SSブログ

セリエA 5節 ボローニャ×インテル [セリエA]

前節のノヴァーラ戦の敗戦後、今シーズンの成績不振によりガスペリーニ監督が解任。
新たに経験豊富なラニエリ氏が監督に就任し
何とかいい再スタートを切りたいインテルはアウェイでボローニャと対戦です。

インテルのスタメンは
フォルランとここまであまり出場機会に恵まれなかったパッツィーニの2トップ。
中盤は左からオビ、カンビアッソ、サネッティ、コウチーニョ。
最終ラインはキヴ、サムエル、ルシオ、長友。GKジュリオ・セザル。
スナイデルはケガのため欠場、監督が代わって長友がどうなるか少し心配でしたが
今日もしっかりスタメンに起用してくれました。

ボローニャはトップにディ・ヴァイオ。
2列目コネ、ラミレス、ディアマンティ。
ボランチはペレスとムディンガイ。
最終ラインはモルレオ、アントンソン、ポルタノーヴァ、カサリーニ。GKジレ。

前半はどちらのペースという感じではなくお互いが攻めあう激しい展開。
インテルは劇的に何かが変わったというわけではないけれど
新監督を迎え心機一転、気持ちを切り替えてゲームに臨んでいるようでした。
前節までは暗い表情で、上手くいかない試合運びに足が重たくなり
チームの連携もギクシャクしていましたが
今日は闘う気持ちが戻ってきたのか選手たちは何だか前向きな表情でした。
合っていない部分も多かったけど、そこでがっかりせず次のプレーでは
しっかりやろうというような空気で試合は進みました。
みんな積極的によく動いていましたね。

そして39分、サムエル→フォルランとつなぎ
フォルランが飛び込んできたディフェンスを上手くかわし
前線に上がってきていたカンビアッソへタテパス。
カンビアッソが落としたボールをパッツィーニがミドルシュート。
GKが触りはしましたがこれが見事に決まりインテルが先制点を奪います。
いいリズムでつないでフィニッシュまでもっていきました。
こういういい形でのゴール、久々じゃないでしょうか。

0-1で後半へ折り返し。
後半はボローニャが立ち上がりからペースを掴み攻め込みます。
インテルもコウチーニョのドリブルからチャンスは出来そうだったのですが
いまひとつ大事なところでつながらずボールを奪い返されてしまいます。
徐々にインテルは前線にボールが入らなくなり
逆にボローニャはサイド攻撃からチャンスを作り、CKからもインテルゴールを脅かします。

そして66分ボローニャのCKの際に
エリア内でサムエルがポルタノーヴァを倒してしまいPKを献上。
これをディアマンティが決め1-1の同点に。
この後もボローニャのペースは続き、インテルはほとんど攻撃できない状態でした。

ところが81分フォルランと交代出場していたミリートに決定的なゴールチャンスが訪れ
モルレオがたまらずファウルで阻止。今度はインテルがPKを獲得。
これをミリート自ら決めついにインテルが勝ち越しに成功。
あれはファウルで止めてPKにならなくても恐らくゴールしていたでしょうね。
このプレーでモルレオはレッドカードで退場。ボローニャは10人になってしまいました。

そして87分には右サイド・サネッティがドリブルで持ち上がり、その頑張りからFKを獲得。
ムンタリからのクロスにルシオが頭で合わせゴール!3-1とリードを広げます。
ロスタイムは5分と長めでしたがそのまま試合終了。
インテルはようやく今シーズン初勝利を挙げることができました。

今日の試合は両チームとも闘志むき出しで、中だるみした時間がなく
なかなか迫力のある試合展開でした。

そして今日一番すごかったのは何と言っても3点目のきっかけになったサネッティの魂のドリブル。
いや、ホントすごかったです。感動してしまいました。
あの時間帯にあれだけ走れて、相手選手に負けず上がっていけるって尊敬です。
とても今年38歳とは思えません。
若い選手だって終盤の苦しい時間帯に
なかなかあそこまでは走って勝負できないんじゃないでしょうか。
ベテラン選手の頑張りってみんなを引っ張っていってくれますよね。
ホント素晴らしいです。

さて長友ですが今日は右SBで先発フル出場。
前半は少し攻撃にも参加していましたが、ゲームを通してほとんど守備の時間でした。
もう少し丁寧に対応してもいいところもありましたが
まずまず良かったんじゃないでしょうか。

今週インテルはチャンピオンズリーグでCSKAモスクワとアウェイで、
週末はホームでナポリと対戦です。
連戦と難しい相手が続きますが、今日の勝利がチーム全体の空気を明るくし
強いインテルを取り戻すきっかけになればいいですね。

nice!(10)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 4節 ノヴァーラ×インテル [セリエA]

インテルは今シーズンここまで公式戦3敗1分け。
いまだ勝ちがありません。
インテルというビッグクラブであることを考えればちょっと深刻な事態ですね。

第4節は森本が今シーズン移籍したチーム、ノヴァーラと対戦。。
ノヴァーラは、なんと55年ぶりにセリエAに復帰したという事です。
サポーターの方にとってはホームでインテルを迎えて戦えるというのはまた
何とも言えない嬉しいことでしょうね。

スタメンですがインテルは前線3枚がミリート、フォルラン、
今シーズンフェイエノールトから移籍の18歳と若いカスタイニョス。
中盤は長友、カンビアッソ、スナイデル、サネッティ。
最終ラインは今日はキヴ、ラノッキア、ルシオ。GKジュリオ・セザル。

ノヴァーラはメッジョリーニと森本の2トップ。
トップ下にマッツァラーニ。
左リゴーニ、右ポルカーノ、アンカーにはラドヴァノヴィチ。
最終ラインはゲミティ、リズッツオ、パーチ、デッラフィオーレ。GKウィカニ。

試合開始早々、インテルは自陣の深いところでキヴが出したパスがミスになり
ノヴァーラのメッジョリーニにシュートを撃たれピンチを迎える立ち上がり。
その強烈なシュートがGKセザルの顔面に当たったようで
右目の辺りがかなり赤く腫れあがり、かなり痛そうな様子。
今日もインテルは何だか不穏な空気が漂うスタートとなりました。

その後のCKでもインテルはドタバタした守備の対応でかなり不安定な様子。
インテルは高い位置でボールを奪われるのが目立ち、パスミスも多く
セカンドボールもほとんどノヴァーラに拾われ、なかなか自分たちのリズムを作ることが出来ません。
そして38分、ルーズボールからマッツァラーニが
後ろから走りこんできたメッジョリーニへボールをつなぎ見事インテルから先制ゴールを奪います。
ちょっと驚きの展開でした。ノヴァーラサポーターの喜び大爆発!

前半は1-0で折り返し。
インテルは前半あまり良くなかったカスタイニョスを下げオビを投入。
そしてイマイチ調子の上がらない(というかチームにまだフィットしてない)
フォルランに代えパッツィーニをピッチへ送リ出します。
これによりまたまた今日もシステムが変更。
ミリートとパッツィーニが前線、スナイデルがトップ下。
オビが左に入り、長友が右へ。カンビアッソとサネッティがボランチを務める形になりました。

何としてでも同点に追いつき、逆転したいインテルでしたが
前半同様、攻撃しようと前を向きはするのですが
とにかくパスがつながらない。
まったく意思疎通ができてないというか合ってなかったですね。
よってノヴァーラにボールを拾われ
守備でも簡単にディフェンスラインの裏を取られチャンスを作られる始末。
1対1でも簡単に抜かれ、集中力も欠けているようでした。

残り30分になった時間帯からノヴァーラは少々守りを固める展開に。
急ぎたいインテルは67分にスナイデルに代えてサラテを投入。
彼の特徴であるキレのあるドリブルで流れを変えたいという意図だったのでしょうが
イマイチ効果薄。状況を大きく変えるまでには至らず。

ノヴァーラは昇格してきて今シーズンセリエAに残留するという明確な目標があり
チーム全体としてモチベーションも高いし、インテル相手ですから
自分たちがやれることもよくわかっているし
失うものは何もない、と言うと言い過ぎかもしれませんが
そのあたりでいい具合にリラックスして気負いすぎずゲームに入れていた印象でした。
もちろんインテルが好調な状態ならこうではなかったでしょうけど
今日のゲームに関しては両チームのチーム状態の違いが良く出ていたと思います。

そしてノヴァーラのリードのまま迎えた86分。
ここまであまり目立たなかった森本がラノッキアとのマッチアップで粘りPKを獲得。
しかもラノッキアはレッドカードを出され退場、インテルは10人になってしまいます。
このPKをリゴーニが決め2-0。
予想外の展開です。インテル相手に勝利がいよいよ近づきノヴァーラのベンチも
嬉しいことには間違いありませんが信じられないといった様子。

ところが89分に一瞬それまでの集中力がきれたのか
カンビアッソにゴールを許し1点差に詰め寄られます。
何とかこのまま勝利したいノヴァーラはロスタイム
森本がコーナーでのキープから付いていたオビを振り切りゴール前のジョルジへつなぎシュート。
セザルが弾いたところに今度はリゴーニがしっかりゴールを決め
なんとこの時間に勝利を確実にする追加点を獲得します。
結局3-1でノヴァーラが勝利を収め、インテルはまた勝ち星を逃す結果となりました。

インテルの今シーズンを見ていると
特に気になるのはディフェンスラインの組み合わせを試合ごとに変えているところでしょうか。
使ってる選手も違えばポジションも毎回違うし、慣れてない3バックという点と合わせて
そのあたりが多い失点につながっているんじゃなかろうか?と思います。
攻撃陣もちょっと前線の選手がまとまってないというか、バラバラな感じ。
あとはみんなコンディション自体もがあまり良くなさそうです。

なんていろいろ考えていたらガスペリーニ監督、解任されちゃいました!
う~ん、厳しい世界ですね~。
まあ本人もある程度覚悟はしてたでしょうけど、結果出せずに残念ですね。
後任は未定らしいです。

さて今日は同じピッチにチームは違えど長友と森本が先発フル出場して
私たち日本人には嬉しい対戦でもありました。
長友は今日はほとんど見せ場がなかったですね。
彼がどうとかいうよりもチーム全体が今良くない状態ですので
ちょっと仕方ない部分も多かったかな、と思います。
森本はボールに触る機会が少なく、まだチームに完全に溶け込んではないのかな?
という印象でした。
あと持ち味である彼のスピードのあるプレーが一瞬見れそうな場面もありはしましたが
まだチームとして彼の特徴を理解し
それを活かすスタイルというのがまだこれからという感じでした。
あとは1対1の勝負でもう少し頑張って勝ちきれるようになって欲しいですね。
ただPKを獲得したり、3点目の起点になったことは大きかったでしょうね。
前節も得点してますし
これで更にチームメイトやサポーターからもかなり信頼を得たのではないでしょうか。
これからが楽しみですね。

そしてちょっと心配なインテル。
次節はアウェイでボローニャと対戦です。

nice!(9)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 3節 インテル×ローマ [セリエA]

ガスペリーニ新体制になってからイタリアスーパーカップ、リーグ戦
チャンピオンズリーグと公式戦3連敗と苦しいスタートとなったインテル。
今日はホームでローマとの対戦です。
ローマも今シーズン新指揮官にルイス・エンリケ監督を迎え
いいスタートを切りたいところでしたが開幕戦ではカリアリに敗れ
両者共に黒星スタート同士の対戦になりました。

インテルのスタメンはミリートとフォルランの2トップ。
中盤は左にオビ、スナイデル、サネッティ、今日は右に長友。
アンカーにはカンビアッソ。
最終ラインはラノッキア、サムエル、ルシオ。3バックに戻してきました。
GKはジュリオ・セザル。

対するローマは前線3枚がオスバルド、トッティ、ボリーニ。
(と言ってもトッティはほとんど下がり目の位置でしたが)
中盤の底にはデ・ロッシ、左ピャニッチ、右ピサーロ。
最終ラインはタッディ、ブルディッソ、ケア、ペロッタ。GKステケレンブルク。

ゲーム開始から両チームともかなり守備を意識しての立ち上がり。
インテルはローマがボールを持つとすぐさま距離を詰めてプレッシャーをかけにいきます。
前の2試合ではこういう動きはほとんど見られなかったですよね。
問題だったディフェンス面、少しは改善してきたのでしょうか。
いつもは自由なスナイデルも今日はチームのために攻守にわたって献身的。
ちょっと意外な光景でした。

今日はローマが両サイドバックに本来のそのポジションではない2人を置いていたことからか
インテルはサイド攻撃が上手く機能し、前半何度もチャンスを作ります。
守備では一応は3バックでしたがその時々で長友とオビがバランスを取って
フォローに入っているような感じでした。
ただルシオがよく自らドリブルでボールを持ち上がるシーンが多いので
ふと気がつくとサムエルとラノッキアだけになっている時間帯もありました。
前半はお互いチャンスを作りつつも得点はなく0-0で後半へ。

前半結講いい感じだったので何とかホームで勝利したいインテルでしたが
なぜかちょっとペースダウンした様子。連戦の疲れなのでしょうか?
ローマも前半に比べるとあまり激しさはなく、攻めの形は作ろうとするのですが
インテルの選手が作った守備のブロックを崩せず
ペナルティエリアの手前あたりからは前に進むことができません。

インテルは58分にはミリートに代えサラテ、62分にはオビをジョナタンに代え
長友を左、右をジョナタンにポジションを変えさせます。
どうもそれが良くなかったのか前半のようなサイドからの仕掛けが上手くいかず
逆に攻撃のリズムが悪くなってしまいました。
そして79分にはフォルランを下げ、
なぜかムンタリを投入しスナイデルを前に上げサラテと2トップに。
ちょっと??な選手交代な気がしました。
フォルランを変えるらパッツィーニでは?
ムンタリってここまで試合出てないですよね。試合感とか周りとの連係とかどうなのかな。
しかもスナイデルを前っていうのもちょっとイメージ涌かない。
リズムの悪いまま時間が過ぎていき
うまくいかない試合運びに疲れたのか最後の方は足が止まっていました。
結局得点できず0-0のスコアレスドローで試合終了。
インテルはまた勝てませんでした。ん~大丈夫かな?

今日の長友は先発フル出場。まずまずの出来でしたでしょうか。
チームが勝てなかったのはもちろんいいことではありませんが。。。
前半は特に右サイドからの攻撃が多く、積極的に自分で仕掛けたりクロスを上げたり
惜しいシュートもありました。ただもう少し精度を上げていってほしいですね。
守備でも危ないところをしっかりカバーしてましたし
相手がどうしてくるかの予測とかゲームの流れを読む能力がついてきた印象も持ちました。
良くないチーム状態の時に彼の戦う前向きな気持ちが
チームにいい雰囲気を与えられるといいのですが。
次節はミッドウィークに森本の所属するノヴァーラと対戦です。

それから前半15分にルシオとの激しい接触プレーで
ルシオのキックがこめかみの辺りに直撃してしまい
意識を失って退場したローマのGKステケレンブルクですが
その後意識が回復し病院での検査では異常はなかったそうです。
無事でなにより、とりあえず一安心です。
最近ちょくちょく接触プレーでの脳震とうがありますが
選手たちが真剣で負けられない戦いをしている過程で起きてしまうことではあるのですが
やっぱり怖いですので
そういったことがないように、と祈るばかりです。

nice!(8)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA 2節 パレルモ×インテル [セリエA]

ストのため延期していたセリエAが先週末から開幕しました。
インテルは昨シーズン8位のパレルモとアウェイで対戦です。

インテルは絶対的エースだったエトーがロシアのアンジに移籍したものの
ワールドカップやコパ・アメリカで活躍したフォルラン
レンタルですがラツィオからサラテも獲得し
新シーズンに向けてかなりの補強をしたようです。

スタメンですが前線はそのフォルランが左、右サラテ、中央はミリート。
中盤は長友、カンビアッソ、スタンコビッチ、新加入のジョナタン。
ディフェンスラインはサネッティ、サムエル、ルシオ。GKジュリオ・セザル。
新監督のガスペリーニは3-4-3でスタートしてきました。

対するパレルモは開幕直前に監督が代わり、少々混乱気味との情報。
ミッコリとエルナンデスの2トップに
中盤はイリチッチ、デッラロッカ、バレート、アルバレス。
最終ラインはバルザレッティ、ミリアッチョ、シルベストレ、ピザーノ。GKツォルヴァス。

ゲーム開始から気持ちの入った勢いのある攻めでホームのパレルモが主導権を握ります。
インテルはなかなか前線にボールが入りません。
ところが33分CKからスタンコビッチからゴール前ミリートへ強烈なパス
ミリートが上手く角度を変えゴールイン。
いいリズムを作れなかったインテルが以外にも先制しました。
その直後、インテルはバランスが悪かったサラテのところを修正すべく
早々にスナイデルをピッチに送り出します。
やはり彼がいるとボールが落ち着き
パレルモにチャンスは作られはしますが少し余裕が出てきました。

インテルは3バックを採用していましたので
攻撃の枚数は多くていい部分ももちろんあるのですが
逆にそこをパレルモにうまく使われチャンスを作られていました。
ずっと4バックでやってきたこともあり今日のインテルは少々混乱気味の様子。
今日とはかなりメンバーが違いますがイタリアスーパーカップの時も3バックで
その時はそんなに気にならなかったのですが
よくよく見ると後ろのスペースががら空きでちょっと怖さを感じました。

0-1で後半へ折り返し。
すると開始から3分ミッコリが前線へ上手く抜け出しゴールを決め早くも同点。
しかしまたその3分後今度はサミュエルがエリア内で倒されPKを獲得。
これをミリートが決めインテルが再びリード。
そうかと思えばまたその3分後今度はパレルモが見事なパスワークで
完全にインテルのディフェンスを崩し
最後はエルナンデスのシュートがゴールネットを揺らしまたもや同点に。

その後両チームとも攻撃的な選手交代を行い勝ち越しを狙いますがゲームはこう着状態に。
しかしゲームも終盤の86分でした。
ミッコリの見事なFKが決まりパレルモが勝ち越し。
そしてその2分後には交代出場していた
ピニージャの強烈なミドルシュートで4-2とリードを広げます。
インテルはロスタイムにフォルランのゴールで1点差に迫りますが
最後の猛攻も空しく追いつくことは出来ず、4-3で試合終了。
大事なリーグ戦初戦を落としてしまいました。

インテルはとにかくシステムがうまく機能していなかった印象でした。
やはりスナイデルがいないとゲームを作れないし
フォルランやサラテはもちろんいい選手なんだけれど
まだ出来上がってないシステムにフィットはできないというところでしょうか。
昨シーズンから問題視されていたディフェンス面での改善はあまりされていないようです。
というよりか、攻撃面をより重視してきたと言った方が良いのかな。
にしても失点が多すぎますね!
ちょっと心配な今シーズンのインテルです。

さて長友ですがケガも回復し、今日は左のサイドハーフで先発出場。
61分にオビと交代。
ケガ明けでスタメン起用とは新監督からも信頼されているのですね。
昨シーズンよりはプレーに選択肢が出てきたし、ずいぶん落ち着きが出てきたように思います。
でもやっぱりサイドハーフよりはサイドバックの方が彼の良さは出そうな感じでしたけど
まあそのへんはチームの戦術ですからそのポジションでも質を上げていかないと
というところなんでしょうね。

引き続きチャンピオンズリーグ、トラブゾンスポル戦をお伝えいたします。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

イタリアスーパーカップ☆ミラン×インテル [セリエA]

2010-2011シーズンのセリエAリーグチャンピオン・ミラン
コッパイタリアチャンピオン・インテルでの対戦となった
イタリアスーパーカップが中国の北京で行われました。

両チームともコンディションを上げてる最中、
ミランはある程度前シーズンのメンバー、システムではありましたが
インテルは新加入の選手や新しいシステムを詰めている段階でもあり
お互いまだ完璧な状態ではありませんでしたが
やはり公式戦、何と言ってもミラノダービーですから
なかなか面白いゲームになりました。

スタートのメンバーですがミランは
イブラとロビーニョの2トップ、その下にボアテンク
左セードルフ・右ガットゥーゾ、アンカーにはファンボメル
最終ラインは左からザンブロッタ、チアゴ・シウバ、ネスタ、アバーテ、GKアッビアーティ。

インテルは3-3-3-1みたいな感じ?でしょうか。
エトーの1トップにその下にスナイデル、左に新加入のアルバレス・右モッタ。
その後ろにはオビ、スタンコビッチ、サネッティ
最終ラインはキヴ・サムエル・ラノッキア、GKジュリオ・セザル。

前半はインテルの方が少しペースを作っていたでしょうか?
左サイドで新加入のアルバレス、オビがよくボールに絡んで攻撃の良いアクセントになっていました。
先制点はインテル。
22分スナイデルのFKが直接決まりゴール。
前半は0-1で折り返し。

後半も両チーム、前半とメンバー変わらずスタート。
60分ミランは点を取るためにパトを投入する直前
インテルがゴール前で動きが止まっていたこともあり
やっぱりこの男、イブラがゴールを決め同点に。

同点になってからはミランペースに。
そして69分右サイドアバーテからのロングボールに
前線パトがコントロールからのシュート、ジュリオ・セザルが触りはしたももの
ポストに当たってはね返ったところを詰めていたボアテンクが流し込みミランが逆転に成功。

追いかける展開になったインテルはパッツィー二を投入しますが今日は効果ナシ。
その後もミランが優位にゲームを進め2-1で勝利。
イタリアスーパーカップを制しました。

最初はインテルの方が個々の選手はコンディション良さそうで
監督・システムが変わったことで組織的な動きが前シーズンより
バランスが取れて良さそうに見えたのですが
みんなまだまだあんまりかな、と思ったミランの方が点を取るという部分に関しては
一瞬でチャンスを作ってしっかりゴールにつなげていたのは面白いなと思いました。

ミランではアウディカップで気になっていたセンターバックですが
やっぱりチアゴ・シウバだと安定感ありますね。
イブラは相変わらず足元の技術が繊細で
ゴールを決めるだけでなくアシストの部分でもさすが。
あと入らなかったけどパトのシュートもトラップしてから打つまですごく早いのには驚きました。

インテルでは新加入のアルバレスという選手が気になりました。
長身のアタッカーで面白そうですね。
全体的には新システムの浸透+新加入の選手との連係が
まだ途中かな、という印象でした。
長友がケガで出遅れたのは残念ですね。本人にとっても痛いだろうし。
早く治って復帰してくれるといいですが。

どちらにせよ、この2チームが今シーズンもセリエを引っ張っていくことは間違いないでしょうし
今日のゲームを見ている限りでは、面白くなりそうですね。
そしてリーグ戦だけでなく、ここ数年CLではインテルを除いては
イタリア勢はあまりいい結果が出ていないのでそちらでも頑張ってもらいたいと思います。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ミラクル・レオ [セリエA]

セリエA 第35節

チェゼーナ × インテル

ミランの優勝がほぼ確実になってきたセリエA ではありますが
だからと言って、負けてもいいわけがありません。
インテル、今節はチェゼーナとアウェイで対戦です。
長友は今日もスタメン、古巣(ともう言ってもよいでしょうか?)対決です。

前半立ち上がりはホーム、チェゼーナが積極的に攻めの姿勢を見せますが
徐々にインテルの攻撃の時間が長くなっていきます。
しかしチェゼーナは人数を揃えたディフェンスでインテルの攻撃をうまく防ぎ
インテルにほとんどシュートチャンスを与えません。

今日インテルはスネイデルが欠場、ベンチ入りもしていませんでした。
やはり彼がいないと攻撃に効果的なボールが供給されません。
インテルはボールを持ってもスピードアップすることができず、ゆっくりの攻めになり
パスコースも塞がれ、パスを出してもチェゼーナにカットされる場面が多く見られました。
それだけチェゼーナの選手たちが集中して
この試合で自分たちがするべきサッカーをしていたのでしょうね。

0-0のまま後半へ折り返し、先制点は以外にもチェゼーナでした。
56分右サイドからクロスにブダンが合わせゴール。
どフリーでしたね。。。ナゼ誰もケアしてないんでしょう!?

その後も集中力をもったチェゼーナのディフェンスを崩せず、インテルは手詰まり状態。
59分にはパンデフがケガのためパッツィー二を投入
64分にはモッタに代えてマリガをピッチに送り出しますが効果はなかなか現れません。

70分を過ぎた頃でしょうか、チェゼーナに足のつる選手が2人も。
それだけ体を酷使して頑張っていたんでしょうか。
久々にそういう光景を見たような気がしました。
その時間帯からチェゼーナは何とかこのまま1-0で乗り切ろうとさらに守備的なプランに。
時間だけが過ぎていき、気が付けば90分。
インテルが得点しそうな気配が全くなかったので正直無理だな~。。。と思っていたのですが
91分でした。左からエトーのクロスにパッツィー二が飛び込みゴール!
ここへきて同点に。
ロスタイムは5分。
まさかね~。。。でもまだ時間あるよね~と思っていたら、そのまさかが現実に。
終了間際ミリート→マイコンのクロスにまたもやパッツィー二!
今度は頭で合わせ奇跡の逆転劇。
試合終了のホイッスルが吹かれ、インテルが勝利を収めました。

ホントにサッカーは最後の最後までわからないですね。
そして最後まで絶対に諦めてはいけないんですね。
またそういう事実を目撃してしまいました。
そしてどんなゲームでも楽に勝てる試合はない、ということでしょうか。

チェゼーナも本当によく頑張っていたから、もったいなかったですね。
個人の能力ではインテルが上回っているのでしょうが
今日は全然点が入る気がホントにしなかったですから、集中していい戦いをしてたと思います。

長友ですが今日はあまり目立ったプレーはありませんでした。
マイコンがほとんど高い位置にいましたからバランスを取って
あまり上がってくるシーン少なかったように思います。
あと、スネイデルもいなかったしちょっと中盤がぽっかり空いてるような感じでした。
チェゼーナはきっと長友にとって大切なチームだろうし、やりにくかったんじゃないかなと思います。

リーグ戦残り3試合、とにかく勝つしかないインテルです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

長所を消す [セリエA]

セリエA 第33節

パルマ × インテル

この時期になると、降格圏内にいるチームや
その周辺にいるチームとの試合の方がかえって難しかったりするものですが
さて今節のインテルはどうだったのでしょうか。
16位のパルマとアウェイで対戦です。

連戦の疲れでマイコンとモッタを休ませたレオ監督。
今日は長友が右、キヴが左、センターはルシオ、ラノッキアのコンビ。
中盤の底にはカンビアッソ、その左にスタンコビッチ、右サネッティ。
ハルジャをトップ下にエトーとパッツィー二の2トップでスタートです。
スネイデルはベンチスタート。

スタートからインテルはやっぱり疲れのせいかどの選手も元気がない感じ。
いいときの力強さが感じられません。
CL は敗退してしまいましたのでスクデットに目標は絞れたはずですが
今インテルはいろんな面でかなりマイナス方向にいってしまっている印象です。

前半はパルマに両サイドを封じられ攻撃のリズムを作れません。
インテルがやろうとしていることを、ほぼさせてもらえませんでした。
ハルジャがトップ下に入るのは恐らく今日で2回目でしたでしょうか。
なれない布陣でちょっとボールも動きにくかったのかな?
長友はずっと右サイドで高い位置をとってチャンスを作ろうとはしていましたが
ボールを持ったら必ず2人がつくパルマのディフェンスに阻まれ
横パスや後ろに戻すシーンがほとんどでした。

35分パルマは右サイドからゴール前左にクロスを入れ
そこからマイナスの折り返しをジョビンコが決め先制点を奪います。
今日もインテルのディフェンスは問題ありでした。
得点が入るまでは両チームとも自分たちがミスしてしまって
流れをなかなか作れなかった部分もあったのですが、
点を取ってからパルマはがぜんやる気で素晴らしい集中力でした。

後半から流れを変えたいインテルはキヴを下げ、スナイデルを投入。
この展開ではそれしかなかったでしょうね。
ポジションも長友が左、サネッティが右。ハルジャを中盤の左サイドへ。
この選手交代、ポジションの修正により、前半よりはまだ可能性はありそうでしたが
パルマの徹底したチームディフェンスに苦しみ前線までボールを入れることができません。
とにかく前にパスも出せない、フィニッシュまでいけない、そんな感じでした。
何とか無理やりシュートまでもっていっても
どうしても人が密集している中央からのシュートになってしまい弾き返される結果に。

その後インテルはミリート、パンデフを投入しますが
とにかくその選手たちにボールがいきません。
刻一刻と時間だけが過ぎていき、86分にはアマウーリに2点目を決められ戦意喪失気味に。
結局ノーゴールのまま試合は終了。痛い敗戦となりました。

また首位ミランとの差が広がってしまい
このところの敗戦、試合内容の悪さも手伝ってちょっと修正が難しいインテル。
とにかくどの選手も疲労感いっぱいですね。
超人エトーですら、気持ちはあるんだけど体がついていっていないというか。。。
このままどんどん落ちていく可能性も無きにしもあらず、で少々心配です。

レオ監督も今ホント厳しい状況だろうけど、何とか最後まで乗り切って欲しいですね。
長友も今日は攻守両面で彼らしさがほとんど見られなかったし残念でしたが
パルマが長友の長所をうまく消していたとも言えますよね。
インテルのしようとしていたことをさせなかった、そういう印象のゲームでした。
長友に関して、現地ではまた辛口コメントを言われてるようですが
結果が出ない時はそう書かれますし、結果が出ればまた評価も上がるし
まあ気にしないで目の前にあることに集中して頑張ってもらいたいですね。
次節はホームでラツィオと対戦です。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

インテルの再生 [セリエA]

セリエA 第32節

インテル × キエーボ

前節ミラノダービーで3-0とミランに完敗、
そしてミッドウィークに行われたCLではシャルケにホームで2-5とまさかの大敗。
問題、山積みでダブルショックのインテル。
さて、どんなふうに修正、立て直しをするんでしょうか?

今節はキエーボをホームに迎えての一戦。
前線はエトー、パッツィー二の2トップ。
今日はスナイデル、モッタを外しハルジャがトップ下、その両サイドに
右サネッティと左スタンコビッチ、中盤の底にはカンビアッソ。
最終ラインはCBにルシオとラノッキア、右にマイコン、そして左に長友という
いつもとは少々違う布陣でのスタートになりました。
大一番での2連敗を受け、問題視されていたディフェンス面を重視した
メンバー、ポジションでの再スタートとなりました。

その甲斐あって、高い位置でボールを持った相手選手には2人でディフェンスに入ったり
かなり守備を意識しての攻撃、ゲームの組み立てとなりました。
とは言うものの、キエーボにも攻撃の時間帯がわりとあったりして
全員が守備の意識を持続している時はいいんだけれど、ふとした瞬間に集中力が切れ
一瞬の隙を突かれ、危ないシーンも何度かありました。
特に後半は疲れや攻撃的になっていたせいもあってか、そういう場面が多かったですね。
気になったのはゴール前での対応でしょうか?
そこまでに中盤でボールを運ばせないのも大切なのですが
ゴール前にボールが入った時の対応がちょっとゆるすぎる気がしました。
確かにPKやオウンゴールなど、危険は常に伴っているんでしょうが
もう少しがっちりいかないと簡単にゴールを割られてしまうような気がします。

さてスコアの方は前半は0-0で後半へ折り返し。
前半はかなり慎重に試合を進めていたインテルですが後半は攻撃に出ます。
後半初めからスネイデル、60分にはミリートを投入。
そして66分、長友がカンビアッソからボールを受けると持ち味のスピードを活かし
左サイドを駆け上がり、うまくファウルをもらいます。
スネイデルのFKから右サイドに流れたボールをルシオ→マイコンとつなぎ、
中央フリーだったカンビアッソへ。
カンビアッソが見事ゴールを決め1-0とインテルが先制します。
長友の素晴らしい突破から生まれた得点でしたね。
その後、84分にはゴール前でミリートがつぶれながらも粘り
こぼれたところをマイコンが確実に決め2-0。
ロスタイムは5分と長かったのですが何とか無失点で勝利を収めました。

ヒヤッとする場面もありましたが、攻撃重視のスタイルは基本変えず
同時に守備の意識を持って試合を進めていこうとする姿がスターティングメンバーであったり
選手交代であったり、選手一人ひとりの意識だったりから見てとれました。
もちろんこの試合一試合で完全に修正できたわけではありませんが
監督始め、選手一人ひとりが危機感を持って変えていこうとするなら
簡単なことではないですけど、いい方向に向かうことは可能だと思います。
とりあえずは、ミッドウィークのシャルケ戦ですね。
難しい試合になりそうです。

さて先発出場した長友ですが、今日は攻守ともにいい動きを90分通してしていました。
彼の特徴であるサイドを上がる動きも
その時、その時のチームの状況や味方選手の位置などから後ろで守備のバランスをとったり
上がるときは上がり
ただ単純に高めのクロスを入れるだけでなく、短いパスを出して自分も中へ入ったり
早いグランダーのボールを入れたりと少し攻撃のバリエーションが増えてきました。
いいインターセプトも2回ほどありましたし、ゴール前でのいい守備もありました。
スタンドのサポーターからも長友がボールを持つと大きな歓声が上がっていました。
ホントに気持ちの入ったプレーで、見ていて気持ち良かったですね。
ああいう戦う精神は特に今のインテルには必要なことだと思います。
欲を言えば、自陣の深い位置から前線にボールを出す時のアイディアとかが備わると
もっとチャンスが作れそうな感じでしたけど。
でも、ホントに彼は日々、試合毎に成長していますね。
これからも頑張って欲しいと思います。

さてさて、気になるチェルシー、トーレスですが。。。昨日ウィガンとホームでの対戦。
終始チェルシーのペースでゲームは進みマルダのゴールで1-0と手堅く勝利。
ウィガンも何とか後半途中までは踏ん張ってはいたのですがセットプレーからの失点でした。
トーレスはベンチスタート。59分からの出場となりました。
何度かチャンスはありましたし、決定的な場面もありましたが今日もゴールはならず。
パスをもらうにしても、突破するにしても、トラップにしても
ホントにほんのちょっとのズレがひびいているというか。。。
ただ今日はずっと、ってわけではないですがわりと周りの選手がボールを集めてくれていましたね。
早く彼らしいゴールが見たいですね~。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ミラノダービー 274 [セリエA]

セリエA第 31節

ミラン × インテル

今回で274回目のダービーです。

結論から言うとミランの完勝でしたね。
今日のミランの試合運びは、ほぼ完璧に近かったと思います。
これほどのゲームもなかなかお目にかかれないんじゃないでしょうか?

開始40秒ほどでミランが先制。(記録は1分・パト)
左サイドセードルフからガットゥーゾ→パト、
もう一度ガットゥーゾへ戻しパトの左側にいたロビーニョへ。
ロビーニョとセザルの間でのルーズボールがパトの元へ。
そしてそのままパトが右足でのシュート。見事な先制点でした。

前半は、(というか終始)完全にミランがペースを握って圧倒していました。
ミランは組織だった守備でインテルの攻撃をほとんど寄せつけません。
インテルはボールを持っても、ミランのディフェンスのプレッシャーが早く、
ボールを持った選手に対してもしっかりカバーに入られてゴール前に行くことができません。
それでも決定的な場面がありましたが、得点には至らず。
右サイドのマイコンが結講フリーになっている時間が多かったのですが
スネイデルが頑なに中央と左からの攻撃にボールを供給し、なかなか打開できませんでした。

1-0のまま後半へ入り、まだ1点差なら全然わからないし
インテルもなんだかんだ言っても底力のあるチームですから
後半は一転する可能性もあるかも。。。と思って見ていましたが
54分、キヴがゴール前へ独走していたパトを倒してしまい一発レッドで退場に!
インテルは後半開始10分で残り時間を10人で戦わなければならなくなり苦しい展開に。
画面では触れていたようには見えなかったんだけど。。。
ちょっと残念な展開になってしまいました。

その後62分には再びパトに2点目を決められ2-0とリードは広がります。
ミランは2点目を取ってから、無理はせずボールを回しうまく時間を使い、余裕の試合運びに。
インテルは10人になったことで、パンデフを下げコルドバを、
攻撃面ではケガから復帰してきたミリート、さらにスタンコビッチを投入しますが
その効果もなく、とにかく前にボールを運ぶことができませんでした。
何とかゴール前まで持って行ければ、エトーやミリートの個人技でチャンスも作れたと思いますが
まずそこまで行くことができませんでした。
90分にはサネッティがカッサーノをPA内で倒してしまいPKを献上。
これを確実にカッサーノが決め3-0と完全に試合を決めました。

今日のインテルはミランに対して手も足も出ない、って感じでした。
ちょっとこの敗戦はいろんな意味でかなりのダメージだったかもしれませんね。
縮まっていたミランとの差も5ポイントに広がってしまいましたし
今週はCLの準々決勝・シャルケ戦もあります。
何とか気持ちを切り替えて、今後戦って欲しいですね。

この試合で気になったのは、いい意味でなくスネイデルでした。
頭が良くて技術もあるいい選手なんですけど
メンタルの部分でちょっと冷静さに欠けるところが、前から気にはなっていました。
一度イライラし出すとなかなか納まらず、最悪途中であきらめてしまうというか。。。
どのポジションでも冷静さは必要ですけど
彼がボールを動かして試合を動かす心臓部なら
もう少し自分をコントロールする術を身につけていけばもっと良くなると思うのですが。

さて長友ですが、今日は出番はありませんでした。
ベンチには入っていたので、試合展開によっては出場機会があったかもですけど
今日の展開では仕方ないですね。
CLではぜひ出場して頑張って欲しいと思います。

さて、短くもう一試合。

PL第31節

ウェストブロムウィッチ × リヴァプール

リヴァプールはシュクルテルのゴールで先制したものの2つのPK献上で2-1と敗戦。
とにかく中盤が全く機能していませんでしたね。
スアレスとキャロルを2トップにして臨んだ試合でしたが
こちらの試合もそこまでボールがいきません。
ウェストブロムのいいディフェンスを打開できず、最後は自滅気味。
カイトも代表戦の疲れか、いつもの元気がなかったなあ。。。
ジェラードがいればまた全然違うんでしょうかね?

しかしリヴァプールはこのところの何試合か見ていると
毎試合同じチームとは思えないというか、
その試合によってかなり違うチームに見えるというか、そういう印象ですね。
ベニテスが監督だった頃はもっと質の高いサッカーをしてたような気がします。
見ていて楽しかったし、何というか一本筋がちゃんと通っていたというか。
もちろんその頃とは選手も、クラブの状況もかなり変わってきているとは思いますが
強いリヴァプール、早くまた見たいなあ。。。と思う今日この頃です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

セリエA第30節 インテル×レッチェ [セリエA]

セリエA第30節

インテル×レッチェ

インテルは現在18位のレッチェをホームに迎えての一戦。
試合は終始インテルのペースで進み
52分のパッツィーニのゴールを守りきり1-0の勝利。
大一番だったバイエルン戦の勝利に続き
リーグ戦でも首位ミランに迫る貴重な勝ち点を重ねました。

リーグ戦も終盤にさしかかり、CLなどの影響もあってか
このところのインテルは少々お疲れモードの様子。
特にマイコンはいつもの迫力がなかったように感じました。
しかし、それでも勝ててしまうのはさすがと言っておいて良いでしょうか?
超人・エトーもさすがに疲れてる感はありましたが、それでも
相変わらずゴール前でのボールキープの技術は素晴らしかったですね。

一応無失点での勝利ですが、
前半はレッチェに一瞬の隙を突かれるなど少々ヒヤッとする場面もあり
ディフェンス面ではかなり問題が残る試合内容でした。
今のチームのスタイルがそうなのかも知れませんがちょっと心配な感じです。

今回途中出場したコウチーニョですが、これからに期待が持てそうな選手ですね。
私は彼のプレーを見るのはまだ2回目ですが
柔軟で、いい攻撃のリズムを作るというか、そういう印象を受けました。
ベテランの中にこういうフレッシュな戦力が融合するというのはいいですね。

長友はベンチには入っていましたが出場機会はありませんでした。
次節はミランとのダービーマッチです。
バイエルン戦という大きな試合でも
あの短時間、あのワンプレーでBest 8 進出に大きく貢献しました。
ぜひミラノダービーでも、長友のそういう姿が見れればいいなと思います。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。