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PL34節 リヴァプール×フルアム [リヴァプール]

もう今シーズンも残すところ本当にわずかですね。
今週は久々にリヴァプールのゲームを放送してくれたので
とても楽しみにしていて(というか気になって)
昨日は仕事から猛ダッシュで帰宅し(笑)チェックしたのですが。。。

ホームで迎えた第34節。
FAカップの関係で延期になっていたフルアム戦は0-1で敗戦[もうやだ~(悲しい顔)]
ビックリするくらい悪い試合内容でした。

スタメンはキャロルの1トップ。
中盤2列目には左からマキシ、シェルヴィ、カイト。
ボランチはスピアリングとヘンダーソン。
最終ラインはアウレリオ、シュクルテル、コアテス、ケリー。GKドニ。
前節のノリッチ戦から何と9人も入れ替えての先発メンバー。
完全にFAカップ・ファイナルを見据えてのターンオーバーです。
レイナまで休ませるとは思いませんでしたね[たらーっ(汗)]

フルアムは前線はポグレブニャック、デンプシー。
中盤はカカニクリッチ、マーフィー、デンベレ、ダフ。
最終ラインはリーセ、ハンゲラン、ヒューズ、ケリー。GKシュウォーツァー。
こちらはきっちりとしたメンバー構成ですね。

立ち上がりの5分にシュクルテルのオウンゴールで先制を許してしまったリヴァプールは
ゲームを通して意思疎通が全く合わずパスが繋がらない、シュートまで持っていけない
守備でも連係が取れず何度かフルアムに決定機を作られる始末。
ドニのファインセーブで追加点は与えなかったものの散々たる内容でした。
今日の先発メンバーを見た瞬間何となく予想はつきましたが
やはりこういう内容、結果に終わってしまいました。
いつも今日のメンバーでゲームをやっていないのだから当然といえば当然でしょう。
特に最終ラインはGKも含めほぼ初めてに近いくらいの組み合わせ。
お互いの感覚が掴めきれない立ち上がりに失点するのも頷けます。
攻撃に関してもまずゲームメイカーがいません。
今日なら恐らくその役割はシェルヴィとヘンドですが
今はまだ若く経験の浅い彼らには荷が重いというのが正直な感想です。
全体的にサイド攻撃を多く試みていましたが仕方なく、という感じでしたし
明確な攻撃プラン、意思が見られませんでした。
どの選手もやろうとしているプレーがバラバラで合わずチグハグ
考えながら探しながらのプレーになるのでフルアムは対応しやすかったでしょうね。
それでも前半はまだ追いつこうという意志は見られましたが
後半はもうみんな足が止まっていましたし中にはやる気あるの?とさえ思う選手も。
交代で入ったダウニングも最初だけで消えてしまったし
エンリケとスターリングは気持ちの入ったプレーは見せてくれましたが
あれだけチーム全体がトーンダウンしてしまっていてはどうにもなりません。
そもそもヘンドとアウレリオの交代は最初から決められていたのだと思いますし
ベンチワークもどうよ、って感じですよね。
今日は90分間通してプレーしている選手たちが気の毒でなりませんでした。

ダルグリッシュ監督が試合後のインタビューで応えていましたが
チームとしてこのゲームに取り組む姿勢がこういう結果を招いたんだと思います。
ターンオーバーを否定はしませんし、必要な事だとも思います。
しかし最初にメンバーを見た時にこのゲームに出る選手はどういう心境なんだろうと思いました。
この試合に先発出場するということはFAカップのファイナルには出場できない
可能性が高いということでもあるのです。(恐らくヘンドは起用するでしょう)
もちろん成績の振るわないリーグ戦だとしても大切なゲームに変わりありません。
しかしタイトルを懸けたビッグマッチに起用されないかもしれないという思いはあるはずです。
そんな心境でほとんど一緒にプレーしたことのないメンバーで良い結果なんて得られるのでしょうか。
確かにどのような状況でもモチベーションを上げて結果を出すのがプロかもしれません。
だとしてもここに来るまでにチームとしてそういった気持ちでゲームに臨めるように
シーズンを通して日ごろから選手のメンタルの部分をしっかりとケアするべきだと思いますし
今のリヴァプールはそういった部分が欠けているように感じます。
メンタルでもフィジカルでも選手を正しい道に導き、気持ち良く練習やゲームに臨める環境を作り
また選手もその指導や信頼に対して努力し結果を出していくという
お互いのプロフェッショナルな意識や行いがうまく融合していければ理想かなと思うのですが。。。
簡単なことではありませんし、やり方や考え方はたくさんあって
どれが正解かを決めることはできませんがそういった部分がうまくいっているクラブは
やはりトップレベルにいるんじゃないのかな、と思います。

いろいろ書きましたが現在のリヴァプールは選手個人の能力もそれぞれ個性があって面白いですし
今シーズンはなかなか上手くいっていませんが一つにまとまれる良いチームだと思います。
だからそこ良い結果、良い成績も残してほしいですね。
このゲームではほとんどの選手のパフォーマンスはよくありませんでしたが
表向きの見える部分だけを見てどうこう言うのは今日は止めておこうと思います。
それでも選手は頑張ってくれていましたよ。
これだけの代償を払ったのだからFAカップのタイトルは絶対に獲ってほしいと思います。

最後になりましたが対戦相手だったフルアムには以前リヴァプールに在籍していた
マーフィーとリーセがいましたが彼らがCKを蹴ったりスローインを入れたりする度に
アンフィールドのスタンドからは暖かい拍手が送られていました。
こういうのはサッカーの良いところですよね。
リーセとカイトがマッチアップしてるのが何か奇妙に感じましたが。。。(笑)
それもまたサッカーの面白いところですね。
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