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PL2節 リヴァプール × マンチェスター・シティ [リヴァプール]

PL第2節、リヴァプールはホーム・アンフィールドで昨シーズンのリーグチャンピオン
マンチェスターシティを迎えての一戦となりました。
昨シーズンの対戦成績は1分1敗と勝っていないだけに
ホーム開幕戦でもありますしぜひとも勝って欲しい試合でした。

リヴァプールのスタメンは前線左からプレミア・スタメンデビューとなる
17歳のラーヒム・スターリング、中央スアレス、右にボリーニ。
中盤はアレン、ルーカス、ジェラード。
最終ラインはジョンソン、コアテス、シュク、ケリー。GKレイナ。
アッガーは前節のレッドカードで出場停止のため欠場です。

アウェイ・シティのスタメンはテベスとバロテッリの2トップ。
中盤はナスリ、デ・ヨンク、ヤヤ・トゥレ、ミルナー。
最終ラインはコラロフ、サバレタ、コンパニ、コロ・トゥレ。GKハート。

ホームでの開幕戦、良い入り方をしたかったリヴァプールでしたが
試合開始早々3分になろうかという時間帯
中盤の守備で大きな役割を担うルーカスが右足を痛め4分にはベンチに退きます。
せっかく昨季の大怪我から復帰しこれから・・・というところのアクシデントです。
交代でシェルヴィが急きょフィールドイン、気を取り直してプレー再開。
リヴァプールはやろうとしていることは見ていてよくわかるのですが
いまひとつ選手間の息が合わず特に前線でパスが繋がりません。
それとスアレスが高い位置でボールを持ってさあここから、という場面で
サポートする選手の距離が少し遠く結果的に孤立してしまうような場面が多かったでしょうか。
立ち上がりの時間帯は圧倒的な勢いはないものの
ゴール前までのプロセスはシティの方が上のように感じました。
両チーム、球際の激しさや当たりの強さはそこまでありませんでしたが
リヴァプールはスターリングのクロスにボリーニが合わせビッグチャンスを迎えると
シティもナスリとテベスから決定機を作りお互いが攻め合うオープンな展開となりました。
そしてゲームが動いたのは34分、リヴァプールはCKを獲得。
ジェラードからのクロスにシュクが飛び込み見事なヘディングシュートを決め
リヴァプールが先制。ジェラードらしい素晴らしいボールスピードのクロスと
これもシュクらしい豪快なヘディングでの得点でした。
前半は1-0で終了。後半へ。

後半はスタートから徐々に前半にはなかった激しさが両チームに見られました。
先制点を獲って勢いに乗るリヴァプールがゲームの主導権を握ります。
しかし前半同様やはりここ、というところでパスが流れてしまったり
イージーミスがあったり、うまくゴール前までボールを運んでも攻撃が少し単純で
なかなかゴールに結びつきません。もう少しアイディアが欲しいなあ・・・[バッド(下向き矢印)]
一方追いつきたいシティは59分にナスリをロドウェル
61分にバロテッリに代えてジェコを投入。
するとその2分後シティはリヴァプール陣内でミルナーから右サイドのテベスへ。
テベスがゴールライン際まで持ち込みクロスを入れると競り合いの中
ファーに抜けてきたボールに対応しようとしたケリーのボールタッチが長くなってしまい
こぼれたところをヤヤ・トゥレが蹴り込みシティが同点に追いつきます。
リヴァプールは65分に前半からパフォーマンスが不安定だったケリーを下げてエンリケを投入。
エンリケを左SB、ジョンソンを右SBに修正してきました。
そしてその直後の66分リヴァプールはスアレスのFKが直接決まり勝ち越しに成功!
シティは選手のコンディションがあまり良くなさそうで
何となく動きが重くマイボールになってもいいリズムで攻め上がれない感じでした。
守備ももっとしっかりしていた印象でしたが良い時のクオリティが見られません。
シティは最後のカードは75分、ミルナーに代えてシルバでした。

追加点は獲れないもののこのまま2-1でもしっかり勝ち切れれば・・・
という時間帯にさしかかった80分。
シュクが自陣の左サイドでジェコにプレッシャーを受け
GKのレイナに出したバックパスをテベスにかっさらわれ再び同点ゴールを許してしまいます[がく~(落胆した顔)]
シュクはジェコをかわそうとしてターンしテベスの位置をしっかり確認せず
レイナに出してしまいました。これは絶対にやってはいけないミス。
テベスはシュクがバックパスするのを読んでポジションをしっかりとっていました。
その後リヴァプールは83分ボリーニをキャロルに代え
シティに攻め込まれる場面もありましたが何とか再度勝ち越しを試みます。
しかしゴールを割ることができずそのまま2-2で試合終了。
シティは価値あるドロー、リヴァプールは勝てたであろう試合を引き分けにしてしまいました。

ん~、シュク~あの軽率なプレーは何だよう!![ちっ(怒った顔)]と言いたいけど・・・
小さなミスはあるけどあのレベルのミスをするような選手ではないと思うのですけどね[バッド(下向き矢印)]
もう2度とやらないでね・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
2点とも崩されたわけではなく自らのミスでの失点。
今日のシティの出来なら勝てた可能性は高かったと思うととても残念無念です。
守備はそんなに悪くなかったと思いますが攻撃の部分でまだ
選手間の意思疎通が図れていない場面が目立ちますし
アタッキングゾーンでのアイディアがもっと欲しいですね。
あまり調子が良さそうではありませんでしたがシティの攻撃で
中央からかなり深い位置まで入って普通フィニッシュするような距離から
更にサイドに展開してディフェンスを引き出しセンターにスペース作ってシュート
というようなシーンがあって敵ながら面白いな、と思う攻撃がありました。
もちろん全く同じことをしろということではないのですが
この2試合見ていると相手のディフェンスが予想しやすい攻撃が多い気がします。
ここでクロスだろうな、とか、そこにパス出すだろうな、とか。
その辺りが選手間のコミュニケーションも含め改善というか高めていけたらなあと思います。

まあスッキリしない試合結果ではありましたが
急きょ入ったシェルヴィもしっかりゲームに入ってプレーしてましたし
スターリングも若さゆえ線が細くまだまだな部分はありますが
今後に大いに可能性を感じることのできるプレーは存分に見せてくれました。
出場機会がなかなかないコアテスも最初バロテッリに吹っ飛ばされた時は少々不安でしたが
その後は落ち着いたパフォーマンスでしたしもう少し出場時間を増やしてあげたいですね。
それから今日はミスが多く失点にも絡んで下げられてしまったケリーですが
彼もまだ若いですし地味だけどいい守備のできる選手だし攻撃参加も積極的だし
これをまた経験として前向きに頑張って欲しいです。

次節リヴァプールはホームでアーセナルと対戦です。
早く今季初勝利が見たい・・・難しい相手ですが期待したいと思います。
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