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今シーズンのリヴァプールに思うこと [リヴァプール]

今日は今シーズンここまでのリヴァプールについて書きたいと思います。
以前から書きたいなあ、とは思いつつ試合レポートでいっぱいいっぱい[あせあせ(飛び散る汗)]
今日も本来の予定は遅ればせながらシティ×チェルシー戦を記事にする予定だったのですが
あるきっかけがあり書きたいと思いました。

今週、ミッドウィークに行われたPL第29節・アウェイでのQPR戦は
テレビ放送が無く観る事ができなかったため
皆さんにも内容をお伝えすることが出来ないのが残念ですが
結果はリヴァプールがコアテスとカイトのゴールで0-2とリードしていたにも関わらず
終盤立て続けに失点し3点を奪われて3-2と逆転負け。
観た方のお話を総合させていただくと内容は悪くなかったけれど
ここ最近の過密日程のせいか疲労が溜まっているようでリードした安心感も手伝い
途中で集中力と体力が切れてしまったようです[もうやだ~(悲しい顔)]
エヴァートン戦、FAカップのストーク戦と勝利し、いい感じになりそうだったのに
またその流れはストップしてしまいました。

もちろんこのゲームの結果もショックでしたが
私がもっと気になった今日のこの記事を書こうと思ったきっかけは
試合が観れなかったのでいろいろと情報収集していた時に目にしたある記事でした。
それはカイトがこのまま自分の望むように試合に出れない状況が続くなら
移籍も考えなくてはならないとコメントを出し
またその不満をメディアに対して発言するという行為がいかがなものか、
という内容のものでした。以前から今シーズンの彼の起用法には多くの疑問の声があり
このままではリヴァプールを出て行くのでは、というのは周りから言われていました。
なので私自身もそれは知っていましたし、実際現在の彼の起用法を見ていれば
彼が移籍を視野に入れてもなんらおかしくはないとは思っていますので
そういったコメントをしたこと自体にはさほど驚きはしませんでしたが
問題は何故カイトがそのような事を言うに至ったのかということなのです。
またその記事にはカイトのコメントの全文は載っておらず、どういうニュアンスで
どのような言葉で書かれていたのかも不明だったため、それであろうコメントを探して読みました。
もちろん日本語に訳されたもの、文字ですから100%こうだ、と言うことは出来ませんが
読んでみると正直そんな大騒ぎするような内容ではない、と私は判断しました。
また彼自身も自分がどの試合も出場できるだけの努力をしなくてはならないとも言っていますし
今後の可能性としての話で今の段階では移籍は考えていないと言っていました。

まず選手に移籍するかも、ということを言わせてしまう状況が問題だと思うのです。
選手なら誰でも試合に出たいのは当たり前。
しかしゲームに出れる選手は11人と決まっています。
現在のチーム状況、選手のコンディション、対戦相手、試合日程、今後の方向性、
その他様々な要素でその時点でベストな選手を監督は選択しているはずです。
世代交代も大きな要因でしょう。新しいチーム作りをしていかなければならないのは
ファンも選手も理解は出来ると思うのです。ただその方法が問題ではないのかなと思うのです。
誰からも何の不満も出ない、というのは無理だと思いますが
それを一つでも減らす事も監督の重要な仕事ではないでしょうか。
ダルグリッシュ監督が日頃どのように選手と接しているのかは
すぐ近くで見ているわけではないのでわかりませんが、
そういう発言を選手がするというのは明らかにコミニュケーション不足なような気がします。
また監督が目指しているそのスタイルが上手くいって結果が伴っているのなら
おそらくこカイトもまた違った表現でゲームに出れない辛さを語ったことでしょう。
本当に繊細で難しい問題ですが急な世代交代はチームの崩壊を招く恐れがあると思いますし
育てたい若手選手とベテランをうまく使い分け、また融合させお互いが刺激し合いつつ
少しずつ新しいチームを構築するのが望ましいのではないかな。。。と私は思います。

今シーズンのリヴァプールの主な新加入選手は(MF)アダム、ダウニング、ヘンダーソン
(DF)コアテス、エンリケ、(GK)ドニ。この中で問題なくフィットしているのはエンリケだけ。
コアテスとドニはCBとGKいうポジションもありなかなか出場機会が得られない難しさはありますが
どこかでもっとチャンスは与えるべきだったと思います。
またMFの3人に関してはストレートすぎるけどそれぞれ特徴があって決して悪いとは思いません。
未熟な点も多いし、ビッグクラブのプレッシャーもあるとは思いますが
彼らって実は他にもっと今と違ったストロングポイントがあるんじゃないだろうか、と最近思うのです。
つまり今の起用されているポジションでの求められている仕事ではなく
全く別のことが出来るんじゃないのか、またそれがチームにプラスに働くように感じるのです。
実際そう思うきっかけはダウニングが右サイドでプレーしているのを見て可能性を感じました。
ダルグリッシュ監督は頑なにダウニングには左サイドからのクロスを求めているようでしたが
右サイドに入った時にはサイドから中央に切り込んで左足でのいいシュートを撃てるのです。
確かにダウニングの左サイドからのクロスは丁寧ですが
どのボールも相手が対応しやすいケースが多い気がします。
(もちろんボールの受け手側の問題もあるとは思いますが)
それよりも右からの流れを作る中への動きの方が彼にもチームにも合っていると思います。
って、ダウニングが右サイドならカイトは?となりそうですが
カイトは左サイドもトップもできますし問題ありません。
(QPR戦では左カイト右ダウニングでやってたみたいですし、そこから得点もできました)

へンドに関してはここまでの起用法を見ていると恐らくポスト・カイトということだと思いますが
ほとんど機能していないし、彼の才能を失わないためにも急ぎ過ぎる必要は無いと思うのです。
彼まだ21歳と若いですし、経験が必要です。
ちょっと一人よがりのプレーも多いしディフェンスも軽い。多くを学んでほしいです。
アダムは~。。。う~ん。何だろう、全てのプレーにおいて質・精度を上げなきゃ
今のままでは(普通は)ポジションはないと思うので頑張ってほしいですね。
コンディションさえ良ければジェラードは絶対ですし、スピアリングもかなり成長しています。
ルーカスが怪我から復帰してくれば、さらに努力が必要ですね。

さて、タイトルも出だしも今シーズンのリヴァプールについて書くと言いましたが
半分くらいはカイトのことになってしまいましたね[たらーっ(汗)] 申し訳ありません。
確かに今シーズンのカイトのパフォーマンスは100%とは言えません。
年齢も31歳になりました。ゴールもまだリーグ戦では2ゴールです。
いつもは冷静な彼もゲーム中に明らかにイライラしたりする姿もあります。
それでもこれまでチームを支えてきた彼の存在は大きいし
今もチームに必要な選手であることは間違いないと私は思っています。
カイトや出番の少ないマキシ、ベテランのべラミー、若手のフラナガンやシェルヴィー含め
リヴァプールが今後いいチームになってくれることを願っています。

リヴァプールは今夜(日本時間)ウィガンとホームで対戦します。
今回は放送してくれるのでしっかりチェックしたいと思います。
みなさんにいいご報告ができれば。。。と思っています。
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