たまごまん
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/
Rome ne s’est pas faite en un jour ☆ローマは一日にしてならず。Foot ball も一日にしてならず。今日もサッカー勉強中!
りさ
2015-01-24T12:11:32+09:00
ja
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アジアカップ 日本vsUAE
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2015-01-24
日本のアジアカップは終わってしまいました。以前よりは感情に流されず、試合の内容や結果を受け止めることができるようにはなりましたが、やはり悔しいですね。時間が経った今日の方がジワジワ来ています。そうしているうちに、日本が敗退した理由はなぜなのか?という疑問が沸いてきました。もちろん、この試合だけの要素に限らず、ここにくるまでの経緯に様々な要因があるとは思います。ただ、昨日の試合で言うなれば試合開始から7分間にそのカギがあったのではないか、と考えました。私なりの見解を少し書いてみたいと思います。スタートから2分過ぎまでは、相手選手へのプレスもかけ、自分たちのパスワークもリズムよく繋がりフィニッシュまでもち込めていました。決して入りは悪くありません。ところが、2:40日本の右サイドで酒井高徳が15番・イスマイールとの1対1でボールを失い、カウンターを受けます。最終的には川島が阻止し、失点には至りませんでした。この場面の最終ラインを見てみると、酒井が上がっていたため、左から長友・森重・吉田の3人が対応しています。前線の相手選手に対して人数は足りていますが、ラインコントロールが難しかったのではないかと思います。長友と森重は並んでいますが、吉田は右サイドの7番・マブフートをマークしなければならないので、2人より少し下がったポジショングでした。そこで、オフサイドが取れずディフェンスラインの背後のスペースにスルーパスを出され、サイドを突破したマブフートに独走を許してしまいました。この直後から日本は明らかにリズムを崩し、逆にUAEは自分たちのプランに鋭さを増してきます。日本はパスミスが増え、守備も後手後手になっていました。相手のレベルはありますが、グループリーグで見せていた『人数をかけて、後ろもフォローして』という連動した守備が機能せず、中盤でのプレスが緩くなっていたと思います。そして、5:54ボールホルダーであるマブフートに対し、長谷部と香川が2人で挟み込んで対応していました。しかし、かわされてしまいます。その後、後方からのフォローがなくドリブルで突破され、前線の中央に守備が引き付けられて右にポジションをとっていたオマールにフリーでパスを出されミドルシュートを撃たれてしまいます。これは、日本のディフェンスに当たってゴールには至らず難を逃れました。そして、先制された7分。日本の左サイドで相手に緩急をつけたボール回しをされたことで守..
日本代表
りさ
2015-01-24T12:11:32+09:00
以前よりは感情に流されず、
試合の内容や結果を受け止めることができるようにはなりましたが、やはり悔しいですね。
時間が経った今日の方がジワジワ来ています。
そうしているうちに、日本が敗退した理由はなぜなのか?という疑問が沸いてきました。
もちろん、この試合だけの要素に限らず、ここにくるまでの経緯に様々な要因があるとは思います。
ただ、昨日の試合で言うなれば
試合開始から7分間にそのカギがあったのではないか、と考えました。
私なりの見解を少し書いてみたいと思います。
スタートから2分過ぎまでは、相手選手へのプレスもかけ、自分たちのパスワークもリズムよく繋がり
フィニッシュまでもち込めていました。決して入りは悪くありません。
ところが、2:40
日本の右サイドで酒井高徳が15番・イスマイールとの1対1でボールを失い、カウンターを受けます。
最終的には川島が阻止し、失点には至りませんでした。
この場面の最終ラインを見てみると、
酒井が上がっていたため、左から長友・森重・吉田の3人が対応しています。
前線の相手選手に対して人数は足りていますが、
ラインコントロールが難しかったのではないかと思います。
長友と森重は並んでいますが、吉田は右サイドの7番・マブフートをマークしなければならないので、
2人より少し下がったポジショングでした。
そこで、オフサイドが取れずディフェンスラインの背後のスペースにスルーパスを出され、
サイドを突破したマブフートに独走を許してしまいました。
この直後から日本は明らかにリズムを崩し、逆にUAEは自分たちのプランに鋭さを増してきます。
日本はパスミスが増え、守備も後手後手になっていました。
相手のレベルはありますが、グループリーグで見せていた
『人数をかけて、後ろもフォローして』
という連動した守備が機能せず、中盤でのプレスが緩くなっていたと思います。
そして、5:54
ボールホルダーであるマブフートに対し、長谷部と香川が2人で挟み込んで対応していました。
しかし、かわされてしまいます。
その後、後方からのフォローがなくドリブルで突破され、前線の中央に守備が引き付けられて
右にポジションをとっていたオマールにフリーでパスを出されミドルシュートを撃たれてしまいます。
これは、日本のディフェンスに当たってゴールには至らず難を逃れました。
そして、先制された7分。
日本の左サイドで相手に緩急をつけたボール回しをされたことで守備が混乱。
ノープレッシャーで前線へのロングボールを許し、
マブフートに絶妙なトラップからのハーフボレーを決められました。
おそらくはプラン通り、先制点を奪ったUAEは前半の早い時間にもかかわらず、
自陣に引いた試合運びを始めます。
延長戦も含め、残り約110分はほとんど日本の攻撃の時間だったと思います。
柴崎の同点ゴールは素晴らしかったですが、90分もしくは120分では決着をつけられず
PK戦の末、日本は敗退という結果に終わりました。
まず、立ち上がりのピンチから修正が出来なかったことが大きかったのではないでしょうか。
落ち着いて立て直す前に、相手のペースに持ち込まれてしまった。
そして先制点を許し、相手のプラン通りの試合運びになってしまったと思います。
多くの場合、先制点を奪われると相手が主導権を握るため、こちらは不利な立場になります。
それは、例えば欧州のビッグクラブや強豪国といわれるナショナルチームでも同じです。
ただ、そこで不利な状況を打開できるプランや能力があるかないか、
発揮できるか否かだと思います。
個人の能力も組織力も、おそらく日本がUAEを上回っていると感じましたが
不利な状況を打開するために必要なスキルが、まだまだ不足しているのではないでしょうか。
アギーレ体制が今後どうなるのか、現段階では明確ではありませんが
そのあたりのレベルアップを進めていかなければならないと思います。
また、どんな高いクオリティをもった選手でもボールを失ったり、ミスをすることはあります。
大切なのはその後をどうカバーするかです。
まずはミスを減らすために、個人の能力をもちろん上げなくてはなりませんが、
そういった部分も常に考えていく必要があると思います。
最後に、選手本人やメディカルによるコンディション管理を問題視する声があるかもしれませんが
個人的には長友の負傷はアクシデント、
交代枠の采配は勝負所を知っているアギーレの英断だったと捉えています。
それにしても、ベスト8で大会を去るのは非常に辛いですね。
コンフェデレーションズカップに出場できないのも、本当に痛手です。
トップチーム含め、各年代で日本のサッカーはしっかり立て直していかないとなりません。
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Bonne année ! 2015
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2015-01-01
皆さま、新年あけましておめでとうございます本年もどうぞよろしくお願いいたします(*´▽`*)ご無沙汰しております本当は昨日、久々に更新をする予定だったのですが、仕事の後、家族&親戚の忘年会&新年会のあと録画していたレアルvsミランを見ながら爆睡してしまい、起きたら朝の4時でした( ゚Д゚)というわけで、昨日書けなかったことを・・・(*´▽`*)昨年も、たくさんの方にお世話になり本当にありがとうございました。家族・友人・先輩、このblog で交流させていただいている皆さま、読者の方々多くの方のおかげで良い1年を送ることができました。サッカーを通じても様々な世代の方とつながり、楽しい時間を過ごさせていただきました。また、自分の目指しているフィールドに少しだけ近づけた一年でもありました。ここから、成長するか途中で枯れてしまうかは自分次第。これまでは疑問や迷いばかりの人生でしたが、「この道に進みたい」という想いは決心から2年が経過した今も、やはり間違ってないと確信しています。まだまだ足りない部分もありますし、時間もかかります。でも、「草の根活動」の精神を忘れず、地道にやっていきたいと思います。なかなか皆さんのblog に伺えず申し訳ありません。今年も、たくさんの素敵なお写真や楽しいお話を楽しみにしております時間を見つけて、またお邪魔させていただきます!2015年が素敵な年になりますように今年もよろしくお願いいたします。Bonne et heureuse année!
日記
りさ
2015-01-01T08:58:37+09:00
本年もどうぞよろしくお願いいたします(*´▽`*)
ご無沙汰しております
本当は昨日、久々に更新をする予定だったのですが、
仕事の後、家族&親戚の忘年会&新年会のあと
録画していたレアルvsミランを見ながら爆睡してしまい、起きたら朝の4時でした( ゚Д゚)
というわけで、昨日書けなかったことを・・・(*´▽`*)
昨年も、たくさんの方にお世話になり本当にありがとうございました。
家族・友人・先輩、このblog で交流させていただいている皆さま、読者の方々
多くの方のおかげで良い1年を送ることができました。
サッカーを通じても様々な世代の方とつながり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
また、自分の目指しているフィールドに少しだけ近づけた一年でもありました。
ここから、成長するか途中で枯れてしまうかは自分次第。
これまでは疑問や迷いばかりの人生でしたが、「この道に進みたい」という想いは
決心から2年が経過した今も、やはり間違ってないと確信しています。
まだまだ足りない部分もありますし、時間もかかります。
でも、「草の根活動」の精神を忘れず、地道にやっていきたいと思います。
なかなか皆さんのblog に伺えず申し訳ありません。
今年も、たくさんの素敵なお写真や楽しいお話を楽しみにしております
時間を見つけて、またお邪魔させていただきます!
2015年が素敵な年になりますように
今年もよろしくお願いいたします。
Bonne et heureuse année!
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今夜はクラシコ
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-10-25
皆さま、こんにちはもう、だいぶ寒くなりましたね。いかがお過ごしですか?記事タイトルは「クラシコ」なのですが、先日行われたCL第3節のリヴァプールvsレアル・マドリーの感想を書きたいと思います。結果は3-0とレアルの完勝でした。私は先に結果だけを知っていたので、そのスコアから想像するにリヴァプールのパフォーマンスが良くなかったのかな、と思いました。今季のプレミアの苦戦ぶりを見ていても、その光景は自然と目に浮かんできます。しかし、実際に試合映像を見てみると、パフォーマンスは決して悪くありませんでした。確かに、結果的には内容もスコアも、レアルにやり込められた感はありますがリヴァプールが悪かったというよりは、レアルが上回っていたという方が自然な印象です。両チームに所属する選手のタイプ、採用しているスタイルはもちろん違います。ただ、プレーのスピード感というか、攻撃を仕掛ける速さというのは共通していてキックオフからかなり激しく、前半は非常に早い展開で試合が進みました。先制点は23分。ハメス・ロドリゲスとのコンビネーションから、ロナウドがゴールを決めました。先にボールを持っていたロナウドがリヴァプールのディフェンスを引き付け、ロドリゲスにパスを出しながら、ディフェンスラインの裏に走る。ボールを受けたロドリゲスはまず、右足でトラップしコントロール。次に、左足でディフェンダーの頭上を越す浮き球のパスを出す。この瞬間も、ディフェンスはロドリゲスに引き付けられているのでロナウドのマークが遅れ、さらに浮き球のパスに対応できず、ゴールを許してしまいました。レアルの選手間の意思疎通、技術の高さ、ラストパスのアイディア。非常にクオリティーの高いゴールシーンでした。続いて2点目は30分、スコアラーはベンゼマ。CKの流れから、左サイドでトニ・クロースが逆サイドに大きく展開。ファーのベンゼマがヘディングシュートを決めました。ここでは、リヴァプールがセカンドボールを拾えず、レアルの2次攻撃に遭い最終的な局面では、ラインコントロールが疎かになっていました。3点目は41分。これもCKからベンゼマが決めました。こぼれ球にペペが素早く反応、最後はベンゼマがタイミングを逃さず確実に決めました。(あのタイミングに合せる技術は相当難しいと思います)ぺぺにはシュクルテルがついていましたが、後ろから足を出されて先にボールに触られ、ベンゼマに繋がりました。ミニョレも飛び..
チャンピオンズリーグ
りさ
2014-10-25T14:54:53+09:00
もう、だいぶ寒くなりましたね。いかがお過ごしですか?
記事タイトルは「クラシコ」なのですが、
先日行われたCL第3節のリヴァプールvsレアル・マドリーの感想を書きたいと思います。
結果は3-0とレアルの完勝でした。
私は先に結果だけを知っていたので、そのスコアから想像するに
リヴァプールのパフォーマンスが良くなかったのかな、と思いました。
今季のプレミアの苦戦ぶりを見ていても、その光景は自然と目に浮かんできます。
しかし、実際に試合映像を見てみると、パフォーマンスは決して悪くありませんでした。
確かに、結果的には内容もスコアも、レアルにやり込められた感はありますが
リヴァプールが悪かったというよりは、レアルが上回っていたという方が自然な印象です。
両チームに所属する選手のタイプ、採用しているスタイルはもちろん違います。
ただ、プレーのスピード感というか、攻撃を仕掛ける速さというのは共通していて
キックオフからかなり激しく、前半は非常に早い展開で試合が進みました。
先制点は23分。
ハメス・ロドリゲスとのコンビネーションから、ロナウドがゴールを決めました。
先にボールを持っていたロナウドがリヴァプールのディフェンスを引き付け、
ロドリゲスにパスを出しながら、ディフェンスラインの裏に走る。
ボールを受けたロドリゲスはまず、右足でトラップしコントロール。
次に、左足でディフェンダーの頭上を越す浮き球のパスを出す。
この瞬間も、ディフェンスはロドリゲスに引き付けられているので
ロナウドのマークが遅れ、さらに浮き球のパスに対応できず、ゴールを許してしまいました。
レアルの選手間の意思疎通、技術の高さ、ラストパスのアイディア。
非常にクオリティーの高いゴールシーンでした。
続いて2点目は30分、スコアラーはベンゼマ。
CKの流れから、左サイドでトニ・クロースが逆サイドに大きく展開。
ファーのベンゼマがヘディングシュートを決めました。
ここでは、リヴァプールがセカンドボールを拾えず、レアルの2次攻撃に遭い
最終的な局面では、ラインコントロールが疎かになっていました。
3点目は41分。これもCKからベンゼマが決めました。
こぼれ球にペペが素早く反応、最後はベンゼマがタイミングを逃さず確実に決めました。
(あのタイミングに合せる技術は相当難しいと思います)
ぺぺにはシュクルテルがついていましたが、
後ろから足を出されて先にボールに触られ、ベンゼマに繋がりました。
ミニョレも飛び出しはしましたが、対応できませんでした。
足で止めるか、キャッチするかの選択を迷ったのかな、という感じに見えました。
前半で3-0という、リヴァプールサイドにとってはショッキングな展開で、
そこまで大きなミスがあったわけではなかっただけに、残念な前半でした。
後半、リヴァプールはチームに馴染めず、結果の出ていないバロテッリに代えてララーナを投入。
前線はララーナが左、スターリングが中央、コウチ―ニョが右にポジションを移しました。
ララーナの投入で、前線の3人がポジションを変えながらボールを受けて
前半とは違うリズム感を生みだし、徐々に攻撃の形が作れるようになりました。
しかし、それも後半開始から10分ほど。15分は続かなかったでしょうか。
すでに3点のリードがあるレアルは、前半のように積極的な攻撃はせず
落ち着いた守備から、時折タイミングを見計らって鋭いカウンターを仕掛けてきました。
リヴァプールには手詰まり感が漂い、67分にロジャース監督は残りの交代枠を使い切ります。
しかし、ピッチに送り出されたマルコヴィッチとエムレ・カンも変化はつけられず。
ノーチャンスではありませんでしたが、結局レアルのゴールをこじ開けることはできませんでした。
レアルは個々のクオリティの高さはもちろんなのですが、
それがバラバラに発揮されているのではなく、チームとしてまとまり、機能していました。
あれだけ個性の強い選手たちを、生き生きとプレーさせ、チームとして機能させている
指揮官・アンチェロッティの手腕もやはりすごいな、と思います。
リヴァプ―ルにも、レアルほどではないにしろ、いい選手はたくさんいます。
しかし、その特徴や良さが十分に発揮できず、
その個々の能力が、チーム力にまだうまく合流していないような感じです。
気になったのは、バイタルエリアに入った時に、味方選手との距離が近すぎることです。
ある程度、レアルの守備を引き付けてはいましたが、
引き付けてできたスペースを有効に使えていないことが多いのです。
ボールの近くに人が偏りすぎているので、もっとスペースを上手く使えればと思います。
ロジャーズの采配に関していえば、0-3で負けている状況ですから
早めに交代枠を使い切ったことは理解できますが、その意図がよくわかりませんでした。
マルコヴィッチはコウチ―ニョと同じポジションに入っていましたから、
前線で変化をつけたかったのでしょうけれど、カンはどういう意図で入れたのかなあ、と。
センターをアレンとカンに任せてジェラードを前に上げるなら理解できるのですが、
ジェラードは変わらずアンカーポジションにいましたし、
だからといって、アレンやカンが前に積極的に出ていくという感じでもなかったように見えました。
第3節を終えて、リヴァプールは同組のルドゴレツ、バーゼルと勝ち点では並んでいますが
得失点差で現在順位は3位。
次節はレアルホームでの折り返し対戦になりますので、なかなか厳しい状況ですね。
ようやくCLの舞台に戻ってきてくれたので、ちょっと頑張ってほしいなあ、と思います。
LIVERPOOL (4-3-3)
スターリング バロテッリ (46 ララーナ) コウチ―ニョ (68 マルコヴィッチ)
アレン ジェラード ヘンダーソン (67 エムレ・カン)
アルベルト・モレノ ロブレン シュクルテル ジョンソン
ミニョレ
REAL MADRID (4-3-3)
ロナウド (75 ケディラ) ベンゼマ ハメス・ロドリゲス
イスコ クロース (81 イジャラメンディ) モドリッチ
マルセロ (85 ナチョ) バラン ペペ アルべロア
カシージャス
SCORER
23 ロナウド 30 41 ベンゼマ
LIVERPOOL 0-3 REAL MADRID
( 2014.10.26 ANFIELD )
さて、今日はクラシコですね!(≧▽≦)
出場するかわからないですが、レアルではイスコのプレーを楽しみにしたいと思います。
バルサでは、やっぱりスアレスですかね?
皆さんも楽しんで下さい!!\(^o^)/
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代表・ブラジル戦 (2014)
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-10-15
皆さま、こんばんは(^-^)昨日のブラジル戦はご覧になられましたか?内容も結果も想定内ではありましたが、やはり残念ですね。基本が守備的なプランだったせいか、全体的にチームが少し縮こまっていたような印象でした。アギーレ氏が監督に就任し、新しいチームが始動して4試合目。同監督になってから、新たに召集された選手も多いので選手の意思疎通や連係が不十分なところが目立ちました。今回の試合で、改善が必要ではないかと感じた点をいくつか挙げてみようと思います。まず、プレーのスピードを上げる。時と場合によるとは思いますが、できるだけダイレクト、またはワンタッチで次のプレーに移る。これにチーム全体が連動していく。ツータッチ以上になると相手選手が対応しやすくなるため、攻撃のリズムが失われボールを奪われて、カウンターを受ける可能性が高くなります。次に、スペースの使い方とタイミングを高める。まず攻撃時ですが、ブラジルはカウンターの際にロングボールやタテパス一本で前線に展開した場合、最初はパスを受けた選手しかいなくてもフォローする選手がバランス良くポジションを取りながら、すぐに3~4人上がってきていました。同サイドに偏っている場合でも、すぐに逆サイドの空いたスペースにポジションを移し、チャンスを作っていました。日本はチャンスになりそうな場面でも、フォローの人数も少く上がりも遅い。これではボールを受けた選手が孤立してしまい、次のプレーの選択肢が非常に少なくなります。さらに、大きく開いたスペースがあっても誰も入ってこないか、かなり遅れて入ってきます。素早くスペースを見つけて、的確なタイミングで入ってこれるようになってほしいですね。守備時に関しては、日本はボールホルダーのマークにつくため一人目の選手が動いた際にできるスペースのカバーができておらず、そこを使われていました。例えば一点目。初めはオフサイドポジションにいたネイマールが一度中に戻ってから動き出し、ゴールを決めた場面です。彼の動き出し、ボールを受ける技術とスピードは確かに素晴らしい。しかし、その前のプレーから見てみると、オスカルからタルデッリにボールが入った時に、田口選手がディフェンスにいっているのですが彼が移動してできたスペースをウィリアンとのワンツーで使われています。結果的に、そこからネイマールへのスルーパスが出ています。ですから、味方選手がディフェンスで移動した際にできたスペースを他の..
日本代表
りさ
2014-10-15T19:58:19+09:00
昨日のブラジル戦はご覧になられましたか?
内容も結果も想定内ではありましたが、やはり残念ですね。
基本が守備的なプランだったせいか、
全体的にチームが少し縮こまっていたような印象でした。
アギーレ氏が監督に就任し、新しいチームが始動して4試合目。
同監督になってから、新たに召集された選手も多いので
選手の意思疎通や連係が不十分なところが目立ちました。
今回の試合で、改善が必要ではないかと感じた点をいくつか挙げてみようと思います。
まず、プレーのスピードを上げる。
時と場合によるとは思いますが、できるだけダイレクト、またはワンタッチで次のプレーに移る。
これにチーム全体が連動していく。
ツータッチ以上になると相手選手が対応しやすくなるため、攻撃のリズムが失われ
ボールを奪われて、カウンターを受ける可能性が高くなります。
次に、スペースの使い方とタイミングを高める。
まず攻撃時ですが、ブラジルはカウンターの際にロングボールやタテパス一本で
前線に展開した場合、最初はパスを受けた選手しかいなくても
フォローする選手がバランス良くポジションを取りながら、すぐに3~4人上がってきていました。
同サイドに偏っている場合でも、
すぐに逆サイドの空いたスペースにポジションを移し、チャンスを作っていました。
日本はチャンスになりそうな場面でも、フォローの人数も少く上がりも遅い。
これではボールを受けた選手が孤立してしまい、次のプレーの選択肢が非常に少なくなります。
さらに、大きく開いたスペースがあっても誰も入ってこないか、かなり遅れて入ってきます。
素早くスペースを見つけて、的確なタイミングで入ってこれるようになってほしいですね。
守備時に関しては、日本はボールホルダーのマークにつくため
一人目の選手が動いた際にできるスペースのカバーができておらず、そこを使われていました。
例えば一点目。
初めはオフサイドポジションにいたネイマールが一度中に戻ってから動き出し、
ゴールを決めた場面です。彼の動き出し、ボールを受ける技術とスピードは確かに素晴らしい。
しかし、その前のプレーから見てみると、
オスカルからタルデッリにボールが入った時に、田口選手がディフェンスにいっているのですが
彼が移動してできたスペースをウィリアンとのワンツーで使われています。
結果的に、そこからネイマールへのスルーパスが出ています。
ですから、味方選手がディフェンスで移動した際にできたスペースを他の選手、
またそのカバーに入った選手が空けたスペースを次の選手がカバーしていく。
そういった連動が必要なんだと思います。
そして、視野を広く保つ。
味方選手・相手選手のいる位置を常に把握しておかないと
攻撃では時間がかかってしまうし、守備ではピンチを招きます。
今回は特に守備面で危ない場面が多く、実際に失点にも繋がっていました。
集中力も加わるとは思いますが、見えていないのかな、と思う場面が多かったです。
最後は、マイボールへの意識を高く持つ。
この試合に限らず、どの時代の代表戦でもどうしても気になるのですが
ゴールキックやスローインを味方に繋げられず、
すぐに相手ボールになってしまうことが多いと感じます。
しっかりマイボールにして、シュートまでいかなければ意味がありません。
マイボールに対しての意識をもっと持ってほしいです。
今回のブラジル戦で、多くの選手が世界との差を実感して、悔しい思いをしたと思います。
それを糧に、個人としても、チームとしてもレベルアップしてもらいたいですね。
アジアカップが来年1月ですから、タイミング的には非常に厳しい状況ですが
やるしかないんで、何とか頑張ってほしいと思います。
そして、AFC U-19 選手権ですが、 準々決勝で日本は北朝鮮との対戦が決まりました。
厳しい戦いが予想されますが、何とかベスト4へ進出してもらいたいです!
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AFC U-19 選手権 韓国戦
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-10-14
皆さま、こんにちは昨日、U-19 日本代表は2-1で韓国を下しグループリーグ1位通過で、決勝トーナメント進出を決めました!両チームの勝ち抜けの条件としては、韓国は引き分け以上、負けても同時刻に行われていた中国・ベトナム戦の結果次第ではグループリーグ突破が決まる状況。それに対して日本は勝利しなければ、突破は非常に難しい立場でした。グループリーグを終えたから言えることですが、韓国とは最終戦で当たっていて良かったのかな、と思います。日本だけでなく、この大会では他国も3試合がすべて中一日での開催です。そのため、どのチームも疲労度は非常に高いものがあります。その中でお互いが置かれた状況によってベンチワークを含め、試合の入り方、進め方がずいぶん違っており、そういった背景も試合の行方を決める大きな要因だったのでしょう。日本は初戦・2戦目とチームの中心となっていた広瀬と松本が、また、途中出場ながら得意のドリブルで攻撃のアクセントとなっていた奥川がいずれも負傷のため戦線離脱していました。(奥川選手は右足指の骨折だったようです・・)しかし、そういった負傷者の事情やチームの疲労を考えてか、鈴木監督はベトナム戦からスタメンを5人変えてきました。その判断も一つ、今回の結果につながったのだと思います。試合開始から日本は失点を警戒してか、チームの重心を低い位置に置き自陣の中盤でボールを奪って少ないタッチ数でシンプルに前につなげていました。今大会、初スタメンの北川に一本タテパス、ロングボールというのも多かったです。一方、韓国もゆっくりした試合の入り方で、スタートから前に出る様子はありませんでした。先制点は日本が奪います。13分に右サイドでボールを受けた南野が突破を図り、自らゴールネットを揺らします。しかし、その後にあった決定機に追加点を奪えず29分にCKの流れから韓国に同点に追いつかれ、前半は1-1で後半へ折り返します。引き分けでも突破が決まる可能性のある韓国は、後半もスローペースでのスタートでした。日本は前半にはなかった、金子・関根の両サイドハーフがドリブル突破を仕掛け、攻撃のリズムを変えてきました。中には決定機もありましたが、やはり決めることができません。そうしているうちに、韓国が自陣に引いていたこともあり、相手陣内で横パスとバックパスを繰り返すだけで、突破を仕掛ける姿勢が見られなくなりました。ある選手がワンツーを狙ってパスを出した後、前に..
日本代表
りさ
2014-10-14T11:28:44+09:00
昨日、U-19 日本代表は2-1で韓国を下し
グループリーグ1位通過で、決勝トーナメント進出を決めました!
両チームの勝ち抜けの条件としては、
韓国は引き分け以上、負けても同時刻に行われていた中国・ベトナム戦の結果次第では
グループリーグ突破が決まる状況。
それに対して日本は勝利しなければ、突破は非常に難しい立場でした。
グループリーグを終えたから言えることですが、
韓国とは最終戦で当たっていて良かったのかな、と思います。
日本だけでなく、この大会では他国も3試合がすべて中一日での開催です。
そのため、どのチームも疲労度は非常に高いものがあります。
その中でお互いが置かれた状況によってベンチワークを含め、
試合の入り方、進め方がずいぶん違っており、そういった背景も試合の行方を決める
大きな要因だったのでしょう。
日本は初戦・2戦目とチームの中心となっていた広瀬と松本が、
また、途中出場ながら得意のドリブルで攻撃のアクセントとなっていた奥川が
いずれも負傷のため戦線離脱していました。(奥川選手は右足指の骨折だったようです・・)
しかし、そういった負傷者の事情やチームの疲労を考えてか、
鈴木監督はベトナム戦からスタメンを5人変えてきました。
その判断も一つ、今回の結果につながったのだと思います。
試合開始から日本は失点を警戒してか、チームの重心を低い位置に置き
自陣の中盤でボールを奪って少ないタッチ数でシンプルに前につなげていました。
今大会、初スタメンの北川に一本タテパス、ロングボールというのも多かったです。
一方、韓国もゆっくりした試合の入り方で、スタートから前に出る様子はありませんでした。
先制点は日本が奪います。
13分に右サイドでボールを受けた南野が突破を図り、自らゴールネットを揺らします。
しかし、その後にあった決定機に追加点を奪えず
29分にCKの流れから韓国に同点に追いつかれ、前半は1-1で後半へ折り返します。
引き分けでも突破が決まる可能性のある韓国は、後半もスローペースでのスタートでした。
日本は前半にはなかった、金子・関根の両サイドハーフがドリブル突破を仕掛け、
攻撃のリズムを変えてきました。中には決定機もありましたが、やはり決めることができません。
そうしているうちに、韓国が自陣に引いていたこともあり、
相手陣内で横パスとバックパスを繰り返すだけで、突破を仕掛ける姿勢が見られなくなりました。
ある選手がワンツーを狙ってパスを出した後、前に動き出しても
後ろに戻してしまうような場面が続きました。
しかし65分、日本は左サイドでテンポよくパスを繋ぎ、
最後は南野が豪快に蹴り込んで勝ち越します。
その後、日本は徐々に自陣に引き、ブロックを形成し
ゴール前に入ってくるボールをクリア、または前線のスペースへ大きくフィードして対応。
前線でマイボールにできた場合は、ボールキープで時計の針を進めます。
そして、試合終了の笛が吹かれ、何とか1-2で勝利を収めました。
AFC U-19 選手権 ミャンマー 2014 グループC
韓国 1-2 日本
( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.13 )
得点者 : 13分 65分 南野拓実 29分 キム・ガンヒ
JAPAN (4-4-2)
FW 北川航也 (73 越智大和) 南野拓実 (94 オナイウ阿道)
MF 金子翔太 井手口陽介 川辺駿 関根貴大 (77 高木大輔)
DF 宮原和也 内山裕貴 中谷進之介 石田崚真
GK 中村航輔
感想です (^_^;)
90分通して、韓国はプレーが全体的にスローテンポで緩い印象でした。
プレスも球際の激しさも、ほとんどありませんでした。
勝ち抜け条件を考えれば、無理をする必要はなく要所要所にポイントを置いて
試合を進めていけば良いという考えだったのでしょう。
また、韓国はそうった試合運びができる技術が十分あるとも思います。
しかし、疲労のせいかミスも多く、日本が助かる部分も多く見られました。
もちろん日本がヒヤリとする場面もありましたが、
足元のプレーがほとんどで、そこまで脅威的な攻撃はなかったように思います。
それに、韓国は日本より早くに選手交代を行っていたのですが、
その交代策がうまく機能していませんでした。
日本は、韓国のコンディションに助けられた部分は大きかったと思いますが
結果を出せたのは、非常に大きな進歩だったと思います。
この3試合を見て、
どの世代でも課題となっている決定力の他に、改善したい点がいくつかありました。
・ セカンドボールを拾う
・ セットプレーを増やす (CK・FK ともに)
・ ボールキープのアイディアや技術を上げる
・ 疲労が蓄積してもプレーの精度を保つ
細かく言い出すと他にもたくさんありますが、特にこの4点が気になりました。
このあたりのスキルアップをしてほしいな、と思います。
さて、準決勝は17日に行われる予定で、
グループD(イラク、カタール、北朝鮮、オマーン)の2位との対戦になります。
U-20 W杯に出場して、世界と戦える機会を得るためにも
絶対にベスト4へ進出してもらいたいと思います!
そして、今日はA代表のブラジル戦です。
特に新しく召集されている選手がチームの連係を含め、どこまでできるか注目したいですね。
この試合の前に、先日行われたブラジルvsアルゼンチンのゲームを観て
現ブラジル代表を予習しておこうと思います!
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AFC U-19 選手権 ベトナム戦
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-10-13
皆さま、こんにちは(´▽`)現在、ミャンマーで行われているU-19 選手権はグループリーグ第2戦を終了しました。日本代表は土曜日にベトナムと対戦し3-1で勝利を収め、決勝トーナメント進出に望みをつなげました。日本とベトナムは共に初戦を落としており、どうしても勝利が必要な状況。両チームとも、細かくパスをつなぐサッカーのスタイルは似ており、互いに攻め合う展開でした。しかし、負けると後がなくなる追い詰められた状況のため、あまり前がかりになりすぎず、慎重に試合を運ぶ部分もありました。また、気象条件も厳しく、15:30のキックオフで気温は日陰で34℃。ピッチも荒れており、それに加えグループリーグは中一日での対戦となるため選手の体力の消耗は激しいものがありました。前半スタートから15分頃までは、日本が相手陣内に攻め込む場面が多かったもののベトナムの好守に阻まれ、フィニッシュまでは持ち込めませんでした。スタート時は特に日本にアグレッシブさが感じられましたが、時間の経過とともにゲームが落ちつき、少しゆっくりした展開になりはじめます。日本もベトナムも相手ボールになった時のボールチャレンジが非常に上手く、中盤でボールを奪い合う時間が続き、お互いになかなか深い位置までボールを運べません。しかし、両チームともにスピードのあるサイド攻撃からゴールに近づきはじめます。前半はゴールレスで終了し、後半へ。後半から、日本は松本に代えて奥川を投入。しかし後半開始直後から、積極的に仕掛けてきたベトナムに立て続けにチャンスを作られ、ゴールを脅かされます。何とかピンチを切り抜けるも、51分に左SBの広瀬が相手選手との競り合いの際にピッチに後頭部を強打。交代を余儀なくされ、急きょ石田がピッチに送り出されました。貴重な交代枠を負傷者で一枠使った日本ではありましたが、59分に待望の先制点を奪います。ベトナムの好守に遭いながらも、井手口、南野とつなぎ、一旦ブロックされるもセカンドボールを拾った奥川が自らシュートを放ち、ゴールネットを揺らしました。その後、徐々に両チームに疲労が目立ち、運動量が減り、足も止まり始めました。それでも追加点が欲しい日本は攻め続け、決定機も作りますが得点には至りません。すると、83分に川辺が足を痙攣したのかベンチに退き、望月が投入されました。交代枠も使い切り、残り時間を何とか無失点で切り抜けたい日本でしたがベトナムも粘りを見せ、一進一退の..
日本代表
りさ
2014-10-13T13:35:06+09:00
現在、ミャンマーで行われているU-19 選手権はグループリーグ第2戦を終了しました。
日本代表は土曜日にベトナムと対戦し3-1で勝利を収め、
決勝トーナメント進出に望みをつなげました。
日本とベトナムは共に初戦を落としており、どうしても勝利が必要な状況。
両チームとも、細かくパスをつなぐサッカーのスタイルは似ており、互いに攻め合う展開でした。
しかし、負けると後がなくなる追い詰められた状況のため、
あまり前がかりになりすぎず、慎重に試合を運ぶ部分もありました。
また、気象条件も厳しく、15:30のキックオフで気温は日陰で34℃。
ピッチも荒れており、それに加えグループリーグは中一日での対戦となるため
選手の体力の消耗は激しいものがありました。
前半スタートから15分頃までは、日本が相手陣内に攻め込む場面が多かったものの
ベトナムの好守に阻まれ、フィニッシュまでは持ち込めませんでした。
スタート時は特に日本にアグレッシブさが感じられましたが、
時間の経過とともにゲームが落ちつき、少しゆっくりした展開になりはじめます。
日本もベトナムも相手ボールになった時のボールチャレンジが非常に上手く、
中盤でボールを奪い合う時間が続き、お互いになかなか深い位置までボールを運べません。
しかし、両チームともにスピードのあるサイド攻撃からゴールに近づきはじめます。
前半はゴールレスで終了し、後半へ。
後半から、日本は松本に代えて奥川を投入。
しかし後半開始直後から、
積極的に仕掛けてきたベトナムに立て続けにチャンスを作られ、ゴールを脅かされます。
何とかピンチを切り抜けるも、
51分に左SBの広瀬が相手選手との競り合いの際にピッチに後頭部を強打。
交代を余儀なくされ、急きょ石田がピッチに送り出されました。
貴重な交代枠を負傷者で一枠使った日本ではありましたが、59分に待望の先制点を奪います。
ベトナムの好守に遭いながらも、井手口、南野とつなぎ、一旦ブロックされるも
セカンドボールを拾った奥川が自らシュートを放ち、ゴールネットを揺らしました。
その後、徐々に両チームに疲労が目立ち、運動量が減り、足も止まり始めました。
それでも追加点が欲しい日本は攻め続け、決定機も作りますが得点には至りません。
すると、83分に川辺が足を痙攣したのかベンチに退き、望月が投入されました。
交代枠も使い切り、残り時間を何とか無失点で切り抜けたい日本でしたが
ベトナムも粘りを見せ、一進一退の攻防が続きます。
そして88分、奥川が右足を痛め、プレー続行不可能で日本は10人での戦いを強いられることに。
するとその直後、日本はベトナムに素早く右サイドに展開され
クロスの処理が及ばず、こぼれ球を叩き込まれて同点を許してしまいます。
アディショナルタイムは相手GKが負傷し、倒れていた時間があったので6分ありました。
一瞬気持ちが切れたかに思えた日本でしたが、93分にCKを獲得。
南野のCKに中谷が飛び込み、勝ち越しゴールを奪います。
さらに、終了間際にも井手口がゴールをネットを揺らし、3-1で見事日本が勝利を収めました。
AFC U-19 選手権 ミャンマー2014 グループC
ベトナム 1-3 日本
( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.11 )
得点者 : 59分 奥川雅也 89分 タイン・タン 93分 中谷進之介 96分 井手口陽介
JAPAN (4-4-2)
FW 越智大和 南野拓実
MF 松本昌也 (46 奥川雅也) 井手口陽介 川辺駿 (83 望月嶺臣) 関根貴大
DF 坂井大将 三浦弦太 中谷進之介 広瀬陸斗 (56 石田崚真)
GK 中村航輔
感想です (≧▽≦)
試合終盤に同点にされた時は、正直もうダメかと思いました
選手たちがガックリきているのも目に見えてわかりましたし・・・
そういった状況から立て直すのは、10代でなくても難しいですよね。
ただ、アディショナルタイムが6分と長かったのが幸いしたのか
疲労と失点のダメージで、体はもうほとんど動かなかったでしょうけれど
最後まで諦めずにプレーできたのは良かったですね。
こういう劇的な展開は毎試合あるものではありませんが、
あのまま同点、もしくは逆転されて終わるのと
勝ち越して勝ち切るのとでは、いろんな意味で身に付くものが変わってくると思います。
何よりも、この大会で先に進める可能性を残せたのが大きかったのではないでしょうか。
ベトナムも近年、国レベルでサッカーの強化に力を入れていて、非常に怖い存在になっています。
選手はみんな、テクニック・スピード・俊敏さがあり、チームワークにも長けています。
体格や実践しているサッカースタイルは日本とよく似ていますね。
何よりも、サッカーや試合に取り組むモチベーションが非常に高いと感じました。
今後もきっと、手強い相手になるに違いありません。
日本もそうでしたが、ベトナムも中盤の守備で
ファーストディフェンダーに連動して周りの選手たちが的確なポジションを取り、
攻撃を遅らせたり、マイボールにするのが上手かったです。
この試合で、負傷者が出てしまったのが心配ですね。
川辺選手は疲労のようでしたが、
広瀬選手は頭ですし、奥川選手は運ばれる時の本人の様子が深刻そうでした。
その後も松葉杖をついていたらしいので、プレーができる状態ではないかもしれません。
大事に至らなければよいのですが。
さて、グループリーグ最終戦は強敵・韓国との一戦です。
勝たなければ突破は非常に難しい状況です。
厳しい戦いになることは間違いないですが、
ぜひ勝って決勝トーナメント進出を決めて欲しいですね。
韓国戦は本日(10月13日)の夕方、18:00キックオフです!!
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AFC U-19 選手権 中国戦
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-10-10
皆さま、こんにちはご無沙汰しております!あっという間に10月も半ばに差しかかろうかとしていますがいかがお過ごしでしょうか?(´▽`)昨日10月9日より、ミャンマーでAFC U-19 選手権が行われています。U-19 日本代表は初戦が中国との対戦になりましたが、残念ながら1-2で敗れ、グループリーグ突破に向けて厳しいスタートとなりました。AFC U-19 選手権とは、19歳以下によるアジアNO.1を決める大会です。16か国がグループAからDに分かれ、1グループ4チームでグループリーグを戦い上位2位までが決勝トーナメントに進むことができます。この大会でベスト4以上に入れば、来年ニュージーランドで開催されるU-20 ワールドカップへの出場権が得られます。日本はグループC に入り、中国・ベトナム・韓国の3か国との対戦になります。昨日の中国戦は、試合開始直後に左サイドで相手にドリブル突破を許し、ペナルティエリア内でたまらずファウル。PKを献上し先制されるスタートでした。緊張のためか、チーム全体がフワッとした空気で入り方は悪かったのですが失点後は前からプレッシャーをかけ立て直し、徐々に自分たちのリズムを作っていくことができました。わりと早い段階で日本のペースに持っていけたと思います。16分には、左サイドでボールを受けた南野拓実が自らドリブルで持ち上がりゴールを決めて1-1の同点に追いつきます。しかし、その後は主導権を握りながらもゴールが奪えず、前半はそのまま終了しました。後半スタートから、鈴木政一監督はボランチの川辺駿に代えて井手口陽介を投入。その井出口と、62分に金子翔太と交代で出場した奥川雅也が新たなアクセントになり後半もやはり日本のペースで試合は進みます。多くのチャンスや決定機がありましたが、相手ゴールネットを揺らすには至らず後半スタートから15分経過した頃を境に、チーム全体の疲労が色濃くなってきました。運動量の減少、集中力の低下、コンビネーションプレーが少なくなりテンポの良い分厚い攻撃が見られなくなりました。守備でも前線、中盤でのプレスも甘くなり、迎えた77分、自陣の深い位置で相手にFKを与え追加点を許してしまいます。78分に日本は最後の交代カードを切り、FWの越智大和に代えてオナイウ阿道をピッチに送り出します。しかしチームの疲労が酷く、パスミスが増え、意思疎通も上手くいきません。それでも決定機は3度ほど作ることがで..
日本代表
りさ
2014-10-10T19:36:21+09:00
ご無沙汰しております!
あっという間に10月も半ばに差しかかろうかとしていますが
いかがお過ごしでしょうか?(´▽`)
昨日10月9日より、ミャンマーでAFC U-19 選手権が行われています。
U-19 日本代表は初戦が中国との対戦になりましたが、
残念ながら1-2で敗れ、グループリーグ突破に向けて厳しいスタートとなりました。
AFC U-19 選手権とは、19歳以下によるアジアNO.1を決める大会です。
16か国がグループAからDに分かれ、1グループ4チームでグループリーグを戦い
上位2位までが決勝トーナメントに進むことができます。
この大会でベスト4以上に入れば、来年ニュージーランドで開催される
U-20 ワールドカップへの出場権が得られます。
日本はグループC に入り、中国・ベトナム・韓国の3か国との対戦になります。
昨日の中国戦は、試合開始直後に左サイドで相手にドリブル突破を許し、
ペナルティエリア内でたまらずファウル。PKを献上し先制されるスタートでした。
緊張のためか、チーム全体がフワッとした空気で入り方は悪かったのですが
失点後は前からプレッシャーをかけ立て直し、
徐々に自分たちのリズムを作っていくことができました。
わりと早い段階で日本のペースに持っていけたと思います。
16分には、左サイドでボールを受けた南野拓実が自らドリブルで持ち上がり
ゴールを決めて1-1の同点に追いつきます。
しかし、その後は主導権を握りながらもゴールが奪えず、前半はそのまま終了しました。
後半スタートから、鈴木政一監督はボランチの川辺駿に代えて井手口陽介を投入。
その井出口と、62分に金子翔太と交代で出場した奥川雅也が新たなアクセントになり
後半もやはり日本のペースで試合は進みます。
多くのチャンスや決定機がありましたが、相手ゴールネットを揺らすには至らず
後半スタートから15分経過した頃を境に、チーム全体の疲労が色濃くなってきました。
運動量の減少、集中力の低下、コンビネーションプレーが少なくなり
テンポの良い分厚い攻撃が見られなくなりました。
守備でも前線、中盤でのプレスも甘くなり、
迎えた77分、自陣の深い位置で相手にFKを与え追加点を許してしまいます。
78分に日本は最後の交代カードを切り、
FWの越智大和に代えてオナイウ阿道をピッチに送り出します。
しかしチームの疲労が酷く、パスミスが増え、意思疎通も上手くいきません。
それでも決定機は3度ほど作ることができましたが、相手GKの好セーブに防がれたり、
わずかなタイミングのずれやボールタッチの技術が足らず、ゴールを奪えませんでした。
結局そのまま、スコア1-2で試合終了。
日本は大切な初戦を勝ち点0で終えました。
AFC U-19 選手権 ミャンマー 2014 グループC
日本 1-2 中国
( Wunna Theikdi Stadium 2014.10.9 )
得点者 : 2分(PK) 77分 イ セゴウ 16分 南野拓実
JAPAN (4-4-2)
FW 越智大和 (78 オナイウ阿道) 南野拓実
MF 金子翔太 (62 奥川雅也) 松本昌也 川辺駿 (46 井手口陽介) 関根貴大
DF 坂井大将 三浦弦太 中谷進之介 広瀬陸斗
GK 中村航輔
感想です!(>_<)
8:2くらいの割合で90分間、日本が攻め続けていました。
チャンスも決定機も多く作れていましたが、ゴールだけが遠かった・・・という印象です。
中国が日本陣内に攻め込んできた回数は、数えるほどだった思います。
しかし、PKとFKというチャンスにしっかり決めてきた。
技術やチーム力が上であろうチームが90分間主導権を握り攻め続けるも
相手の良い守備に阻まれたり、決定機を逃して得点できず
相手が久々に攻撃してきた時にポン、とゴールを入れられて負けてしまう、という
サッカーではよくあるパターン(日本代表・年代に限らずアジアの戦いでは特に・・・)で
非常に残念な結果でした。
前半から全力で戦っていたのに加え、高い気温、でこぼこしたピッチの影響もあったのでしょうか、
後半は消耗が激しく、足が止まりプレーの精度もかなり落ちてしまいました。
ただ、選手個人の技術は高いものがあり、正直驚きました。
ボールタッチ、トラップ、パススピード。
プレーの判断の早さ、予測などもレベルは非常に高いと感じました。
チーム全体の好守における意思統一もできていて、
前半は特に、代表チームでこんなにも合うものなのかな、と感心しました。
特徴的だったのは、ゴールに背を向けてもパスをらうのではなく
前を向いた状態でプレーすることを選手たちが意識して実践していたこと。
もちろん、ポストプレーなどでタメを作りたい場合などは別ですが
前向きにボールをもらうことでプレーのスピードが上がり、相手は対応しづらくなる。
これは、鈴木監督がチームのコンセプトとして掲げているとのことで
そういった意識づけが選手にしっかり浸透しているのかな、と思いました。
この試合は残念な結果になりましたが、残り2戦に期待したいですね。
選手個人で印象深かったのは、チームのエースと言われる南野拓実選手。
シュートセンス、技術も高く、ストライカー+ゲームメイクもできるタイプでしょうか。
それから、後半から出場したボランチの井手口陽介選手。
彼はパワフルで攻守両面において、非常にスキルの高い選手だと思います。
中盤の底で的確なポジションにボールを捌き、タイミングを見て前線に上がり攻撃参加が
できるプレイヤーかな、と。守備面でもポジショニングが良く、ボール奪取が上手い。
最後は、こちらも途中出場の奥川雅也選手。
両利きのドリブラーで非常に面白い選手です。本当にどちらが利き足がわからないくらい
両足の技術が高いので、味方にとっては非常に心強く
相手にとっては対応しにくい選手ではないかなと思います。
彼らの今後が楽しみですね。
さて、先ほどA代表のジャマイカ戦が始まりました。
アギーレ監督になってから、初勝利なるでしょうか。観てみたいと思います。
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☆お知らせ☆
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-08-24
皆さま、こんにちは。ご無沙汰しております。そろそろ始動します、と言っていた前回から更新することなく一カ月が経過してしまいました。更新が滞っている間も、ご訪問いただきありがとうございます。諸事情により、blogを開く時間がとれず皆さまのところにも伺えなくて申し訳ありません。9月からは、徐々に時間がとれると思いますのでblog更新もまたボチボチ再開していきたいと思います。プレミア、ブンデス、リーガ、続々と欧州リーグが開幕していますね。まだ、チラ見程度しか観戦できていないのですが今シーズンのチェルシーは、なかなか強そうな予感がプンプンしています。個人的にかなり衝撃の移籍だったセスクと(こちらは想定内)ジエゴ・コスタがまあ何の違和感もなく馴染んでるっぽい・・・新戦力含め、第2期・モウリーニョ体制2年目も楽しみです。また、リヴァプールはチームのエースだったスアレスがバルサへ移籍してしまいました。スアレスが抜けた穴はもちろん大きいのですが、補強もしていますし、若手選手も成長していますので得点力に関してはある程度カバーできるのではないかと思います。しかし、守備面に関してはプレシーズンマッチ、開幕戦を観ていても昨シーズン同様脆い部分があり、チーム全体の守備力のアップが大きな課題になりそうです。守備の要になるような選手を一人置けるといいのですが。今季はチャンピオンズリーグもあるので楽しみなのですが、今のところ、楽しみ半分・どうかな?半分という感じです。そういえば、バロテッリの加入が目前だとか・・・今季もプレミア、特にリヴァプールとチェルシーを中心に追いかけて皆さまと一緒に楽しんでいきたいと思います(*´▽`*)今シーズンも、どうぞよろしくお願いいたします!
お知らせ
りさ
2014-08-24T13:12:25+09:00
ご無沙汰しております。
そろそろ始動します、と言っていた前回から更新することなく
一カ月が経過してしまいました。
更新が滞っている間も、ご訪問いただきありがとうございます。
諸事情により、blogを開く時間がとれず
皆さまのところにも伺えなくて申し訳ありません。
9月からは、徐々に時間がとれると思いますので
blog更新もまたボチボチ再開していきたいと思います。
プレミア、ブンデス、リーガ、続々と欧州リーグが開幕していますね。
まだ、チラ見程度しか観戦できていないのですが
今シーズンのチェルシーは、なかなか強そうな予感がプンプンしています。
個人的にかなり衝撃の移籍だったセスクと(こちらは想定内)ジエゴ・コスタが
まあ何の違和感もなく馴染んでるっぽい・・・
新戦力含め、第2期・モウリーニョ体制2年目も楽しみです。
また、リヴァプールはチームのエースだったスアレスがバルサへ移籍してしまいました。
スアレスが抜けた穴はもちろん大きいのですが、
補強もしていますし、若手選手も成長していますので
得点力に関してはある程度カバーできるのではないかと思います。
しかし、守備面に関してはプレシーズンマッチ、開幕戦を観ていても
昨シーズン同様脆い部分があり、チーム全体の守備力のアップが大きな課題になりそうです。
守備の要になるような選手を一人置けるといいのですが。
今季はチャンピオンズリーグもあるので楽しみなのですが、
今のところ、楽しみ半分・どうかな?半分という感じです。
そういえば、バロテッリの加入が目前だとか・・・
今季もプレミア、特にリヴァプールとチェルシーを中心に追いかけて
皆さまと一緒に楽しんでいきたいと思います(*´▽`*)
今シーズンも、どうぞよろしくお願いいたします!
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そろそろ始動します
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-07-24
皆さま、こんばんは(*´▽`*)毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。ワールドカップが閉幕し、私はひとり勝手に燃え尽き(なぜアナタが?という疑問は放置)放心状態が続いておりました。しかし、そんな状態ではあるものの、今大会を観て大きな衝撃を受け以前よりさらに、サッカーのことを多方面から学びたいと強く思うようになりました。ずっとこうだと信じていたことが違っていたかもしれない。テクニックや戦術に目が行き過ぎて、もっと基本の大切な部分を置き去りにしているかもしれない。自分が思っているよりも、さらに早いスピードで現代のサッカー界は動いているのかもしれない。サッカーを知り尽くすなんて、一生かかってもできないかもしれないけれどそれでも知りたい、という意欲にかられるような私にとっては、そんなワールドカップ・ブラジル大会でした。そういうわけで、そろそろ始動したいと思います。皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
日記
りさ
2014-07-24T19:00:09+09:00
毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
ワールドカップが閉幕し、私はひとり勝手に燃え尽き(なぜアナタが?という疑問は放置)
放心状態が続いておりました。
しかし、そんな状態ではあるものの、今大会を観て大きな衝撃を受け
以前よりさらに、サッカーのことを多方面から学びたいと強く思うようになりました。
ずっとこうだと信じていたことが違っていたかもしれない。
テクニックや戦術に目が行き過ぎて、もっと基本の大切な部分を置き去りにしているかもしれない。
自分が思っているよりも、さらに早いスピードで現代のサッカー界は動いているのかもしれない。
サッカーを知り尽くすなんて、一生かかってもできないかもしれないけれど
それでも知りたい、という意欲にかられるような
私にとっては、そんなワールドカップ・ブラジル大会でした。
そういうわけで、そろそろ始動したいと思います。
皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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準決勝 オランダ vs アルゼンチン
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-07-10
皆さま、こんにちは (^-^)早いもので、ワールドカップは残すところ2試合。決勝はドイツvsアルゼンチンという顔合わせになりました。そして、3位決定戦はともにファイナルへ進めなかったブラジルとオランダとの対戦となります。オランダvsアルゼンチンは両チームともに得点はなく、PK戦での決着となりましたが両チームの素晴らしい守備が機能し、非常に見応えのある120分間でした。お互いが一番得意とするエリアでの攻撃を、お互いが見事に封じあったというか・・・どちらかが些細なミスをすれば、それで勝負が決まる緊張感のあるゲームでしたね。アルゼンチンはロッベンに、オランダはメッシに決定的な仕事をさせませんでした。もちろん、その2人だけを止めれば良いわけでもなく、危険な選手は両チームに他にも多く存在しますし、ゲーム中は何が起こるかわかりません。しかし、そういったことも含め両チームがベストを尽くして戦ったと言えると思います。ファン・ハール監督のことですから、延長・PK戦までもつれ込む可能性は考えていたと思います。しかし、交代枠を使い切っていたので前回のようにPKストッパーとして、クルルを起用することはできませんでした。後半からヤンマートを投入したのは、マルティンス・インディが1枚イエローをもらっていたので、10人になる可能性があったため。また、デ・ヨングは負傷明けでしたし、ファン・ペルシーも体調不良が伝えられており見るからにコンディションは万全ではなく、消耗も激しかった。早めに交代カードを使い切るというのは、指揮官として苦渋の選択だったでしょう。ただ、90分、もしくは120分で勝負が決まる可能性もあるわけですから、その時その時で、ベストな選択をしていかざるを得なかったのだと思います。PK戦を見た印象では、やはりシレッセンはPKはあまり得意ではないのかもしれませんね。ただ、もしそれがウイークポイントなら、この経験を元にスキルアップすることは十分可能です。今回の敗戦のショックは大きいかもしれませんが、まだ25歳と若いですしこれから多くの経験を積んで、さらなる成長をしてほしいと思います。オランダはこの大会中、採用してきた5バック、2ボランチ、トップ下・スナイデル前線にロッベンとファンペルシーで試合はスタートしました。守備時は、ボランチのヴァイナルダムがスナイデルと入れ替わるような形で前線の中央にポジションを取り、アルゼンチンの選手にプレッシャ..
ワールドカップ2014
りさ
2014-07-10T14:43:51+09:00
早いもので、ワールドカップは残すところ2試合。
決勝はドイツvsアルゼンチンという顔合わせになりました。
そして、3位決定戦はともにファイナルへ進めなかった
ブラジルとオランダとの対戦となります。
オランダvsアルゼンチンは両チームともに得点はなく、PK戦での決着となりましたが
両チームの素晴らしい守備が機能し、非常に見応えのある120分間でした。
お互いが一番得意とするエリアでの攻撃を、お互いが見事に封じあったというか・・・
どちらかが些細なミスをすれば、それで勝負が決まる緊張感のあるゲームでしたね。
アルゼンチンはロッベンに、オランダはメッシに決定的な仕事をさせませんでした。
もちろん、その2人だけを止めれば良いわけでもなく、
危険な選手は両チームに他にも多く存在しますし、ゲーム中は何が起こるかわかりません。
しかし、そういったことも含め両チームがベストを尽くして戦ったと言えると思います。
ファン・ハール監督のことですから、延長・PK戦までもつれ込む可能性は考えていたと思います。
しかし、交代枠を使い切っていたので
前回のようにPKストッパーとして、クルルを起用することはできませんでした。
後半からヤンマートを投入したのは、
マルティンス・インディが1枚イエローをもらっていたので、10人になる可能性があったため。
また、デ・ヨングは負傷明けでしたし、ファン・ペルシーも体調不良が伝えられており
見るからにコンディションは万全ではなく、消耗も激しかった。
早めに交代カードを使い切るというのは、指揮官として苦渋の選択だったでしょう。
ただ、90分、もしくは120分で勝負が決まる可能性もあるわけですから、
その時その時で、ベストな選択をしていかざるを得なかったのだと思います。
PK戦を見た印象では、やはりシレッセンはPKはあまり得意ではないのかもしれませんね。
ただ、もしそれがウイークポイントなら、この経験を元にスキルアップすることは十分可能です。
今回の敗戦のショックは大きいかもしれませんが、まだ25歳と若いですし
これから多くの経験を積んで、さらなる成長をしてほしいと思います。
オランダはこの大会中、採用してきた5バック、2ボランチ、トップ下・スナイデル
前線にロッベンとファンペルシーで試合はスタートしました。
守備時は、ボランチのヴァイナルダムがスナイデルと入れ替わるような形で
前線の中央にポジションを取り、アルゼンチンの選手にプレッシャーをかけ
メッシには主にデ・ヨングと交代出場のクラシーがマークについていました。
デ・ヨングとクラシーのメッシへの対応も素晴らしかったし、そこを抜かれた時は
CBのフラールのカバー+最終ラインも人数をかけてしっかり対処していました。
メッシは1対1で止めるのは難しい。かと言って2人3人・・・と彼に着くマークが増えれば
その分だけ相手にフリーの選手ができてしまい、そこを使われる。
今回のオランダは本当に危ない場面を除いては、
そのあたりを上手くコントロールしていたように見えました。
特に、途中出場していたクラシーは非常に良かったと思います。
ファウルで止める場面もありましたが、良い距離感を保ち
メッシのマークとスペースのカバーをしっかりこなしていました。
まだ23歳になったばかりですが、今後注目していきたい選手だなと思いました。
カイトですが今日も右のウィングバックでスタートし、先発フル出場。
後半からは左にポジションを移し、延長後半からはサイドハーフの位置に。
何度かミスがあったのと、延長前半の最後の方はさすがに疲れたのか、
腰に手を置いてしばらく足が止まっていたので少々心配しましたが
攻守に渡って120分間、最後まで頑張ってくれました。
PKもしっかり決めてくれましたし。
(PK戦の最後のキッカーが、カイトとマキシだったのは何だか複雑な思いでした・・・)
彼にとってワールドカップは、おそらくこれが最後の大会になると思います。
今回が世界王者のタイトルを獲得するラストチャンスだったので、非常に残念です。
3位決定戦に出場するかはわかりませんが、その機会が与えられたら
カイトらしく最後までプレーしてほしいですね。
さて、3位決定戦はファイナルを逃した2チームの対戦ですから
両国のモチベーションがどうなのか少々気になりますが・・・
どういう姿勢で臨んでくるのでしょうか。起用する選手などにも注目したいです。
そして、決勝はどんな試合展開、結果になるのか・・・
楽しみにしたいと思います。
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オランダ 準決勝へ
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-07-06
皆さま、こんにちは (^-^)ワールドカップは残すところ、準決勝が2試合、3位決定戦と決勝の4試合となりました。セミファイナルの対戦カードは、ブラジルvsドイツ・オランダvsアルゼンチンに。いや~もうどんな試合展開、結果になるか想像がつきません・・・(^_^;)今朝行われたオランダvsコスタリカはスコアレスのまま90分を迎え、延長戦へと突入。それでもスコアは動かず、PK戦へともつれ込みました。その結果、4-3でオランダがコスタリカを下し準決勝進出を決めています。コスタリカは今回のオランダ戦だけでなく、準々決勝に勝ち上がってくるまでの、どの試合でも対戦国を十分に苦しめました。その献身的な戦いぶりはとても好感が持て、素晴らしいチームだったと思います。今回の対戦で一番すごいなと感じたことは、ファン・ハール監督の采配でした。おそらく、延長・PK戦の可能性も考えて、綿密に準備をしていたのでしょうね。オランダは試合開始から延長戦が終了する120分間、大きく戦い方を変えませんでした。(スコアが何かしら動いていれば、変わっていたかと思います)決して攻め急ぐことなく、ディフェンスラインでゆっくりボールを回し要所要所で仕掛ける。一見、消極的にも見えますが、これはコスタリカのカウンターを警戒しての対策だったと思います。攻め急いでカウンターを喰らい、もし仮に先制点を許してしまうと、コスタリカに主導権を握られ、いくらオランダとはいえ得点するのは難しくなる。1点が勝敗を分けるゲームであることを、ファン・ハール監督は十二分に理解していたのでしょう。また、無理に攻撃を仕掛けないことでスタミナの消耗も少なくてすみますし、延長戦に入っても戦える体力はオランダの方にはあったと思います。90分、または120分で決着をつけたかったのが本音ではあったと思いますが、コスタリカの守備も粘りを見せ、PK戦へと突入しました。しかし、そこでもファン・ハール監督はきっちり対策を持っていたのです。延長後半終了が近づいた頃、PK戦を見据えてGKのクルルがアップを開始。終了直前に、それまでゴールマウスを守っていたシレッセンに代えて投入しました。その采配はズバリで、クルルは2つのPKを止めることに成功。オランダはキッカーを務めた全員が決めて、PK戦を制しました。ある情報では、シレッセンはキャリアでPKを止めたことがないのだそう。もし、それが事実なら、それも織り込み済みだったの..
ワールドカップ2014
りさ
2014-07-06T10:48:50+09:00
ワールドカップは残すところ、準決勝が2試合、3位決定戦と決勝の4試合となりました。
セミファイナルの対戦カードは、
ブラジルvsドイツ・オランダvsアルゼンチンに。
いや~もうどんな試合展開、結果になるか想像がつきません・・・(^_^;)
今朝行われたオランダvsコスタリカはスコアレスのまま90分を迎え、延長戦へと突入。
それでもスコアは動かず、PK戦へともつれ込みました。
その結果、4-3でオランダがコスタリカを下し準決勝進出を決めています。
コスタリカは今回のオランダ戦だけでなく、
準々決勝に勝ち上がってくるまでの、どの試合でも対戦国を十分に苦しめました。
その献身的な戦いぶりはとても好感が持て、素晴らしいチームだったと思います。
今回の対戦で一番すごいなと感じたことは、ファン・ハール監督の采配でした。
おそらく、延長・PK戦の可能性も考えて、綿密に準備をしていたのでしょうね。
オランダは試合開始から延長戦が終了する120分間、大きく戦い方を変えませんでした。
(スコアが何かしら動いていれば、変わっていたかと思います)
決して攻め急ぐことなく、ディフェンスラインでゆっくりボールを回し要所要所で仕掛ける。
一見、消極的にも見えますが、これはコスタリカのカウンターを警戒しての対策だったと思います。
攻め急いでカウンターを喰らい、もし仮に先制点を許してしまうと、コスタリカに主導権を握られ、
いくらオランダとはいえ得点するのは難しくなる。
1点が勝敗を分けるゲームであることを、ファン・ハール監督は十二分に理解していたのでしょう。
また、無理に攻撃を仕掛けないことでスタミナの消耗も少なくてすみますし、
延長戦に入っても戦える体力はオランダの方にはあったと思います。
90分、または120分で決着をつけたかったのが本音ではあったと思いますが、
コスタリカの守備も粘りを見せ、PK戦へと突入しました。
しかし、そこでもファン・ハール監督はきっちり対策を持っていたのです。
延長後半終了が近づいた頃、PK戦を見据えてGKのクルルがアップを開始。
終了直前に、それまでゴールマウスを守っていたシレッセンに代えて投入しました。
その采配はズバリで、クルルは2つのPKを止めることに成功。
オランダはキッカーを務めた全員が決めて、PK戦を制しました。
ある情報では、シレッセンはキャリアでPKを止めたことがないのだそう。
もし、それが事実なら、それも織り込み済みだったのかもしれません。
試合後のファン・ハール監督のコメントでは
クルルには、PK戦になった場合に投入する可能性がある、と。
また、逆にシレッセンには試合に集中させるためにそのことは伝えなかったそうです。
その試合に臨むにあたって、準備に準備を重ねて、完璧に近い備えをしたとしても
いつ何時、ケガ人なども含め、試合がどう動くかわかりません。
それでも、様々な展開を想定しての対策は立てておかなくてはならないのです。
この試合から学んだことは、
常に全力で攻め続けなくても、有利に試合を運ぶことができる。
すべての可能性に対しての準備が必要であること。
そして、忘れてはならないのが指揮官の考えをピッチ上で選手が表現できること。
スコアレスで試合が進むめば、どこかで焦りが出てきてもおかしくありません。
ですが、オランダの選手たちにはそれが見られませんでした。
チーム全体の考えが最後まで乱れないメンタルの強さも素晴らしかったです。
PK戦のために交代出場したクルルもまた同じ。
たとえ、起用される可能性を予告されていたとしても、
あんな重要な場面を任されたのだから、プレッシャーは尋常ではありません。
プレミアで見ている限りですが、クルルは体格にも恵まれ、シュートへの反応も早いいいGKです。
それでも、この状況でいきなりプレーするなんてできるんだろうか・・・
と思いましたが、私の不安をよそに彼は2つのPKストップを成功させました。
その役目をこなしたクルルは見事だったと思います。
対戦国の試合の傾向、選手の分析や対策、そして自分のチームの選手の特徴を把握し、
試合展開をいくつも想定して、時間の経過や状況と共にそれを変えていく。
そして、それを選手がピッチ上で表現する。
どれが欠けても、このコスタリカ戦の勝利はなかったのではないかな、と思います。
もちろん、それでも負けることはあるとは思いますが
勝つためには、本当に様々な面からベストを尽くさなければならないのだなと感じました。
最後になりましたが、カイトは今日も右サイドのウイングバックで先発フル出場。
試合終盤は4バックになっていたので右のサイドバックでプレーしていたかな?
今日も彼らしい、献身的なプレーを120分間見せてくれました。
一度サイドを抜かれた場面があって、おおお・・・と少し焦りましたが
それ以外は安定していたと思います。
サイドからいいクロスを何本か入れてましたし、他にもロッベンへのパスなんかも
ちょっとリヴァプール時代を彷彿させるプレーでしたね。
PKもしっかり決めてくれましたし、(私は内心ヒヤヒヤでしたが・・・)
プレーが切れた時にはみんなに声をかけて、士気を高めたりもしてましたね。
彼はプレー中も、プレー以外でも
今、自分が何をしなくてはならないかを本当によくわかっている選手だと思います。
次のアルゼンチン戦でも、出場してくれるといいなあ・・・(*´▽`*)
さて、決勝の舞台にはどこが勝ち上がってくるでしょうか。
楽しみにしたいと思います。
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カイト 代表100キャップ達成
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-30
皆さま、こんばんは。(^-^)ワールドカップもついに決勝トーナメントに突入し、熱く激しい戦いが連日繰り広げられていますね!私は体調も頭も(前からか・・・:笑)完全におかしなことになっておりますが、気にせず楽しみたいと思います!昨日(今日?いまだにどう表現して良いかわかりません)行われたオランダvsメキシコのゲームは劇的な最後でしたね。前半はオランダがディフェンスラインから前にボールを入れられず、攻撃を担うスナイデル、ロッベン、ファン・ペルシーがなかなかボールに触れませんでした。テレビカメラはどうしてもボールのある位置を映すので、オランダの前線(メキシコの最終ライン)がどのような状況になっていたか明確にはわかりませんがボールの出しどころがなかったということは、メキシコのディフェンスが、それだけ絶妙なポジショニングでスペースを消していたのでしょうね。特にロッベンもファン・ペルシーも、スペースがあってこそ一番生きる選手なのでオランダの攻撃の特徴であるその部分を消しにかかっていたのだと思いました。後半開始3分にドス・サントスのゴールでスコアが動いてからは、オランダも選手交代をしたりフォーメーション、選手のポジションを変えたりして、突破口を模索し決定機も何度か作りました。しかし、そこに立ちはだかったのはGKオチョア。グループリーグのブラジル戦でも、何度も素晴らしいセーブを連発していましたがオランダ戦でもそれは変わらず。ところが、もうこのままメキシコの勝利かな、という思いがよぎった試合終盤の87分。ロッベンのCKから、交代出場のフンテラールが頭でマイナスに落とし、最後はスナイデルの右足が炸裂。オランダは1-1の同点に追いつきました。そして、アディショナルタイムの94分にはペナルティエリア内でロッベンが倒されPKを獲得すると、フンテラールが冷静に決めてオランダが逆転勝利を収めました。メキシコも本当に素晴らしいチームで、ここで大会を去ってしまうのは非常に残念ですが結果、オランダがベスト8進出を決めています。このメキシコ戦で、オランダ代表であるディルク・カイトが代表通算100試合出場を達成しました。この日、グループリーグ最終戦のチリ戦と同じ左のウイングバックで先発出場したカイト。前半は厳しい日差しが照りつける日なたで、ウィングバックの位置でプレー。後半エンドが逆になるので、ようやく日陰でプレーできた思いきや開始から10分そこそこで..
ワールドカップ2014
りさ
2014-06-30T19:02:45+09:00
ワールドカップもついに決勝トーナメントに突入し、
熱く激しい戦いが連日繰り広げられていますね!
私は体調も頭も(前からか・・・:笑)完全におかしなことになっておりますが、
気にせず楽しみたいと思います!
昨日(今日?いまだにどう表現して良いかわかりません)行われた
オランダvsメキシコのゲームは劇的な最後でしたね。
前半はオランダがディフェンスラインから前にボールを入れられず、
攻撃を担うスナイデル、ロッベン、ファン・ペルシーがなかなかボールに触れませんでした。
テレビカメラはどうしてもボールのある位置を映すので、
オランダの前線(メキシコの最終ライン)がどのような状況になっていたか明確にはわかりませんが
ボールの出しどころがなかったということは、
メキシコのディフェンスが、それだけ絶妙なポジショニングでスペースを消していたのでしょうね。
特にロッベンもファン・ペルシーも、スペースがあってこそ一番生きる選手なので
オランダの攻撃の特徴であるその部分を消しにかかっていたのだと思いました。
後半開始3分にドス・サントスのゴールでスコアが動いてからは、オランダも選手交代をしたり
フォーメーション、選手のポジションを変えたりして、突破口を模索し決定機も何度か作りました。
しかし、そこに立ちはだかったのはGKオチョア。
グループリーグのブラジル戦でも、何度も素晴らしいセーブを連発していましたが
オランダ戦でもそれは変わらず。
ところが、もうこのままメキシコの勝利かな、という思いがよぎった試合終盤の87分。
ロッベンのCKから、交代出場のフンテラールが頭でマイナスに落とし、
最後はスナイデルの右足が炸裂。オランダは1-1の同点に追いつきました。
そして、アディショナルタイムの94分にはペナルティエリア内でロッベンが倒され
PKを獲得すると、フンテラールが冷静に決めてオランダが逆転勝利を収めました。
メキシコも本当に素晴らしいチームで、ここで大会を去ってしまうのは非常に残念ですが
結果、オランダがベスト8進出を決めています。
このメキシコ戦で、オランダ代表であるディルク・カイトが代表通算100試合出場を達成しました。
この日、グループリーグ最終戦のチリ戦と同じ左のウイングバックで先発出場したカイト。
前半は厳しい日差しが照りつける日なたで、ウィングバックの位置でプレー。
後半エンドが逆になるので、ようやく日陰でプレーできた思いきや
開始から10分そこそこでデパイの投入に伴い、右サイドでサイドバックへポジションチェンジ。
再び日なたへと移動し、
さらに76分にフンテラールがフィールドインすると右サイドハーフの位置へ・・・
とまあ、攻守に渡ってチームのために尽くしてくれました。
同点ゴールにつながったCKは、カイトの頑張りからでした。
私の中で強く印象に残っている、以前の彼のプレースタイルとは少し違った部分はありましたが
試合の流れによって、複数のポジションをそつなくこなしてくれることこそが
彼の持ち味でもあり、チームの勝利に貢献するという大切な仕事だったように思います。
(彼の年齢や厳しい気象条件なども、もちろん関係していると思いますし)
複数のポジションでプレーできるということは、選手交代の枠も効果的に使えますし
監督にとってもチームにとっても非常に助かる存在です。
時にはその器用さが裏目に出てしまう場合もありますが、
それがディルク・カイトという選手なのです。
ファン・ハール監督からも、大会中にウイングバックの位置を任せるかもしれない、と
言われていたそう。
カイトは元々、センターフォワード。リヴァプール時代にはサイドハーフの才能も開花させ
その後、移籍したフェネルバフチェでも主に同ポジションでチームに貢献しています。
今大会で起用されているポジションは少々不慣れかもしれませんが、
それでも彼は、出場機会が来た時のためにしっかりと準備していたのでしょう。
彼らしいな、と思います。
また、代表100キャップを成し遂げ、オランダ代表が準々決勝進出を決めたこの日は
7年前に亡くなられた、カイトのお父さまのご命日でもあるそうです。
カイトの活躍を、きっとお父さまも喜んでおられるでしょう。
これから後の試合に、カイトが出場するかどうかはわかりませんが
その機会が訪れることを心から願っています。
どこのポジションであっても、きっとチームのために全力で戦ってくれるはずですから。
カイト、代表通算100試合出場おめでとう。
これからも頑張ってください。
活躍、楽しみにしています!(*´▽`*)
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代表・コロンビア戦
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-26
皆さま、こんばんは。ワールドカップは今日、グループリーグ最終日を迎えます。続々と、決勝トーナメント進出国が決定していますね。グループリーグ最終節は、同時刻開催の連日4試合。なかなかついていけず、結果も知ってしまい(途中経過を言うので:苦笑)少々困りながらも存分に楽しんでます。さて、日本代表。最終戦はコロンビアとの対戦でした。選手がやろうとしていたことや、気持ちは試合を観ていて伝わりましたがそれが実を結ぶことはなく、残念な結果に終わってしまいました。試合開始から、前へ、縦に、という意識が日本には強く見られました。人数をかけた守備、相手選手へのアプローチも激しく、これまでの2試合で、できなかったことを実践していたと思います。しかし、その中でも気なった点がいくつかあるので少し書いてみたいと思います。まず、ボールを奪う意識は高かったものの(前半は)「自分たちのボールを失わない」という部分では意識が薄かった。そして、そのあとの切り替えが遅れ気味でした。4失点のうち2失点は、ボールロストからのもの。まずはボールを相手に渡さないことが重要ですが、90分間の中でそういったことは起こり得ます。問題はそこから、どうやってマイボールにし直すか。そのあたりが足りていなかったと思います。そして、コートジボワール戦と同じく、やはり相手選手へのプレッシャーが緩いこと。残りの2失点も、始まりはマークの遅れ、寄せの甘さからだと思います。後半、肉体的にも精神的にも疲れて、集中力も落ちているとは思いますがそこを怠ってしまうと、相手の思い通りに展開されてしまいます。3失点目の起点になってしまった場面で、フリーでボールを受けようとしていた本田に対してコロンビアのメヒアという選手がサッと寄せにいってボールを奪っているシーンなんか逆にお手本にしてほしいくらいです。本田がフリーであることに気づき、パスがくることを読んで本田がトラップする瞬間にうまくボールを奪っています。また、日本は初戦、2戦目の結果から、点を取って勝つしかなく前がかりになるのは当然ですから、カウンターを喰らいディフェンスラインの背後の広大なスペースを使われるのは必然。もちろん選手たちもわかってはいるとは思いますが、そこのリスクマネジメントをしっかりしなくてはなりません。前に人数をかけている状態でカウンターを仕掛けられると、どうしても対応は難しくなる。しかし、そこの差をつめていかないと、やはり失..
日本代表
りさ
2014-06-26T16:54:12+09:00
ワールドカップは今日、グループリーグ最終日を迎えます。
続々と、決勝トーナメント進出国が決定していますね。
グループリーグ最終節は、同時刻開催の連日4試合。
なかなかついていけず、結果も知ってしまい(途中経過を言うので:苦笑)
少々困りながらも存分に楽しんでます。
さて、日本代表。
最終戦はコロンビアとの対戦でした。
選手がやろうとしていたことや、気持ちは試合を観ていて伝わりましたが
それが実を結ぶことはなく、残念な結果に終わってしまいました。
試合開始から、前へ、縦に、という意識が日本には強く見られました。
人数をかけた守備、相手選手へのアプローチも激しく、
これまでの2試合で、できなかったことを実践していたと思います。
しかし、その中でも気なった点がいくつかあるので少し書いてみたいと思います。
まず、ボールを奪う意識は高かったものの(前半は)
「自分たちのボールを失わない」という部分では意識が薄かった。
そして、そのあとの切り替えが遅れ気味でした。
4失点のうち2失点は、ボールロストからのもの。
まずはボールを相手に渡さないことが重要ですが、90分間の中でそういったことは起こり得ます。
問題はそこから、どうやってマイボールにし直すか。そのあたりが足りていなかったと思います。
そして、コートジボワール戦と同じく、やはり相手選手へのプレッシャーが緩いこと。
残りの2失点も、始まりはマークの遅れ、寄せの甘さからだと思います。
後半、肉体的にも精神的にも疲れて、集中力も落ちているとは思いますが
そこを怠ってしまうと、相手の思い通りに展開されてしまいます。
3失点目の起点になってしまった場面で、フリーでボールを受けようとしていた本田に対して
コロンビアのメヒアという選手がサッと寄せにいってボールを奪っているシーンなんか
逆にお手本にしてほしいくらいです。本田がフリーであることに気づき、パスがくることを読んで
本田がトラップする瞬間にうまくボールを奪っています。
また、日本は初戦、2戦目の結果から、点を取って勝つしかなく
前がかりになるのは当然ですから、カウンターを喰らい
ディフェンスラインの背後の広大なスペースを使われるのは必然。
もちろん選手たちもわかってはいるとは思いますが、
そこのリスクマネジメントをしっかりしなくてはなりません。
前に人数をかけている状態でカウンターを仕掛けられると、どうしても対応は難しくなる。
しかし、そこの差をつめていかないと、やはり失点は免れないと思います。
最後に監督采配について。
選手交代に関しては、私の個人的な印象としてはどれも疑問が残るものでした。
青山→山口は、これ以上失点しないように中盤での守備を上げる狙いでしょうか。
岡崎→柿谷はスタミナ面?
最後の香川→清武は理由が思い浮かびません。
失点したくないのはわかりますが、元々点を取らなくてはならない上にすでに勝ち越されています。
そのタイミングで守備的な選手を入れるというのはどうなのでしょう。
入れるならもっと早いタイミングではないかな・・・と。
そして、疲労もわかりますが
得点している選手を下げるのは、相手にとって脅威が減るのではないでしょうか。
岡崎が決めるパターンも多いのにな、と思ってしまいました。
それから、コロンビアは本田にかなり厳しいマークを付けていました。
攻撃のキープレイヤーである本田を抑えることが、
ゲームの主導権を握る大きなポイントだったのでしょう。
実際に、本田のところでボールを失う場面も結構あったように思いますし、
マークが厳しいので本田のところからスムーズに展開できなかった。
そういう状況を、選手たちがうまく利用して攻撃に生かすことができればいいのですが
それを考えて選手に指示を出すのは本来、監督の仕事だと思います。
また、本田がうまく機能しないのなら、思い切って交代するという選択肢もあったはず。
それができなかったのは、やはりいろんな意味で準備不足だったとしか言えない気がします。
いろいろ書きましたが、日本代表のワールドカップは終わってしまいました。
どうしたら日本は強くなるんだろう。
変えていかなければいけないこと、知っていかなけばならないことは一つではありません。
まだまだ時間がかかるのは十分承知しています。
だけど、そういう気持ちでいっぱいです。
本当はもっと違う面からも書きたかったのですが
今回はコロンビア戦の内容に関してのみにしました。
日本サッカーの現在と今後については
自分の頭の中を整理してから、また別の機会に改めて書きたいと思います。
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代表・ギリシャ戦
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-21
皆さま、こんばんは!(-_-)zzz仕事から帰宅後、昨日のイタリアvsコスタリカを後半から(前半は昨夜、観ていました)その後のスイスvsフランスを観ながら爆睡・・・さっき起きました・・・予想通り、生活スタイルがおかしなことになっています(笑)さて、日本代表のギリシャ戦。当日、ライブでも観ましたし、その後少し時間を置いて、もう一度観直しました。本当はその後、すぐに記事を書きたかったのだけれど自分が感じたことが何なのか、少しハッキリしなくて一日考えておりました。自分なりの考えを、少し書いてみたいと思います。内容も結果も、非常に残念なものでした。ギリシャの選手が一人退場になり、数的優位を得たにもかかわらず、それを生かせず終盤にはパワープレー、交代枠も使いきらず無得点のまま試合終了を迎えました。まず、数的優位について。相手が10人になったからと言って、多い方が得点するとは限りません。逆に人数が少なくなった方は、やることがハッキリするため戦いやすくなるとも言えます。今回で言うなら、ギリシャは元々、堅守速攻のチームです。ですから、堅守がさらに堅守になった。それを崩すのは、日本でなくても難しいと思います。ワールドカップという世界的に注目される大舞台だからこそ、取り沙汰され批判もされますが、数的優位を生かせず結果が出ないことはサッカーの世界では日常茶飯事。特に珍しいことではありません。例えば、今大会のメキシコ戦のブラジル、オランダ戦のスペインやコスタリカ戦のイタリアでも同じ。(人数は11対11でしたが)相手に自陣でガチガチに守られたら簡単には得点できません。カメルーン戦のクロアチア(こちらはカメルーンが10人、クロアチアが11人)が4-0で勝利したパターンもありますが、カメルーンの元々のサッカースタイルや1人少なくなった時の守備陣形、クロアチアの巧さなどが要因かと思います。それに、今の日本代表はアジアの戦いでも、海外の国との親善試合でも自陣に引かれて守られた時にはチャンスは何度も作れど、なかなか得点出来ないことも多く、それがパターン化していました。それが、世界の強豪が集まるワールドカップに来て打破出来るか、と言われてもやはり難しい。変な表現になるかもしれませんが、日本が点を取れなかったのは普通のこと。ただ、だからと言ってそれでいいわけはありません。困難な状況を打開できるだけの、アイディアや技術を準備できなかったことが問題だと思う..
日本代表
りさ
2014-06-21T23:06:21+09:00
仕事から帰宅後、昨日のイタリアvsコスタリカを後半から(前半は昨夜、観ていました)
その後のスイスvsフランスを観ながら爆睡・・・さっき起きました・・・
予想通り、生活スタイルがおかしなことになっています(笑)
さて、日本代表のギリシャ戦。
当日、ライブでも観ましたし、その後少し時間を置いて、もう一度観直しました。
本当はその後、すぐに記事を書きたかったのだけれど
自分が感じたことが何なのか、少しハッキリしなくて一日考えておりました。
自分なりの考えを、少し書いてみたいと思います。
内容も結果も、非常に残念なものでした。
ギリシャの選手が一人退場になり、数的優位を得たにもかかわらず、それを生かせず
終盤にはパワープレー、交代枠も使いきらず無得点のまま試合終了を迎えました。
まず、数的優位について。
相手が10人になったからと言って、多い方が得点するとは限りません。
逆に人数が少なくなった方は、やることがハッキリするため戦いやすくなるとも言えます。
今回で言うなら、ギリシャは元々、堅守速攻のチームです。
ですから、堅守がさらに堅守になった。それを崩すのは、日本でなくても難しいと思います。
ワールドカップという世界的に注目される大舞台だからこそ、
取り沙汰され批判もされますが、数的優位を生かせず結果が出ないことは
サッカーの世界では日常茶飯事。特に珍しいことではありません。
例えば、今大会のメキシコ戦のブラジル、オランダ戦のスペインやコスタリカ戦のイタリアでも同じ。
(人数は11対11でしたが)
相手に自陣でガチガチに守られたら簡単には得点できません。
カメルーン戦のクロアチア(こちらはカメルーンが10人、クロアチアが11人)が
4-0で勝利したパターンもありますが、
カメルーンの元々のサッカースタイルや1人少なくなった時の守備陣形、
クロアチアの巧さなどが要因かと思います。
それに、今の日本代表はアジアの戦いでも、海外の国との親善試合でも
自陣に引かれて守られた時にはチャンスは何度も作れど、
なかなか得点出来ないことも多く、それがパターン化していました。
それが、世界の強豪が集まるワールドカップに来て打破出来るか、と言われてもやはり難しい。
変な表現になるかもしれませんが、日本が点を取れなかったのは普通のこと。
ただ、だからと言ってそれでいいわけはありません。
困難な状況を打開できるだけの、アイディアや技術を準備できなかったことが問題だと思うのです。
そして、終盤のパワープレー。
選択肢の一つとして、あり得るとは思います。
ただ、今までほとんど実践したことは無いですし、
ザッケローニ監督もやらないと言っていたようなので、観ている者からすれば「えっ!?」
となって当然だし、実際ピッチでプレーしている選手にしても、やりづらさはあったかと思います。
しかも、サイドからの高めのクロス一辺倒では、ギリシャの得意分野で勝負しているようなもの。
ペナルティエリア内でも、日本の選手のポジションが重なっていたり
ただ突っ立ってクロスを待っていたりで、あれでは相手にとって脅威にはなりませんよね。
もっと、エリア内でも相手を引き出す動きが必要ですし、
ドリブラーでなくても、ペナルティエリアに切り込むような仕掛けが出来なければ何も起こらない。
ペナルティエリアに進入し、ボールを持てれば多かれ少なかれ相手にはプレッシャーがかかり、
PKやオウンゴールの可能性も生まれるのではないでしょうか。
最後に交代枠を使い切らなかったことに関して。
試合後の会見で、ザッケローニ監督は青山を考えていたが
そうすると、吉田(のポジション)を下げなくてはならないので入れなかったと言っていました。
その発言から察するに、ザッケローニ監督の考えとしては、
最後までパワープレーで行け、ということだったのでしょうね。
個人的には、斎藤選手のような細かなボールタッチのできる
ドリブラーを入れていたら、変化はつけられたかも・・・とは思います。
疲労が溜まる試合終盤にフレッシュで動きをつけられる選手が入ってくるのは
相手にとって嫌だと思うし、出来るだけのことはやってもらいたかったというのが本音です。
いろいろ書きましたが、本大会に入ってからの2試合で強く感じたことは
勝つ戦いをする準備ができていなかったんじゃないか、ということ。
自分たちのサッカースタイルを作り上げ、実践することはもちろん大切です。
しかし、自分たちだけでサッカーをするわけではありません。
相手があってこその試合であり、サッカーです。
特に、ギリシャ戦などは対戦前からああいった状況は容易に想像できたと思います。
相手が10人になるというのは想定外だったにせよ、
崩すのは難しいチームだというのはわかり切っていたはず。
「自分たちのサッカーをやれば勝てる」という意識の持ち方が
少し違っているんじゃないかと私は思います。
ギリシャ戦への準備は、本当にできていたのでしょうか。
ザッケローニ監督は、確かに指導者のキャリアは長いし、セリエAでの監督経験もある。
しかし、ナショナルチームとクラブチームでは置かれた環境も戦い方もまったく違うと思います。
そういった部分での経験不足が少なからず、影響しているのではないかと感じました。
初戦も2戦目も、結果は厳しい現実を突きつけられましたが、
現状としっかり向き合って、最終戦のコロンビア戦に臨んでほしいと思います。
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W杯・GL-B スペイン vs チリ
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-19
皆さま、こんばんは☆(^-^)W杯も7日目が終了。決勝トーナメント進出を決める国が出てきましたね!昨日(今日?)の3試合も、どれも面白い試合でした。前回王者のスペインは難敵チリとの対戦でした。スペインは序盤から押し込まれチリのプレスに苦しみ、自分たちのサッカーを表現することなく0-2で敗戦。初戦のオランダ戦で躓き、立て直しがきかないまま90分を終えることになりました。スペインは開始早々にチリに決定機を作られ、ヒヤリとする立ち上がりでした。それでも失点する20分くらいまでは、ショートパスを繋いでポゼッションを高め、そこから崩していくという自分たちのスタイルを作り出そうとしていました。それまではチリのプレッシャーもそれほど厳しいものではなく、そこそこパスは繋がっていました。しかし、ワンタッチのパスが繋がり、リズムが出そうになってもパスミスや相手の好守に阻まれ、途切れてしまいがちでした。ゲームが動いたのは20分。スペインの左サイドでシャビ・アロンソのパスをカットしたサンチェスとビダルのコンビネーションからエリア内でスルーパスを受けたアランギスが中央へ折り返し、最後はフリーのバルガスがゴールを決めてチリが先制点を奪います。得点が入ってからチリのプレスがより早く厳しくなり、スペインの中盤を潰し始めます。今日はシャビがベンチスタートだったので、特に攻撃の起点となるシャビ・アロンソとイ二エスタにはかなり激しくいっていました。イ二エスタは4人に囲まれる場面も何度かありました。スペインはオランダ戦のショックや疲労、チリに先制点を許したことなどからか、全体的に選手の足が止まり、ボールホルダーに対してのサポートがほとんどありませんでした。そして前半終了手前の43分にFKの流れから、チリが追加点を奪います。サンチェスのFKは一旦カシージャスが弾き返したのですが、そのクリアボールがフリーのアランギスに飛んでしまい、冷静に収めたアランギスがそのままゴールネットを揺らしました。後半スタートからスペインはシャビ・アロンソに代えてコケを投入。その後も、ジエゴ・コスタをトーレス、ペドロをカソルラに代えてピッチに送り出すもどの交代もチームの活性化には繋がらず。チリは前半同様、早く厳しいプレスを継続し、スペインにボールを持たせません。結局、後半は両チームともに得点はなく0-2で試合終了。チリが王者スペインを下し、決勝トーナメント進出を決めました。スペイ..
ワールドカップ2014
りさ
2014-06-19T21:37:52+09:00
W杯も7日目が終了。
決勝トーナメント進出を決める国が出てきましたね!
昨日(今日?)の3試合も、どれも面白い試合でした。
前回王者のスペインは難敵チリとの対戦でした。
スペインは序盤から押し込まれ
チリのプレスに苦しみ、自分たちのサッカーを表現することなく0-2で敗戦。
初戦のオランダ戦で躓き、立て直しがきかないまま90分を終えることになりました。
スペインは開始早々にチリに決定機を作られ、ヒヤリとする立ち上がりでした。
それでも失点する20分くらいまでは、
ショートパスを繋いでポゼッションを高め、
そこから崩していくという自分たちのスタイルを作り出そうとしていました。
それまではチリのプレッシャーもそれほど厳しいものではなく、そこそこパスは繋がっていました。
しかし、ワンタッチのパスが繋がり、リズムが出そうになっても
パスミスや相手の好守に阻まれ、途切れてしまいがちでした。
ゲームが動いたのは20分。
スペインの左サイドでシャビ・アロンソのパスをカットしたサンチェスと
ビダルのコンビネーションからエリア内でスルーパスを受けたアランギスが
中央へ折り返し、最後はフリーのバルガスがゴールを決めてチリが先制点を奪います。
得点が入ってからチリのプレスがより早く厳しくなり、スペインの中盤を潰し始めます。
今日はシャビがベンチスタートだったので、特に攻撃の起点となるシャビ・アロンソと
イ二エスタにはかなり激しくいっていました。イ二エスタは4人に囲まれる場面も何度かありました。
スペインはオランダ戦のショックや疲労、チリに先制点を許したことなどからか、
全体的に選手の足が止まり、ボールホルダーに対してのサポートがほとんどありませんでした。
そして前半終了手前の43分にFKの流れから、チリが追加点を奪います。
サンチェスのFKは一旦カシージャスが弾き返したのですが、
そのクリアボールがフリーのアランギスに飛んでしまい、
冷静に収めたアランギスがそのままゴールネットを揺らしました。
後半スタートからスペインはシャビ・アロンソに代えてコケを投入。
その後も、ジエゴ・コスタをトーレス、ペドロをカソルラに代えてピッチに送り出すも
どの交代もチームの活性化には繋がらず。
チリは前半同様、早く厳しいプレスを継続し、スペインにボールを持たせません。
結局、後半は両チームともに得点はなく0-2で試合終了。
チリが王者スペインを下し、決勝トーナメント進出を決めました。
スペインに関しては、単純に元気がない印象でしたね。
開始時からイージなパスミス、キックミスも目立ち
マイボールになってもすぐ奪い返され、好守の切り替えも遅かった。
チリにボールを奪われても、前線に選手が残ったままでした。
90分通して精力的に動いていたのはイ二エスタだけだったんじゃないかな・・・
シルバも動いてはいたのですが、それに周りの選手が連動していかなかったですね。
逆にチリは試合終盤までスタミナも集中力も落ちず、徹底して相手の中盤でボールを奪い
相手の攻撃の芽を摘み、スペインに何もさせなかったと思います。
プレスの速さや厳しさも最後まで落ちませんでした。
エネルギーと自信に溢れた、素晴らしいサッカーだったと思います。
今日のチリのような、チーム全体が連動した前線からのプレス、中盤でのボール奪取。
また、先日の対ブラジル戦のメキシコのような、やはり全員がハードワークで
人数をかけた守備からの攻撃というのは、日本代表が目指しているスタイルに近く
参考に出来るんじゃないかなあ、と思います。
特にメキシコは体格的にも日本人に近いですし、多くのヒントがあるように感じます。
確かにスタミナ、集中力の維持は難しいですし、頭も使いながらの90分ですから
簡単なことではありませんが、一つでも上にいくにはそれをやっていくしかないですよね。
しかし、もう1試合あるとはいえ、スペインが大会から早々に去ってしまうのは残念です。
同グループでは、オランダがオーストラリアに勝ったので
チリとオランダが決勝トーナメント進出を決めています。
オーストラリア戦は、オランダが取って取られて、取られて取って、最終的に取った(笑)
・・・みたいな、点の奪い合いで面白いゲームでしたね。
私個人的にはあれが本来のオランダっぽい気がして、とても楽しめて観れました。
(しかし、ケーヒルは本当に相手にとって嫌な(良い)選手であることを再認識しました)
グループ最終戦はオーストラリアはスペインと、オランダはチリと対戦ですね。
オランダとチリのどちらが首位通過するか、
また決勝トーナメント1回戦で当たるA組の1位・2位も非常に気になります!
クロアチアが最終戦まで望みを繋げたので、グループAも混戦してますね。
今後がホント、楽しみです(≧▽≦)
さて、今日は日本と同グループのコロンビアvsコートジボワール、ウルグアイvsイングランド
そして、日本代表のギリシャ戦です。
しっかり見届けたいと思います!
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W杯・GL-A ブラジル vs メキシコ
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-18
皆さま、こんにちは (^-^)今日からワールドカップはグループリーグ、2戦目に突入しました!いや~、ブラジル・メキシコ戦は素晴らしいゲームでしたね!!(≧▽≦)開始から終了まで、激しさあり、スピード感あり、テクニックあり・・・見どころ満載でスコアレスドローってこんなに面白いものだったかな!?と思いました。観戦者としての満足感というか、充実感(?)というか、そういった気持ちでいっぱいです。両チームとも素晴らしかったんですけど、特に、メキシコのナイスファイトには心から拍手を送りたいです。立ち上がりはブラジルに押し込まれて、守備に回る時間が多かったですが25分~30分くらいからは徐々に反撃を開始。後半は積極的に攻め込み、守備でも最後まで集中力を切らさずゴールも守りました。前目から人数をかけた守備と、読みの効いたポジショニングで危険なエリアへの進入を防ぎ、決定機を作られたら、GKのオチョアが立ちはだかりゴールを許さず。ホント、4回もあんな決定機を防いでしまうとは・・・そうそうない気がします!(オチョアの顔と名前は完全に覚えてしまいました)まあ、オチョアのビッグセーブもすごかったんですけど選手全員が最後までハードワークで、素晴らしかったです。得点が取れなかったのは少し残念でしたけど、とにかくナイスファイトでした。ブラジルも、らしさは出していましたが、途中から思い通りの試合運びがなかなかできなかったですよね。同グループのクロアチアとカメルーンの2戦目がまだですが、グループAの今後が非常に楽しみになってきました!しかし、南米の選手は足の裏を使ったボールコントロールが本当に上手いですね。以前、インタビューさせていただいたトム・バイヤーさんが「ボールを蹴り出すのではなく、まずボールは自分のもの、相手に渡さないという意識が大切」と仰っていたのですが、彼らはきっと小さい頃からそういった意識を強く持ちボールキープの技術を身に付けて、日々そのテクニックを磨いているんだろうなと思いました。まずは1対1、もしくは2人・3人に囲まれてもボールを失わない技術と自信があるからこそ、味方にパスを繋げるし、シュートまで持ち込めるのだろうな、と。それと、ブラジルの選手を見ていて思ったのは足が長いので、普通なら届かなくて足を出したらファウルになりそうな位置に相手選手がボールを持っていても獲れてしまう。そういうプレーの一つひとつを観ていても面白かったです。さ..
ワールドカップ2014
りさ
2014-06-18T11:41:51+09:00
今日からワールドカップはグループリーグ、2戦目に突入しました!
いや~、ブラジル・メキシコ戦は素晴らしいゲームでしたね!!(≧▽≦)
開始から終了まで、激しさあり、スピード感あり、テクニックあり・・・見どころ満載で
スコアレスドローってこんなに面白いものだったかな!?と思いました。
観戦者としての満足感というか、充実感(?)というか、そういった気持ちでいっぱいです。
両チームとも素晴らしかったんですけど、
特に、メキシコのナイスファイトには心から拍手を送りたいです。
立ち上がりはブラジルに押し込まれて、守備に回る時間が多かったですが
25分~30分くらいからは徐々に反撃を開始。
後半は積極的に攻め込み、守備でも最後まで集中力を切らさずゴールも守りました。
前目から人数をかけた守備と、読みの効いたポジショニングで危険なエリアへの進入を防ぎ、
決定機を作られたら、GKのオチョアが立ちはだかりゴールを許さず。
ホント、4回もあんな決定機を防いでしまうとは・・・そうそうない気がします!
(オチョアの顔と名前は完全に覚えてしまいました)
まあ、オチョアのビッグセーブもすごかったんですけど
選手全員が最後までハードワークで、素晴らしかったです。
得点が取れなかったのは少し残念でしたけど、とにかくナイスファイトでした。
ブラジルも、らしさは出していましたが、
途中から思い通りの試合運びがなかなかできなかったですよね。
同グループのクロアチアとカメルーンの2戦目がまだですが、
グループAの今後が非常に楽しみになってきました!
しかし、南米の選手は足の裏を使ったボールコントロールが本当に上手いですね。
以前、インタビューさせていただいたトム・バイヤーさんが
「ボールを蹴り出すのではなく、まずボールは自分のもの、相手に渡さないという意識が大切」
と仰っていたのですが、彼らはきっと小さい頃からそういった意識を強く持ち
ボールキープの技術を身に付けて、日々そのテクニックを磨いているんだろうなと思いました。
まずは1対1、もしくは2人・3人に囲まれてもボールを失わない技術と自信があるからこそ、
味方にパスを繋げるし、シュートまで持ち込めるのだろうな、と。
それと、ブラジルの選手を見ていて思ったのは
足が長いので、普通なら届かなくて足を出したらファウルになりそうな位置に
相手選手がボールを持っていても獲れてしまう。
そういうプレーの一つひとつを観ていても面白かったです。
さて、今日はオーストラリアvsオランダ、スペインvsチリ、カメルーンvsクロアチア
と、楽しみなカードが続きます!!明日、休みで良かったー!!(≧▽≦)
そう、心から叫びたいです(笑)
ちょっと録画も溜まりつつあるので、出来るだけライブで頑張って観たいと思います!
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代表・コートジボワール戦
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-16
皆さま、こんにちは!ワールドカップ開幕から4日が経過いたしました。楽しんでいらっしゃいますか??(^-^)昨日は日本代表戦でしたね。内容も結果も、非常に厳しいものになりました。今日も自分なりに、コートジボワール戦にて感じたことを書いてみたいと思います。立ち上がりは、前からプレスにいく選手、いかない選手がいて連動した守備が機能せず、効果的な攻撃に繋げられませんでした。相手のポジショニングのミスも手伝い、本田が先制点を決めてからの数分間は堅さが取れ、動きも少しスムーズになり追加点を奪えるチャンスもありました。しかし、パスミスが多く、中盤(ボランチの位置)での守備が緩かった。簡単に中央を突破され、危険なエリアに侵入される回数も目立っていました。攻守の重要なポイントになる中盤で、相手の攻撃を阻止できないとどうしても深い位置まで踏み込まれ、最終ラインが危険な対応をせざる得なくなります。また、そういった場面で、前線から味方選手がカバーに戻っても後ろからの対応になるためファウルになり、相手にとっていい位置からのFKを与えてしまいます。相手選手がどんな攻撃をイメージして、どこに展開するかを読んでの対応も見られませんでした。また、チーム全体的に味方選手との距離、相手選手との距離も気になりました。2失点とも右サイドからのクロスでしたが、どちらもノープレッシャーで上げられていました。ゴール前での守備も、ボニの1点目はマークはしていたけれど付ききれず。2点目のジェルビーニョもフリー。あれではちょっと厳しいと思います。攻撃に関しては、日本の攻撃スタイルは中央突破、またはサイドから、やはり最終的には中央突破のパターンが多いと思います。しかし、中央は相手の守備陣もしっかり人数かけてスペースを消してくるので崩すのが難しい。アジアレベルなら、崩すことも、侵入も可能かもしれない。しかし、世界レベルではやはり難しいと思います。1つのスタイルを貫くことは大切だし、それを4年間かけてやってきたのだからピッチで表現することは当然です。しかし、それでゴールに近づけない、割れない状況が続くのなら他の攻撃を仕掛ける必要があるのでは、と思います。例えば、中央突破を仕掛けると、両サイドにスペースが出来る。そこに展開してゴールライン際まで切り込みクロス、という形も一つ。クロスもタッチライン近くから入れるのか、ペナルティエリア付近まで持ち込むのか。入れるクロスの種類も、..
日本代表
りさ
2014-06-16T16:32:08+09:00
ワールドカップ開幕から4日が経過いたしました。
楽しんでいらっしゃいますか??(^-^)
昨日は日本代表戦でしたね。
内容も結果も、非常に厳しいものになりました。
今日も自分なりに、コートジボワール戦にて感じたことを書いてみたいと思います。
立ち上がりは、前からプレスにいく選手、いかない選手がいて
連動した守備が機能せず、効果的な攻撃に繋げられませんでした。
相手のポジショニングのミスも手伝い、本田が先制点を決めてからの数分間は
堅さが取れ、動きも少しスムーズになり追加点を奪えるチャンスもありました。
しかし、パスミスが多く、中盤(ボランチの位置)での守備が緩かった。
簡単に中央を突破され、危険なエリアに侵入される回数も目立っていました。
攻守の重要なポイントになる中盤で、相手の攻撃を阻止できないと
どうしても深い位置まで踏み込まれ、最終ラインが危険な対応をせざる得なくなります。
また、そういった場面で、前線から味方選手がカバーに戻っても
後ろからの対応になるためファウルになり、相手にとっていい位置からのFKを与えてしまいます。
相手選手がどんな攻撃をイメージして、どこに展開するかを読んでの対応も見られませんでした。
また、チーム全体的に味方選手との距離、相手選手との距離も気になりました。
2失点とも右サイドからのクロスでしたが、どちらもノープレッシャーで上げられていました。
ゴール前での守備も、ボニの1点目はマークはしていたけれど付ききれず。
2点目のジェルビーニョもフリー。あれではちょっと厳しいと思います。
攻撃に関しては、日本の攻撃スタイルは中央突破、
またはサイドから、やはり最終的には中央突破のパターンが多いと思います。
しかし、中央は相手の守備陣もしっかり人数かけてスペースを消してくるので崩すのが難しい。
アジアレベルなら、崩すことも、侵入も可能かもしれない。
しかし、世界レベルではやはり難しいと思います。
1つのスタイルを貫くことは大切だし、それを4年間かけてやってきたのだから
ピッチで表現することは当然です。
しかし、それでゴールに近づけない、割れない状況が続くのなら
他の攻撃を仕掛ける必要があるのでは、と思います。
例えば、中央突破を仕掛けると、両サイドにスペースが出来る。
そこに展開してゴールライン際まで切り込みクロス、という形も一つ。
クロスもタッチライン近くから入れるのか、ペナルティエリア付近まで持ち込むのか。
入れるクロスの種類も、ハイボール、早くて低いボール、グランダーのボール・・・
いろいろなパターンがあると思います。
また、単純にクロスに合わせてシュートだけではなくて、
サイドチェンジから中央に戻してみたり・・・
状況に応じて、攻撃に変化をつけられれば得点の可能性は出てくるんじゃないでしょうか。
確かに、監督の戦術に基づいた指示、これまでの練習内容などもあるでしょう。
試合中に足を止めてゆっくり考える時間はもちろんないけれど、
ピッチに出て戦うのは選手たち自身なので、こだわりすぎずプレーしてほしいと思います。
この日のために4年間やってきたのなら、その姿を見せてほしいです。
グループリーグのあと2試合、しっかり見届けたいと思います。
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W杯・GL-B スペイン vs オランダ
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-14
皆さま、こんばんは!(*´▽`*)ワールドカップ2日目も、熱い戦いが繰り広げられましたね!!私は今のところ、メキシコvsカメルーン、スペインvsオランダまでを観戦しました。チリvsオーストラリアは再放送を録画中(結果は知ってしまいましたー)毎日、面白いゲームが観れて本当に幸せ・・・(笑)楽しすぎます!しかし、スペインvsオランダは驚きの展開でした。オランダはW杯前に、中盤の要のストロートマンが負傷。前線の3人スナイデル、ファン・ペルシー、ロッベンはワールドクラスのクオリティを持ち、嵌った時の破壊力は凄まじいけれど攻守ともチーム全体的が安定している印象はあまりなく、苦戦を強いられるのではと思っていたのですが、内容も結果も予想とまったく違っていました。今のスペイン代表のサッカースタイルの基となる、バルサのサッカーを構築した1人のファン・ハール監督だからこその戦術とそれを見事にピッチで表現した選手たちが一体となり、オランダを勝利に導いたといえるのかもしれません。オランダはスタート時から、守備時には最終ラインに5人置きブロックを形成。横パスには食いつかずタテパスにはかなり早くて厳しいプレッシャーをかけ、対応していました。スペースを消され、タテパスもほとんど中盤でカットされるためスペインはいつもの細かいパスワークでの攻撃のリズムが作り出せませんでした。それでもイ二エスタがドリブルで切り込んで仕掛けたり、少しでもオランダの守備ラインが崩れると、一瞬でスペースを見つけてパスを通しフィニッシュまで持ち込んでいたのはさすがでした。スペインがPKで先制した後はオランダが攻撃的になり、試合が動いたてきたなあ、と思いきや前半終了間際にファン・ペルシーがゴールを決め、ゲームは振り出しに戻りました。後半もオランダは前半同様の戦い方でしたが、52分に1点目と同じような形で左サイドのブリントから前線にボールが入り、冷静にロッベンが決め勝ち越し。そして64分にはスナイデルのFKから、ファーでデフライが押し込みリードを広げます。さらに72分、セルヒオ・ラモスのバックパスを受けたカシージャスのトラップが大きくなりファン・ペルシーが奪い、ゴールを決めて3点差。止めは80分、オランダはスペインのスローインからボールを奪うとスナイデルが前線のスペースに素早く展開。ロッベンがセルヒオ・ラモスに走り勝ち、ゴール前で切り返してカシージャスをかわしゴールネットを揺..
ワールドカップ2014
りさ
2014-06-14T21:47:40+09:00
ワールドカップ2日目も、熱い戦いが繰り広げられましたね!!
私は今のところ、メキシコvsカメルーン、スペインvsオランダまでを観戦しました。
チリvsオーストラリアは再放送を録画中(結果は知ってしまいましたー)
毎日、面白いゲームが観れて本当に幸せ・・・(笑)楽しすぎます!
しかし、スペインvsオランダは驚きの展開でした。
オランダはW杯前に、中盤の要のストロートマンが負傷。
前線の3人スナイデル、ファン・ペルシー、ロッベンはワールドクラスのクオリティを持ち、
嵌った時の破壊力は凄まじいけれど
攻守ともチーム全体的が安定している印象はあまりなく、
苦戦を強いられるのではと思っていたのですが、内容も結果も予想とまったく違っていました。
今のスペイン代表のサッカースタイルの基となる、
バルサのサッカーを構築した1人のファン・ハール監督だからこその戦術と
それを見事にピッチで表現した選手たちが一体となり、
オランダを勝利に導いたといえるのかもしれません。
オランダはスタート時から、守備時には最終ラインに5人置きブロックを形成。
横パスには食いつかず
タテパスにはかなり早くて厳しいプレッシャーをかけ、対応していました。
スペースを消され、タテパスもほとんど中盤でカットされるため
スペインはいつもの細かいパスワークでの攻撃のリズムが作り出せませんでした。
それでもイ二エスタがドリブルで切り込んで仕掛けたり、
少しでもオランダの守備ラインが崩れると、一瞬でスペースを見つけてパスを通し
フィニッシュまで持ち込んでいたのはさすがでした。
スペインがPKで先制した後はオランダが攻撃的になり、
試合が動いたてきたなあ、と思いきや
前半終了間際にファン・ペルシーがゴールを決め、ゲームは振り出しに戻りました。
後半もオランダは前半同様の戦い方でしたが、52分に1点目と同じような形で
左サイドのブリントから前線にボールが入り、冷静にロッベンが決め勝ち越し。
そして64分にはスナイデルのFKから、ファーでデフライが押し込みリードを広げます。
さらに72分、セルヒオ・ラモスのバックパスを受けたカシージャスのトラップが大きくなり
ファン・ペルシーが奪い、ゴールを決めて3点差。
止めは80分、オランダはスペインのスローインからボールを奪うと
スナイデルが前線のスペースに素早く展開。
ロッベンがセルヒオ・ラモスに走り勝ち、ゴール前で切り返してカシージャスをかわし
ゴールネットを揺らし、そのまま1-5で試合は終了しました。
スペインが自分たちの良さをほとんど出せず主導権を握られ、
受け身になる姿はちょっと予想外でしたが、
オランダの守備が機能し、攻撃を担った前線の3人が見事に得点を重ねた
面白い試合だったと思います。(かなり衝撃的ではありましたが)
グループB、今後の試合が非常に楽しみですね。
( どっかでカイト、出場しないかな~ : 心の叫び (*´▽`*) )
さて、今日はいよいよ日本戦です。
その前にも日本と同組のコロンビアvsギリシャがありますし、
個人的にとても興味のあるウルグアイもコスタリカと初戦を迎えます。
そして、イングランドvsイタリアという好カードも!
開幕して2日目ですが、すでに睡眠不足全開気味です
でも、頑張って起きたいと思います!
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ワールドカップ・ブラジル大会開幕!
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-13
皆さま、こんばんは!いよいよ、ワールドカップ・ブラジル大会が開幕しました!!(≧▽≦)初戦から、熱い戦いでしたね。開幕から、開催国ブラジルvsクロアチアという好カード。クロアチアの連動した組織的な守備からのカウンターとブラジルの個人技を生かした攻撃と堅守がぶつかり合い、非常に見応えのある好ゲームとなりました。球際の激しさ、迫力のあるフィジカルコンタクト、両チームの特徴がよく出ており早い展開の連続で最後まで非常に面白かったです。クラブチームのサッカーも本当に面白いのですが、やはりワールドカップもまた違った、特別な面白さがありますね。最高に楽しい一カ月になりそうです!ブラジルに関しては、直近のテストマッチは観てはいないのですが、3月に行われた国際親善試合の南アフリカ戦の時は前線から守備を行い、攻撃はトップのフレッジが前線でポストになりそこを起点にサイドに展開するタテに早いスタイルで試合を進めていました。しかし、今日のクロアチア戦ではフレッジに当てるような場面はなく、サイドもフッキ側はあまり機能していなかったし、クロアチアのコンパクトに保たれた守備がかなり効いていたんじゃないかと思いました。それでも、そこを個人技で突破できてしまうブラジルの能力の高さはさすがでした。そして、当然なのかもしれませんが例えばオスカルやネイマールなどは、クラブチームよりも代表でのプレーの方が伸び伸び・生き生きとしているように感じました。オスカルは同じポジションでも、チェルシーではあんな創造性のあるプレーはそこまで見せません。フィジカルもそんな強いイメージもなく、耐えて突破するよりもどちらかというと、倒れてファウルをもらう方が多い印象です。もちろん、名誉あるセレソンに選ばれて、自国開催のワールドカップでプレーできる喜びや大切な開幕戦であることなども大きく影響していると思いますがクラブで見せる姿とはまた違った選手の魅力もすごく感じられました。ダヴィド・ルイスにしても、あんな気合いの入った姿は初めてでした。やはり、セレソンとしてワールドカップでプレーするというのは私なんかの想像をはるかに超えた、強い、強い思いがあるんだなとすごく実感しました。それから、書こうかどうか迷ったのですが、やはりこれは触れておかなければならないと思うので私なりの考えを書いておきたいと思います。今大会の開幕戦で、日本の審判団が初めてワールドカップ・開幕戦のジャッジを担当されま..
ワールドカップ2014
りさ
2014-06-13T20:19:37+09:00
いよいよ、ワールドカップ・ブラジル大会が開幕しました!!(≧▽≦)
初戦から、熱い戦いでしたね。
開幕から、開催国ブラジルvsクロアチアという好カード。
クロアチアの連動した組織的な守備からのカウンターと
ブラジルの個人技を生かした攻撃と堅守がぶつかり合い、
非常に見応えのある好ゲームとなりました。
球際の激しさ、迫力のあるフィジカルコンタクト、両チームの特徴がよく出ており
早い展開の連続で最後まで非常に面白かったです。
クラブチームのサッカーも本当に面白いのですが、
やはりワールドカップもまた違った、特別な面白さがありますね。
最高に楽しい一カ月になりそうです!
ブラジルに関しては、直近のテストマッチは観てはいないのですが、
3月に行われた国際親善試合の南アフリカ戦の時は
前線から守備を行い、攻撃はトップのフレッジが前線でポストになり
そこを起点にサイドに展開するタテに早いスタイルで試合を進めていました。
しかし、今日のクロアチア戦ではフレッジに当てるような場面はなく、
サイドもフッキ側はあまり機能していなかったし、
クロアチアのコンパクトに保たれた守備がかなり効いていたんじゃないかと思いました。
それでも、そこを個人技で突破できてしまうブラジルの能力の高さはさすがでした。
そして、当然なのかもしれませんが
例えばオスカルやネイマールなどは、クラブチームよりも代表でのプレーの方が
伸び伸び・生き生きとしているように感じました。
オスカルは同じポジションでも、チェルシーではあんな創造性のあるプレーはそこまで見せません。
フィジカルもそんな強いイメージもなく、耐えて突破するよりも
どちらかというと、倒れてファウルをもらう方が多い印象です。
もちろん、名誉あるセレソンに選ばれて、自国開催のワールドカップでプレーできる喜びや
大切な開幕戦であることなども大きく影響していると思いますが
クラブで見せる姿とはまた違った選手の魅力もすごく感じられました。
ダヴィド・ルイスにしても、あんな気合いの入った姿は初めてでした。
やはり、セレソンとしてワールドカップでプレーするというのは
私なんかの想像をはるかに超えた、強い、強い思いがあるんだなとすごく実感しました。
それから、書こうかどうか迷ったのですが、
やはりこれは触れておかなければならないと思うので
私なりの考えを書いておきたいと思います。
今大会の開幕戦で、
日本の審判団が初めてワールドカップ・開幕戦のジャッジを担当されました。
本当にすごいことですし、
選手だけでなく、レフェリーも世界に進出していける素晴らしい機会だと思います。
私も同じ日本人として主審である西村さんを含め、日本の審判団の笛を楽しみに
また、ドキドキしながら観ていました。
しかし、69分にフレッジがペナルティエリア内でロブレンに抱えられ、
倒されたという判定でブラジルにPKが与えられました。
結果、ネイマールがPKを決めて勝ち越し、最終的には3-1でブラジルが勝利。
そのジャッジを巡って、世界中で騒ぎになっている、というニュースを見かけました。
試合全体を通して、クロアチアに不利なジャッジが多かったと感じたのは私も確かで、
あのPKの判定も流していたら、「これではとれないな」と納得できるレベルだったと思います。
最後のオスカルのゴールにつながったラミレスのタックルも
テレビ画面では明確に確認できなかったので何ともですが、疑問を持つのもわかります。
確かに、ジャッジ一つで試合の流れや結果、
人一人の人生をも左右してしまう場合も少なくありません。
もちろん、どのプレーもチームも公平に正しく判断されるべきです。
しかし、いくらゴールラインテクノロジーや追加審判を増やしても、
すべてのプレーを正しく判定できるかは非常に難しいと思います。
あの瞬間、西村さんは迷わず笛を吹いてPKスポットを指したように見えました。
それが、その時の西村さんの判断だったのだと思います。
デリケートで難しい問題ですが、こういったことを含めてサッカーなのだと私は思います。
プレーや判定について、もちろん議論していいし、それもサッカーの楽しみの一つです。
しかし、必要以上に騒ぎ煽ったり、その人個人を攻撃するようなことだけはあってほしくありません。
試合後、審判団もジャッジについて確認しているはずです。
良い判断だってたくさんあるはずです。
そういった面も私たちは認識しつつ、疑問を持ち、議論するべきなのではと思います。
最後、少し堅い話題での締めくくりになりましたが、
サッカーに関わりたいと思っている者の立場から、
避けてはいけない、と思い書かせていただきました。
さて、今日も楽しみなゲームが3試合もありますね!
私はとりあえず、スペインvsオランダはライブで見ようと思っているのですけど・・・
4:00 に起きれるか・・・起き続けていられるかは不明です(笑)
でも、気合いを入れて何とか起きようと思います!(*´▽`*)
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これからの日本サッカー
https://inupunch.blog.ss-blog.jp/2014-06-11
「あ、そういえば読んでないな」そういう雑誌や本が、私の家には結構ある。最近はかなりセーブしているのだが、気になった本は迷わず買うことにしている。(購入する前に一応ある程度、中身は確認する)しかし、読む・買う、のスピードがうまく合わず、そのままになっていることも多い。今日、またいつもの現象が起きた。その記事を読みたくて買ったはずなのに、未読であることに気付く。それは、現在U-16 日本代表監督を務める吉武博文さんのインタビュー記事だ。吉武監督は、2011年のU-17 ワールドカップ・メキシコ大会でベスト8、昨年のU-17 ワールドカップ・UAE 大会でもベスト16 という好成績を残している。日本サッカーの育成年代において、非常に優秀で期待されている指導者だ。私が吉武監督を知り、興味を持ったのは2大会前のメキシコ大会だった。当時の吉武監督が率いていたチームの印象は、「今までの日本のサッカーと少し違う。日本のサッカーは変わってきているのかも」というものだった。一番記憶に残っているのは、「とりあえずクリア」はしない。例えば、自陣のゴール前で相手に厳しいプレッシャーをかけられていてもとにかく前線に大きく蹴り出すのではなく、意図を持って味方選手にボールをつなげる。17歳という年齢、しかも国際舞台で慌てずそれを実践していることに驚いた。現在のフル代表のレベルですら、本当に危険な場面ではないのにとりあえず前に大きく蹴り出して、簡単に相手にボールを渡してしまう光景はよく見かける。クリアの他にもゴールキックやスローインも、味方選手に繋がる印象の方が少ない。せっかくのマイボールなのに、なぜなんだろう?といつも疑問に思っていた。おそらく、そういったことは多くの場合、彼らが育成年代に言われて実践してきた経緯があるからなのではないだろうか。相手にボールを渡さない意識、技術やアイディアを育成年代から身に付けることができれば、自分たちが主導権を握り、試合を優位に進められる可能性が高まるのではないかと思う。今回のインタビュー記事で特に印象深かったのは2つ。日本人には似たようなタイプの選手(ゲームメイカー)が多く、試合のテンポも90分間同じ。それが日本のサッカーの課題と指摘されてきたことについて、吉武監督はそれをプラスに捉えてチーム作りをし、結果を出しているということが1つ。もう1つは吉武監督の「日本人のマリーシア」の考え方。交代時にゆっくり時間を..
日本代表
りさ
2014-06-11T11:25:08+09:00
そういう雑誌や本が、私の家には結構ある。
最近はかなりセーブしているのだが、気になった本は迷わず買うことにしている。
(購入する前に一応ある程度、中身は確認する)
しかし、読む・買う、のスピードがうまく合わず、そのままになっていることも多い。
今日、またいつもの現象が起きた。
その記事を読みたくて買ったはずなのに、未読であることに気付く。
それは、現在U-16 日本代表監督を務める吉武博文さんのインタビュー記事だ。
吉武監督は、2011年のU-17 ワールドカップ・メキシコ大会でベスト8、
昨年のU-17 ワールドカップ・UAE 大会でもベスト16 という好成績を残している。
日本サッカーの育成年代において、非常に優秀で期待されている指導者だ。
私が吉武監督を知り、興味を持ったのは2大会前のメキシコ大会だった。
当時の吉武監督が率いていたチームの印象は、
「今までの日本のサッカーと少し違う。日本のサッカーは変わってきているのかも」
というものだった。
一番記憶に残っているのは、「とりあえずクリア」はしない。
例えば、自陣のゴール前で相手に厳しいプレッシャーをかけられていても
とにかく前線に大きく蹴り出すのではなく、意図を持って味方選手にボールをつなげる。
17歳という年齢、しかも国際舞台で慌てずそれを実践していることに驚いた。
現在のフル代表のレベルですら、本当に危険な場面ではないのに
とりあえず前に大きく蹴り出して、簡単に相手にボールを渡してしまう光景はよく見かける。
クリアの他にもゴールキックやスローインも、味方選手に繋がる印象の方が少ない。
せっかくのマイボールなのに、なぜなんだろう?といつも疑問に思っていた。
おそらく、そういったことは多くの場合、
彼らが育成年代に言われて実践してきた経緯があるからなのではないだろうか。
相手にボールを渡さない意識、技術やアイディアを育成年代から身に付けることができれば、
自分たちが主導権を握り、試合を優位に進められる可能性が高まるのではないかと思う。
今回のインタビュー記事で特に印象深かったのは2つ。
日本人には似たようなタイプの選手(ゲームメイカー)が多く、試合のテンポも90分間同じ。
それが日本のサッカーの課題と指摘されてきたことについて、
吉武監督はそれをプラスに捉えてチーム作りをし、結果を出しているということが1つ。
もう1つは吉武監督の「日本人のマリーシア」の考え方。
交代時にゆっくり時間をかけたり、
相手陣内のコーナー付近でボールキープをして時間稼ぎをしたり、軽い接触で派手に倒れたり
そういったことをしないフェアプレーの精神こそが日本のマリーシアだという発想だ。
どちらかというと私は、両方とも吉武監督とは逆の考え方をしていた。
しかし、欠点を欠点と捉えず、むしろプラスに考えてチームを作るという発想は、
なるほど、と思った。
欠点や課題は改善し、克服するもの。
そういう考えが一般的だし、1つの解決方法としては間違ってはいない。
しかし、プラスに働かせるというのはなかなか思いつかない。
そういう柔軟な発想が今後、日本サッカーの未来に大きく影響するかもしれない。
インタビューには他にも、
ポゼッションの考え方や練習方法などが語られていて、大変興味深い内容だった。
現在、吉武監督率いる代表チームは、
来年開催されるU-17 ワールドカップ・チリ大会を目指している。
どんなサッカーを見せてくれるのか、今から楽しみだ。
そして、日本のトップレベルのサッカーを担っていく彼らの5年後、10年後にも期待したい。
吉武監督インタビュー記事掲載
文:小澤一郎さん
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