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CL プレイオフ 2nd leg フェネルバフチェ × スパルタク・モスクワ [チャンピオンズリーグ]

CLプレイオフが終了し今シーズンの本戦出場クラブが決定しました。
今朝は寝不足覚悟で気合を入れて起床[手(チョキ)]フェネルバフチェ戦を観戦致しました。
フェネルバフチェはアウェイでの1st legを1-2と落としたものの
貴重なアウェイゴールを持ち帰り
ホームにスパルタクモスクワを迎えての一戦となりました。

フェネルバフチェのスタメンは1トップに今回はソウ。
中盤2列目に左からクラシッチ、メフメト・トプズ、カイト。
ボランチがメフメト・トパルとセルチュク・シャヒン。
最終ラインはハサン・アリ・カルドルム、エゲメン・コルクマズ、ヨボ
ギョハン・ギョニュル。GKメルト・ギュノク。
1st legからは前目の選手の起用とポジションを少し変えてきました。

スパルタク・モスクワのスタメンは1トップにエメニケ。
中盤2列目がD・コムバロフ、アリ、マッギーディー。
ボランチはロムロ、デゼーウ。
最終ラインはマケイェフ、インサウラルデ、スヒー、K・コムバロフ。
GKディカニ。

試合開始直後からアウェイのスパルタクが守備的な入りではなく
貪欲にアウェイゴールを狙いに積極的に攻めの姿勢を見せるスタート。
高い位置での早くて激しい・なおかつ人数をかけたプレスからボールを奪いにきます。
一方相手に点を与えず勝つしかないフェネルバフチェも
ホームサポーターの熱い後押しをもらってゴールを狙いに前がかりになります。
しかしゲームは6分という早い時間帯に動きました。
フェネルバフチェが相手陣内に攻め上がった後のカウンターから
スパルタクがボールの奪い合いを制し右サイドに展開。
マッギーディーからゴール前にグランダーのクロスが入るとアリが抜け出しゴール。
あっという間にスパルタクがCL本戦に近づくアウェイゴールを奪いました。
フェネルバフチェの選手は帰陣が遅くGKのポジショニングも良くありませんでした。
サイドが逆なだけで1st legと同じ形でやられてしまいました。

そして更にフェネルバフチェにアクシデントが起こります。
13分になろうかという時間帯、クラシッチが負傷しベンチに退きます。
獲られてはいけないアウェイゴールをあっさり許した上に
攻撃力の高いクラシッチを失いケガ人で交代カードをこの時間に1枚使ってしまいました。
それにに加えフェネルバフチェ側にしてみれば開始から相手に有利な笛が多く
ジャッジに相当なストレスを抱え自分たちを見失い
ゲームをコントロールする事ができませんでした。
カイトに至っては自分が関与していないプレーにも関わらず不満を露にし
ボールをピッチに叩きつけイエローカードをもらう始末。
その後もクラシッチが退いた影響もありフェネルバフチェは中盤での
相手の激しいプレスに苦しみうまくビルドアップできない時間が続きます。
そのためカイトがかなり低い位置まで降りてきてボールを受け
組み立てに参加しなくてはならず前線でタメも作れない、ソウは孤立気味
人数をかけたぶ厚い攻撃もできない、と全くいいところがありませんでした。
しかし時間の経過と共にチームは何とか冷静さを取り戻し
得点のチャンスは作れないものの前半は相手に追加点は許さず0-1で後半へ。

後半開始からフェネルバフチェが攻勢をかけ相手陣内でプレーする時間が多くなりました。
そして52分トプズからのワンタッチのパスをトパルが受け取るとミドルシュート。
相手GKがわずかに触り、惜しくもクロスバーでこれはゴールはなりませんでしたが
明らかにこのプレーからそれまでと雰囲気が一変、流れはフェネルバフチェに傾き始めました。
前半はほとんど相手にチャンスを作らせなかったスパルタクでしたが
前半からかなりの運動量でプレーしていた疲労が徐々に現れボールが持てなくなり
またフェネルバフチェがシャヒンに代えてアレックスを投入し中盤のポジションを変えた事で
それまでの守備のバランスが崩れたのか
フェネルバフチェに自陣でプレーされる時間がほとんどになってきました。
そして69分アレックスのCKからトプズが頭で合わせたボールに更にソウがヘディングシュート。
これが決まりフェネルバフチェは同点に追いつき合計スコアで1点差に迫ります。
これでゲームはわからなくなってきました。
しかしもうここまできたらスパルタクの選手たちも失点しまいと必死のディフェンス。
一方何とかまずは同点に追いつきたいフェネルバフチェでしたが
焦りとプレッシャー、疲労からか精度を欠いたパスやクロスが多く
攻めはするもののなかなか決定機を作れません。
そしてスパルタクは80分にデゼーウがこの日2枚目のイエローで退場となり10人に。
それに加えマケイェフは何度も足が攣りまともにプレーできない状態。
しかもそれまでに交代枠を使い切っておりスパルタクは実質9人での戦いに。
しかしフェネルバフチェはその有利な状況を生かしきれず、ロスタイムも6分と長かったのですが
最後までゴールを奪うことは出来ず無情にも試合終了の笛は吹かれました。
このゲームは1-1、2試合合計2-3でスパルタクがCL本戦出場を決めました。

全体的な感想としては1st legでも感じた事ですが個人の能力、チームの組織力
戦術面などを含む監督采配などほぼ全ての点で
スパルタクがフェネルバフチェを上回っていたと思います。
それと新シーズンのチーム作りの出来具合もゲームを左右する大きな要因だったと感じました。
ロシアリーグは開幕はやや早目、トルコリーグはまだ開幕したばかり。
フェネルバフチェは新監督を迎え新加入の選手も多く
チームの構築がまだほとんどできていないような印象でした。
CLプレイオフという特殊なゲームで2試合しか観ていないので
なんとも言えない部分はあるのですがまだチームがやろうとしているサッカーが
ぼんやりしているような感じですね。
逆にスパルタクはこちらも2試合しか観ていませんがチームのスタイルははっきりとわかります。
まだシーズン序盤で完成度、という言葉を使うのは早計かもしれませんが
その違いがこの結果に現れたのではないかな、と思います。
ただサッカーはいつも実力が上のチームが勝つとは限らない一面もありますから
そのあたりも含めフェネルバフチェにかすかな期待は持っていました。
しかしホームアドバンテージを生かせず
最後相手が実質9人に近い状況にも関わらず相手に耐え切られてしまったのは
まだ現時点ではCL本戦の舞台にチャレンジできる段階ではなかったと言えるかもしれません。
ただこの悔しさ・経験を生かし今後良いチームを作ってくれることを期待したいと思います。

それからカイトですが前線から最終ラインまで彼の持ち味であるスタミナを駆使し
守備に貢献していたと思いますが、前半はかなり低い位置でのプレーが多く
本来彼が生きるエリアでの仕事をさせてもらえませんでした。
後半は攻撃の起点がほとんど左サイドだったのと
そこから逆サイドに展開する回数もそう多くなかったので
インパクトのあるプレーが見られなかったですね。
今回ソウをトップ、カイトをサイドハーフに持ってきたのはアウェイゴールを
獲られないため(獲られたけど!)という意味合いもあったのかなとは思いました。
あと苛立ちを抑えきれずイエローをもらってしまったので(カイトらしくないですね!)
その後は相手選手にあまり激しくはコンタクトできなかったのは反省ですね。
それとクラシッチとは相性が良さそうだったのに彼の離脱も残念でした。
カイトがフェネルバフチェに移籍したのは出場機会を得ること
そしてCLに挑戦することが大きな理由だっただけに本人の気持ちを考えると辛いですが
今までだって何度も悔しい思いはしてきたし
その度に常に前を向いてチャレンジしてきてくれたと思いますので
それはこれからも変らないと思います。
今回の結果はとても残念ですがそういうカイトの姿勢に私は勇気をもらった気がします。

さてフェネルバフチェ、今後は戦いの舞台をヨーロッパリーグに移します。
またモチベーション上げて一つでも上へ勝ち上がって欲しいと思います。
(スカパーさん、放送よろしくお願いします!!)

さて最後に私事で恐縮ですが、秋~冬?頃から新しいチャレンジをしようと思います[グッド(上向き矢印)]
続けることが苦手でビビリ(笑)の私大きな一歩です[手(チョキ)]
いつか形になったらまたここでご報告させていただけたらと思います[わーい(嬉しい顔)]
カイトを見習って新しいチャレンジ、頑張りたいと思います!!
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speedboy

なんでしょうチャレンジ?

報告を楽しみにしています.
by speedboy (2012-08-31 00:01) 

りさ

☆speedboyさん ありがとうございます^^
 恐らくある程度の形になるまでかなりの時間を要すると思われますが
 何とか続けて結果として残せるように努力したいと思います^^;
 ちょっと不安もあり、でもワクワクもしています!
 一日も早くご報告できるように頑張ります!!
 
by りさ (2012-08-31 20:41) 

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