システムの難しさ

CL 準々決勝　２nd leg

マンチェスター・ユナイテッド　×　チェルシー

エルナンデス、パク・チソンの素晴らしいゴールで
マンチェスター・ユナイテッドが見事Best４進出を決めました。

チェルシーも悪くはなかったけれど、ユナイテッドがそれ以上だったという印象です。
選手の攻守の意識が９０分通して統一され、堅く勝利したって感じです。
ゴールを決めた２人はもちろんですが
フィニッシュまでもっていくプロセスがスゴイ。
特にルーニーとギグスには感心してしまいました。
ルーニーは視野が広く、自由にランニングしながら
自分がパスを出したその先のことまで計算してボールを出してるし動いてる。
ここ何試合か見ているとそう感じます。
何かゴールを決める決定力とはまた別の魅力を感じます。

というか、またしても１１対１０の試合になってしまいましたね。
（ラミレスが２枚のイエローで７０分に退場）
それでもその後ドログバらしいゴールで１点返したのはチェルシーもさすが。
あの時はユナイテッドも少々気がゆるんでいたのでしょうか。
まあその直後にはパクちゃんに決められてましたが。。。
ただ１０人でも点は取ることは可能なんですね。

今日の試合で驚いたのはトーレスが１トップで先発出場していたことでした。
全体のフォーメーションとしてはアンチェロッティがミランの頃に採用していたものでしたが
私的にはコンディションに問題さえなければ
ドログバがファーストチョイスの方が良かったのでは？と思いました。
アンチェロッティがどういう意図だったのかはわかりませんが
（もちろんクラブの事情もあるでしょう）
トーレス本人のコンディションやチームとの連係を考えたらちょっとどうかな、
という気がいたしました。

トーレスはコンディション悪そうですね。
今日の展開では前線で孤立するのはしかたないとして
彼にボールが入った時のトラップだとか動きだとかが全く本来の彼らしくありません。
いいときのトーレスならそこでワントラップいれずにシュートしてたのに、
って思うシーンもありました。
迷いや結果の出ない焦りがメンタルの部分で大きく影響してるのでしょうか。
早く本来の彼に戻って欲しいです。

さてこの後は、注目のカードですね！
シャルケ×インテル。
どんな試合になるか想像できません。楽しみです。