CL GS 第１節 チェルシー×レヴァークーゼン

昨日火曜日からチャンピオンズリーグのグループステージが始まりました。
本当は違う対戦カードをお伝えしようと思っていたのですが
先日のリーグ戦でのトーレスの様子が心配で先にこのカードをチェックすることにしました。

チェルシーはグループＥ。
バレンシア、レヴァークーゼン、ゲンクと同組です。

スタメンですが、予想布陣を見てちょっと驚きました。
前線はセンターにトーレス・左マタ・右スタリッジ。
中盤はアンカーにミケル・左マルダ・右メイレレス。
最終ラインはアシュリー・コール、久々のダヴィド・ルイス、イヴァノヴィッチ、ボジングワ。
ＧＫツェフ。

ＣＬ初戦のレヴァークーゼン戦をホームで戦える事と
次節、リーグ戦の対戦相手が絶好調のユナイテッドな事も大きく影響してか
ランパードやアネルカを温存しベンチスタート。
テリーはもしかしたらケガかもしれませんがベンチにも入っていませんでした。
ボアス監督なかなか考えているんですね～（当たり前か）

一方レヴァークーゼンはキースリングをトップに
２列目がサム・懐かしのバラック（以前チェルシーに在籍していました）シュールレ。
ボランチはロルフェスとベンダー。
最終ラインはカドレツ・トプラク・ライナルツ・カストロ。ＧＫレノ。

試合開始早々、イヴァノヴィッチが出したパスをレヴァークーゼンが奪いファーストシュート。
その直後今度はチェルシーが右サイド、スタリッジからのクロスに
トーレスが中へ切り込んでのボレーシュート。
惜しくもボールはバーの上を通過、得点ならずも
両チームまずはひとつずつチャンスを作り積極的な立ち上がりになりました。

レヴァークーゼンはチームでしっかり統率のとれた守備でスペースを消し
前線、中盤で激しくプレッシャーをかけこの試合に向けしっかり準備してきた印象でした。
若い選手が多いようですが足元の技術やディフェンスも上手いし
何か簡単に勝たせてはもらえない雰囲気です。

一応はチェルシーが主導権を握り、ゴールチャンスも何回か作っていましたし
中には決定的！というシーンもありましたが
レヴァークーゼンのいいディフェンスに防がれ得点することは出来ません。
レヴァークーゼンはつないで崩すというよりは
いい位置でうまくファウルをもらいＦＫのチャンスが何回かありました。

前半は両チーム得点はなく０－０で後半へ。
後半チェルシーは少々ペースダウンした感じ。
逆にレヴァークーゼンが流れをだんだんと引き寄せていき始めます。
その空気にいち早くボアス監督が動きます。
６４分温存していたランパードとアネルカをメイレレスとスタリッジに代えて投入。
すると６７分超攻撃的センターバックのダヴィド・ルイスが自らドリブルでボールを持ち上がり
左サイド、アシュリー・コールへ。
アッシュがエリア内トーレスへパスを出し、ダイレクトで走りこんできたルイスへリーターン。
ルイスのシュートはゴールネットへ！
チェルシーに待望の先制点が入ります。

得点が入ってから両チーム激しさが増してきました。
しかし、失点してしまった影響かよく動いていたレヴァークーゼンの選手たちの足が止まり始めます。
そして後半ロスタイム、左サイドでマルダとトーレスのワンツーから
トーレスがゴールライン手前で中央マタへ折り返し。
これをマタがしっかり決め２－０で試合終了。
まずはチェルシーが勝ち点３を獲得しました。

今日のチェルシーはフレッシュな顔ぶれに、新鮮な布陣。
それが上手く機能してかボールも人も良く動き何だか見ていて面白かったです。
マタってチェルシーに来るまでちゃんと見たことなかったのですがいい選手ですね～。
ひとつひとつのプレーが柔らかくて運動量も豊富で的確な早いパスが出せるし
体は決して大きくないんですが
ボディコンタクトも強いっていうよりは柔らかさで勝つっていうか。
今後が楽しみです。
それからスタリッジも若いのにテクニックもあるしスピード・キレもあって
今日もいいパフォーマンスを見せていたのでこれから出場機会が増えていきそうです。
あとはやっぱりツェフが戻ってきたのは大きいですね。
リーグ戦で気になっていたディフェンスラインとの間のスペースのカバーリング、さすがです。
安心感ありますね。
レヴァークーゼンでは右サイドハーフに入っていた９番のシュールレという選手が気になりました。

さて今回はちょっとだけ明るい話題を提供できてなによりの。。。
☆本日のトーレスコーナー☆です！

今日はゴールはなかったものの２アシストとしっかり得点に絡んでいました。
もちろんゴールがあれば最高の結果だったでしょうけど
これがきっかけとなって今後につながっていくことを祈りましょう！
久々の先発フル出場でもありました。

マタとは代表で一緒なんでしょうか、タイミング合ってましたね。
スタリッジやルイスともいい感じだったし、今回のメンバーはいろんな意味で正解だった気がします。
そう考えれば、やっぱりボアスってすごいのかも。

今日のトーレスはすごく自由に動いていたし、積極的にボールにもたくさん触って
たくさん走って今までとは別人みたいでした。
（というか、元々こうなんだろうな～。忘れかけていました）
フリーランニングの走り方ひとつとっても全然違いました。
試合開始からそうだったからサンダーランド戦からこのゲームまでの間に何があったのかな？
まあとにかく今日のトーレスはまずまず良かったです。
だって見ていて面白かった。
いつもはろくにボールにも触れなくて彼の良さが出せないままですから。

あまりの不調っぷりにひよっとしてチームメイトとうまくいってないのかな～
と心配でしたが
ルイスもマタもゴールを決めた後「トーレスのおかげだよ！」って
サポーターにアピールしていましたからちょっと安心しました。
もちろんチームメイトとはいえ、ライバルでもあるわけですから
仲良しこよしってわけにはいかないでしょうけど。
サポーターも彼のいいプレーにはちゃんと拍手してくれてましたし
暗かった表情が今日は笑顔で何よりです。

週末のユナイテッド戦でも彼らしいプレー出せるといいですね！
楽しみです。

タグ：２０１１－１２　チャンピオンズリーグ

コメント 3

CL見たいけど、スカパー高いよ…
by himajin_u (2011-09-15 10:00) 

ポテンシャルの高いトーレスですが，そろそろ片鱗を見せ始めましたかね．後半年，我慢すればチームにフィットしそうな気がします．

まあ私も90分見てるわけではないですが…．
by speedboy (2011-09-15 22:22) 

☆ｈｉｍａｊｉｎ_ｕさん　本当ですね。私もできればブンデスやＪリーグも
　　見たいのですがお値段がなかなか。。。
　　もう少しプライスダウンしてくれると助かります＾＾；

☆ｓｐｅｅｄｂｏｙさん　そうであってほしいですね。
　チェルシーも新しく変化していきそうですし、おっしゃるとおりもう少し
　我慢の時間なのでしょうね。完全にフィットした時が待ち遠しいです！
by りさ (2011-09-16 02:49)