PL13節 リヴァプール×マンチェスター・シティ

ＰＬ第１３節、リヴァプールは今シーズン爆発的な破壊力を擁し
現在首位を走るマンチェスター・シティとホーム、アンフィールドで対戦です。
実は私的にはユナイテッドやチェルシーよりもシティとのゲームの方が難しい気がしていました。
シティはここまで１１勝１分け無敗。
そしてゴール数はなんと４２ゴール、しかも失点も１１とこの数字だけを見ても
首位にいるのがよくわかります。
リヴァプールはホームとはいえかなりの頑張りが必要です。

リヴァプールのスタメンはスアレスの１トップ。
中盤はおそらくルーカスをアンカーに置いて
左からダウニング、アダム、ヘンダーソン、カイト。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。ＧＫレイナ。

対するシティは前線は中央にアグエロ、左ナスリ、右シルバ。
中盤はバリー、ヤヤ・トゥレ、ミルナー。
最終ラインはクリシ、レスコット、コンパニ、リチャーズ。ＧＫハート。

ゲームは立ち上がりから両チームによる主導権争いでお互い激しいボールの奪い合い。
シティにアウェイなんて関係なさそうです。
リヴァプールは今シーズン得点力不足は否めないのですが組織だった守備は悪くありません。
攻められるシーンはありましたが簡単にはチャンスは作らせません。
特にルーカスが中盤の底でしっかりにらみを利かせていました。
とはいえ、ナスリ、シルバ、アグエロのラインは恐ろしいですね。
一瞬でも気を抜くと一発でやられそうです。
リヴァプールはスアレスに一旦ボールが収まるとそこからチャンスができるのですが
相手もそこはよくわかっています。スアレスになかなかボールが入りません。
スアレスはボールを持った時には素晴らしいテクニックでＤＦをかわし
ゴールに向かうのですが攻撃に人数をかけられないのかフォローがなく孤立してしまい
ゴールを脅かすところまではいきません。

ゲームが動いたのは３１分。
シルバのＣＫからコンパニがゴールを決めシティが先制。
頭ではなく肩っぽかったですけど
コンパニに付いていたカイトとジョンソンが重なってしまい付ききれなかった感じでした。
ＣＫから失点とは悔しい！
ところがその２分後、シティのクリアボールをカイトが奪いアダムへ。
距離はありましたがアダムがそのままシュート。
おそらく枠は外れていたのですがレスコットが足を出してしまいなんとゴールイン！
リヴァプールはオウンゴールではありましたがすぐに同点に追いつきました。
やっぱり遠めでもゴールに近い位置でもシュートは撃たなきゃいけないんですね。
その後リヴァプールが攻め込むシーンはやや多かったですが
シティはディフェンスもしっかりしています。追加点を取るには至らず。

１－１で後半へ折り返し。
後半立ち上がりもシティは激しいチェックからボールを奪いシュートまでもっていきます。
しかしリヴァプールも負けてはいません。
ゲームを少し落ち着かせる時間も作りつつ激しい攻防は続きます。
お互い一歩も譲らない意地と意地とのぶつかり合いです。
時間の経過とともにゲームは更にヒートアップ。
テレビ観戦ですが自分も一緒にピッチで戦っているような気分になるゲーム展開です。
ところが後半途中からシティはかなり運動量が落ちてきました。
シティは今シーズンはＣＬも戦っているので疲労はやはりあるのでしょう。
逆に悲しいことにリヨーロッパでの戦いがないリヴァプールはリーグ戦に集中できる状況です。
運動量に特に問題はありません。これは願ってもないチャンス。
シティの運動量が落ちたことでやはりリヴァプールが攻め込む場面が多くなりました。

しかしシティは交代で入れた選手を見てもあくまでも勝ちにいく様子。
６５分にはナスリをバロテッリ、８２分にはアグエロに代えてジェコをピッチに送り出します。
ところがジェコが入った直後なんとバロテッリがこの日２枚目のイエローで退場に。
残り時間は少ないけれどリヴァプール、これは勝たなきゃアカンでしょ！頑張れ～
と、ここで残り時間を考えてカイトに代え、キャロルを投入。パワープレーに転じます。
シティはシルバを下げコロ・トゥレを入れて守備固め、もうドローにするしかありません。
しかしキャロルのヘディングシュートもスアレス・ルーカスのパス交換からの崩しでの
スアレスのシュートも入っていてもおかしくなかったのですが
もう今日はシティのＧＫハートの勝ち。彼の素晴らしいセーブによってブロックされてしまいました。
そして試合終了の笛は吹かれ。。。１－１のドローゲームとなりました。

今日のリヴァプール前節のチェルシー戦よりも良かったかも。
あれだけ強い闘争心で戦ってくれたら見ているほうも熱くなります。
ユナイテッドやチェルシー、シティ相手にもこれだけできるのに
何で昇格クラブには勝ちきれないんだろう！？
まあそういうのもサッカーの難しさであり、面白いところでもあるんですけど。
でも勝ちたかったなあ～、やっぱり！

まあ内容良かったことは良かったけれど、ちょっと不用意なパスミスとかあって
ヒヤリとさせられる場面も２度ほどありましたし気をつけたいですね。
レイナが勇気を持って前に出てきてくれなかったらあと２点は入っていたと思います。
あとはそこでミスしなかったら、という場面でトラップミスでチャンスにならずとか。
それからやはり決定力ですかね～。点が取れない。
負けないけど、勝てない。そのあたりですかね、今後の課題。

それから今日はルーカスがとても良かった。今チームで一番伸びてる選手じゃないでしょうか。
頼りになります。今後が楽しみですね。
しかしシティのバロテッリは公私に渡りいろいろとお騒がせな問題児のようですが
（今日も必要ないファウルで２枚目のイエローをもらい退場）
リヴァプールではキャロルがなんかそれに似てる気がするのは私の気のせいでしょうか？
気のせいであってほしい。。。
あとマキシ使ってくれないな～。何でなんだろう。
カイトのゴールもまたお預けだし

今日は今日でまだまだ書きたいことがありすぎです。
時間があれば今シーズンのリヴァプールについて試合とは別に書きたいと思っています。
そんなわけで今日はこのくらいにしておきますね（笑）
いつも長々すみません

タグ：２０１１－１２　プレミアリーグ

コメント 2

リヴァプール、もう少しのところでしたね。カイトもおしいシュートありましたね。
by ryo1216 (2011-11-30 09:30) 

☆ｒｙｏさん　惜しかったですね～。今シーズンは決定力がいまひとつです。
　カイトの彼らしいサイドからの飛び込み、もう少しだったのですが。。。
　一試合に２度、３度はああいうシーンがあるのですが残念ながら
　なかなかゴールまで届きません。気長に（？）待ちます＾＾
by りさ (2011-12-01 02:26)