FAカップ☆準決勝 リヴァプール×エヴァートン [リヴァプール]
今日は朝から落ち着かない一日でした
FAカップもセミファイナルを迎えリヴァプールはエヴァートンとの対戦となりました。
今シーズンのリヴァプールは新戦力がなかなかうまくフィットせず
チームとしての方向性や戦い方が定まらなくてリーグ戦でも良い結果が出ていません。
しかしそれはそれ、カップダブルを達成するためにも今日は絶対に勝利が必要でした。
今日のリヴァプールのスタメンはスアレスとキャロルの2トップ。
中盤は左からダウニング、スピアリング、ジェラード、ヘンダーソン。
最終ラインはアッガー、シュクルテル、キャラガー、ジョンソン。GKジョーンズ。
一瞬アッガーの左SBに驚きましたが。。。エンリケはコンディションの問題でしょうか。
ダービーだからキャラガーを使うのはわかるけど正直少々不安もありました。
対するエヴァートンは前線はイェラヴィッチ。
中盤はグエイ、ギブソン、フェライーニ、オズマン。トップ下にケーヒル。
最終ラインはベインズ、ディスタン、ハイティンハ、ネビル。GKハワード。
まずは2分、右サイドのジョンソンから前線のキャロルにいいタテパスが入り
キャロルが持ち上がって最後はスピアリングがシュート。
リヴァプールはスタートからいい形を作りいきなりのビッグチャンス。いい入り方でした。
。。。と思ったのですが時間が進むにつれ徐々にエヴァートンがリズムを掴み
リヴァプールはなかなか攻撃することが出来なくなってしまいました。
すると24分GKハワードのロングフィードからシュクとイェラヴィッチが競り合い
エリア内にこぼれたボールの処理をなんとアッガーとキャラガーがお見合いして譲り合い
焦ったキャラガーが目の前のケーヒルに当ててしまい
その跳ね返りをイェラヴィッチに拾われゴールを決められ先制を許します。
最初にアッガーが迷わずクリアするべきでしたし
その後もそう焦らず対応すれば問題なかったと思うのですが
やはりファイナル進出を賭けたゲームだけに緊張してしまったのでしょうか。
普段ならあり得ないミスでした。
リヴァプールは両サイドが全く機能せずセカンドボールも拾えません。
エヴァートンに押されていたというよりは自分たちでリズムを崩しているように見えました。
マイボールになってもパスの受け手と出しての意思疎通が合わず
細かいところで少しずつ少しずつズレが生じてテンポ良くボールが繋げない状況が続きます。
スアレスはイライラを募らせ、ジェラードももっと前でプレーさせてあげたいのですが
なかなか前に上がることができず、今シーズンの良くないリヴァプールそのものでした。
一方エヴァートンは敵陣に入った時の攻撃の形がちゃんとできていて
チームの完成度の違いがよく出ていた前半の45分だったと思いました。
前半は0-1とエヴァートンのリードで折り返し。
後半スタートからリヴァプールはダウニングとヘンドのポジションを逆に。
すると46分その右サイドのダウニングから逆サイドへクロス。
そこにキャロルがフリーで走りこみヘディングでゴール!。。。かと思いきや枠を捉えれず
決定的だったのに~頼むよキャロル。。。
しかし決定機を逃したものの徐々に流れがリヴァプールに傾いてきました。
ただ守備に関しては前半の失点を気にしてか最終ラインがかなり不安定、何だか自信なさげ。
相手ボールになっても前線も中盤も何故かほとんどプレスにいかないので
簡単に高い位置までボールを運ばれてしまいます。こんな時カイトがいてくれたら。。。
依然として流れはリヴァプールにありましたがリズムが作れず
前線にもボールが入らなくなってきました。
ところが62分エヴァートンは自陣でディスタンがGKへ出したバックパスが距離が足りずにミスになり
狙っていたスアレスがカットし独走、外すことなく確実にゴールを決めて同点!
追いついたリヴァプールは急に活気づき一気に逆転を狙います。
それまでの停滞していた良くない状況が嘘のようにセカンドボールが拾えるようになり
ボールもリズム良く回るようになりました。ゴールって本当にすごい力を持ってるんですね。
エヴァートンは68分グエイに代えコールマンを投入
リヴァプールは75分にヘンドに代わってマキシがフィールドイン。
その後も変わらずリヴァプールの時間が続きます。エヴァートンは攻撃に転じても単調になりがちで
運動量も少なくなり両チームが前半後半で全く別のチームになった印象でした。
84分リヴァプールはダウニングに代えてベラミーを投入。
そして1-1のタイスコアのままゲームは推移し延長戦に突入かと思われたのですが
87分攻め続けるリヴァプールはFKを獲得。ベラミーのクロスにバックヘッドで合わせたはキャロル。
そのボールは美しくゴール右隅に吸い込まれていきました。これで2-1と勝ち越しです。
その直後、リスクを冒しても点を取りにいかなくてはならないエヴァートンは
ベインズを下げアニチェベを投入、攻撃の枚数を増やし最終ラインは3枚にしてきました。
ロスタイムは4分と長く決して安心はできずハラハラしどおしでしたが
リヴァプールは攻撃的な姿勢を保ちながらもボールを回し、前線でボールキープと時間を使います。
そして試合終了!2-1でリヴァプールが勝利し見事決勝進出を決めました。
正直前半を見る限り今シーズンのリヴァプールを象徴するような良くない内容で
このレベルではあり得ないミスから失点。正直決勝が遠ざかっていく感覚を覚えましたが
やっぱりどんなに悪い状況でも最後まで諦めてはいけませんね。何が起こるかわからない。
それと勝ち越しても守りに入らず追加点を狙いにいった攻める姿勢が良かったと思います。
変に守りに入るとその気持ちの隙を突かれて同点どころか一気に逆転されることもありますから
どうやって終了までゲームを運ぶか選手全員の意識が統一されていたのも大きかったと思います。
本当によくやってくれたと思います。ベンチの選手も含めみんなにありがとうと言いたいです。
しか~し、言いたい事はたくさんありますよ(苦笑)
そもそも今日の選手起用がどうも納得いきません。
なぜこんな大切なゲームで最終ラインをいじったのかがよくわからない。
確かにここ数試合は90分でないにしろアッガーを左SBで使ってはいたけど
GKも出場機会の少ないジョーンズということを考えればかなり危険な賭けだった気がします。
実際失点してるし。それと今更ですが
ダルグリッシュ監督が何故あそこまでヘンドのサイドでの起用にこだわるのかがわかりません。
今日の彼の出来なら(というか今シーズン)最初からベラミー、マキシ、カイトの誰かを使っていたら
簡単ではないですが、もう少しラクに試合を運べたんじゃないのかなあ、と思うのです。
批判覚悟でこういう大舞台で経験を積ませ
新しいチーム作りをしているとも取れないことはないですが
私個人的にはなんだかスッキリしない部分ではありますね。
じゃ、最後にいっときましょうか恒例の
☆FAカップ・セミファイナル・エヴァートン戦あれこれ~リヴァプール~☆
スアレス、100%ではないけれど彼のゴールライン際の独特のテクニックが久々に見れた。
今後ももっと強気で勝負を仕掛けてほしい。同点ゴールよく決めた。
キャロル、勝ち越しゴールは本当に素晴らしかったけれど倒れすぎ。
それと空中戦でももっと勝ちにいけるはず。それが改善されれば相手にとっては脅威。
ダウニング、やっぱり絶対右の方が可能性あると思うんだけど。
スピアリング、積極的で良かったけどもっとできると思う。
ジェラード、もう少し前でプレーしてほしい。でも頑張ってた。
ヘンド、サイドの時は本当に存在感が無い。うまくいかなくて本人も苦しいんじゃないだろうか。
アッガー、あれはあり得んでしょ。キャラ兄も同じ。
シュク、安定してはいたけど短気な悪い癖が出そうでヒヤヒヤした。
ジョンソン、ケガから復帰できて良かった。期待してます。
ジョーンズ、安定してたとは言えないけど大きなミスは無かった。よく守ってくれた。
マキシ、ゲームに出れて良かった。追加点決めれそうだったけど。。。惜しかったな。
ベラミー、最後まで前線で全力でプレーしてくれた。
とにかくうまくいかない中でも勝つ、という結果が出せて本当に良かったです。
今シーズン、ゲーム数も残り少なくなりましたが決勝という大きな楽しみができました。
決勝はもう一つの準決勝・チェルシーとスパーズの勝者と対戦です。
どちらと当たっても厳しい戦いに違いはないですが絶対にタイトルを獲ってほしいと思います!
FAカップもセミファイナルを迎えリヴァプールはエヴァートンとの対戦となりました。
今シーズンのリヴァプールは新戦力がなかなかうまくフィットせず
チームとしての方向性や戦い方が定まらなくてリーグ戦でも良い結果が出ていません。
しかしそれはそれ、カップダブルを達成するためにも今日は絶対に勝利が必要でした。
今日のリヴァプールのスタメンはスアレスとキャロルの2トップ。
中盤は左からダウニング、スピアリング、ジェラード、ヘンダーソン。
最終ラインはアッガー、シュクルテル、キャラガー、ジョンソン。GKジョーンズ。
一瞬アッガーの左SBに驚きましたが。。。エンリケはコンディションの問題でしょうか。
ダービーだからキャラガーを使うのはわかるけど正直少々不安もありました。
対するエヴァートンは前線はイェラヴィッチ。
中盤はグエイ、ギブソン、フェライーニ、オズマン。トップ下にケーヒル。
最終ラインはベインズ、ディスタン、ハイティンハ、ネビル。GKハワード。
まずは2分、右サイドのジョンソンから前線のキャロルにいいタテパスが入り
キャロルが持ち上がって最後はスピアリングがシュート。
リヴァプールはスタートからいい形を作りいきなりのビッグチャンス。いい入り方でした。
。。。と思ったのですが時間が進むにつれ徐々にエヴァートンがリズムを掴み
リヴァプールはなかなか攻撃することが出来なくなってしまいました。
すると24分GKハワードのロングフィードからシュクとイェラヴィッチが競り合い
エリア内にこぼれたボールの処理をなんとアッガーとキャラガーがお見合いして譲り合い
焦ったキャラガーが目の前のケーヒルに当ててしまい
その跳ね返りをイェラヴィッチに拾われゴールを決められ先制を許します。
最初にアッガーが迷わずクリアするべきでしたし
その後もそう焦らず対応すれば問題なかったと思うのですが
やはりファイナル進出を賭けたゲームだけに緊張してしまったのでしょうか。
普段ならあり得ないミスでした。
リヴァプールは両サイドが全く機能せずセカンドボールも拾えません。
エヴァートンに押されていたというよりは自分たちでリズムを崩しているように見えました。
マイボールになってもパスの受け手と出しての意思疎通が合わず
細かいところで少しずつ少しずつズレが生じてテンポ良くボールが繋げない状況が続きます。
スアレスはイライラを募らせ、ジェラードももっと前でプレーさせてあげたいのですが
なかなか前に上がることができず、今シーズンの良くないリヴァプールそのものでした。
一方エヴァートンは敵陣に入った時の攻撃の形がちゃんとできていて
チームの完成度の違いがよく出ていた前半の45分だったと思いました。
前半は0-1とエヴァートンのリードで折り返し。
後半スタートからリヴァプールはダウニングとヘンドのポジションを逆に。
すると46分その右サイドのダウニングから逆サイドへクロス。
そこにキャロルがフリーで走りこみヘディングでゴール!。。。かと思いきや枠を捉えれず
決定的だったのに~頼むよキャロル。。。
しかし決定機を逃したものの徐々に流れがリヴァプールに傾いてきました。
ただ守備に関しては前半の失点を気にしてか最終ラインがかなり不安定、何だか自信なさげ。
相手ボールになっても前線も中盤も何故かほとんどプレスにいかないので
簡単に高い位置までボールを運ばれてしまいます。こんな時カイトがいてくれたら。。。
依然として流れはリヴァプールにありましたがリズムが作れず
前線にもボールが入らなくなってきました。
ところが62分エヴァートンは自陣でディスタンがGKへ出したバックパスが距離が足りずにミスになり
狙っていたスアレスがカットし独走、外すことなく確実にゴールを決めて同点!
追いついたリヴァプールは急に活気づき一気に逆転を狙います。
それまでの停滞していた良くない状況が嘘のようにセカンドボールが拾えるようになり
ボールもリズム良く回るようになりました。ゴールって本当にすごい力を持ってるんですね。
エヴァートンは68分グエイに代えコールマンを投入
リヴァプールは75分にヘンドに代わってマキシがフィールドイン。
その後も変わらずリヴァプールの時間が続きます。エヴァートンは攻撃に転じても単調になりがちで
運動量も少なくなり両チームが前半後半で全く別のチームになった印象でした。
84分リヴァプールはダウニングに代えてベラミーを投入。
そして1-1のタイスコアのままゲームは推移し延長戦に突入かと思われたのですが
87分攻め続けるリヴァプールはFKを獲得。ベラミーのクロスにバックヘッドで合わせたはキャロル。
そのボールは美しくゴール右隅に吸い込まれていきました。これで2-1と勝ち越しです。
その直後、リスクを冒しても点を取りにいかなくてはならないエヴァートンは
ベインズを下げアニチェベを投入、攻撃の枚数を増やし最終ラインは3枚にしてきました。
ロスタイムは4分と長く決して安心はできずハラハラしどおしでしたが
リヴァプールは攻撃的な姿勢を保ちながらもボールを回し、前線でボールキープと時間を使います。
そして試合終了!2-1でリヴァプールが勝利し見事決勝進出を決めました。
正直前半を見る限り今シーズンのリヴァプールを象徴するような良くない内容で
このレベルではあり得ないミスから失点。正直決勝が遠ざかっていく感覚を覚えましたが
やっぱりどんなに悪い状況でも最後まで諦めてはいけませんね。何が起こるかわからない。
それと勝ち越しても守りに入らず追加点を狙いにいった攻める姿勢が良かったと思います。
変に守りに入るとその気持ちの隙を突かれて同点どころか一気に逆転されることもありますから
どうやって終了までゲームを運ぶか選手全員の意識が統一されていたのも大きかったと思います。
本当によくやってくれたと思います。ベンチの選手も含めみんなにありがとうと言いたいです。
しか~し、言いたい事はたくさんありますよ(苦笑)
そもそも今日の選手起用がどうも納得いきません。
なぜこんな大切なゲームで最終ラインをいじったのかがよくわからない。
確かにここ数試合は90分でないにしろアッガーを左SBで使ってはいたけど
GKも出場機会の少ないジョーンズということを考えればかなり危険な賭けだった気がします。
実際失点してるし。それと今更ですが
ダルグリッシュ監督が何故あそこまでヘンドのサイドでの起用にこだわるのかがわかりません。
今日の彼の出来なら(というか今シーズン)最初からベラミー、マキシ、カイトの誰かを使っていたら
簡単ではないですが、もう少しラクに試合を運べたんじゃないのかなあ、と思うのです。
批判覚悟でこういう大舞台で経験を積ませ
新しいチーム作りをしているとも取れないことはないですが
私個人的にはなんだかスッキリしない部分ではありますね。
じゃ、最後にいっときましょうか恒例の
☆FAカップ・セミファイナル・エヴァートン戦あれこれ~リヴァプール~☆
スアレス、100%ではないけれど彼のゴールライン際の独特のテクニックが久々に見れた。
今後ももっと強気で勝負を仕掛けてほしい。同点ゴールよく決めた。
キャロル、勝ち越しゴールは本当に素晴らしかったけれど倒れすぎ。
それと空中戦でももっと勝ちにいけるはず。それが改善されれば相手にとっては脅威。
ダウニング、やっぱり絶対右の方が可能性あると思うんだけど。
スピアリング、積極的で良かったけどもっとできると思う。
ジェラード、もう少し前でプレーしてほしい。でも頑張ってた。
ヘンド、サイドの時は本当に存在感が無い。うまくいかなくて本人も苦しいんじゃないだろうか。
アッガー、あれはあり得んでしょ。キャラ兄も同じ。
シュク、安定してはいたけど短気な悪い癖が出そうでヒヤヒヤした。
ジョンソン、ケガから復帰できて良かった。期待してます。
ジョーンズ、安定してたとは言えないけど大きなミスは無かった。よく守ってくれた。
マキシ、ゲームに出れて良かった。追加点決めれそうだったけど。。。惜しかったな。
ベラミー、最後まで前線で全力でプレーしてくれた。
とにかくうまくいかない中でも勝つ、という結果が出せて本当に良かったです。
今シーズン、ゲーム数も残り少なくなりましたが決勝という大きな楽しみができました。
決勝はもう一つの準決勝・チェルシーとスパーズの勝者と対戦です。
どちらと当たっても厳しい戦いに違いはないですが絶対にタイトルを獲ってほしいと思います!
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