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CL プレーオフ 1st leg フェネルバフチェ vs アーセナル [チャンピオンズリーグ]

皆さま、こんばんわ[わーい(嬉しい顔)]
この暑さに、私はそろそろ体力が限界です(笑)
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、CL本戦出場を決めるプレーオフの1st leg が行われ、
フェネルバフチェはアーセナルをホームに迎えての一戦となりました。


FENERBAHCE (4-3-3)

ソウ  ウェボ (62 エメニケ)  カイト
エムレ・ベロゾール  メフメト・トパル  ラウール・メイレレス (82 アルぺル・ポトゥク)
カドレツ ブルーノ・アウべス ヨボ ベキル・イルテギュン (46 ギョクハン・ギョニュル)
ボルカン・デミレル


ARSENAL (4-3-3)

サンティ・カソルラ  ジルー (82 ポドルスキ)  ウォルコット (87 モンレアル)
ウィルシャー  ラムジー  ロシツキー
ギブス  コシエルニ (33 ジェンキンソン)  メルテザッカー  サニャ
シュチェスニー


match report

試合開始直後、アーセナルがボールを持つとスタンドからはいっせいにブーイングが。
立ち上がりは、アーセナルがボールポゼッションを高めペースを掴みます。
自陣からしっかりパスを繋ぎいでビルドアップを図り、時折ロングボールも織り交ぜながら
フェネルバフチェ陣内で攻撃を仕掛けます。
一方、ホームのフェネルバフチェは、アウェイゴールを警戒してか
スタートはかなり守備的な入り方。
ホームチームとアウェイチームが逆のような印象でした。
フェネルバフチェは高い位置からプレスをかけ、
前線のウェボをはじめしっかりプレスバックを行い、アーセナルに自由を与えません。
しかし、マイボールになってもイージーミスが多くパスを繋ぎきれず
さあ、ここから攻撃、という時にボールを簡単に失ってしまいます。
自分たちのミスからアーセナルに押し込まれる時間が多く、前半のシュート数はゼロ。
アーセナルにボールを持たれ、自陣のゴール前で跳ね返す時間がほとんどでした。
そんな中、33分にアーセナルにアクシデントが。
コシエル二がウェボとの競り合いで顔面にハイキックを受け、負傷退場。
交代でジェンキンソンがフィールドインしました。
主導権を握っていたアーセナルでしたが、
コンディション不足なのかチャンスは何度か作るものの
フェネルバフチェゴールを脅かすには至らず、前半は0-0で折り返します。

後半スタートからフェネルバフチェも動いてきました。
イルテギュンに代えて、昨シーズンまで不動の右サイドバックだった
ギョクハン・・ギョニュルを投入します。
すると49分、スローインから一度はアーセナルにボールを奪われますが
ラムジーのボールコントロールが乱れたところに、カイトがミドルシュート。
これは惜しくもバーの上を通過し、得点には至りませんでしたが
フェネルバフチェはようやくファーストシュートを放ちました。
しかし、先にスコアを動かしたのはアーセナルでした。
51分、敵陣内でのボール回しからラムジーが粘り、
ペナルティエリア内のスペースにスルーパスを送ると
右サイドで受けたウォルコットが逆サイドにラストパス。
これに、前線まで上がってきていたギブスが合わせゴールイン。
アーセナルが待望の先制点、しかもアウィゴールを手に入れました。
追う展開になったフェネルバフチェでしたが、後半になってもミスを連発し
リズムが作れず、ロングボールかサイドからの単純なクロスがほとんどでした。
次にスコアが動いたのは64分。
ウィルシャーからボールを受けたラムジーがミドルシュートを決め0-2。
アーセナルがリードを広げます。
フェネルバフチェは62分にウェボと交代で出場していた新加入のエメニケが
アクセントになり、徐々にゴールに迫ります。
しかし、ソウのフリーでのヘディングシュートはオフサイド、ミドルシュートも惜しくも
わずかにバーの上でネットを揺らすことができません。
すると、77分アーセナルに決定的な3点目が生まれます。
左サイドのカソルラから、前線・逆サイドへロングボールが入り
マークが遅れたカドレツがペナルティエリア内でウォルコットを倒してしまい
PKを献上。これをジルーが冷静に決めてスコアは0-3。
この後もフェネルバフチェは悪い流れを断ち切れず、決定機を迎えるも
GKシュチェスニーに阻まれゴールを割ることができません。
結局0-3のまま試合は終了。
アーセナルがCL本戦出場に向け、大きく前進しました。


FENERBACHE 0-3 ARSENAL

(2013.8.21 SUKRU SARACOGLU STADYUMU)

scorer

51 ギブス
64 ラムジー
77 ジルー (PK)


感想です(+_+)

正直なところ、いろんな意味でがっかりな試合でした。
ピッチ条件が悪かったのと、コンディションが万全ではなかったのはありますが
両チームともミスが多く、本来のスタイルではなかったのが大きかったように思います。
アーセナルは立ち上がりの10分・15分は良い入り方をしたように見えましたが
徐々に運動量も減り、パスワークやスピード感もなくなり
いい時のアクティブでリズム感のある攻撃はあまり見られませんでした。
イージーミスも多かったですね。
ただ、そんな状況でも点を取れるかチームなのか、そうでないかというところで
この試合の勝負はついたように思います。
両チームがベストな状態でぶつかっても、実力はおそらくアーセナルが上でしょう。
しかし、フェネルバフチェが心身ともにコンディションがベストなら今日のような
スコアと内容ほどの差はなかったと思います。
フェネルバフチェは今シーズン、ブルーノ・アウべスやエメニケ、カドレツなど
良い選手補強をしていますし、昨シーズに引き続き前線にはウェボやソウの
身体能力の高いストライカーもいます。カイトやメイレレスのようなベテランもいますし、
各ポジションにいい選手はいるんです。
でも今日は、ほとんど機能していなかった。
個人的にもチーム全体としてもいいプレーがなかったですね。
新監督になり、メンバーも少し変わっているのはあるでしょうけど・・・。
ひょっとしたら、八百長問題の件でアーセナルに勝利し、勝ち抜けたとしても
その権利は剥奪されるかもしれない・・・という条件が彼ら左右していたのかな、
とも思います。必死にやって、勝ったってCL本戦に出られないのかも・・・という
思いどこかにあって、影響を及ぼしていたのではないかなあ、と感じました。
選手たちが手を抜いていたとは思いませんが、
本人たちも知らず知らずのうちに、そういうのがプレーに影響してたんじゃないかな、と。
通常では考えらないパスミスやトラップミスを連発してましたもんね。
昨シーズン、スパルタク・モスクワとプレーオフを戦った時や、
ELを戦っていた時の熱意みたいなものが、チームからまったく感じられませんでした。
2nd leg はかなり厳しいものになりましたが、せめてプロの意地だけは見せてほしいですね。
本来なら、もっとできるチームなんだから。

さて、カイトは先発フル出場でした。
頑張ってくれてはいましたが・・・彼もまた、彼らしからぬミスも多く・・・
いつ負傷したのかわからないのですが、(この試合の前から)
顔面の左側にすごい打撲の後があり、目も晴れて内出血?しているようでしたし
大丈夫なんでしょうか・・・(>_<) 早く良くなってもらいたいです。
彼らしい、いいプレー見たいですねぇ。

CLプレーオフ2nd leg は来週、27・28日に行われます。
フェネルバフチェは27日です。
アーセナルのホームでどれだけできるか、楽しみにしたいと思います(^-^)
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