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PL13節 チェルシー×ウルヴス [チェルシー]

直前のCLレヴァークーゼン戦では先制しながらも後半に追いつかれ
ロスタイムには追加点を許し逆転負けを喫したチェルシー。
チェルシーというチームだけに周りがボアスの進退問題を持ち出すような状況になってきました。
リーグ戦13節は現在17位のウルヴスとホームで対戦です。

今日のスタメンは前線は中央にドログバ、左マタ、右スタリッジ。
中盤は今日は左からメイレレス、ロメウ、ラミレス。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ルイス、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。
チェルシーはこの後カップ戦でリヴァプール、次節は今シーズン好調のニューカッスル
CLバレンシア戦をはさんでその後にシティ、とかなりの強敵とのタイトなスケジュール。
そのあたりも考慮してのメンバー構成にしてきたようです。

対するウルヴスはフレッチャーの1トップに
2列目がウォード、エドワーズ、ジャーヴィス。
ミリヤシュとヘンリーのダブルボランチ。
最終ラインはエロコビ、ベラ、ジョンソン、ズバル。GKへネシー。
昨シーズンぎりぎりのところで残留を決めたウルヴスですが
今シーズンも難しい状況のようです。

さてゲームですがホームであるチェルシーはもちろんのこと
アウェイであるウルヴスも積極的に出てくる立ち上がりとなりました。
悪い流れが続いていて少々心配されたチェルシーですが
レヴァークーゼン戦の敗戦はさほど引きずっていないように見えました。
まああれだけ実力も経験もある選手たちですから
実際は周りが心配するほどではないのかもしれません。
対戦相手のこともあるとは思いますが今日は安定した試合運びです。

まずは7分マタのCKからテリーがヘディングシュートを決めチェルシーがあっさり先制。
ウルヴスはミスからCKを与えてしまったうえにテリーには誰もついていませんでした。
これはちょっといただけません。
そして29分左サイドアッシュから
前線中央に上がっていたメイレレスに長く早いタテパスが入り再び左サイドのマタへ。
マタがゴールライン際まで持ち上がり入れたクロスにスタリッジがダイレクトで合わせゴール。
ドログバによって作られたスペースにスタリッジがうまく入っての得点でした。
さらに45分左サイド、ドログバから同サイドアッシュにマイナスのパス。
アッシュからのクロスにエリア内で待っていたマタがこれもダイレクトで合わせ3点目。
ここもウルヴスは簡単にクロスを上げさせてしまい
エリア内には人数も揃っていたのに何故かマタを自分たちからフリーにしてしまい失点。
どうもディフェンスに難ありのようです。

チェルシーの3点リードで後半へ折り返し。
前半だけで3-0と大きく差がつき
ウルヴスは気持ちが落ちてしまったのかちょっと消極的な攻めが続きます。
チェルシーの組織だった守備に高い位置でボールを奪えないので
どうしても後方からのビルドアップになり前に進む事ができません。
前を向けそうな場面でもバックパスが目立ちチェルシーにとってはラクな展開。
それでも時々は前に出るチャレンジはしてチャンスもなかったわけではないのですが
最後の精度の部分で攻めきれないし決められません。
選手交代も行いますがそれもあまり効果がありませんでした。
チェルシーは得点差もありますし、圧倒的な勢いのある攻めというわけではありませんでしたが
それでも好調のマタやスタリッジからチャンスを作ります。
交代枠もランパード、ボジングワ、トーレスと時間の経過と共に3枠使いきり
追加点は奪えませんでしたが今日は失点することなく試合終了。3-0で勝利です。

ウルヴスも戦力ではチェルシーには及ばないにしても
もう少し気持ちの面で戦ってほしかったのですが
苦手のアウェイということも手伝ってかどうも後ろ向きというかそんな感じでした。
あとは守備の意識があれでは自分たちからチャンスを与えてしまっているような感じでしたし
チェルシーはやりやすかったと思います。その辺りが課題でしょうか。

とまあ、相手のことはありましたがチェルシーは失点なしで勝つことができました。
今シーズンは得点はするものの失点も多く特にゲーム終盤で、というのが目立ちます。
ここで無失点で勝てたのは大きいでしょうね。
チェルシーは攻撃的なイメージが強いですが、実際守備能力もかなり高いと思います。
選手たちがそこを意識してゲームメイクしていくと簡単には失点しないと思うのですが
現状ではそれよりもチームのスタイルとして攻撃に意識がいっているのかもしれません。
あと最近気になるのはGKと最終ラインの連携でしょうか。
今日もツェフとルイスが重なって接触するような場面がありましたし
ブラックバーン戦ではアッシュとツェフが接触してツェフは鼻を骨折してしまいました。
真剣勝負の中でどのポジションでもそういうシーンというのは
どうしても避けられないことでもあるのかもしれませんが
選手の怪我に繋がるのはやはり怖いですね。失点どうこうより負傷の面で気がかりです。

さて☆今日のトーレスコーナー☆ですが。。。

今日はベンチスタート、77分からのプレーになりました。
ってボア~ス。何故スタメンで使わないのでしょう。
今日の展開ならせめて後半からでも良かったんではなかろうか、と思いました。
コンディションは悪くなさそうでしたし、そこの問題ではなさそうです。
今シーズンまあゴールは少ないですが徐々にらしさは取り戻しつつあったし
合わなかった周りとの連係もマタが加入してからは良くなってきていたのに
続けてゲームに出ることができないことでちょっとリズムが悪くなっているような気がします。

私個人的にはボアスの選手起用もチーム作りも嫌いじゃありませんが
トーレスに関してはここ数試合はちょっと疑問です。
何か理由があるのでしょうけれど。。。
ボアスが監督として評価されたポルトでの指揮ぶりは私は詳しくないのでわからないのですが
チェルシーでの采配を見ていると
チームに絶対的な存在は作らないのかなというのがひとつあります。
所属している選手の特徴やコンディション、ゲームの日程や対戦相手など様々なことを考慮し
その試合によって使う選手をチームのスタイルにフィットさせてチーム作りをしていると思うのです。
もちろん長いシーズン
特にチェルシーのようなビッグクラブは試合数も多いし多くの代表選手も抱えています。
ターンオーバーは当たり前と言えばそうですが
連係を深めるという点では難しいところもあるのではないかと思います。
確かにどの選手が出てもチームとしてのパフォーマンスが落ちず結果を出せれば理想的ですが
そこまでのプロセスも難しいですよね。
今回はトーレスの話なので、もちろん彼自身が頑張らなくてはいけないところも大きいですが
サッカーはやはりチームスポーツ。個人の力量も選手同士の関わりの積み重ねもどちらが欠けても
強いチーム、いいチーム作りは難しいのではないのかな、と思います。
まあ簡単なことではないんですけれども。

と、何か今日のボアスコーナーみたいになっちゃった(笑)
とにかくトーレスの出場時間短すぎだよ~。もっと出して下さい。


とりあえずここからまた再スタートですかね。今後のチェルシーに注目です。

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