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セリエA 2節 パレルモ×インテル [セリエA]

ストのため延期していたセリエAが先週末から開幕しました。
インテルは昨シーズン8位のパレルモとアウェイで対戦です。

インテルは絶対的エースだったエトーがロシアのアンジに移籍したものの
ワールドカップやコパ・アメリカで活躍したフォルラン
レンタルですがラツィオからサラテも獲得し
新シーズンに向けてかなりの補強をしたようです。

スタメンですが前線はそのフォルランが左、右サラテ、中央はミリート。
中盤は長友、カンビアッソ、スタンコビッチ、新加入のジョナタン。
ディフェンスラインはサネッティ、サムエル、ルシオ。GKジュリオ・セザル。
新監督のガスペリーニは3-4-3でスタートしてきました。

対するパレルモは開幕直前に監督が代わり、少々混乱気味との情報。
ミッコリとエルナンデスの2トップに
中盤はイリチッチ、デッラロッカ、バレート、アルバレス。
最終ラインはバルザレッティ、ミリアッチョ、シルベストレ、ピザーノ。GKツォルヴァス。

ゲーム開始から気持ちの入った勢いのある攻めでホームのパレルモが主導権を握ります。
インテルはなかなか前線にボールが入りません。
ところが33分CKからスタンコビッチからゴール前ミリートへ強烈なパス
ミリートが上手く角度を変えゴールイン。
いいリズムを作れなかったインテルが以外にも先制しました。
その直後、インテルはバランスが悪かったサラテのところを修正すべく
早々にスナイデルをピッチに送り出します。
やはり彼がいるとボールが落ち着き
パレルモにチャンスは作られはしますが少し余裕が出てきました。

インテルは3バックを採用していましたので
攻撃の枚数は多くていい部分ももちろんあるのですが
逆にそこをパレルモにうまく使われチャンスを作られていました。
ずっと4バックでやってきたこともあり今日のインテルは少々混乱気味の様子。
今日とはかなりメンバーが違いますがイタリアスーパーカップの時も3バックで
その時はそんなに気にならなかったのですが
よくよく見ると後ろのスペースががら空きでちょっと怖さを感じました。

0-1で後半へ折り返し。
すると開始から3分ミッコリが前線へ上手く抜け出しゴールを決め早くも同点。
しかしまたその3分後今度はサミュエルがエリア内で倒されPKを獲得。
これをミリートが決めインテルが再びリード。
そうかと思えばまたその3分後今度はパレルモが見事なパスワークで
完全にインテルのディフェンスを崩し
最後はエルナンデスのシュートがゴールネットを揺らしまたもや同点に。

その後両チームとも攻撃的な選手交代を行い勝ち越しを狙いますがゲームはこう着状態に。
しかしゲームも終盤の86分でした。
ミッコリの見事なFKが決まりパレルモが勝ち越し。
そしてその2分後には交代出場していた
ピニージャの強烈なミドルシュートで4-2とリードを広げます。
インテルはロスタイムにフォルランのゴールで1点差に迫りますが
最後の猛攻も空しく追いつくことは出来ず、4-3で試合終了。
大事なリーグ戦初戦を落としてしまいました。

インテルはとにかくシステムがうまく機能していなかった印象でした。
やはりスナイデルがいないとゲームを作れないし
フォルランやサラテはもちろんいい選手なんだけれど
まだ出来上がってないシステムにフィットはできないというところでしょうか。
昨シーズンから問題視されていたディフェンス面での改善はあまりされていないようです。
というよりか、攻撃面をより重視してきたと言った方が良いのかな。
にしても失点が多すぎますね!
ちょっと心配な今シーズンのインテルです。

さて長友ですがケガも回復し、今日は左のサイドハーフで先発出場。
61分にオビと交代。
ケガ明けでスタメン起用とは新監督からも信頼されているのですね。
昨シーズンよりはプレーに選択肢が出てきたし、ずいぶん落ち着きが出てきたように思います。
でもやっぱりサイドハーフよりはサイドバックの方が彼の良さは出そうな感じでしたけど
まあそのへんはチームの戦術ですからそのポジションでも質を上げていかないと
というところなんでしょうね。

引き続きチャンピオンズリーグ、トラブゾンスポル戦をお伝えいたします。
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