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CL GS 第3節 チェルシー×ゲンク [チャンピオンズリーグ]

CL第3節、チェルシーはゲンクという
ベルギーのチームをホームに迎えての一戦となりました。
チェルシーはリーグ戦でも好調を維持し
ボアス新監督の目指すサッカーが徐々に形になってきました。

さて今日のチェルシーのスタメンですが
前線には左からマルダ、トーレス、アネルカ。
中盤はランパード、メイレレス
先日リーグ戦でも途中出場したロメウが今日はアンカー。
最終ラインはアシュリー・コール、ダヴィド・ルイス、イヴァノヴィッチ、ボジングワ。
GKツェフ。ザ・ビラス・ボアス的な選手起用ですね。
ドログバ、テリーなどはベンチにも入っていませんでした。

対するゲンクですがポッセンとバルダの2トップ。
中盤はデブライネ、ハイランド、パンデンボーレ、プッフェル。
最終ラインはプディル、テージェール、マスエロ、エンコンカ。GKケテレシュ。
こちらはクラブとしての歴史も新しくまだまだ成長段階のチームのようです。
私はこの試合で始めてゲンクのサッカーを見ることになりました。

チェルシーはこのメンバーでこのフォーメーションというのは
やっていないせいか、一応ボールは保持していましたが
立ち上がりはちょっとリズムがつかめないスタートになりました。
ゲンクとしてはチェルシーが少しバタバタしていたこの時間帯に積極的に攻めることができていたら
この後の展開はもしかしたら少しは違っていたかもしれません。

というのも、予想はされていたようですが
両チームの間にかなりの実力差がありすぎてチェルシーの一方的な試合になってしまったのです。
まずは8分メイレレスのミドルシュートでチェルシーがあっさり先制。
その3分後にはロメウ→ランパードと繋ぎ最後はトーレス。
ほぼフリーのような状況でのシュートはしっかりゴール。上手いシュートでした。
これで2-0。あっという間に2点リードの状況です。

ゲンクはしっかり守備をしてカウンター、というチームではなく
相手がチェルシーでもあくまでも攻撃重視・自分たちのサッカーをする、という考えだったようです。
それはそれでいいんですが、守備の意識がまるでないというか
真ん中がガラ空きでプレッシャーもないのでチェルシーの選手はラクにボールを受ける事ができ
パスも通るし、メレレスが決めたミドルのシーンもシュートコースはガラ空き
トーレスの得点シーンも誰もトーレスについてないし見てもいないのです[たらーっ(汗)]
これではチェルシーにやられ放題になってしまいますよね。

もちろんやる気がなかったわけではないんでしょうけど
最初のこの2点で力の差をゲンクの選手たちが感じてしまったのか
その後は完全なるチェルシーペース。
27分には右サイド、メイレレスからのクロスにトーレスがヘディングシュートを決め3-0。
これも誰もトーレスを見ていません[あせあせ(飛び散る汗)]
もちろんトーレスの動きが上手いのもあるのですがちょっとどうなのかと。
そして42分にはマルダのFKからイヴァノヴィッチがこちらも頭で合わせゴール。
前半だけで4-0と大差がついてしまいました。

後半スタートはゲンクが攻撃を仕掛けてきますが
個人でもチーム力でもやはりチェルシーが上回り簡単にボールを奪われてしまいます。
ただ前半よりは少しプレッシャーをかけるようになり
トーレスにも常に2人くらいは付くようになりました。
ゲンクも全くノーチャンスってわけでもなかったのですが
個人の技術や精度の部分、またチームとしての連係もうまくいかず枠内シュートはゼロ。
一方チェルシーは余裕の試合運びですが決して手は抜きません。
ディフェンスもきっちり対応、追加点を狙いにいきます。
72分右サイド・ボジングワのクロスにゴール前トーレスが合わせたシュートはGK正面。
しかしGKが弾いたところをランパードと交代で出場していたカルーがきっちり決め5-0。
後半はこの1点だけでしたが結局最後までチェルシーのペースで進み試合終了。
チェルシーは久々無失点での勝利となりました。

せっかくのCLの舞台なのでゲンクにももう少し頑張ってほしかったのですが
ちょっと構えすぎてしまったのでしょうか?
後半は交代した選手を含め少しアグレッシブにはなってたんですけど
球際の激しさとかなかったなあ。
第4節はゲンクのホームなのでいいファイト期待したいんですけど。。。

さて☆今日のトーレスコーナー☆ですが~
相手のこともあるのですが、今日は2ゴール。どちらもいいゴールでしたね。
欲を言えばもう1点、2点くらい取れたんじゃないかな~という気もしますが
まあとりあえずは結果を出せて良かったです。
トラップやボールコントロールも良かったし
難しいシュートにもチャレンジしていました。
また自分でゴールを狙うだけでなく周りの選手のサポートもしていましたし
今まではランパードやカルーとは少し合わないところが多かったのですが
少しずつ信頼関係が築かれつつある印象を受けました。
良くなってきています。
もう不調なんて言わせない!ってところまであともう1歩、いや2歩くらいかな?
今後に期待ですね。

それから今日もボアスらしい選手起用、交代でしたが
絶対的存在のテリーを休ませたり(たぶんケガではないと思います)
後半頭からはアッシュに代わってパウロ・フェレイラ、
また第2節のバレンシア戦で痛恨のハンドでミスをしてしまったカルーにもちゃんとチャンスを与えたり
ボジングワに代わってアレックスを起用したり
選手によって出場機会が偏らないように
まだ全員ではないですけどチームにいる選手を状況によってうまく使って
選手のメンタルやモチベーションをうまくコントロールしているように思います。
そしてそれがチームにとってプラスに働き始めているように思います。
もちろんいつも上手くいくとは限りませんが
今シーズンのチェルシーちょっと面白くなりそうだな、と思っています。



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