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CL 準々決勝 1st leg バイエルン × ユヴェントス [チャンピオンズリーグ]

4月に入り、CLも再開されました!
今日は、準々決勝1st leg バイエルンvsユヴェントスをお伝えします[わーい(嬉しい顔)]

どちらも堅守であり、攻撃的なチーム。
果たして、ベスト4に進出するのは、どちらのクラブになるのでしょう。


BAYERN (4-2-3-1)


マンジュキッチ ('90 ゴメス)
リベリ ('93 シャチリ )  クロース ('16 ロッベン)  ミュラー
ルイス・グスタボ  シュバインシュタイガー
アラバ  ダンチ  バンブイテン  ラーム
ノイア―


JUVENTUS (3-5-2)


クアリアレッラ ('65 ジョヴィンコ)  マトリ ('65 ヴチニッチ)
ペルーゾ ('75 ポグバ) マルキージオ  ビダル  リヒトシュタイナー
ピルロ
キエッリーニ  ボヌッチ  バルザーリ
ブッフォン


match report


準々決勝の対戦の中でも屈指の好カード。
どちらも、堅守と破壊力抜群の両チームの対戦は意外な形で幕を開けました。

開始1分、ユベントス陣内でピルロからのパスをシュバインシュタイガーがカット、
中央で引き取ったアラバがミドルシュートを放ちます。
丁度ペナルティスポットのあたりでワンバウンドしたボールは、なんとそのままゴールイン。
それほど強いシュートではなく、なんの問題もなく処理できたはずのボールに見えましたが
ブロックに入ったビダルの足にかすかに当たっていたため
方向が変わってしまい、すでに逆に動いていたブッフォンは間に合いませんでした。
両チームにとって、予想外の立ち上がりにはなりましたが
バイエルンにとっては願ってもない、良いスタートとなりました。
思いがけない失点を喫したユーヴェでしたが、そこから崩れることはなく
すぐに落ち着きを取り戻し、バイエルン陣内へ攻め上がります。
11分にはピルロのFKが惜しくもバーのわずか上を通過、
その直後にもビダルがミドルシュートを放つなど、ユーヴェもバイエルンゴールに迫ります。
14分、ここでバイエルンにアクシデントが発生します。
クロースが負傷しベンチに退くことに。代わりにロッベンが投入され、ミュラーが中央
右サイドにロッベンがポジションを変えました。
そしてここから、バイエルンの怒涛の攻撃が始まります。
それまでバイエルンは守備を重視し、あまり前からプレスに行かず慎重に試合を進めていましたが
ロッベンが投入されたことにより、戦い方が変わりました。
18分、バイエルンは右サイドでロッベンのドリブルと、ラームのオーバーラップから
同サイドに流れてきたリベリでチャンスメイク。リベリがゴールライン際から入れた
グランダーのクロスをバルザーリがクリアするも小さくなり、ロッベンがシュートまで持ち込みます。
これはブッフォンの好セーブで防がれますが、瞬く間にバイエルンがチャンスを作りました。
続く20分にも、ショートカウンターからリベリがシュートまで持ち込みビッグチャンスを迎えます。
ロッベンが入ってから、右サイドでラームとリベリの3人が絡んだ攻撃が多くなり
ユーヴェはその対応に苦しむ場面が多くなりました。
バイエルンの怒涛の攻撃に、ユーヴェは徐々にミスが多くなりファウルも増えてきました。
32分、バイエルンは右サイドでロッベンとラームのコンビネーションにミュラーが絡み
ボールを奪うと、走りこんだロッベンがマイナスのクロスを受け取りフィニッシュまで持ち込みます。
37分にもリベリの仕掛けから、マンジュキッチが決定機を迎えるなど
バイエルンが立て続けにビッグチャンスを迎えます。
ユーヴェのパスはほとんど中盤でバイエルンにカットされ、ロングボールも繋がりませんでした。
46分、ピルロのCKにボヌッチがニアでヘディングシュートを放つも、
わずかにバーの上で得点ならず。前半は1-0、バイエルンのリードで後半へ折り返します。

後半に入っても、バイエルンが主導権を握る試合展開は変わりませんでした。
48分、バイエルンはカウンターから
グスタボかディフェンスラインの背後のスペースへスルーパスを送ると
マンジュキッチが抜け出しシュート、開始早々にチャンスを作ります。
バイエルンはピッチを広く使って、左右にボールを動かしユーヴェ陣内で攻撃を続けます。
守備でも高い位置でユーヴェからボールを奪うことを徹底し、自陣への侵入を許しませんでした。
55分にはアラバの低い弾道のFKが枠を捉え、ブッフォンに防がれるもゴールに近づきます。
そして、バイエルンに追加点が生まれたのは63分でした。
右サイドでラームとロッベンがボールを深い位置まで運び、
ペナルティエリアの少し外の中央に戻すと、それを引き取ったグスタボがミドルシュート。
一度はブッフォンが弾き返しますが、マンジュキッチが拾いラストパスを送ると
最後はミュラーが当てるだけのシュートを無人のゴールに流し込み2-0。
マンジュキッチのポジションがオフサイドに見え、
ユーヴェのディフェンス陣は一瞬止まってしまい、カバーが遅れてしまいました。
何とか1点でもアウェイゴールを取っておきたいユーヴェは
65分に2トップをベンチに下げ、ヴチニッチとジョヴィンコを投入します。
すると、69分そのヴチニッチから
抜群のタイミングで右サイドを上がってきたリヒトシュタイナーへ繋ぐと最後はビダルがシュート。
しかし、これはノイアーがブロック、その流れからもう一度ビダルがシュートを放ちますが
ここもノイアーが立ちはだかりゴールはなりませんでした。
バイエルンは前半ほどの激しい攻撃ではなくなりましたが、
2点をリードできたことでその落ち着きはさらに増し、
ジョヴィンコとヴチニッチの投入で少しスペースが出来そうにも思えましたが
そこもしっかり押さえることに成功、ユーヴェをうまく封じ込めました。
ユーヴェは75分にペルーゾに代えてポグバを投入し、交代枠も使い切りますが反撃に至らず
困難な状況を打開できませんでした。結局そのまま2-0で試合終了。
バイエルンがまずはホームで先勝となりました。


BAYERN 2-0 JUVENTUS

( 2013.4.2 ARENA MUNCHEN )


scorer


'1  アラバ

'63 ミュラー


感想です[ドコモ提供]

いや、バイエルン圧巻の強さでした。
ユーヴェも本当に攻撃的で素晴らしいチームなのに、その良さが全く出せなかったという感じでした。
ピルロのマークをどうするのかが話題にもなっていましたが、
主に最初はクロース、あとはミュラーが見ていたと思います。
しかし、ぴったりマンマークではなく、けん制する程度でわりとピルロにはボールを持たせて
いた方だと思います。それよりも、彼がパスを出す先をほぼ完ぺきに抑えていたというか
出しどころを消していたし、その先で必ずカットするようにしていたと思いました。
ユーヴェの攻撃の始まりである、ピルロ自体を抑えるのではなく
その先を封じ込めていたという感じでしょうか。
とにかくバイエルンは、全員が守備意識が高くて献身的。
リベリやロッベンも惜しみなく前からディフェンスにいく。
時には後ろから猛然と戻ってきて、ファウルなしでボールを奪う。
前の選手があれくらい守備をしてくれると、後ろの選手はすごく助かるでしょうね。
とにかく中盤で、ユーヴェの攻撃を全部潰していましたから、
ユーヴェが相手陣内に入ることがほとんど出来ませんでした。
クロースも怖い選手だけれど、ロッベンが入ったことで
それまでやや慎重だったバイエルンの試合運びが自然と攻撃的にシフトしたのか、
そこから急に戦い方が変わりました。
ラームの攻撃参加、ロッベンのドリブル、そこに左からリベリが絡んできて
ユーヴェはずいぶん対応に苦労していました。
そのあたりも最後まで修正しきれなかったようでした。
ユーヴェ、最初の失点は本当にツキがなかったですし、
2点目もオフサイドが、かなり微妙ではあったんですけど・・・
今回は完全にバイエルンに抑え込まれてしまいました。
バイエルン相手に2点のビハインドはかなりキツイとは思いますが、
決して逆転が不可能ではないスコアでもあるとも言えますし、
ホームでの2nd leg 巻き返しに期待したいですね。

今日もCL準々決勝2試合が行われます!
あ、でもまだ、PSGvsバルサを観てないんで、先に今から観ますね[わーい(嬉しい顔)]
結果はまだ知らないので、どんな試合になっているのか楽しみです。
そして、木曜にはELが!個人的に(笑)待ちに待ったフェネルバフチェ、カイトとの再会です[グッド(上向き矢印)]
こちらも、もちろん地味~にお伝えする予定です (^-^)
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