいない失点でした。
早い時間での先制ゴールに、サポーターは大盛り上がり、チームの士気もさらに高まります。
その後は完全にシャフタールのペース。
15分過ぎにランパードが負傷でベンチに退くアクシデントもあり、
チェルシーは流れを全く引き戻す事ができません。
シャフタールもミスはあるものの、全員が高い集中力と
豊富な運動量での献身的なハードワークで、チェルシーにチャンスを与えません。
ランパードに代わって、フィールドインしたアザールも今日は違いを作れず
反撃のきっかけを掴めないまま時間だけが過ぎていきます。
チェルシーは何度もピンチを迎えつつも、ツェフの好セーブなどで何とか切り抜け
前半は1-0で終了。

後半早々、カウンターからアザールとマタでチャンスを作り、巻き返しを図るチェルシーでしたが
52分シャフタールに追加点が生まれます。
シャフタールの選手の激しいプレスに、アザールが高い位置でボールロスト。
がら空きのチェルシー陣内にアドリアーノがドリブルで持ち上がりテリーを引きつけておいて、
最後は右のフェルナンジーニョへ。ルイスの必死のカバーも虚しく、
フェルナンジーニョのシュートはゴールネットを揺らしました。
その後も前半同様、チェルシーは押し込まれ、ゴール前で波状攻撃を受ける展開。
ツェフの素晴らしい判断と反応で追加点は許さないものの、
攻撃に関しては得点の匂いが全くしません。
チャンスらしいチャンスを作れないまま2-0で試合は推移し、
チェルシーにゴールが生まれたのは88分。
トーレスと交代で出場していたスタリッジが、ラキツキーとの右サイドでのマッチアップで接触。
こぼれ球をイヴァノが拾いゴール前にマイナスのクロス。
それをアザールがスルー、最後はオスカルが冷静にゴールを決め2-1。しかし、時すでに遅し。
そのまま2-1で試合終了。ユーヴェとノアシェランが引き分けたため、
このゲームで、勝ち点3を加えたシャフタールがグループ単独首位に立ちました。

まず、シャフタールは素晴らしい内容と結果だったと思います。
90分の中で、いっさいチェルシーの時間帯を作らせませんでした。
後半、どこかで集中力やスタミナが落ちてくるだろうとも思いましたが、
唯一、失点した場面だけがそれで、あとはほぼ完璧な内容だったんじゃないでしょうか。
安定した守備、スピードに乗った展開力のある攻撃的なスタイル。
チームとしての完成度はかなり高い印象でした。
第2節はユーヴェ相手のアウェイゲームでしたが、引き分けるくらいですから
実力は本物だと思います。

一方、敗れたチェルシーですが・・・今日は完敗です。いいとこなかったですね。
ツェフの素晴らしいセーブに何度救われたか。それがなければもっと点差は開いていたでしょう。
スーパーカップでアトレティコと対戦した時と似てましたね。
過密日程のせいか動きが重く、運動量も少ない。
シャフタールの守備が本当に安定していたのはあるのですが、
相手DFを引き出すような動きがなかったですね。人が動かないからボールも動かない。
守備の意識も低かったです。チームとしてまとまりや連動性がありませんでした。
90分間、ここまで押し込まれて、手も足もでないチェルシー、あまり見たことがありません。

さて、☆本日のトーレスコーナー☆ですが[もうやだ~(悲しい顔)]

今日はスタメンフル出場とはいかず
70分にスタリッジと後退でベンチに下がり、ゴールはありませんでした。
彼個人のコンディションや動き自体は良かったと思います。
しかし、チームとしては機能していなかった。
ただ、それはトーレス一人の問題ではないとも思います。
どうやってチーム全体で、シュートを打てる状況を作り出すかなんだと思うのです。
例えば二列目以降の選手がトーレスに出してそれっきりではなく、
もうワンプレー入れて、別の選手がフィニッシュまでいく。
トーレスもゴール前で収めたら、自分でキープやシュートにこだわり過ぎず周りの選手を使う。
お互いにそういうアイデアや努力が必要で
恐らく、いい時のチェルシーは、そういったことができているのだと思います。
やはり、もう少し時間が必要なのでしょうね。
トーレス、今日の交代でモチベーションが下がらなければいいのですが・・・。

CL、次節はシャフタールとのホームゲームになります。
厳しい戦いになりますが、必ず勝たなければなりません。
またプレミア、リーグカップでユナイテッドと連戦です。(ホントにやるの!?キツイ日程!)
ここでズルズル落ちないように、気持ちを切り替えて試合に臨んでほしいと思います。
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