SSブログ

セリエA 16節 チェゼーナ×インテル [セリエA]

インテルはようやく少し調子を取り戻してきたでしょうか?
第16節はアウェイで長友の古巣、チェゼーナとの対戦となりました。

今日のインテルのスタメンはミリートとパッツィーニの2トップ。
中盤は左からコウチーニョ、モッタ、カンビアッソ、サネッティ。
最終ラインは長友、ラノッキア、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。
徐々に現時点でのメンバーは固定されてきましたが
どうも両サイドハーフだけ試合毎に変え、まだ思案中のようです。

対するチェゼーナは前線にエデル、ムトゥ。
中盤はカンドレーヴァ、バローロ、グアーナ、チェッカレッリ。
最終ラインはラウロ、ロドリゲス、フォン・ベルゲン、コモット。GKアントニオーリ。

意外と言ってはなんですが、立ち上がりから両チームかなり積極的に攻め合う展開。
チェゼーナはインテル相手でも引いて守るのではなく真っ向勝負の姿勢。
そのうちインテルが主導権を掴むのかな、と思いましたが
時間が経過してもチェゼーナの攻撃的な姿勢は変わりません。
スタートから両チームとも運動量も多くスピードもあり、なかなか面白い展開になりました。
チェゼーナってこんな攻撃的なチームだったかな?と思わせるくらい積極的で
大げさではなく前半はインテルと互角と言えるほどの戦いぶり。
実際シュート数もインテルより多かったし、前線からの守備もしっかり行っていました。

しかしインテルも今シーズンはどこか選手間の意思疎通が上手くいかず
なかなかいいリズムでゲームを進められなかった印象でしたが
今日はなんだろう、今までピッチ内に漂っていた不穏な空気というか
停滞していた流れがスムーズになったような感じで
チーム全体の動きとして良くなったように思いました。
前半はほとんど落ち着くような時間帯はなく、スピード感溢れる45分、
両チーム得点はなく0-0で後半へ折り返しです。

インテルは後半からコウチーニョに代えてオビを入れてきました。
今日、コウチーニョ自体は良かったと思ったのですが戦術的な采配でしょうか。
しかし選手交代を行ったせいか、前半のようないいリズムは少し出づらくなってしまいます。
両チームとも基本的にはゲームプランは変えていないようでしたが
前半飛ばしすぎたせいか、後半は少々落ち着く展開になりました。
一応はインテルがボールを持っている時間も攻めあがっている場面も多かったし
シュートまでもっていってはいましたがそれは相手に脅威を与えるものではありませんでした。
逆に回数は少なかったけれど、チェゼーナの方がインテルをヒヤッとさせる場面は作っていました。
しかし63分でした。インテルは相手陣内の左サイドで長友がファウルをもらいFKを獲得。
マイコンが上げたゴール前へのクロスにラノッキアが頭で合わせゴール。
インテルはセットプレーから先制点を奪うことができました。
チェゼーナはラノッキアにほぼフリーで撃たせてしまいました。

その後もゲームのテンポはそれほど激しいものではなく
インテルは中盤ではよくボールが回り相手陣内でプレーする時間は多かったのですが
相変わらず相手を脅かすようなシュートを撃つ場面は作れません。
チェゼーナは選手交代も行い、得点に結びつきそうなシュートチャンスも作るのですが
インテルの体を張ったディフェンスに阻まれゴールを割れません。
ゲーム残り10分くらいはチェゼーナが最後の攻撃にでますが結局得点はできず
0-1で試合終了。インテルは敵地で勝利、3連勝となりました。

後半は前半ほど良くなかったですが、やっと少しインテルらしくなってきたでしょうか?
直前のジェノア戦でも感じましたが
メンタルの部分でだいぶ安定してきたのかなという印象です。
どの選手も動きが増えてきたように思いますし、テンポよくボールも回り
徐々に形ができているように思います。
パッツィーニやミリートが下がり目で一旦ボールを収め
そこから一度中盤へマイナスのボールを送り左右に振って攻撃を仕掛ける、
という場面がよく見られました。
ただそこからなんですよね。サイドからのクロスや中央からグランダーのパスで
前線に上がったパッツィーニやミリートにもう一度ボールを預けた後
もう少しサイドからのオーバーラップや2列目からゴール前に何人か入ってきての
ぶ厚い攻撃というんでしょうか、そういうのが欲しいですね。
ミリートとパッツィーニの2人だけだと相手もディフェンスを固めてるので
なかなか単発では突破は難しいように思いました。
チームの連動性が出てくればゴールは近づきそうです。
あと、スナイデルはまだ戻れないようですが、ケガ人も復帰してきていますし
今日も途中出場でプレー時間は約10分くらいと少なかったですが
フォルランは前線で効果的な動きをしてくれそうです。
彼のコンディションが上がってきたら面白くなりそうですね。

さて長友ですが今日も左サイドバックでフル出場。
まずまず調子は良さそうです。一時期の迷いみたいなのがない感じでプレーしていますね。
攻撃も積極的ですし、今日は守備でもいい働きをしていたと思います。
気持ちは十分前を向いていると思いますし、前回も書きましたが
周りをよく見てプレーするようになってきたんじゃないでしょうか。
あとはやはりプレーの質を上げていってほしいですね。
トラップの精度、クロスの精度、シュートの精度。。。まあいろいろです。
チームの順位もようやく上がってきましたし、年内をいい形で締めくくれるように
次のレッチェ戦もしっかり勝って欲しいと思います。
nice!(10)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 11節 延期分 ジェノア×インテル [セリエA]

昨日は今シーズン初のおでんを作り、相変わらず目分量の味付けにも関わらず
奇跡的に美味しくできた(?)のに満足し
その後インテル戦をチェックしていたら開始からわずか10分で寝てしまいました
そんなわけで更新が今日になってしまいましたがインテル戦をお伝えしたいと思います。

さてインテルですが、前節のフィオレンティーナ戦では
パッツィーニと長友のゴールで無失点勝利。
今回は悪天候のため延期となっていた11節のジェノア戦をアウェイで戦いました。

今日のインテルのスタメンはミリートとパッツィーニの2トップ。
今日は左サイドハーフにサンプドリアから移籍してきたポーリが入りました。
ポーリはインテルデビューゲームです。
右にはファラオーニ、中はカンビアッソとモッタ。
最終ラインは長友、サムエル、ルシオ、サネッティ。GKジュリオ・セザル。
マイコンは大事を取って今回は休養のようです。

対するジェノアはゼ・エドゥアルドの1トップ。
中盤はコンスタント、メルケル、ヴェローゾ、ロッシ。
最終ラインはモレッティ、カラーゼ、ダイネッリ、グランクヴィスト、メスト。GKフレイ。
今日は攻撃で大きな役割を担うパラシオがケガのためいないようです。

ゲームは立ち上がりからスピーディでテンポのあるスタート、
両チーム共に運動量が多いスタートになりました。
ジェノアはホームではありましたがまずは守備から、という入り方でした。
一方インテルは今日がインテルデビュー戦のポーリや
ここ数試合スタメンのファラオーニはモチベーションが高くかなり積極的。
それに今日は特にカンビアッソが中央でよくボールを受け、
前を向いて速いテンポでいいところにボールを捌きチームにいいリズムを与えていました。
守備でも最終ラインは安定していましたし、中盤でもボールを奪い
全体的にインテルのペースでゲームは進みます。
新しい選手はいたものの
今日のインテルは今シーズンの中でもかなりいい方の試合運びだったと思います。
前半はシュートチャンスは何度かありましたがジェノアが人数をかけて
集中した守備を続けていましたのでゴールは割れず0-0で後半へ。
逆にジェノアはほとんど攻める場面は作れませんでした。

後半からインテルはファラオーニに代え久々のアルバレスを投入。
後半も前半と変わらず、インテルが主導権を握りゲームをコントロールします。
しかしゴール前はジェノアが人数をかけた守備で固めているのでスペースはなく
なかなかゴールチャンスを作るには至りません。
ジェノアもカウンターで攻めたいところでしたが、セカンドボールが拾えず
マイボールになっても途中でインテルのディフェンスに引っかかり攻め切れません。
お互い決め手を欠いてゲームはなかなか動きません。
ジェノアは時間の経過と共に攻撃的な選手交代を行いますがあまり効果は現れず
インテルはポーリに代えてオビを投入準備します。
しかしオビ投入直前の67分でした。
相手陣内中央でカンビアッソ→右サイド、アルバレスへと繋ぎ
アルバレスがゴール前に左足で丁寧で柔らかいクロスを上げると
逆サイドで合わせたのは何と長友。
長友のキレイなヘディングシュートはゴールネットを揺らしました。
ジェノアはマークに付くはずのメストが長友をケアしていなかったようでした。
長友のゴールでインテルは先制、
そして得点したことでそれ以前よりもチームが活気づいてきました。

失点したことでそれまで引いてチャンスを窺っていたジェノアも
中盤はやや前がかりになってきましたが、今日のインテルはとても安定しています。
やはり簡単に前には進めません。
インテルは結局得点した後、予定通りオビを投入
また81分にはミリートに代え
ようやくケガから戦列に復帰してきたフォルランをピッチへ送り出します。
前線でフォルランがポイントになってボールを受け、
追加点がとれそうではありましたがその後は得点はなく
ロスタイムにジェノアが最後の猛攻に出ますが長友やセザルのファインプレーで得点を許さず
0-1でインテルが勝利。リーグ戦連勝となりました。

対戦相手ジェノアの状況もあったと思いますが
今日のインテル試合内容はまずまず良かったんじゃないでしょうか。
今シーズンここまでチーム全体がかみ合わない試合続いていたのと
実力は申し分ない選手たちなのですがどこか自信なさげでギクシャクしツキもなかった印象でしたが
今日はメンタル的な部分でとても安定していたように思いました。
焦りがなかったというか。落ち着いたゲーム運びだったと思います。
ただ前線の2人が得点を取れていないのが気にはなりますね。
前節くらいからだったでしょうか、
パッツィーニがかなり下がってきてボールを受けてポイントになる場面が増えてきているのですが
そこからがなかなか前を向けないというかシュートまで持っていけないのです。
シュートまでいってもGK正面とかが多いですかね。
少しシンプルすぎるのかな??
でもフォルランも戻ってきましたし今日の彼の動きを見ていると
前線でいいアクセントになりそうですし、ミドルや決定力もありますからちょっと楽しみですね。

さて今日は長友のゴールが決勝点となり勝利したわけですが
あのゴールの瞬間「えっ!?あれ長友やん!」というのが私の正直な感想でした(笑)
しかも決勝点なんて。。。驚きです。本当に貴重なゴールを決めましたね。
今日は何か自信を持ってプレーしているように見えました。
以前に比べて周りも良く見ているし、前へ向かう姿勢がプラスの方向に動いていますね。
何か迷いなくプレーしていたように思います。
あまり褒めすぎてもいけませんが(笑)いいんじゃないでしょうか。
まあでもまだまだですね。頑張ってもらいたいです。

そして今日本ではクラブワールドカップが行われていますね。
今日はバルサのゲームがありましたが、今から早速チェックしたいと思います[るんるん]
まだ全く試合内容も結果も知りませんので楽しみに。。。

そして最後になりましたがいつも記事を見て下さっている皆様本当にありがとうございます。

皆様のところになかなかお邪魔できず、
頂いたコメントへの返事も遅くなってしまい申し訳ありません。
それにも関わらず、いつもご訪問下さりnice!とコメントを頂き心から感謝しております。
また頑張って書いていきますので今後ともよろしくお願いいたします。



nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 15節 インテル×フィオレンティーナ [セリエA]

前節ウディネーゼにホームで敗戦、CLでもCSKAモスクワにホームで負けと
今シーズンまだまだ苦しい状況が続くインテルですが
第15節はフィオレンティーナをホームに迎えての一戦となりました。

今日のインテルのスタメンはミリートとパッツィーニの2トップ。
中盤はコウチーニョ、カンビアッソ、モッタ、ファラオーニ。
最終ラインは長友、サムエル、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。
やっとマイコンとルシオがケガから復帰してきました。
サネッティは前節のイエロー2枚の退場で出場停止です。

対するフィオレンティーナは前線にはジラルディーノとリャイッチ。
中盤はバルガス、ラッツァーリ、ベーラミ、ムナーリ。
最終ラインはバスクアル、ナターリ、ガンベリーニ、デ・シルベストリ。GKボルツ。

立ち上がりからインテルはコウチーニョからのスルーパスにパッツィーニが抜け出し
チャンスを作るなど今日はスタートからかなり積極的にゴールに向かいます。
一方フィオレンティーナも受身ではなく慎重ではありますが前へ前へと押し上げます。
しかし今日のインテルはどの選手もゴールへの意識が強く
やはりマイコンやルシオも高い位置に上がってきます。
長友も長い距離を走り攻撃に絡んでシュートを撃つなどかなり意欲的です。
しかしあと一歩のところで得点には結びつかずゲームは無得点のまま進みます。
ところが前半41分左サイドで長友とコウチーニョのパス交換から
コウチーニョが前線のパッツィーニへクロス。
DFとGKの間にワンバウンドしたボールにパッツィーニがうまく入り込み
ワンタッチの技ありシュート、これが決まりインテルが先制点を奪います。

そして1-0とインテルのリードで迎えた49分。
インテルは相手陣内でコウチーニョがボールを奪い
パッツィーニからインサイドを上がってきた長友へ。
長友がエリア内に進入し相手DF2人に寄せられますが何とか踏ん張り
バスクアルがクリアしようとしたボールが長友に当たりそのままゴールイン。
当たったのは長友の太ももか腰あたりでしょうか。
少々ラッキーだったかも知れませんが、とにかくゴール。1点は1点です。
長友の特徴から生まれた得点でしたね。

ミスから痛い失点をしてしまいリードを広げられたフィオレンティーナは52分
サリフという若い選手をピッチに送り出します。
すると中盤の底にポジションを取ったサリフがよくボールに触りワンタッチで捌くと
それまでよりフィオレンティーナにリズムが出るようになり
前線のジラルディーにもチャンスになるボールが入り始めました。
しかし不調とは言えインテルの守備はそう簡単には崩せません。
その後インテルは2点のリードがあったからか
ラニエリは今のインテルに一番良いシステムと選手の組み合わせを探るべく選手交代を行います。
61分にはコウチーニョをムンタリ、64分にはミリートに代えサラテ投入。
やはりどの形がいいのかまだ模索中なのでしょうか。
一方フィオレンティーナも選手交代は行いますがあまり目立った効果はなく
その後両チームともに得点はなく2-0で試合終了。インテルの勝利となりました。

今日はフィオレンティーナがあまり調子が良くなかった感がありましたが
インテルはサネッティが不在だったけれど
マイコンとルシオというインテルに欠かせない主力選手が戦列に復帰。
ラノッキアも成長しているとはいえ、やはりルシオとサムエルのセンターバックは安心感があります。
マイコンもまだ万全ではありませんが彼がいるといないとでは全然違います。
そしていつもはトップ下の位置に入ることが多いコウチーニョが
今日は左サイドハーフで起用されていて、同サイドの長友といいコンビネーションを見せていましたし
パッツィーニともいい感じでした。以外と中よりサイドの方がいいのかな?
あとは最近右サイドハーフに入っているファラオーニもアグレッシブで
今のこのチーム状況に以外と自然に馴染んでますし
本当に少しずつですが前進はしてきてるのかもしれません。
とはいえ、チームが一気に波に乗るにはまだまだ時間が掛かりそうな印象です。
でも今は一試合一試合、チーム全員でしっかり戦う以外にないですよね。

今日の長友は周りの選手とよくコミニュケーションをとっていて
みんなも彼の特徴を生かすような状況を作ってくれていたと思います。
今日は本当に良く左サイドの高い位置で長友を使ってくれていたんじゃないでしょうか。
ゴールもマークしましたし、彼もまたまだまだこれからですね。
自分の持ち味を出すことをためらわずもっと全面に押し出してもいいのかもしれません。
チームメイトも長友の長所を、長友も周りの選手の特徴を理解して
プレーしていけたらチーム状態もきっと今より良くなると思います。
熱い心と冷静な判断力、常にチャレンジする姿勢を持って頑張ってほしいと思います。

今週はミッドウィークにもゲームがあって延期になっていたジェノア戦をアウェイで戦います。
ここからまた勝負です。連勝して今後に弾みをつけてほしいですね。

nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 14節 インテル×ウディネーゼ [セリエA]

今シーズン相当厳しいスタートになってしまったインテル。
リーグ戦ここ2試合は難しいゲームでしたが連勝し
順位も一時は17位くらいの位置いたものの現在12位まで上がってきました。
14節はホームに3位と好調のウディネーゼを迎えての一戦となりました。

インテルのスタメンは今日はミリートとパッツィーニの2トップ。
中盤は左からアルバレス、カンビアッソ、モッタ、ファラオーニ。
最終ラインはキヴ、サムエル、ラノッキア、サネッティ。GKジュリオ・セザル。
長友は今日はベンチスタート。マイコン、ルシオ、スナイデル、フォルランなど
相変わらずケガ人が多くまだ復帰してきません。

対するウディネーゼはディ・ナターレの1トップ。
中盤はアンカーにピンツィを置きその前にアルメロ、アサモア、トルジェ、イスラ、バスタ。
最終ラインはフェロネッティ、ダニーロ、ベナティア。GKハンダノヴィッチ。
ウディネーゼはここまで12試合消化して15ゴールで失点はわずかに6。
やはり上位にいるチームというのは失点も少ないようです。

さてゲームですがウディネーゼはある程度インテルにボールを持たせて
まずは自陣でしっかり守備ブロックを作り
ボールを奪ったら前線のディ・ナターレを狙ってインテルのディフェンスラインの裏に
ボールを出してチャンスを作るプランのようでした。
わりと狙いははっきりしていたと思います。
一方インテルはボールは保持しているし、ボール回しも以前よりは良くなってきているのですが
前線のミリート、パッツィーニにボールが入ってもそこからの展開というのが
ウディネーゼの堅い守備に阻まれゴールに近い場所でシュートを撃つまでには至りません。
パッツィーニの1トップよりはターゲットが増えるので
ポイントはできるのですがそこからの2人の連係は見られません。
今日も得点が遠そうです。
そして今日はピッチのいたるところで選手が滑りまくっていました。
ピッチコンディションは良くなさそうです。
前半は0-0で後半へ折り返し。

後半からラニエリはまたまた大胆な選手交代を行います。
アルバレスに代わって長友を投入。しかもアルバレスが入っていた左サイドハーフにもってきました。
ゴールライン際の深いところまで入っていく長友の特徴を活かそうというところでしょうか。
ちょっと意外でしたけど、アリですよね。
しかしウディネーゼは後半に入り前半よりも積極的に前に出てくるようになりました。
もちろん守備もしっかり行います。
インテルは長友を入れたのはいいのですが62分に
ここまでわりといい働きをしていた右サイドのファラオーニが
疲労のためかサラテと交代することになり長友はこの時点で右サイドバックにポジションを移し
最初のラニエリの作戦が実行される前にまたプランが変更になりました。
時間が進むにつれミリートにもパッツィーニにもボールが入らなくなりサラテも効果がありません。

そしてゲームが動いたのは73分でした。
ハーフウェイライン付近からアルメロが前線ディ・ナターレへ。
交代出場していたフローロ・フローレス、さらにその右側に上がってきたイスラへと繋ぎ
イスラがゴール左隅へと叩き込み、ついに均衡が破れました。
ウディネーゼは狙い通りの得点です。
とにかく点を取りにいかなくてはならなくなったインテルはキヴに代えスタンコビッチを投入。
ところが85分になろうかというところ。
サネッティがエリア内に侵入してきたアサモアに対してファウルの判定を受けイエローカード。
なんとこの日2枚目、退場になってしまいました!
インテルはサネッティという大きな戦力を失い10人になった上にPK。もう絶対絶命です。
ところがディ・ナターレのPKをGKジュリオ・セザルがファインセーブで阻止!
なんとか最悪の流れだけは断ち切りました。インテルこれはまだいけるかも。
すると87分過ぎにエリア内でミリートが倒され今度はインテルがPKを獲得!
なんという展開でしょう。とにかくこれを決めれば敗戦だけは免れることはできそうです。
蹴るのはパッツィーニ。
しかし。。。なんとパッツィーニは軸足を滑らせ蹴ったボールは大きく枠を外れてしまいました。
ゲーム開始から特にパッツィーニが蹴った側のピッチはみんな何度も足を取られていました。
それがこの大事な場面で起きてしまうなんて。。。
パッツィーニはショックでしばらく立ち上がれませんでした。

その直後PKを献上したフェロネッティがPK失敗にもかかわらず
おそらく判定に意義を唱え2枚目のイエローカードをもらい退場することになり
最終的には10対10にはなりましたがそのまま0-1で試合終了。
インテルは痛い敗戦となってしまいました。

インテル苦しい戦いはまだ続きそうですね。
少し自分なりに考えてみたのですが
とにかく今シーズンはスタートが悪かったのがまず一番だと思います。
慣れないシステムに安定しない選手起用でチームは迷走。
ガスペリーニ監督は解任されラニエリに交代。
ガスペリーニ構想で獲得した選手とそれまでいる選手とをどう組み合わせてチームを作るのか
いくら経験豊富とはいえ時間のない中でラニエリ監督は大変だと思います。
今シーズンのインテルはこう、というスタイルが感じられません。
以前のインテルはまず確実な形があって、そこから引き出しがたくさんあったように思います。
そして選手のほとんどがその選手の良さを上手くピッチ上で表現できていません。
それぞれの選手の特徴が活かされないまま試合だけが進んでいるという印象です。
後はケガ人が多すぎます。
インテルはチームの結束力もメンタルも強くて底力もあるチームだと思いますので
何とかこの苦しい時期を乗り切ってもらいたいと思うのですが。。。

さて長友は今日はベンチからのスタートでしたが後半アタマからの出場でした。
コンディションは悪くないと思います。
今日は左サイドハーフでスタート、選手交代に伴って次に右サイドバック
さらに最後には左サイドバックと3つのポジションをこなしました。
右サイドハーフでのプレー時間は17分ほどで入った直後はラニエリから受けた指示を
しっかり実行しようとしていましたがチャンスには結びつかず残念でした。
最近現地の評価も厳しいみたいですが、これは他の選手にも言えることで
その選手の特徴を活かせるようなチーム作りが難航しているのも大きいと思います。
昨シーズンはレオナルドも周りの選手も長友の長所を上手く活かしてくれていました。
中でもスナイデルはそのあたりよくわかっているので彼がいないのも長友にとっても
チームにとっても大きいですよね。
もういませんがエトーやハルジャも長友をよく使ってくれていました。
新加入選手とのコミニュケーションが上手くいってくれるといいのですが。
お互いがお互いのためにプレーする、ということができれば長友にとっても
チームにとってもいい方向に向かうように思います。
そうなるためには長友自身ももっとプレーの質
周りの選手がどうすれば気持ちよくプレーできるのかを読み取る力というか
そういう部分を上げていかないといけませんね。
頑張ってほしいと思います。



nice!(5)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 13節 シエナ×インテル [セリエA]

今日から12月ですね。
12月のわりに暖かいのであまり実感わかないんですけど
今年も残すところあと一ヶ月。頑張っていきたいと思います。

遅くなりましたが今日はインテル戦をお伝えしようと思います。
前節は私事の試験の関係で記事にできなかったのですが
ホームでカリアリと対戦し2-1で勝利。
CLも決勝ラウンド進出を決め、少し安定の兆しが見えてきたインテル。
13節はシエナとアウェイでの対戦となりました。

インテルのスタメンは前線中央にパッツィーニ、左サラテ、右アルバレス。
中盤はモッタがアンカー、その前にカンビアッソとスタンコビッチ。
最終ラインは左からサネッティ、サムエル、ラノッキア、長友。GKジュリオ・セザル。
スナイデル、マイコン、ルシオなどはケガのため欠場です。

対するシエナはラロンドとカライオの2トップ。
中盤にマンニーニ、ダゴスティーノ、ガッツィ、ブリエンツァ。
最終ラインはデルグロッソ、テルツィ、ロッセッティーニ、ビティエッロ。GKブルキッチ。
シエナは2部からの昇格組で現在11位のチームです。

立ち上がりからホームのシエナが積極的に前に出てきますが
インテルもアウェイとはいえ、これ以上勝ち点を取りこぼすわけにはいきません。
やはり受身ではなく攻める姿勢でスタート。
時間の経過と共にインテルのボールポゼッションが高まりシエナは守備の時間が続きます。
ただシエナとしてはこうなることは想定済み。
最終ライン、中盤としっかりラインを作り組織だったディフェンスでインテルにスペースを与えません。

インテルは左はサラテ、右はアルバレスと長友から突破口を探しますがシエナはかなりの堅守。
ここまでしっかり守備ができるチームもそうないと思いました。
全員がすごい集中力です。
特に左サイドのサラテは完全に封じ込められている感じでした。
ボールはインテルが持っていたのですが押し込まれる、というわけではありませんでした。
逆にシエナはカウンターやスローインからゴールチャンスを作ります。
前線のラロンドとカライオがいい動きで得点の可能性を感じさせます。
前半はシエナの堅守が光り0-0で後半へ。

後半からラニエリは思い切った選手交代を行います。
前半うまく機能しなかったサラテとアルバレスに代えカスタイニョスとオビを投入。
かなり大胆な采配ですね!ちょっと驚きました。
しかし2人を入れたのはいいのですが、さほど変化は作れずシエナの堅守は崩せません。
中央からなかなかボールを入れられなかったのでしょうか。
サイドからの攻撃を何度も試みるのですが上手くいきません。
やはりこういう時にスナイデルがいれば違ったアクセントがつけられるんでしょうね。
それに後方からぐんぐん中央を上がってくるルシオも今日はいません。

シエナは回数は多くはないながらも得点の可能性はありました。
しかし64分、負傷があったのかそれまでいい働きをしていたカライオを、
体力的なところか74分にはラロンドも下げ
代わって入った選手もFWの選手でしたが少しにドロー狙いに近い感じになってきました。
一方インテルは81分にカンビアッソに代えミリートを入れてパッツィーニ2トップに。
ミリートが入ったことで前線でポイントがひとつ作れるようになりました。
しかし相変わらずシエナの堅い守備は崩せません。
両チーム無得点のまま時間だけが過ぎていきます。
しかし89分でした。左サイド、サネッティから中央モッタ、タテにカスタイニョス。
カスタイニョスが半身で右足ワンタッチ、体を反転させながらもう一度右足でのシュート。
これが見事に決まりついにインテルにゴールが生まれました。
90分間ほぼ完璧だったシエナの守備が最後の最後で崩れてしまいました。
カスタイニョスに付くべきマークがほんの一瞬ずれてしまいました。
そしてインテルがこの1点を守りきり0-1で勝利。リーグ戦連勝となりました。

さて長友ですが今日は右サイドバックで先発フル出場。
CLのトラブゾンスポル戦ではケガから復帰したてで不安定でしたが
今日見ている限りではコンディションはかなり戻ってきているようです。
いつもの長友に戻りつつありそうです。
右サイドでアルバレスとの連携という部分ではまだ回数やってないので
今日はいまひとつ合っていなかったけれど、まあこれからでしょう。
頑張ってほしいですね。

あとやっぱりサネッティがすごかったなあ。
最近サネッティのプレーに釘付けです。
そう言えば、スタンドでサポーターが
“ZANETTI 4EVER” というバナーを掲げてましたが
(サネッティの背番号4とかけてるんですね~、何かイイ)
彼なら本当に永遠に活躍しそうですよね。

ここからのインテルの巻き返しに期待したいですね。
次節はホームでウディネーゼと対戦です。


nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 10節 インテル×ユヴェントス [セリエA]

イタリアダービー、インテル×ユヴェントス、やっとチェックできました。
衝撃の(←大げさ!)録画ミスでお伝えするのが今日になりました。
試合が重なるとよくやります[たらーっ(汗)]

さて、それはさておき今シーズンのユーヴェは好調です。
ここまで8試合を戦って4勝4分、まだ負けがありません。
一方インテルは2勝4敗2分、成績もチーム状態もいいとはやはり言えません。
両チームのここまでは対照的と言える中でのビックゲームとなりました。

ホーム、インテルのスタメンはサラテとパッツィーニの2トップ。
トップ下にスナイデル。左オビ、右サネッティ、アンカーにカンビアッソ。
最終ラインは長友、キヴ、ルシオ、マイコン。GKカステラッツィ。
ジュリオ・セザルはやはりケガのようです。復帰にはちょっと時間がかかりそう。

ユーヴェはマトリの1トップに
2列目がブチニッチ、マルキージオ、ビダル、ペペ。中盤の底にはピルロ。
最終ラインはキエッリーニ、ボヌッチ、バルザーリ、リヒトシュタイナー。
GKはブッフォン。

ゲーム立ち上がりは両チームものすごい集中力で緊張感漂うスタートに。
まずはインテルが何度もゴール前でチャンスを作ります。
ここ最近は選手間の意志疎通がうまくいかず
組み立ての部分でかみ合わなかった印象の強かったインテルですが
今日はそういう場面がなく、まずまずいい入り方をしていたと思います。
一方ユーヴェはとにかく前線からの早く激しいプレスを徹底し
ボールを持ったインテルの選手に考える時間を与えません。
ゴール前まで運ばれても人数をかけて堅い守備、チーム全員がかなりのハードワーク。
これを崩すのは容易ではないな、という印象でした。

試合開始からインテルの時間帯が続いていましたが
12分、ユーヴェはインテル陣内で中央マトリから右サイド、リヒトシュタイナーへ。
ゴール前に入れたグランダーのクロスにダイレクトでマトリが合わせシュート。
一度はカステラッツィがセーブしますがこぼれ球をブチニッチが蹴りこみ0-1。
ユーヴェが先制点を奪います。
長友サイドからの仕掛けで、あのクロスは何とか止められなかったのでしょうか。
股の間を通されたか結果的に通ったかはちょと判断しかねますが
とにかくゴール前に通され
しかもインテルの最終ラインの選手はみんなボールウォッチャーになってしまい
後ろからマトリが入ってくるのに気付いていないようでした。

その直後からそれまでとは一変、ユーヴェがインテルゴールを脅かすシーンが続きます。
しかしインテルも失点直後は少し動揺しリズムを崩していましたが
除々に落ち着きを取り戻し再び攻め始めます。
そして28分サネッティから右サイドスナイデル、縦へマイコン。
そのままマイコンが強烈なシュートを放ちゴール。インテルは同点に追いつきます。
マイコンのシュート、最後はボヌッチに当たってコースが変わり
ブッフォンにとっては悔しい失点となりました。

インテルが同点に追いつき勢いが出てきたかと思ったのですが、そのわずか5分後でした。
今度も右サイドからリヒトシュタイナー→ブチニッチ→中央マルキージオと繋ぎ
マトリとのワンツーでマルキージオがシュート。見事なゴールを決め1-2。
ユーヴェが再びリードを奪います。
センターのキヴがマルキージオにつり出され、その空いたスペースを突かれてしまいました。
そのスペースを長友がカバーするべきだったのか難しいところですが
ユーヴェが素晴らしい攻撃を見せた得点シーンでした。

1-2で後半へ折り返し。
後半アタマからラニエリはサラテに代え、カスタイニョスを投入。
かなり思い切った采配ですね。う~ん、どうなんだろう?
開始直後はそのカスタイニョスにボールを集めインテルが攻撃に出ますが
インテルの心臓部であるスナイデルのマークがきつく、だんだん前を向けなくなってきます。
激しさも増し、ファウルも増えてきました。
後半はユーヴェがリードしていたこともあってか
ユーヴェが追加点のチャンスを伺いながらもしっかり守備をしてゲームはこう着状態に。
インテルは堅いユーヴェのディフェンスを崩せません。
すごい集中力です。誰もサボっている選手はいません。

インテルは63分にオビをスタンコビッチ、78分にはスナイデルをアルバレスに代え
何とか流れを変えようとしますが選手交代も上手く機能しません。
スナイデルはやはり完全なコンディションではないのと
何度も激しく削られ少し足を痛めたかもしれません。
ユーヴェは攻撃的な選手交代を行いながらも、変わらず集中力の切れない堅い守備を維持し
インテルの攻撃を阻み、跳ね返し続けます。
そんなユーヴェの戦いぶりにゆるぎない自信を感じました。
そして試合終了。
後半はどちらも得点はなくそのまま1-2でユーヴェの見事な勝利。
インテルは更に厳しい状況へと追い込まれることになりました。

今シーズンのユーヴェは強いですね。首位にいることがこのゲームを見てもよくわかります。
変わりましたね、ホント。素晴らしいチームだと思います。
ピルロが結構自由にボールを捌けて、2列目の選手がものすごい運動量で攻撃を拡大していくのと
徹底した守備意識でインテルに簡単に前を向かせませんでした。

さてインテルですが。。。そこまで内容は悪くありませんでしたが
全ての部分においてユーヴェが今の時点では上回っていたという印象です。
まず一番の問題点はおそらくセンターバックと最終ラインの守備時の連係ではないでしょうか。
本来のセンターバックはルシオとサムエルかラノッキアなのですが2人ともケガで離脱。
そこをキヴが埋めているわけですが、マイコンとルシオはいいのですが
ルシオとキヴのコンビネーション、それに伴い長友との連係が上手くいっていないように思います。
おそらく今日のユーヴェはそこをわかってたんじゃないでしょうか。
だから(インテルの)左サイドから崩されたのかもしれません。

それから新加入の選手がチームに馴染めていないのもひとつ。
確かにガスペリーニ前監督の構想で獲得した選手も多いでしょうから
それを引き継いだラニエリ監督は大変だと思います。
一定しない選手起用とシステムでスタートが悪すぎて
新しい選手がいい形でシーズンを始められなかったことも大きいでしょう。
彼らの特徴がまだ上手く引きだされてないし、チームにうまくマッチしていません。

あとはスナイデルのコンディションが万全ではないことでしょうか。
しかし彼がいないとチームとして成り立たないのはどちらにしても問題アリですよね。
う~ん、難しいです。

長友ですが今日も左サイドバックで先発フル出場。
攻撃面ではいいタイミングでオーバーラップして攻撃参加していましたが
ちょっと守備面では今回はユーヴェに完全にやられていたかなあ。
何か長友らしくない、というか。
それかユーヴェが上手かったとも言えるかもしれませんが。。。
1対1での場面というよりは空いたスペースのカバーができてなかった気がします。
最初は長友個人が良くないのかな、と思って見ていたのですが
最終ライン全体の問題であるような気がします。
さっきも書きましたがルシオ、キヴのセンターの慣れないコンビーネーションで空くスペースを
長友がどうカバーするか、また長友がそのカバーに入ってできたスペースも誰が
どうカバーするのかという問題も出てきますよね。
逆にルシオとサムエルがセンターの時は長友がサイドで抜かれたとしても
中でカバーしてくれてた記憶があります。
その辺りがうまくいけば失点も少なくなるし、そこからマイボールにできると思うのですが。
もちろんもっと高い位置でボールを奪って
サイドバックが後方から攻撃参加できればもっと良いのでしょうけど
やはり最終ラインとGKの関係が安定しないことには思い切って攻められないですよね。
まだまだいろんな面で問題山積みのインテルです。

とは言え、今チームも長友も苦しい時期だと思いますがここを何とか乗り切って
また成長していって欲しいと思います。
足りない部分を肌で感じ、何をプラスしていかないといけないのか
実力差を思い知らされるのもいい勉強です。
そんな事であきらめるような選手ではないし、きっと力をつけてくれると思いますので
下を向かずに頑張ってほしいと思います。

とりあえずはCL、リール戦ですね。
いい結果が出せるように気持ちを切り替えて臨んで欲しいと思います。


nice!(8)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 9節 アタランタ×インテル [セリエA]

今週セリエAはミッドウィークにもリーグ戦があり
インテルはアタランタとアウェイでの対戦となりました。

アタランタは8節を消化した時点で15位。
ただ八百長疑惑により今シーズンはマイナス6ポイントからのスタートでしたので
その6ポイントをプラスで考えるなら上位にいるであろう
ここまでの戦いぶりで侮れないチームです。

今日のインテルのスタメンはミリートとサラテの2トップ。
トップ下にスナイデル。中盤の底はスタンコビッチ、左カンビアッソ、右サネッティ。
最終ラインは長友、キヴ、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。

ホーム、アタランタはデニスの1トップに
2列目ボナベントゥーラ、マキシ・モラレス、スケロット。
ボランチにはパドイン、チガリーニ。
最終ラインはペルーゾ、ルッキーニ、カペッリ、マジエッロ。GKコンシッリ。

立ち上がりはインテルがワンタッチの早いパスワークで積極的に攻撃を仕掛けるスタート。
しかし右サイドでは気にならなかったのですが
左サイドでチーム全体が高い位置に押し上げてきた際に
サラテやスナイデルなどと長友がポジションが重なるシーンが何度かあり
いい形でフィニッシュまで持っていくことができません。

逆にアタランタはしっかりとした守備からリズムを作りそこから攻撃。
攻守のバランスがとてもいい入り方をしているようでした。
インテルはアタランタが良かったことも大きかったと思いますが
ほぼ全てのプレーにおいて何か少しずつ合っていません。
本当に一瞬の差だと思うのですが、選手間の意志疎通が微妙にずれていてパスが繋がらない、
その一瞬がずれることによってプレーが遅れ効果的に攻められず。
長友とポジションが重なっていたのもチームとしてどういう形で攻めるのか
明確になっていなかったからかもしれません。

ところが以外にも先制点はインテルでした。
32分インテルはカウンターから攻め上がりに少々時間はかかりましたが
右サイド、サラテから中央スナイデルへ。スナイデルのグランダーのシュートは
アタランタの選手の足に当たってコースが変わりゴールイン。
この日、誕生日を迎えたキヴを祝うゴールになりました。

ところが前半終了が近づいた44分。
アタランタはマキシ・モラレスのクロスにデニスがヘディングシュートを決め同点に追いつきます。
無失点で後半へ折り返したかったインテルでしたが嫌な時間に追いつかれてしまいました。

後半頭からインテルは何かトラブルがあったのか
GKジュリオ・セザルに代わってカステラッツィがゴールマウスを守ることに。
後半も大まかな試合の流れとしては前半と同じような感じでした。
ただ前半よりはアタランタがかなりアグレッシブになり
何度もサイド攻撃からインテルゴールを脅かします。
守備でもミスはほとんどなくインテルの前線へのパスを通させません。
攻守においてどちらかが極端ではなく本当にバランスが取れていていいチームだと思いました。

インテルは61分にスナイデルをパッツィーニ、66分にはサラテをオビに代え
交代カードを使いきり早めに手を打ちます。
その甲斐あってかそれまでかみ合わなかった前線が安定したというか落ち着き始め、
決定的なチャンスはあまりなかったのですがリズムは少し出てきました。
しかし相変わらずアタランタの守備は堅く、ことごとく阻止され得点できません。

そしてゲーム終盤の88分キヴが交代出場していたマリルンゴをエリア内で倒してしまい
なんとここへ来てPKを献上!う~ん、ちょっと厳しい判定な気もしましたが
競り合いで前に入られて後ろからいってしまったのがいけなかったのでしょうか。
インテル大ピンチです。
しか~し!デニスのシュートをカステラッツィがスーパーセーブ!!
デニスが正面に蹴ったシュートを足でブロック、最大のピンチを切り抜けます。
ふい~、助かりました。カステラッツィ、ナイス!

その後も試合終了まで両チーム攻め合いますが得点はなく、1-1のままタイムアップ。
インテル連勝はならず。カステラッティのセーブがなければどうなっていたことか。。。
アタランタも惜しくも勝利はなりませんでした。

今日のインテルを見ていて思ったのは、ここ最近の何試合か見ても感じていたことなのですが
最終ラインとセザルとの連係がいまひとつ合ってない気がします。
バックパスなんか特にセザルが慌てて処理してる場面が目立つというか。
それとスナイデルがCLのリール戦ではまずまずだったと思ったのですが
まだコンディションが万全ではないのか、彼の良さがちょと出ていないですね。
今日も相手選手にかなり激しく削られてましたし気になるところです。
あとはサラテでしょうか。
彼の特徴であるドリブルやテクニックはもちろん大きなアクセントにはなると思うのですが
やはり個人プレーに走りがちで、チームのバランスという部分ではいい方向にいってない印象です。
相手DFに囲まれて近くに味方選手がフォローに来ていても
強引に突破しようとしてボールを失う場面も多かったですね。
もちろんFWの選手なのである程度の強引さは必要だし、チャレンジもあっていいのですが
もう少しチームとの連係を考えてプレーする必要があるのではないかなあと思いました。

ケガ明けや過密日程によるコンディション不良も大きく影響しているように感じます。
ベストなコンディションを維持しているのはサネッティくらいじゃないでしょうか。
監督交代劇もありましたし、難しい状況は続きそうです。

さて長友ですが今日も左サイドバックで先発フル出場。
アウェイなので一応は守備重視だったとは思いますが、
マイコンとのバランスを考えながら積極的に上がって攻撃参加していましたし
ゴール前にいいクロスも上げていました。
守備でも今日はかなり運動量多かったと思いますがまずまずだったと思います。
ただやっぱり周りとの連係がちょっとうまくいってないように感じます。
でもそれは長友個人がどうこうの問題ではなくて、チーム全体としての課題で
その辺りがうまく合えばもっといいリズムで試合を運べると思います。

インテル、週末はユヴェントスとホームで戦います。
楽しみですが難しいゲームになりそうですね。


nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 8節 インテル×キエーボ [セリエA]

ちょっと遅くなりましたがインテル戦をお伝えしたいと思います。
第8節はホームにキエーボを迎えての一戦となりました。
インテルはリーグ戦では連敗したものの、CLでは好調のリール相手に
無失点で勝つことができ、少し一安心と言ったところでしょうか。
とは言え、リーグ戦では7節終了時点では17位とインテルというクラブで考えれば
やはり異常事態ともいえる現状でしょうね。
対するキエーボはここまで2勝3分1敗と
結果だけ見れば派手さはありませんが7位と健闘しています。

インテルのスタメンはサラテとパッツィーニの2トップ。
トップ下にスナイデル。中盤の底にはモッタ、左カンビアッソ、右サネッティ。
最終ラインは長友、キヴ、ルシオ、マイコン。GKジュリオ・セザル。

キエーボはペリシエとパロスキの2トップ。
トップ下クルサード。左ヘテマイ、右ヴァチェク、アンカーにはブラッドリー。
最終ラインはヨキッチ、チェサル、モレーロ、フレイ。GKソレンティーノ。

前半はどちらかと言うとインテルが主導権を握り攻める時間が多かったでしょうか。
キエーボにも何回かチャンスはありましたが
そこまで無理をして攻めにくるという感じではありませんでした。
試合開始前にピッチに水を撒いた事とあまり芝の状態が良くないようで
選手たちが足を取られる場面も多く見られました。
インテルは丁寧にパスをつないで攻め上がりますが
キエーボの人数をかけた守備をなかなか崩すことができません。

試合が動いたのは34分でした。
スナイデルのCKからモッタがヘディングシュートを決めインテルが先制。
インテルはこれが今シーズン、ホームでの初ゴールになりました。
得点してからインテルにはいいリズムが出てきて
いい形でゴール前まで持っていけるようになりました。
みんな何となく表情もこれまでよりは気持ち明るいような気がします。

1-0で後半へ折り返し。
後半に入ってキエーボは前半より少しアグレッシブになってきたのですが
ファウルもだんだん増えてきました。
キエーボは基本的には攻撃に前線3人
残り7人+GKでディフェンスという形をとっていたみたいです。
後は状況によって守備と攻撃の人数をプラス、マイナスしていくという感じでした。

後半もインテルが自分たちのリズムで相手陣内に攻め込みはするのですが
なかなかシュートまで持っていくことができません。
クロスを入れても跳ね返され、キエーボの堅い守備を崩すには至らず。
キエーボはしっかり守っていましたね。
ただインテルは1点ですがリードはしていたので
焦らず、時間も使いつつの部分もあったのだと思います。

追加点も狙いつつ確実に勝利することを第一に考えたのでしょうか
ラニエリ監督は65分にスナイデルをスタンコビッチ
78分にはパッツィーニに代えて久々のカスタイニョスを投入。
積極的に動きます。
90分には時間を使うという意味合いもあったと思いますが
サラテに代えてオビもピッチに送り出します。
攻撃的な選手交代でしたから攻めることで相手に得点させないという考えだったのかな。
もちろん追加点が取れれば言うことナシだったと思いますが。
ただキエーボもよく守っていました。
後半は両チーム得点はなく、インテルがモッタのゴールを守りきる形で今シーズンホームで初勝利。
1-0と無失点で勝つことができました。

長友は今日も左SBで先発フル出場。まずまず良かったでしょうか?
攻撃はどちらかと言うとマイコンサイドが少し多かったかもですが
ゴールライン際からマイナス気味のいいクロスも上げていましたし
最初の頃はとりあえず上がったらクロス、みたいな感じでしたけど
最近は味方選手の上がりや位置を考えてタメを作ってパスを選択したり
クロスにしたりと状況判断をしてプレーを選択するという部分も出てきましたね。
あと、クロスの精度も少しずつですが良くなってきてるんじゃないでしょうか。

守備に関しても相手のパスコースをよく読んでカットしていましたし
彼らしい闘志溢れるプレーで相手の攻撃を阻止。
90分間気持ちが切れることなくプレーしていたと思います。
コンディションも回復したように見えましたし、今後に期待したいですね。



nice!(5)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA7節 カターニア×インテル [セリエA]

前節ナポリに0-3とホームで完敗。
今シーズンここまで5試合を消化し、まだ勝ち点は4。
ラニエリ監督に代わって再スタートを切ったのですが前途多難なようです。
今日は以前、森本が所属していたカターニアとアウェイで対戦です。

インテルのスタメンはパッツィーニとミリートの2トップ。
中盤は今日はムンタリ、カンビアッソ、スタンコビッチ、サネッティ。
最終ラインは長友、サムエル、ルシオ、マイコン。GKカステラッツィ。
インテルはジュリオ・セザルを始め、現在多くのケガ人がいるようです。

カターニアはトップにベルへッシオと少し下がり目にアレハンドロ・ゴメス。
中盤2列目がアルミロンとリッキウティ。
その後ろがマルケーゼ、ローディ、イスコ。
最終ラインはスポッリ、レグロッターリエ、ベッルッシ。GKアンドゥハル。

天候はかなりの雨でピッチはかなり水分を含んでいるようでした。
まず前半立ち上がりはホームのカターニアが積極的に攻撃を仕掛け
FKやCKでチャンスを作るスタートに。
ところが以外にも先制点はインテルでした。
6分右サイドマイコンからのクロスにファーサイド
フリーだったカンビアッソが見事なボレーシュートを決め0-1。
カターニアの時間だっただけにインテルはファーストチャンスでしっかり得点でき
今日はいいスタート切ったかに思えました。

ところがインテルはアウェイであることやピッチコンディションを考慮してか
以外に守備的であまり攻撃に出てきません。かなり慎重な試合運びなように見えました。
カターニアはインテルが自陣にボールを持って入ってきたら
ボールホルダーに対して人数をかけて囲みボールを奪うことを徹底し
最初の失点以外は攻守のバランスは良かったと思います。
前半はその後、両チームとも得点はなく0-1で後半へ。

ゲームが動いたのは後半入ってすぐでした。
47分カターニアはカウンターからアルミロンがループシュートが決め
後半スタート早々に同点に追いつきます。
ちょっとGKのカステラッツィ前に出すぎでしたかね~?
そしてその3分後今度はウラのスペースにボールを出され
抜け出したベルへッシオとGKカステラッツィが交錯。
カステラッツィがファウルを取られなんとPKの判定。
これをローディが決めカターニアが逆転。インテルまさかの展開です。
カステラッツィは負傷したセザルに代わってチャンスをもらったのに
ちょっと残念なパフォーマンスになってしまいました。
セザルが不動のGKですからなかなか試合に出れないので難しい部分があるのでしょうか。

インテルはパスミスが目立ち、簡単にボールを失う場面も多く
そこからまた奪い返すことがなかなか出来ず、
セカンドボールもほとんどカターニアに拾われてしまいます。
ラニエリ監督は流れを変えるべく59分にスタンコビッチをアルバレス
ミリートに代わりサラテを投入、攻撃にアクセントをつけたいところ。
ところがまたもやインテルに不運が。。。
交代枠を2つ使った直後の61分サムエルが足を痛めプレー続行不可能に!
なんというタイミングの悪さ。インテルはここ最近そういった部分でもツキがありません。
サムエルに代わってコルドバが入ります。
サムエル大したことなければいいのですが、ちょっと心配ですね。

インテルはアルバレスとサラテという
スピードとテクニックのある攻撃的な選手を入れたのですがそこをなかなか活かすことができません。
一方カターニアは自分たちのいいリズムで攻撃を仕掛け決定的な場面も作ります。
惜しくもカステラッツィのファインセーブでゴールが奪えませんでしたが
後半も完全にカターニアのペースでした。
インテルは組み立ての部分でみんなの意思や動きや少しずつずれている事が多く
シュートチャンスもほとんど作れないまま時間だけが過ぎていき結局2-1のまま試合終了。
痛い2連敗となってしまいました。

インテルはどうしても中盤でゲームを作ることができず、みんなそれぞれがバラバラで
選手の長所や特徴が全く活かされていないというか
選手個人、またそれが集まってのチーム全体としての良さ、というのが見られません。
チャレンジはするのですがうまくいかないことで
だんだんみんな気持ちが落ちてきてもう途中からは戦う意思があまり感じられませんでした。
ボールを取られても、ああ取られた、みたいな感じでもう諦めてましたもんね。
そんなことでは相手もいけるぞ、ってやる気になって余計流れが悪くなる。
最後まで気持ち切れてなかったのサネッティくらいじゃなかったですかね。

スナイデルがいればまた違ったのかな?とは思いますけど
彼がいなければ勝てないではそれはそれでちょっと問題ですし
う~ん、ラニエリになって気持ちが切り替わって少し良くなったのかな
と思ったのですが。。。まだまだ困難は続きそうなインテルです。

長友は先発フル出場で、彼自身はそう悪くはなかったとは思います。
しかし、チーム状態が悪いので彼もまた良さというのはあまり見られませんでした。
インテルは今週チャンピオンズリーグもありますし
この試合に勝っていい形で入りたかったでしょうけど。。。難しいゲームになりそうです。

nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 6節 インテル×ナポリ [セリエA]

ラニエリ監督が指揮を執ってから公式戦2連勝
本来の自分たちを徐々に取り戻し、チーム内もまとまりが出てきたインテル。
今日はホームに難敵ナポリを迎えての一戦になりました。

インテルのスタメンはパッツィーニの1トップに
2列目が左がフォルラン、右がアルバレス。
中盤はオビ、カンビアッソ、サネッティ。
最終ラインはキヴ、サムエル、ルシオ、怪我から復帰のマイコン。GKジュリオ・セザル。
今日は長友はベンチスタート。

ナポリはラベッシの1トップにパンデフ、ハムシクが2列目。
中盤はスニガ、ガルガーノ、インレル、マッジョ。
最終ラインはアロニカ、カンナバーロ、カンパニャーロ。GKデ・サンクティス。

インテルはマイコンが右サイドから迫力のある上がりで精力的に仕掛ける立ち上がりに。
マイコン休養は十分、元気いっぱいです。
そのマイコンを中心にインテルがいい攻めを見せる展開。
20分頃からそれまでやや劣勢だったナポリも反撃に出てお互い激しい攻防を繰り広げます。
しかしすぐにインテルがペースを引き戻し迫力のある攻撃を展開。
やはりマイコンがいると前への推進力というか力強さがあって全然違いますね!

その後も両チームお互いの長所が良く出た見応えのある好ゲームを続けますが
40分を過ぎた頃キヴがどこか痛めたらしく少し動きが止まってしまいます。
ナポリにその隙を突かれ右サイドにボールを出され
マッジョが突破しようとしたところをオビが倒してしまい
場所も微妙でしたがPKを取られ、おまけにオビは今日2枚目のイエローカードでなんと退場に。
ここでキヴが下がり意外な形で長友がピッチへ送り出されることになりました。
ハムシクのPKは一度はセザルがドンピシャでセーブしますが
こぼれたところをカンパニャーロがしっかり狙っていてゴール右隅へ叩き込みナポリが先制。

この辺りからゲームは怪しい荒れた空気に一変。
主審のジャッジに意義を唱えたサネッティ、セザルにはイエローカード。
セザルは今まで見たことないほどの激高ぶり、レッドカードが出ないかヒヤヒヤしました。
ハーフタイムにロッカールームに引き上げる際には
ラニエリ監督も抗議しなんと退席処分になってしまいました。

0-1で後半へ折り返し。
ナポリは数的有利とリードしているため無理はせずピッチを広く使いゆっくりボールを回しながら
前がかりになってディフェンスラインを高くしていた
インテルのゴール前の広く開いたスペースを狙うというプランに。
そして56分、そのゴール前の空いたスペースへのボールにマッジョが抜け出し
長友が付いていて先に体を前に入れ、一瞬上手く対応したかに思えましたが
クリアかセザルに任せるのか判断を一瞬迷ったようで
その瞬間マッジョが足を出しゴールを決められてしまいました。

0-2とリードを広げられたインテルは攻撃に変化をつけられるスタンコビッチ
サラテを続けて投入しますが一人少ないこともあり効果が得られず打開できません。
自陣の深い位置でボールを持てばナポリの選手があっという間にスゴイ勢いでプレッシャーをかけ
思うようにさせてもらえない時間が続きます。

そして75分ナポリはゆっくりしたパス回しからラべッシがハムシクへスールパス。
これをハムシクが決め試合をほぼ決定づける3点目を奪います。
それまでは何とか一点取ればまだわからないという思いで頑張っていたインテルの選手たちも
さすがにがっくりきたのか足が重くなり動きが止まり始めました。
今日はインテルの底力が見られず結局0-3とホームでナポリに完敗。
ラニエリ監督になってから初黒星となりました。

前半のPK、オビの退場までは拮抗した本当にいいゲームだっただけに残念な展開でした。
インテルはキヴの負傷やちょっと厳しいジャッジにリズムが狂い
ストレスを抱えながらの後半になってしまったのがやはり痛かったですかね。
後半フォルランと交代したサラテは何もできなかったし
いい選手なんだけど気持ちの波が激しいというか
後半途中から入ってきて歩いてるというのは
怪我以外で代えたのなら守備も献身的にするフォルランがかわいそうです。

長友ですがまずスタメンを外れたのはここ最近のパフォーマンスを見ている限り
マイコンが復帰したこともありますが
おそらく長いシーズンチームとして全員で戦っていくよ、というラニエリの考えであって
彼の能力や信頼に何かあるというわけではないと思います。
ただ2点目の失点は悔やまれますが。。。
一応、直接対応していたのが長友で防げた失点ではありましたが
あの時インテルの選手みんなちょっと集中欠けてたし歩いてましたから
長友一人の責任とも言えないような気もします。
まあでもそこでしっかり対応できなかったのはやはり今後の課題でしょうし
長友にとっていい経験になったんじゃないでしょうか。
失敗は成功の元、ですからこの経験を今後にしっかり活かして欲しいですね。

まだまだ前途多難なインテルですが底力はやっぱり持ってます。
長友含め、今後に期待したいと思います。

nice!(7)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。