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CL GS 第2節 ノアシェラン × チェルシー [チャンピオンズリーグ]

遅くなりましたがCL・チェルシー戦をお伝えします。
体調が劇的には回復してくれず、なかなかゲーム観戦ができなくて
思うようにレポートが更新できず申し訳ありません[あせあせ(飛び散る汗)]

さてCLもグループステージは第2節を迎えました。
チェルシーはデンマークのノアシェランと敵地での対戦となりました。
私は知らなかったのですがノアシェランにはかつて川口能活選手が所属していたんですね。
CLのグループステージには初出場ということでした。

ホーム・ノアシェランのスタメンはトップにベックマン。
中盤2列目にジョン、ノアストラン、ロレンツェン。
ボランチにアドゥ、ストックホルム。
最終ラインはムティリガ、ルニェ、オコレ、パークハースト。GK J.ハンセン。

アウェイ・チェルシーのスタメンは最前線にトーレス。
中盤2列目に今日は左からモーゼス、オスカル、マタ。
ラミレスとランパードがボランチの位置、
最終ラインはアッシュ、ケーヒル、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。
アザールやミケル、テリーはベンチスタートとなりました。

ノアシェランのホーム戦なのですが、ホームスタジアムがUEFAの規定に満たないということで
デンマークのナショナルチームが使用するスタジアムでのゲームとなったそうです。
本来のホームスタジアムでないことや
クラブが初のCLグループステージでの挑戦ということもあってか
スタンドのサポーターからは戦う熱気、というよりはクラブの新たな挑戦を暖かく見守るような
とても良い雰囲気が感じられる試合となりました。

試合開始から5分間はチェルシーが押し込みノアシェラン陣内で一方的に攻める展開。
少し力の差は開きがあるように感じましたが、ノアシェランも徐々に落ち着き始め
ゆっくりとしたペースではありましたが前に出始めました。
ノアシェランはGKからでもロングボールは蹴らず最終ライン、ボランチとしっかり繋ぐ意識が強く
少し危ない低い位置でもとにかくボールを繋いでいきます。
しかしそのスピードが遅く、そこをチェルシーに狙われすぐにボールを失い
ピンチを招いたり、なかなか自分たちの攻撃にもっていけないようでした。
しかし14分頃から徐々にノアシェランがリズムを掴み始めシュートも撃てるようになってきました。
逆にチェルシーは相手のリズムにつきあってしまったのかプレスも甘く攻撃の回数も減りました。
しかしそんな停滞しそうだった空気を変えたのはトーレスでした。
33分、ノアシェランが低い位置(チェルシーからみれば高い位置)でボールを繋ぐ特徴を
しっかり把握していたトーレスがボールを奪うと中央ランパード、さらには
右サイドを上がってきたマタへと繋ぎ鮮やかにゴールを決めチェルシーが先制。
奪ってからシュートまでがとても早くGKも対応できませんでした。
得点してからチェルシーには攻守においてリズムが出始め、優位に試合を運びます。
前半はそのまま0-1で後半へ。

後半開始からもノアシェランのGKから繋ぐ特徴をうまく利用し
チェルシーは前から前からプレスにいき、チャンスを作り追加点を狙います。
しかしスコアは動かず前半同様、時間の経過と共にノアシェランが盛り返し
チェルシーゴールに少しずつ近づいてきました。
そして65分、ノアシェランはノアストランをティチノヴィッチ
チェルシーはモーゼスに代えてアザールを投入し互いに動いてきました。
ノアシェランは74分にも選手交代を行い勝負をかけてきました。
チェルシーはあわや失点、という場面も作られながらもツェフの好セーブや
アッシュのナイスカバーで何とか無失点で切り抜けます。
0-1のままゲームは推移し迎えた79分チェルシーに追加点が生まれます。
相手陣内の左サイドでトーレスがファウルをもらいFKを獲得。
これをルイスがポストに当てながらも直接決めチェルシーがリードを広げます。
さらに82分オスカル、アザール、マタのコンビネーションからエリア内にボールを入れると
相手DFのクリアが小さくなったところにトップスピードで入ってきたマタが冷静に流し込み3点目。
さらに点差は広がりますがまだこれで終わりではありませんでした。
89分には敵陣内・左サイドの深い位置でアザールからエリア内のトーレスへと繋ぐと
上がってきたオスカルとスイッチ、ゴールライン際まで運び最後は中央でフリーだったラミレスへ。
無人のゴールへ軽く合わせるだけ、10分の間に3点を追加する形になりました。
何とか1点でも返したいノアシェランでしたが最後までゴールは奪えず
そのまま0-4でチェルシーの勝利となりました。

まずノアシェランですが、サポーターを含めとても好感の持てるチームだと思いました。
とにかく丁寧にパスを繋ぐのが信条のようであまりロングボールは使わない印象でした。
ただそれが効果的な攻撃に繋がっていたかと言うとそうとも言い切れないのですが
次の展開を予測してワンタッチの早いリズムで攻撃できた時にはチャンスになっていましたね。
あとは右サイドからの攻撃は面白いクロスボールを入れたりしてなかなか良かったと思います。
ただGKとCB、ボランチの低いゾーンでのパスは結構危なかった場面は多かったですし
球離れが遅く攻撃に移っても時間がかかってしまい
その間にチェルシーは守備の形を作れてしまうので早い攻め、というのが出来なかったですね。
それと80分までは0-1で頑張っていたのに、最後バタバタっと失点してしまったのも
もったいなかったです。次はユーヴェとの対戦ですが頑張って欲しいですね。

さてチェルシーですが、まずまずの出来でしたでしょうか。
敵地での4得点、無失点での勝利ですから結果はとても良いものと言っていいと思います。
しかし相手チームと力の差があったことを考えれば気は引き締めないとなりません。
細かいミスがちょこちょこありましたし、
相手のサッカーに付き合ってしまう時間もあったように感じたので
例え実際対峙してみて、力の差を感じても自分たちのクオリティを落とさないようにして欲しいなと。
そのあたりから失点してリズムを崩すことも十分あり得るので
また次節以降しっかり気を引き締めて試合に臨んでもらいたいと思います。

さて☆本日のトーレスコーナー☆です

今日は重要な先制点、2点目の起点になり4点目にも絡む活躍ぶり。
本人のコンディションは決して悪くないと思います。
ゴールがなかったのは残念ですが、相手GKに止められはしましたが良いシュートはありました。
んん~惜しかったんですけどねぇ・・・
これはリーグのレベルの問題だと思いますが
このゲームではかなりやりやすかったんじゃないかと思います。
自ら仕掛けてのドリブル突破やボールキープもプレミアで見ている時よりもラクそうに見えました。
ただ彼の一番の良さを出せる場所でのボールタッチが少ないというか
そこじゃないんだけどなあ??というのも正直な感想かもしれません。
もちろんサッカーはチームプレーのスポーツですからアシスト的なプレーももちろん大切です。
でも彼の本来の仕事、となるフィニッシュすること=ゴールすること、を期待してしまいます。
あとは2列目の選手といい距離感でもっと絡みたいですね。
アザール、マタ、オスカルの3人の関係はわりと密なんですけど
その3人(2人)+トーレスというところが今はまだ繋がりが薄い感じなので
そこの関係がもっと深まっていけばきっとゴールも増えると思います。
昨シーズンとは違った重圧もあるとは思いますが良いパフォーマンスを期待したいですね。

チェルシー、CLでは次節はシャフタールとのアウェイゲームになります。
プレミアは今日これからノリッチ戦をホームで戦います。

それから少し話は変わって久々のカイト情報を・・・
一昨日ヨーロッパリーグも第2節が行われフェネルバフチェは敵地でボルシアMGと対戦。
チームは先制を許したものの2-4と逆転勝利を収め、首位マルセイユと勝ち点4は同じですが
得失点差で現在グループ2位につけています。
カイトはスタメン出場(90分に交代)71分にチーム3点目となるゴールを決めました[わーい(嬉しい顔)]
9月16日のリーグ戦で負傷し途中交代、その後2試合欠場しましたが
リーグ戦で前節は後半から出場で復帰、ELでは見事ゴール!!なんて素晴らしい!
カイトはほとんどケガしない選手なので負傷したと聞いた時は正直ビックリしましたが
(ハイライト映像しか見れませんでしたが)もうプレーには問題ないようです。
試合を観れる機会があまりないのは残念ですが今後の活躍も楽しみです[手(チョキ)]

体調が回復せず更新が滞り、皆さまのところにもなかなかお邪魔できず申し訳ありません[あせあせ(飛び散る汗)]
ゆっくりですが書いていきますので良かったらまた読んで下さいね!
いつもご訪問頂き本当にありがとうございます!

CL GS 第1節 チェルシー × ユヴェントス [チャンピオンズリーグ]

ミッドウィークからいよいよCLグループステージがスタートしました!
う~ん、気になる試合ばかりで・・・観るのが大変!です[わーい(嬉しい顔)]

グループEのチェルシーは初戦、イタリアチャンピオンのユヴェントスを
ホームに迎えての一戦となりました。
ユーヴェと言えば昨シーズンはリーグ無敗優勝、私も何度かユーヴェの試合を観ましたが
監督であるコンテさんそのままのエネルギー溢れる素晴らしいサッカーを披露、
CLの舞台から少し遠ざかっていたとはいえ、強敵であることは間違いありません。

ホーム・チェルシーのスタメンはトップにトーレス。
2列目に左からアザール、オスカル、ラミレス。
ボランチはランパード、ミケル。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。
なんと、この重要な試合でオスカルをスタメン起用してきました。
これにはちょっとビックリ、マタは??(マタはベンチスタートでした!)
ディ・マッテオ何か狙いがあるんでしょうか。

アウェイ・ユーヴェのスタメンは2トップにブチニッチとジョヴィンコ。
ピルロを中盤の底に置き2列目はアサモア、マルキージオ、ビダル、リヒトシュタイナー。
最終ラインはキエッリーニ、ボヌッチ、バルザーリ。GKブッフォン。
(コンテ監督がベンチ入りできないのが残念なのと、今シーズンからはクラブの象徴だった
デル・ピエロがいなくなり個人的にはとっても寂しい気がいたします)

立ち上がりからチェルシーが立て続けにCKを獲得しチャンスを作るスタート。
このまま勢いに乗って一気に主導権を握りたいところでしたが
さすがはユーヴェ、そのペースに巻き込まれることなくしっかり流れを断ち切ります。
チェルシーが攻め上がろうとしても高い位置でボールを奪い返し
2トップまではボールが入らないもののチェルシーの攻撃にリズムを与えません。
チェルシーはユーヴェの攻撃の起点であるピルロにオスカルをマンマークで付け
まずはピルロに自由を与えないようにしているようでした。
ディ・マッテオの狙いはこれだったようですね。
その後もどちらかがペースを掴みかけては相手が阻止する一進一退の攻防が続きます。
そしてゲームが動いたのは31分。チェルシーはスローインからアザールが中へ横にドリブル。
中央でフリーだったオスカルへと繋ぎミドルシュート。
これがボヌッチの出した足に当たり角度が変ってゴールイン。チェルシーが先制点を奪います。
さらにその2分後チェルシーは敵陣内中央でアッシュからまたもオスカルへ繋ぐと
DFを背に受けたボールをヒール気味で後ろに出し少し距離はありましたがシュート。
今度は文句ナシの素晴らしいゴールが決まり2-0とチェルシーがリードします。
このままチェルシーのペースかと思われたのですが38分ユーヴェが反撃。
左サイド・マルキージオから中央でフリーだったビダルがボールを受けDFを上手くかわしゴール。
チェルシーはあっさり失点してしまいました。前半は2-1で終了。

後半、両チームとも選手交代はなく前半同様のメンバーでスタート。
後半も一進一退の展開が続きます。どちらかの時間帯、というのにはなりにくかった印象です。
チェルシーは前半からですがパスミスが多く、そこをユーヴェに狙われる場面が目立ちました。
68分にラミレスをバートランド、74分にオスカルに代えてマタを投入。
攻守のバランスを少し変えてきました。
ユーヴェもジョヴィンコをクアリアレッラ、リヒトシュタイナーをイスラに代えて勝負に出てきました。
その後もしばらくスコアは動かず2-1のまま試合は推移し
チェルシーがカウンターからマタとアザールのコンビネーションで
ビッグチャンスを作った直後の80分。
ユーヴェは敵陣中央でマルキージオがDFラインのウラのスペースへ一本グランダーのパスを通すと
クアリアレッラが抜け出しツェツと1対1に。
冷静にツェフの股間を通すシュートを決めユーヴェが同点に追いつきます。
その後両チームとも攻め合いますが得点はなく2-2で試合終了。
チェルシーは追加点を奪えなかったばかりかリードを守りきれずのドロー。
ユーヴェは2点ビハインドからしっかり追いついての価値ある勝ち点1になったと思います。

ユーヴェ、さすがイタリアのチャンピオンチームです。簡単には勝たせてもらえませんでしたね。
前半は2トップになかなかボールが入らなかったし、ピルロがマークに付かれていたので
そこからの効果的な攻撃はできなかったかもしれませんがまず全体的にミスが少ないですよね。
失点も1点目は少しもったいなかったですが、2点目はオスカルを褒めるべきだし
崩されて失点したわけではありませんでした。
こう着した難しい状態でも相手の見せた隙を見逃さず得点できるのは視野が広いし
決定力もあるし、チェルシーは良い経験になったんじゃないでしょうか。
敵地でこれだけのパフォーマンスですから、ホームでは圧倒されそうな予感・・・[たらーっ(汗)]

そしてチェルシーですが、ん~ちょっと今日はひどかったですねぇ[バッド(下向き矢印)]
ピルロを抑えるというオスカルを起用した狙いは良かったですけど結局彼の個人技のみの得点。
とにかくミスが多かったです。パスミス、トラップミス、ポジショニング、判断。
1点目は中央のあんな位置でビダルをフリーにしてるのはありえないし
2点目もミケルのパスミスから始まりボールホルダーに対してプレスもかけず
テリーがオフサイドを取ろうとして判断ミス。
新シーズンが始まってディフェンス面の不安定さは気にはなっていたのですが
こういう難しい相手との大事なゲームでも問題点が思いっきり出た感じですね。
ボアスの時は守備なんかよりとにかく攻撃しなさい、みたいで守備がグダグダでしたけど
その時とはまた違った感じで守備が良くありませんね。
ディ・マッテオ、そのあたりはしっかりしてそうなのに、ちょっと?です。
チェルシーのDFラインはいつも高めの設定ですので仕方ないんですが
いつ、どのチームと対戦してもやはりそこのウラのスペースを上手く使われてますね。
もうちょっと何とかしなくては・・・と思いました。
まあ全部が全部良くなかったわけではないんですが、ちょっと残念な内容と結果でした。

さて、☆本日のトーレスコーナー☆ですが・・・

今日はユーヴェのDF陣に抑えられて存在感なかったですね。残念です。
まあ、トーレスだけではなく、アザールやラミレスなんかもそうだったんですけど。
まずトーレスが持っても怖くない位置でしかボールが受けられず
彼はドリブルして持ち上がるタイプではないのでDFに対応されてボールを失ってしまいますし
ゴールに近い深い位置でもらったらもらったで3人とかに普通にマークされるので
なかなか仕事させてもらえませんでした[ふらふら]
リーグ戦でも最近そういう場面は増えてきたように思いますがトーレスのボール奪取から
カウンターを仕掛けたりという良いプレーもありましたが
やはりゴールを決める、というストライカーとしての存在感が今のところ見られないのは残念です。
一度波に乗れれば・・・とも思いますがチームもまた少し若返り、メンバーも変っての
新チームですからもう少し様子を見たいと思います。

チェルシーはプレミアでは今日、ストーク戦をホームで戦います。
ユーヴェに続き難しい相手ですがここはひとつ気合を入れ直して
しっかり勝利してほしいと思います。

CL グループステージ組み合わせ決定! [チャンピオンズリーグ]

皆さんこんばんわ。
8月も今日で終わり、明日から9月ですね!

昨日書いたCLプレイオフ・フェネルバフチェ戦の記事を今日読み返したら
いつもに増して誤字・脱字・おかしな日本語・文章で・・・[たらーっ(汗)]
せっかく読んで下さったのに申し訳ありませんでした[バッド(下向き矢印)]
寝不足のため思考回路停止寸前で書いていたので・・・反省です!

と、反省させていただいたところで
今シーズンのCLグループステージの組み合わせが決定しましたね[わーい(嬉しい顔)]
う~ん、どうでしょう??やっぱり気になるのはあのグループでしょうか?

GROUP A

ポルト (ポルトガル)
ディナモ キエフ (ウクライナ)
パリ サンジェルマン(フランス)
ディナモ ザグレブ (クロアチア)

GROUP B

アーセナル (イングランド)
シャルケ (ドイツ)
オリンピアコス (ギリシャ)
モンペリエ (フランス)

GROUP C

ミラン (イタリア)
ゼニト サンクトペテルブルク (ロシア)
アンデルレヒト (ベルギー)
マラガ (スペイン)

GROUP D

レアル マドリー (スペイン)
マンチェスター シティ (イングランド)
アヤックス (オランダ)
ドルトムント (ドイツ)

GROUP E

チェルシー (イングランド)
シャフタール (ウクライナ)
ユヴェントス (イタリア)
ノアシェラン (デンマーク)

GROUP F

バイエルン (ドイツ)
バレンシア (スペイン)
リール (フランス)
BATE ボリソフ (ベラルーシ)

GROUP G

バルセロナ (スペイン)
ベンフィカ (ポルトガル)
スパルタク モスクワ (ロシア)
セルティック (スコットランド)

GROUP H

マンチェスター ユナイテッド (イングランド)
ブラガ (ポルトガル)
ガラタサライ (トルコ)
CFR クルージ (ルーマニア)


このような組み合わせ結果になりました。

毎回こういう組み合わせ必ず一つはありますがグループDだけ何かおかしいですよね[あせあせ(飛び散る汗)]
グループA・B・C・Hはわりとバンランス取れてる印象ですけど
グループE・F・Gはちょっと最後までもつれそうな気もしますね。

私が気になる出場クラブは
夏の移籍マーケットで大型補強しまくったパリSG、それから久々に出場のセルティック
あとは以前見た時に結構面白いチームだなと思ったブラガ
それとチェルシーと同じグループのノアシェラン?初めて聞くクラブなので
未知数でちょっと楽しみですね。
あともうシェヴァはいませんがディナモ・キエフがCLに帰ってきてくれて嬉しいです。
あっ、ユーヴェも気になりますねぇ~

ある程度実力差は出てくるとは思いますがやはり本戦に出場してくるクラブは
この舞台に出てくるだけの力は持っていると思いますのでタフな戦いになりそうですね!
グループステージは9月18・19日スタートです[手(チョキ)] 楽しみですね~[グッド(上向き矢印)]

さて話は少し変りますが今日が移籍マーケット最終日。
ここへきてリヴァプールに動きがありました。

スピアリング → ボルトン (レンタル)
キャロル → ウエストハム (レンタル)
それからアダムもストークへの移籍が決まりそうです。

スピアリングはボルトンで試合に出て、多くの経験を積んで
またリヴァプールでその力を発揮してほしいですね。
キャロルはちょっと残念ですね。確かにロジャーズの構想には入ってないのかもしれないけど
使いようによっては大きな戦力になるとは思うのですけどね・・・
それぞれ新天地で頑張ってほしいと思います。
そして、そのリヴァプールですがヨーロッパリーグ・プレイオフを何とか勝ち抜き
本戦に進んだようです。試合は観ていないので何ともですがとりあえず良かったです。
ちなみにEL本戦のグループリーグ組み合わせ抽選で
フェネルバフチェとリヴァプールは同じ組になりませんでした。
ホッとしたような、ちょっと観てみたかった気もするような・・・

そしてもう一つ嬉しい移籍のニュースがありましたね!
日本代表の吉田麻也選手がプレミアリーグ・サウサンプトンへの移籍が決定とのこと。
ついにプレミアに日本人CBが・・・これは本当に楽しみです。
プレミアに日本人選手が増えて嬉しいし楽しみ倍増ですね。
大きな挑戦、頑張ってほしいです!!

CL プレイオフ 2nd leg フェネルバフチェ × スパルタク・モスクワ [チャンピオンズリーグ]

CLプレイオフが終了し今シーズンの本戦出場クラブが決定しました。
今朝は寝不足覚悟で気合を入れて起床[手(チョキ)]フェネルバフチェ戦を観戦致しました。
フェネルバフチェはアウェイでの1st legを1-2と落としたものの
貴重なアウェイゴールを持ち帰り
ホームにスパルタクモスクワを迎えての一戦となりました。

フェネルバフチェのスタメンは1トップに今回はソウ。
中盤2列目に左からクラシッチ、メフメト・トプズ、カイト。
ボランチがメフメト・トパルとセルチュク・シャヒン。
最終ラインはハサン・アリ・カルドルム、エゲメン・コルクマズ、ヨボ
ギョハン・ギョニュル。GKメルト・ギュノク。
1st legからは前目の選手の起用とポジションを少し変えてきました。

スパルタク・モスクワのスタメンは1トップにエメニケ。
中盤2列目がD・コムバロフ、アリ、マッギーディー。
ボランチはロムロ、デゼーウ。
最終ラインはマケイェフ、インサウラルデ、スヒー、K・コムバロフ。
GKディカニ。

試合開始直後からアウェイのスパルタクが守備的な入りではなく
貪欲にアウェイゴールを狙いに積極的に攻めの姿勢を見せるスタート。
高い位置での早くて激しい・なおかつ人数をかけたプレスからボールを奪いにきます。
一方相手に点を与えず勝つしかないフェネルバフチェも
ホームサポーターの熱い後押しをもらってゴールを狙いに前がかりになります。
しかしゲームは6分という早い時間帯に動きました。
フェネルバフチェが相手陣内に攻め上がった後のカウンターから
スパルタクがボールの奪い合いを制し右サイドに展開。
マッギーディーからゴール前にグランダーのクロスが入るとアリが抜け出しゴール。
あっという間にスパルタクがCL本戦に近づくアウェイゴールを奪いました。
フェネルバフチェの選手は帰陣が遅くGKのポジショニングも良くありませんでした。
サイドが逆なだけで1st legと同じ形でやられてしまいました。

そして更にフェネルバフチェにアクシデントが起こります。
13分になろうかという時間帯、クラシッチが負傷しベンチに退きます。
獲られてはいけないアウェイゴールをあっさり許した上に
攻撃力の高いクラシッチを失いケガ人で交代カードをこの時間に1枚使ってしまいました。
それにに加えフェネルバフチェ側にしてみれば開始から相手に有利な笛が多く
ジャッジに相当なストレスを抱え自分たちを見失い
ゲームをコントロールする事ができませんでした。
カイトに至っては自分が関与していないプレーにも関わらず不満を露にし
ボールをピッチに叩きつけイエローカードをもらう始末。
その後もクラシッチが退いた影響もありフェネルバフチェは中盤での
相手の激しいプレスに苦しみうまくビルドアップできない時間が続きます。
そのためカイトがかなり低い位置まで降りてきてボールを受け
組み立てに参加しなくてはならず前線でタメも作れない、ソウは孤立気味
人数をかけたぶ厚い攻撃もできない、と全くいいところがありませんでした。
しかし時間の経過と共にチームは何とか冷静さを取り戻し
得点のチャンスは作れないものの前半は相手に追加点は許さず0-1で後半へ。

後半開始からフェネルバフチェが攻勢をかけ相手陣内でプレーする時間が多くなりました。
そして52分トプズからのワンタッチのパスをトパルが受け取るとミドルシュート。
相手GKがわずかに触り、惜しくもクロスバーでこれはゴールはなりませんでしたが
明らかにこのプレーからそれまでと雰囲気が一変、流れはフェネルバフチェに傾き始めました。
前半はほとんど相手にチャンスを作らせなかったスパルタクでしたが
前半からかなりの運動量でプレーしていた疲労が徐々に現れボールが持てなくなり
またフェネルバフチェがシャヒンに代えてアレックスを投入し中盤のポジションを変えた事で
それまでの守備のバランスが崩れたのか
フェネルバフチェに自陣でプレーされる時間がほとんどになってきました。
そして69分アレックスのCKからトプズが頭で合わせたボールに更にソウがヘディングシュート。
これが決まりフェネルバフチェは同点に追いつき合計スコアで1点差に迫ります。
これでゲームはわからなくなってきました。
しかしもうここまできたらスパルタクの選手たちも失点しまいと必死のディフェンス。
一方何とかまずは同点に追いつきたいフェネルバフチェでしたが
焦りとプレッシャー、疲労からか精度を欠いたパスやクロスが多く
攻めはするもののなかなか決定機を作れません。
そしてスパルタクは80分にデゼーウがこの日2枚目のイエローで退場となり10人に。
それに加えマケイェフは何度も足が攣りまともにプレーできない状態。
しかもそれまでに交代枠を使い切っておりスパルタクは実質9人での戦いに。
しかしフェネルバフチェはその有利な状況を生かしきれず、ロスタイムも6分と長かったのですが
最後までゴールを奪うことは出来ず無情にも試合終了の笛は吹かれました。
このゲームは1-1、2試合合計2-3でスパルタクがCL本戦出場を決めました。

全体的な感想としては1st legでも感じた事ですが個人の能力、チームの組織力
戦術面などを含む監督采配などほぼ全ての点で
スパルタクがフェネルバフチェを上回っていたと思います。
それと新シーズンのチーム作りの出来具合もゲームを左右する大きな要因だったと感じました。
ロシアリーグは開幕はやや早目、トルコリーグはまだ開幕したばかり。
フェネルバフチェは新監督を迎え新加入の選手も多く
チームの構築がまだほとんどできていないような印象でした。
CLプレイオフという特殊なゲームで2試合しか観ていないので
なんとも言えない部分はあるのですがまだチームがやろうとしているサッカーが
ぼんやりしているような感じですね。
逆にスパルタクはこちらも2試合しか観ていませんがチームのスタイルははっきりとわかります。
まだシーズン序盤で完成度、という言葉を使うのは早計かもしれませんが
その違いがこの結果に現れたのではないかな、と思います。
ただサッカーはいつも実力が上のチームが勝つとは限らない一面もありますから
そのあたりも含めフェネルバフチェにかすかな期待は持っていました。
しかしホームアドバンテージを生かせず
最後相手が実質9人に近い状況にも関わらず相手に耐え切られてしまったのは
まだ現時点ではCL本戦の舞台にチャレンジできる段階ではなかったと言えるかもしれません。
ただこの悔しさ・経験を生かし今後良いチームを作ってくれることを期待したいと思います。

それからカイトですが前線から最終ラインまで彼の持ち味であるスタミナを駆使し
守備に貢献していたと思いますが、前半はかなり低い位置でのプレーが多く
本来彼が生きるエリアでの仕事をさせてもらえませんでした。
後半は攻撃の起点がほとんど左サイドだったのと
そこから逆サイドに展開する回数もそう多くなかったので
インパクトのあるプレーが見られなかったですね。
今回ソウをトップ、カイトをサイドハーフに持ってきたのはアウェイゴールを
獲られないため(獲られたけど!)という意味合いもあったのかなとは思いました。
あと苛立ちを抑えきれずイエローをもらってしまったので(カイトらしくないですね!)
その後は相手選手にあまり激しくはコンタクトできなかったのは反省ですね。
それとクラシッチとは相性が良さそうだったのに彼の離脱も残念でした。
カイトがフェネルバフチェに移籍したのは出場機会を得ること
そしてCLに挑戦することが大きな理由だっただけに本人の気持ちを考えると辛いですが
今までだって何度も悔しい思いはしてきたし
その度に常に前を向いてチャレンジしてきてくれたと思いますので
それはこれからも変らないと思います。
今回の結果はとても残念ですがそういうカイトの姿勢に私は勇気をもらった気がします。

さてフェネルバフチェ、今後は戦いの舞台をヨーロッパリーグに移します。
またモチベーション上げて一つでも上へ勝ち上がって欲しいと思います。
(スカパーさん、放送よろしくお願いします!!)

さて最後に私事で恐縮ですが、秋~冬?頃から新しいチャレンジをしようと思います[グッド(上向き矢印)]
続けることが苦手でビビリ(笑)の私大きな一歩です[手(チョキ)]
いつか形になったらまたここでご報告させていただけたらと思います[わーい(嬉しい顔)]
カイトを見習って新しいチャレンジ、頑張りたいと思います!!

CL プレイオフ 1st leg スパルタク・モスクワ × フェネルバフチェ [チャンピオンズリーグ]

新シーズンのCL本戦はまだ開幕していませんが
その本戦出場権を懸け、すでに熱い戦いが始まっています。
昨日は我らが(←?)カイトが所属するトルコのフェネルバフチェと
ロシアのスパルタクモスクワのCLプレイオフ1st leg が行われました。
フェネルバフチェは敵地に乗り込んでのアウェイゲームとなりました。

フェネルバフチェは以前ジーコが監督をやっていた頃に
CLで2、3度見たことがあったと思います。
それ以降は見る機会もなくカイトが移籍してからクラブの公式サイトや
時々動画なんかを見て所属している選手の名前や顔は見てはいましたが
誰が誰か一致せず(名前も読めないし)どんなサッカーをしているチームかも
今回初めてちゃんと観ることになりました。
両チーム併せて私がちゃんと知っている選手はフェネルバフチェでは
カイトとベンチスタートでしたがユーヴェから移籍のクラシッチ
スパルタクでは以前セルティックに在籍していたマッギーディーくらいで
あとは全く知らないか何となく・・・という選手ばかりでした。

知らないなりに両チームのスタメンを・・・

ホームのスパルタクモスクはエメニケの1トップ
中盤2列目にビリャレトディノフ、アリ、マッギーディー
ボランチはラファエウ・カリオカ、ロムロ。
最終ラインはD・コムバロフ、スヒー、パレハ、マケイェフ。GKディカニ。
監督は昨シーズンまでバレンシアで指揮を執っていたウナイ・エメリ。

アウェイ、フェネルバフチェはカイトの1トップ。
中盤2列目にソウ、クリスチアン、メフメト・トプズ。
ボランチがメフメト・トパルとセルチュク・シャヒン。
最終ラインはハサン・アリ・カルドルム、エゲメン・コルクマズ、ヨボ
ギョハン・ギョニュル。GKメルト・ギュノク。
(ひぃ~カタカナ難しい~[たらーっ(汗)]覚えられるかなあ[あせあせ(飛び散る汗)]
監督は今シーズンから指揮を執るアイクト・コジャマン。

試合はホームで勝っておきたいスパルタクがスタートからかなりアグレッシブなサッカーを展開。
細かいパスを繋ぎマッギーディーのドリブルをポイントにして
サイドからクロスというのが一つチームのスタイルのようでした。
フェネルバフチェはアウェイゲームではありましたがわりとラインは高めに設定し
前へ行く時は行く、ボールを下げる時は下げる、といった感じで
がっちり守備からのカウンターという感じではなく意外とお互い攻め合う展開でした。
ただピッチが人工芝だったため前半は特にアウェイのフェネルバフチェの選手たちは
苦労していたのかボールをキープできず失う場面が多かったと思います。
そこからボールを奪ったスパルタクがテンポ良く敵陣内の深い位置まで入ってきて
セットプレーも含め何度もフェネルバフチェゴールを脅かします。
そのあたりのホームアドバンテージを存分に活かし
スパルタクがかなり優勢に試合を進めた45分の印象でした。
しかし前半は両チーム得点はなく0-0で後半へ折り返します。

ゲームが動いたのは59分。スパルタクは左サイドからコムバロフがドリブルで持ち上がり
ゴール前、DFラインとGKの間に低めの早いクロスを入れ
それをエメニケが流し込み欲しかった先制点を奪います。
しかしその6分後追う展開のフェネルバフチェが同点に追いつきます。
リスタートから右サイド、セルチュク・シャヒンからのロングボールに
前線でソウがDFに付かれながらも抜け出しヘディングでカイトへ繋ぐと
カイトがダイレクトで合わせてゴール!
相手GKが前に出すぎてしまったのと本来カイトに付くべきDFがボールウォッチャーに
なってしまいカイトをフリーにしていしまいました。
ところが貴重なアウェイゴールを奪い喜んだのもつかの間
69分スパルタクはCKを獲得。マッギーディーからのクロスにファーでフリーだった
コムバロフが左足のボレーで豪快にゴールネットを揺らし勝ち越しゴールを奪います。
その後フェネルバフチェは76分にソウをクラシッチ、
82分にメフメト・トパルをビアンヴニュ、87分にはメフメト・トプズをエルキンと
攻撃的な選手を投入し最後の10分でゴールを狙いに攻めに出ます。
しかしスパルタクもこれ以上アウェイゴールを与えることは出来ないので
失点しないためにも下がらず前に出続けます。
そして試合終了の笛が吹かれ1st leg はホームのスパルタクが2-1で勝利。
現時点では本戦出場に向けて一歩リードした形になりました。

一時は同点に追いついたフェネルバフチェでしたが
残念ながらこのゲームは落とす形になってしまいました。
ただもちろん敵地でも勝利かドローなら更に良い結果ではありましたが
ファイナルを除いてCLはホーム&アウェイの180分の戦いなので
1点差で貴重なアウェイゴールをホームに持ち帰ってのまずは前半終了というところでしょうから
まあ悪くはない結果かと思います。(ですよね!?)
おそらくコジャマン監督もアウェイでの1点差の負けくらいは想定内だったでしょうし
試合中の表情や試合の進め方、選手交代で入れた選手や時間帯なんかを見ると
2-1でもOKという感じでした。
あとはホームで逆に相手にアウェイゴールを与えることなく自分たちが得点し
勝利すれば良いということですね。まあそうは簡単にいかない気もしますが・・・
しかしトルコのチームのホームゲームはサポーターの熱気が独特で
本当にハンパない強烈なサポート力を持っていますので
そういった面も大きなプラスになると思います。
(あの異様な雰囲気は乗り込んでくる敵チームは本当にイヤだと思います)
あとは1週間しかありませんが良い準備ができるかどうかですね。
今シーズンから新監督になったということですから新たなチーム作りを始めたばかりで
少し難しい状況だとは思いますがこのプレイオフを勝ち抜いて
是非CL本戦に出場して欲しいと思います。

さて今日はスタメンフル出場だったカイトですが
貴重なアウェイゴールを決め、これで移籍してから公式戦5試合で5ゴール。
4試合連続ゴールということで・・・絶好調やーん!!
もちろん周りの良いサポートがあるからこそというものありますし
彼の持ち味であるゴール前での勝負強さが戻ってきた感じですね。
リヴァプールではサイドハーフにコンバートされてからは特に
もちろん得点力はありますが自分がゴールを決めるというよりもチームにリズムを与えたり
ストライカーに点を取らすアシスト的な役割をずっとこなしてきました。
でも彼の本来のポジションはCFです。今のフェネルバフチェでの起用され方は
彼本来のあるべき姿に戻ったというべきかもしれませんし
彼自身心機一転気持ちを切り替えてサッカーに向き合い結果を出していることを考えれば
この移籍はやはり良い選択だったのかもしれませんね。
チームも変わりましたし年齢も重ねてきましたから
今までとプレースタイルが少し変ってきているようにも感じましたが
それはそうあるべきだとも思いますし
年齢に合わせてプレースタイルを変えるのは何も悪いことではありません。
けれど変らない彼の良さもありますし
これからもまだまだ第一線で活躍してほしいと思います。
やっぱりベンチよりピッチが良く似合いますよ(あたりまえか!)

試合は負けちゃったんですけど私個人的には久々にカイトのゴールをリアルタイムで見れて
今日は一日幸せな気分で過ごせました[わーい(嬉しい顔)]
そして今日は違った思い入れが強すぎてまた長くなってしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]
最後まで読んで下さってありがとうございます!
CLプレイオフ・2nd leg は来週の火曜・水曜日(現地時間)に行われます。
フェネルバフチェは水曜日です。楽しみにしたいと思います!

CL 準決勝 2nd leg バルセロナ×チェルシー [チャンピオンズリーグ]

ついにCLも準決勝が終了しファイナルを残すのみとなりましたね!
遅くなりましたがチェルシー戦お伝えします。が、
今日の記事はとても長いので。。。スミマセン!覚悟して読んで下さいね(笑)

1st legはチェルシーがホームで1-0で勝利しバルサのホーム、カンプ・ノウで迎えた2nd leg。
チェルシーのスタメンは前線はドログバ。
中盤は5枚。左からラミレス、メイレレス、ミケル、ランパード、マタ。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ケーヒル、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。
1st legと全く同じメンバーとポジションでした。

対するバルセロナは最前線にサンチェス。
中盤はトップ下にメッシ、左イニエスタ、右イサック・クエンカ。
その後方にセスク、ブスケッツ、チャビ。
最終ラインはプジョル、ピケ、マスチェラーノ。GKビクトル・バルデス。

ゲームの立ち上がりはキックオフ直後
ハーフウェイライン付近・左サイドでのラミレスのボール奪取から
ドログバ→アッシュとテンポ良くパスを繋ぎ
ゴール前のスペースにアッシュが出したボールにラミレスが走り込み
まずはチェルシーが先に一つ良い形を作り
その直後にもメッシのパスミスからボールを奪いカウンターを仕掛けます。
2nd legはチェルシーがどのように戦うのかが注目されていましたが
やはり1st legと同様、守備からのカウンターという狙いのようでした。
先にいい形を作られたバルサでしたがやはり今日は最初からエンジン全開。
まずは2分メッシ→チャビと繋ぎ前線へ出した長めのボールにサンチェスが抜け出しチャンスを作ると
その直後にもブスケッツから中央にタテパスが入りサンチェスとメッシの短い距離でのパス交換から
最後はメッシ自らシュート。これはサイドネットで得点なりませんが早速決定機を作ります。
チェルシーは自陣でブロックを作りバルサの攻撃に対し準備はしているのですが
ちょっとしたスペースを作ってしまい、そこを通され対応もワンテンポ遅れてしまいました。
バルサはやはりスイッチが入るとゴール前までが驚異的に早いのです。

そして6分になろうかというところでアクシデントが発生。
エリア内に攻め込まれたチェルシーはサンチェスをマークしていたケーヒルが
切り返しに対応しきれず足を伸ばしてしまい腿裏を負傷。
その後暫くはプレーしていたのですが12分にボジングワと交代することに。
さらに15分過ぎ第2のアクシデントが発生。
ツェフからのロングフィードに前線でボールを受けようとしたドログバと
その対応をしたピケとバルデスの3人が交錯。ドログバとバルデスは無事でしたが
バルデスとぶつかったピケは頭を打ってしまい脳震とうを起こした様子。
一旦はピッチに戻りますが25分にダニエウ・アウベスと交代
前半の早い時間帯にお互いケガ人で一枚ずつ交代カードを使うことになりました。

そして迎えた35分バルサに待望のゴールが生まれます。
チャビのCKから一旦はクリアされた後アウベスが拾いメイレレスをかわして
左サイドでフリーだったクエンカへ。
クエンカがエリア内に低めのクロスを入れるとそれにブスケッツが合わせゴール。
これでスコアはトータル1-1。ゲームは振り出しに戻りました。
そしてその2分後この日3度目のアクシデントが発生。
ボールと関係ないところでサンチェスのマークについていたテリーが何を思ったか
背後からサンチェスに膝蹴りをお見舞い[がく~(落胆した顔)]
これによりテリーにはレッドカードが出され一発退場。チェルシーはバルサ相手に10人で戦うことに。
しかもセンターバックが2人ともピッチからいなくなってしまい
最終ラインはアッシュ、ボジングワ、イヴァノ、ラミレスという並びに
もうドログバも深い位置まで下がって必死のディフェンスです。
そして43分メイレレスのパスミスをブスケッツがカット、サンチェス→中央メッシ→左イニエスタが
完全にディフェンスラインを抜けて右足で丁寧なシュートを流し込み2-0。
正直もはやこれまでか、という思いはよぎりましたがここで諦めたら本当に終わりです。
そう、チェルシーの選手はこの苦しい状況でも諦めてはいませんでした。
前半ロスタイムの46分チェルシーは自陣でラミレス→ランパードと繋ぎ前線にスルーパス。
そこへラミレスが抜け出し落ち着いてループシュートを決め貴重なアウェイゴールを奪います。
バルサはマスチェラーノがランパードに競り負け対応が間に合わず
ブスケッツのカバーも遅れてしまいアウェイゴールを許してしまいました。
これでトータル2-2ですがアウェイゴールの差でチェルシーが一歩リードです。
前半は2-1で終了、後半へ。

どうしても点を取らなくてはならないバルサは後半開始早々メッシの浮き球のパスに
エリア内でセスクがポストになり潰れて胸で落としイニエスタのシュートで決定機を作るも
間一髪イヴァノが足を出しクリア、得点ならず。
続く47分にはエリア内でドログバにセスクが倒されPKを獲得。
しかしメッシのキックはバーを叩き絶好の得点チャンスをモノに出来ず。
その後もバルサがチャンスは作るのですが
エリア内に入れたボールはチェルシーのディフェンスに跳ね返され
シュートはツェフに防がれなかなかゴールを割ることができません。
チェルシーは一人少ない状況と一応はリードしているのでボールを奪っても
もうリスクを冒してカウンターを仕掛けることはなく(できなかったとも言えますが[たらーっ(汗)]
ドログバももう最終ラインで守備に回り後ろは5枚、
気が付けばマタと交代で出場していたカルーも下がり6枚に。
こんなチェルシーは見たことがありません。
バルサは67分クエンカをテージョ、74分にセスクに代えケイタを投入。
バルサはボールを良く動かしてはいるのですが
いつもに比べて少々パスの精度が欠けているようにも思え
いつもなら早いパス、緩いパスを使い分けて崩していく印象があるのですが
ちょっと同じリズムで攻め続けていたようにも思えました。
ただチェルシーが全員でゴール前を固めていてバルサの動きにうまく引き出されないように
ひたすら我慢のディフェンスを続けていたので難しい部分はあったかと思います。
そして得点のないまま時間は過ぎ
81分メッシから右アウベス→中央サンチェスへマイナスのクロスでゴール。。。!
かと思いきやオフサイド。
その後もバルサがエリア内にボールを入れてはチェルシーがただクリアするの繰り返し。
89分ルーズボールからのマスチェラーノの強烈なミドルもツェフがセーブ。
攻め続けるバルサですがゴールを決められないまま迎えたロスタイムに思いもよらない出来事が。
アッシュがエリア内でクリアしたボールにドログバに代わって途中出場していたトーレスが
がら空きの前のスペースに抜け出し独走!!
バルデスを冷静にかわし最後は無人のゴールへ流し込み
ファイナル進出を決定づける得点を奪いました。
残り時間バルサも最後まで攻め続けましたがゴールを割ることはできず
試合終了の笛が吹かれ2試合合計2-3でチェルシーが決勝へのチケットを手にしました。

チェルシーはケーヒルがケガで抜け、攻守で要のテリーがレッドでピッチから姿を消し
(イヴァノはセンターを出来るのですが)急造のディフェンスラインに数的不利で
一時はどうなるかと思いましたが。。。
気持ちが折れることなくこのゲームでも数少ないチャンスをモノにし最後までよく守り抜きましたね。
ミケルとメイレレス、カルーの守備にはかなりヒヤヒヤさせられましたし
ボジングワのCBにもかなり不安でしたが何とか耐えてくれました。
今日もラミレスとランパードのラインからの得点でしたね。
あと、トーレスも最後よく決めてくれました[手(チョキ)]
トーレスが交代で入った時正直この状況で彼を入れてどうするんだろう!?
と、ちょっとビックリしましたし彼自身ちょっとゲームに入れてなかったから心配でしたが
ディ・マッテオ監督やるなあ、って感じです。
数的不利でも決してチャンスがないわけではないし、アウェイゴールという武器もある
チェルシーの選手たちのこれまで積み重ねてきた経験と
逆境にも決して負けない気持ちと意地みたいなものをすごく感じたゲームでした。

決勝ではテリーはもちろん、累積でキーマンのラミレス、イヴァノ(この3人は痛すぎる[ふらふら]
メイレレスも出場できませんし、ルイスやケーヒルもケガの具合が気になるところです。
ベストメンバーでは臨めませんがここまできたらビッグイヤーを獲るしかないでしょう!!
ということで不安もありますがチェルシーの底力に期待したいと思います。
そして決勝を戦う相手ですが。。。実はまだ知りません!
皆さんの方が先にご存知かと(笑)今からチェックしたいと思います[わーい(嬉しい顔)]
決勝は5月19日ドイツ・ミュンヘンで行われます。その日を楽しみに待ちたいと思います!

今日の記事はいつもに増して長くなってしまい本当に申し訳ありません[あせあせ(飛び散る汗)]
これでも短くしたのですが(←本当か?)最後までお付き合い頂きありがとうございました。
これに懲りずまた読んで下さると嬉しいです。
皆さまいつも本当にありがとうございます。

CL 準決勝 1st leg チェルシー×バルセロナ [チャンピオンズリーグ]

2011-12シーズンも残すところあとわずか。
リーグ戦はもちろんのこと、CLもいよいよ大詰めを迎えております。
過去にもいろいろあったこの対戦も注目の1st leg が終了。
最終的にはどんな結末が待っているのか。。。今から緊張してしまいますね!

チェルシーのスタメンは前線は中央ドログバ。
少し下がり目に左ラミレス、右マタ。中盤はランパード、ミケル、メイレレス。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ケーヒル、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。

対するバルセロナのスタメンは前線は中央メッシ、左セスク、右サンチェス。
中盤はイニエスタ、ブスケッツ、チャビ。
最終ラインはアドリアーノ、マスチェラーノ、プジョル、ダニエウ・アウヴェス。
GKビクトル・バルデス。

前半立ち上がりはバルサのゆっくりとしたボール回しからスタート。
チェルシーはバルサがボールを持つと全員が自陣に引いてスペースを消し
相手選手とある一定の距離を保ちプレスをかける位置を限定して対応。
準々決勝の1st legでミランがバルサに対して行ったのとほぼ同一の戦い方です。
チェルシーの今日のプランはバルサのボール回しに食いつかず我慢して
ボールを奪う位置を決め、そこからのカウンターという狙いだったようです。
しかしバルサ相手に90分ゼロで抑えながら得点するというのは非常に困難なミッション。
チェルシーの選手がどこまで集中力を切らさず我慢が出来るかが大きなポイントとなりました。

まずは8分過ぎ、バルサは敵陣内でイニエスタとメッシのパス交換から
サンチェスがディフェンスラインのウラのスペースへ抜け出しループシュート。
これは惜しくもクロスバーで得点にはなりませんでしたが
相手が自陣でしっかり守備ブロックを作って準備していても一瞬のタイミングを逃さないのはさすが。
早速のピンチに冷や汗もの、チェルシーは助かりました。
チェルシーは10分、イヴァノのロングスローから混戦の中でチャンスができそうでしたが
シュートを撃つまでには至らず。
バルサはアウェイゲームということもあるのか決して無理はしてきませんが
ある瞬間攻撃のスイッチを入れ一気にゴール前までもっていきます。
16分過ぎにはメッシがドリブルでエリア内に進入、左サイドからイニエスタがシュート。
これはツェフがセーブするも弾いたボールに今度はセスク。
しかしうまくミートできずバルサは絶好のゴールチャンスを逃してしまいます。
チェルシーはプラン通りカウンターからチャンスを作りたいのですが
やはりバルサのボールキープ力が高くなかなかマイボールにすることが出来ません。
ボールを奪う位置がかなり自陣の深い場所なのと
全員が自陣に引いているのでマイボールにしても速攻というわけにはいかず
またバルサの選手もすぐに人数をかけて奪い返しにくるので思い通りに攻めに転じられません。
カットするのが精一杯で繋ぐ、という動作ができません。オフサイドも多かったですね。
42分には逆にバルサがカウンター、またしてもメッシのドリブルからセスクが定機を作ります。
しかしこれは間一髪アッシュがクリアしゴールならず、本当に危ないシーンでした。
何度かピンチを迎えたチェルシーでしたが前半ロスタイムの47分でした。
自陣の高い位置でランパードがメッシからボールを奪うと左サイドを上がってきたラミレスへ。
ラミレスがそのまま持ち上がって逆サイドのドログバへグランダーのクロス。
ドログバが左足でのダイレクトシュートを決めチェルシーが先制点を奪いました!
前半はそのまま1-0で終了、後半へ。

前半から降っていた雨がかなりキツめになってきました。
後半も前半と同様、バルサがボールを持ちチェルシーは自陣で守備からのカウンター。
その構図は変わりません。ただバルサも少しずつ攻撃のテンポを上げてきました。
チェルシーもCKのチャンスは一つ作るのですが得点には結びつかず。
得点できた安心感も手伝い、集中力が切れてきたのかだんだん守備面でもミスが増えてきました。
後半も一応見た目はバルサがペースを握り、決定機も作りますが今日はゴールが遠い様子。
チェルシーの出来がそこまで良いというわけではないのですが
いまひとつバルサがいつもの自分たちのリズムに乗り切れないというか、そんな感じでした。
両チームにゴールが生まれないまま時間だけが過ぎていきます。
バルサは66分サンチェスをペドロ、78分にセスクに代えティアゴを投入、
チェルシーは74分にマタに代わりカルーがフィールドインしました。
そして迎えた86分、バルサはメッシのFKからプジョルがヘッドで後ろへすらし
そこへティアゴも飛び込み(ボールタッチしていたのか不明ですが)
決定的な場面を作るもツェフが素晴らしい反応でセーブ!これも得点ならず。
そして終了間際の92分右サイドでメッシ→ブスケッツと繋ぎメッシへリターン、
テリーがクリアしシュートは撃てなかったのですが流れたボールに最後は逆サイドのペドロ。
しかしペドロのシュートはポストに嫌われ跳ね返りにダイレクトでブスケッツが合わせるも
大きく枠を外れてしまいゴールならず。
そして試合終了の笛が吹かれ1st leg は1-0とチェルシーがバルサにアウェイゴールを許さず
ワンチャンスに決めた1点を守りぬき(かなり危なかったですが[たらーっ(汗)])勝利。
プラン通りゲームを運び結果も出しました。

何だかこのゲームではいつものバルサらしさが感じられなかったですね。
何というかリズムに乗り切れなかったというか、決定機も多く作ってはいたのですが
バーやポストに嫌われちょっとツキもなかったかもしれません。
チェルシーが90分間相手に惑わされることなく我慢強く自分たちのプランを遂行し
バルサのペースにもっていかせなかったのが大きかったのかなと感じました。
チェルシーは90分間よく守り抜きましたね。そしてワンチャンスをモノにした。
ミスもあったし何度も決定的な場面は作られましたが
まさにバルサに勝つためのサッカーをやりきった、という感じでしょうか。
今回は守備重視のサッカーだったのでマタが全然活きなかったのと
中盤は枚数を増やして対応していましたがメイレレス、カルーあたりは
やはり攻撃的な要素の強いプレイヤーなので守備の不安定さは目立ちましたが
最終ラインが本当によく守りました。
ルイスがケガで欠場したので正直ケーヒルは不安だったのですがよくやってましたね。
アッシュもあわや失点かという場面をよく防いだし
そしてやっぱりテリーが中央でドンと構えていてくれるのでそれだけで安心感が違いました。
的確なポジショニング、読み、カバーリング、闘志、やっぱりすごい選手です。
テリーもケガでコンディションは決して万全ではないのですが
それでもあのパフォーマンスは本当に素晴らしいと思います。
それから前線でのドログバの働きもやはり今のチェルシーにとっては必要だと感じましたし
多くの経験を重ねたベテラン勢の底力やどうしてもビッグイヤーを獲りたい、
という彼らの強い意志を感じることのできたゲームだったように思いました。
まだカンプ・ノウでの2nd legが残っていますからどうなるか全くわからないですが
いいファイトを期待したいですね。楽しみです。

本来は昨日この記事を更新する予定でしたが少し疲れが出たのか体調を崩してしまい
最後まで書ききれずUPするのが今日になってしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]
たくさんのご訪問頂いていたのに申し訳ありません。
いつも読んで下さって本当にありがとうございます。皆さまのご訪問、心から感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

CL 準々決勝 1st leg ミラン×バルセロナ [チャンピオンズリーグ]

さてさてCL準々決勝からもう一試合、とても楽しみにしていたミラン×バルサ。
ようやく先ほどチェックいたしました。
もしもチェルシーがbset4 に進出した場合
この2チームのどちらかと対戦することもあり、と~っても気になっておりました。

ホーム・ミランのスタメンはロビーニョとイブラの2トップ。
中盤はトップ下にボアテンク、左セードルフ、右ノチェリーノ、アンカーにアンブロジーニ。
最終ラインはアントニーニ、ネスタ、メクセス、ボネーラ。GKアッビアーティ。

対するアウェイ・バルセロナは前線はイニエスタ、アレクシス・サンチェス。
中盤はトップ下にメッシ、左ケイタ、右チャビ、アンカーはブスケッツ。
最終ラインはプジョル、ピケ、マスチェラーノ、ダニエウ・アウヴェス。GKビクトル・バルデス。

まず開始2分でした。
ミランはバルサ陣内の高い位置でセードルフがボールをカットしそこからボアテンクがシュート、
ピケがブロックに入りこぼれたところをイブラが落として今度はロビーニョがシュート。
これは浮いてしまい多きく枠を外れますが
ミランのいきなりのビッグチャンスからゲームはスタート。
しかしその直後からバルサも早速反撃開始。
左サイドからメッシがドリブルで持ち上がるとエリア内の面白い位置にマイナスのクロス。
得点には繋がりませんでしたが開始からワクワクする展開です。
5分にはバルサがメッシの突破からいい位置でFKを獲得。
メッシがキッカーを務めますが軸足を滑らしてしまい、ボールは面白い場所には落ちたのですが
これもゴールには結びつきません。今日もサンシーロのピッチは滑るようです。

ミランはバルサに自陣の深い位置までボールを運ばれてもほとんどプレスはかけず
ある一定の距離を保ち、ゴール前は人数をかけて守ります。
90分のスタミナを見据えてなのか、プレスにいってかわされることを恐れたのか
わりとバルサに自由にボールを持たせていました。
15分にはバルサがFKのサインプレーから
サンチェスが決定機を迎えますがこれもゴールには至りません。
前半は完全にバルサペースでゲームが進み、ミラン陣内で延々とバルサの攻撃が続きます。
ミランは我慢強い守備から数回でしたがカウンターでチャンスをつくるという試合運びでした。
前半は両チーム得点は無く0-0で後半へ。

無得点で迎えた後半も両チームとも前半と大きく内容は変わりませんでした。
ただミランは変わらず守備重視ではありましたが前半よりはディフェンスラインを高くし
攻撃の意識は見られるようになりました。
チャンスはバルサの方がやや多かった気はしますがミランが少し攻撃的になったことで
前半のような完全なバルサペースではありませんでした。
時間の経過と共にメッシがボールに触る回数が減り、またピッチ状況が悪く
なかなか自分たちの思うようなサッカーが出来ないバルサはストレスを感じ始めているようでした。
ミランは52分にロビーニョが負傷しシャーラウィと交代した後
66分にはボアテンクをエマヌエルソン、75分にはこれも負傷と思われますが
ここまでよくバルサの攻撃を阻止してきたネスタが下がりメスバーがフィールドイン
交代枠を使い切ります。
バルサは65分にイニエスタをテージョ、76分サンチェスをペドロと交代出場させ
アウェイゴールを奪いたいところ。
そして迎えた87分、バルサは右サイドでメッシとダニエウ・アウベスとのパス交換から
またもや決定機を迎えますがメッシのシュートはアッビーティが阻止、
こぼれ球にテージョのシュートもかなりの決定的でしたが本当にギリギリのところで
アントニーニがスライディングでブロックしゴールならず。そして試合終了。
両チーム得点は無く0-0のスコアレスドローで2nd leg へ折り返しになりました。

90分間攻め続けるも最後までバルサにはゴールが生まれず彼らにしてみれば
納得いく内容でも結果でもなかったとは思いますが、ミランが我慢強く守りきりましたね。
ミランとしてはバルサにアウェイゴールを与えなかったという点では
思い通りの展開だったと思いますが2nd leg はカンプ・ノウですから
ホームで得点できなかったことがどう響いてくるかが気になるところではありますし
かなり難しいゲームになりそうですが、アッレグリ監督の采配・ミランの戦いに期待したいですね。
結局ゴールを奪えなかったバルサでしたが、相変わらず恐ろしい攻撃力ですね。
ミランがあれだけゴール前に人数を揃えて固めていてもその状況でパスが繋がるし
セカンドボールもしっかり拾える、一度上手くいかなくてもすぐに修正できて
連続してゴールを狙えるというのはやっぱりすごい。
それから選手間の意思疎通が統一されているからよりゴールに近づく回数が本当に多い。
私的には感心しっぱなしの90分でした。
しかし0-0だっただけに2nd leg がよりいっそう楽しみになりました!
今からワクワクしてしまいます[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]

CL 準々決勝 1st leg ベンフィカ×チェルシー [チャンピオンズリーグ]

もう随分暖かくなりましたね!3月も終わりです。
今週は体調不良のため更新を怠ってしまいました[たらーっ(汗)]
シーズン終盤にきて疲労は隠せないようです(←何の疲労??)
気を取り直してまたゆっくり書いていきますね。

さてCLも気がつけばもう準々決勝。
今シーズン、チーム作りが難航して調子を落としていたチェルシーも
何とかbest 8に残ってくれています。
1st leg はベンフィカのホームでの対戦となりました。

チェルシーのスタメンは前線センターにトーレス、
左ワイドにカルー、右ラミレス、トップ下の位置にマタ。
ボランチはミケルとメイレレス。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ルイス、パウロ・フェレイラ。GKツェフ。
チェルシーはリーグ戦、FAカップ、CLとかなりタイトなスケジュールなため
ディ・マッテオ暫定監督になってからかなりターンオーバーしてゲームに臨んでいます。
それにしてもパウロ・フェレイラの起用には久々過ぎてちょっと驚きました。

対するベンフィカはカルドーソの1トップ。
中盤はブルーノ・セーザル、アイマール、ガイタン。ボランチにハビ・ガルシア、ヴィツェル。
最終ラインはエメルソン、ジャルデウ、ルイゾン、マキシ・ペレイラ。GKアルトゥール。

前半は両チームともかなり慎重な入り方でした。
ベンフィカはホームアドバンテージを活かしもちろん勝利して2nd leg へ折り返すのが理想ですが
あまり前に出すぎてチェルシーにアウェイゴールを許すことはしたくない。
チェルシーはとにかく負けなければ良いのでこちらも失点は避け
どこかでチャンスがあればアウェイゴールを持ち帰ることができれば、という
お互い点を取ることは重要だけれど、とにかく失点だけはしたくない
という思いが伝わってくるような入り方でした。
10分を経過した頃からベンフィカがゆっくりとエンジンスタート、少し前に出始めましたが
それに対しチェルシーは一貫して慎重な姿勢を保ち、アッシュとフェレイラの両サイドも上がらず
最終ラインでゆっくりボールを回したり
高い位置でボールを奪っても急いで攻めることはありませんでした。
1、2度サイドからラミレスのスピードを活かし仕掛ける場面はありましたが
あまり攻撃しようという意思はチーム全体から感じられませんでした。
ベンフィカも時間の経過と共に徐々にペースは上げてはきましたが
そこまで積極的に攻めることは無く
前半はとにかく失点しないことを両チームが重視しての試合運びでゲームは動かず
0-0で後半へ折り返しました。

後半は立ち上がりからベンフィカがかなりアグレッシブになり点を取りにきました。
47分、ベンフィカはマキシ・ペレイラのロングスローから
ゴール前セカンドボールをカルドーソがダイレクトでシュート。
決定機を迎えますがルイスがいいポジションを取っており体でブロック、得点ならず。
その後もベンフィカが攻める時間が続きます。
チェルシーは前半と変わらず守備を重視し、ディフェンスラインは高い位置を保ちつつも
リスクを冒して自分たちから攻撃を仕掛けることはしませんでしたが
ベンフィカが前がかりになってきたことでカウンターがしやすくなりました。
そして66分、ベンフィカはCKからの流れで再び決定的な場面を迎えます。
ガイタンからのクロスにジャルデウがドンピシャのタイミングでヘディングシュート。
しかしこれはツェフの正面。またしてもゴールならず。
ベンフィカはサイドから、中央から、仕掛けてシュートまでは持ってはいくのですが
最後の精度の部分でなかなかゴールを奪うことができません。
69分にはアイマールをマティッチ、ブルーノ・セーザルをロドリゴに代えて勝負をかけてきました。
しかし迎えた75分。チェルシーはカウンターからラミレスが右サイドを突破。
タテに長い距離を駆け上がります。一度はベンフィカのディフェンスに引っかかりますが
持ち直しフォローにきていたトーレスへ。
トーレスがマッチアップしていたジャルデウを振り切り
エリア内中央に上がってきていたカルーにラストパス。
これにカルーがきっちり合わせゴール!チェルシーはアウェイゴールを奪うことに成功しました。
残り15分ベンフィカの攻撃は続きますがチェルシーはマイボールになった時は
出来るだけ高い位置までボールを運びうまく時間を使い
自陣に入られた時には集中した守備でベンフィカの攻撃をことごとく跳ね返します。
ロスタイムは5分と長く一瞬ヒヤリとさせられる場面もありましたがそのまま0-1で試合終了。
チェルシーは貴重なアウェイゴールを手にし無失点での勝利
一歩リードした形で2nd leg へ折り返す事が出来ました。

ベンフィカは人もボールも良く動いてワンタッチのパスがリズム良く繋がり
いい攻撃の形は作れていたのですが最後までチェルシーの守備を崩せませんでした。
今日は最終ラインはテリーがいたのでかなり安定していたと思います。
(取られなかったけどハンドがありましたが~[あせあせ(飛び散る汗)] ミケルも[たらーっ(汗)]
ルイスも軽いプレーはなかったし気合が入っていましたね。
アッシュのロスタイムの一瞬オウンゴールかと思われたシーンは冷えましたけど
今日はもう守備重視でしたね。
心配だったフェレイラも最後足攣ってボジングワと交代したけど頑張ってたし
チーム全体がどう戦うのかが90分通して意思統一できていたのが良かったんじゃないでしょうか。

さて、久しぶりの☆今日のトーレスコーナー☆ですが~

今日は先発フル出場、ゴールはありませんでしたが貴重なアウェイゴールをアシストしました。
ディフェンスを振り切ってカルーへのラストパス、あれはいいボールでしたね。
今日はチーム全体が守備重視でしたから得点するチャンス自体は多くありませんでしたが
トーレスも前からしっかりディフェンスしてましたし
このゲームで何をしなくてはいけないのかを理解し、それをこなしていたと思います。
このゲームでもそうでしたし、ここ最近のトーレスはサイドに流れてプレーすることが多いですね。
あとちょっと気になるのはすこ~し体が重そうに見えるのですが。。。気のせいかなあ??
プレミアも残すところあと8試合、CLもFAカップもありますが早く彼のゴールが見たいですね。

チェルシーは今週末プレミアではアストン・ヴィラとアウェイで対戦、
ベンフィカとの2nd leg は4月4日ホーム、スタンフォードブリッジで行われます。
楽しみです!

CL 決勝R1回戦 チェルシー×ナポリ 2nd leg [チャンピオンズリーグ]

敵地での1st leg を3-1とスコアでも内容でもナポリに上回られ
不利な状況で2nd leg をホームで迎えたチェルシー。
プレミアリーグの第27節でヴィラス・ボアスが監督を解任され
現在はコーチを務めていたディ・マッテオさんが暫定監督としてチェルシーを指揮しています。
ボアス解任後はFAカップのバーミンガム戦、プレミアでのストーク戦と公式戦では2連勝。
CLは全く別物ではありますがその流れは活かしたいところ。

今日のチェルシーのスタメンはドログバの1トップ。
中盤2列目にラミレス、マタ、スタリッジ。ボランチにランパードとエッシェン。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ルイス、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。
1st leg ではケガで欠場していたテリーが最終ラインを統率します。

対するナポリは最前線にカバーニ、ワイド左にラベッシ、右ハムシク。
中盤はスニガ、ガルガーノ、インレル、マッジョ。
最終ラインはアロニカ、カンナヴァーロ、カンパニャーロ。GKデ・サンクティス。
ほぼいつもの固定メンバーで臨みます。

前半はとにかく得点を取らなくてはならないチェルシーが攻める立ち上がり。
ボディコンタクトも球際も激しく、気合は十分。ホームアドバンテージも活かしたいところ。
しかしナポリも有利な状況での第2戦なだけに変な気負いは無く、落ち着いた入り方でした。
決して無理はしませんが安定した守備から状況を判断して攻撃のスイッチを入れ
豊富な運動量、スピードを活かし序盤からシュートチャンスを何度も作ります。
前に出る気持ちは感じるものの、なかなかシュートまで持っていけなかったチェルシーでしたが
29分、敵陣内左サイドからラミレスがゴール前へ入れたクロスに
ドログバが飛び込み頭で合わせゴール。チェルシーが先制、まずは1点を奪います。
得点が入ってからナポリも少し積極的に動き始め、ゲームは激しさを増してきました。
チェルシーはその後もサイドからスタリッジ、マタなどからのクロスでチャンスを作りますが
ナポリの集中した守備に阻まれ追加点は奪えません。
ナポリは36分マッジョが負傷のためドッセーナと交代しました。
前半は1-0のまま推移し後半へ。

そして後半開始早々の47分でした。チェルシーはCKを獲得。
ランパードからのクロスにマークを上手く外しニアに飛び込んだのはテリー。
テリーのヘディングシュートが決まり2-0。チェルシーが突破条件である2点目を奪いました。
このまま無得点で終わると敗退が決まるナポリは一気に前に出て押し込み始めます。
そして55分ナポリはチェルシー陣内の左サイドからドッセーナがクロスボール。
一旦はテリーがクリアしますがそのボールにインレルが強烈なミドルシュート。
これが上手い具合にブロックに入ったチェルシーの選手たちの足の下を抜けていきゴール。
ナポリが貴重なアウェイゴールを奪いました。これでチェルシーは最低でももう1点、
勝つにはそれ以上のゴールが必要になりました。ナポリが一歩リードです。
チェルシーは61分にスタリッジを下げてトーレスを投入。
ドログバと2トップのような形にしてきました。
ナポリも何度となくカバーニを狙って前線にボールを入れてきますが
その度にテリーが跳ね返し、ツェフも含め最終ラインは安定していました。
そして迎えた75分、チェルシーはCKを得るとランパードの入れたクロスを
エリア内でドッセーナがハンドで止めてしまいPKを獲得。
これを確実にランパードが決めて再び合計スコアで追いつきます。
その後は両チーム一進一退の攻防が続きゲームは延長戦にもつれ込みました。

チェルシーは95分にマタをマルダ、98分にはやはりケガの影響なのか
ここまで最終ラインを統率し
チームにエネルギーと安定感をもたらしていたテリーがベンチに下がり
右SBにボジングワを入れ、センターはルイスとイヴァノで残り時間戦うことになりました。
ここまで何とかフルエネルギーで戦ってきたチェルシーも消耗が激しく
徐々に足が止まり始め中盤も空いてきました。
しかし105分でした。ナポリ陣内でラミレスが右サイドを突破しドログバへと繋ぐと
ドログバがエリア内へマイナスのクロス、それに合わせたのはフリーだったイヴァノ。
イヴァノのシュートは見事ゴールネットを揺らしついにチェルシーが勝ち越しに成功。
ナポリはイヴァノとファーにいたトーレスもフリーにしてしまっていました。
ナポリは延長の後半開始時にハムシクをパンデフ
110分にはアロニカをバルガスに代えて何とかゴール奪おうとしますが
リードしたチェルシーはうまく時間を使って時計の針を進めます。
最終ラインももう上がってきませんし、エッシェンも深い位置に下がり
前線ではドログバが持てる体力、テクニックを駆使してナポリを自由にさせません。
そして試合終了。このゲームは4-1、合計スコアは5-4でチェルシーがBset8 進出を決めました。
1st leg は完敗で大きなビハインドを背負いながらも経験と底力を見せつけ見事に逆転勝利。
本当に熱い戦いを見せてくれました。

監督が代わったことは戦術面以外にも
選手たちが気持ちを切り替えるきっかけにはなったの確かだとは思いますし
120分緊張感の漂うゲームの中にも以前よりは
チーム全体の動きは自然でスムーズだったように思いました。
ナポリはチームとしての完成度は高く攻撃力はもちろん脅威ではありましたが
セットプレー時の対応が不安定で高さという部分でもチェルシーというチームと対峙した時には
ウィークポイントになってしまっているようでした。
チェルシーはゲームを進めていく中でそれを感じ取り
自分たちにプラスにしていったのも大きかったと思います。
そしてテリーが復帰したことで最終ラインが安定し
第1戦で好き放題やられていたカバーニのウラへ抜ける動きもかなり対応できていたと思います。
以前の圧倒的に強いチェルシーが戻ってきた、というのとは違いますが
やはり経験を積んだ選手たちがここ一番というところで底力を見せたという事だと思います。
両チームとも本当に高い精神力・集中力を持って戦ってくれた素晴らしいゲームでした。
ナポリは残念ながらここでCLの舞台からは姿を消しますが本当にいいチームでした。
そしてチェルシーは準々決勝でベンフィカと対戦が決まりました。
どんな戦いを見せてくれるか。。。楽しみです。

さて久々の☆本日のトーレスコーナー☆ですが。。。

今日はベンチスタート、63分からスタリッジに代わり出場。ゴールはありませんでした。
一度決定的なチャンスがありましたがゴールには至らず。
フィジカルの問題なのか、メンタルの問題なのか、両方なのかはわかりませんが
動きにキレがないというかどの試合でも大切な瞬間のボールタッチが延びてしまい
チャンスを作りきれないプレーが目立ちますね。
もちろん全てが良くないわけではありませんが、彼の仕事はゴールを決めること。
それが出来ないというのは辛いですね。本人も現状には当然苦しんでると思います。
何とか自信を取り戻してまた輝いてほしいのですが。。。
このコーナーで早く皆さんにいいご報告ができることを祈りつつ見守っていきたいと思います。

というか、今日寝すぎて記事にするのがまたこんな時間になってしまいました。
また生活がおかしくなってます[たらーっ(汗)]
いくら休みでも朝5時とかに寝るのはやめた方がいいですね(笑)

それからサッカーと全然関係ないですがウチのサクラ、芽が出てきました!



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