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PL22節 ボルトン×リヴァプール [リヴァプール]

PL第22節リヴァプールはアウェイでのボルトン戦となりました。
前節はストークにスコアレスドロー、順位も7位に後退。
選手起用やシステムも首をかしげる部分が多く、試合内容も低調。
かなりストレスの溜まるゲームでした。さて、今日はどうだったのでしょう。

今日のリヴァプールのスタメンはキャロルの1トップ。
2列目に左からマキシ、ベラミー、ヘンダーソン。
ボランチの位置にはアダムとジェラード。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。GKレイナ。
ディフェンスは4バックに戻り、ダウニングはスタメンを外れましたが
何か今日もいまひとつスッキリしない選手起用にポジションな気が。
これについてはまた後ほど書きたいと思います。

対するボルトンは以前リヴァプールに所属していたエンゴクの1トップ。
中盤はアンカーにレオ・コーカーを置き
2列目は左からペトロフ、ムアンバ、デイヴィス、イーグルス。
最終ラインはリケッツ、ナイト、ウィーター、ステインソン。GKボグダン。
ボルトンは現在19位、今シーズン何とホームではまだ1勝しかしていません。

リヴァプールは苦手のアウェイ、チームの調子も下降気味ではありますが
下位で苦しむチーム相手に負けるような事があれば本当に重症、今後に暗雲が立ち込めます。
立ち位置は違えど頑張りどころは両チーム同じ、負けられない一戦でしたが。。。

まず前半の4分でした。ボルトンはリヴァプール陣内の高い位置で
エンゴクとデイヴィスのワンツーからシュクルテルをうまくかわし
そのままデイヴィスが左足のシュート。これがゴール右隅に決まりボルトンが先制。
リヴァプールは早い時間帯で失点してしまい、その直後にもサイドでエンリケのコントロールミスから
失点こそ免れましたが決定機を作られなんとも落ち着かない立ち上がりに。
逆にボルトンは先制したことで明らかにチームが活気づき、勢いが出てきました。
リヴァプールは失点の影響とボルトンの勢いに押され完全に動揺し
マイボールにもなかなかできず、自分たちのリズムにもっていくことができません。
そして29分、ボルトンはエンゴクが前線でポストになりイーグルス→レオ・コーカーへと繋ぎ
胸トラップからのシュート。これもまた見事に決まりボルトンは追加点を挙げました。
前半30分までに2点もリードを許し追う立場のリヴァプールは
37分、ボルトンのゴールキックからアダム→キャロルへと繋ぎ
前線の大きく空いたスペースへキャロルが頭で落としたところにベラミーが抜け出しゴール。
なんとか前半のうちに1点を返す事ができました。
しかし前半終了間際にボルトンに嫌な位置でFKを与えてしまい危うい場面もありました。
レイナの好セーブで何とか事なきを得ましたが、危ない危ない[たらーっ(汗)]

前半は2-1で後半へ折り返し。
リヴァプールは前半のうちに1点返せたことをプラスに巻き返したかったのですが
50分、ボルトンのCKからまたもや失点。
ペトロフのクロスボールにファーでウィーターが下がりながらエリア内中央に頭で落とし
最後はステインソンが低い弾道のボレーシュート。これで3-1になりました。
そして64分リヴァプールは劣勢な状況を打開すべくマキシをカイト、アダムをダウニングに代え
ベラミーとキャロルの2トップ、ヘンドをジェラードと中央に並べ
左サイドにダウニング、右はカイトで4-4-2のような布陣にしてきました。
リヴァプールは選手交代してから少し勢いは出てきたのですがそれも持続せず。
ボルトンもずっと攻撃的にきてましたからスペースもありましたし
打開できる要素はあったと思うのですがその状況をうまく使えません。
ボルトンはリヴァプールの動きをよく読んで対応していたと思います。
全く穴がなかったとは言えませんが、失点シーン以外ほとんどミスもなかったと思いますし
無駄なファウルなどもなかった印象です。
刻々と時間だけが過ぎ、最後はボルトンが選手交代で時間を使い3-1で試合終了。
ボルトンはこれで今季ホームで2勝目、リヴァプールは痛い黒星です。
第3節アンフィールドでの対戦時は今日と全く同じスコアでリヴァプールが勝っていました。
やり返されてしまいましたね。

今日はまずボルトンが今の苦しい状況から何とか脱出するんだ、という気持ちが
ゲームを観ていてフィールドにいる選手全員、ベンチ、スタジアムから伝わってきました。
勝ちたいという気持ちの部分でリヴァプールを上回っていたと思います。
そういう気持ちがあったからこその立ち上がりの得点だったし、主導権も握れた。
失点してもそこから崩れず自分たちのリズムでゲームを運べたのが良かったんだと思います。

さてリヴァプールですが言いたい事、山ほどありまっせ!
というわけで、ものっすごい私個人が思うことですが~書きたいと思います。

まず今日の選手起用とシステムですが、最終ラインとキャロルの1トップはわかる。
ここまで外さなかったダウニングをマキシに代えたのもわかる。
しかしサイドにヘンドはやっぱり効果的ではないと思います。
サイドにいる時のヘンドは後方からのボールに対して反応が遅いし、
どこにどう動いていいのかよくわからないから動きも少ないしプレーにも迷いがある。
現に途中から中央に入ってからは動きがスムーズでしたし。やっぱり中じゃないかなあ。
そして今日はコンディション良くなさそうでしたけど
マキシを使うなら彼と相性の良いカイトも一緒に使う方がいいと思います。
なのでキャロルとカイトの2トップでサイドは今日の2人の方が合うと思うのです。
で、中はジェラードが絶対ならコンビを組む相手ですよね。
アダムとジェラード。。。ん~ここまではあまり良くないかも。
何か2人が別々にプレーしてるって感じですし、アダムが以前より自分を出さなくなっているような。
まあ中の2人がいいバランスでプレーするというのは難しいんでしょうけど。
ルーカスがいればまた違うんだろうなあとも思いますが。
スアレスがいないのもやはり痛いですね。裏の大きく空いたスペースへの飛び出しとか
前線でのディフェンスラインとの駆け引き、アイディアのあるプレー
テクニックもありますし今そういう選手がちょっといないかなあ。
それからキャロルですが、マークがきついのはわかるけどもっと頑張りを見せて欲しい。
競り合いでも簡単に諦めてることが目立ちます。
やる気になってる試合とそうでない試合、また1試合の中でも気持ちに波があるように思います。
メンタルの部分で成長して欲しいですね。もっと積極的にプレーして欲しいです。

試合に関してはまず入り方が悪かったですね。
立ち上がりに失点してそのまま相手のペースになってしまった。
今日はディフェンスがかなり不安定でしたね。不用意なバックパスも多かったし。
エンゴクがそのあたりを常に狙っていて危ない場面が何度となくありました。
過密日程の疲れか選手一人ひとりのパフォーマンが落ちているのも感じます。
前節ほどではありませんでしたが今日も選手間の意思疎通が合っていませんでしたし
ひとついいプレーがあっても次のプレーでトラップがうまくいかなくて時間がかかったり
ほんの少しの事なんだけれどそういったところでズレが生じているんだと思います。
いいプレーの連鎖がこのところない印象です。
それから今この状況でどのプレーがベストな選択なのかを判断する部分でしょうか。
それはやはり得点をするという局面ですよね。
自分でシュートを撃つのか、サイドに開くのか、スルーパスを出すのか
それが今日はできていなかったんじゃないかなと思います。

ある意味それが全てうまくいってゴールを決める、チームが勝つという事は
本当にすごいことなんだと思うしサッカーというスポーツの奥深く面白いところだと思います。
問題はたくさんありますし、チームのメンタルがちょっと下がってて心配ですけど
いい時もあれば、悪い時もあるし。
こういう苦しい時期をチームが一つになって乗り越えて欲しいですね。
前節も良くなくて今日も負けていい気分ではありませんが応援してます。

ちなみに今後、今週カーリングカップでシティ、FAカップでユナイテッド
その後リーグ戦はウルヴス、スパーズ、ユナイテッドと続きます。
何だこれ!?って突っ込みたくなる日程と対戦相手ですが何とか頑張って欲しいですね。




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コメント 2

でぃーじぇー

アーセナルも全く一緒です。
苦しい時期ですが頑張りましょう!
by でぃーじぇー (2012-01-24 14:34) 

りさ

☆でぃーじぇーさん 励ましのお言葉をありがとうございます。
 チームが苦しい時こそサポーターが支えなければいけませんね。
 私も頑張ります!
by りさ (2012-01-24 20:56) 

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