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CL GS 第3節 シャフタール × チェルシー [チャンピオンズリーグ]

CLグループステージも第3節を迎え
チェルシーはウクライナのシャフタールと敵地での対戦となりました。

チェルシーはプレミアでは開幕から負けナシ、首位に立ち、好調を維持しております。
また、対戦相手のシャフタールも現在リーグ戦で開幕から何と12連勝中!
こちらも首位で絶好調。そんな2チームの対戦となりました。

ホーム・シャフタールのスタメンは前線にルイス・アドリアーノ。
中盤2列目にウィリアン、ムヒタルヤン、テイシェイラ。
ボランチにヒュプシュマンとフェルナンジーニョ。
最終ラインはラッツ、ラキツキー、クチェル、スルナ。GKピヤトフ。

アウェイ・チェルシーのスタメンは前線にトーレス。
中盤2列目に今日はマタ、オスカル、ラミレス。
ボランチはランパードとミケル。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。
アザールはベンチスタート、プレミアでのユナイテッド戦に備えての温存でしょうか。

シャフタールのホームスタジアムは大きくてキレイで
詰めかけたサポーターたちの熱気が加わり、とても良い雰囲気を作り出していました。
立ち上がり、チェルシーはフィフティのボールを上手くマイボールにし、
ゆっくりと攻撃を組み立てます。
まずは落ち着いてゲームに入り、自分たちのぺースで試合を進めたいところ。
しかし、3分という早い時間帯にスコアは動きました。
シャフタールはスローインからの流れで、テイシェイラがゴールを決め、先制点を奪います。
チェルシーはゴール前でのディフェンス陣の対応と連係が上手くいかずミスが重なり
結果的に相手にチャンスになるようなボールにしてしまっての、もったいない失点でした。
早い時間での先制ゴールに、サポーターは大盛り上がり、チームの士気もさらに高まります。
その後は完全にシャフタールのペース。
15分過ぎにランパードが負傷でベンチに退くアクシデントもあり、
チェルシーは流れを全く引き戻す事ができません。
シャフタールもミスはあるものの、全員が高い集中力と
豊富な運動量での献身的なハードワークで、チェルシーにチャンスを与えません。
ランパードに代わって、フィールドインしたアザールも今日は違いを作れず
反撃のきっかけを掴めないまま時間だけが過ぎていきます。
チェルシーは何度もピンチを迎えつつも、ツェフの好セーブなどで何とか切り抜け
前半は1-0で終了。

後半早々、カウンターからアザールとマタでチャンスを作り、巻き返しを図るチェルシーでしたが
52分シャフタールに追加点が生まれます。
シャフタールの選手の激しいプレスに、アザールが高い位置でボールロスト。
がら空きのチェルシー陣内にアドリアーノがドリブルで持ち上がりテリーを引きつけておいて、
最後は右のフェルナンジーニョへ。ルイスの必死のカバーも虚しく、
フェルナンジーニョのシュートはゴールネットを揺らしました。
その後も前半同様、チェルシーは押し込まれ、ゴール前で波状攻撃を受ける展開。
ツェフの素晴らしい判断と反応で追加点は許さないものの、
攻撃に関しては得点の匂いが全くしません。
チャンスらしいチャンスを作れないまま2-0で試合は推移し、
チェルシーにゴールが生まれたのは88分。
トーレスと交代で出場していたスタリッジが、ラキツキーとの右サイドでのマッチアップで接触。
こぼれ球をイヴァノが拾いゴール前にマイナスのクロス。
それをアザールがスルー、最後はオスカルが冷静にゴールを決め2-1。しかし、時すでに遅し。
そのまま2-1で試合終了。ユーヴェとノアシェランが引き分けたため、
このゲームで、勝ち点3を加えたシャフタールがグループ単独首位に立ちました。

まず、シャフタールは素晴らしい内容と結果だったと思います。
90分の中で、いっさいチェルシーの時間帯を作らせませんでした。
後半、どこかで集中力やスタミナが落ちてくるだろうとも思いましたが、
唯一、失点した場面だけがそれで、あとはほぼ完璧な内容だったんじゃないでしょうか。
安定した守備、スピードに乗った展開力のある攻撃的なスタイル。
チームとしての完成度はかなり高い印象でした。
第2節はユーヴェ相手のアウェイゲームでしたが、引き分けるくらいですから
実力は本物だと思います。

一方、敗れたチェルシーですが・・・今日は完敗です。いいとこなかったですね。
ツェフの素晴らしいセーブに何度救われたか。それがなければもっと点差は開いていたでしょう。
スーパーカップでアトレティコと対戦した時と似てましたね。
過密日程のせいか動きが重く、運動量も少ない。
シャフタールの守備が本当に安定していたのはあるのですが、
相手DFを引き出すような動きがなかったですね。人が動かないからボールも動かない。
守備の意識も低かったです。チームとしてまとまりや連動性がありませんでした。
90分間、ここまで押し込まれて、手も足もでないチェルシー、あまり見たことがありません。

さて、☆本日のトーレスコーナー☆ですが[もうやだ~(悲しい顔)]

今日はスタメンフル出場とはいかず
70分にスタリッジと後退でベンチに下がり、ゴールはありませんでした。
彼個人のコンディションや動き自体は良かったと思います。
しかし、チームとしては機能していなかった。
ただ、それはトーレス一人の問題ではないとも思います。
どうやってチーム全体で、シュートを打てる状況を作り出すかなんだと思うのです。
例えば二列目以降の選手がトーレスに出してそれっきりではなく、
もうワンプレー入れて、別の選手がフィニッシュまでいく。
トーレスもゴール前で収めたら、自分でキープやシュートにこだわり過ぎず周りの選手を使う。
お互いにそういうアイデアや努力が必要で
恐らく、いい時のチェルシーは、そういったことができているのだと思います。
やはり、もう少し時間が必要なのでしょうね。
トーレス、今日の交代でモチベーションが下がらなければいいのですが・・・。

CL、次節はシャフタールとのホームゲームになります。
厳しい戦いになりますが、必ず勝たなければなりません。
またプレミア、リーグカップでユナイテッドと連戦です。(ホントにやるの!?キツイ日程!)
ここでズルズル落ちないように、気持ちを切り替えて試合に臨んでほしいと思います。
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