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PL11節 ブラックバーン×チェルシー [チェルシー]

ここ最近のチェルシーはリーグ戦2連敗
CLでもホームでは圧倒したゲンク相手に敵地でドローとあまり良くない流れです。
第11節はアウェイでブラックバーンとの対戦となりました。

今日のチェルシーのスタメンは
前線センターの位置がスタリッジ、左マタ、右マルダ。
中盤の底はミケル、左ランパード、右ラミレス。
最終ラインアはアシュリー・コール、テリー、アレックス、イヴァノヴィッチ。
GKツェフ。トーレスはベンチスタート。
今日もいつもはサイドのスタリッジがセンターに入るなどボアス的選手起用です。
最近こういうのに慣れたのか、あまり驚かなくなりました(笑)

対するホーム、ブラックバーンはトップにヤクブ、少し下がり目右にフォルミカ。
中盤はホイレット、ペテルセン、エンゾンジ、ロチーナ。
最終ラインはオルソン、ジヴェ、サンバ、ロウ。GKロビンソン。

立ち上がりはここ最近の嫌な流れを断ち切りたいチェルシーが積極的に攻撃を仕掛けるスタート。
いい形でゴール前まで持っていきますがブラックバーンもディフェンスラインをしっかり作って対応。
ブラックバーンも置かれている立場は違えど、現在成績もチーム状態も良くないようで
だからこそ今日はホームでチェルシー相手にいい結果を出したいとあって
問題だったディフェンス面をしっかり準備してきたそうです。

そして8分過ぎそのブラックバーンがチャンスを作ります。
左サイド、ホイレットからのスルーパスにフォルミカが抜け出しゴール前にグランダーのクロス。
ヤクブが合わせますが決めきれず絶好の得点チャンスを逃します。
しかしその際にGKのツェフとディフェンスに入ったアッシュが交錯しツェフが鼻を負傷。
かなり激しい出血で治療のためかなりの時間試合は中断。
軽症には見えませんでしたがそれでもツェフは詰め物をしてプレーを続行します。
後々の事もあるので無理する必要はないのだけれど、自分で望んでプレーを続けたようです。
でもちょっと心配です。大丈夫でしょうか。

ツェフの治療後、試合は再開されましたがその事が影響したかどうか定かではありませんが
ゲームの空気は何だかそれまでと少し変わってしまいました。
ブラックバーンはいいリズムでパスも繋がってチェルシー陣内で攻撃するシーンも増えてきました。
一方チェルシーも中盤ではパスは繋がるのですが最後の仕掛けの部分が上手くいきません。
攻め上がりはするのですがいまひとつブラックバーンの守備を崩しきれません。
相手がいいトレーニングをしてきたという事もあるのでしょうけれど
いつもの力強さとかスピードもあってアイディアもあって、というプレーが今日は感じられません。
何だろう、ぽっかりと真ん中に穴が空いているようです。
前半は0-0で後半へ折り返し。

ボアスは状況を打開すべく、後半アタマからマルダに代えてトーレスを投入してきました。
トーレスが中央、スタリッジがサイドと本来のポジションに戻りました。
すると不思議なことに前半にはなかったリズムが生まれてきます。
結果は早い段階で出ることになりました。
51分右サイド、イヴァノからゴール前のクロスにランパードが頭で合わせゴール。
チェルシーは欲しかった先制点を奪います。
トーレスが前線でディフェンスを引き付けることによってできたスペースに
イヴァノがクロスを入れると見せかけての切り返しからのいいクロス
相手DFの対応が緩かったのも手伝ってそこへランパードがいいタイミングで入ってきて
見事なヘディングシュートを決めた、というチームで取った得点でした。

トーレスが入ったことで明らかにチェルシーは動きが変わってチャンスが作れるようになりました。
センターフォワードの役割ってただゴールを奪うだけではないのですよね。
トーレスが前線の真ん中でボールを受けることによって
そこからサイドに振ったり、ワンツーでリズムを変えたり高い位置で仕掛けられて
そこから攻撃を拡大していくことができるのです。

ブラックバーンもFKから決定的な場面があったのですが
最後のところで決めきれず得点できません。
前半終了間際にチームを引っ張る役割のサンバがケガで交代して
いなくなったことも大きかったのか、どうやってゲームを進めるのかつかめないようでした。
チェルシーがものすごく良かった、というわけではないのですが
時間の経過と共に足が止まり始めボールを持っても出しどころが見つからず
結局ボールを失ってしまうという展開になってしまいました。
その後両チーム得点はなく0-1でチェルシーが勝利。
圧倒的というわけではなかったですが、今はとにかく勝つことが重要です。
チェルシーは連敗を2でストップすることに成功しました。

さて☆今日のトーレスコーナー☆です!
今日はベンチスタート、後半からの出場となりました。
彼自身はゴールはありませんでしたが、停滞していたチームのムードを変え
得点に結びつく仕事をしっかり果たしたのではないでしょうか?
やはりフォワードというポジションに求められるのは一番は得点ということになるのでしょうけど
それ以外にもやるべきことはたくさんあって
結果それがチームの勝利へと繋がっていくのですよね。
またそれも彼のゴールに対する嗅覚や読み、技術があってこそ生きてくるとは思いますが
やっぱりパスひとつ、ポストになって落とすボールの位置や質ひとつとっても
他の選手とは違ったものを感じます。
またチェルシーには2列目以降に得点力のある選手が揃っていますから
トーレス自信が得点することはもちろん、アシストでチームに貢献することもでき
それもまたチェルシーというクラブの大きな魅力でもありますよね。
まあだからこそ、勝てないといろいろ言われちゃいますけど。

あと、後半ロスタイムにトーレスに決定的なシュートチャンスが訪れ
これはいただき!という場面があったのですが決めることができませんでした[バッド(下向き矢印)]
おそらくGKが目に入ってその上を狙った難しいダイレクトでのシュートでしたが
あ~、入っていたらもう最高!っいうシーンでしたね。
狙いは良かったと思います。残念ですがゴールはまた次回のお楽しみに。。。
でも今日良かったと思います!トーレスもチームも調子を上げていってほしいですね。

さて、来週リーグ戦はお休みで12節は私が一番楽しみにしているカード。
リヴァプールとの対戦です!いや~待ちきれませんね[グッド(上向き矢印)]
楽しみです[るんるん]
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ryo1216

モウリーニョが監督だった頃のチェルシーをスタンフォード・ブリッジで見たことがあります。あの頃と選手も(そして監督も)だいぶ入れ替わっていますが、ホームでは、ほんと自信満々でプレイしてました。(あの頃、ホームで負けたことほとんどなかったような・・・)
今のチェルシー、選手の質は変わらず高いと思いますが、心の余裕がちょっとないように感じます。
ガタガタだったアーセナルが持ち直してきて、自信にあふれたプレイをみせるようになってきました。そのあたりは、さすがベンゲルなんでしょうね。
メンタル、難しいが重要なファクターですね。
by ryo1216 (2011-11-08 21:40) 

りさ

☆ryoさん そうなんですか!
 実際にスタンフォードブリッジでゲームを観戦されたのですね!
 うらやましい~(←ちょっとテンション上がりすぎてます)
 先日のアーセナル戦がホームでかなり久々の敗戦だったみたいです。
 ryoさんのおっしゃるように、モウリーニョの頃は今よりももっと
 圧倒的な強さで選手たちが自信に満ち溢れていたように思います。
 モウリーニョも色々言われてますが戦術的な部分だけでなく
 選手のメンタルを上手く扱う才能もやはり長けているのでしょうね。
 
 アーセナルもシーズン当初はどうなることかと思いましたが
 この短期間でよく立て直してきたなと思います。
 さすがベンゲルですね。
 選手の技術や質だけでなくやはりメンタルも重要なのでしょうね。
by りさ (2011-11-08 22:28) 

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