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CL 決勝R1回戦 インテル×マルセイユ 2nd leg [チャンピオンズリーグ]

CLも2nd leg が終了。
Best 8が出揃い準々決勝の対戦カードも決まりましたね。
ようやく一通りチェックできましたがどの対戦も本当にすごい戦いでした。
これぞCLって感じですね!
まずはインテル戦から。。。

インテルは国内リーグでは5連敗の後は引き分け、前節のキエーボ戦は久々の勝利。
マルセイユ戦を前に少し明るい兆しが見えそうでした。
1st leg でマルセイユに先勝はされていましたが点差は1点。
インテルが持てる力を発揮できれば逆転のチャンスは十分にありました。

インテルのスタメンはミリートとフォルランの2トップ。
中盤はトップ下にスナイデルを置き左ポーリ、右サネッティ。アンカーはスタンコヴィチ。
最終ラインは長友、サムエル、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。

対するマルセイユはレミの1トップ。
中盤はアンドレ・アイェウ、ヴァルビュエナ、アマルフィターノ。
ボランチはエムビア、ディアラ。
最終ラインはモレル、ヌクル、ディアワラ、アスピリクエタ。GKマンダンダ。
1st leg とは前線とボランチを変えてきました。

ゲームの立ち上がりは意外にもアウェイのマルセイユが積極的な姿勢を見せ
いい形を作り攻め上がります。
もう少し守備的で慎重に入るのかと思っていたのですが自分たちから点を取りにいく、
という姿勢が見て取れました。
そしてどうしても得点が必要なインテルも7分を過ぎたころ
右サイド・サネッティの突破から決定的な場面を迎えます。
サネッティがゴールライン際から入れたマイナスのクロスをマルセイユのDFがブロック
そのこぼれ球にスナイデルがシュート。
しかしGKマンダンダに止められディアワラがクリアし得点ならず。
更にその3分後にも再び決定機が訪れます。
スナイデルが入れた右サイドからのクロスにミリートが抜群のタイミングで抜け出し
胸で押し込もうとするもまたしてもGKマンダンダが素晴らしい反応でブロック。
インテルは前半の早い時間帯に決定機を2度も作りましたがゴールを奪うことは出来ませんでした。
マルセイユはあわや失点という場面を作られはしましたが
中盤でのボールキープ力が高くボールを失うことなくリズム良くパスを繋ぎ攻め上がります。
守備でも決定機を作られた以降は安定した対応でインテルにチャンスを作らせません。
前半はお互いものすごい集中力を持って攻め合いつつも得点はなく0-0で後半へ。

後半インテルはちょっとしたミスからリズムを掴めず少し不安定な立ち上がり。
マルセイユがやや優勢にゲームを進めるもすぐに体勢を立て直し
ゲームはまたこう着状態に。
ただ疲労からかインテルの中盤が徐々に空いてきました。
その辺りのことを考慮してとスナイデルがどこか痛めたようでインテルは58分にオビを入れ
ミリートといまひとつコンビネーションが合っていなかったフォルランをパッツィーニに代えてきました。
選手交代を行ってからインテルが少し流れを引き寄せそうになりましたが
やはり前半飛ばしていた事と高い集中力を持続させなければならない戦いの中での
疲労は隠せずミスが増えてきました。
そして74分ポーリに代えてカンビアッソを投入。ラニエリは3枚の交代枠を使い切り勝負に出ました。
するとその直後の75分インテルはCKを獲得。
カンビアッソが入れた低めのクロスをマルセイユがクリアしきれずサムエルの元へ。
サムエルがゴール前に送ったボールに反応したパッツィーニがシュート。
これはモレルにブロックされるも混戦の中最後はミリートが押し込みインテルに待望のゴールが!
ようやくこれでタイスコアになりました。
得点したことで流れはインテルに傾きつつありましたし
消耗の度合を考えても延長戦は避けたいところ。
インテルは90分で決着をつけようと最後の力を振り絞ります。

マルセイユは76分にヴァルビュエナをシェイルー、88分にレミに代えブランドンを投入。
残り時間はロスタイムを含めわずか、このまま延長かと思われた92分。
マルセイユは自陣からGKマンダンダが前線へロングボール。
これを交代で入ったばかりのブランドンが収めシュート。
なんとこれが決まりマルセイユが貴重なアウェイゴールを奪いました。
何でもないロングボールに思えたし、ブランドンにはルシオとサムエルが付いていたのですが
ルシオは抑えられてたかもしれないけれど触れず
ブランドンに背中でうまくボールをコントロールされサムエルのブロックも届かず
最後の最後でやられてしまいました。これでインテルは2点が必要になりました。
しかしもう時間はありません。
ところがその直後、今度はインテルがマイコンから前線にロングボール。
ゴール前の競り合いから抜け出したパッツィーニをエリア内でGKマンダンダが倒してしまい
インテルはPKを獲得。
マンダンダにはイエローカード、すでに遅延行為で1枚もらっていたのでこれで2枚になり退場。
マルセイユはA・アイェウを下げGKブラシリアーノを入れました。
しかしこれはパッツィーニが確実に決め1点差に。
せめてあとワンプレー、と思いましたが無情にもここで試合終了の笛が吹かれ
トータルでは同点ですがアウェイゴールの差でマルセイユが勝ち抜けを決めました。

インテル、今回も最後の最後でやられてしまいましたね。残念です。
もちろんマルセイユもかなりキツかったと思いますが
前半でかなり消耗してましたから、後半はもう気持ちだけで何とかやっていたという印象でした。
しかしアウェイゴールっていうのは本当に重いですね。
マルセイユいいチームでした。国内リーグではあまり成績は良くないとのことでしたが
このゲームだけ見ればチームの完成度は高いと思います。
準々決勝ではバイエルンと対戦ですね。いいゲーム、期待したいと思います。

さて長友ですが先発フル出場でしたがほとんどが守備に追われ
攻撃ではあまりいいアクセントにはなれませんでした。
前半はちょっと厳しい判定にも泣かされあまり良くないかなと思いましたが
そこで我を失うことなく特に守備ではよくやっていたと思います。
現地では厳しい評価を受けているようですが負けた試合なんだからそりゃそう書かれるでしょうね。
長友のサイドがよくウィークポイントになっているように言われてるみたいですが
確かにそう感じることも、最近は失点にも絡むことも多いけれど彼一人の問題ではないですし
今日のゲームで言うなら(セリエでも)ベテランのマイコンとサネッティのサイドよりも
まだ成長段階の長友とポーリのサイドの方を狙ってくるのは当然だと思います。
それにどのチームもサイドにいい選手がいますし、そんな簡単にいくはずありません。
もちろん対戦相手に「こいつは手強いから避けよう」と思わせるような選手になってほしいですけど。
まだこれからの選手なので
プレッシャーもあるし周りもあれこれ言うけど今後も自分らしく頑張ってほしいです。

明日、あっもう今日か[あせあせ(飛び散る汗)] できればチェルシー×ナポリをお伝えしたいと思ってます。
これもすごいゲームだったので今日中に書けるかな~(笑)
良かったら読んでくださいね!とりあえずちょっと寝ま~す[眠い(睡眠)]

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CL 決勝R1回戦 マルセイユ×インテル 1st leg [チャンピオンズリーグ]

やっとインテル戦チェックできました[あせあせ(飛び散る汗)]
U-22にA代表はまだ観れてません(結果は知っていますが~)
さて、リーグ戦でも不振が続くインテルはアウェイでマルセイユとの対戦となりました。

今日のインテルのスタメンは前線はサラテとフォルラン。
トップ下にスナイデル。アンカーにスタンコヴィッチ、左カンビアッソ、右サネッティ。
最終ラインはキヴ、サムエル、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。
長友はベンチスタート。大事な一戦で久々のサラテの起用は少し驚きました。

対するマルセイユはブランドンの1トップ。
中盤はアンドレ・アイェウ、ヴァルビュエナ、アマルフィターノ。
ボランチにシェイルー、ディアラ。
最終ラインはモレル、ヌクル、ディアワラ、アスピリクエタ。GKマンダンダ。

立ち上がりからホームのマルセイユが積極的に前に出て仕掛けるスタート。
マルセイユは可能性がある無いに関わらず
左右からとにかくサイドに開いてゴール前へのクロスを徹底してきます。
途中どこかで細かいパスを繋いだりしてリズムを変えて崩しにくるのかとも思いましたが
90分間ずっとその攻撃だけを徹底していました。
インテルはスタンコヴィッチやキヴをスタメンで使ってきたところから守備に重点を置き
攻撃は無理せずどこかで運よく得点できればというプランだったと思います。
マルセイユが攻撃的に出てくるだろうというのと、インテルは敵地でのゲームですから
守備からのカウンターというのがこのゲームでの一つの狙いだったようでした。
サラテの起用は彼のスピードをカウンターで活かす狙いだったと思われます。
攻撃面ではスナイデル、サラテ、フォルランの3人に+カンビアッソで
カウンターを仕掛けあとはしっかり守備。
リーグ戦で現在のインテルがカウンターサッカーをすることはほとんどありませんが
今日は全員が同じゲームプランを描けて動けているように見えました。
前半は両チーム得点はなく0-0で後半へ折り返し。

インテルは後半スタートからマイコンが負傷したようで長友をピッチに送り出しました。
長友はそのまま右SBのポジションへ。
長友が入った事でスピードが加わり、攻撃する回数も増えましたが
後半に入っても両チームのゲームプランは全く変化はありません。
マルセイユはとにかくサイドからのクロス、インテルはカウンター。
インテルはマルセイユがボールを持ってもゴール前でしっかり準備できているので
ほとんど危ないシーンは作られなかったと思います。
ただずっとクロスの対応、というのもそれはそれでキツいですよね。
特にゲーム終盤になってくると集中力と体力的にも穴が出来る可能性はある。
デシャン監督はそこが狙いだったのかもしれません。
インテルは64分にサラテを下げてオビを投入。
0-0でホームでの2nd leg への折り返しプランがいっそう強く感じられました。
マルセイユも選手交代は行い、失点には気を配りつつも変わらずサイド攻撃を続けます。
しかしゲームは動かず90分を迎えました。
このまま0-0で終了かと思われたロスタイム。マルセイユはCKを獲得。
ヴァルビュエナのクロスにアンドレ・アイェウがヘディングシュートを決め
ついに均衡が破れました。93分のゴールでした。
そしてこれがラストプレーとなりゲームは思わぬ形で終了。
1-0でマルセイユの勝利となりました。

しかしインテルにとっては悪夢のような幕切れ。
今日はゲーム運びも連係も悪くなかったし、マルセイユのサイドからクロスへの対応も
ずっとしっかり出来ていたのでかなり厳しい結果となってしまいました。
しかしまだ前半の90分が終了したにすぎません。
点差も1点ですし十分インテルにも可能性は残されています。
ただ今シーズンのインテルはホームでの負けが多いのでそこがちょっと気になりますが。。。
とにかく頑張って欲しいです。
しかし、このゲームでもそうでしたし一月のミラン戦でもそうでしたが
しっかり守備をしてからのカウンターサッカーという戦い方もインテルは出来るのですよね。
こういうサッカーをしようとしたらできるし、それで勝つこともできるんでしょうけれど
チームとしても選手たちとしてもそういうサッカーは望んでいないということなんでしょうね。
もちろん対戦相手の事もありますし、相手が前がかりになっている分スペースもあって
動きやすい、パスも出しやすい、選択肢もある、
チャンスも作りやすいから私がそう感じたのかもしれませんが
リーグ戦であれだけ苦労している状況から考えると結果的には敗戦になりましたが
このゲームでのインテルは機能しているように見えました。

さて長友ですが後半から右SBでの出場となりました。
攻撃面では周りの選手も長友の長所を活かそうとするプレーが多く見られましたし
本人も恐らく細かい規制はかかっていたと思いますがその中でも積極的にサイドを上がり
チャンスを作っていました。悪くなかったと思います。
守備でもカウンターからピンチになりそうな場面もしっかり対応していました。
サイドからのクロスにはやはり高さはないのでそれは苦労していましたが
相手選手にしっかり体を寄せて自由にはさせていなかったと思います。
チームとして結果が出ないのは苦しいと思いますが、何とか頑張ってもらいたいですね。

インテルですがセリエでは今週末はナポリとの対戦となります。
また厳しい時期に厳しい相手とのゲームではありますが楽しみにしたいと思います。


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CL 決勝R1回戦 ナポリ×チェルシー 1st leg [チャンピオンズリーグ]

2011-12シーズンのCLも決勝ラウンドに入り1回戦の1st legが終了
チェルシーはアウェイでナポリとの対戦となりました。
ここ最近リーグ戦での成績も良くなく、何が本当なのかはわかりませんが
チーム内でボアスと一部の選手たちとが対立しているというような報道もあり
主力選手のケガなど多くの問題を抱え苦しい現状です。
そんな状況の中で行われた大切な一戦でした。

今日のチェルシーのスタメンは前線は中央ドログバ、左マタ、右スタリッジ。
中盤はマルダ、メイレレス、ラミレス。
最終ラインはボジングワ、ルイス、ケーヒル、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。
テリーはケガで欠場、アッシュはケガの回復が万全ではないですが何とかベンチ入り
調子の上がってこないトーレスよりも代表戦から帰ってきたドログバを起用してきました。

対するナポリはトップはカバーニ。2列目左にラベッシ、右ハムシク。
ボランチにガルガーノ、インレル、ワイドにスニガ、マッジョ。
最終ラインはアロニカ、カンナバーロ、カンパニャーロ。GKデ・サンクティス。

天候は少し雨が落ち、見た目よりもピッチ状態はあまり良くなさそうです。
立ち上がりからやはりホームのナポリが主導権を握りゲームを進めていきます。
チェルシーはそこまで守備的ではないもののかなり慎重なスタート。
選手たちから緊張感と同時に集中力も感じられました。
しかしゲーム開始から5分、ドログバとカンパニャーロがヘディングの競り合いで
頭同士をぶつけてカンパニャーロは流血。
そして10分になろうかという時間帯にはボジングワが左足のハムストリングを痛めたようで
プレー続行不可能、コンディションが万全ではないアッシュが交代出場することに。
お互い負傷者が出るアクシデントが発生し、少々心配な立ち上がりになりました。

チェルシーは慣れないCBコンビとピッチコンディションも影響してか
カバーニの動き出しの対応にかなり苦労していたようで決定機を作られます。
ラベッシとマッジョのコンビネーションからもピンチを迎え
どちらもツェフの好セーブで失点は免れますがヒヤヒヤする展開。
しかし先制したのは押されていたチェルシーでした。
27分ナポリ陣内でドログバ→スタリッジと繋ぎ恐らくラミレスに出したパスだと思いますが
それが合わず流れたボールをカンナバーロがクリアミス。それをマタが拾い落ち着いてゴール。
カンナが触る寸前にボールのバウンドが変わったようでミスになり
ナポリにとっては痛いアウェイゴールを献上する形になってしまいました。

しかしゲームは更に動きます。
38分ナポリはチェルシー陣内で左サイド・カバーニからパスを受けたラベッシが
ミドルシュートを決め同点に追いつきます。
チェルシーのディフェンス陣はパスを出した後のカバーニの前に抜ける動きにつられてしまい
ラベッシをフリーにした上にシュートコースも空けてしまいゴールを決められてしまいました。
そして前半のロスタイム、チェルシー陣内・右サイドからインレルが入れたクロスが
ゴール前でワンバウンド。そのボールをカバーニが肩で押し込みナポリは勝ち越しに成功します。
チェルシーは最低でも1-1で後半へ折り返したかったのですが
一番キツイ時間に得点を許してしまいました。

追う展開のチェルシーは後半スタートからかなり前がかりになってきました。
ボールを持つ時間も増え攻め上がり、得点の匂いはしてきたものの
なかなかゴールを奪うことが出来ません。
チェルシーが攻めているようには見えていましたが
実際はやはりナポリがペースを握っているように感じました。
そして65分、ナポリは自陣からカンパニャーロが前線のカバーニへロングボール。
それに対応したルイスとの競り合いからこぼれ球にカバーニがうまく入れ替わり
逆サイドを上がってきたラベッシへ。これをラベッシが確実に決め3-1。
点差を広げられたチェルシーは70分にメイレレスとマルダを下げ
エッシェンとランパードを投入。何とか1点でも返しておきたいところ。
しかしチェルシーが敵陣に入っていけばナポリに守備を固められ跳ね返され
カウンターをくらい逆に失点のピンチになる場面も。
結局その後もチェルシーがナポリゴールを割ることはなく3-1で試合終了。
ナポリはbest 8に向けて一歩リード、、チェルシーは不利な状況で2nd legへ折り返しです。

ナポリが良いチームであること、アウェイであること
チェルシーのうまくいっていないチームの現状を考えると
確かにこういう結果は想像できなかったわけでもありませんでしたが。。。
どんなに調子を崩していてもこういう大一番には見違えるほどのパフォーマンスをしてくれるのが
今までのチェルシーだった印象があったのでそこに期待したのですが
これは想像以上にチーム全体がうまくいってないのかもしれません。

この試合で気になった点をいくつか。
一番気になったのはチーム全体に言える事ですが守備意識が低すぎること。
特にケーヒルとルイスはカバーニのこと全然見ていなかったと思う。
オフサイドも取れないし、3点目のルイスの対応なんか軽すぎる。
ピッチコンディションが悪かったせいかケーヒルは何度も大事な場面でピッチに足を取られて
その分対応が遅れていたのが目立ったし2人ともかなり不安定だった。
ルイスはいい選手だと思うけどよくああいうプレーをするのが気になる。
あと中盤の底にメイレレスを置くっていうのはどうなんだろうか。
リヴァプール時代しか知らないけれど彼はどちらかと言うと攻撃的な選手だと思うのですが
今日の控えを見ると最初からエッシェンか最近ゲームに出てないから不安はあるけど
ミケルもいたしそういう選択肢はボアスには無かったのかな??
コンディションの問題でなければランパードもベンチスタートだったのが疑問。
CBがテリーとルイスでもどうだったかわからないけど精神的支柱のテリーがいないなら
そういう意味でもランパードは必要だったような気がします。
アッシュはケガの回復が万全ではなくボジングワの負傷によっての出場だったので
やはりフルでは動けていませんでした。(これは仕方ないな)
それにしてもナポリに中央からもサイドからも簡単に崩されすぎ。
何か右サイドばっかり狙われていたけどそこの修正も出来てなかったなあ、と。

この試合のボアスのプランってどんなだったんだろう。
ちょっと見ていて解からなかった。
GS第6節のヴァレンシア戦のような戦い方だって出来たはずなのに。
ボアスも大きなプレッシャーの中迷っているのかも。
とりあえず、アウェイゴールを取っているのが救いです。
現時点では2nd leg を2-0のスコアで勝てばいいのですが
今のチェルシーにそれができるかどうか、そこですね。
しっかり修正していいゲームを期待したいです。

さて☆本日のトーレスコーナー☆ですが~

先週末のFAカップでは先発したものの
後半からドログバと交代で下げられかなりショックを受けていたようです。
(試合は2部のバーミンガムとホームで1-1の引き分け、再試合です[たらーっ(汗)]
今日もスタメンを外され、ケガ人による交代枠の消化もあり出場はありませんでした。
アップしている姿はチラッと映ってはいましたが、その表情は見えず。
心配です。。。

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CL 決勝ラウンド1回戦☆抽選結果 [チャンピオンズリーグ]

今日はとても寒いですね。。。
けれど、サッカーは熱い!
という事で今日はチャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦の抽選会が行われました。
皆さんはどのカードが気になりますか??

☆対戦チーム☆                 ☆りさの独り言☆

リヨン × アポエル      う~ん、読めないけど。。。リヨン?

ナポリ × チェルシー     当たっちゃいましたか。厳しいけど最終的にはチェルシーな気が

ミラン × アーセナル     これ、だめでしょう。ここで当たっちゃ~

バーゼル × バイエルン   決勝の地はバイエルンのホームですから

レヴァークーゼン × バルサ  このカード面白そう!

CSKA × レアルマドリー   CSKAの前線が鍵を握りそう、でもモウリーニョだからなあ

ゼニト × ベンフィカ       これも予想できず

マルセイユ × インテル    インテルがどこまで復調しているか、ですかね~

 
というわけでこういう対戦カードが組まれました。
(私の独り言はあまり気にしないで下さいね[あせあせ(飛び散る汗)]
私が特に気になったのはやはりナポリ×チェルシー、ミラン×アーセナルでしょうか。
個人的にはどちらもここで当たってほしくなかったのですが。。。
ボアスはどうしてくるでしょうね、楽しみです。

ミラン×アーセナルと言えば、07-08シーズンのベスト16でも1回戦で対戦していますね。
その時は確かアーセナルホームでは0-0でサンシーロで0-2でミランが敗れて
アーセナルがベスト8に進出したと思うのですが
両チームどちらも当時とはメンバーもかなり違いますし今回はまた予想できませんね[あせあせ(飛び散る汗)]
ああ、でもどちらかがここでいなくなるのは。。。もったいないよ~。
と言っても仕方ありませんね(笑)

決勝ラウンド1回戦1st legは2012年2月14、15日と21、22日。
2nd legは3月6、7日と13、14日に行われます。
少し先ですが楽しみですね[グッド(上向き矢印)]
(リヴァプール早く戻ってきてちょうだい!)

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CL GS 第6節 インテル×CSKAモスクワ [チャンピオンズリーグ]

CLグループステージ第6節。
インテルはホームでCSKAモスクワとの一戦となりました。
インテルはすでにグループ1位通過を決めていますが同グループの残り3チーム
トラブゾンスポルが勝ち点6、リールとCSKAは勝ち点5、と
どのチームにも突破の可能性が残されいます。
CSKAはとにかくインテルに勝つことがグループリーグ突破の絶対条件です。

今日のインテルのスタメンはミリートの1トップ。
トップ下にコウチーニョ、左オビ、右ファラオーニ。
ボランチにカンビアッソ、サネッティ。
最終ラインは左からキヴ、サムエル、ラノッキア、長友。GKカステラッツィ。

対するCSKAは2トップにはドゥンビアとヴァグネル・ラヴ。
中盤はジャゴエフ、ママエフ、シェンベラス、オリセー。
最終ラインはアレクセイ・ベレズツキ、イグナシェヴィッチ、
ヴァシリ・ベレズツキ、ナバブキン。GKガブロフ。
本田は皆さんもご存知の通りケガのため欠場です。

立ち上がりは勝つしかないCSKAがぐいぐい前へ出てきます。
しかし時間の経過と共にインテルも徐々にボールをポゼッションし
いいリズムのパス回しから右サイドを中心にタテへタテへと押し上げCSKAのゴールに迫ります。
今日はカンビアッソもよく前に上がって来ていました。
長友も立ち上がりにミスからピンチを招くシーンがありましたが
今日は攻守にわたりかなり積極的です。
どんどん右サイドを駆け上がり攻撃参加、自らシュートを撃ったり
敵陣から戻りながらインターセプトを行いそこからチャンスを作ったりとまずまずいい感じです。
ただCSKAは最終ラインも中盤もしっかり守備をしているのでなかなか突破はできません。
しかし今日のインテルはいつもと何か気合が違う様子です。
一方CSKAは前線のラヴとドゥンビア、
サイドのジャゴエフなどが中心となり攻撃のいい形を作っていました。
前半はお互い攻め合う好ゲームでしたが得点はなく0-0で後半へ。

後半開始からラニエリはまたもや大胆な選手交代をしてきました。
キヴに代え若いカルディローラを投入。そのままキヴのポジションに入りました。
また同時にコウチーニョも下げ、サラテもピッチに送り出します。
インテルは1位通過が決まっているのでここで新しい試みをしてきました。

ところが50分CSKAは左サイド、A・ベレズツキからジャゴエフへと繋ぎ
ドゥンビアがスルーしたボールを中央ラヴがスルーパス。
そこにドゥンビアが抜け出しゴールを決めなんとCSKAが先制。
ドゥンビアとラヴの素晴らしいコンビネーションからの得点でした。
しかし始まりは長友とファラオーニの連係不足から起こったパスミスが原因のゴールだったので
インテルにしてみればかなり痛い失点でした。
しかしその1分後インテルはサラテのCKからラノッキアがヘディングシュート。
GKカブロフが弾いたボールに詰めていたカンビアッソがダイレクトで合わせゴール。
インテルはすぐさま同点に追いつきました。
ホント、カンビアッソってああいうところにいるんですよね~。さすがです。

その後も両チーム何度かチャンスは作りますが得点するには至らず。
時計の針が85分を回ろうとしていた頃でした。
インテルはサネッティがドリブルで中央からやや右に流れながらゴールライン手前で
逆サイドで待っていたミリートに絶妙なクロスボールを供給。
これをミリートが丁寧にアタマで合わせ決定的かと思いましたがなんとクロスバー。
インテルは絶好の勝ち越しのチャンスを逃してしまいました。
するとその直後の86分CSKAはラヴの突破からCKを獲得、
そのCKからV・ベレズツキがヘディングシュートを決めなんとCSKAが勝ち越しに成功。
インテルの選手はベレズツキをフリーでやらせてしまいました。
長友が気付いてカバーに入りましたが時すでに遅し。。。これは痛い!
インテルは残り時間、何とか点を取ろうとしますがうまくいかず結局1-2で試合終了。
CSKAがインテルを下し、そしてリール×トラブゾンスポルが引き分けた結果
なんと土壇場でCSKAがグループ2位に浮上、決勝トーナメント進出を決めました!

今日はCSKAのどうしても決勝ラウンドに進むんだ、という気持ちが勝った試合でしたね。
逆にインテルは突破は決まっていたもののこれで公式戦は連敗です。
決して手を抜いていたわけではなく、気持ちも入っていたと思いますし
勝ちにいっていたしそこまで内容が悪かったわけでもないのですが。。。
まだまだ好転の兆しが見えないインテルです。

長友も良く頑張ってはいたのですが、失点に絡んでしまったのは残念でした。
今日見ていて思ったのは、もっと周りの選手との連係を高めていくこと
また自分がプレーしたひとつふたつ先まで読んでプレーしていけるようになれば
更にチームに活力とリズムを与えられるようになるのではないかなという事です。
例えばインターセプトを狙っていてするのはいいのですが
その奪ったボールを味方につなげられず結局相手ボールに戻ってしまったり
それをすることによって逆にその前の段階より相手に有利な状況を作りかねない事もあり得るので
自分がプレーした先をしっかりイメージして動いていってくれればなあ、と。
熱い気持ちと冷静な読みや判断を兼ね備えたそんな選手に成長してくれればいいなと思います。
まあでもミスは多かったけど、チャレンジしなくては何も生まれないですから
そこからプラスになる何かを得ていってほいしですね。頑張れ、長友。

さてグループリーグは終了し以下のチームが決勝ラウンドに進みました。
先に書いている方が1位通過したチームです。

グループA  バイエルン    ナポリ
グループB  インテル     CSKAモスクワ
グループC  ベンフィカ     バーゼル
グループD  レアルマドリー  リヨン
グループE  チェルシー    レヴァークーゼン
グループF  アーセナル    マルセイユ
グループG  アポエル     ゼニト
グループH  バルセロナ    ミラン 

この中で一番の衝撃はユナイテッドの名前が無い事ではないでしょうか。
グループリーグ敗退なんてとても信じられません。驚きでした。。。

さて今後の日程ですが決勝ラウンド抽選会は12月16日。
1回戦は来年2012年2月14日、15日と2月21日、22日となります。
少し間が開きますが。。。どんな対戦カードになるのか楽しみですね!

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CL GS 第6節 チェルシー×バレンシア [チャンピオンズリーグ]

チャンピオンズリーグ・グループステージもついに最終節が終了しました。
それまでに突破を決めたチーム、第6節で決まったチーム各グループによって様々です。

グループE、チェルシーとバレンシアは
この一戦でどちらかが決勝ラウンドに進出するという大一番。
どちらも勝てば文句なしの突破です。
最終節はチェルシーのホーム、スタンフォードブリッジで行われました。

チェルシーのスタメンは今日はドログバの1トップ気味でしたが
いつもの通り左にマタ、右スタリッジ。
中盤はメイレレス、ロメウ、ラミレス。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ダヴィド・ルイス、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。
ランパード、トーレスはベンチスタートです。

対するバレンシアは前線ソルダード、左マチュー、右フェグリ。
中盤はコスタ、ジョナス、アルベルダ。
最終ラインはジョルディ・アルバ、ビクトル・ルイス、ラミ、バラガン。GKジエゴ・アウヴェス。

スコアが0-0ではチェルシーの勝ち抜けが決まってしまう状況に
バレンシアはキックオフ直後から積極的に前へ出ようと試みます。
しかし3分という早い時間帯でした。
チェルシーは自陣でボールを奪い右サイド、スタリッジから逆サイドエリア内のマタへ。
マタがドログバに預けドログバがそのまま切り返してシュート。
これが決まり、あっという間にチェルシーが先制です。
バレンシアのディフェンスは試合開始直後で少し気持ちが落ち着かなかったのか
ドログバに対してちょっとルーズな対応をしてしまいました。
寄せも甘く、切り返しで簡単にかわされシュートコースも空いたままでした。

そしてその後のチェルシーの戦いぶりはもう守備・守備・守備でした。
ドログバをハーフウェイラインよりも少し前に残し
もしくはドログバさえも自陣に引いてチーム全員で徹底した守備を行います。
選手間の距離を短くかなりコンパクトにしブロックを作ってゲームを支配し始めました。
ドログバも敵陣の深い位置に入るようなことはほとんどありません。
おそらく早い時間帯で得点していなくても最初からこういうプランだったのでしょう。
そう言えば第2節のバレンシアホームでの対戦時も
今日ほどではありませんでしたがこういう入り方でした。
チェルシーの堅い守備にスペースはなく
バレンシアはドリブルで切り込んでいくこともできず、パスの出しどころもありません。
何とか突破しようと前は向くのですがチェルシーの守備網にひっかかり
シュートが一本も撃てないというわけではありませんでしたが
なかなかチャンスが作れませんでした。

そして22分、バレンシアのディフェンスラインの裏の大きく空いたスペースへドログバがスルーパス。
それにラミレスが反応しゴールを決め追加点を奪います。
相手DFの前にうまく体を入れてのシュートでした。ラミレスの得意な形です。
前半は2-0で後半へ折り返し。

後半に入っても試合の展開は前半と全く同じ、
チェルシーがバレンシアにボールを持たせる → 守備 → ボールを奪う → カウンター
その繰り返しです。
リーグ戦で見るようなポゼッションサッカーではありません。
自分たちから攻撃を仕掛けていくことはなく、アッシュやイヴァノ、ルイスも今日は上がりません。
とにかく自陣でディフェンスです。
バレンシアは選手交代は行いますが打開策は見つからず時間だけが過ぎていきます。
そしてついにゲームを決める3点目がチェルシーに入ります。

76分ロメウからマタへと繋ぎ、マタからのスルーパスにドログバが抜け出し
余裕でゴール右隅へと流し込み3-0に。
ここもディフェンスがボールウォッチャーになってしまい簡単に抜かれてしまいました。
3点目が入ってからさすがにチェルシーも中盤の守備が少々ルーズになり
スペースもそれまでに比べれば空いてきたような感じにはなったのですが
それでも最後までバレンシアはチェルシーの守備を崩すことができず試合終了。
3-0でチェルシーの勝利、
また同グループのゲンク対レヴァークーゼンが引き分けたため
終わってみれば結局チェルシーがグループリーグ首位通過となる結果になりました。
バレンシアも最後まで諦めず頑張ったのですが
チェルシーの堅い守備を崩すアイディアが出ないまま
なす術もなく試合終了のホイッスルを聞く事になってしまいました。

リーグ戦では今シーズン失点の多さが目立つチェルシーですが
こうやって守備に重点を置きしっかり行えばやはり簡単には失点はしないのですね。
どの選手も素晴らしいパフォーマンスだったんじゃないでしょうか。
特にドログバは今日はトップコンディションに近かったと思います。
体の切れもあったし、2ゴール1アシストです。
こういうプレッシャーのかかった試合こそ
彼のメンタルや能力が研ぎ澄まされるのかもしれませんね。

チーム全体としては放送の解説をされていた野々さん(野々村芳和氏)のお話にもありましたが
“勝つためのサッカー”をしようとすれば今日のようにできる
しかし今自分たちが目指しているサッカーは違う、
それを今構築している最中、という事なのかもしれません。
今チームが作り上げている新しいサッカーは未完成だけれども
こうやって違うスタイルでもサッカーができてしかも結果を出せるというのは
やはりチェルシーというチームはすごいチームなんだなあと改めて思いました。

ただ今日はマイボールになった時にパスミスが多かったのが気になりました。
今回はそれがたいしてゲームに影響を及ぼさなかったですが
イージーミスから流れが変わったり
失点したりすることも十分ありますからちょっと気をつけたいですね。

このグループEからはチェルシーとレヴァークーゼンが決勝ラウンド進出を決めました。

さて、今日のボアス。。。じゃないや。☆本日のトーレスコーナー☆ですが~
今日はベンチスタート、78分にドログバと交代での出場でした。
やはり大切なゲームではドログバを使ってきましたね。
今ボアスの中で信頼が置けるのはトーレスよりもドログバ、ということでしょう。
確かにそうであってもおかしくはないですよね。
ドログバは能力も経験も十分、今日だって結果をしっかり出してます。
今トーレスがやらなくてはいけないことは
限られた出場時間の中でどうやってボアスやチームメイトとから信頼されるか、ですよね。
たった10分やそこいらで結果を出すのはどんな選手だって難しい。
でもたぶん彼はそれをしなくてはならないのでしょう。

今日はチームのゲームプランが守備的だったこともあり特に目立ったプレーは見られませんでした。
ただそれとは別にトーレスらしくないボールタッチというか
彼がイメージしてしようとしているプレーと実際に起こっているプレーにズレがあるような気がして。。。
ボールに触れるという作業はそれほど繊細な事なんだとは思いますが
何だろうな、何か気になります。
一時期は結構上向きになりかけていたのに、またあまり良くない空気を感じます。
どうにか良くなるきっかけを掴んでくれたらなあ、と思います。

決勝ラウンドに進んだ16チームですが
明日インテル×CSKAモスクワ戦をお伝えする予定ですので
その時にでも掲載したいと思います。
今から早速ゲームのチェックに入りたいと思います[手(チョキ)]

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CL GS 第5節 レヴァークーゼン×チェルシー [チャンピオンズリーグ]

何となく、ただ何となくそんな気はしていましたが。。。
チェルシー、ちょっとこれはピンチかもしれません[たらーっ(汗)]
CL第5節チェルシーはレヴァークーゼンとアウェイでの対戦となりました。

リーグ戦・第9節のQPR戦での敗戦から
明らかに流れが悪くなり、そしてチーム状態も良くなかったチェルシー。
ここへきて更に厳しい状況になってきました。

今日のスタメンは前線にはセンターにドログバ、左マタ、右スタリッジ。
中盤はランパード、今日はメイレレス、ラミレス。
最終ラインはボジングワ、テリー、ダヴィド・ルイス、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。
トーレスはベンチスタートです。

対するホームのレヴァークーゼンはキースリングの1トップ。
トップ下にバラック、左サム、右カストロ。
ロルフェスとベンダーのダブルボランチ。
最終ラインはカドレツ、トプラク、フリードリッヒ、シュヴァーブ。GKレノ。

両チームにとって大事な一戦だっただけに
お互いゲームの立ち上がりはかなり慎重なスタートとなりました。
どちらもまずはしっかり守備。
どちらかというとレヴァークーゼンの方がホームである分少しだけ仕掛けてくるような感じでしたが
お互いに緊張していたのか攻撃の部分ではミスが目立ち
味方との連係も合わず少しぎこちないゲーム運びになりました。

チェルシーは今日は自陣でも珍しくセーフティファースト。
普段は自陣の深い位置に入られてもタッチへ逃れたり大きく前へクリアすることはないのですが
さすがにここのところの戦績や今日で決勝ラウンド進出を決めたいという思いからか
そういうプレーが多く見られました。
慎重とも言えますが、言い方を変えれば少々消極的です。
いつもならリスクを冒してでも自信溢れるプレーで前へ前へと押し上げていくのですが。。。
ディフェンスラインもいつもよりは低い設定のようでした。
何だかチェルシーらしくないな、というのが第一印象でした。

レヴァークーゼンはやはりバラックからチャンスを作れそうでしたが
調子を落としているとはいえ、チェルシーの組織立ったディフェンスは簡単には破れず
なかなかシュートチャンスを作るには至りません。
チェルシーもあくまで堅い守備から相手のミスや隙を狙うというプランのようで
前半はにらみ合いというか、長い時間こう着状態が続きました。
前半の終わりの方はチェルシーが何回かシュートまで形は作っていましたが
得点はなく前半は0-0。

後半のスタートもチェルシーはかなり慎重にスタート。
と思ったら、48分右サイド、スタリッジから前線のドログバへ正確なロングフィード。
ドログバが右足トラップで収めDFを背負いつつ反転。
ボールキープしながら左足でゴール左隅に流し込み、チェルシー先制です。
久々にドログバらしいゴールでした。

ゲームが動いたことで点を取りにいくしかなくなったレヴァークーゼンは
56分にシュヴァーブに代えてシュールレを投入。
それまでとは違って積極的に前に出てくるようになりました。
シュールレを入れてから明らかに流れがレヴァークーゼンに傾いてきました。
ゴールを奪うところまではいきませんがチャンスは多く作れるようになってきました。

シュールレが入った右サイドからチェルシーはチャンスを作られていたので
65分にマタをマルダに代え、守備の強化を図ります。
そしてこれは仕方なかったのでしょう。
センターバックのルイスを下げ同じポジションンのアレックスを投入。
ルイスは前半、接触プレーでお腹の辺りを傷めていたのですがその影響があったようです。
レヴァークーゼンも70分にデルディヨクを投入し
最終ラインを3バックに変え中盤を厚くしより攻撃的にしてきました。
すると73分右サイド、カストロからのボールに前線中央のデルディヨクがスルー
チェルシーのディフェンスラインの後ろの空いた左サイドのスペースにボールを通し
サムが逆サイドにクロス。
それをデルディヨクがヘディングでゴールを決めレヴァークーゼンが同点に追いつきます。

同点になってからゲームは更には激しくなってきました。
ところがボアスが使った最後のカードは何故かミケル。79分メイレレスとの交代でした。
引き分けに持ち込んで最終節で決めるつもりだったのでしょうか。
今までのチェルシーなら攻撃的な選手交代をしそうな場面だったのですが。
ここもまた、らしからぬ消極的な采配に感じました。
そしてそれはやはり形となってしまうことになりました。
時計の針は90分を回りロスタイムに入った頃。
レヴァークーゼンはカストロのCKからフリードリッヒがアレックスとの競り合いに勝ち
ヘディングシュートを決めなんと逆転に成功!
そして試合終了の笛は吹かれ、終わってみれば2-1でレヴァークーゼンが勝利。
チェルシーはグループリーグ突破に向けて苦しい状況に追い込まれました。

今日は両チームの監督采配が大きく明暗をわけたかもしれません。
ひとつはゲームプラン、ひとつは選手交代でしょう。
レヴァークーゼンは先制されても
勝とうとする意思は監督を始め、選手たちも最初から最後まで変わらなかったですよね。
交代で出場した選手が流れを変え、結果を出した。
確かにホームであることは大きかったとは思いますがドローは考えていなかったと思います。
逆にチェルシーはリーグ戦でのここまでの流れやアウェイであることなど
様々なことを考慮して今日のようなゲームプランにしてきたのでしょう。
選手交代に関してはルイスのケガという不運な部分はありましたが
多少やられてはいたもののマタを下げマルダ、
どちらかというと攻撃的な選手で後半疲れが見えたメイレレスを代え
ミケルを入れてリスクを冒さず手堅く引き分けに持ち込もうとしていました。
それが流れを変える要素になったことは否定できないと思います。
今までのチェルシーならおそらく勝ちにいっていたと思います。

最終節チェルシーはバレンシアと対戦なんですがグループリーグを突破するのには
かなり難しい条件になってしまったようです。
スコアレスドローか勝利。それが条件のようです。
ちなみにバレンシアはこの5節はゲンクに7-0で勝ったみたいです(ゲンク~[ふらふら]
チェルシーちょっと心配ですね。
最終節はホームであることがひとつ明るい要素ではありますが。。。
最近はホームで連敗してますし、またバレンシアも強敵です。
簡単にはいかないでしょう。とにかく何とかそれまでに立て直したいですね。

さて☆本日のトーレスコーナー☆ですが。。。
今日はベンチスタート、出場はありませんでした。
んんん~、コンディションがイマイチなんでしょうか??
もし問題なければ今日出しても良かったんじゃないかと思うのですが。
ただ今日の展開だと前線というよりは
アイディアがほしかったのは中盤以降だったような気もするので
トーレスがいても効果的だったかどうかは何とも言えません。
とにかくゲームに出てほしいですね。
あとそういえば今日アシュリー・コールもいませんでしたね。それも大きかったかも。

ちょっと心配事の増えてきたチェルシーですが
グループリーグ敗退なんてことになっては大変です。
そうならないように見守るしかありません。
圧倒的に強いチェルシー、底力のあるチェルシーはここ最近どこかに隠れてしまっています。
早く戻ってくれるといいのですが。
とりあえずは今週末のリーグ戦で仕切りなおしたいところです。


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CL GS 第5節 トラブゾンスポル×インテル [チャンピオンズリーグ]

さて、いよいよCLも第5節を迎えました。
インテルは初戦でまさかの敗戦を喫した相手、
トラブゾンスポルとアウェイでの対戦です。

実はこの試合の前にすでに同グループのもう一試合
CSKAモスクワ対リールが行われていて
リールが勝利したことからインテルの決勝トーナメント進出が決まる形になっていました。
そしてその他の3チームが勝ち点5で並ぶ状況になっていて
トラブゾンスポルとしてはここでインテルに勝つことができたら
2位通過に向けてかなりリードできる状況とあって
とても高いモチベーションで臨む試合となりました。

さて今日のインテルのスタメンですが
トップにはミリート、ワイドには左サラテ、右アルバレス。
中盤はの底にはカンビアッソ、左スタンコビッチ、右サネッティ。
最終ラインはキヴ、サムエル、ルシオ、長友。GKジュリオ・セザル。
スナイデル、マイコンはケガのため欠場。長友はケガから戦列復帰です。

対するトラブゾンスポルはブラクの1トップに左アランジーニョ、右アルティントップ。
中盤はアンカーにゾコラ、コルマンにセルカン。
最終ラインはチェフ、グロバツキ、ギライ、チェルーストカ。GKトルガ。

トラブゾンスポルはホームということと
決勝ラウンドに進出できるかもしれない大きなチャンスとあって
スタートからかなりアグレッシブでした。
その勢いのある攻撃に初めはインテルも少々手を焼いている印象もありました。
置かれている立場が逆のインテルはそこまで無理はしてきませんが
負けていいわけではないのでそのあたりはしっかりと対応しているようでした。
攻撃に関しても今日は右のアルバレスを攻撃の起点にし
まずは彼が右サイドでボールを捌き、また自分でも中に切り込んだりと
かなり自由に動いてスナイデルがいないインテルのゲームメイクを担います。
左はサラテがポイントになり左右から攻撃の形を作っていました。
インテルの本来の強さがそこまで戻ってきた、というには至りませんが
ここ最近の試合内容からいくとまずまずの内容だったと思います。

得点は18分右サイド、アルバレスが中央ミリートとペナルティエリア手前でのワンツーから
そのままエリア内に切れ込んでゴール左隅へと流し込み、インテルが先制。
トラブゾンスポルのディフェンスはミリートがシュートを撃つと読んでか引き付けられ
一瞬ゴール前にスペースを作ってしまい、狙い通りアルバレスがそこを上手く使うことができました。
しかしその5分後でした。
トラブゾンスポルはアルティントップのミドルシュートがサムエルに当たり
コースが変わってなんとゴールイン。
さすがのセザルも動けず、インテルにとっては不運な失点となりました。

前半は1-1のまま後半へ折り返し。
後半の立ち上がりもトラブゾンスポルの勢いのある積極的な攻撃は変わりません。
しばらくの間インテル陣内での攻防の時間が続きます。
そして途中からはお互い攻め合い、
カウンターのやり合いが続きなかなか見応えのある試合展開になりました。
しかしお互いにチャンスは作りはするのですが得点するには至らず
結局スコアは動かず1-1のまま試合終了。
この結果によりインテルは1位通過が確定しました。
そして残るひとつのイスをトラブゾンスポルが勝ち点6
CSKAとリールが共に勝ち点5というなかで争うことになりました。
こうなってくるとまた面白くなってきますよね。

トラブゾンスポルはインテルのホームでやった時は
今日のような攻撃的なサッカーではありませんでしたが
インテルの不調は影響していたものの、ワンチャンスをしっかりものにして勝利。
今日はホームで本来の自分たちの攻撃的なサッカーを見せてくれました。
チャンピオンチームではないけれど、決してレベルは低くありません。
今日はインテル側の状況もありましたし、引き分けではなく勝てる要素もあったと思います。
最終節どんなゲームを見せてくれるのでしょう、楽しみです。
一方インテルですが初戦は落としたものの、苦しみながらも3連勝。
相手の結果によるところもありましたが最終節を待たずに決勝ラウンドに進めて一安心ですね。
これでしばらくは国内リーグに専念できることでしょう。

今日はスナイデルが負傷のためまだ戻れず
アルバレスが主にゲームを作る役割をやっていましたが
移籍当初に比べるとかなり自分の特徴を出せるようになってきました。
後半の最後の方はちょっと疲れが見えて精彩を欠いてましたが
彼もまだ若いし、これからもっと経験を積んでチームにフィットすれば面白くなると思います。

さて長友ですが今日は右サイドバックでフル出場。
ただケガから復帰したてで、おそらく万全なコンディションではなかったのと
試合から少し遠ざかっていたことで前半に関してはパフォーマンスがかなりよくありませんでした。
1対1でも完全に負けていたし、プレッシャーをかけられた時のプレーがかなり消極的でした。
また最終ラインの位置でボールをキープできず相手に奪われピンチを招くシーンもあり
いつもの力強い長友らしさがありませんでした。
裏を返せば彼はもっとできる選手ということなのですが
恐らく前半はケガをかばって、思い切ったプレーができなかったんだと思います。
しかし彼の難しい状況を理解し、しっかりカバーしてくれたのがサネッティでした。
前半はアルバレスが右サイドで攻撃の起点になっていたので
長友がよくサイドを上がって攻撃参加していたのその空いたスペースを、
また守備面では相手が前半は長友サイドからの攻撃が多かったのでそのカバー、とさすがです。
本当に偉大な選手ですね。そういうプレーが自然に見えてしまうんだから。
長友はいい先輩にも恵まれているようです。
そんな素晴らしい選手が身近にいるのだからどんどんいろんなことを吸収していってほしいですね。

後半に関しては前半よりは落ち着いてプレーしていたと思います。
積極的にサイドを上がり、ゴール前のスペースに何度かいいパスを供給していました。
今回はあと一歩得点には結びつかなかったけれどいい試みだったと思います。
ケガが完全に治ってないけれど、やや強行出場した感がありましたね。
しっかり治してほしいのですがチームの苦しい事情もあるのでしょう。
ただケガのことがあったからだとは思いますが、
長友の持ち味である戦う気持ち、力強さが見られなかったのは残念でしたね。
今シーズンはケガにチームの不振に自分自身のパフォーマンスにも悩んでる感があって
彼は今苦しい時期だとは思います。
でもこれを超えればまたひとつ大きく成長できるはずだし
今一度、原点に立ち返って
インテルに移籍してきた時のモチベーションを思い出して頑張ってほしいと思います。

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CL GS 第4節 インテル×リール [チャンピオンズリーグ]

リーグ戦ではユヴェントスとのイタリアダービーに敗れ
今シーズン早くも5敗目、順位も下位から脱出できず苦しんでいるインテル。
CL第4節はホームでリールを迎えての一戦となりました。

インテルのスタメンはミリートとサラテの2トップ。
トップ下にスナイデル。モッタが中盤の底、左カンビアッソ、右スタンコビッチ。
最終ラインは左キブ、ケガから復帰のサムエルとルシオのセンターに右がサネッティ。
GKカステラッツィ。長友はユーヴェ戦で負傷、ふくらはぎを痛め欠場。
またマイコンも腿を痛めたらしく今日は両サイドバックがいつもと違います。

対するリールはイエレンの1トップ。
2列目がアザール、ジョー・コール、ソウ。
ペドレッティとマヴバがボランチの位置。
最終ラインはベリア、シェジュ、ロゼフナル、ドゥビュッシー。GKランドロー。

ゲームは立ち上がり2分になろうかというところ。
ディフェンスラインの位置からキヴが前線ミリートへ一本ロングボール。
ミリートの上手い少し浮かせたシュートは惜しくもバーを叩きゴールならず。
まずはインテルがチャンスを作るスタートに。
今日のインテルは立ち上がりはワンタッチのパスワーク、サラテのキレのあるドリブル
ミリートの裏への抜け出しなどでいい入り方をしたように見えました。
ディフェンス面でも帰ってきたサムエルとベテラン、サネッティが効いてます。

リールもボールを良く動かし、10分過ぎからインテル陣内でプレーする時間が増え
いい位置からのセットプレーやCKでチャンスを作ります。
しかし18分インテルもCKを獲得。
スナイデルの入れたボールにサムエルがヘディングシュートを決めインテル先制です。
その後、一応はインテルが主導権を持った形でしたがそれまでの勢いは少し落ち着く展開に。
今日は中盤をあまり経由しないで前線のミリートへ一本ボールを入れることが多い印象でした。
スナイデルのボールタッチが少なかったですかね。
コンディションがまだ万全ではない彼に
あまり負担をかけさせないという意図もあったのかもしれません。
あとは今日は前線がミリートだったので裏のスペースへの動き出しが上手いのと
左サイドからキヴの正確なロングフィードも考慮してのことだったのかも。
でもやはりスナイデルがボールを持って前を向くとリズムがでます。
しかし追加点を奪うには至らず。
リールも両サイドから攻撃を試みますがゴールを割ることはできません。

インテルのリードで前半終了、後半へ。
後半立ち上がりにインテルはFKからスタンコビッチがフリーだったミリートへ落とし
決定的な場面を迎えますが、何とミリートのシュートは大きく枠の外。
なんてこった~、あれは決めておかなければ!
リールもアザールの強烈なシュートでひとつチャンスを作りますがお互い得点できません。
インテルは守備は安定しているのですが
中盤でのボールタッチが少なくちょっとリズムが出ない感じでした。
スナイデルにモッタやスタンコビッチがもう少し絡んでいけば
リズムも出て攻撃に厚みがでそうだったのですが今日はその辺りがあまり見られませんでした。

しかし迎えた65分に右サイド
サネッティが素晴らしいコース取りのドリブルでエリア内に切り込み逆サイドミリートへ。
ミリートはほとんど体はゴールに背を向けた状態だったのですが
右足で難しい体制からのボレーシュート。
これが見事に決まりインテルは欲しかった追加点を手に入れます。
2点リードしたインテルに少し余裕が出てきました。
66分スナイデルをアルバレス、79分にはサラテに代えパッツィーニを投入します。
リールも攻撃の形は作るのですが、今日のインテルのディフェンスは安定しています。
中央はルシオとサムエルがほぼ完璧に制圧、サイドはサネッティが絶対に通させません。

そしてこのままインテル無失点で勝利かと思われたのですが83分
ここまでほぼ完璧だったディフェンスのミスから
後半アタマから交代出場していたデ・メロにゴールを決められ1点差に。
ゴール前への何でもないシンプルなクロスだったのですが
う~ん、例によっていつものビデオ検証してみましたが(笑)
ディフェンスの人数もちゃんといたし、集中力を欠いてたわけでもなさそうでしたし
スタンコビッチとルシオのところで対応できそうだったのですが
本当に上手い具合にすっとボールがゴール前に抜けてきて
そこにオフサイドもなくデ・メロがいて落ち着いて決めたという感じでした。

時間もまだありましたし一瞬嫌なムードになりそうでしたが
最後はミリートをオビに代え、時間も使いつつ前線でボールをキープ。
何とかインテルが2-1で勝利。
無失点とはいきませんでしたがチームにとって大きな一勝です。

今日は何といってもサネッティが素晴らしかった。
ホントどのポジションに入ってもプレーが堅実で安定していますよね。
リールの右サイドからの攻撃は一切通さなかったし
相手の動きを先読みしてしっかり蓋をし、1対1でも負けません。
攻撃では巧みなドリブルで相手選手の間を抜けゴールチャンスを演出。
90分通してプレーに波がなく高いパフォーマンスを維持し続けるのもさすがです。

それからサムエルが戻ってきたことも大きいですね。
サムエルとルシオのセンターはやはり安定感あります。
キヴはセンターがやりたいという事らしいけど、サイドの方が良さそうに見えました。
あれっ、ということは。。。長友のポジションが、ということになっちゃうんですかね[たらーっ(汗)]
それはちょっと複雑ですが2人の持ち味ってまた全然違うから
長友にはまずケガをちゃんと治してもらって、自分の一番のいいところをさらに磨く、
そして足りない部分や身につけなきゃいけないことはしっかり習得して結果を出す。
強い気持ちを持って頑張って欲しいと思います。

あと後半途中から入ったアルバレスもまずまず良かったと思います。
ゴール前でのテクニックのある切り返しや独特のリズムは
たぶん今まで出せなかった本来の彼の良さなのではないでしょうか。
ここまでは難しい場面での起用が多かったし
インテルというビッグクラブに加入して早々、自分らしさを出すのは難しかったのでしょう。
今日はリードした展開で投入され少しはリラックスして試合に入れたんじゃないかな。
アルバレスだけでなく他の新加入の選手もいい状況でチームや自分のプレーの感覚を
少しずつでも掴めれば今の苦しい状況もきっと良くなっていくと思います。

今日のこの勝利がリーグ戦でもいい材料になるといいのですが。
次節リーグ戦はアウェイでジェノアと対戦です。
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CL GS 第4節 ゲンク×チェルシー [チャンピオンズリーグ]

昨日の朝、鏡を見たら。。。
が~ん[ふらふら] 目の下にクマがぁ~[たらーっ(汗)] 一応女子なのに。。。
もともと長時間寝る方ではないのですがシーズン始まってから確かに寝不足ではありました。
うん、気をつけよう~っと[あせあせ(飛び散る汗)]

さて、それもこれもサッカーが面白すぎるのでしかたありません。
というわけで昨日は今日が休日というこもあり
気が緩んだのか帰宅後ご飯も食べず
チェルシー戦の録画チェック開始15分で寝てしまい今日お伝えするに至りました[あせあせ(飛び散る汗)]

CLグループステージも第4節を迎え決勝ラウンドに進出するチームも出てきました。
チェルシーは第3節で対戦したベルギーのゲンクとアウェイでの再戦。
このゲームで勝利すればグループ2位以内は確定。
リーグ戦ではちょっと嫌な負け方が続いているので
ここでしっかり勝っていいリズムを取り戻したいところ。

チェルシーのスタメンは前線3枚が今日は左マルダ、中央トーレス、右アネルカ。
中盤の底にはロメウ、左メイレレス、右ラミレス。
最終ラインはアシュリー・コール、ダヴィド・ルイス、イヴァノヴィッチ、ボジングワ。
GKツェフ。ランパードとテリーはベンチスタート。
この2人がベンチで並んで座っていると何か不思議な感じがありますね。

対するゲンクはヌワンガンガとボッセンの2トップ。
中盤はデブライネ、テージェール、カミュ、ブッフェル。
最終ラインはエンコンカ、ナジソン、ハイランド、パンデンボーレ。GKケテレシュ。

立ち上がりゲンクは慎重ではあるけれど第3節よりは積極的に攻めるスタートとなりました。
ホームということも大きかったのでしょう。
いいパスが通ったりチェルシーの選手のプレスを受けてもボールをキープしたりする
そのワンプレーワンプレーにスタンドからは大きな歓声と拍手が沸き起こります。
スタジアムはそう大きくありませんがとてもいい雰囲気でした。
まずはそのゲンクがチャンスを2度ほど作りいい入り方をした印象でした。

一方チェルシーはというと全然無理はしてきません。
リーグ戦で見せるような激しさもほとんどありません。
ところがやっぱり実力差はあるようで、先制したのはチェルシーでした。
26分右サイドラミレスからトーレスとのワンツーでラミレスがゴールを決め0-1。

そして38分にはマルダのクロスボールにブッフェルがハンドを取られPKの判定。
チェルシーにとってはチャンス、確実に追加点を取っておきたいところ。
いつもはランパードが蹴るのですがいないので、なぜかルイスがキッカーに。
今日のメンバーならマルダかアネルカが蹴りそうなのですが。
うん、でもまあこういうところも新しくていいですね。
ところがそのルイスのシュートはGKケテレシュがファインセーブ!
チェルシーは絶好の追加点のチャンスを逃してしまいました。
そしてこれがこの後響いてくることに。

敵地スタンフォードブリッジでは何もできず、ただチェルシーにされるがまま
実力差を見せつけられたゲンクでしたが今回は違っていました。
確かに力の差は歴然としてはいますが、
ディフェンスも最終ライン、中盤でしっかりラインを作り
ボールホルダーに対しては2人で対応
そこまで簡単にボールを奪われたり前を向かれたりするシーンは多くなかったと思います。
攻撃面でもパスも良く繋がっていたし、
チェルシーの選手からボールを奪ったりする場面もあり、かなりアグレッシブで
このゲームに向けていい準備をしてきたように感じました。

0-1のまま後半へ折り返し。
後半もゲンクは臆することなく果敢に攻め上がります。
いい準備ができていたこと、またPKを止めた勢いも大きく影響していたようです。
チェルシーはそんなゲンクのペースに巻き込まれるわけではありませんが
やはりそこまでの激しさはまだ出してきません。
そして迎えた61分ゲンクは左サイド、デブライネから同サイドを上がってきたカミュへ。
ゴール前に入れたグランダーのクロスにボッセンがダイレクトで合わせ見事ゴール!
ゲンクが同点に追いつきます。
ここまでゴールのなかったゲンクはチェルシーから得点することができました。
とてもいい攻撃でした。

それまであまりいつもの力強さや激しさを見せていなかったチェルシーでしたが
このままでいいわけはありません。
65分にはアネルカをスタリッジ、ラミレスをランパード
76分にはロメウをマタに代え勝ちに行く姿勢を強調。
だんだんとゲンクに圧力をかけてきます。
しかし今日のゲンクは簡単には崩れませんでした。
攻撃面でもサイドから上手く繋いで何度かチャンスを作っていましたし
守備面も大きく崩れることはなく
いいタイミングでインターセプトし、マイボールにする場面も何回かありました。
チェルシーは決定的なチャンスが一度ありましたが決められず。
最後まで自分たちのペースに引き戻しきれず結局1-1のまま試合終了。

ゲンクは勝利こそできませんでしたが
チェルシーというチーム相手に力の差はあっても自分たちのサッカーをすることができ
ゴールも奪うことができました。結果以上に得るものは大いにあったでしょうね。
第3節ととても同じチームとは思えません。
いいファイト、いいゲームを見せてくれました。
中でも現地で注目選手として挙げられていたデブライネはまだ20歳と若いのですが
視野が広くいいところにボールを供給できる、これからが面白そうな選手だと思いました。
もしかしたら今後、どこかまた別のリーグでお目にかかれるかもしれませんね。

さて問題はチェルシーです。
正直言って勝てたゲームだったし、そうでなくてはいけなかったでしょう。
もちろんサッカーの世界に簡単に勝てる試合など存在しないでしょうけれど。
シーズン当初はボアスどうなのかな?って思っていましたが
彼独特の思い切った采配や選手起用、新加入選手がうまくマッチして
少しずつチームが新しいスタイルで上昇気流に乗ってきた矢先
リーグ戦でつまずきちょっと雲行きが怪しくなってきました。
まだ重症とまではいきませんが、早めに嫌な流れは切っておきたいですね。

さて今日の☆トーレスコーナー☆です。
今日は先発フル出場でしたがゴールはありませんでした。
しかしラミレスのゴールをアシスト、良かったと思います。
天候が雨だったこともあり
ボールを受けた時に何度かピッチに足を取られる姿が気になりましたが
コンディションは悪くなさそうです。
今日はゲンクが良かったこととマルダ、アネルカとの絡みが少なかったかなあ?
残念ですがまたゴールは次回にお預けです。
ゴールはもちろんですが、チームに勢いを与えられるようないいプレーを期待したいと思います。

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