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PL4節 QPR × チェルシー [チェルシー]

皆さま連休いかがお過ごしですか?
私は風邪をひいてしまい、まあまあぐったりしながらサッカー観戦を楽しんでおります(笑)
皆さま、風邪ひかないようにお気をつけ下さいね。

さてUEFAスーパーカップではアトレティコに完敗だったチェルシーですが
プレミアでは開幕から3連勝と好調。迎えた第4節はQPRとアウェイでの対戦となりました。
QPRと言えば昨シーズンの対戦では色々あった相手。
昨年10月に今日と同じQPRのホームでの対戦時にはルイスのPK献上で失点し
その後ボジングワ、ドログバが続けて一発レッドで退場、0-1で敗戦。
チェルシーはこの試合をきっかけにリズムを崩し苦しいシーズンを送りました。
その上テリーがアントン・ファーディナンドに対し人種差別発言をした疑いが持たれ
裁判に発展。無罪判決が出はしましたがわだかまりは残ったまま。
今年4月スタンフォードブリッジでの対戦ではトーレスのハットトリックなどで
6-1とチェルシーが大勝し、当時と少々メンバーは変ってはいますが
両チームにとってはいろんな意味で特別な対戦となったと思います。

ホーム・QPRのスタメンはジョンソンとザモラの2トップ。
中盤はパク・チソン、グラネロ、ファウルリン、ショーン・ライト・フィリップス。
最終ラインはファビオ、ネルセン、ファーディナンド、ボジングワ。GKジュリオ・セザル。
QPRは今季、パク・チソンやボジングワ、セザルなどいい補強をしてきました。

アウェイ・チェルシーのスタメンは最前線にトーレス。
2列目にバートランド、アザール、ラミレス。
ボランチにランパードとミケル。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。
コンディションの問題かCLのため温存か、マタはベンチ入りせず。
目新しいところではマルセイユから新加入のアスピリクエタ(SB)がベンチ入りしていました。

まずは開始4分チェルシーはスローインからアザール→トーレス→右サイドラミレスと
テンポ良くパスを繋ぎDFラインのウラのスペースへ出したボールに
インサイドから走りこんできたアザールがうまく合わせシュート。
これはジュリオ・セザルに防がれ惜しくも得点になりませんでしたがチェルシーは
いい形で試合に入れたようでした。
しかしその後QPRもパク・チソンの運動量や気の利いたポジショニング
ファビオの積極的な攻撃参加などでリズムを掴みチャンスを作り始めます。
QPRはホームサポーターの大きな後押しもありフィニッシュまではいかないものの
ペースを掴んで押し気味に試合を進めます。
チェルシーは当たりも球際も激しく
攻守の切り替えも早いQPRの対応に苦労する場面もありましたが
それでも何度か枠内にシュートは撃っていました。
ただ今日はマタが不在のため
マイボールになった時に人の動きもボールの動きもいつもよりは少なく
チームとしての連動性がやや停滞していた印象でした。

全員ハードワークで押し気味にいい雰囲気で試合を進めていたQPRでしたが
20分にはファビオが、32分にはジョンソンがそれぞれ負傷でベンチに退き
前半だけで交代枠を2つ使ってしまい、それがきっかけになったのか
30分以降はややペースダウン、運動量も落ちて得点するに至らず前半は0-0で終了。

後半も前半のようなハイペースではなく両チームとも少し落ち着いてのスタート。
しかしテリーが前でボールを持つと(というか終始ですが)
スタジアムからは大きなブーイングが飛び、それに後押しされるかのように試合はヒートアップ
再び中盤でのボールの奪い合いが激しくなりました。
0-0のまま試合は推移し76分、QPRにビッグチャンスが訪れます。
GKセザルからのロングフィードに対応したミケルが後方左から上がってきたザモラに気が付かず
ツェフにバックパス。それをザモラが奪いツェフと1対1に。
しかし少し時間がかかってしまいシュートまでは持ち込んだもののDFがしっかりカバーに入り
最後はテリーに跳ね返されゴールならず。絶好の得点チャンスを逃してしまいました。
チェルシーもその直後カウンターの流れで交代出場していたモーゼスが右サイドから
シュートを放ちますがこれはGKセザルの好セーブで得点ならず。
87にも右サイド・イヴァノからエリア内のモーゼスへと繋ぎ最後は逆サイドでフリーだった
アザールへグランダーのパスが繋がり決定機を迎えます。
しかしアザールのシュートはうまくミートしなかったのか大きく枠を外れこちらもノーゴール。
結局両チーム得点するに至らず0-0のドローゲームとなりました。

まずQPRですが良い補強となった新加入選手を含めチーム力がレベルアップしたと思いました。
攻守において特に個人のクオリティも高いパク・チソンがアクセントになっていましたし
守備ではインテルで不動の守護神だったセザルが抜群の安定感でゴールを許しませんでした。
やはりいいGKがいるとゲームが締まりますね!
まだ第4節を終了したところですがチームの連携もそう悪くなかったですし
今後どういうチーム作りをしていくかが重要ですけど所属している選手を含め
今季は昨シーズンとはまた違った面白いチームになるかもしれません。
一方チェルシーですが、サッカー以外のことで争うのは良いことではありませんが
少々熱くなるシーンは見受けられましたがそういった状況の中で
冷静さは失わず敵地でのドローという結果は悪くないと思います。
ただ勝てた要素もあったので少しもったいない気もしたのは確かですが・・・。
あとは今日モーゼスが途中出場しましたが、まだ加入したばかりですから
彼も自分の持ち味を表現してチームもそれを活かせるようになれば面白いと思いますし
ディフェンスにまだ不安定さが残るのでそのあたりも改善していければ、と感じました。
それから個人的にはマタの重要さを感じるゲームでもありましたね。
いなくなって初めて気付く大切さ(←何か切ない表現だな?)とでも言いましょうか
もちろん何もかもが完璧な選手とは言いませんが
彼がいないといいリズムが作りづらかったですね。
今のチェルシーには必要不可欠な存在になっていたのだな、と思いました。

さて~☆本日のトーレスコーナー☆ですが~

今日はスタメンフル出場とはいかず、80分にスタリッジと交代。ゴールはありませんでした。
(もしかしたらどこか痛めたのかもですが、ドレッシングルームに下がる時普通に歩いていたので
パフォーマンス的なものか戦術的なものか・・・と思われます)
コンディションは悪くないと思いますが
QPRが良いパフォーマンスだったこと、マタが不在だったことなどもあり
あまり前線にボールが入らなかったですね。前半にはいいシュートあったんですが
セザルに阻止されてゴールにはなりませんでした。
後半は長めのボールも増えましたし、その時にやっぱりサポートの距離が遠いので
チャンスに繋げられず相手ボールになってしまってたかなあ・・・
まあチーム全体の雰囲気やゲームの流れもあるから難しいところなんですが
やっぱり気持ちに波があるように感じます。
90分間ずっと、というのはどの選手も難しいでしょうけど
メンタルを高い状態で保ち続けることができたらもっと良くなるのでは・・・
と思うここまでのトーレスの印象です。

さて現地時間18、19日からいよいよCLグループステージが開幕し
チェルシーは第1節をホームでセリエAチャンピオンチームのユヴェントスと戦います。
うう~ん、いきなりの強敵ではありますがすっごい楽しみです[わーい(嬉しい顔)]
プレミアでは次節はこちらもホームでのストーク戦となります。
CLという全く別の舞台での強敵との対戦、リーグ戦でも難敵との難しいゲームが続きますが
良いパフォーマンス、良い結果を期待したいと思います。
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