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長所を消す [セリエA]

セリエA 第33節

パルマ × インテル

この時期になると、降格圏内にいるチームや
その周辺にいるチームとの試合の方がかえって難しかったりするものですが
さて今節のインテルはどうだったのでしょうか。
16位のパルマとアウェイで対戦です。

連戦の疲れでマイコンとモッタを休ませたレオ監督。
今日は長友が右、キヴが左、センターはルシオ、ラノッキアのコンビ。
中盤の底にはカンビアッソ、その左にスタンコビッチ、右サネッティ。
ハルジャをトップ下にエトーとパッツィー二の2トップでスタートです。
スネイデルはベンチスタート。

スタートからインテルはやっぱり疲れのせいかどの選手も元気がない感じ。
いいときの力強さが感じられません。
CL は敗退してしまいましたのでスクデットに目標は絞れたはずですが
今インテルはいろんな面でかなりマイナス方向にいってしまっている印象です。

前半はパルマに両サイドを封じられ攻撃のリズムを作れません。
インテルがやろうとしていることを、ほぼさせてもらえませんでした。
ハルジャがトップ下に入るのは恐らく今日で2回目でしたでしょうか。
なれない布陣でちょっとボールも動きにくかったのかな?
長友はずっと右サイドで高い位置をとってチャンスを作ろうとはしていましたが
ボールを持ったら必ず2人がつくパルマのディフェンスに阻まれ
横パスや後ろに戻すシーンがほとんどでした。

35分パルマは右サイドからゴール前左にクロスを入れ
そこからマイナスの折り返しをジョビンコが決め先制点を奪います。
今日もインテルのディフェンスは問題ありでした。
得点が入るまでは両チームとも自分たちがミスしてしまって
流れをなかなか作れなかった部分もあったのですが、
点を取ってからパルマはがぜんやる気で素晴らしい集中力でした。

後半から流れを変えたいインテルはキヴを下げ、スナイデルを投入。
この展開ではそれしかなかったでしょうね。
ポジションも長友が左、サネッティが右。ハルジャを中盤の左サイドへ。
この選手交代、ポジションの修正により、前半よりはまだ可能性はありそうでしたが
パルマの徹底したチームディフェンスに苦しみ前線までボールを入れることができません。
とにかく前にパスも出せない、フィニッシュまでいけない、そんな感じでした。
何とか無理やりシュートまでもっていっても
どうしても人が密集している中央からのシュートになってしまい弾き返される結果に。

その後インテルはミリート、パンデフを投入しますが
とにかくその選手たちにボールがいきません。
刻一刻と時間だけが過ぎていき、86分にはアマウーリに2点目を決められ戦意喪失気味に。
結局ノーゴールのまま試合は終了。痛い敗戦となりました。

また首位ミランとの差が広がってしまい
このところの敗戦、試合内容の悪さも手伝ってちょっと修正が難しいインテル。
とにかくどの選手も疲労感いっぱいですね。
超人エトーですら、気持ちはあるんだけど体がついていっていないというか。。。
このままどんどん落ちていく可能性も無きにしもあらず、で少々心配です。

レオ監督も今ホント厳しい状況だろうけど、何とか最後まで乗り切って欲しいですね。
長友も今日は攻守両面で彼らしさがほとんど見られなかったし残念でしたが
パルマが長友の長所をうまく消していたとも言えますよね。
インテルのしようとしていたことをさせなかった、そういう印象のゲームでした。
長友に関して、現地ではまた辛口コメントを言われてるようですが
結果が出ない時はそう書かれますし、結果が出ればまた評価も上がるし
まあ気にしないで目の前にあることに集中して頑張ってもらいたいですね。
次節はホームでラツィオと対戦です。

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