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PL11節 リヴァプール×スウォンジー [リヴァプール]

リヴァプールは10節を消化した時点で順位は6位。
首位のシティとはかなり勝ち点差は広がっていますが
とりこぼしがなければ十分上位は狙える位置。
ただ今シーズンのリヴァプールはまだしっかり戦えるチームを構築している最中。
ちょっと難しいゲーム内容が続きます。
11節は10位のスウォンジーとホーム、アンフィールドで対戦です。

リヴァプールのスタメンはキャロルとスアレスの2トップ。
中盤はダウニング、アダム、ルーカス、ヘンダーソン。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。GKレイナ。
ジェラード、キャラガーはケガのためベンチ入りしませんでした。

対するスウォンジーは前線は中央グラハム、左ルートリッジ、右ダイアー。
中盤はアレン、ブリットン、ゴーワー。
最終ラインはテイラー、ウィリアムズ、モンク、ランヘル。GKフォルム。

今シーズン、プレミアに昇格してきたスウォンジーに対して
リヴァプールはホームでは絶対に勝っておかなければいけないこのゲーム。
個人の能力や技術、チーム力もリヴァプールが上回っていることは間違いないでしょう。
しかし、だからといって必ず力が上の方が勝つ、とも限らないのがこのサッカーというスポーツ。
そしてそれがまた大きな魅力のひとつでもあるのです。

が~

立ち上がりはリヴァプールが主導権を握りそうなスタートだったのですが
スウォンジーはまず自陣でショートパスを繋いでポゼッション、
あまりそこでパス回しをしていても。。。という位置で脅威ではないのですが
彼らの独特なリズムに始めは余裕のあったリヴァプールも何だか自分たちのペースを崩され
だんだん高い位置に攻め上がってこられるようになります。

リヴァプールは何度かゴール前までいい形でボールを運んではいるのだけれど
クロスの精度であったり、シュートの精度であったり肝心なところが良くありません。
決めれそうで決められない。ここまでの何試合かと同じです。
それに加えて今日は右サイドが若いヘンダーソンだったので
彼は毎試合出場していないこともあり新加入選手の中でまだチームに馴染めていない一人。
相手もその辺は良くわかっていますね。
そのヘンダーソンのところが何度も何度も狙われ、ボールを奪われるシーンが目立ちます。
そこからスウォンジーがいい攻めに転じてピンチ、というわけではないのですが
リヴァプールの攻撃の流れがそこでストップしてしまうのです。
それだけでリヴァプールにとっては痛手。
そしてスウォンジーは引いて守らず、ひたすらショートパスを繋ぎ
前に出てきて何度もサイドから攻撃の形を作ってきます。
最初はリヴァプールも高い位置にはボールを通させなかったのですが
時間の経過と共に進入を許してしまい、決定的な場面も作られます。

前半は0-0で後半へ折り返し。
後半リヴァプールは良くなかったヘンダーソンを下げ、カイトをピッチへ送り出します。
これは仕方ありませんね。右サイドは見るからに不安定でした。
ヘンダーソンを育てたいのはわかりますが
ちょっと今日の出来では下げるしかなかったと思います。
相手にはやられっぱなし、攻撃にも絡めず、仕方ありません。
カイトが入ったことで右サイドはやはり安定しました。
前半のようなことはありません。

しか~し。

なんとリヴァプールはどうしたことかミスを連発。
パスミスにキャッチミス、選手間の意志疎通も合っていません。
前半のヘンな流れは切れていなかったようです。
スウォンジーがすごく良くて。。。ではなく自らピンチを招き危ない場面が盛りだくさん。
そこをスウォンジーにつけこまれて自分たちで彼らを波に乗せてしまいました。
前半はキープできていたような場面でも簡単にボールを失い
取り返しにいくのはいいのですが結局ファウルで止めるしかなく相手にチャンスを与える始末。
おお~い、何か変だよ~!?プレーの質が低いぞぉ~[ふらふら]
もっとちゃんとできるでしょ!とイライラ。
とにかくリヴァプールは自分たちの流れに引き戻せません。

時間だけが過ぎていき相手に決定的なチャンスも訪れます。
ただ力が入りすぎたのか
こちらも精度を欠いていたようでゴールを割られはしませんでしたが
まあヒヤヒヤもんです[たらーっ(汗)]
そしてようやくリヴァプールが攻撃に出たのが85分!遅すぎる~
そこから終了までの約9分間はリヴァプールが相手ゴール前で攻め込む時間がほとんどでした。

そして87分CKからルーズボールを右サイド、ジョンソンが拾いゴール前へクロス。
アッガーが落としたところにカイトがヘッドで合わせゴール!!
よっしゃ~!!やったー やっぱりカイト、さすがだよ~[グッド(上向き矢印)]
。。。ん、んんん。あれれ?様子が変!なにぃ~オフサイドだとぉ~
うん、ほんのちょっと出てた。か。なあ~。はあ~がっかりです[バッド(下向き矢印)]
決まっていればホント、カイトらしいゴールだったのに。。。

その後もスアレスやジョンソンが
ゴールになっていてもおかしくないシュートを撃っていたのですが
GKのフォルムのファインセーブに阻まれ得点できません。
そして試合終了の笛は吹かれ、0-0のままゲームセット。
リヴァプールまた勝ちきれませんでした。

今日はアンフィールドのお客さんもかなり不満そうでした。
ちょっとこの試合内容では。。。ホームですしね。悲しいです。
今シーズン、ホントこういうゲームが多いです。
勝たなくてはいけない状況、相手に勝ちきれない。内容もいまひとつ。
正直ここまで「この試合良かった」って言えるゲームはありません。
こんな調子で次節のチェルシー戦は大丈夫でしょうか。心配です。

しかし今シーズンの昇格チームの頑張りには驚かされますね。
ビッグクラブ相手でも臆病ではなく、自分たちのサッカーを貫いているというか
受け身な姿勢ではないように思います。
確かに戦力では劣るかもしれませんが、どういうサッカーをするのか
自分に与えられた役割は何か、そしてそれを実行し
いいチーム作りをしていっているように感じます。
昇格組の頑張りがまたプレミアを面白くしてくれそうですね。

さて、今日のゲームで審判団に女性のアシスタントレフェリーがいました。
時々見かける光景ですが同じ女性として
こういった場で活躍されているのは嬉しく思います。
カイトはしっかりオフサイド取られちゃいましたけどね(苦笑)
今後も頑張ってほしいです。

ていうか、リヴァプールこそ頑張ってほしいです。心配。


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コメント 2

ENO

こんにちは、エノ爺と申す。
プレミアムリーグですか
私も暇をみてはみているんですが…。
by ENO (2011-11-09 10:52) 

りさ

☆ENOさん こんにちは。nice!&コメントありがとうございます。
  ENOさんも欧州サッカーご覧になられているのですね!
 どこか注目されているチームや選手はいますか?
 良かったらまたいらして下さいね!
by りさ (2011-11-09 19:43) 

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