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CL GS 第5節 レヴァークーゼン×チェルシー [チャンピオンズリーグ]

何となく、ただ何となくそんな気はしていましたが。。。
チェルシー、ちょっとこれはピンチかもしれません[たらーっ(汗)]
CL第5節チェルシーはレヴァークーゼンとアウェイでの対戦となりました。

リーグ戦・第9節のQPR戦での敗戦から
明らかに流れが悪くなり、そしてチーム状態も良くなかったチェルシー。
ここへきて更に厳しい状況になってきました。

今日のスタメンは前線にはセンターにドログバ、左マタ、右スタリッジ。
中盤はランパード、今日はメイレレス、ラミレス。
最終ラインはボジングワ、テリー、ダヴィド・ルイス、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。
トーレスはベンチスタートです。

対するホームのレヴァークーゼンはキースリングの1トップ。
トップ下にバラック、左サム、右カストロ。
ロルフェスとベンダーのダブルボランチ。
最終ラインはカドレツ、トプラク、フリードリッヒ、シュヴァーブ。GKレノ。

両チームにとって大事な一戦だっただけに
お互いゲームの立ち上がりはかなり慎重なスタートとなりました。
どちらもまずはしっかり守備。
どちらかというとレヴァークーゼンの方がホームである分少しだけ仕掛けてくるような感じでしたが
お互いに緊張していたのか攻撃の部分ではミスが目立ち
味方との連係も合わず少しぎこちないゲーム運びになりました。

チェルシーは今日は自陣でも珍しくセーフティファースト。
普段は自陣の深い位置に入られてもタッチへ逃れたり大きく前へクリアすることはないのですが
さすがにここのところの戦績や今日で決勝ラウンド進出を決めたいという思いからか
そういうプレーが多く見られました。
慎重とも言えますが、言い方を変えれば少々消極的です。
いつもならリスクを冒してでも自信溢れるプレーで前へ前へと押し上げていくのですが。。。
ディフェンスラインもいつもよりは低い設定のようでした。
何だかチェルシーらしくないな、というのが第一印象でした。

レヴァークーゼンはやはりバラックからチャンスを作れそうでしたが
調子を落としているとはいえ、チェルシーの組織立ったディフェンスは簡単には破れず
なかなかシュートチャンスを作るには至りません。
チェルシーもあくまで堅い守備から相手のミスや隙を狙うというプランのようで
前半はにらみ合いというか、長い時間こう着状態が続きました。
前半の終わりの方はチェルシーが何回かシュートまで形は作っていましたが
得点はなく前半は0-0。

後半のスタートもチェルシーはかなり慎重にスタート。
と思ったら、48分右サイド、スタリッジから前線のドログバへ正確なロングフィード。
ドログバが右足トラップで収めDFを背負いつつ反転。
ボールキープしながら左足でゴール左隅に流し込み、チェルシー先制です。
久々にドログバらしいゴールでした。

ゲームが動いたことで点を取りにいくしかなくなったレヴァークーゼンは
56分にシュヴァーブに代えてシュールレを投入。
それまでとは違って積極的に前に出てくるようになりました。
シュールレを入れてから明らかに流れがレヴァークーゼンに傾いてきました。
ゴールを奪うところまではいきませんがチャンスは多く作れるようになってきました。

シュールレが入った右サイドからチェルシーはチャンスを作られていたので
65分にマタをマルダに代え、守備の強化を図ります。
そしてこれは仕方なかったのでしょう。
センターバックのルイスを下げ同じポジションンのアレックスを投入。
ルイスは前半、接触プレーでお腹の辺りを傷めていたのですがその影響があったようです。
レヴァークーゼンも70分にデルディヨクを投入し
最終ラインを3バックに変え中盤を厚くしより攻撃的にしてきました。
すると73分右サイド、カストロからのボールに前線中央のデルディヨクがスルー
チェルシーのディフェンスラインの後ろの空いた左サイドのスペースにボールを通し
サムが逆サイドにクロス。
それをデルディヨクがヘディングでゴールを決めレヴァークーゼンが同点に追いつきます。

同点になってからゲームは更には激しくなってきました。
ところがボアスが使った最後のカードは何故かミケル。79分メイレレスとの交代でした。
引き分けに持ち込んで最終節で決めるつもりだったのでしょうか。
今までのチェルシーなら攻撃的な選手交代をしそうな場面だったのですが。
ここもまた、らしからぬ消極的な采配に感じました。
そしてそれはやはり形となってしまうことになりました。
時計の針は90分を回りロスタイムに入った頃。
レヴァークーゼンはカストロのCKからフリードリッヒがアレックスとの競り合いに勝ち
ヘディングシュートを決めなんと逆転に成功!
そして試合終了の笛は吹かれ、終わってみれば2-1でレヴァークーゼンが勝利。
チェルシーはグループリーグ突破に向けて苦しい状況に追い込まれました。

今日は両チームの監督采配が大きく明暗をわけたかもしれません。
ひとつはゲームプラン、ひとつは選手交代でしょう。
レヴァークーゼンは先制されても
勝とうとする意思は監督を始め、選手たちも最初から最後まで変わらなかったですよね。
交代で出場した選手が流れを変え、結果を出した。
確かにホームであることは大きかったとは思いますがドローは考えていなかったと思います。
逆にチェルシーはリーグ戦でのここまでの流れやアウェイであることなど
様々なことを考慮して今日のようなゲームプランにしてきたのでしょう。
選手交代に関してはルイスのケガという不運な部分はありましたが
多少やられてはいたもののマタを下げマルダ、
どちらかというと攻撃的な選手で後半疲れが見えたメイレレスを代え
ミケルを入れてリスクを冒さず手堅く引き分けに持ち込もうとしていました。
それが流れを変える要素になったことは否定できないと思います。
今までのチェルシーならおそらく勝ちにいっていたと思います。

最終節チェルシーはバレンシアと対戦なんですがグループリーグを突破するのには
かなり難しい条件になってしまったようです。
スコアレスドローか勝利。それが条件のようです。
ちなみにバレンシアはこの5節はゲンクに7-0で勝ったみたいです(ゲンク~[ふらふら]
チェルシーちょっと心配ですね。
最終節はホームであることがひとつ明るい要素ではありますが。。。
最近はホームで連敗してますし、またバレンシアも強敵です。
簡単にはいかないでしょう。とにかく何とかそれまでに立て直したいですね。

さて☆本日のトーレスコーナー☆ですが。。。
今日はベンチスタート、出場はありませんでした。
んんん~、コンディションがイマイチなんでしょうか??
もし問題なければ今日出しても良かったんじゃないかと思うのですが。
ただ今日の展開だと前線というよりは
アイディアがほしかったのは中盤以降だったような気もするので
トーレスがいても効果的だったかどうかは何とも言えません。
とにかくゲームに出てほしいですね。
あとそういえば今日アシュリー・コールもいませんでしたね。それも大きかったかも。

ちょっと心配事の増えてきたチェルシーですが
グループリーグ敗退なんてことになっては大変です。
そうならないように見守るしかありません。
圧倒的に強いチェルシー、底力のあるチェルシーはここ最近どこかに隠れてしまっています。
早く戻ってくれるといいのですが。
とりあえずは今週末のリーグ戦で仕切りなおしたいところです。


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