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PL28節 サンダーランド戦に思うこと [リヴァプール]

まだ雪がちらついたりして寒いですが日差しとか空気とか風とか
何となく春が近い気もする今日この頃です[ぴかぴか(新しい)]

しか~し、その春がまだまだ遠そうなのが現在のリヴァプール。
先週末アウェイでのサンダーランド戦は0-1で敗れました。
年明けから1勝しかしていない、と放送中のコメントに
んんん!?そうだっけ?と思い(←勝っていないことに慣れすぎてますね[あせあせ(飛び散る汗)]
サッカーノートを振り返るとまさにその通り。
勝ったのは23節のウルヴス戦のみ、サンダーランド戦を含めれば
1勝5敗2分。なんとも悲惨な成績です。
確かにシティ・ユナイテッド・スパーズ・アーセナルなど対戦相手は厳しい相手が多かったけど。。。
それにしてもひどいですね[ふらふら]

今日のリヴァプールのスタメンはスアレスの1トップ
中盤は2列目に左からベラミー、ヘンダーソン、カイト。
ボランチはアダムとスピアリング。
最終ラインはエンリケ、コアテス、シュクルテル、ケリー。GKレイナ。
ジェラードはベンチスタート。

対するサンダーランドはキャンベルの1トップ。
中盤2列目がマクリーン、ベントナー、ラーション。
ボランチはコルバックとガードナー。
最終ラインはブリッジ、ターナー、オシェイ、バーズリー。GKミニョレ。

前節サンダーランドはライバルチームであるニューカッスルと対戦、
リヴァプールもホームではありましたがアーセナルとのビッグマッチ(←負け)でした。
両チームともフィジカルもメンタルも前節の余韻を引きずっているのか
90分通してテンポのある展開ではなく
チームとしても個人としてもパフォーマンスがいまひとつで低調なゲームになってしまいました。
それプラスかなりの強風が吹いており、選手たちもボールの扱いに苦労していたようで
いろんな面から難しい、リズムの出ない試合だった印象です。
前半は両チーム得点は無く0-0で後半へ折り返し。

サンダーランドにゴールが生まれたのは
お互い攻め手を欠き、得点の入る空気の無いまま後半も10分を過ぎた頃でした。
56分ハーフウェイライン付近からコルバックが前線へロングボール。
それをキャンベルが収めミドルシュート。そのボールがポストに当たり
横っ飛びしていたレイナに当たり、もう一度ポストに当たり
最後こぼれたところをベントナーが押し込みゴール。
リヴァプール、シュートを撃たせたところもちょっと甘かったですが
最後は何ともツイてないというか、もったいない失点でした。
追いかける立場となったリヴァプールが動いたのは69分。
ベラミーをジェラード、アダムをキャロルと同時に2枚代えてきました。
2人が入ってからそれまでよりは得点の匂いはしてきたものの
サンダーランドもゴール前は人数かけて守っていますしそこを崩す工夫が今日もあまり見られず
いいボールが出ても意思疎通がうまくいかず合わなかったり
前線の選手が孤立したりとなかなかゴールを割れません。
79分にはヘンドを下げダウニングを投入しますがその効果も無く
結局1-0でサンダーランドの勝利、これでリヴァプールは3連敗です。

確かに強風という難しい状況下でのゲームではありましたし前節の影響もあるとは思いますが
冷静に見て、個人の能力ではリヴァプールの方が上回っているし
サンダーランドも出場停止で主力選手を欠き
チームとしてのパフォーマンスもそんなに良かったわけでもなかったと思うのですが
それでも引き分けにすら出来なかったのは悲し過ぎますね。
もちろん選手たちは手を抜いたりしているわけではないし頑張ってはいるのですが
チームとして機能しきっていないというか、戦い方が明確でないと感じます。

以前にも書いたことがありますが今シーズンのリヴァプールは何を目指しているのかが
ゲームを観ていて解からないのです。(現段階で可能かどうかは別として)
リーグ優勝なのか、CL出場圏内のトップ4なのか?
それともその辺りは目をつぶって時間をかけての新しいチーム作りなのか。
まず目標がはっきりしてない気がします。
ただダルグリッシュ監督が作りたいと思っている理想のチームは
獲得した選手・起用している選手を見ればよくわかります。
しかしここまで結果が出ていないのにもかかわらず
それにこだわりすぎて勝ち星を落とし、選手のメンタルに影響も及ぼし
結果としてチーム力の低下につながっているように思えてなりません。
新加入選手を含め、上位争いに加われるだけの戦力はあるはずなのに
ベンチにいる選手も含めそれを上手く活かしきれていないのです。
もちろんチーム作りがそんな簡単にいくものではないというのは理解してはいますが
どこかで方向転換することも必要ではないでしょうか。
もちろん監督自身の信念を変えろ、と言っているわけではありません。
やり方はいく通りもあるんじゃないのかな、と思うのです。
選手たちが悩みながら苦しそうにプレーしているのは見ていていいものではありません。
そのあたりが今のリヴァプールが勝てない原因なんじゃないかな、と思います。

では最後に。。。サンダーランド戦・リヴァプールあれこれを~

スアレス、アウェイだからか元気が無かった。もう少し高い位置でボールを持たせてから
勝負させるような形を作ってあげたい。1トップよりは2トップで。
ベラミー今日はあんまり印象に残らなかったなあ。
ヘンドはどこにいるのか探さないとわからない。
カイト、私的にはやっぱりサイドよりもトップがいいと思う。常にチームの事を考えて動いてる。
アダムもっと前に出てきて欲しい。
スピアリング、運動量の落ちないあの守備力は素晴らしい。
守備的に使われることが多いけど実は結構いいタテパスを出せる。攻撃にも期待。
エンリケ少し疲れてるんじゃないかな?
コアテス久々の出場。落ち着いてやってたと思うけど
失点シーンはもう少し詰めて欲しかった。もっと出場機会を増やしてあげたい。
シュク、コアテスとの連係をこれから深めていってほしい。
ケリー良かったと思う。簡単にボールを失ったりしないし攻撃に積極的な姿勢がいい。
レイナ、あれは仕方ないかな。
ジェラードはコンディションさえ上がれば。
キャロル、周りが彼を使う意識をもっと持ってほしい。
ダウニング、かなりプレッシャーかかってるんだろうな。
そして、マキシを出して下さい。

今日はこんなところでしょうか。
明日の早朝リヴァプールはエヴァートンとマージーサイドダービーを戦います。
あっ、CLもあるんですよね[たらーっ(汗)]同じ時間にやらないでよ!(笑)
ホームだからいい戦いを見せてほしいですね。
そして良い結果を。楽しみにしたいと思います。
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PL27節 リヴァプール×アーセナル [リヴァプール]

PL第27節リヴァプールはアーセナルをホームに迎えての一戦。
アーセナルは前節スパーズとのダービーに5-2で勝利し
リヴァプールも内容はいまひとつながらもカーリングカップを制し
お互い良い状態での対戦に期待が高まりました!

今日のリヴァプールのスタメンはスアレスとカイトの2トップ。
中盤は左からダウニング、アダム、スピアリング、ヘンダーソン。
最終ラインはエンリケ、シュクルテル、キャラガー、ケリー。GKレイナ。
アッガーはカーリングカップで肋骨の骨折、
ジェラードとジョンソンもケガで欠場です。

対するアーセナルは最前線はファン・ペルシー、左にベナユン、右ウォルコット。
トップ下にロシツキー、ソングとアルテタのダブルボランチ。
最終ラインはギブス、ヴェルマーレン、コシールニー、サニャ。GKシュチェスニー。

前半はリヴァプールがボールを支配し、いいリズムで攻撃の形を作ります。
ロングボールとワンタッチのパスを織り交ぜながら前へ前へと押し上げます。
ちょっとしたミスやオフサイドは多かったもののゴールチャンスまで後一歩。
今日は久しぶりにいい感じに見えました。

そして17分過ぎ、リヴァプールはゴール前でスアレスとカイトのワンツーから
抜け出したスアレスがエリア内で倒れPKの判定。
シュチェスニーと少し接触はしてたとは思いますがかなり微妙なジャッジだった気が。。。
とにかくリヴァプールにとっては先制のチャンス。蹴るのはカイト。
しかしカイトのPKはGKシュチェスニーが好セーブでストップ!
こぼれ球を再びカイトが押し込もうとするも更に防がれ得点することが出来ませんでした[もうやだ~(悲しい顔)]
しかし23分、リヴァプールは自陣でスピアリング→中央ダウニング→右サイドヘンダーソンと繋ぎ
ヘンドからのクロスをコシールニーがオウンゴール。意外な形でリヴァプールが先制しました。

前半攻撃の回数が少なかったアーセナルでしたが、31分リヴァプール陣内で
右サイド・サニャからの素晴らしいクロスに頭で合わせたのはファン・ペルシー。
これが見事に決まり
リヴァプールはゲームの主導権を握りながらもあっさり同点に追いつかれます。
その後もリヴァプールペースでゲームは進み、スアレスのゴール前での個人技での突破や
左サイドからのアダムのグランダーのクロスにカイトが走りこみ合わせるもポストなど
惜しいシーンは作りつつも決めきれず1-1で後半へ折り返し。

PKを決められなかったり流れの中での決定機を逃すなど
相変わらず一番大事なところが今日も上手くいかず
ワンチャンスでアーセナルに同点にされてはいたものの
選手たちは頑張ってはいましたしチーム全体に勢いもあり
ビルドアップの段階では良い感じだったので後半に期待がかかるところでした。
しかし後半が開始してすぐの47分、アルテタとヘンドが接触。
アルテタは意識を失ってしまったのか酸素マスクを付けて病院へと搬送されるというアクシデントが。
(その後の情報でアルテタは無事とのこと、良かったです)
アルテタの治療のためゲームは約6分間中断の後再開されました。

ゲームが中断した事がきっかけになってしまったのか
リヴァプールは前半のような勢いがなくなり、ゲームは少し落ち着いてしまいました。
その後再び活性化してきますがリヴァプールは前半のようないい形が作れず
上手くいかない状況に選手たちも次第にイライラし始めペースを掴みきることが出来ないまま
ゲームは1-1で推移していきました。
アーセナルは負傷者も出てしまったので80分までに3人の交代枠を使い切りましたが
リヴァプールベンチは相変わらずなかなか動きませんでした。
ダウニングに代えてベラミーを投入したのは何と87分。
そして90分を迎えロスタイムは8分。すると92分でした。
アーセナルはスローインからロシツキー→中央ソングと繋ぎ、ソングからゴール前にロングボール。
これにファン・ペルシーが抜け出し左足のボレーを決めアーセナルが逆転に成功。
リヴァプールにとっては悪夢のような展開。
その直後にスピアリングを下げてキャロルを入れ攻撃の枚数を増やしますが
リヴァプールはマイボールにしてもなかなかシュートまで持って行くことができません。
結局逆転されてからもチャンスらしいチャンスを作れずそのまま1-2で試合終了。
リヴァプール悔しい敗戦です。

この試合でリヴァプールは今季ホームで初黒星となりましたが
ああ、そういえばそうだっけ。って感じです。正直そんなことはどうでもいい。
あれだけボールを支配しながら決定力を欠き
たった一本のクロスとファン・ペルシーにドン!ドン!とやられて撃沈。
ああ、なんて情けないんだ。。。ってところですね。
実はこの試合、今日もう一度冷静に見直したんですが(←決して暇ではないんですよ!)
前半は特に良かったんです。後半はリズムを掴みきれはしなかったけれど
アーセナルがそう劇的に良くなったわけでもなかったから自分たちのペースに引き戻して
勝負することはできたと思うのです。だからそこゲーム終盤に失点しての敗戦はとても悔しい。
1点目も2点目もファン・ペルシーに対する認識が甘過ぎます。
彼が一番危険な選手なのはわかってるでしょうに。何でもっとしっかり見ない、付いてない?
リヴァプールに今一番欠けているものがアーセナルにはあった、ということでしょうね。
ホントへこむ~[バッド(下向き矢印)]

それから今日もベンチワークには疑問が残ります。
ベラミーを入れるならもっと早い時間帯にダウニングではなくヘンドと、
ダウニングは右サイド、ベラミーは左にする方がチームに動きが出たと思う。
どうしてもヘンドを使うというのならサイドではないような気がする。
(キャロルを入れてからはセンターだったけど)
彼はまだ若いし、才能はあるかもしれないけれどもう少しベンチから
チームやゲームを観させてからゲームに出してもいいんじゃないだろうか。
キャロルはゲーム終盤の追いつかなければいけない状況で出すよりは先発起用する方がいい。
そういう場面で使っても相手にとってあまり脅威ではないように思う。
それから今シーズン毎回思うのがリヴァプールは前線で一旦FWにボールが入ったら
その選手に任せきりになってしまい、中盤からのサポートや飛び出しが少なすぎる。
今日ならカイトとスアレスが2人だけで何とかしようとする場面が多かった。
そこにダウニング・ヘンド・アダムが積極的に上がってくるようなシーンはあまり無い。
昨シーズンの終盤はスアレスとカイトにマキシとメイレレスがよく絡んで攻撃が機能していた。
ああいうスピード・運動量・動き、もっと連動性が欲しい。
守備に重きを置いて失点は少ないかもしれないけど
今シーズンのリヴァプールは消極的と言わざるえない。
チーム作りの時点から点を取る意識、勝利に対しての意識があるとは感じられない。
決定力の無さは選手個人の能力や意識ではなく、そういうところが影響していると思う。
自分の理想とするフットボールを優先させるのか、
選手たちに気持ち良くプレーさせることを優先させるのかが逆なように思えてなりません。
すみません、私の勝手な意見ですけど!

ではアーセナル戦に思うあれこれを。。。

スアレスは問題は多いけどプレイヤーとしては素晴らしい。
カイトとの2トップは十分機能していると思う。お互いの意思疎通がよく出来ている。
ここにプラス1、プラス2が欲しい。
カイト、PK失敗は残念だったけどそれ以外は素晴らしかった。
ケリーが撃てなかった右サイドからのクロスは完璧。彼の献身的なプレーはチームに不可欠。
今日意外にもフル出場だったのはやっと彼の重要性がわかったのかな。だといいけど。
ダウニングの左からのクロスは丁寧だし精度はあると思うけど素直すぎて可能性が無い。
やっぱり右サイドの方がいい気がする。でも今日は頑張ってたと思う。
ヘンドは後半消えてた。アダムCKもっと練習しなさい。あれじゃノーチャンス。
スピアリングは良かったけどもっとできたんじゃないかな。
エンリケとシュクは良かった。キャラガー、ファン・ペルシー何とかできんかったか?
ケリーはまだまだこれから、頑張れ。レイナ、ウォルコットのシュートよく防いだ。

悔しい負けだったけど、気持ちを切り替えて次戦に臨んでほしいと思います。
今日も長くなってすみません[あせあせ(飛び散る汗)]最後まで読んで下さってありがとうございます。

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カーリングカップ☆ファイナル [リヴァプール]

すでにご存知の方も多いと思いますが。。。
日曜日に行われたカーリングカップの決勝戦で リヴァプールは カーディフと対戦し延長・PK戦の末に勝利。 見事タイトルを獲得しました! おめでとう!リヴァプール!

実はこの試合の途中何度か寝てしまい(←何という失態[ふらふら]
(延長戦から最後まではしっかり起きていたのですが)
しかも延長・PK戦までもつれ込んだせいで
録画が途中で切れてしまった(←更なる失態[もうやだ~(悲しい顔)])ので
再放送を録画し、昨日もう一度最初から見直しました[あせあせ(飛び散る汗)]

さてこの試合でのリヴァプールのスタメンですが
キャロルとスアレスの2トップ。スアレスは少し下がり気味だったと思います。
中盤は左ダウニング、右ヘンダーソン、中央はジェラードとアダムのコンビ。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。GKレイナ。

対するカーディフはゲステデの1トップ。その下にミラーを置き
中盤はメイソン、グルナルソン、ウィッティンガム、カウィー。
最終ラインはテイラー、ターナー、ハドソン、マクノートン。GKヒートン。
カーディフはチャンピオンシップ(2部リーグ)に所属しているチームで
現在の順位は6位。
稲本潤一選手が所属していたことでご存知の方もいらっしゃるかと思います。

ゲームはやはり120分通してほぼリヴァプールのペースで進みました。
私は普段チャンピオンシップに所属するチームのゲームを観る機会が無いので
プレミアリーグ、またリヴァプールとカーディフとの間にどれくらいの差があるのか
ゲームを観るまでわからなかったのですが
やはり個人能力でもチーム力でも正直想像していた以上に差は開いていました。
しかし先制したのはカーディフでした。
19分リヴァプール陣内でマクノートン→ミラーと繋ぎ
最後はメイソンがレイナの股を抜きゴールを決めリードを奪います。
ディフェンスラインでシュクが残っていたためメイソンをオフサイドにできずの失点でした。

カーディフは前線でも中盤でもあまり厳しいプレスはかけてこないし
組織的にボールを奪いにきたり、激しいタックルなどもありませんでした。
つまりリヴァプールは楽に前を向くことができペナルティエリア付近までスイスイと
ボールを運ぶことができるのです。
しかしカーディフはゴール前だけは人数をかけ体を張ってリヴァプールの攻撃を跳ね返します。
リヴァプールはカーディフの粘り強い守備、GKの好セーブ
相変わらずの決定力不足も手伝って前半は得点できず1-0で後半へ。

後半も前半同様のゲーム展開です。ただリヴァプールは失点したシーンもそうでしたが
集中力の欠如で相手にフリーでシュートを撃たれるシーンもありました。
58分、あまり見せ場を作れなかったヘンドに代わりベラミーがピッチへ。
リヴァプールがようやく同点に追いついたのは60分。
ダウニングのCKにまずキャロルがヘディング、スアレスが更にヘディングシュート。
それがポストに当たり跳ね返ったところをシュクが拾い冷静に流し込みゴール。
リヴァプールは同点にした勢いそのままに勝ち越したいところでしたが
その後、試合を決定づける1点が取れずゲームは延長戦へ突入します。
87分には疲労なのか負傷なのかアッガーに代わりキャラガーが入りました。

延長戦に入っても試合の内容は劇的に変化はしません。
リヴァプールが攻め、カーディフは粘り強くゴール前で守りどこかでチャンスを待つ。
リヴァプールはリーグ戦でも苦しんでいる最終局面での崩しのアイディアと決定力を欠き
カーディフからゴールを奪うことができません。
しかしここまでよく集中し耐えてきたカーディフにもさすがに疲労の色が見え始め
延長前半開始時と99分に選手交代を行いました。
リヴァプールは103分にキャロルに代えてカイトを投入しました。
延長前半は両チーム得点なく1-1のまま延長後半へ。
延長後半開始直後カーディフは最後の選手交代。
そしてその2分後の108分、リヴァプールはジョンソンからタテにカイト。
カイトがそのままドリブルで持ち上がり左に上がってきていたスアレスへ。
一旦は相手DFに引っかかるもこぼれ球に再びカイトがダイレクトでシュート。
これが決まりようやく勝ち越しに成功!!
リヴァプールの勝利は決まったかに思えました。しかしまだゲームは終わっていませんでした。
118分、カーディフはCKからグンナルソンがワンタッチ
ファーに流れたボールにカイトとターナーが競り合いこぼれ球をターナーが押し込み同点に。
カイトが先に足に当ててはいたのですが倒され対応しきれずの失点でした。
そしてPK戦へ突入。

先攻・リヴァプール                  後攻・カーディフ

1人目ジェラード、GKの好セーブで失敗! 0-0  ミラー、ポストに当たり失敗。
2人目アダム、枠を捉えられず失敗!    0-1  カウィー、落ち着いて決める。成功。
3人目カイト、確実に決めて成功!      1-1  ゲステデ、ポストに当たり失敗。
4人目ダウニング、成功!           2-2  ウィッティンガム、成功。
5人目ジョンソン、成功!            3-2  ジェラード、左に外れ失敗!

スコア2-2、PK戦2-3でリヴァプールが優勝を決めました。

全体的な感想としてはリヴァプールは90分で決着をつけられたし
つけるべきゲームだったと思う。リーグ戦での課題をそのまま持ち込んだ試合だった。
集中力を欠いた瞬間に失点し、ピンチを迎えていたのはいただけない。
カーディフは最後まで諦めずに頑張った。最後は十分に動けない選手も多かったのに
同点にできたのは気持ちで負けていなかったから。素晴らしい戦いぶりでした。

では最後にカーリングカップ決勝に思うあれこれを。。。

今日のジェラードのパフォーマンスはまあまあひどかった。
スアレスは本来の良さが全く出てなかった。もっと出来るでしょ!
キャロルは動こうね。
ダウニングは右サイドの方がいいんじゃないのかな?
左からの可能性の無い単調なクロスを入れるよりも
右で中央に流れてプレーしているのは良かったと思うし本人もやりやすそうだった。
ヘンドは使い方をどうにかして下さい。ゼロではないけどほとんどいいところ無かった。
やっぱり起用する選手と組み合わせ・ポジションは考え直して欲しい。
ベラミー愛する古巣だからやっぱりやりにくかったのかな。
シュク同点ゴールありがとう。
カイト、最後失点を防ぎきれなかったのは残念だったけど
ここぞというところで決めてくれる。ああいうボールに本当に強い。
出場時間は短くてもゴール以外のパフォーマンスも良かった。
ルカースも帯同していたみたいで元気そうな顔が久々に見れて良かった。
早く復帰できますように。

いろいろ書きましたがとりあえず内容は悪くても結果を出せたことは良かったし
嬉しそうに優勝カップを掲げている選手たちを見ることが出来て良かった。
まあ問題は多いけれどこれをきっかけにチーム力を上げていってほしいですね。
本当はまだ書き足りないんですけど(笑)すでに長くなっていますので今日はこのへんで。。。
リヴァプール優勝本当におめでとう。




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PL25節 マンチェスター・ユナイテッド×リヴァプール [リヴァプール]

私個人的にはリヴァプールのゲームで
一番楽しみにしているのがプレミアではユナイテッド戦。
ナショナルダービーと言われるこの対戦は本当に特別な空気で行われ
真剣勝負で熱く激しいゲームです。
緊張しながらも楽しみにしていた一戦でしたが。。。

今日のリヴァプールのスタメンはスアレスの1トップ。
中盤は2列目に左からダウニング、ジェラード、カイト。
ボランチにヘンダーソン、スピアリング。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。GKレイナ。

ユナイテッドはウェルベックとルーニーの2トップ。
中盤はギグス、スコールズ、キャリック、ヴァレンシア。
最終ラインはエヴラ、エヴァンス、リオ、ラファエル。GKデ・ヘア。

前半はユナイテッドが主導権を握り、慎重な姿勢でありながらもチャンスを作る展開でした。
ただチェルシー戦のようにもっとスタートから飛ばしてくるのかなと思っていたので
ユナイテッドの出方の丁寧さはちょっと私の予想とは違っていました。
とはいえ、ウェルベックとルーニーの2トップのコンビネーション、
ギグスやスコールズの中盤でのゲームメイクはさすがでしたね。
リヴァプールはまずは守備から、無理はせず勝負どころを探るようなゲームの進め方でした。
危ないシーンが無かったわけではありませんが
入り方も前半のゲームの進め方も悪くはなかったと思います。
お互い簡単なボールロストが目立ち、慎重にゲームを運んだこともあり
ゲームは動かず0-0で前半を終了。

しかし後半に入るとすぐにゲームが動きました。
まずは46分ユナイテッドがCKを獲得。
ギグスのクロスにルーニーがボレーシュートでゴールを決めユナイテッドが先制。
ヘンドが頭で触って流れたボールに
ルーニーが早い反応でジョンソンの前に入ってのシュートでした。
続いて50分、リヴァプール陣内の高い位置でヴァレンシアがスピアリングからボールを奪うと
ゴール前に出したスルーパスにルーニーが合わせ、最後はレイナの股を抜いてのシュート。
これが決まり、たった5分の間にユナイテッドが2点を奪いました。

これで前に出て行くしかなくなったリヴァプールでしたが
相変わらずベンチはすぐに動きません。
選手交代をしたのは61分。スピアリングをキャロル、ダウニングをベラミーに代え
守備を一枚減らし前線は2トップ、サイドはスピードと突破力での変化をつけたいところ。
しかしユナイテッドからなかなかボールが奪えず
スペースがなかったわけでも無いのですが、空いたスペースに誰も入ってこない
キャロルの高さを活かすハイボールやロングボールを入れるわけでもなく
出しどころが無くて後ろに下げるしかありません。
攻撃の形を作れず苦しい展開のリヴァプールに対してユナイテッドは
簡単にゴール前までボールを運びシュートまで持っていきます。
両チームの間にはかなり差がありました。
リヴァプーは75分カイトを下げアダムを投入。
ヘンドをサイドにやり、アダムが中央に入ることでそれまでよりは変化がつきましたが
相変わらずユナイテッドの守備を崩すことは出来ません。

しかし80分でした。リヴァプールは敵陣内でFKを得ると
アダムのロングボールがゴール前に抜けてリオに当たり
こぼれ球にいい反応で合わせたスアレスがゴールを決め1点差に詰め寄ります。
残り10分リヴァプールは何とか同点に追いつこうとしますが
ユナイテッドにボールを回されなかなか奪えず
マイボールになってもパスが繋がらずタッチを割ったり
ミドルシュートはデ・ヘアにセーブされ、前線にボールを入れてもCKのチャンスもオフサイド。
結局そのまま2-1で試合終了。ユナイテッドの勝利となりました。

まず今日の一番の敗因はチームの完成度に差がありすぎるということ。
ユナイテッドは自分たちの攻撃の形をしっかりと持っているのに対し
リヴァプールは今シーズン未だにそれが全く出来ていません。
守備に関しては悪くないと思いますが、攻撃に関しては全くです。
キャロルを入れても彼を使おうという意図がチーム全体から感じられません。
スアレスとキャロルを2トップにしても全く絡みがないし
どうやって攻撃するのかがあやふやだから選手間の意思疎通も合いません。
選手交代も動くのは遅いし、キャロルとスピアリング、ベラミーとダウニングを代えたのと
アダムを入れるのは納得できるけどあの場合、下げるのはカイトだったのかなあ。
カイトがサイドにいた時間は彼がサイドで中央にスペースを作る動きをしていたけど
ただそこに何故か誰も入ってこなかっただけ。みんな動きが少なかったと思う。
ヘンドをサイドに上げて何を期待したのかがよくわからない。
もちろん彼自身は今後、可能性のあるプレイヤーだとは思いますが使い方がどうも。。。

というか、今シーズンのリヴァプールをここまで見てきて
どんなチームにしたいのかがよくわからないのです。
これは完全に私個人が最近感じることですが
こういうチームを作りたいという意図で新たな選手を獲得し使っているのではなく
その選手個人の能力とか将来性などが先にあって獲得してじゃあ11人どうしようか、
能力の高い選手たちなんだから時間をかければ合うだろう的な考えのように思えてきました。
チーム作りって本当に難しいと思いますし、監督の好みがチームに強く反映されるのもわかりますが
それにしてもどういうチームを作りたいのかが伝わってきません。
リヴァプールが今シーズンうまくいってないのはそのへんじゃないかなあ、と。

あと、今日の素直な感想をもう少し。
今日は失点のきっかけになり、点を取りにいくしかない状況になって
交代させられてしまったけどスピアリングはよくやってたと思う。
特に前半はルーニーにしっかりついて自由にプレーさせてなかったし彼の存在は大きいと思います。
まだ若いし絶対にもっと成長する選手。落ち込まずまた頑張って欲しい。
エンリケはちょっと軽かったなあ、ダウニングもっと状況に応じたクロス入れて欲しい。
キャロルを意識してたのはレイナとジェラード、シュクだけ。
でもジェラードはコンディション悪いのかあまり出てこなかった。
スアレスは試合感が戻りきってないし、エヴラとのことでメンタルが不安定すぎた。
いい時の彼は倒れず突破を仕掛けて抜いていける。ファウルを貰いたがるのは悪い時の証拠。
要らないちょっかいを出すならピッチで結果を出して欲しい。プロなんだから。
ただ最後負けを認めて素直にスタジアムを後にしたのは正しい判断だったと思う。
(周りの方が気を使ってたね)
キャロルはファウルに甘えないでしっかりポストプレーをして欲しい。あともっと動いて。
好調のベラミーも今日のゲーム展開では良さが活かせなかった。

そして負けてやっぱり悔しいです[もうやだ~(悲しい顔)]


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PL24節 リヴァプール×トッテナム [リヴァプール]

PL第24節リヴァプールはここ最近苦手としているスパーズを
ホーム・アンフィールドに迎えての一戦となりました。
今シーズン、リヴァプールはホームで負けナシ、とよく説明されますが
負けていないだけで勝っていない、つまり引き分けが多い、という事なのです。
順位を上げるためにも強敵スパーズ相手ではありますがどうしても勝ち点3が欲しいところ。

今日のリヴァプールのスタメンはキャロルの1トップ。
中盤はセンターにジェラード、サイドは左ベラミー、右カイト。
ボランチにはアダムとスピアリング。
最終ラインは今日は左がジョンソン、センターはアッガーとシュクルテル
右にはケリーが入りました。GKはレイナ。
出場停止明けのスアレスはベンチに置き、前節得点を挙げたキャロル、カイト
守備で効いていたスピアリングを使ってきました。
エンリケは情報が無かったのでわかりませんがベンチにも入っていませんでした。

対するスパーズはアデバイヨールの1トップ。
中盤は中央にモドリッチ、左にベイル、右はクラニチャル。
ボランチにはパーカーとリヴァモア。
最終ラインはアス・エコト、キング、ドーソン、ウォーカー。GKフリーデル。
現在スパーズは主力選手にケガ人が多いようです。
ちなみに今日はレドナップ監督も脱税疑惑の裁判が行われた影響でベンチ入りできず。


両チームともこのゲームが本当に大事な一戦ということは重々わかっていますから
ものすごい集中力でお互いゲームを進めていきます。
ゲームは立ち上がりこそスパーズに少々押し込まれるシーンもありましたが
今日のリヴァプールは攻守の切り替えも早く
スペースのカバーやマークもかなりしっかりやっていましたので
スパーズも簡単に前には行けない状況でした。
ディフェンスでは相手ボールになった時は中盤で組織的な守備からボールを奪い返し
サイドなどで深い位置に入られた時も1対1でもしっかり対応。
ファウル無しでマイボールにする回数も多かったですね。
リヴァプールはやはりジェラードが中心となり攻撃を組み立てチャンスを作っていきます。
どちらかというとリヴァプールがスパーズ陣内でプレーする時間が多かったですが
ただスパーズも人やボールに対しての反応も早いので
あと一歩というところで決定的なチャンスを作り出すことができません。

そして11分。何故かどこからか猫ちゃんがピッチに乱入[猫]
ゲームは少しの間中断します。
真剣なゲーム中ではありましたがこれにはダルグリッシュ監督の表情も緩みます。
猫ちゃんは暫く滞在した後、自らピッチを後にし無事警備員の方に保護されました。

さて仕切り直し。特に猫乱入の影響は無くゲームは変わらず緊張感溢れる展開です。
しかし前半は膠着状態が続きゲームは動きませんでした。

両チーム無得点のままゲームは後半へ突入。
しかし後半に入ってもゲームはなかなか動きません。
お互い守備をかなり意識しているのでどちらかがボールを持っても大きなチャンスに繋げられません。
特にスパーズは失点をかなり警戒し、マイボールになっても人数をかけて上がってこないので
リヴァプールがボールを奪い返しても守備のほころびが無く効果的な攻撃には至りません。
守備に関しては後半はスパーズがリヴァプール陣内に進入してくる場面は少なかったのですが
入ってこられた時は全員自陣に引いて守備。特にベイルには3人4人で囲んで対応。
それでもベイルには一瞬の隙を突かれ
シュートを撃たれる場面はありましたが何とか抑えていました。
53分過ぎにはそのベイルとアッガーのマッチアップから一触即発の場面も。
ベイルにイエローが出されその場は何とか収まりますが緊張感漂う空気です。

56分スパーズはCKからベイルがシュートを撃つもうまくミートせず得点ならず。
59分リヴァプールはケリーがミドルシュートを放つもフリーデルに跳ね返され
その後のCKもチャンスに繋げられません。
そして66分リヴァプールはカイトを下げスアレスを投入し前線の枚数を増やしてきました。
キャロルとのコンビネーションに期待がかかるところです。
しかしそのスアレスは69分にゴール前の競り合いでパーカーの腹部にキックをお見舞い。
パーカーが頭で処理しようとしていた高さのボールに足はないでしょう。
これによりスアレスはイエロー。というか黄色で助かりました。赤でもおかしくなかったかと。
スアレスそういうプレーは正直止めてほしいです。
71分スパーズはアデバイヨールに代えてサアを投入。カウンター狙いというところでしょうか。
73分リヴァプールはベラミーを下げてダウニングを投入しました。
そして74分にリヴァプールは決定機を迎えます。
右サイドからケリーのクロスが流れたところにキャロルがシュート。
しかし大きく枠を外れてしまいました。
ワンバンしたボールをお腹でトラップしての難しい状態だっただけに、う~ん惜しかった!

その後もリヴァプールが攻め続けるもスパーズの守備は崩せません。
そして84分スパーズは自陣からクラニチャルが前線の大きく空いた裏のスペースへロングボール。
そこにベイルが抜け出しレイナと1対1!!リヴァプール絶対絶命~[がく~(落胆した顔)]
かと思いきやレイナが最後まで冷静にベイルの動きをしっかり読んで体ごとシュートブロック!
こぼれ球は遅れて戻ってきたシュクとアッガーで何とかクリア。失点のピンチを免れました[たらーっ(汗)]
レイナ、アンタは偉い!
しかしロスタイムを含め残り10分間もリヴァプールが攻め込みはするのですが
ジェラードからのFKにスアレスが頭で合わせるもGKフリーデルの正面。
終了間際にもジェラードからのクロスにゴール前でキャロルがポストになり
スピアリングがそこへ入ってきてチャンスになりそうでしたがハンドの判定。
結局ここで試合終了の笛が吹かれ0-0のスコアレスドローとなりました。

正直な感想としてはリヴァプール今日はみんなよくやってたと思います。
内容は悪くなかったです。ただ、いい内容だったからこそ勝って欲しかったなあと。
ホームであること、スパーズがレドナップ監督不在、ケガ人もいてゲームプランも
あまり攻撃的ではなく守備に重点を置いていて自分たちが攻める時間は十分あった。
確かにしっかり準備している守備を崩すのは難しいけれど
そこをチームとしての連係で何とか打開していきたかったですね。
まだやっぱり周りがキャロルをどう活かすか、キャロル自身がどの場面でどういう役割を果たすのか
というところが不確定というか選手間ではっきりしてないようですね。
レイナやジェラードなんかはそのあたりすごく意識してやってると思いますけど
そこに今日ならベラミーとカイトがどういうタイミングで入ってくるのか
キャロルを活かすためにどこにどう動いてスペースを作るのか
逆にキャロルが作ったスペースに誰がどう入ってくるのかとか
選手の特徴をうまく活かし合いながら先を読んだプレーというのができれば良かったのかなあと。
スアレスを入れて2トップ
(ダウニングが入るまではベラミーがずっと高い位置だったので3トップ気味?)
にしてからは何となく可能性は感じたけれど、今日はスパーズに守られてしまいました。
特にパーカーにはかなりやられましたね。あそこを超えられなかったなあ。
負けなかったのは良かったけれど、勝ちたいよね。またアンフィールドで引き分けです。

とりあえずスアレスはせっかく復帰したんだからパーカーに対して行ったプレーみたいなのは
本当にしないで欲しい。前回の対戦時も確かやり合ってたけど。。。
テクニックもアイディアもあるいい選手だけどそのへん何とかしてほしい。
あとはベラミーに代えてダウニングはちょっとわからない。
サイドからのクロスに期待したのかなあ??また最後まで交代枠使い切らなかったし。
リスクは冒さないのか、何となく消極的な気もしちゃいますね。

ただ個人的な出来はみんなここ最近では一番良かったと思う。
スピアリングもホント効いてたし、ケリーもあまり試合出てないわりにはよくやってた。
頑張れ若手たち!
次節はユナイテッド戦。アウェイだけど。。。期待してます!

最後に話は変わりますがしんどい、と思っていたらついに風邪をひいていたみたいで
なかなか思うようにゲームチェックができません[ふらふら]
若い頃は一日寝れば治っていたのに~
ゆっくりになりますが更新していきますのでまた良かったら読んでくださいね。
シリア戦のこともちゃんと書きたいと思います。
皆さまもお体にお気をつけ下さいね。早く元気になりたいと思います!



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PL23節 ウルヴス×リヴァプール [リヴァプール]

今シーズンなかなか調子の上がってこないリヴァプールですが
カップ戦では苦しみながらも結果を出し、少し上向きになりそうな感じ。
PL第23節はアウェイでウルヴスとの対戦となりました。
第6節の対戦時は2-1でリヴァプールが勝っています。

今日のリヴァプールのスタメンはキャロルの1トップ。
2列目左にベラミー、中央ヘンダーソン、右カイト。
その下に今日はアダムとスピアリングがコンビを組みます。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。GKレイナ。
今日は情報が無かったので詳細は不明ですがジェラードはベンチ入りしませんでした。
次節のスパーズ戦を考えてでしょうか。怪我でなければいいのですが。

対するウルヴスは最前線にフレッチャー。
中盤はジャーヴィス、エドワーズ、ヨンソン、フリンポン、カイトリー。
最終ラインはウォード、ベラ、ジョンソン、フォリー。GKヘネシー。
ウルブスは22節終了時で19位と残留が厳しくなってきそうな苦しい状況。
どうしても勝ち点3が欲しいところです。

ゲーム開始早々、リヴァプールは左サイド・ベラミーからのクロスに
ゴール前でキャロルが競ったボールにカイトが走り込みいきなりのビッグチャンスを迎えます。
しかしこれは惜しくも得点に結びつかず。
そして11分、今度は逆にウルヴスがチャンスを作ります。
リヴァプール陣内でフリンポン→カイトリーと繋ぎ
エドワーズがゴール前に上手く入ってきていいリズムでフィニッシュまでもっていきます。
シュートは枠を外れましたが、これはちょっと冷えましたね[たらーっ(汗)]
この後も前半は両チームともチャンスは作るのですがここ、というところでミスが出たり
連係が合わなかったりとなかなかゴールを決めることができません。
リヴァプールは前線でチャンスになった時にそれぞれの選手の崩しのイメージが合っておらず
なおかつ一番得点の可能性が高いであろう選択肢が選べていないようでした。
前半はどっちもどっち、という印象。得点はなく0-0で後半へ。

前半を観る限り今日もゴールの遠そうなリヴァプールでしたが52分でした。
ベラミーのスローインから左サイドでアダムがゴール前にいいクロスを入れると
キャロルが左足のダイレクトで合わせてゴール!リヴァプールが先制点を奪います。
すると先制したことで少し余裕が出てきたリヴァプールはパスもうまく繋がるようになり
ディフェンスも安定してきました。
逆にウルヴスは横パスやバックパスが増え、前半のような積極性は見られなくなりました。
そして61分、左サイドでボールを受けたベラミーがそのままドリブルで
ペナルティエリアまで切り込んでシュート。これが決まりリヴァプールが追加点。0-2。
ウルヴスはその直後の62分カイトリーをハント、ヨンソンに代えイバンクス・ブレイクを投入。
前線を2トップにしサイドを変え、まずは何とか1点を返したいところです。
しかしリヴァプールの2点リードになってからゲーム上手くコントロールされ
ウルブスは選手交代を活かす事ができません。

そしてリヴァプールは落ち着いたゲーム運びから78分更に得点を重ねます。
自陣でエンリケがボールを奪い左サイドから
逆サイドに上がってフリーになっていたカイトへ大きく展開。
カイトから中央アダムへと繋ぎ、DFが3人ともアダムにいってしまい
再びフリーになったカイトにリターン。これをカイトが確実に決め0-3。
カイトはこれがリーグ戦今シーズン初ゴール!やっときましたね~。
試合をほぼ決定づけたリヴァプールは次節のスパーズ戦を意識してか
81分にアダムをシェルヴィ、アッガーに代えキャラガーを投入しました。
ウルヴスは84分、フリンポンに代えミリヤシュをピッチに送り出しますが効果は表れず。
85分にイバンクス・ブレイクのミドルシュートがポストを叩き一瞬ヒヤリとしましたが
何とか失点せずに0-3で試合終了。ロスタイムにはカイトを下げ
ケガをしてから長い間戦列を離れていたファビオ・アウレリオもリーグ戦初出場を果たしました。
リヴァプール今日は得点も取れてクリーンシートでの勝利となりました。

前半はまあまあストレスの溜まる展開でしたがキャロルの得点で変わりましたよね。
でもやはり今シーズンのリヴァプールはまず全体的に運動量が足りないのと
昨シーズンに比べて攻めに転じた時のスピード感に欠けています。
マイボールになってからの動き出しが遅く、ボールを持った選手が考えながら持ち上がっているので
それによって一つ一つのプレーがどんどん遅れていって効果的に攻められない印象です。
選手間の攻撃のイメージが合わないので意思疎通や連係がうまくいかない、
予測してプレーするという部分でもお互いがイメージを共有できていない場面が多いですね。
このゲームではウルブスも良くなかったのでそれに助けられた部分もあったと思います。
良くないながらも得点できて、そこからはチーム全体がうまく機能し始めた感じですけど
問題は上位チームやそうでなくても調子を上げているいい状態のチーム相手に
同じように戦えるかというところも大きなポイントでしょうね。

とは言え、レイナがいい位置でフリーになっている選手を良く見ていてパスを出したり
彼の正確なロングフィードは今日もいい攻撃を作り出していました。
スピアリングもよくスペースを埋めて素晴らしいカバーリングだったし
味方がボールを奪われたら取り返したりと中盤でかなり効いてましたね。
攻撃でもいいタテパスを何度か出してましたし。
以前から言ってますけどスピアリングもっと使ってくれないかな~?いいと思うのですけど。
アダムも今日は良かったんじゃないでしょうか。
キャロルはゴールは決めてくれたけど、やっぱりもっと動いて欲しいですね。
次節からスアレスが復帰してくるんだから頑張ってよ~!

そして。。。FAカップに続きカイトが公式戦連続ゴール、
ようやく今シーズンリーグ戦初ゴールとなりました[手(チョキ)]長かったね~。
そしてこれが彼自身プレミアリーグ通算50ゴールとなり
スカパーアナ・西岡さん情報ではこのカイトのゴールが
ダルグリッシュ監督が率いたリーグ戦で通算500ゴールになったようです。
リーグ戦初ゴール+50ゴール+500ゴール、何かいい感じじゃないですか?
ここからどんどんゴール数のを伸ばしてチームの勝利に貢献して欲しいですね。
今シーズンお世辞にもコンディションがいいとは言えず
世代交代の問題などもありスタメン起用される試合も減りましたけど
本人は淡々とチームのために頑張っていますから今後の活躍を信じてます。
それに彼の魅力はゴールだけでなく、豊富な運動量、的確なポジショニング、献身的な守備
周りの選手を活かすことのできるとても頭の良いプレイヤーでもあるのです。
あっ、すいません。またカイトの話になるとどんどん長くなっちゃいますね[あせあせ(飛び散る汗)]
今日はこのへんで(笑)

さて次節は月曜日(日本時間では火曜日の早朝)強敵スパーズとの対戦です。
抑えなきゃいけない選手だらけだけど大丈夫かな~、と心配ですが頑張って欲しいです。
ここ最近スパーズにはやられっぱなしだから何とか勝ってもらいたい。
その次はユナイテッド戦だし、ここ頑張りどころですよ~。
怖いけど(笑)楽しみなゲームが続きますね。いいゲーム期待したいと思います!
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最高のゴール! [リヴァプール]




28日(現地時間)FAカップ4回戦・リヴァプール×マンチェスター・ユナイテッドが行われ
なんと~
カイトの決勝ゴールでリヴァプールが勝利しBest16進出を決めましたぁ~
\(≧▽≦)/ カイトすごいよ~ 良かったよ~!!!


スミマセン、大興奮してしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]お許し下さい!

ゲームを90分観ていないので今回レポートできませんが
21分CKからアッガーのヘディングでリヴァプールが先制、
39分にはパクちゃんのゴールで同点に追いつかれますが
終了間際の88分、レイナからのロングフィードにキャロルが頭で後ろにすらし
そのボールに途中出場していたカイトが走りこみ、右足でのハーフボレーシュート!
これが見事に決まり土壇場でリヴァプールが勝利しました。
本当に良かったです。やっとカイトにゴールが生まれました!
そしてチームも勝って最高!

ゲームの内容はファーガソン監督やジェラードのコメント、ボール支配率などを見ても
ユナイテッドが優勢だったようですがそれでも勝つという結果を出せたんだから良かったです。
相手チームだけどパクちゃんのゴールもいいシュートだった、さすがです。
しかしリヴァプールはあれだけリーグ戦で苦戦しているのに
カップ戦では勝ち進んでいるというのはなんとも不思議な感じですね。
CLなどもそうですがリーグ戦とは全く別モノなんでしょうね。
それもまたサッカーの面白いところ。


今日はカイトがゴールを決めてくれて
チームの勝利に大きく貢献してくれたことが本当に嬉しかったです。
くたばってた体が一気に元気になりそうです(←単純だ~)
でもそのゴールの直後にも決定的なゴールチャンスがあったのですが
それは外してましたけどね(苦笑)
まあでもいい。いいです。ありがとう。

というわけで今日はこんな記事でスミマセン[たらーっ(汗)]
でも嬉しかったので。。。素直に表現してみました[わーい(嬉しい顔)]




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PL22節 ボルトン×リヴァプール [リヴァプール]

PL第22節リヴァプールはアウェイでのボルトン戦となりました。
前節はストークにスコアレスドロー、順位も7位に後退。
選手起用やシステムも首をかしげる部分が多く、試合内容も低調。
かなりストレスの溜まるゲームでした。さて、今日はどうだったのでしょう。

今日のリヴァプールのスタメンはキャロルの1トップ。
2列目に左からマキシ、ベラミー、ヘンダーソン。
ボランチの位置にはアダムとジェラード。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。GKレイナ。
ディフェンスは4バックに戻り、ダウニングはスタメンを外れましたが
何か今日もいまひとつスッキリしない選手起用にポジションな気が。
これについてはまた後ほど書きたいと思います。

対するボルトンは以前リヴァプールに所属していたエンゴクの1トップ。
中盤はアンカーにレオ・コーカーを置き
2列目は左からペトロフ、ムアンバ、デイヴィス、イーグルス。
最終ラインはリケッツ、ナイト、ウィーター、ステインソン。GKボグダン。
ボルトンは現在19位、今シーズン何とホームではまだ1勝しかしていません。

リヴァプールは苦手のアウェイ、チームの調子も下降気味ではありますが
下位で苦しむチーム相手に負けるような事があれば本当に重症、今後に暗雲が立ち込めます。
立ち位置は違えど頑張りどころは両チーム同じ、負けられない一戦でしたが。。。

まず前半の4分でした。ボルトンはリヴァプール陣内の高い位置で
エンゴクとデイヴィスのワンツーからシュクルテルをうまくかわし
そのままデイヴィスが左足のシュート。これがゴール右隅に決まりボルトンが先制。
リヴァプールは早い時間帯で失点してしまい、その直後にもサイドでエンリケのコントロールミスから
失点こそ免れましたが決定機を作られなんとも落ち着かない立ち上がりに。
逆にボルトンは先制したことで明らかにチームが活気づき、勢いが出てきました。
リヴァプールは失点の影響とボルトンの勢いに押され完全に動揺し
マイボールにもなかなかできず、自分たちのリズムにもっていくことができません。
そして29分、ボルトンはエンゴクが前線でポストになりイーグルス→レオ・コーカーへと繋ぎ
胸トラップからのシュート。これもまた見事に決まりボルトンは追加点を挙げました。
前半30分までに2点もリードを許し追う立場のリヴァプールは
37分、ボルトンのゴールキックからアダム→キャロルへと繋ぎ
前線の大きく空いたスペースへキャロルが頭で落としたところにベラミーが抜け出しゴール。
なんとか前半のうちに1点を返す事ができました。
しかし前半終了間際にボルトンに嫌な位置でFKを与えてしまい危うい場面もありました。
レイナの好セーブで何とか事なきを得ましたが、危ない危ない[たらーっ(汗)]

前半は2-1で後半へ折り返し。
リヴァプールは前半のうちに1点返せたことをプラスに巻き返したかったのですが
50分、ボルトンのCKからまたもや失点。
ペトロフのクロスボールにファーでウィーターが下がりながらエリア内中央に頭で落とし
最後はステインソンが低い弾道のボレーシュート。これで3-1になりました。
そして64分リヴァプールは劣勢な状況を打開すべくマキシをカイト、アダムをダウニングに代え
ベラミーとキャロルの2トップ、ヘンドをジェラードと中央に並べ
左サイドにダウニング、右はカイトで4-4-2のような布陣にしてきました。
リヴァプールは選手交代してから少し勢いは出てきたのですがそれも持続せず。
ボルトンもずっと攻撃的にきてましたからスペースもありましたし
打開できる要素はあったと思うのですがその状況をうまく使えません。
ボルトンはリヴァプールの動きをよく読んで対応していたと思います。
全く穴がなかったとは言えませんが、失点シーン以外ほとんどミスもなかったと思いますし
無駄なファウルなどもなかった印象です。
刻々と時間だけが過ぎ、最後はボルトンが選手交代で時間を使い3-1で試合終了。
ボルトンはこれで今季ホームで2勝目、リヴァプールは痛い黒星です。
第3節アンフィールドでの対戦時は今日と全く同じスコアでリヴァプールが勝っていました。
やり返されてしまいましたね。

今日はまずボルトンが今の苦しい状況から何とか脱出するんだ、という気持ちが
ゲームを観ていてフィールドにいる選手全員、ベンチ、スタジアムから伝わってきました。
勝ちたいという気持ちの部分でリヴァプールを上回っていたと思います。
そういう気持ちがあったからこその立ち上がりの得点だったし、主導権も握れた。
失点してもそこから崩れず自分たちのリズムでゲームを運べたのが良かったんだと思います。

さてリヴァプールですが言いたい事、山ほどありまっせ!
というわけで、ものっすごい私個人が思うことですが~書きたいと思います。

まず今日の選手起用とシステムですが、最終ラインとキャロルの1トップはわかる。
ここまで外さなかったダウニングをマキシに代えたのもわかる。
しかしサイドにヘンドはやっぱり効果的ではないと思います。
サイドにいる時のヘンドは後方からのボールに対して反応が遅いし、
どこにどう動いていいのかよくわからないから動きも少ないしプレーにも迷いがある。
現に途中から中央に入ってからは動きがスムーズでしたし。やっぱり中じゃないかなあ。
そして今日はコンディション良くなさそうでしたけど
マキシを使うなら彼と相性の良いカイトも一緒に使う方がいいと思います。
なのでキャロルとカイトの2トップでサイドは今日の2人の方が合うと思うのです。
で、中はジェラードが絶対ならコンビを組む相手ですよね。
アダムとジェラード。。。ん~ここまではあまり良くないかも。
何か2人が別々にプレーしてるって感じですし、アダムが以前より自分を出さなくなっているような。
まあ中の2人がいいバランスでプレーするというのは難しいんでしょうけど。
ルーカスがいればまた違うんだろうなあとも思いますが。
スアレスがいないのもやはり痛いですね。裏の大きく空いたスペースへの飛び出しとか
前線でのディフェンスラインとの駆け引き、アイディアのあるプレー
テクニックもありますし今そういう選手がちょっといないかなあ。
それからキャロルですが、マークがきついのはわかるけどもっと頑張りを見せて欲しい。
競り合いでも簡単に諦めてることが目立ちます。
やる気になってる試合とそうでない試合、また1試合の中でも気持ちに波があるように思います。
メンタルの部分で成長して欲しいですね。もっと積極的にプレーして欲しいです。

試合に関してはまず入り方が悪かったですね。
立ち上がりに失点してそのまま相手のペースになってしまった。
今日はディフェンスがかなり不安定でしたね。不用意なバックパスも多かったし。
エンゴクがそのあたりを常に狙っていて危ない場面が何度となくありました。
過密日程の疲れか選手一人ひとりのパフォーマンが落ちているのも感じます。
前節ほどではありませんでしたが今日も選手間の意思疎通が合っていませんでしたし
ひとついいプレーがあっても次のプレーでトラップがうまくいかなくて時間がかかったり
ほんの少しの事なんだけれどそういったところでズレが生じているんだと思います。
いいプレーの連鎖がこのところない印象です。
それから今この状況でどのプレーがベストな選択なのかを判断する部分でしょうか。
それはやはり得点をするという局面ですよね。
自分でシュートを撃つのか、サイドに開くのか、スルーパスを出すのか
それが今日はできていなかったんじゃないかなと思います。

ある意味それが全てうまくいってゴールを決める、チームが勝つという事は
本当にすごいことなんだと思うしサッカーというスポーツの奥深く面白いところだと思います。
問題はたくさんありますし、チームのメンタルがちょっと下がってて心配ですけど
いい時もあれば、悪い時もあるし。
こういう苦しい時期をチームが一つになって乗り越えて欲しいですね。
前節も良くなくて今日も負けていい気分ではありませんが応援してます。

ちなみに今後、今週カーリングカップでシティ、FAカップでユナイテッド
その後リーグ戦はウルヴス、スパーズ、ユナイテッドと続きます。
何だこれ!?って突っ込みたくなる日程と対戦相手ですが何とか頑張って欲しいですね。




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PL21節 ストーク戦に思うこと [リヴァプール]

先週は思うところがあって、ちょっと充電期間をいただきました。
また今週からリスタートしますのでよろしくお願いします!

さてここ最近のリヴァプールですがリーグ戦で前節シティに敗れた後、
FAカップでは5-1と3部のオールダムに勝利
またカーリングカップではシティに0-1で何とか勝利し、このストーク戦を迎えました。
試合全ては見ていないので何ともですが、シティ戦は相手の主力選手が何人か欠場し
得点もジェラードのPKのみで後はかなり守備的な戦いだったようで
あまり内容は良くなかったみたいです。
スアレスの出場停止やケガ人、また詳細はよくわかりませんが
ダウニングもピッチ外でトラブルがあったようで何だかいろんな面で上手くいっていませんね。
そんな中で行われた曲者ストークとの一戦。

今日のリヴァプールのスタメンはカイトの1トップ気味に
サイドに左はダウニング、右ヘンダーソンその下にアダムとジェラードが中央
最終ラインが3バック気味でコアテス、キャラガー、シュクルテル。
で、その前方のワイドにそれぞれエンリケとジョンソン。GKレイナ。
。。。??何だこれ?って思う何か変な布陣でスタート。
3-4-3か場合によっては4-3-3?みたいな感じでした。
時には最終ラインが5人並んでた時間も少しあったかな。。。
スピアリングはケガみたいでしたが、何故かアッガーもいませんでしたし
サブにはマキシもいなかったです。

対するストークは前線はクラウチ、ウォルターズ。
中盤はエザリントン、デラップ、ウィーラン、パラシオス。
最終ラインはウィルソン、フート、ショウクロス、ウッドゲイト。GKセーレンセン。
第4節の対戦時は1-0でストークが勝っています。
私は今シーズン、リヴァプール戦以外でも何度かストークのゲームを観る機会があったので
独特のチームカラーを持った面白いチームだな、という印象がありました。
簡単に勝てる相手ではないのはわかっていましたが。。。

今日のゲームは90分間通してほぼ同じ流れ。
ストークが守備を固め、リヴァプールがボールを保持し攻める。
ただそれだけ、でしたね。
ストークはある程度の場所ではプレスも緩く、リヴァプールにボールを持たせて
ゴール前もそこまで下がりすぎずひたすら集中した守備。
チャンスがあればカウンター、ワンチャンス狙いで決して無理はしてきません。
リヴァプールはホームだし、クラブの戦い方としても状況としても
もちろん勝ち点3が欲しいから攻撃的に出てくるのは当然です。
まあ予想できた試合展開ではあったわけですが、リヴァプール今日もうまくいきませんでした。
今日は結果から書いてしまいますが、最後までストークの守備を崩せず
またホームで勝たなければいけない試合を0-0のスコアレスドローという形で終えてしまいました。

まあそういうわけで私なりに今日のゲーム、またここ最近のチーム状況について考えたので
今日はそれを書きたいと思います。

まず、今日のゲームについてですが一番の問題点は選手ではなく監督采配にあると考えます。
以前から感じていますし、今までに記事で書いたこともありますが
起用する選手とポジション、組み合わせが合っていません。
期待している若手選手を今後のために育てたい意図もわかります。
ケガ人や出場停止、過密日程など苦しい事情が背景にあるのはわかります。
しかし現時点いる選手でも目指すサッカー、勝てるチーム作りをすることは可能だと思います。

まずカイトを1トップで使うならサイドの人選が別の選択肢だと思います。
ダウニングとヘンドではなくマキシがいればマキシ、そしてベラミー。
カイトはどちらかと言うと個人で打開する選手ではなくて周りの選手を活かし
それによってなおかつ自分も生きるタイプです。
だからトップで使うなら2トップ、今日で言うなら最初からキャロルで組んだ方がいい。
もしくはキャロルを1トップにしカイトはサイドで起用する方が良いと思います。

ヘンドはサイドより中央が得意なプレイヤーです。
にも関わらずジェラードとアダムもいるから同じポジションの選手がかぶるので
結果慣れない他のポジションで起用され試合に入れない。
しかもまだ若いのでそんな器用に複数のポジションはこなせないでしょう。

あと今日の最終ラインに関しては意図が全くわかりませんでした。
エンリケとジョンソンはほとんどの時間高い位置にいましたから
攻撃に厚みを持たせたかったんだろうけど、そもそもそこが問題じゃないと思いますし
何でまた急にそんな事しようと思いついたのかちょっと理解できません。

シーズン開幕当初は新加入の選手が馴染んでいないながらも今よりはいい形は作れていました。
しかし試合を消化するごとに良かった部分までパフォーマンスが落ちてきています。

1 全体的に運動量が少ない
2 トップの選手にボールが入っても後方からの上がりが遅く前線の選手が孤立してしまう
3 パスを出した後その選手が止まっていることが多い
4 選手間のイメージが統一されておらずプレーに少しずつのズレが生じて結果リズムが出ない
5 プレーの選択、判断に迷いが見られる
 
最近はこの5点が特に気になりますが一番の問題点は選手間の信頼関係だと考えています。
せっかくのチャンスでもボールの出し手も受け手も相手を信頼していないように見えます。
“出そうと思ってるけど受けてくれるかな?わかってるのかな?”
“出してくれるのかな?どうなのかな?”
そう一瞬でも考えているとプレーはその間にも進むわけだから
敵選手はその間にマークにもつけるし、ゴール前も固められるし効果的な攻撃にはなりにくい。
この試合でもそういうシーンが本当にたくさん見られました。
例えばジェラードとカイトは長いこと一緒にやってますからここは信頼関係が成立してますよね。
得点には繋がりませんでしたがこのラインは何度もタテにそういうボールを出し、受けていました。
でもこの2人だけがそうでもゴールには繋がりませんよね。
チーム全員がそうでなければ得点、勝利には繋がりません。

個人個人の能力は決して低くありません。
もちろんそれぞれ伸ばしてほしいところはたくさんあります。
しかし今選手たちが持っている能力をうまく融合させて一つの目標に向かって
お互い信頼関係を築きいいチーム作りをしていけるかどうかは
選手同士のコミニュケーションももちろん大きいですけど
やはり監督やコーチというところになってくるのでは、と思うのです。
ダルグリッシュ監督には彼なりの考えや信念があるとは思いますが
実状上手くいっていないのは明らかですから、何か変えていかなければいけないと思います。
その選手を信頼し、期待してピッチに送り出してるんだからチャンスを与えて
我慢強く、根気良く見守っているとも思うのですけどね。
でも決断するべき時は決断しなくてはならないと思います。

このストーク戦では最終的には最初にこうした方がいい、と書いたように
後半途中からカイトとキャロルを2トップにしサイドにベラミーを入れました。
恐らくベンチもその方がいいというのはわかっているんだと思いますが
動くのが遅すぎる気がします。というか、最初からそれでいいんじゃないのかな、と。
大事な時期に来てトラブルも多く、迷走してますね。
今後が心配です。どこかで方向転換しなくては手遅れになるかも。。。

今日は試合内容ではなくこういった内容になってしまいました。
一応交代選手だけ明記しておきます。

58分 ダウニング → キャロル   62分 パラシオス → ホワイトへッド  
74分 ヘンダーソン → ベラミー  79分 ウッドゲイト → ウィルキンソン   
                       87分 エザリントン → フラー

しかしなぜリヴァプールはいつも交代枠を最後まで使い切らないことが多いんだろう?
そこもちょっと考えて欲しいなあ、と思います。



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PL20節 マンチェスター・シティ×リヴァプール [リヴァプール]

皆さまお正月休みいかがお過ごしでしょうか?
今日は本来なら年末年始のチェルシー戦をレポートする予定をしておりましたが
少し予定を変更して先に今日早朝(日本時間)に行われたリヴァプール戦をお伝えいたします。
それは何故か、と言いますと~。。。読んで頂ければ幸いです。

さて前節リヴァプールはホームでニューカッスルと対戦し3-1と久々に得点が取れての勝利。
ケガから復帰したジェラードもゴールを決めるなど今後に向けて明るい兆しが見えたゲームでしたが
第20節は強敵、首位マンチェスター・シティとアウェイでの対戦となりました。

今日のリヴァプールのスタメンはキャロルの1トップ。
中盤は左からダウニング、アダム、ヘンダーソン、カイト。
アンカーはスピアリング。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。GKレイナ。
ジェラードは今日もベンチからのスタートとなりました。

対するシティは最前線にジェコ、ワイドにシルバ、ミルナー。
中盤はバリー、アグエロ、ヤヤ・トゥレ。
最終ラインはクリシ、コンパニ、コロ・トゥレ、リチャーズ。GKハート。

リヴァプールは立ち上がりは守備的でかなり慎重な入り方でした。
一方シティは勢いというよりは質の高いプレーの連鎖でリヴァプール陣内へ攻め込んできます。
シティは言うまでもなく個人の能力が高い選手が揃っていますし
それがチームとしてまとまって機能すればそう簡単に崩せる相手ではありません。
おそらくリヴァプールとしてはアウェイでもありますし、まずは守備をしっかりして
チャンスをうかがいつつ得点を狙うというプランだったのでしょう。
しかし前半10分という時間帯、早くもそのプランは崩れました。
リヴァプールは自陣でカイトがボールを失い
そこから最後はアグエロにミドルシュートを決められあっけなく失点。
レイナが完全に反応していて止められたはずのシュートでしたが腕の下を通してしまいゴールイン。
リヴァプールはミス2つから痛い失点となりました。

早い時間帯での失点にリズムを作れなくなったリヴァプールはイージーミスを連発。
自らのミスでマイボールをすぐにシティに奪われてしまいます。
それに加えシティの選手の前線からの労を惜しまぬ厳しいプレッシャーに苦しみ
マイボールになっても前が向けず攻撃の形がなかなか作れません。
相手の守備が整う前にカウンターで早く攻めたいところでしたが
シティの堅く安定した守備にどうしても時間が掛かりそれもうまくいきません。
シティはリヴァプールとは対照的にボールを持ってからシュートまでが早かったですね。
今日のリヴァプール、味方がボールを持った時の動き出しがどの選手も遅い。
そして33分シティはシルバのCKからヤヤ・トゥレがヘディングシュートを決め追加点。
トゥレにはジョンソンが対応しなくてはいけなかったのですがマークが甘い!
あれでは簡単に動かれて合わされてしまいます。
ジョンソンだけでなくここ最近ディフェンス時の競り合いや体の寄せの甘さが気になっていましたが
ここでもそれが出てしまい失点に繋がってしまいました。
前半は2-0で終了。リヴァプールに全くチャンスがなかったわけではありませんでしたが
完全にシティにゲームを支配された45分でした。

そして後半もそれは変わりませんでした。
シティは2点リードしている事からプレッシャーも緩くなり前半のように攻めてこなくなりました。
リヴァプールにボールを持たせて余裕さえ感じさせるゲーム運び。
このあたりはさすがマンチーニなのでしょうね。堅いなあ~。
リヴァプールはその状況をうまく活かしたいところでしたが全くリズムが出てきません。
その状況を打開すべく57分にアダムをジェラード、カイトに代えてベラミーを投入。
頼りになるジェラード、好調のベラミーに期待が掛かりましたが
シティの堅い守備は破れないし、崩れません。
こうなっては相手のミスを突いて得点に繋げることしかなさそうでしたが
シティの選手ミスしないんですよね、これがまた。
リヴァプールの選手も諦めはしていませんでしたが正直手も足も出ない状況でした。

しかし72分を過ぎた頃、相手陣内にボールを持ち上がったアッガーに対するファウルで
バリーがこの日2枚目のイエローカードをもらい退場。シティは10人に。
リヴァプールにとっては願ってもないチャンスです。ここは頑張らないと!
しかしそう期待したのもつかの間。。。バリーの退場したその直後、
チャンスになったはずのリヴァプールはエンリケのパスミスからボールを失い
ジェコからのスルーパスに抜け出したヤヤ・トゥレに突破を許し
それを止めに入ったシュクルテルがエリア内でトゥレを倒してしまいPKを献上。
これをミルナーに決められ3-0。この時点でほぼ試合は決まってしまいました。
10人になったシティはリヴァプールのミスから追加点を奪い
その後シルバを下げてレスコットを投入し完全に守備固め。
こうなると今日のリヴァプールの出来では得点の匂いは全くしません。
スピアリングに代えてマキシを投入し交代枠も使い切りますが
最後までシティの厚い壁を崩せず3-0で試合終了。
シティは首位をキープ。リヴァプールは痛い黒星となりました。

ハァ~、もう完敗ですね。シティ強かった。本気でへこみます[バッド(下向き矢印)]
スパースにこてんぱんにやられて以来のショックですね。言い訳はできません。
が、したいと思います(苦笑)
とにかく今日は入り方が悪かった。早い時間帯での失点にプランも崩れリズムも作れず
ミスも多かったし、ほとんどの選手が良いパフォーマンスではなかったです。
もちろんシティが良かったのはありますけど自滅感が強かったですかね~。
そしてそれを最後まで修正できず、流れも引き寄せられなかった。
試合途中からかなりの大雨でピッチコンディションも悪かったにせよ
大事な場面で足を滑らせチャンスにならず、とかも多かったです。
(シティの選手は滑ってなかったなあ?ホームだからでしょうか。。。)
あと気になったのは守備の局面で
あれだけ能力の高い選手たちに1対1ではなかなか対応しきれないし
もっと守備も連動性をもってチームでボールを奪いにいく姿勢を持って欲しいなあ、と。
それと解説の高木琢也さんが何度もジョンソンね~とおっしゃっていましたが
その通りでしたね[あせあせ(飛び散る汗)]ここ数試合コンディション良くないです。
そしてアイディアが足りないのは彼だけじゃなく、みんなストレートすぎるんですよね。
そのあたりをレベルアップしていかないとやはり点は取るのは難しい。
得点に繋がるようなアイディアとそれを実行できるスキルと選手間の意思疎通が必要です。
ジェラード、ベラミー、マキシが入ってからは少しいい感じにはなりましたけど。
まあでもキャロルとスピアリングはまだ良かったかな。
負けた試合でいいと言うのも何だけど、少しずつフィットしてきてるんじゃないでしょうか。
まあ何にせよまた一から出直しですね。

そういうわけでリヴァプールのあまりの負けっぷりに
どうしても記事を書きたくなってしまい先に更新させていただきました。
今日も長々と書きましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。
チェルシー戦は明日の更新予定です。


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