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PL1節 ウィガン × チェルシー [チェルシー]

まだまだ暑い日が続きますが
朝晩は気持ち涼しくなったような気がする今日この頃
皆さまいかがお過ごしですか?

先週末からプレミアが開幕し昨日はチェルシーが新シーズンをスタートしました!
チェルシーは昨シーズン、ヴィラス・ボアス解任後
暫定監督としてチームを立て直し見事にCL制覇を成し遂げた
ディ・マッテオが2年契約で正式に監督に就任。
長年チームの絶対的エースだったドログバも中国に新たな挑戦の場を移し
これからのサッカー界を背負っていくであろう有望な若手選手を多く獲得
世代交代を図りながらチャンピオンチームとなるべく
新たなチーム作りをスタートさせました。
開幕戦は昨季下位に苦しみながらも終盤盛り返し残留を果たしたウィガンと
アウェイでの対戦となりました。

ホーム・ウィガンのスタメンは前線は左からマローニー、ディ・サント、モーゼス。
中盤はフィゲロア、マッカーサー、マッカーシー、ボイス。
最終ラインはラミス、コールドウェル、アルカラズ。GKアル・ハブシ。

アウェイ・チェルシーのスタメンはトーレスの1トップ。
中盤2列目にバートランド、マタ、リールから新加入のアザール。
ボランチはランパード、ミケル。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、イヴァノ。GKツェフ。
(ゲーム中はミケルがアンカーの位置でランパードはほとんど前めにポジションを取って
アザールがいろんなところに動きまくっていたのでマタとポジションチェンジしながら
中盤は結構流動的で今回は何か少しわかりづらかったです[あせあせ(飛び散る汗)]

ゲームはお互いの出方をどんな感じか見る間もない開始早々の2分に動きます。
ウィガンがチェルシー陣内に攻め込んだ後のカウンターから
早速期待のアザールが前線の大きく空いたスペースへにスルーパス、
右サイドを上がってきたイヴァノが抜け出しそのままドリブルからのシュート。
これが決まりあっさりチェルシーが先制です。
更に7分、またもやアザールが今度はエリア内でファウルをもらいPKを獲得。
これをランパードが決めて早い段階でスコアは0-2に。
チェルシーもこんなに早く2点差になるとは思ってはいなかったと思いますが
ちょっとびっくりの展開でした。
その後2点リードを奪ったチェルシーは無理することなく少々セーブ気味な試合運び。
逆にウィガンはいくしかないので積極的に攻め込みます。
マローニーが攻撃の起点となり、早いリズムでボールを動かし両サイドからクロス、
という形を徹底しているようでした。
ウィガンもそう悪くはないのですが良いプレーと雑なプレーが入り混じっているような感じで
フィニッシュの部分にいまひとつ迫力が感じられませんでした。
前半はそのまま0-2で終了。

後半も立ち上がりはウィガンが攻め込みますが前半同様なかなか得点に結びつきません。
おまけに後半開始から3分という時間帯にマローニーがどこか痛めていたのか
ベンチに退き攻撃の起点がいなくなってしまいました。
交代でジョルディ・ゴメスが入りますがマローニーとはタイプが全然違う選手のようで
プレーが柔らかいというか少しスローテンポなプレースタイルなのか
サイドからの攻撃というのは変わらなかったのですが
そこに持っていくまでの攻撃のリズムがそれまでと変わってしまい
チェルシーの選手は対応しやすそうでした。
チェルシーも前半と変わらず無理して3点目を取りにいくというよりは
わりと守備的な要素の強い試合運びだったと思います。
チェルシーは64分にアザールをこちらも新加入のオスカルに
82分には恐らく休養の意味合いが強いと思いますがマタに代えてメイレレスを投入。
またウィガンも66分にディ・サントをコネ、80分にマッカーサーをワトソンに代え
交代枠を使い切り勝負をかけてきました。
しかしお互いビッグチャンスは迎えたものの得点はならずそのまま0-2で試合終了。
チェルシーは白星発進、ウィガンは今季も厳しいスタートとなりました。

チェルシー、勝ちはしましたが内容はそう良くはなかったように思います。
結構ミスが多かったし相手のサッカーに付き合って全体的にちょっと締まりのない
ゲームになってしまったような印象でした。
わりと守備的な試合運びではありましたがそこまでしっかりブロックを作って対応していた
わけでもないし結構穴はあったと思います。
ウィガンがそこを突き切れなかったのと最後のひと頑張りが足りなかった感じでしょうか。
チェルシーは早い段階でリードを広げてしまうと特に終盤気が緩んで
失点してしまうことが多いのですが今日もその匂いはちょっとしていましたね[たらーっ(汗)]
ウィガンのプレーの質や精度の面で助かった部分は大きかったと思います。
ただチェルシーは多くの代表選手を抱え今後の試合日程も結構過密スケジュールなので
そのあたりも影響していたのかもしれません。

多くのビッグクラブから狙われていた新加入のアザールは
2得点に絡む素晴らしいパフォーマンスでしたし
マタとはかなり相性良さそうな感じで今後が面白くなりそうでした。
ただ今シーズンの補強は中盤の選手ばかり獲得しているので
どんなふうにやり繰りしてチームを作っていくのかな、と興味深いところです。
それからウィガンのマローニーですが負傷したのか途中交代しましたが
良いパフォーマンスだったと思います。
彼は以前セルティックで俊輔とチームメイトだっことがあるのですが
その頃は若さゆえに技術も甘かったですし自己中心的なプレーが多かったのですが
今は技術も上がりましたしチームのためにプレーする姿勢が出てきたように感じれて
成長したんだなあ、と何か嬉しかったですね。頑張って欲しいです。
ちなみにウィガンには今季、宮市選手が加入していますが
恐らくは加入して間もない事と
代表戦に召集されていた関係かと思われますが今回はベンチ入りしていませんでした。
早く試合に出てくれるといいですね。

さて☆今日のトーレスコーナー☆で~す(今シーズンもやりますよ~[手(チョキ)]

コンディションは悪くなさそうでしたしビッグチャンスもありましたが
残念ながら今日はゴールはありませんでした。
ゲーム自体も早い段階で2点差になってしまったので
チームとしてそこまで攻撃的にいっていなかったのも影響していたかと思います。
でも少しプレーに波があったような無かったような・・・
前線での動きも少なかったし
ディフェンスとの駆け引きも少しストレート過ぎた気はしたでしょうか。
まあ開幕戦にベストなコンディション・エンジン全開というのはあまりないと思いますし
これからでしょうね。(と思いたい)
開幕前のシティとのコミニュティシールド
(プレミアのチャンピオンチームとFAカップのチャンピオンチームが開幕1週間前に行う試合)
ではチームは敗れましたが1ゴールを決めています。
今季からドログバがいませんしトーレスがしっかりエースの仕事をこなさなければなりません。
もちろん周りとの連係も高めながら良いシーズンにしてほしいと思います。

チェルシーはアトレティコ・マドリーとのスーパーカップの関係で
第2節のニューカッスル戦の前に
第3節のレディング戦を今週水曜日(現地時間)にホームで戦います。
ディ・マッテオ監督のチェルシー、今シーズンはどんなサッカー見せてくれるか楽しみです。

トーレス☆振り返り [チェルシー]

今日、京都は早速梅雨らしいお天気[雨]でどんよりしておりますが
皆さまいかがお過ごしですか?
昨日は日本代表がヨルダンに快勝し、その数時間後にはEUROも開幕。
今週はカイトの移籍で想像以上にダメージを受け落ち込んでいたのですが
楽しむ事も忘れず早く元気になりたいと思います。

代表、この2試合はよくやってますね。
まずホームで2試合戦えたのと選手のコンディションが良いことが一番で
練習もよくやってるんだろうな、というのがゲームを観ていてよくわかります。
個人のレベルも上がっていますし、攻撃に関してはかなり良くなったと思います。
しっかり自分たちのボールにするという意識がすごく高くなっているのは良い傾向ですね。
相手に惑わされず自分たちが主導権を握る、流れを持っていかれそうになっても
引き戻せるようになったというのはチームとして成長しているのでしょう。
相手が10人だったのはありますが失点せずに勝てたのも大きかったですね。
ただ相手が攻めに出た時にどうやってチームとして対応するのか
アウェイではどのように戦うのか、ファーストチョイスの選手が抜けた時に
同じレベルのパフォーマンスが出来るのか、90分通してどうやってゲームを運ぶのか。。。
などなど、まだまだレベルアップしてほしい部分も多くありますね。
次のオーストラリア戦、どんなゲームにしてくれるのか楽しみです。

さて日本代表の話から入りましたが今日もまたマイペースに(笑)
今シーズンのトーレスについて少し振り返りたいと思います。
昨年の一月にリヴァプールからチェルシーに移籍してからというもの
チームのスタイルや所属している選手の違いもあるのでしょうけれど
調子が上がらず自分を見失いここまでは満足いく結果は出せていません。
しかしシーズン終盤のCL準決勝のバルサ戦2nd legでゴールを決めて以降は
それがきっかけになったのか少しずつ彼らしさが戻ってきましたね。
その結果今回のEUROにも滑り込みセーフでメンバー入りすることができました。
ただその事によって他の候補選手がメンバー落ちしたことを考えると
素直には喜べませんしトーレスは必ず結果出さなくてはなりません。
EUROでさらに彼らしさを取り戻して欲しいと思います。

チェルシーでは最前線のセンターを務め、ドログバと一緒に起用された時や
流れの中・特に後半戦は右サイドに流れてプレーすることが多かったでしょうか。
シーズン最後の方は右サイドからいいクロスを供給してチャンス演出し
それが実際ゴールに繋がったり
自ら際どいシュートを撃ったりと右サイドでのプレーの印象も強く残りました。
シーズン開幕当初は自分がどう動けばいいのかよくわからず
前線でただ立って待っていることが多かったですが
徐々に前からのディフェンスにも積極的にいくようになり
どんな形でもチームに貢献しようとする姿も見られました。
時にはそれが裏目に出て退場処分をくらったりもしましたが時間が経つにつれ
守備も上手くなりましたしチームメイトとの連係も少しずつ良い方向に動いてきました。

私が彼個人の技術でシーズン通して一番気になった部分は
ファーストタッチが大きくなりすぎるのが多かった事でしょうか。
たぶん本当にほんの少しの差なんだと思いますが
自分がイメージしているタッチをしているはずなのに大きくなってしまい
決定機を逃したりチャンスに繋げることができなかったりというのが本当に多かった印象です。
それから前半戦はファウルに頼ろうという姿も多かったですね。
恐らくよっぽど自信を失っていたのでしょう。
少々当たりに来られてもかわしたり、体勢を立て直して勝負するのが彼の本来の姿ですし
それが出来る時はいい時の証拠です。後半戦はそういう姿も増えました。
まあとにかくプレーが一定しないシーズンでしたね。
本人も相当悩んで迷って苦しんでいたんだと思います。

新シーズンはドログバがもういませんしトーレスにかかる期待値もさらに増すことでしょう。
チェルシーは今夏の移籍市場はかなり積極的に動いていて
将来を有望視されている選手も何人か獲得しています。
そのあたりも含めてトーレスが今後チェルシーにおいてどんな存在になるのか
どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしたいですね。
来季こそは爆発して欲しい!と心から願っております。

では最後に今季のトーレスのプレミアでの出場状況を
私のサッカーノートによる中途半端な記録(笑)にて見てみましょう。

スタメンフル出場 13

スタメン途中交代  5

ベンチスタート・途中出場 12

出場ナシ  3

スタメン出場・レッドカードで退場  1

出場停止処分  3

スタメンで出場したがフルなのか途中交代か確認できない  1
(↑ 放送が無くていろいろ調べてはみたのですが確認しきれず。。。)

中途半端ですみません[たらーっ(汗)] 来季はもっときちんと記録しておきますね[ダッシュ(走り出すさま)]

こうやって見てみるとトーレスクラスの選手がスタメンフル出場が少ないのは驚きですし
それだけ本来の彼の良さが出ていなかったこともわかります。
特にボアス時代はドログバがアフリカネーションズカップでチームから離れていた時期を除けば
出場停止などもありましたがスタメンフル出場したゲームはとても少なかったですね。
来季はトーレスがいなきゃ困る、というパフォーマンスで
先発フル出場のゲームがほんとんどだった、というご報告ができればいいですね。

あっ、前回の記事でチェルシーのチーム全体の印象も今度書きますって書いてたのですが
忘れてました(笑)え~っと。。。また次の機会にしたいと思います[あせあせ(飛び散る汗)]

さて、今日深夜(日本時間)EUROではオランダ×デンマーク
ポルトガル×ドイツ という何とも楽しみなカードが組まれております。
試験前だけど観ていいかなあ~ [あせあせ(飛び散る汗)]。。。いいでしょう!ということで観たいと思います[わーい(嬉しい顔)]
楽しみです!

チェルシー☆振り返り [チェルシー]

昨日から6月がスタートしましたね。
W杯最終予選、EUROと今月もサッカーが楽しめる一ヶ月になりそうですが
試験も近いのでサッカーの合間に勉強もしっかりしたいと思います[わーい(嬉しい顔)]

さて今日はチェルシーの今シーズンを振り返ろうと思うのですが
その前に現地時間の昨日1日リヴァプールの新監督に
スウォンジーで指揮を執っていたブレンダン・ロジャーズ氏が就任しました。
彼に関しては私もまだ詳しくは知らないのですが
20歳で現役を引退した後指導者の道に進み
モウリーニョがチェルシーで監督をしていた時期に
コーチとして彼の元でも経験を積んだそうです。
2008年からはチャンピオンシップ(2部)でワトフォード、レディングで監督を務め
スウォンジーをプレミアに昇格させると今季は魅力的なパスサッカーを披露し
11位という見事な成績でクラブを残留させました。
私は今季スウォンジーのゲームはあまり見なかったので
もっとしっかり見ておけば良かったなあ~と、ちょっと後悔しています[ふらふら]
監督のキャリアがまだ短い事、リヴァプールというビッククラブを率いること
不安要素も無いわけではありませんが39歳の青年監督に期待したいと思います!

さてチェルシーの話に移りましょう。
今シーズンはいろいろありましたがやはりビッグイヤーを獲得したことに尽きますね。
そしてFAカップのタイトルも獲得、リーグは6位ではありましたが
終わってみれば苦労は多かったけれど結果としては良かったと言えるでしょう。
しかし今思えばビッグイヤーを獲得できたのも、選手たちの頑張りはもちろん
アンドレ・ヴィラス・ボアスのサッカーがあったからこそとも言えると思います。
彼のやろうとしていたサッカーはハイライン・ハイプレス
攻撃にかなり重点を置いたポゼッションサッカーだったと思います。
それプラスチームの若返りを図る任務もありましたし
選手たちとの意見の相違や目指していたサッカーが上手くいかず満足のいく結果も出ず
チェルシーというビッグクラブであるがためにシーズン途中で解任されてしまいました。
確かに世代交代を急ぎすぎた面はあったかと思います。
そして彼自身この仕事に懸けていたでしょうし
その気持ちの大きさが今回はいい方向に働かなかったのではないかなあと思います。
本人自身が選手としての実績がなかったことや選手たちと年齢が近いことなども
少なからず影響はあったのかもしれません。
影響力も実力もあるベテラン選手をベンチに置くことも多くそのあたりも話題となりましたね。
確かにランパードに関してはそうだったと思います。
なぜそうしたのかはボアス本人に聞かないとわかりませんが
ただテリーやアッシュは常に起用していましたし
シーズン当初はトーレスの起用が多かったですが
彼の調子が上がらないと判断するとドログバを使っていましたし
ドログバはアフリカネーションズカップで離脱していた時期もあるので
見た目には出場数が少なく見えたかもしれませんね。
確かにスタリッジやロメウ、メイレレスなど彼の好みの選手をよく起用していましたが
それはどの監督でも同じですしそれで結果が出れば批判の声は少ないでしょうし
出なければ叩かれる、ということなんだと思います。

そしてボアスの下でのサッカーにストレスを感じていたであろう選手たちに
自由と規律を与えたのがディ・マッテオだったんじゃないかなあと思います。
彼が元チェルシーの選手だったこと、監督を前シーズンに経験していたこと
またボアスの政権下で何が問題だったかもよくわかっていたでしょうし
難しい立場とチャレンジだったとは思いますがよく立て直したんじゃないでしょうか。
ディ・マッテオになってから最初の方はあまり内容や質は良かった記憶は無いですが
それまでチェルシーがやっていた守備からのカウンターサッカーに少し戻って
起用する選手によってロングボールを多用したりショートパスを繋いで崩したりと
試合によってそのあたりをうまく対応していたように感じましたし
CLファイナルなんかを見ていると約束事もきっちりしているんだろうなと思いました。
ひとつ記憶に残っているディ・マッテオの印象に
まだ監督がボアスだった頃トーレスが先発出場していたゲームで結果が出ず途中で下げられ
交代させられたことに不満を露にしながらベンチに戻ってきた彼に対し
笑顔で優しく迎え入れ励ましていたであろう光景をよく覚えています。
その時ディ・マッテオさんてコーチとか言うよりいいお兄ちゃんみたいだな、
と思ったのを覚えています。
聞くところによると感情をあまり表には出さないけれど
内に秘めた情熱はすごくてとても頭の良い人なんだそうです。
選手としても結構活躍されていたみたいですね。
来季、正式に監督になるのでしょうか。こちらも気になります。

さてここまでボアスとディ・マッテオの事を中心に書いていきましたが
プレミアでのチームの成績はこのようなっております。

リーグ6位 18勝 10敗 10分
HOME   12勝  4敗  3分
AWAY    6勝  6敗  7分

ちなみに

ヴィラス・ボアス (1節~27節)  13勝 7敗 7分
ディ・マッテオ   (28節~38節)  5勝 3敗 3分

となっています。

もう少しチームの印象などについても書こうかと思っていたのですが
それを書き足すとまた長くなってしまいそうなので今日はこのくらいにしておきます。
次回は今季のトーレスについて記事を書く予定ですのでその時にでも書きたいと思います。
チェルシーは夏の移籍市場、わりと活発に動いているようですね。
またはっきりしましたらお知らせしたいと思います。

とりあえずは明日の代表戦ですね。楽しみなような心配なような。。。
しっかり観たいと思います。

おめでとう☆チェルシー [チェルシー]

CLファイナルから一日経ちました。
両チームの特徴が本当によく出たゲームで素晴らしいファイトを見せてもらいました。
当日にもう一度、実は今日ももう一度見直したのですが(←決して暇ではありませんよ~笑)
正直ここに何を書いていいのかわかりません。
いろいろどう書こうか悩んでいたのですが、あのファイナルを観て
どちらのチームの選手たちも命削ってやってるんだなあと思うと簡単にどうこう書けなくて。。。
とにかくあの試合をしてくれたバイエルンとチェルシーにありがとうと言いたいです。

そしてチェルシー、ビッグイヤー獲得本当におめでとう!!
私はどうしてもチェルシー側の目線で多くを見てしまうのでこういう書き方になってしまうのですが
83分にミュラーがゴールを決めた時、一瞬はやはり落胆したのですが
いやちょっと待てよ今シーズン後半のチェルシーはここからが強いはず、
ここまで来て彼らが諦めるはずがないしワンチャンスあればきっとやってくれる
と何故か変な安心感がありました。
そしたらやっぱりドログバだった。やっぱりこの人なんですねぇ。
そしてツェフが本当に素晴らしかった。
ゲーム中の集中力、安定感はもちろんロッベンのPKストップも
最後のPK戦も全部読んでましたよね。PKになってもツェフならきっと止めてくれる
という期待感はすごくあった。
もちろんノイアーも素晴らしいGKだけど
ツェフの覚悟を決めた表情が勝利に導いてくれる気がしました。
そしてランパードもアッシュもドログバも
あのゲームに自分のサッカー人生全て懸けてたんだと思います。
もちろんルイスもケーヒルもまだまだこれからの選手で
故障明けでコンディションは万全ではない中120分間プレーしてくれましたし
バートランドもあの大舞台で本職ではないポジションをこなしよく頑張ってくれました。
ミケルもよくやってたかな。
ボジングワとカルーは突っ込みたいところは多々ありましたが。。。(笑)
まあいいか。みんな頑張ってくれたし。
あとディ・マッテオは意外と(と言っては失礼だな)戦術家なんですね。
起用する選手やポジション、ゲーム中の約束事、PKキッカーの人選・順番とか見事だったなと。

ここまできて絶対に負けられないのはどちらも同じで
本当にどちらが勝っても不思議はないと思うのですがチェルシーが欧州制覇を成し遂げました。
本当に素晴らしいゲームをありがとう。
チェルシーはリーグで6位でしたがCLで優勝したことにより来季もCLに出場できることに。
また楽しみが増えました。
(スパーズとアーセナルの事を考えると複雑ですが。。。。)

何かもう本当に何を書いていいのかわからなくて。。。今日はこんな記事ですみません。
またチェルシーも今シーズンの振り返り記事を書く予定ですので
その時にでもまたあれこれ書かせていただきたいと思います。

それから、リヴァプール!早くこの舞台に戻ってきてちょうだい!
と心から願う私でありました。。。

PL34節 チェルシー×ニューカッスル [チェルシー]

FAカップの関係で延期になっていたPL第34節。
チェルシーは来季のCL出場権を懸けて4位争いをしている
ニューカッスルとホームでの対戦となりました。
このゲームが行われる時点ではニューカッスルが5位、チェルシーは6位。
両チームの勝ち点差は1でどちらも負けられない一戦です。

チェルシーのスタメンは前線はトーレス。
中盤2列目にラミレス、マルダ、スタリッジ。
ボランチにメイレレスとミケル。
最終ラインはバートランド、テリー、イヴァノヴィッチ、ボジングワ。GKツェフ。

対するニューカッスルはデンバ・バとシセの2トップ。
中盤はグティエレス、カバイエ、ティオテ、ベン・アルファ。
最終ラインはサントン、コロッチーニ、ウィリアムソン、パーチ。GKクルル。

試合開始早々、チェルシーは自陣からテリーが前線へロングボールを入れ
トーレスがポストになり落としたところに最後はメイレレスがシュート。
これは大きく枠を外れてしまいますがチェルシーはいきなりのビッグチャンスからスタート。
良い入り方をしたチェルシーが主導権を握りゲームを押し気味に進めます。
しかしニューカッスルも落ち着いて徐々に相手ペースから修正を図ります。
すると19分でした。ニューカッスルは敵陣内で左サイド・サントンからエリア内のシセへ。
シセがワントラップ入れて浮かせたボールをボレーシュート。
これが決まりニューカッスルが先制点を奪います。
先制したことでニューカッスルには自信と安定感が現れゲームをコントロールし始めます。
チェルシーも決して悪くはないのですがニューカッスルのパフォーマンスが
個人としてもチームとしてもこの時点ではやや上回っているように感じました。
前線からの早いチェックや中盤でのタイミングを計った力強いプレスで
チェルシーにチャンスを作らせません。時間が経つにつれ
チェルシーはパスを繋いで中盤を超えられなくなりロングボールが増えてきました。
逆にニューカッスルは中盤でのボールの奪い合いからテンポを崩さず流れるような素晴らしい攻撃。
前半終了間際にはCKを含め怒涛の攻めを展開。
ニューカッスルが良い形で前半を締めくくり0-1で後半へ。

チェルシーは後半開始からスタリッジを下げてマタを投入。
後半スタートもトーレスのチャンスメイクから最後はメイレレスがシュートでゴールに近づくと
その後もその勢いそのままにチェルシーが押し込みます。
ほとんどの時間ニューカッスル陣内でのチェルシーの攻撃が続きますが
ニューカッスルもディフェンスラインが少し下がり過ぎではあったものの
ゴール前は人数をかけた集中した守備でチェルシーの攻撃を跳ね返しゴールを割らせません。
そのまま0-1でゲームは推移し59分にアクシデントが起こります。
ミケルとティオテが空中戦で激しくぶつかり合い
詳しい状況はわかりませんでしたがティオテはプレー続行不可能で担架で運び出され
テイラーが代わってフィールドイン。ゲームは約9分間の中断の後再開されました。
なかなか打開できないチェルシーは60にはマルダをドログバ
78分にはメイレレスを下げてランパードを投入。絶対に勝つ、という姿勢で臨みます。
残り時間もほとんどチェルシーがボールを保持し攻めはするのですが
徐々に攻撃も単調なものになり精度も欠いてきました。
87分、得意のセットプレーから決定機を迎えますがテリーのヘディングは間一髪サントンがクリア。
ロスタイムは10分とまだ時間はありましたがここまでの流れを見ると
何となくこのまま0-1で終わりそうな雰囲気もしてきました。
ところがスコアは動いたのです。しかも得点したのはニューカッスル。
94分ニューカッスルは敵陣でのスローインから右サイドで交代出場していたアメオビが胸で落とし
そのボールにシセがそのままシュート。
狙って撃ったかどうかはわかりませんがとにかくすごい軌道でゴールイン。
この時間で点差も2点と開きチェルシーは痛恨の失点です。
結局最後までゴールを割れず0-2で試合終了。チェルシーは痛すぎる黒星となりました。

チェルシーはこのところ調子が上がっていてチームが波にのっていましたから
決してパフォーマンスとしては悪くはなかったと思うのですが
ニューカッスルがそれ以上によくやってたという印象です。
もちろん最終ラインや中盤での守備の安定感はもちろんなんですが
今日はもうシセにやられた、って感じです。
チェルシーは来季のCL出場権が怪しくなってきましたね[たらーっ(汗)]
CLで優勝するというかなり難しい条件も含めてもちろんまだ可能性はありますが
さてどうなることやら。。。ちょっと心配ですね。

さて☆今日のトーレスコーナー☆ですが。。。

ゴールもなく大切なゲームでチームが負けてはしまいましたが
彼自身のコンディションやパフォーマンスはとても良かったと思います。
体のキレも以前とは違って軽いですし、自分のプレーをやりきれるようになってきた感じですね。
悪い時のトーレスはここぞという時に自分自身でボールを失ったり
相手選手に簡単に取られてしまったり、ディフェンスも要らないファウルになってしまったり
と、悪い連鎖でしたが今は全部が逆な感じですね。
ドログバとトーレスをずっと試合ごとに交代で使っていたディ・マッテオ監督も
前節から続けて起用してくれましたし、ドログバとの交代もしませんでした。
彼の調子が良い証拠かな、と思います。
今シーズン残り公式戦は4試合、期待してます!

さていよいよFAカップのファイナルですね。
リヴァプールもチェルシーも直前でちょっと躓きましたがさあ、どうでしょう??
逆に面白くなりそうですが。。。楽しみにしたいと思います!

PL36節 チェルシー×QPR [チェルシー]

皆さま連休いかがお過ごしですか?
私は。。。朝チェルシー戦を観た後寝てしまいさっき起きました(←典型的[たらーっ(汗)]
これではイカン!とは毎回わかっているのですが、ついやってしまいます(笑)

さてそれはさておきPL第36節チェルシーはQPRをホームに迎えての一戦。
第9節での対戦時はボジングワとドログバの退場処分もあり1-0でチェルシーは敗戦。
テリーがファーディナンドに対する問題発言をしたとされているゲームでもあり
そういった面からも注目されたゲームでした。

今日のチェルシーのスタメンはトーレスの1トップ。
中盤は左スタリッジ、トップ下にマタ、右カルー。
ボランチにランパード、エッシェン。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ボジングワ、パウロ・フェレイラ。GKツェフ。
ルイス、ケーヒルは負傷中、イヴァノは今日が出場停止最後のゲームです。

対するQPRはザモラとシセの2トップ。
中盤はブジャーキー、デリー、バートン、マッキー。
最終ラインはタイウォ、ヒル、ファーディナンド、オヌオハ。GKケニー。
QPRは現在16位と残留争いの真っ只中
アウェイでのチェルシー戦ですが勝ち点は欲しいところです。

今日は雨でピッチはかなり水分を含んでいる様子。
難しい条件の中どのような立ち上がりになるのかな?と思った試合開直後の1分。
チェルシーは敵陣でのスローインからマタとアッシュのパス交換からスタリッジへ。
ランパードに出したパスは相手選手にブロックされ通らなかったものの
跳ね返りをスタリッジがミドルレンジからシュート。これが決まりチェルシーがあっさり先制。
その後は先制点を奪ったチェルシーがやや押し込む展開に。
今日もトーレスがトップを務めているのでロングボール主体ではなく短いパスを繋いでの攻撃。
多少パスミスやズレはあるものの
うまく修正しながらテンポ良くボールが繋げてフィニッシュまで持っていきます。
今日は何だかみんな動きにキレがあるように見えました。
そして13分マタのCKからテリーがヘディングシュートを決め追加点を奪います。
続く19分にはハーフウェイライン付近でボールを受けたトーレスからマタ
→右サイドカルーと繋ぎワンタッチでゴール前の大きく空いたスペースへ。
そこにトーレスが抜け出し冷静にGKをかわし右足でゴール左隅へ流し込み3-0。
さらに25分、中央マタから左サイドへ展開。オヌオハが対応するも
GKへの難しいバックパスになってしまいケニーがキャッチできず
こぼれ球に走りこんでいたトーレスが落ち着いて今度は左足で決め4-0。
なんと前半だけでチェルシーが4得点。予想外の展開で後半へ折り返します。

チェルシーは前半に2-0とした時点で余裕を持ってプレーしていましたが
4点差で更に余裕を持っての試合運び。
テーム全体がぐんぐん調子を上げている様子で攻撃の手を緩めず積極的に前に出て行きます。
一方QPRはとにかく1点をできるだけ早い時間帯に返したいのですが
試合開始直後に先制を許したことでチェルシーを波に乗せてしまい
なかなか攻撃の形を作れなくなっていました。
失点シーンを見てもちょっと注意力が欠如しているというか集中力が無いような印象でした。
そして64分チェルシーにとっては嬉しい追加点が。
敵陣内ハーフウェイライン付近中央マタから
ディフェンスラインのウラの大きく空いたスペースにスルーパス。
これに抜け出したトーレスがゴール右隅へ流し込み5-0。トーレスはハットトリック[手(チョキ)]
これにはアブラモヴィッチオーナーもサポーターも大喜びです。
その後もチェルシーが完全にゲームをコントロール。
QPRも選手交代は行うものの違いは作り出せず点差も大きいだけに難しい状況です。
チェルシーは今後の厳しい日程に備えてか67分にマタをマルダ
73分にカルーをラミレスに代えて完全に余裕の勝ちモードです。
そして80分にはトーレスから右サイドラミレスと繋ぎエリア内にグランダーのクロス。
ファーディナンドがクリアしきれずこぼれ球にマルダが余裕の一蹴りで6点目。
チェルシーはその直後ボジングワも下げて若手のハッチンソンをピッチへ送り出しました。
このままクリーンシートで終わりたいチェルシーでしたがさすがに気が緩んだのか
84分シセにゴールを決められ1点を返されてしまいます。
しかしゲームはそのまま6-1でチェルシーの勝利。貴重な勝ち点3を手にしました。

今シーズン何度かQPRのゲームを観た印象ではもっとタフで激しくて
荒々しいくらいパワフルなチームという記憶がありましたがアウェイということもあってか
何だか強気な姿勢が見られませんでした。
試合開始早々に失点した事が大きく影響してしまったのかもしれませんね。
チェルシーはCLのファイナルに進出できたという事がやはり大きかったのか
そこが今日の原動力になってチーム全体がイキイキしていたように感じました。
モチベーションもここ最近に比べると高かったですし、
疲れも吹っ飛んでいるようなそんな印象でした。チーム全体が波に乗ってますね。
チェルシーはこの後ミッドウィークに4位争いをしているニューカッスル、
土曜日(現地時間)にはFAカップファイナルをリヴァプールと戦い
その後もう一度プレミアでリヴァプールと対戦。
最終節をブラックバーンと戦いCLファイナルと続きます。
まあ大変な相手とビッグマッチが続きますが最後まで楽しませてくれそうですね。

さて☆本日のトーレスコーナー☆ですが~

久々に良いご報告ができて嬉しいです!今日は勝利に大きく貢献するハットトリックを達成。
素晴らしいパフォーマンスでしたね。
そうそう、トーレスってこうだよね、っていうのを感じられるゲームでした。
以前なら今日のような決定的な場面でもボールロストしたり
決めきれないことが多かったですが今日はきっちり決めてくれました。
CLでのゴールが大きかったのかなあ??元気に自信を持ってイキイキとプレーしておりました。
これをこのまま持続して欲しいですね。シーズン終盤にきてやっと。。。ですね!
ハットトリックするだろうな、という確信さえ今日はありました。
これも本人の努力はもちろんマタを始めチームメイトの支えも大きかったと思います。
以前ならそこでトーレスに出してくれなかったよなあ、
というところでもパスが来るようになりました。
時間は掛かりましたがピッチ内でもチームメイトといい関係を築けてきてるんじゃないでしょうか。
今シーズン残りわずかではありますが期待したいと思います。

話は少し変りますが2週続けてリヴァプール戦は放送が無く皆さんにお伝えできておりません[あせあせ(飛び散る汗)]
結果だけになりますが35節・ホームでのウェストブロム戦は0-1で負け[もうやだ~(悲しい顔)]
90分間ゲームを支配し多くの決定機を作りながらも決められずミスから失点しての敗戦。
昨日行われた36節のアウェイ・ノリッチ戦ではスアレスのハットトリックで3-0と快勝しましたが
ジェラードとスアレスの個人能力だけでの得点要素が強く
チーム全体として機能していたとは言い難い試合内容だったようで
課題はまだまだ尽きないようです。(失点しなかったのは良かったですね)
今週ミッドウィークに行われるフルアム戦とFAカップのファイナルは放送してくれるので
レポートを予定しております[わーい(嬉しい顔)]
リヴァプールは今シーズンチームが出来上がらないままここまできてしまいましたが
どちらのゲームも楽しみにしたいと思います。
また良かったら読んで下さいね!

PL35節 アーセナル×チェルシー [チェルシー]

CLバルサ戦ではホームで先勝したチェルシー。
PL第35節はアウェイでのアーセナル戦となりました。
ヴィラス・ボアス体制だった第10節の対戦時は
3-5というスコアでアーセナルがスタンフォードブリッジで勝利しています。

今日のチェルシーのスタメンですが
バルサ戦からなんと8人もメンバーを入れ替えてのスタート。
フォーメーションも中盤は横並びではないですが4-1-4-1のような感じ。
前線はトーレス。中盤がカルー、マルダ、エッシェン、スタリッジ。
アンカーに久々のロメウ。
最終ラインはバートランド、テリー、ケーヒル、ボジングワ。GKツェフ。
ディ・マッティオ監督になってから常にターンオーバー制ではやってきているのですが
通常のアーセナル戦でのメンバーとはちょっと思えない構成という印象でした。
アッシュやランパード、マタなどをベンチスタートさせているのを見る限り
もちろん来季のCL出場圏内のプレミアでの4位争いは大切なのですが
現段階ではCLを優先させている、ということなのでしょう。
ちなみにイヴァノはプレミアでは出場停止中、ドログバは(一応?)ケガとの情報。

一方アーセナルも今シーズン中盤で存在感を示しているアルテタが負傷で欠場
またベナユンもチェルシーからのレンタルということで出場できません。
前線にはファン・ペルシー。
中盤はチェンバレン、ロシツキー、ウォルコットソング、ラムジー。
最終ラインはギブス、ヴェルメーレン、コシールニー、サニャ。GKシュチェスニー。

前半立ち上がりはボールの出しどころが無いのか
アーセナルがディフェンスラインでゆっくりボールを回すスタート。
チェルシーはバルサ戦とは違い
積極的にプレスをかけにいき高い位置からボールを奪ってカウンターというプランのようでした。
今日は前線がドログバではなくトーレスなのでロングボール一本ではなく
ワンタッチのパスをテンポよく繋いで、という形で攻撃を組み立てます。
しかしボールはよく動かしてはいるのですがシュートまではなかなかいきません。
一方立ち上がりはリズムの掴めなかったアーセナルでしたが12分にFKを獲得。
ウォルコットのクロスにファーでファン・ペルシーが飛び込んで合わせるも惜しくも枠の外。
少しポストに当たっていたでしょうか。相変わらずファン・ペルシーは脅威ですし
チェルシーはセットプレー時の守備が今日もかなり不安定です。
チェルシーは流れの中からはなかなかフィニッシュまではいけないものの
攻撃では得意のCKからチャンスは生まれそうでしたが得点には結びつかず。
そして両チーム得点のないままゲームは進み
41分アーセナルは再びセットプレーからビッグチャンスを迎えます。
ファン・ペルシーのクロスにコシールニーがフリーでヘディングシュート。
しかしこれはクロスバー、こぼれ球はバートランドとケーヒルで何とかクリアでこれも得点ならず。
チェルシーはまたセットプレーからピンチを作ってしまいました。
コシールニーにはボジングワが最初はちゃんと付いていたのですが簡単に離してしまっていました。
マークしなければならない相手選手よりボールを見過ぎてしまうんでしょうか??
難しいとは思うんですが何とか修正した方がいいところですね[たらーっ(汗)]
前半ロスタイムにはアーセナルのスピードあるカウンターからまたピンチになりそうでしたが
今度はボジングワが何とかストップ、事なきを得て前半は0-0で終了。

後半も両チームとも攻め合う展開ですがお互い決定的な場面は作れずこう着状態が続きます。
アーセナルは60分にウォルコットがハムストリングの負傷でベンチに退き
代わってジェルビーニョがフィールドイン。
続く64分にはロシツキーをディアビ、69分にはチェンバレンに代えサントスを投入し
早めに交代カードを使いきります。
選手交代をしてからアーセナルには動きが出てきて得意のワンタッチの早いパス回しから
ジェルビーニョがタテへ仕掛けるなど少しずつゲームが動きそうにはなってきました。
チェルシーも本来はバルサ戦やそれ以降の事を考えると
できるだけ今日ベンチスタートの選手は休ませたいのですが
来季のCL出場権を逃すわけにもいかないので勝ち点3は欲しいところ。
66分にロメウをミケル、74分にはカルーをマタ
76分には足を痛めたのかバートランドを下げてアッシュをピッチに送り出しました。
しかし選手交代は行ったもののチェルシーにはあまり目立った変化は見られませんでした。
その後アーセナルはやはりファン・ペルシーが、チェルシーはトーレスのチャンスメイクから
スタリッジが決定機を迎えるもお互いあと一歩のところで得点できません。
結局ゲームは動きそうで動かず0-0で試合終了。お互い勝ち点1を積み上げました。

アーセナルは少し元気が無かったような、運動量も少なかったような印象でした。
チェルシーは悪くはなかったですがやはり得点するという部分でもっとアイディアが欲しかったし
疲れもあったのかここ、というところでのパスの精度がいまひとつだったり
プレーの判断が一瞬遅れたりとその辺りが影響して攻め切れなかった印象でしょうか。
今シーズン好調だったスタリッジがここ最近パフォーマンスが落ちてきているのも気になりました。

さて久しぶりの。。。☆本日のトーレスコーナー☆ですが

今日は先発フル出場でしたがゴールはありませんでした。
特に前半は前線から積極的にプレスにいってボールを奪ったり気持ちは感じられたのですが
何でしょう、調子は決して悪くなくて少しずつ上がってきているとは思うのですが。。。
何というか今以上のプレーが出来るのに自分で押さえてしまっているような印象を受けました。
ボールが来てプレーのし始めはいいのですが最後までそのリズムを保てないというか
保たないというか、一つのプレーをやりきらずボールを失ってしまう場面が目立ちますね。
それから自分で勝負しなくなったなあ、と。
確かに少し前までは強引に自分で勝負してそれが上手くいかず
逆にアシスト的な役割でチームに貢献する傾向にあったので
その流れできているのかもしれませんがもっと勝負してもいいと思うんですよね。
あとは味方が必ず自分のところにボールを出してくれる、
という確信が持てずにポジションを取っているようにも感じます。
特にマタなんかは常にトーレスを意識して彼にボールを出そうとしているんだけれど
トーレスがそれを感じてない時が多いような気がします。
もちろんトーレス一人の問題ではないと思うのですが。。。難しいですね。
とにかくもっと自信を持ってプレーしてほしいと思います。

さて今季いろいろあったチェルシーですがリーグ戦ではとにかく4位以内
(これはスパーズ、ニューカッスルと最後まで相当もつれそうですが[あせあせ(飛び散る汗)])を確保すること
そしてFAカップのリヴァプールとの決勝
さらにはCL決勝進出を懸けたバルサ戦2nd legと
重要なミッションに厳しい日程で難しいゲームが続きますが
これもチェルシーというビッグクラブの宿命。
本当に大変だとは思いますがここまできたらやるしかないですから
最後までチームが一つになって乗り切ってほしいですね。
とりあえずは目の前のバルサ戦に集中して良い結果を出してくれることを期待したいと思います!

FAカップ☆準決勝 トッテナム×チェルシー [チェルシー]

先週土曜日はリヴァプールがFAカップ・ファイナルに進出し盛り上がっておりましたが
もう一つの準決勝・久々のチェルシー戦をお伝えします。
プレミアリーグ第27節でボアスがクラブを去ってから
ディ・マッテオ暫定監督でここまでやってきたチェルシー。
内容は正直あまりいいものとは言えないのですが結果としてはまずまず。
負けたのは第29節のシティ戦だけ。黒星が減りましたよね。
ただリーグ戦、FAカップ、CLとチェルシーは非常にタイトなスケジュールで
しかも強敵との対戦が続きとても難しい状況です。

チェルシーのスタメンはドログバの1トップ。
中盤は2列目に左カルー、中央マタ、右ラミレス。
ボランチの位置にランパードとミケル。
最終ラインはアッシュ、テリー、ルイス、ボジングワ。GKツェフ。

対するスパーズはアデバヨール。
中盤は2列目左からベイル、ファン・デル・ファールト、レノン。
ボランチはモドリッチとパーカー。
最終ラインはアス・エコト、キング、ギャラス、ウォーカー。GKクディチーニ。

立ち上がりは両チーム慎重な入り方でした。
どちらも最終ラインを高めに設定し選手間の距離も短く全体的にコンパクト。
開始直後はスパーズがボールを保持していましたが徐々にチェルシーも攻撃を仕掛け始めます。
スパーズはベイル、レノンのスピードのあるドリブルから
チェルシーは前線のドログバにロングボールを入れてチャンスを作ろうとしますが
両チーム共に攻守の切り替えが早いのでどちらもなかなかシュートまではいけません。
しかし20分を過ぎた頃から少しずつゲームが動き始めます。
26分チェルシーは自陣でカルーがウォーカーからボールを奪いカウンター。
マタが決定機を迎えますが左足でのボールタッチが伸びてしまいシュートが撃てず。
一方スパーズも35分敵陣エリア内でアデバヨール→ファン・デル・ファールト→レノンと繋ぎ
最後はレノンのラストパスにファン・デル・ファールトがヘディングシュート。
これもかなりの決定機でしたがテリーにブロックされ得点ならず。
その直後の39分にもファン・デル・ファールトからのクロスにアデバヨールが飛び込むも
ポストに嫌われ惜しくもゴールならず。しかし両チームともに得点の匂いがしてきました。
そして先制点が生まれたのは43分。
ランパードからのロングボールに前線ドログバがギャラスを背負いながら
胸コントロールからワントラップ、反転して左足での強烈なシュートを叩き込みチェルシーが先制。
ドログバの個の力炸裂でした。前半は0-1のスコアでチェルシーがリードし後半へ。

後半もチェルシーが前半の得点した良い流れをそのままに入った印象でした。
47分、得点にならなかったもののドログバとマタのコンビネーションから決定機を作ると
その直後の50分ランパードのCKからニアでルイスが合わせ
GKのファインセーブで一度は防がれますが
ゴール前の混戦の中こぼれ球にマタが走りこみシュート。
実際はラインを超えていなかったように見えましたがジャッジはゴールイン。
チェルシーは追加点を奪う形となりスパーズにとっては不運な失点となってしましいました。
その後は勢いに乗ったチェルシーのペースになりつつあり
スパーズは点を取りにいかなくてはならないのでかなり前がかりになってきました。
すると56分スパーズは自陣からモドリッチ→パーカー、タテにアデバヨールと
テンポ良くパスを繋ぎアデバイヨルがルイスに競り勝ちツェフとの1対1では倒れてしまいますが
左側を並走していたベイルが無人のゴールへ流し込み1点を返します。
ルイスはこの時のアデバヨールとのマッチアップの際にハムストリングを痛めたようで
付ききれず置き去りになってしまったようでした。
これによりプレー続行不可能、ケーヒルがルイスに代わってフィールドイン。

この勢いで同点に追いつきたいスパーズでしたがチェルシーはその時間帯をじっと耐えて
少しずつ自分たちのペースに引き戻していきました。
70分くらいまではチェルシーがチャンスを作り押し気味にゲームを進め
スパーズも何とか耐え凌ぎ反撃するものの得点するには至りません。
スパーズは75分にファン・デル・ファールトを下げデフォーを投入しました。
しかし77分チェルシーは攻撃を少しスピードダウンし敵陣内でのボールを回しから
ランパード→マタからディフェンスラインのウラのスペースへ浮き球のパス。
それにラミレスが抜け出しゴールを決め1-3。
更に81分ランパードのFKが直接決まり1-4。
ゴールまでの距離もかなりあったし、ものすごく変化して落ちていったすごいFKでした。
勝利を確信したチェルシーはその直後ラミレスをマルダ、
84分に足が攣っていたドログバをトーレスに代え完全に勝ちモードへ突入。
点差が3点に広がりスパーズはさすがに気持ちが落ちてしまったのか
足が重くなり精度を欠いたプレーが増えてきました。
そして94分チェルシーはアッシュ→マルダ→マタと繋ぎ
またしてもディフェンスラインのウラのスペースにマタが絶妙に浮かしたラストパスを送り
それにマルダが抜け出しダメ押しの5点目をゲット。
そして試合終了。結果1-5でチェルシーが勝利、ファイナル進出を決めました。

スパーズはこのところ確かにリーグ戦で調子を落としているのですが
このゲームに関して言うなら決して悪くはなかったと思います。
特に前半は密度の濃い拮抗した内容でしたし
ベイルとレノンのスピードにはチェルシーの選手は完全に置き去りにされていました。
テリーにブロックされたシーンも完全に崩していましたし、そのあとのポストといい
ラインを超えていなかったのにゴールになってしまったりとツキも無かったかもしれません。
チェルシーに関してはここ最近では一番内容の伴ったゲームだったんじゃないでしょうか。
元々個人能力の高い選手が揃っていますし、チームとしてうまく機能しない時でも
そこで打開できてしまうのでそれが今日のドログバの先制点だったと思います。
それがいい影響を与え波に乗り、自信をもってチームとしてプレーできたのだと思います。
スパーズが追う展開だったので相手が前がかりになっていたのも大きかったでしょうね。
そう考えるとやはりあの2点目が大きく影響したんだろうな、と思いますし
そこは残念な部分ではありますし、スコアも最終的には1-5というスコアにはなりましたが
選手たちのプレー、ゲームそのものはすごく質の高い
緊張感溢れるハイレベルな戦いだったと思います。

さて、そういうわけでFAカップのファイナルはなんと~
リヴァプール×チェルシー!!というカードに決定しました。
私個人的にはこうなってほしい、と思っていたので嬉しいのですが。。。
いやちょっと複雑な気も、でもやっぱり楽しみで仕方ない方が大きいです(笑)
思い入れのあるチーム同士がタイトルを懸けて本気で勝負するわけですから
こんな楽しみなことはありません。今からワクワクしてます!

さてチェルシーですが今週はCL準決勝のバルサ戦がありますね。
こちらも絶対見逃せません!楽しみです。
もちろんレポートを予定していますので良かったらまた読んで下さいね!

PL31節 アストン・ヴィラ×チェルシー [チェルシー]

PL第31節チェルシーはアストン・ヴィラとアウェイでの対戦となりました。
CLの準々決勝ベンフィカ戦では0-1と貴重なアウェイゴールを持ち帰り
準決勝進出に向け一歩リードで2nd leg へ折り返すことができましたが
プレミアでは前節来シーズンのCL出場権をかけて4位争いをしているスパーズとの
直接対決に痛恨のスコアレスでのドローゲーム。
もうこれ以上勝ち点は落とせない状況です。

今日のチェルシーのスタメンは前線は中央トーレス、左カルー、右スタリッジ。
トップ下はマタ、ボランチはランパード、ミケル。
最終ラインはアシュリー・コール、テリー、ルイス、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。
ドログバ、メイレレスはケガのためベンチ入りしませんでした。

対するヴィラは前線はアグボンラホール、ヴァイマン
中盤はトップ下にアイルランド
その後方にガードナー、ハード、バナン。
最終ラインはウォーノック、ベイカー、コリンズ、リーハイ。GKギヴン。

前半立ち上がりからチェルシーが主導権を握り前線のトーレスにボールを集め
ヴィラゴールに迫るスタート。
ディ・マッテオ暫定監督になってからボアスの頃にやっていたポゼッションサッカーではなく
早め早めに前線にロングボールを入れてくるスタイルに少し変化したでしょうか。
今日はそういう場面が多く見られました。
先制点はチェルシー、前半の9分と早い時間帯でした。
ヴィラ陣内、左サイドカルーからエリア内へクロス、
トーレス→マタと繋ぎトーレスへリターン、シュート。
これはウォーノックがブロックし阻止しますが
こぼれ球をスタリッジが押し込みゴール。チェルシーはいい時間帯に得点する事ができました。
15分を過ぎた頃からヴィラも少し盛り返してきますが
やはりチェルシーがボールを保持し攻める時間は続きます。
ただヴィラも崩されてピンチを迎えても
ゴール前では体を張ったディフェンスで簡単には追加点を許しません。
途中少しゲームは落ち着きますが
42分、ヴィラはベイカーのクロスにゴール前でヴァイマンが胸で落としアグボンラホールがシュート
決定機を作りますがツェフのファインセーブで惜しくも得点ならず。
前半ロスタイムにはルイスがどこか痛めたのかコンディションの問題なのか
ケーヒルと交代でベンチに下がりました。
ヴィラはその直後、変わったばかりのケーヒルのウラのスペースを狙って
ロングボールからアグボンラホールがシュートまでもっていきますがこれも枠を捉えられず。
前半は0-1で終了、後半へと折り返します。

後半はスタートから追う立場のヴィラが気持ちを見せ、押し気味にゲームを進めます。
しかし51分でした。チェルシーはマタのFKからイヴァノがゴールを決め追加点を奪います。
2点リードを奪ったチェルシーは今後を見据えてか59分にはカルーをラミレス
74分にはマタをマルダに代え、ゆっくりと勝ちモードに入ってきました。
ヴィラは70分にハードに代えてオルブライトンがフィールドイン。
何とか1点でも返したいヴィラでしたが
いい連係がとれずなかなか攻撃の形を作れないまま時間だけが過ぎていきます。
このままチェルシーがクリーンシートで勝利?と思ったのですが77分でした。
ヴィラはロングスローからコリンズがヘディングシュートを決め1点を返します。
ゴールが生まれたことでそれまで元気のなかったヴィラに勢いが出始め
チーム全体に動きが出てきてボールもいいリズムで繋がり始めました。
そして80分ヴィラはアイルランド→ヴァイマンと繋ぎ
左サイドからオルブライトンがエリア内に切り込んで逆サイドへクロス。
そのボールに右サイドを長い距離を走ってきたリーハイがダイレクトで合わせゴール!
なんとヴィラは2点ビハインドから追いつきました。
82分にはヴァイマンに代えへスキーを投入し勝ち越しを狙います。

残り時間はあまり残されていませんでしたが
このままの流れでいくとヴィラが逆転しそうな勢いです。
しかしその後すぐに点を取ったのはチェルシーでした。
83分チェルシーはCKを獲得。マルダのクロスをニアでトーレスが頭ですらし
それにイヴァノがさらに頭で合わせゴール!チェルシーが再びリードを奪います。
なんとしてでも追いつきたいヴィラは前がかりになりチェルシー陣内で攻撃を展開。
ところが92分、チェルシーは自陣でスタリッジがルーズボールを拾い
そのままドリブルで持ち上がり右を並走していたフリーのトーレスへ。
これをトーレスが右足で確実に決め、チェルシーは止めの追加点を奪います。
そして試合終了の笛は吹かれ、2-4でチェルシーが勝利を収めました。
チェルシーは2点リードから一度は追いつかれ、今シーズンの流れからいくと
ドローか最悪逆転されそうでしたが何とかそれは回避。勝ち点3を手にしました。

さて☆本日のトーレスコーナー☆ですが!

今日は先発フル出場、チームの4得点に絡む活躍ぶり。
彼自身にも本当に久々にプレミアでのゴールも生まれ良かったです[わーい(嬉しい顔)]
もうやっとだよ~本当に待ってました[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]
前半に2度ほど決定的なゴールチャンスがあって決められなかったので
ああ今日もナシかなあ~。。。なんて思っていましたが(ごめん!)
最後ゴールを決められて本当に良かったです。
ここ最近は結果的にアシスト的な役割が多く、もちろんそれもチームの勝利に
大きく貢献はしているんだけど彼にはやはりゴールが似合いますね。
彼が得点した時ピッチにいたチームメイトもベンチもすごい喜びようでしたし
トーレスがチーム内で支えられているのもわかって良かったです。
この良い流れを継続して、フィジカルもメンタルも上げて
残りのシーズンCL・FAカップを含めいいパフォーマンスを期待したいですね!

そして、最後になりましたが今日チェルシーが対戦したヴィラに所属する
キャプテンを務めるスティリアン・ペトロフ選手が前節終了時に体調不良を訴え
診察の結果、急性白血病と診断され治療のためピッチを離れる事になりました。
ペトロフ選手は私が俊輔がきっかけで本格的に海外のサッカーを観るようになった時に
セルティックで主力選手として活躍していて
この選手めちゃくちゃ強くて上手いなあ、と一番最初に強い印象を受けた選手でした。
ヴィラに移籍してからは見る機会は少なくなったけれど私にとっても大切な選手の一人。
正直すごくショックで、本人やご家族の気持ちを考えると言葉もありませんが
ペトロフ選手はタフで気持ちも強い選手、きっと病魔にも打ち勝ってくれると信じています。
一日も早く回復されることを心から祈りたいと思います。

PL27節 ウェスト・ブロムウィッチ×チェルシー [チェルシー]

プレミア・セリエのリーグ戦、日本代表になでしこetc。。。
最近試合があり過ぎてリヴァプール戦以外のレポートが滞っております[ふらふら]
CLも注目の2nd legがありますし、時間をくださ~い(笑)

さてチェルシーですが前節はホームでボルトンと対戦し3-0と久々の快勝。
(チームは負けたけど宮市選手なかなか良かったですね!)
何とかここから調子を上げたいところ。
第27節はウェスト・ブロムウィッチとアウェイでの対戦となりました。

今日のチェルシーのスタメンは前線はドログバ、左マタ、右スタリッジ。
中盤はランパード、エッシェン、ラミレス。
最終ラインはアシュリー・コール、ルイス、ケーヒル、イヴァノヴィッチ。GKツェフ。

対するウェスト・ブロムは最前線にフォルチュネ、サイドに左トーマス、右がオデムウィンギ。
中盤はモリソン、ムルンブ、アンドリュース。
最終ラインはリッジウェル、オルソン、マコーリー、リード。GKフォスター。

前半は両チームとも攻めては守り、攻めては守りのなかなかの好ゲームを展開。
どちらかと言うとチームの調子も上がってきている
ホームのウェスト・ブロムがやや勢いはあった感じでした。
ウェスト・ブロムはボールを奪う意識が高く、ファウルなしでうまくマイボールにし
積極的にミドルレンジからもシュートを撃っていきます。
チェルシーはパスミスやボールロストが目立ち
今日もチームとしてはあまりうまくはいっていない印象でしたが
ある瞬間、個の力がかみ合った時は一気に攻め上がりシュートまでもっていきます。
ウェスト・ブロムの守備は少々不安定さはありましたが
ゴール前は人数をかけ体を張った守備でチェルシーの攻撃を跳ね返します。
前半は両チーム得点は無く、0-0で後半へ。

後半もゲームの大まかな流れは前半と変わらず、お互いが攻めては守るゲーム展開。
しかしやはりウェスト・ブロムが良い流れでゲームを進めているようでした。
前半同様ボールを奪う意識は高く、奪った後の展開力もありシュートで終わる形は作れていて
あとはフィニッシュの精度だけ、という印象でした。
個人の動きでもチーム全体の動きとしてもキレがあるというか
集中力もあって無駄が無いように思いました。
一方チェルシーは一つひとつのプレーが少し雑な部分や、不用意なプレーもあり
不安定さは否めない様子。もちろんいい部分もありましたが
本来の選手個々の良さ、チームとしての強さはあまり感じられず
決定的な場面も作りはしますが決めきれずなかなかゴールを奪うことが出来ません。

ウェスト・ブロムは負傷者が出て64分までに交代枠を2つ使いますが
それまでと大きく崩れることはなく安定した戦いぶり。
チェルシーは64分にスタリッジをマルダ、76分にはエッシェンに代えトーレスを投入し
残り15分で勝負に出ました。
しかし得点を挙げたのはウェスト・ブロムの方でした。
82分CKからツェフが一旦クリアしたボールを逆サイドで拾い
再びゴール前へクロスを上げるとフォルチュネが頭で触ったボールをリッジウェルがシュート
最後はマコーリーがワンタッチで合わせゴール。
ゲーム終盤にきてついにスコアが動きました。
チェルシーは84分にイヴァノを下げてメイレレスを投入。
残り時間で何とか同点に追いつこうと猛攻を仕掛け惜しいシーンも作りますが
最後までゴールを割ることはできず1-0で試合終了、ウェスト・ブロムが勝利。
チェルシーにとっては厳しい結果となってしまいました。

そして皆さんももうご存知かとは思いますが、このゲームを最後に
アンドレ・ヴィラス・ボアス監督は解任されチームを去ることになりました。
あの若さでチェルシーというビッグクラブでの大きな挑戦だっただけに
ここでチームを離れてしまうというのはとても残念ですね。
確かに問題も多かったし、求められた結果も出せていなかったから
本人も覚悟はしていた事だとは思いますけど、何だか寂しい気がします。
ボアスのやりたいサッカーはここまで見てきて何となく伝わってはきていました。
新しいチェルシーを作るために、目先の勝利だけでなく長期的なチーム作りを考えての
選手起用や采配だったんじゃないかなあと今は感じています。
まだ十分機能するパフォーマンスの落ちていないベテラン選手を外したり
攻撃重視のスタイルを貫こうとすることはすごく勇気のいる決断だと思うし
彼は大きな問題が起こる前にしっかりその部分に対処しようとしていたんじゃないでしょうか。
ただそれが理解されず、良い結果として出なければ責任は取らなくてはならない。
監督という職業は本当に大変ですね。
私はチェルシーでしか彼を見ていないけれど、個人的には好感が持てる監督でした。
確かに結果は出せなかったけれど
アイディアがあって新しいフットボールを見せてくれそうな、そんな印象は受けました。
彼ならまたすぐにどこかで指揮を執ることになると思います。
まだまだこれからでしょう。ボアスの今後に期待したいですね。

今日は本日のトーレスコーナーはお休みさせていただき
ボアスコーナーとさせていただきました。
ボアス監督お疲れ様でした。

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