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未知の世界へ [チャンピオンズリーグ]

CL 準々決勝 2nd leg

シャルケ × インテル

とんでもない勝ち抜け条件を背負いつつ、敵地に乗り込んだインテル。
長友・ウッチーも先発出場となったこの一戦。

インテルに奇跡は起きませんでした。
前半立ち上がり10分はお互い慎重にスタート。
それ以降はインテルがリズムをつくり、少しずつ攻撃の場面を増やしていきます。
しかし、なかなかシャルケのディフェンスを崩せず若干手詰まり。

シャルケは1st leg で5-2と5つのアウェイゴールを挙げ、かなり有利な状況。
無理して攻める必要も全くなく、うまく時間を使いながらゲームを進めます。
シャルケはとにかくトップのラウール、
最後尾のノイアーが前と後ろでチームをうまくまとめてるという感じでした。
今、シャルケのチーム状態はよっぽどいいんでしょうね。
有利な状況とホームであることを差し引いても、のびのびプレーしているように感じました。

そして45分、Best4 へまた一歩近づくゴールをラウールが決めます。
やっぱりこの人なんですね。
前半は1-0で折り返し後半へ。

インテルは後半からスタンコビッチを下げ、パンデフを投入。
49分にはスネイデルのCKからルシオが競って最後はモッタが決め何とか1点は返します。
これで少しはインテルに勢いが出てくれたらもう少し面白い展開になったかもしれなかったのですが
結局その後もシャルケは余裕のあるチームプレーでインテルを封じ込めます。
早いプレッシャー、人数をかけた徹底したディフェンスでゴールを許しません。
80分にはスナイデルに代えてコウチーニョを投入しますが
その効果もなく、その直後へヴェデスにゴールを決められ
そのまま試合終了のホイッスルを待つしかありませんでした。

この2nd leg では2-1。
2試合合計7-3でシャルケがクラブ史上初、CL Best4 進出を決めました。
クラブの歴史に新たな1ページが刻まれました。

インテルは残念ながら連覇という偉業に近づくことはできませんでした。
やはりCL連覇というのは、とてつもなく長く困難な道のりなのですね。
かなり難しい状況だったので、どこかでこのゲームに入れていなかった部分が
チーム全体としてあったのかもしれません。
長友は先発フル出場で、いつもの熱いファイティングスピリットは変わらなかったけど
チーム全体を奮起させることはできませんでした。
もちろんインテルも負けるつもりで挑んだわけではなかったでしょうが
気持ちがあまり前向きには感じられませんでした。

ウッチーも同じく先発フル出場で
チームのバランスを崩さず、まずまずの出来ではなかったでしょうか。
CLという大舞台で、長友もウッチーも
ホント堂々とピッチに立ってプレーしている姿はたのもしく見えますね。
シャルケは準決勝でユナイテッドと対戦になりますが、どこまでできるか楽しみです。
シャルケというチームにとってもウッチーにとっても新しい世界への扉が開かれました。
そして日本人である私たちにとっても記憶に残る特別な試合になったのではないでしょうか。
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