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FAカップ☆ファイナル チェルシー×リヴァプール [リヴァプール]

皆さま連休最終日いかがお過ごしですか?
私はサッカーに始まりサッカーに終わっていきそうです(笑)

とても楽しみにしていた2011-12シーズン・FAカップ・ファイナル。
チェルシーとリヴァプールの一戦は2-1でチェルシーがリヴァプールを下し優勝。
見事タイトルを獲得しました。
まずはチェルシー、おめでとう。

直前のリーグ戦ではお互い黒星で少々躓きはしましたが
今日はまた特別な思いでこのゲームに臨んだことでしょう。

今日のチェルシーのスタメンは前線にドログバ。
中盤は2列目に左からカルー、マタ、ラミレス。
ボランチにはランパード、ミケル。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、イヴァノヴィッチ、ボジングワ。GKツェフ。
コンディションの上がっていたトーレスはベンチスタート。かなりご機嫌斜めな様子[たらーっ(汗)]
やはりここ一番というところではドログバを使ってきましたね。

リヴァプールのスタメンはスアレスの1トップ。
中盤は2列目・左からダウニング、ジェラード、ベラミー。
ボランチはスピアリングとヘンダーソン。
最終ラインはエンリケ、アッガー、シュクルテル、ジョンソン。GKレイナ。
ミッドウィークに温存したメンバーを中心に予想通りの顔ぶれです。

ゲームの立ち上がりは両チームとも失点を警戒し無理をせずかなり慎重な入り方でした。
しかし少し堅いゲーム運びから11分という早い時間帯にスコアは動きます。
チェルシーは自陣の左サイドからアッシュが前へ長めのボールを入れ
中盤でスピアリングがカットし損ねたルーズボールを中央でマタが拾うと
右サイドを上がっていたラミレスへ。
ラミレスがエンリケに競り勝ちゴール前まで運び自らシュート。これが決まりチェルシーが先制。
チェルシーはワンチャンスを逃すことなく得点、逆にリヴァプールは痛い失点です。
そんなに難しいボールではなかったのですがスピアリングが処理がミスし
エンリケもパスコースを読みきれず対応が遅れ簡単に抜かれてしまいました。
得点が生まれたことでゲームが徐々に動き始めます。
チェルシーには固さが取れて落ち着きと余裕が現れ、追う展開のリヴァプールは前に出始めました。
リヴァプールは失点直後の13分に右サイド・ジョンソンのクロスから
ゴール前でイヴァノがクリアしたこぼれ球にベラミーがボレーシュートでチャンスを迎えるも
再びイヴァノに防がれ得点ならず。

その後もリヴァプールはボールの出しどころがないのかディフェンスラインでボールを回したり
横パス、バックパスが多くなかなかタテにボールを入れることができません。
中盤センターのスピアリングとヘンドのところで前にいいボールを供給できないので
トップ下を務めるはずのジェラードがかなり低い位置まで降りてきて
ボールを受けて捌いてはリズムを作ろうとするのですが
またスピアリングとヘンドのところでストップしてしまう場面が目立ちました。
スアレスも孤立気味でボールが入ってもすぐに相手選手に囲まれボールを失ってしまいます。
リヴァプールはマイボールになった時の動き出しが全員ワンテンポ遅れてしまいがちで
チェルシーは対応しやすかったと思います。
決してチェルシーが攻め込んで押しこんでいるのではなくうまく守られてしまっている印象でした。
前半はそのまま1-0で終了、後半へ折り返します。

後半開始早々、チェルシーはスローインからプレッシャーを受けながらもパスを繋ぎ
カルーがディフェンスラインのウラのスペースへスルーパス。
そこへアッシュが抜け出し最後は逆サイドのラミレスを狙いチャンスを作ります。
逆に追いつきたいリヴァプールは前半同様マイボールになった時の動き出しも遅く
せっかくのCKもキックミスでノーチャンス。なかなか攻撃の形が作れません。
すると52分チェルシーは敵陣内でミケル→ランパードと繋ぎ早いタイミングで前線のドログバへ。
ドログバのシュクの股間を通したシュートがゴール右隅へ決まり
2-0とチェルシーがリードを広げます。
これで動かざるおえなくなったリヴァプールはスピアリングに代えてキャロルを投入。
最初は疑問に感じましたが前線をスアレスとキャロルの2枚に増やし
ジェラードが中盤のセンターにポジションを変えることで
前にボールを入れやすくする狙いだったようです。

リヴァプールはキャロルが入ったことで前半にはなかったロングボールを使い出しますが
それも続かず逆にチェルシーには良い形を作られてしまいます。
しかし64分リヴァプールは敵陣内・左サイドで
ボジングワが蹴りだそうとしたボールにダウニングがブロック
エリア内にこぼれたボールをキャロルが拾い少々時間は掛かりましたがテリーをかわしシュート。
見事ゴールを決め1点差に詰め寄ります。
その後リヴァプールはキャロルがポイントとなって良いリズムでチェルシー陣内で攻撃を展開。
チェルシーは自陣に引き気味になりセカンドボールも拾えなくなってきました。
キャロルにゴールが生まれてからは完全にリヴァプールの流れになってきました。
チェルシーは76分ラミレスに代えてメレレスを投入、中盤の守備を厚くしてきました。
リヴァプールは78分今日はあまり良さが出せなかったベラミーに代えてカイトを投入しました。
残り時間もリヴァプールが攻める展開、81分にはジェラードとスアレスのワンツーから
右サイドジョンソンへと繋ぎエリア内のスアレスへリターン。
スアレスが浮かせたボールにキャロルがヘディングシュート!一瞬ゴールかと思われましたが
ツェフがファインセーブでゴールならず。ボールはギリギリラインを超えませんでした。
チェルシーは90分にマタに代えマルダを投入し完全に守備固め。
ロスタイムは5分と長く最後までリヴァプールも攻めましたがゴールを割ることは出来ず試合終了。
2-1でチェルシーが勝利しFAカップのタイトルを獲得しました。

全体的な感想としては現段階では戦術面でも個の力でもチーム力でも
チェルシーがリヴァプールを上回っていたと感じました。
チェルシーは攻守ともにどうするのかがはっきりしていますよね。
それプラス、チェルシーにはビックマッチを戦い慣れているメンバーが多くいますし
経験も豊富で状況に見合ったゲーム運びもチーム全体で出来るというのも大きな利点だと思います。
チェルシーもどちらかというと攻撃的な要素の強い選手が多いですし
守備面で不安が無いとも言えないのですがCLのバルサ戦を含め守りきることも出来るという
自信もついた部分もあるでしょうし、試合運びも堅かったですね。
私自身はお互いが撃ち合ってくれたら面白いなあ、とそういうゲームを期待してましたが
やはりタイトルを懸けた大切な試合ですからそうはなかなかいきませんでした。
ボアス時代に少し窮屈感を感じて上手くいかなかったチームが
ディ・マッテオ監督になって本来の自分たちに合ったサッカー
したかったサッカーを出来るようになって得たここまでの結果ではないでしょうか。
(ボアスのやろうとしていたことは大切なことで否定はしません。やり方の問題だったと思います)

さて一方敗れたリヴァプールですが
前節リーグ戦で大きな代償を払って主力選手を温存した割には
あまり選手のコンディションが良かったとは思いませんでした。
重要な中盤のセンターがまだ若い2人ですからなかなか機能せず
ジェラードが一人でボランチ・トップ下の役割をこなしタイミングを計ってボックス内に顔を出したりと
何だか全部を背負ってしまっていてその姿が痛々しい程でした。
前半は特にどう攻めるのかが全く見えてこなかったですし
どんなプランで臨んだのかわかりませんが失点した後の修正もなかなかできませんでした。
その中でも途中出場のキャロルが本当に良くやっていましたね。何だか見直しました。
シーズン通してもっとチームとしてこういうサッカーをする、という部分が確立された中で
それぞれの選手の特徴がうまく表現できて
信頼関係を作れていれば違った結果だったかもしれませんね。
それとこれはとても個人的に感じることですがダルグリッシュ監督は
タイトルよりもこれからのクラブの未来を優先させたように感じました。
どちらが大切なのかは私には判断できませんがリヴァプールはもっと良いサッカーができるチーム。
それをやりきれずに負けてしまったことが残念でなりませんでした。

さて、FAカップはチェルシーがタイトルを獲りましたが
この後ミッドウィークにプレミアで再び両チームは対戦します。
チェルシーは来季のCL出場権確保が厳しくなりましたが
とにかく残り2試合は勝たなくてはなりませんし
リヴァプールもこのまま同じチームに2連敗なんてしていられません。
また違った角度からこの対戦は楽しめそうですね。
両チームの戦いに期待したいと思います。
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PL34節 リヴァプール×フルアム [リヴァプール]

もう今シーズンも残すところ本当にわずかですね。
今週は久々にリヴァプールのゲームを放送してくれたので
とても楽しみにしていて(というか気になって)
昨日は仕事から猛ダッシュで帰宅し(笑)チェックしたのですが。。。

ホームで迎えた第34節。
FAカップの関係で延期になっていたフルアム戦は0-1で敗戦[もうやだ~(悲しい顔)]
ビックリするくらい悪い試合内容でした。

スタメンはキャロルの1トップ。
中盤2列目には左からマキシ、シェルヴィ、カイト。
ボランチはスピアリングとヘンダーソン。
最終ラインはアウレリオ、シュクルテル、コアテス、ケリー。GKドニ。
前節のノリッチ戦から何と9人も入れ替えての先発メンバー。
完全にFAカップ・ファイナルを見据えてのターンオーバーです。
レイナまで休ませるとは思いませんでしたね[たらーっ(汗)]

フルアムは前線はポグレブニャック、デンプシー。
中盤はカカニクリッチ、マーフィー、デンベレ、ダフ。
最終ラインはリーセ、ハンゲラン、ヒューズ、ケリー。GKシュウォーツァー。
こちらはきっちりとしたメンバー構成ですね。

立ち上がりの5分にシュクルテルのオウンゴールで先制を許してしまったリヴァプールは
ゲームを通して意思疎通が全く合わずパスが繋がらない、シュートまで持っていけない
守備でも連係が取れず何度かフルアムに決定機を作られる始末。
ドニのファインセーブで追加点は与えなかったものの散々たる内容でした。
今日の先発メンバーを見た瞬間何となく予想はつきましたが
やはりこういう内容、結果に終わってしまいました。
いつも今日のメンバーでゲームをやっていないのだから当然といえば当然でしょう。
特に最終ラインはGKも含めほぼ初めてに近いくらいの組み合わせ。
お互いの感覚が掴めきれない立ち上がりに失点するのも頷けます。
攻撃に関してもまずゲームメイカーがいません。
今日なら恐らくその役割はシェルヴィとヘンドですが
今はまだ若く経験の浅い彼らには荷が重いというのが正直な感想です。
全体的にサイド攻撃を多く試みていましたが仕方なく、という感じでしたし
明確な攻撃プラン、意思が見られませんでした。
どの選手もやろうとしているプレーがバラバラで合わずチグハグ
考えながら探しながらのプレーになるのでフルアムは対応しやすかったでしょうね。
それでも前半はまだ追いつこうという意志は見られましたが
後半はもうみんな足が止まっていましたし中にはやる気あるの?とさえ思う選手も。
交代で入ったダウニングも最初だけで消えてしまったし
エンリケとスターリングは気持ちの入ったプレーは見せてくれましたが
あれだけチーム全体がトーンダウンしてしまっていてはどうにもなりません。
そもそもヘンドとアウレリオの交代は最初から決められていたのだと思いますし
ベンチワークもどうよ、って感じですよね。
今日は90分間通してプレーしている選手たちが気の毒でなりませんでした。

ダルグリッシュ監督が試合後のインタビューで応えていましたが
チームとしてこのゲームに取り組む姿勢がこういう結果を招いたんだと思います。
ターンオーバーを否定はしませんし、必要な事だとも思います。
しかし最初にメンバーを見た時にこのゲームに出る選手はどういう心境なんだろうと思いました。
この試合に先発出場するということはFAカップのファイナルには出場できない
可能性が高いということでもあるのです。(恐らくヘンドは起用するでしょう)
もちろん成績の振るわないリーグ戦だとしても大切なゲームに変わりありません。
しかしタイトルを懸けたビッグマッチに起用されないかもしれないという思いはあるはずです。
そんな心境でほとんど一緒にプレーしたことのないメンバーで良い結果なんて得られるのでしょうか。
確かにどのような状況でもモチベーションを上げて結果を出すのがプロかもしれません。
だとしてもここに来るまでにチームとしてそういった気持ちでゲームに臨めるように
シーズンを通して日ごろから選手のメンタルの部分をしっかりとケアするべきだと思いますし
今のリヴァプールはそういった部分が欠けているように感じます。
メンタルでもフィジカルでも選手を正しい道に導き、気持ち良く練習やゲームに臨める環境を作り
また選手もその指導や信頼に対して努力し結果を出していくという
お互いのプロフェッショナルな意識や行いがうまく融合していければ理想かなと思うのですが。。。
簡単なことではありませんし、やり方や考え方はたくさんあって
どれが正解かを決めることはできませんがそういった部分がうまくいっているクラブは
やはりトップレベルにいるんじゃないのかな、と思います。

いろいろ書きましたが現在のリヴァプールは選手個人の能力もそれぞれ個性があって面白いですし
今シーズンはなかなか上手くいっていませんが一つにまとまれる良いチームだと思います。
だからそこ良い結果、良い成績も残してほしいですね。
このゲームではほとんどの選手のパフォーマンスはよくありませんでしたが
表向きの見える部分だけを見てどうこう言うのは今日は止めておこうと思います。
それでも選手は頑張ってくれていましたよ。
これだけの代償を払ったのだからFAカップのタイトルは絶対に獲ってほしいと思います。

最後になりましたが対戦相手だったフルアムには以前リヴァプールに在籍していた
マーフィーとリーセがいましたが彼らがCKを蹴ったりスローインを入れたりする度に
アンフィールドのスタンドからは暖かい拍手が送られていました。
こういうのはサッカーの良いところですよね。
リーセとカイトがマッチアップしてるのが何か奇妙に感じましたが。。。(笑)
それもまたサッカーの面白いところですね。
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FAカップ☆準決勝 リヴァプール×エヴァートン [リヴァプール]

今日は朝から落ち着かない一日でした[あせあせ(飛び散る汗)]
FAカップもセミファイナルを迎えリヴァプールはエヴァートンとの対戦となりました。
今シーズンのリヴァプールは新戦力がなかなかうまくフィットせず
チームとしての方向性や戦い方が定まらなくてリーグ戦でも良い結果が出ていません。
しかしそれはそれ、カップダブルを達成するためにも今日は絶対に勝利が必要でした。

今日のリヴァプールのスタメンはスアレスとキャロルの2トップ。
中盤は左からダウニング、スピアリング、ジェラード、ヘンダーソン。
最終ラインはアッガー、シュクルテル、キャラガー、ジョンソン。GKジョーンズ。
一瞬アッガーの左SBに驚きましたが。。。エンリケはコンディションの問題でしょうか。
ダービーだからキャラガーを使うのはわかるけど正直少々不安もありました。

対するエヴァートンは前線はイェラヴィッチ。
中盤はグエイ、ギブソン、フェライーニ、オズマン。トップ下にケーヒル。
最終ラインはベインズ、ディスタン、ハイティンハ、ネビル。GKハワード。

まずは2分、右サイドのジョンソンから前線のキャロルにいいタテパスが入り
キャロルが持ち上がって最後はスピアリングがシュート。
リヴァプールはスタートからいい形を作りいきなりのビッグチャンス。いい入り方でした。
。。。と思ったのですが時間が進むにつれ徐々にエヴァートンがリズムを掴み
リヴァプールはなかなか攻撃することが出来なくなってしまいました。
すると24分GKハワードのロングフィードからシュクとイェラヴィッチが競り合い
エリア内にこぼれたボールの処理をなんとアッガーとキャラガーがお見合いして譲り合い[がく~(落胆した顔)]
焦ったキャラガーが目の前のケーヒルに当ててしまい
その跳ね返りをイェラヴィッチに拾われゴールを決められ先制を許します。
最初にアッガーが迷わずクリアするべきでしたし
その後もそう焦らず対応すれば問題なかったと思うのですが
やはりファイナル進出を賭けたゲームだけに緊張してしまったのでしょうか。
普段ならあり得ないミスでした。
リヴァプールは両サイドが全く機能せずセカンドボールも拾えません。
エヴァートンに押されていたというよりは自分たちでリズムを崩しているように見えました。
マイボールになってもパスの受け手と出しての意思疎通が合わず
細かいところで少しずつ少しずつズレが生じてテンポ良くボールが繋げない状況が続きます。
スアレスはイライラを募らせ、ジェラードももっと前でプレーさせてあげたいのですが
なかなか前に上がることができず、今シーズンの良くないリヴァプールそのものでした。
一方エヴァートンは敵陣に入った時の攻撃の形がちゃんとできていて
チームの完成度の違いがよく出ていた前半の45分だったと思いました。
前半は0-1とエヴァートンのリードで折り返し。

後半スタートからリヴァプールはダウニングとヘンドのポジションを逆に。
すると46分その右サイドのダウニングから逆サイドへクロス。
そこにキャロルがフリーで走りこみヘディングでゴール!。。。かと思いきや枠を捉えれず[ふらふら]
決定的だったのに~頼むよキャロル。。。
しかし決定機を逃したものの徐々に流れがリヴァプールに傾いてきました。
ただ守備に関しては前半の失点を気にしてか最終ラインがかなり不安定、何だか自信なさげ。
相手ボールになっても前線も中盤も何故かほとんどプレスにいかないので
簡単に高い位置までボールを運ばれてしまいます。こんな時カイトがいてくれたら。。。
依然として流れはリヴァプールにありましたがリズムが作れず
前線にもボールが入らなくなってきました。
ところが62分エヴァートンは自陣でディスタンがGKへ出したバックパスが距離が足りずにミスになり
狙っていたスアレスがカットし独走、外すことなく確実にゴールを決めて同点!
追いついたリヴァプールは急に活気づき一気に逆転を狙います。
それまでの停滞していた良くない状況が嘘のようにセカンドボールが拾えるようになり
ボールもリズム良く回るようになりました。ゴールって本当にすごい力を持ってるんですね。
エヴァートンは68分グエイに代えコールマンを投入
リヴァプールは75分にヘンドに代わってマキシがフィールドイン。
その後も変わらずリヴァプールの時間が続きます。エヴァートンは攻撃に転じても単調になりがちで
運動量も少なくなり両チームが前半後半で全く別のチームになった印象でした。
84分リヴァプールはダウニングに代えてベラミーを投入。
そして1-1のタイスコアのままゲームは推移し延長戦に突入かと思われたのですが
87分攻め続けるリヴァプールはFKを獲得。ベラミーのクロスにバックヘッドで合わせたはキャロル。
そのボールは美しくゴール右隅に吸い込まれていきました。これで2-1と勝ち越しです。
その直後、リスクを冒しても点を取りにいかなくてはならないエヴァートンは
ベインズを下げアニチェベを投入、攻撃の枚数を増やし最終ラインは3枚にしてきました。
ロスタイムは4分と長く決して安心はできずハラハラしどおしでしたが
リヴァプールは攻撃的な姿勢を保ちながらもボールを回し、前線でボールキープと時間を使います。
そして試合終了!2-1でリヴァプールが勝利し見事決勝進出を決めました。

正直前半を見る限り今シーズンのリヴァプールを象徴するような良くない内容で
このレベルではあり得ないミスから失点。正直決勝が遠ざかっていく感覚を覚えましたが
やっぱりどんなに悪い状況でも最後まで諦めてはいけませんね。何が起こるかわからない。
それと勝ち越しても守りに入らず追加点を狙いにいった攻める姿勢が良かったと思います。
変に守りに入るとその気持ちの隙を突かれて同点どころか一気に逆転されることもありますから
どうやって終了までゲームを運ぶか選手全員の意識が統一されていたのも大きかったと思います。
本当によくやってくれたと思います。ベンチの選手も含めみんなにありがとうと言いたいです。

しか~し、言いたい事はたくさんありますよ(苦笑)
そもそも今日の選手起用がどうも納得いきません。
なぜこんな大切なゲームで最終ラインをいじったのかがよくわからない。
確かにここ数試合は90分でないにしろアッガーを左SBで使ってはいたけど
GKも出場機会の少ないジョーンズということを考えればかなり危険な賭けだった気がします。
実際失点してるし。それと今更ですが
ダルグリッシュ監督が何故あそこまでヘンドのサイドでの起用にこだわるのかがわかりません。
今日の彼の出来なら(というか今シーズン)最初からベラミー、マキシ、カイトの誰かを使っていたら
簡単ではないですが、もう少しラクに試合を運べたんじゃないのかなあ、と思うのです。
批判覚悟でこういう大舞台で経験を積ませ
新しいチーム作りをしているとも取れないことはないですが
私個人的にはなんだかスッキリしない部分ではありますね。

じゃ、最後にいっときましょうか恒例の
☆FAカップ・セミファイナル・エヴァートン戦あれこれ~リヴァプール~☆

スアレス、100%ではないけれど彼のゴールライン際の独特のテクニックが久々に見れた。
今後ももっと強気で勝負を仕掛けてほしい。同点ゴールよく決めた。
キャロル、勝ち越しゴールは本当に素晴らしかったけれど倒れすぎ。
それと空中戦でももっと勝ちにいけるはず。それが改善されれば相手にとっては脅威。
ダウニング、やっぱり絶対右の方が可能性あると思うんだけど。
スピアリング、積極的で良かったけどもっとできると思う。
ジェラード、もう少し前でプレーしてほしい。でも頑張ってた。
ヘンド、サイドの時は本当に存在感が無い。うまくいかなくて本人も苦しいんじゃないだろうか。
アッガー、あれはあり得んでしょ。キャラ兄も同じ。
シュク、安定してはいたけど短気な悪い癖が出そうでヒヤヒヤした。
ジョンソン、ケガから復帰できて良かった。期待してます。
ジョーンズ、安定してたとは言えないけど大きなミスは無かった。よく守ってくれた。
マキシ、ゲームに出れて良かった。追加点決めれそうだったけど。。。惜しかったな。
ベラミー、最後まで前線で全力でプレーしてくれた。

とにかくうまくいかない中でも勝つ、という結果が出せて本当に良かったです。
今シーズン、ゲーム数も残り少なくなりましたが決勝という大きな楽しみができました。
決勝はもう一つの準決勝・チェルシーとスパーズの勝者と対戦です。
どちらと当たっても厳しい戦いに違いはないですが絶対にタイトルを獲ってほしいと思います!
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土曜日はいよいよ [リヴァプール]

もう京都も桜が満開、今日は一日お天気も良かったのでお休みの方は
春を満喫されたのではないでしょうか。
私は普通に仕事だったので今年はまだお花見が出来ていないのが残念です[バッド(下向き矢印)]
週末までもってくれるといいのですが。。。

さてリヴァプールですが火曜日(現地時間)にブラックバーンとのアウェイゲームがありましたが
これまた今回もテレビ放送が無く(最近放送枠を削られてるなぁ。。。)
90分見れなかったので詳しい内容はお伝えできないのですが
何とか2-3と久々に勝つことができました。

スタメンなんですが前節のヴィラ戦から6人メンバーを入れ替えて臨んだようです。
今週末・土曜日にあるFAカップを重視してなのでしょうね。
前線はセンターにキャロル、ワイド左にマキシ、右ベラミー。
トップ下にシェルヴィー、ボランチはスピアリングとヘンド。
最終ラインはジョンソン、シュク、コアテス、フラナガン。GKドニ。
というメンバーでした。

交代:25分 フラナガン→ジョーンズ 52分 ジョンソン→アッガー
    77分 マキシ→エンリケ

試合内容は12分、15分と今シーズンなかなか出場機会をもらえていなかったマキシが
ゴールを決めてリヴァプールが2点をリード。
しかし24分にフラナガンの不用意なバックパスからドニがホイレットと1対1になり
ファウルで止める形になってしまいPKを献上した上にレッドで退場[がく~(落胆した顔)]
映像で見る限りドニの対応はかなりお粗末に見えました。。。残念です[もうやだ~(悲しい顔)]
しかしこのPKは代わって入った第3GKのジョーンズが阻止[手(チョキ)]
一旦は失点のピンチを免れましたが10人になったリヴァプールはブラックバーンに
攻め込まれる時間が多くなったようです。
そして35分にはセットプレーからヤクブにヘディングを決められ1-2。
後半に入り61分にはジョーンズが前線へのフィードをヤクブに当ててしまい
跳ね返りを落ち着いてキャッチすれば問題なかったのですがなんと落としてしまい[ふらふら]
ヤクブに拾われジョーンズはたまらずファウル。
色はイエローですみましたが今度はきっちりヤクブにPKを決められ同点に。
しかしロスタイムの91分リヴァプールはルーズボールをエリア内に入れ
アッガーがヘディング、そこにさらにキャロルが頭で合わせ劇的な勝ち越しゴールを決めて勝利!
慣れないメンバーに前半の早い時間帯から10人での苦しい戦いを強いられたけれど
最後まで諦めず勝てたのは本当に大きいですね。しかも苦手のアウェイですし。
よくやってくれたと思います。

レイナに続きドニまで出場停止でFAカップはジョーンズがゴールマウスを守ることになります。
久々の出場にエヴァートンとの大一番、難しい状況ではありますが
昨年白血病のため亡くなった息子さんのルカ君のためにも頑張ってほしいと思います。
それからマキシの2ゴールは嬉しかったです。
ここまでほとんどゲームに出てないのにちゃんと仕事するあたりさすがですね。
ゴールシーンを見ましたがものすごくあっさり決めてた(笑)
今シーズン得点力不足に苦しんでるのが嘘みたいなゴールだった。
相手チームやその時の状況もあるとは思いますがマキシはポジショニングが良いんですよね。
確実に決めてくれるし。やっぱりもっと使うべきだと思うのですが。。。
マキシも今年で31歳になりカイトと同様、世代交代の意味合いが大きく影響しているとは思いますが
まだ彼の力は必要ではないでしょうか。
若手とベテランをもう少しバランスよく使ってチーム作りができていたら
たぶん8位とかにいるメンツでもチームでもないんですけど。。。
それからドニの退場で10人になりヘンドが慣れない右SBを務め
最後まで全力で頑張っていたらしく、その姿を見れなかったのが残念です。
彼も今シーズン新戦力として期待されつつも起用法もあってなかなか結果につながりません。
彼もまだ若いしリヴァプールというビッグクラブ、あのメンバーの中で
本職ではないポジションをやるのは容易ではないでしょう。
もう少し大切に育ててほしい気がします。もちろん本人にももっとスキルを上げてもらいたいですけど。

そんなわけでリヴァプールは土曜日20:30~(日本時間)
エヴァートンとのFAカップ準決勝を戦います。
リヴァプールは今シーズンとてもチームとして機能しているとは言いがたい状態が続いていますが
それでもチームが一つになって困難に立ち向かえる強いメンタリティを持ったクラブだと思います。
いいゲームをしてくれること、良い結果を出してくれることを期待したいと思います。
FAカップは放送してくれるので(笑)しっかり見て必ず皆さんにお伝えしたいと思います。

またシーズン終盤、ゲームが立て込んでいてなかなか時間が確保できず
ここ最近チェルシーやインテル、CLのゲームをお伝えできていないのですが
時間を見つけて書きたいと思いますのでまた良かったら読んで下さいね!
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PL32節 リヴァプール×アストン・ヴィラ [リヴァプール]

ここ数日はカイトの移籍問題で心が痛い今日この頃。
さて気を取り直してのホームでのヴィラ戦。
今年に入ってからここまでのリヴァプールの成績はとても悲しい成績です[もうやだ~(悲しい顔)]
昨日調べてみたら2勝2分8敗。。。ん~何だこれ!?って
もうあまり気にしてなかったのですが順位も8位に後退
ライバルのエヴァートンにも抜かれてしまいました。

今日のリヴァプールのスタメンはスアレスの1トップ。(カイトと2トップ気味)
中盤・前半はジェラードがトップ下のような位置に。(後半は右サイド→センター)
左からダウニング、シェルヴィ、ヘンド、カイト。
最終ラインはエンリケ、シュクルテル、キャラガー、フラナガン。GKドニ。
前節のレイナの退場でドニは今季初出場。

対するヴィラはへスキーとアグボンラホールの2トップ。
中盤はアイルランド、ハード、バナン、ウォーノック、ハットン。
最終ラインはリーハイ、ベイカー、コリンズ。GKギヴン。
ヴィラも現在多くのケガ人を抱えベストメンバーではなく
順位も15位と降格圏内のチームとポイント差が近いため勝ち点を落とせない状況です。

立ち上がりはどちらの時間とも言いがたいスタートで
意外とヴィラも前に出てきてリヴァプールは攻め込まれる場面も目立ちました。
リヴァプールはスタート時のポジションのバランスが悪いのか
いまひとつ動きが重くいいリズムが掴めません。
そして10分という早い時間帯。
ヴィラはウォーノックが左サイドでルーズボールを拾いゴール前にクロス。
ドニが一旦クリアした後右サイドでバナンが拾い中央の大きく空いたスペースへ。
そこに走りこんできたハードが合わせゴール。ヴィラが先制点を奪います。
リヴァプールはエンリケのバナンへの対応も遅れ
中央のがら空きだったスペースのケアができておらずそこを上手く使われてしまいました。
リヴァプールも両サイドからゴール前にクロスを入れる形は作り
スアレスがわりと下がってボールを受けカイトとのワンツーからチャンスは作っていたのですが
何か最後のもう一押しが足りずゴールを割ることが出来ません。
前半終了前にはジェラードのシュートからこぼれ球を逆サイドでカイトが合わせて決定機を迎えるも
大きく枠を外してしまい得点ならず[もうやだ~(悲しい顔)]
合わせる直前にボールがバウンドして浮いてしまい膝下辺りに当たってしまったようでした。
前半は0-1で終了し後半へ。

後半スタートから10分ほどまではこれまたどちらのペースとも言えなかったのですが
徐々にリヴァプールの時間になり始めます。
60分くらいからようやくエンジンがかかった様子で(おそっ!)ヴィラ陣内で攻撃を展開。
それを見計らってか65分にはダウニングをキャロル、シェルヴィーに代えてベラミーを投入
さらに攻撃を仕掛けます。ヴィラ陣内でボールを良く動かしチャンスを窺いはするのですが
相手も簡単にはチャンスを与えてくれません。相手GKのギヴンも当たってました。
時間だけがどんどん過ぎていきます。
そして76分にはエンリケを下げケガから復帰のアッガーを投入。そのまま左SBエンリケの位置に。
最初は不可解な交代に思えましたが
恐らくアッガーの高さと彼は強烈な左足を持っているのでそこに賭けたんだと思います。
するとその采配が吉と出たようで82分リヴァプールはベラミーのCKから
クリアボールを右サイドでジェラードが拾い再びゴール前へクロス。
ファーでアッガーがヘディングシュート、これはバーに嫌われますが
跳ね返りをスアレスが頭で押し込みゴール!ようやく同点に追いつきました。
何とかこの勢いのまま勝ち越したいリヴァプールでしたが
追いつかれたヴィラも時間を使いながらも攻撃に出てきます。
ロスタイムは5分と長くリヴァプールがヴィラ陣内で怒涛の攻撃を展開するも跳ね返され
焦りやプレッシャーも手伝ってか決定的な場面を作ることが出来ません。
結局両チーム得点はなく1-1で試合終了。ヴィラは確実に勝ち点1を積み重ね
リヴァプールは4連敗は免れたものの勝ちきれず、白星を逃してしまいました。

主力選手を多く欠き順位もチーム状況も厳しい相手にこのゲーム内容と結果では悲しいですね。
選手たち一人ひとりはやろうとしてはいるのだけれど。。。
何かみんな元気ないですよね。もちろん過密日程・シーズン終盤の疲れはあるだろうけど
どちらかというとやっぱりメンタル的な部分が大きく影響してるんだろうなと感じました。
起用している選手は同じだけれどシーズン当初の方がまだマシでしたね。
試合を重ねるごとにみんな全然動かなくなってしまった。
チーム全体の力強さ、スピード、流動性、連動性、リズム。。。
良かった部分も全て失われてしまっていると思います。何なんでしょうね。
戦術的な指示の部分も恐らくはあるんだと思いますがうまくいきません。
やはり未だにこれ、という戦い方がはっきりしていないから
選手たちもやりにくいんじゃないでしょうか。
明確なチームプランがないままここまで来てしまったのが今厳しい状況に置かれている
最大の問題点ではないかと思います。

それからカイトに関してですがひょっとして移籍問題が持ち上がったことで
もう使われないんじゃないかと心配しましたが
ダルグリッシュ監督は今日はスタメンフル出場で起用してくれました。
ダルグリッシュ監督から信頼されてないんじゃないか、みたいな事も言われてますが
今日フルで使ったのを見る限りそうではないと思いましたしチャンスを貰ったんだと思います。
(これが最後のチャンスでありませんように!)
ただ結果は出せなかったからまた次節から外される可能性は大きいですが。。。
頑張ってはいたしリヴァプールでまだやりたい、という彼の気持ちは感じましたが
パフォーマンスとしては良くなかった。(もちろんいいところもありましたけど)
でも今彼も先の見えない難しい時期ですから今日良くなかったのは
フィジカルではなく気持ちの面が影響していたんじゃないでしょうか。
カイトだけではなく選手たちみんなが出来るだけ不安なくゲームに打ち込めるような
状況に早くなってくれるといいのですが。

では最後に~ヴィラ戦・リヴァプールあれこれ~

スアレス、今日はよく動いて90分安定していた。ホームではいいんですよね~
カイト、本来の彼からすれば満足いく内容ではなかった。でもスアレスとの相性は一番イイ。
ダウニング、最近ようやく良くなってきてる。今日の交代は残念。
シェルヴィー、今日はあまり印象に残らなかった。
ヘンド、絶対センターの方がマシ。中央からいいリズムで両サイドにボールを捌いていた。
サイドのときは判断が激遅。あと守備の意識をもっと持ってほしい。
ジェラード、チームが苦しい時に頼れるのはあなただけ。
エンリケ、良くなかったなあ。アッガーは復帰してきたけどシュク、キャラガーコンビは不安。
フラナガンはもっと積極的にいってもいい。
ドニ、もともとローマで正GKをやってたんだから技術は申し分ない。
最終ラインとの連係は予想通りやはりかなり危なっかしかったし失点はしたものの
初出場にしてはよくやってくれていた。
FAカップ準決勝もレイナは出れないのでよろしく頼みます。
それからあの失点はスピアリングかまだ復帰できないけどルーカスがいれば防げていた気がする。
もう少し攻守のバンラスを考えた選手起用でも良かったんじゃないだろうか。

今日はこんなところでしょうか。強いリヴァプール早く戻ってきてほしいです。
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いつか来るその日 [リヴァプール]

京都でもサクラが咲き始めました。ウチのはまだですが。。。春ですね!
さてCL準々決勝も終わりbest4も出揃いましたね。
。。。実はまだどの試合も観ていないんです[がく~(落胆した顔)] そして結果も知りません[がく~(落胆した顔)]
そうなんです、時間が確保できず明日観る予定です(観れるんかな??)
だいだいの予想はつきますが遅れすぎなりに楽しみに観たいと思いま~す。

というわけで今日書く内容はゲームのことではありません。
実は昨日また気になるニュースがありました。もうご存知の方も多いと思いますが
カイトが今季限りでリヴァプールを離れるかも、というものです。
このブログでも以前そうなるかもしれない可能性が将来的にはある、
ということは書いたことがあるのですが昨日のニュースは
リヴァプールがオファーを出しているクラブとの移籍交渉を検討するというものでした。
その記事によればカイトは現在リヴァプールでトップクラスの給料を受け取っており
契約は残り1年、年齢も今年で32歳、今シーズンは以前のような出場機会は得られておらず
言い方はあまり良くないのですが
早い話が出場機会の少なくなった高給取りの選手を抱えているよりも
ベストな時期に彼を放出しよう、という方向に話が進みそうな内容でした。

もちろん全試合でなくても本人が納得できるペースでゲームに出場し
契約満了までリヴァプールにいてくれることが望ましいのですが
現状、いろんな事を考慮して本人が移籍したいというのなら彼の人生ですし
選手としてのキャリアを本人の思う通りに全うさせてあげたいと思いますし
移籍が実現してしまえば本当に寂しいことですが理解はしているつもりでした。

しかし実際クラブがそういう方向に動きそうだという事で昨日はかなりショックを受けてしまい
そのことばかりが頭に浮かび今日は一日どんよりとした時間を送ってしまいました。
ただ移籍の噂はどの選手にも常に付きまといますし
何が本当のなのかを断定することはできません。
なのでいつもはそういう話を見聞きしてもあまり深刻には受け取らないようにはしているのですが
今回ばかりは状況が状況だけに引っかかってしまいました。
でも今私がどうなるんだろう、と悩んでもその日が来るまでは結果はわからない。
だから今は1試合でも多く彼がゲームに出てくれることを願いつつ
いつか来るであろうその日を受け入れる準備をしておかなくてはならないな、と思っています。

カイトはチームのために働ける本当に素晴らしい選手です。
確かに年齢は重ねましたし、運動量やパフォーマンスは落ちたという声もあるけど
あれほどフットボールとチームに尽くせる選手はそういないんじゃないかな。
チームにとっても私にとっても最高の選手です。
今は事の推移を見守るしかできませんが、彼ならどこへいってもまだまだやれる。
もちろんリヴァプールにはいてほしいですが。。。

すみません。今日はこんな記事になってしまいました。

それからカイトの移籍騒動(?)に触発されて(←更に?)ツイッターを始めました。
使い方がまだ良くわからないし、あまり頻繁にはつぶやかないかもしれませんが
良かったら見て下さい!

  • Lisa18kuytLisa18kuytはじめまして!今日から始めてみま~す。どうぞよろしく☆04/05 16:21

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PL31節 ニューカッスル×リヴァプール [リヴァプール]

PL第31節リヴァプールはアウェイでニューカッスルとの対戦となりました。
前節、前々節と降格圏内のチーム相手に連敗。
難しい相手ではありますが何とか嫌な流れは切りたいところです。

今日のリヴァプールのスタメンは前線がスアレス、キャロル、ベラミー。
中盤はシェルヴィー、スピアリング、ジェラード。
最終ラインはエンリケ、キャラガー、シュクルテル、フラナガン。GKレイナ。
今日は古巣対戦という面も考慮してかキャロル、エンリケ、ベラミーを起用。
フォーメーションも何故か3トップ気味でした。

対するニューカッスルは前線はデンバ・バ、シセ、ベン・アルファ。
中盤はカバイェ、ガスリー、ティオテ。
最終ラインはグティエレス、パーチ、ウィリアムソン、シンプソン。GKクルル。

立ち上がりから両チームかなり激しく攻め合うオープンな展開。
お互い戦う気持ちが前面に押し出され
フィジカルコンタクトも強く、スピード感溢れるスタートでした。
今日は古巣対戦ということで気合が入っているのかキャロルもいつもよりも積極的で
よく動いてボールタッチ数も多くゴールを決める、という気持ちは伝わってきました。
しかし先制点を挙げたのはホームのニューカッスルでした。
19分、右サイドからベン・アルファのクロスにシセがヘディングシュート。
ベン・アルファに対してのスピアリングとシェルヴィーのマークが甘くクロスを簡単に上げさせてしまい
シセがシュクの背後にいい距離でポジションをとってのゴールでした。
リヴァプールも右サイドのベラミーからゴール前のスアレス、キャロルへクロス、
という形を何度か作れてはいたのですが、ニューカッスルの気合の入ったディフェンスに阻止され
なかなかシュートまでは持っていけません。
リヴァプール悪くはないんですがここから、というところでパスが少しずれたり
選手間の意思疎通が合わずいいリズムを掴みきれませんでした。
前半は1-0で推移し後半へ。

後半開始からリヴァプールが流れを引き寄せ徐々に得点の匂いがし始めました。
しかしやはり大事なところでパスが繋がらなかったり流れたりして
ピッタリのタイミングで攻め上がれません。
右サイドでジェラードとフラナガンのワンツーから
ジェラードがゴール前に最高のグランダーのパスを供給するも
あと一歩のところでベラミーが合わせられず惜しくも得点に繋がらず。もう少しなんだけどなあ[ふらふら]
と、ここまではリヴァプールの時間だったのですが59分でした。
ニューカッスルはリヴァプール陣内中央でベン・アルファ→カバイェ→右デンバ・バと繋ぎ
デンバ・バがゴール前にグランダーのクロス、逆サイドのシセがレイナをかわしゴール。
ニューカッスルが追加点を奪います。
まずカバイェがいいポジションでパスを受けシュクをつり出しデンバ・バがキャラガーを引き付け
センターが空いたところにベン・アルファが走りこみフラナガンはその対応
逆サイドにいたシセは完全にフリーでした。敵ながら素晴らしい一連の攻撃。

2点を追わなければならなくなったリヴァプールでしたが相変わらずベンチは動きません。
失点直後にはエンリケからのクロスにスアレスが決定的な場面を迎えますが
パーチにブロックされこれも得点ならず。
その後もリヴァプールが攻める時間は多かったのですがなかなかゴールに結びつきません。
ニューカッスルは65分ガスリーが負傷のためゴスリングと交代
また攻撃の部分で少し前線でボールが収まらなくなっていたので
74分に今日2ゴールのシセを下げアメオビを投入しました。
そしてようやくリヴァプールベンチが動いたのは75分
シェルヴィーに代えてダウニングがフィールドイン。
続く79分にはキャロルをカイト、ベラミーに代えてヘンドをピッチに送り出し
さあ、やっとここからという時に悲劇は起こりました[もうやだ~(悲しい顔)]

81分、ニューカッスルはリヴァプール陣内でゴール前のクロスにウィリアムソンが合わせますが
これはレイナがキャッチ。何でもないキーパーからのリスタートかと思いましたが
ゴール前にいたパーチに足を出され接触があったかは不明ですがレイナはバランスを崩し転倒。
その行為に苛立ちを抑え切れなかったレイナがパーチに頭突きをお見舞い[がく~(落胆した顔)]
これによりパーチにはイエロー、レイナにはレッドが出されリヴァプールは10人に。
オマケにこの直前に交代枠を使い切っていたのでGKの交代はできず
急きょエンリケがキーパーを務めることに。。。
リヴァプールは10人で自陣にボールを運ばれないようにしつつ得点も取らなくてはなりません。
エンリケがGKなのでフラナガンが左SB、ジェラードが右SB(!)という最終ラインです。
残り時間、2度ほど自陣に攻め込まれましたが失点はせずに
最後まで諦めず攻撃は続けたのですが時間も人数も足りません。
結局2-0で試合終了。リヴァプールは3連敗です。

このゲームでの両チームの一番の違いはチームの完成度ではなかったでしょうか。
ニューカッスルは前線・中盤・最終ライン、全てにおいてしっかり機能していました。
それに対しリヴァプールはこのゲームを含めリーグ戦はもう残り8試合なのに
未だにチームの形がぼんやりしています。
ケガ人が多いのは仕方ないですが、もし仮にベストメンバーだったとしても
完璧に機能していたかどうかは疑問です。
戦おうとする気持ちは感じられたのですがニューカッスルの選手たちもそれは同じで
それ以上にイキイキした表情でエネルギッシュだったのに対し
うまくいかない空気をどこかに引きずり要所要所でそれがプレーに影響していたようにも思います。
それからレイナの退場に関してですが、どんなことがあっても頭突き行為はしてはいけません。
レイナは前半からイライラしていました。
ただレイナの気持ちもわかります。チームはうまくいっておらず、連敗中。
今日も失点してなかなか上手くいかないチームを一番後ろから見ているのって辛いと思います。
レイナに自分がした行為自体は反省してほしいし、常に冷静さは失わないでほしい。
でもなぜレイナがそうなったのか監督やコーチ陣はちゃんと考えてほしい。
もし、の話はしてはいけないかもしれないけどもっと早く動いていれば
状況は違ったかもしれないと私は思うのです。
ある一定の選手を思いやるあまり他の部分を置き去りにしていないでしょうか?
もっとチーム全体を見てほしいし考えてほしいと思いました。
このままではリヴァプール本当に危ないかもしれませんよ。

さあ、最後にいっときましょうか?恒例の~ニューカッスル戦・リヴァプールあれこれ~

スアレス、90分間でやっぱり気持ちに波がありすぎ。もっと出来るでょう。
キャロル、気持ちは感じたけどうまくいかないとプレーを止めてしまうのはやめなさい。
ベラミー、ジェラードからのクロス合わせてほしかった。
シェルヴィー、チームのために頑張ってたね、まだまだこれから。
スピアリング、足攣ってたけど大丈夫かな。。。
ジェラード、今日は可能性感じたのやっぱりこの人だけ。サイドバックのジェラードなんて驚き。
なんかカッコ良かった。レイナの退場の時ダルグリッシュ監督が何か言いにピッチに入ってきたのを
ベンチに戻ってください、と制した姿もさすがだった。
エンリケ、意外にナイスキーパーだったよ。キャラガー、今日はよくやってたと思う。
シュク、最近パフォーマンス落ちてるな。メンタル的なこと?
フラナガン、頑張ってたけど2点目は防げんかった?
レイナ、反省して下さい。ドニ、頼むよ。

次節リヴァプールはホームでヴィラと対戦。
FAカップではエヴァートンとのマージーサイドダービー。
この調子で大丈夫だろうか。本気で心配ですが。。。頑張ってほしいです。
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PL30節 リヴァプール×ウィガン [リヴァプール]

PL第30節リヴァプールは現在19位と降格圏で苦しむウィガンをホーム
アンフィールドに迎えての一戦となりました。
ここ最近のリヴァプールはマージーサイドダービー、FAカップのストーク戦と
難しいゲームに連勝し、勢いが出てきたかと思いきや
中2日でのゲームが続き疲労は隠せず前節のQPR戦は2点リードからの逆転負け。
何とかこのゲームで軌道修正したいところです。

今日のリヴァプールのスタメンはスアレスの1トップ。
中盤は2列目に左からカイト、ヘンダーソン、ダウニング。
スピアリングとジェラードのダブルボランチ。
最終ラインはエンリケ、シュクルテル、キャラガー、フラナガン。GKレイナ。
スタートは随分わかりずらいフォーメーションでしたが恐らくこんな感じでした。
期待のケリーやアダムはケガ、情報がないので不明ですがマキシもベンチ入りしませんでした。
シーズン終盤の大事な時期にケガ人が増えてきましたね。

対するウィガンはディ・サントの1トップ。
中盤は2列目にマローニー、右にモーゼス。
その後方にボセジュール、マッカーサー、マッカーシー、ボイス。
最終ラインはフィゲロア、コールドウェル、アルカラス。GKアル・ハブシ。

前半立ち上がりからやはりリヴァプールがボールを保持し
最初は右サイドに偏りがちでしたが徐々に両サイドを広く使ってボールを動かし
ウィガン陣内に攻め込みますがなかなかシュートまでは持っていくことができません。
リヴァプールはスタート時のポジションがはっきりしないというかバンランスが悪く
また疲労も影響していたのかうまくリズムを掴むことができません。
中盤でボールロストが多く
前線でチャンスになりそうな場面でも連係ミスやボールコントロールがうまくいかず
ウィガンに脅威を与えるような場面は作れません。
今日のリヴァプール、何だかギクシャクしていました。
すると30分、ウィガンはFKを獲得。一旦はクリアされますがルーズボールを
コールドウェルが拾いエリア内のモーゼスへ。キャラガーとシュクがついていたのですが
キャラガーのボールの処理が中途半端になり、浮いたボールにモーゼスとシュクが競り合い
シュクのキックがモーゼスのアゴに当たってしまったようでPKの判定。
これをマローニーが決めてアウェイのウィガンが先制します。
前半はそのまま0-1で推移し後半へ折り返し。

リヴァプールは後半開始からヘンドに代えてキャロルを投入しました。
すると47分でした。リヴァプールは相手陣内でルーズボールから
カイト→スアレス→ジェラードとワンタッチでリズムよく繋ぎ
最後はジェラードからリターンをもらったスアレスがシュート。
これが決まりリヴァプールは同点に追いつきます。
前半攻撃の明確な形が作れなかったリヴァプールはキャロルが入ったことで
やることがはっきりしたのと、いつもの4-4-2のフォーメーションになったことで持ち直し
さらに得点できた事で勢いが出てきました。
そして55分リヴァプールはFKを獲得。
ジェラードからのクロスにゴール前でシュクが合わせて落とし
大きくバウンドしたボールにスアレスが体ごと押し込みゴール!。。。かと思いきや
これはハンドの判定でノーゴール。勝ち越しゴールは幻となりました。

後半少し良くなってきたリヴァプールでしたがこのプレーを境にまたパワーダウンしてしまい
再びミスも増え、リズムが悪くなってきました。
すると63分ウィガンはFKを獲得。一旦はクリアされますがボールは再びウィガン。
マッカーシーが撃ったシュートはキャラガーの手に当たりますがハンドはスルー、
こぼれ球をコールドウェルが冷静に流し込み、何とウィガンが勝ち越します。
キャロルが残っていたためオフサイドは取れず。リヴァプールは苦しい展開に。
リヴァプールは中盤でほとんどプレスをかけない(かけれなかったのか?)のと
ウィガンが中盤で対応する枚数を増やしたことでウィガンに楽にボールキープされ
うまく時間を使われてしまいます。
うまくいかない時間が続き選手たちもイライラを募らせ、要らないファウルも増えてきました。
リヴァプールは73分にはダウニングをシェルヴィー(?)
85分にはカイトを下げ17歳と若いスターリング(!?)を投入しリズムを変えようとしますが
いたずらに時間だけが過ぎていき、結局最後まで効果的な攻撃はできず1-2で試合終了。
リヴァプールは降格圏のチーム相手に2連敗。しかもホームで負けてしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]

さ~て今日のゲーム、言いたい事はたくさんありますが。。。[ふらふら]
ウィガンが決して良かったわけではなく、
リヴァプールが自分たちで負けにもっていった感が強かったですね。
とにかくほぼ全員のパフォーマンスは悪かったし、運動量も無いし
このゲームに勝とうとする気持ちも感じられなかったですね。
確かに中2日での試合が続き疲労はあるでしょうし、ケガ人も多くやりくりも大変かと思います。
しかし、そこを何とかするのが監督の務めなはず。
逆にウィガンのマルティネス監督は限られた戦力を上手く使い勝利を手にした。
今日はこの差じゃないでしょうか。
今シーズンここまで上手く機能しない選手を使い続け、シーズン終盤にきても
まだチームが全く出来上がっていないツケがここで出た感じですね。
おまけに唯一とった策が若手のシェルヴィーとスターリング。
若手を使うことには反対しませんが、今日のように負けている状況でほとんどゲームに出ていない
若手選手を使うというのはどうなんでしょうか。
スターリングは今日見る限り将来性はある選手だと思いましたし
自分がやれるだけのことはやっていたと思いますが
シェルヴィーに関しては全くゲームに入れていなかったし明らかに動揺していました。
確かに今日のベンチメンバーを見ても流れを変えられそうな力がある選手はいなかったけど
この交代が正解だったとは言いがたいですね。
もっと違う意味で若手を大切に扱ってもらいたい。もはや意味不明。

選手に関してですが今日はマシだったのはエンリケくらいでしょうか。
ホントにみんな良くなかったね。ただカイトとダウニングは何度もサイドのポジションチェンジをして
変化をつけようとしていたのは良かったと思う。
今日はあまりうまくいかなかったけど、お互い本来のポジションからの正確なクロスは持ってるし
最近ダウニングが右サイドでいい感じなのでその辺りに手応えを掴んでいて
2人でチャレンジしようとしていたのかもしれないですね。
あとは前からですが、例えばカイトがサイドで相手選手を引き付けて
中央にスペースを作る動きを何度もしてるんだけど誰もそこに入ってこないんですよね。
その辺りの連係も上手くいけばなあ、と思うのですが。

では最後に恒例の☆~ウィガン戦・リヴァプールあれこれ~☆

スアレス、悪くはなかったけど波がある。ミスも多かった。
キャロル、ボールを待つ癖を直そう。
ヘンド、ひどかった。ボールロストに要らないファウル、ボール持ちすぎ。
スピアリング今日はあまり印象に残らなかったな。
ジェラード、コンディション悪そう。シュクも雑でしたね、もっと安定してるのに。
今のキャラガーならコアテスを。フラナガンが不安定なのはある程度仕方ないかな。
レイナ、PKもう少しでストップできそうだった。
とにかくみんな疲れてたリヴァプールでした。

次はアウェイでニューカッスルと対戦、また厳しい戦いになりそうです。
何とかコンディション整えていいファイトを見せてほしいと思います。
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今シーズンのリヴァプールに思うこと [リヴァプール]

今日は今シーズンここまでのリヴァプールについて書きたいと思います。
以前から書きたいなあ、とは思いつつ試合レポートでいっぱいいっぱい[あせあせ(飛び散る汗)]
今日も本来の予定は遅ればせながらシティ×チェルシー戦を記事にする予定だったのですが
あるきっかけがあり書きたいと思いました。

今週、ミッドウィークに行われたPL第29節・アウェイでのQPR戦は
テレビ放送が無く観る事ができなかったため
皆さんにも内容をお伝えすることが出来ないのが残念ですが
結果はリヴァプールがコアテスとカイトのゴールで0-2とリードしていたにも関わらず
終盤立て続けに失点し3点を奪われて3-2と逆転負け。
観た方のお話を総合させていただくと内容は悪くなかったけれど
ここ最近の過密日程のせいか疲労が溜まっているようでリードした安心感も手伝い
途中で集中力と体力が切れてしまったようです[もうやだ~(悲しい顔)]
エヴァートン戦、FAカップのストーク戦と勝利し、いい感じになりそうだったのに
またその流れはストップしてしまいました。

もちろんこのゲームの結果もショックでしたが
私がもっと気になった今日のこの記事を書こうと思ったきっかけは
試合が観れなかったのでいろいろと情報収集していた時に目にしたある記事でした。
それはカイトがこのまま自分の望むように試合に出れない状況が続くなら
移籍も考えなくてはならないとコメントを出し
またその不満をメディアに対して発言するという行為がいかがなものか、
という内容のものでした。以前から今シーズンの彼の起用法には多くの疑問の声があり
このままではリヴァプールを出て行くのでは、というのは周りから言われていました。
なので私自身もそれは知っていましたし、実際現在の彼の起用法を見ていれば
彼が移籍を視野に入れてもなんらおかしくはないとは思っていますので
そういったコメントをしたこと自体にはさほど驚きはしませんでしたが
問題は何故カイトがそのような事を言うに至ったのかということなのです。
またその記事にはカイトのコメントの全文は載っておらず、どういうニュアンスで
どのような言葉で書かれていたのかも不明だったため、それであろうコメントを探して読みました。
もちろん日本語に訳されたもの、文字ですから100%こうだ、と言うことは出来ませんが
読んでみると正直そんな大騒ぎするような内容ではない、と私は判断しました。
また彼自身も自分がどの試合も出場できるだけの努力をしなくてはならないとも言っていますし
今後の可能性としての話で今の段階では移籍は考えていないと言っていました。

まず選手に移籍するかも、ということを言わせてしまう状況が問題だと思うのです。
選手なら誰でも試合に出たいのは当たり前。
しかしゲームに出れる選手は11人と決まっています。
現在のチーム状況、選手のコンディション、対戦相手、試合日程、今後の方向性、
その他様々な要素でその時点でベストな選手を監督は選択しているはずです。
世代交代も大きな要因でしょう。新しいチーム作りをしていかなければならないのは
ファンも選手も理解は出来ると思うのです。ただその方法が問題ではないのかなと思うのです。
誰からも何の不満も出ない、というのは無理だと思いますが
それを一つでも減らす事も監督の重要な仕事ではないでしょうか。
ダルグリッシュ監督が日頃どのように選手と接しているのかは
すぐ近くで見ているわけではないのでわかりませんが、
そういう発言を選手がするというのは明らかにコミニュケーション不足なような気がします。
また監督が目指しているそのスタイルが上手くいって結果が伴っているのなら
おそらくこカイトもまた違った表現でゲームに出れない辛さを語ったことでしょう。
本当に繊細で難しい問題ですが急な世代交代はチームの崩壊を招く恐れがあると思いますし
育てたい若手選手とベテランをうまく使い分け、また融合させお互いが刺激し合いつつ
少しずつ新しいチームを構築するのが望ましいのではないかな。。。と私は思います。

今シーズンのリヴァプールの主な新加入選手は(MF)アダム、ダウニング、ヘンダーソン
(DF)コアテス、エンリケ、(GK)ドニ。この中で問題なくフィットしているのはエンリケだけ。
コアテスとドニはCBとGKいうポジションもありなかなか出場機会が得られない難しさはありますが
どこかでもっとチャンスは与えるべきだったと思います。
またMFの3人に関してはストレートすぎるけどそれぞれ特徴があって決して悪いとは思いません。
未熟な点も多いし、ビッグクラブのプレッシャーもあるとは思いますが
彼らって実は他にもっと今と違ったストロングポイントがあるんじゃないだろうか、と最近思うのです。
つまり今の起用されているポジションでの求められている仕事ではなく
全く別のことが出来るんじゃないのか、またそれがチームにプラスに働くように感じるのです。
実際そう思うきっかけはダウニングが右サイドでプレーしているのを見て可能性を感じました。
ダルグリッシュ監督は頑なにダウニングには左サイドからのクロスを求めているようでしたが
右サイドに入った時にはサイドから中央に切り込んで左足でのいいシュートを撃てるのです。
確かにダウニングの左サイドからのクロスは丁寧ですが
どのボールも相手が対応しやすいケースが多い気がします。
(もちろんボールの受け手側の問題もあるとは思いますが)
それよりも右からの流れを作る中への動きの方が彼にもチームにも合っていると思います。
って、ダウニングが右サイドならカイトは?となりそうですが
カイトは左サイドもトップもできますし問題ありません。
(QPR戦では左カイト右ダウニングでやってたみたいですし、そこから得点もできました)

へンドに関してはここまでの起用法を見ていると恐らくポスト・カイトということだと思いますが
ほとんど機能していないし、彼の才能を失わないためにも急ぎ過ぎる必要は無いと思うのです。
彼まだ21歳と若いですし、経験が必要です。
ちょっと一人よがりのプレーも多いしディフェンスも軽い。多くを学んでほしいです。
アダムは~。。。う~ん。何だろう、全てのプレーにおいて質・精度を上げなきゃ
今のままでは(普通は)ポジションはないと思うので頑張ってほしいですね。
コンディションさえ良ければジェラードは絶対ですし、スピアリングもかなり成長しています。
ルーカスが怪我から復帰してくれば、さらに努力が必要ですね。

さて、タイトルも出だしも今シーズンのリヴァプールについて書くと言いましたが
半分くらいはカイトのことになってしまいましたね[たらーっ(汗)] 申し訳ありません。
確かに今シーズンのカイトのパフォーマンスは100%とは言えません。
年齢も31歳になりました。ゴールもまだリーグ戦では2ゴールです。
いつもは冷静な彼もゲーム中に明らかにイライラしたりする姿もあります。
それでもこれまでチームを支えてきた彼の存在は大きいし
今もチームに必要な選手であることは間違いないと私は思っています。
カイトや出番の少ないマキシ、ベテランのべラミー、若手のフラナガンやシェルヴィー含め
リヴァプールが今後いいチームになってくれることを願っています。

リヴァプールは今夜(日本時間)ウィガンとホームで対戦します。
今回は放送してくれるのでしっかりチェックしたいと思います。
みなさんにいいご報告ができれば。。。と思っています。
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PL26節 リヴァプール×エヴァートン☆マージーサイドダービー [リヴァプール]

昨日、水曜日の早朝(日本時間)マージーサイドダービーが行われました。
記事更新をCLと迷ったのですが、やはり今のリヴァプールはいろんな意味で気になります。
というわけで、エヴァートン戦をお伝えします。

さてここ最近、というか今シーズンのリヴァプールはま~あ勝てません(苦笑)
前節も先日お伝えした通りの低調ぶり。
順位的にも勝ち点差2で負けるとエヴァートンと順位が入れ替わるという意味でも
大切なダービーだったので期待もありつつ心配でした。

今日のリヴァプールのスタメンはキャロルとスアレスの2トップ。
中盤は左からダウニング、スピアリング、ジェラード、ヘンダーソン。
最終ラインはエンリケ、シュクルテル、キャラガー、ケリー。GKレイナ。

対するエヴァートンはアニチェベとストラックアルルシの2トップ。
中盤はピーナール、フェラィーニ、ロドウェル、コールマン。
最終ラインはベインズ、ディスタン、ジャギエルカ、ヒバート。GKハワード。

立ち上がりは両チームの間をボールが行ったりきたりし落ち着かないスタート。
お互い主導権を握るまでに至りません。
しかし6分を過ぎた頃でした。敵陣内で左サイド・ダウニングから
エンリケへと繋ぎスアレスがポストになって一旦収め後方から上がってきたジェラードへ。
ジェラードがフリーでそのままシュート。
これはGKハワードに防がれ得点にはなりませんでしたが崩しは完璧でした。
いつもやろうとしても出来ない崩しの部分がゲーム開始早々いい形で作れたのです。
リヴァプールは間違いなくこれがきっかけとなりペースを徐々に掴んでいきました。
エヴァートンも選手たちのコンディションは良さそうで
わりと高い位置までボールを運びはするもののシュートを撃つまでの作業がいまひとつ。
何だかいつものリヴァプールのようでした(←良くない例えだな~)
すると34分、敵陣内左サイド・エンリケから中央スアレス、ヘンドがワンタッチではたいて
スアレスへ戻しジェラードが前に出したボールにケリーが右サイドからシュート。
一旦はGKに阻まれますがルーズボールを最後はジェラード。
完璧な左足での丁寧に上手く浮かしたシュートはゴールネットを揺らしリヴァプールが先制。
前半はリヴァプールの1点リードで後半へ折り返し。

後半スタートはエヴァートンがリヴァプール陣内で攻撃を展開、反撃開始かと思いきや
51分でした。リヴァプールはケリーのプレスからヘンドがボールを奪うと
右サイド前の大きく空いたスペースへ展開。
それを受けたスアレスが得意のゴールライン際で切れのある動きを見せ
ディスタン、ジャギエルカをかわし最後はエリア内でフリーだったジェラードへ預け
ジェラードが今度は右足でのシュート。これが決まり2-0。
追う展開のエヴァートンは61分に一気に3人の選手交代を行い
何とか流れを引き寄せようとしますが、あまり効果は見られません。
2度ほどゴールチャンスがありましたがリヴァプールの集中した守備に阻まれ得点ならず。
リヴァプールは73分にヘンドに代わってカイトが入りました。
そして完全にリヴァプールペースでゲームは進み迎えたロスタイムの93分。
エヴァートンは自陣からジャギエルカが出したパスを高い位置で交代出場していたドレンテが
足を滑らしてボールを失い、それをジェラードが拾うと中央をドリブルで持ち上がり
左のスアレスへ。スアレスがDF2人を引き付けジェラードへラストパス。
これをジェラードが左足で確実に決め3-0!なんとハットトリックです
そして試合終了の笛は吹かれ3-0というスコアでリヴァプールがダービーに勝利。
久しぶりの快勝でした!

今日のリヴァプールは本当によくやっていました。
ダービーということでいつも以上にモチベーションは高かったとは思いますし
アンフィールドでのゲームだったというのもあるんでしょうけれど
ほぼ全員コンディションも万全、パフォーマンスもキレがあって
最後まで運動量も集中力も落ちず素晴らしい戦いぶりでした。
ここまでと前節のような低調ぶりが嘘のよう。
。。。っていうか、できるんやん!!(笑)何でいつもやらないの!(できないの?)
間違いなく今シーズンここまででベストゲームでした。
もちろん残り試合もこれ以上のパフォーマンスを見せてくれる事を願いますが。
やはり前半の早い時間帯に得点にはならなかったけれどいつも苦しんでいる
崩しの部分でいい形を作れたことが大きかったんだと思います。
あの時にゴールへの感覚がチーム全体に生まれたんじゃないでしょうか。
そしてジェラードのゴールがチームにこの上ないエネルギーを与えたと思いますが
彼自身が90分間よく動いて本当に頑張っていました。
コンディションは100%ではなかったとは思いますが今日くらいジェラードが動ければ
全然チームが違いますね。やっぱりキャプテンいないとダメだな[たらーっ(汗)]

そして今日本当によくやってたのがケリーでした。
ジョンソンの欠場で出場機会を得たわけですが、試合ごとに良くなってきてますよね。
攻撃の意識もすごく高くて攻撃時には何故かケリーがいつもゴール前に詰めてる。
実際シュートも何度も撃ってましたし。精度・決定力という部分ではこれからだけど
あの積極的な姿勢がいいです。そして守備の対応もすごく落ち着いていて
決してボールホルダーの相手選手に対して焦って不用意に足を出して抜かれたり
余計なファウルを取られることもありません。本当に何度も上下運動を繰り返し
攻守に大きく貢献していたと思います。ちょっと今後楽しみな選手です。

では最後に最近恒例の(?)~エヴァートン戦・リヴァプールあれこれ~

スアレス、やはりホームだと安心してプレーできるのか相変わらずのゴールライン際での
スルスルっと抜けるような動き、ボールコントロールはさすが。
キャロル、いつもより動いて前線で起点になりチームにリズムを与えていた。
ダウニングはちょっと消えたて気もする。
ヘンド、得点に絡んでたしいつもよりは良かったけどちょっと自分中心のプレーが多い。
状況判断をもっと早く、せっかくここまでチャンスをもらってゲームに出ているわけだから
多くを学んでほしい。
スピアリング、普通に良かった。ジェラード、言うことありません。
エンリケ今日はキレてたね~あれを持続させてほしいです。あわや失点のピンチをよく防いだ。
シュクは本当に安定してる。いい選手になったなあ。
キャラガー、さすがにダービーではアーセナル戦のようなことはなかった。
ケリー今後が楽しみ。レイナ、危ないシーンは少なかったけど集中力を切らさず安定していたし
いつもだけど自分の位置からどこに出したらいいかを本当によく見てる。
カイト、何でスタメン外されてるん?マキシが見たい~
そしてダルグリッシュ監督。まさかとは思うけれどいつも選手交代が遅いのは
もしかしてゲームウォッチャーになってるんじゃなかろうか?
ゲームに入りすぎて忘れてる、ってことは無い。。。よね?
今日も変えたのはカイトだけ。リズムを崩したくなかったのかもしれないけど
控えの選手にも気を配ってほしい。信頼してるからベンチに入れてるんだよね?
最後に番外・エヴァートンのモイーズ監督。今日で監督就任10年はすごい。
効果は現れなかったけど、一気に3枚の交代枠使うとこなんか個人的には好きです。

リヴァプール、次のゲームで元に戻らないようにこのいい流れ
勢いを持続させて今シーズン残り試合をしっかり戦ってほしいと思います。

ちなみに昨夜、記事を書きながら寝てしまい今朝急いで書き上げました(笑)
ああ、CLどうなってるんだろう??まだ全く結果を知らないので楽しみにしたいと思います!
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