SSブログ

PL27節 リヴァプール×アーセナル [リヴァプール]

PL第27節リヴァプールはアーセナルをホームに迎えての一戦。
アーセナルは前節スパーズとのダービーに5-2で勝利し
リヴァプールも内容はいまひとつながらもカーリングカップを制し
お互い良い状態での対戦に期待が高まりました!

今日のリヴァプールのスタメンはスアレスとカイトの2トップ。
中盤は左からダウニング、アダム、スピアリング、ヘンダーソン。
最終ラインはエンリケ、シュクルテル、キャラガー、ケリー。GKレイナ。
アッガーはカーリングカップで肋骨の骨折、
ジェラードとジョンソンもケガで欠場です。

対するアーセナルは最前線はファン・ペルシー、左にベナユン、右ウォルコット。
トップ下にロシツキー、ソングとアルテタのダブルボランチ。
最終ラインはギブス、ヴェルマーレン、コシールニー、サニャ。GKシュチェスニー。

前半はリヴァプールがボールを支配し、いいリズムで攻撃の形を作ります。
ロングボールとワンタッチのパスを織り交ぜながら前へ前へと押し上げます。
ちょっとしたミスやオフサイドは多かったもののゴールチャンスまで後一歩。
今日は久しぶりにいい感じに見えました。

そして17分過ぎ、リヴァプールはゴール前でスアレスとカイトのワンツーから
抜け出したスアレスがエリア内で倒れPKの判定。
シュチェスニーと少し接触はしてたとは思いますがかなり微妙なジャッジだった気が。。。
とにかくリヴァプールにとっては先制のチャンス。蹴るのはカイト。
しかしカイトのPKはGKシュチェスニーが好セーブでストップ!
こぼれ球を再びカイトが押し込もうとするも更に防がれ得点することが出来ませんでした[もうやだ~(悲しい顔)]
しかし23分、リヴァプールは自陣でスピアリング→中央ダウニング→右サイドヘンダーソンと繋ぎ
ヘンドからのクロスをコシールニーがオウンゴール。意外な形でリヴァプールが先制しました。

前半攻撃の回数が少なかったアーセナルでしたが、31分リヴァプール陣内で
右サイド・サニャからの素晴らしいクロスに頭で合わせたのはファン・ペルシー。
これが見事に決まり
リヴァプールはゲームの主導権を握りながらもあっさり同点に追いつかれます。
その後もリヴァプールペースでゲームは進み、スアレスのゴール前での個人技での突破や
左サイドからのアダムのグランダーのクロスにカイトが走りこみ合わせるもポストなど
惜しいシーンは作りつつも決めきれず1-1で後半へ折り返し。

PKを決められなかったり流れの中での決定機を逃すなど
相変わらず一番大事なところが今日も上手くいかず
ワンチャンスでアーセナルに同点にされてはいたものの
選手たちは頑張ってはいましたしチーム全体に勢いもあり
ビルドアップの段階では良い感じだったので後半に期待がかかるところでした。
しかし後半が開始してすぐの47分、アルテタとヘンドが接触。
アルテタは意識を失ってしまったのか酸素マスクを付けて病院へと搬送されるというアクシデントが。
(その後の情報でアルテタは無事とのこと、良かったです)
アルテタの治療のためゲームは約6分間中断の後再開されました。

ゲームが中断した事がきっかけになってしまったのか
リヴァプールは前半のような勢いがなくなり、ゲームは少し落ち着いてしまいました。
その後再び活性化してきますがリヴァプールは前半のようないい形が作れず
上手くいかない状況に選手たちも次第にイライラし始めペースを掴みきることが出来ないまま
ゲームは1-1で推移していきました。
アーセナルは負傷者も出てしまったので80分までに3人の交代枠を使い切りましたが
リヴァプールベンチは相変わらずなかなか動きませんでした。
ダウニングに代えてベラミーを投入したのは何と87分。
そして90分を迎えロスタイムは8分。すると92分でした。
アーセナルはスローインからロシツキー→中央ソングと繋ぎ、ソングからゴール前にロングボール。
これにファン・ペルシーが抜け出し左足のボレーを決めアーセナルが逆転に成功。
リヴァプールにとっては悪夢のような展開。
その直後にスピアリングを下げてキャロルを入れ攻撃の枚数を増やしますが
リヴァプールはマイボールにしてもなかなかシュートまで持って行くことができません。
結局逆転されてからもチャンスらしいチャンスを作れずそのまま1-2で試合終了。
リヴァプール悔しい敗戦です。

この試合でリヴァプールは今季ホームで初黒星となりましたが
ああ、そういえばそうだっけ。って感じです。正直そんなことはどうでもいい。
あれだけボールを支配しながら決定力を欠き
たった一本のクロスとファン・ペルシーにドン!ドン!とやられて撃沈。
ああ、なんて情けないんだ。。。ってところですね。
実はこの試合、今日もう一度冷静に見直したんですが(←決して暇ではないんですよ!)
前半は特に良かったんです。後半はリズムを掴みきれはしなかったけれど
アーセナルがそう劇的に良くなったわけでもなかったから自分たちのペースに引き戻して
勝負することはできたと思うのです。だからそこゲーム終盤に失点しての敗戦はとても悔しい。
1点目も2点目もファン・ペルシーに対する認識が甘過ぎます。
彼が一番危険な選手なのはわかってるでしょうに。何でもっとしっかり見ない、付いてない?
リヴァプールに今一番欠けているものがアーセナルにはあった、ということでしょうね。
ホントへこむ~[バッド(下向き矢印)]

それから今日もベンチワークには疑問が残ります。
ベラミーを入れるならもっと早い時間帯にダウニングではなくヘンドと、
ダウニングは右サイド、ベラミーは左にする方がチームに動きが出たと思う。
どうしてもヘンドを使うというのならサイドではないような気がする。
(キャロルを入れてからはセンターだったけど)
彼はまだ若いし、才能はあるかもしれないけれどもう少しベンチから
チームやゲームを観させてからゲームに出してもいいんじゃないだろうか。
キャロルはゲーム終盤の追いつかなければいけない状況で出すよりは先発起用する方がいい。
そういう場面で使っても相手にとってあまり脅威ではないように思う。
それから今シーズン毎回思うのがリヴァプールは前線で一旦FWにボールが入ったら
その選手に任せきりになってしまい、中盤からのサポートや飛び出しが少なすぎる。
今日ならカイトとスアレスが2人だけで何とかしようとする場面が多かった。
そこにダウニング・ヘンド・アダムが積極的に上がってくるようなシーンはあまり無い。
昨シーズンの終盤はスアレスとカイトにマキシとメイレレスがよく絡んで攻撃が機能していた。
ああいうスピード・運動量・動き、もっと連動性が欲しい。
守備に重きを置いて失点は少ないかもしれないけど
今シーズンのリヴァプールは消極的と言わざるえない。
チーム作りの時点から点を取る意識、勝利に対しての意識があるとは感じられない。
決定力の無さは選手個人の能力や意識ではなく、そういうところが影響していると思う。
自分の理想とするフットボールを優先させるのか、
選手たちに気持ち良くプレーさせることを優先させるのかが逆なように思えてなりません。
すみません、私の勝手な意見ですけど!

ではアーセナル戦に思うあれこれを。。。

スアレスは問題は多いけどプレイヤーとしては素晴らしい。
カイトとの2トップは十分機能していると思う。お互いの意思疎通がよく出来ている。
ここにプラス1、プラス2が欲しい。
カイト、PK失敗は残念だったけどそれ以外は素晴らしかった。
ケリーが撃てなかった右サイドからのクロスは完璧。彼の献身的なプレーはチームに不可欠。
今日意外にもフル出場だったのはやっと彼の重要性がわかったのかな。だといいけど。
ダウニングの左からのクロスは丁寧だし精度はあると思うけど素直すぎて可能性が無い。
やっぱり右サイドの方がいい気がする。でも今日は頑張ってたと思う。
ヘンドは後半消えてた。アダムCKもっと練習しなさい。あれじゃノーチャンス。
スピアリングは良かったけどもっとできたんじゃないかな。
エンリケとシュクは良かった。キャラガー、ファン・ペルシー何とかできんかったか?
ケリーはまだまだこれから、頑張れ。レイナ、ウォルコットのシュートよく防いだ。

悔しい負けだったけど、気持ちを切り替えて次戦に臨んでほしいと思います。
今日も長くなってすみません[あせあせ(飛び散る汗)]最後まで読んで下さってありがとうございます。

nice!(10)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 10

コメント 2

speedboy

話を聞く限りではありますが,中々機能していないのですね.個の力は強いのにもったいない.

それとボアス監督,解任されちゃいましたね.
by speedboy (2012-03-06 00:11) 

りさ

☆speedboyさん そうなんです。個人の能力は高いと思うのですが
 それがチームとしてうまく活かされていないという感じでしょうか。
 今起用している選手で少しやり方を変えてみるだけでかなり良くなると
 思うのですが。。。監督の信念や考えがあるのはわかるのですが
 結果が出ていないですから、やはり変化がほしいところですね。

 ボアスの解任は残念でした。いろいろ言われてましたしチェルシーでは
 結果は出せませんでしたが私個人は好きな監督でした。
 彼ならまたすぐに現場に復帰するかな、と期待しております。
by りさ (2012-03-07 02:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。